JPS60248754A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤ用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS60248754A JPS60248754A JP59102667A JP10266784A JPS60248754A JP S60248754 A JPS60248754 A JP S60248754A JP 59102667 A JP59102667 A JP 59102667A JP 10266784 A JP10266784 A JP 10266784A JP S60248754 A JPS60248754 A JP S60248754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- rubber
- rubber component
- hydroxyquinoline
- compound
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- Pending
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- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の関連する技術分野)
この発明はタイヤ用ゴム組成物とくに低発熱性及び耐熱
疲労性を改良したタイヤ用ゴム組成物に関する。
疲労性を改良したタイヤ用ゴム組成物に関する。
(従来技術)
従来、特公昭50−.98181号、特開昭58−11
8887号及び特開昭59−11842号公報によりキ
ノリン環を有する化合物がゴム組成物の発熱性の改良効
果を示すことが知られているが1いずれもその効果はじ
ゅうぶんでなかった。
8887号及び特開昭59−11842号公報によりキ
ノリン環を有する化合物がゴム組成物の発熱性の改良効
果を示すことが知られているが1いずれもその効果はじ
ゅうぶんでなかった。
別に、ジエイ・オー11 ハリスら(J、06Harr
iset al、 )はジエラルド・クラウス編「レイ
ンフォースメント・オプ・エラストマーズ」インターサ
イエンス・パプリツシャーズ、ニューヨーク(1965
年) (” Reinforcement of El
astoImers”edited by Gerar
d Kraus、 Interscience Pub
lisher;N、Y、(1965))において、ニト
ロソ化合物の発熱性改良作用に関し、ニトロソ化合物が
重合体と反応しこれに結合することにより重合体が結合
したニトロソ化合物を介してカーボンブラックと相互作
用を持つことが可能となり、これによりカーボン分散が
促進され発熱性が改良されると述べている。しかしなが
ら、ニトロソ化合物は単に重合体とカーボンブラックと
の会合に寄与するに止まらす、重合体分子間の橋かけ結
合を形成してゲル化を起こし、配合ゴムの加工性を著し
く低下させると共にカーボン分散を却って阻害する傾向
があった。このためじゅうぶんな発熱性の改良ができな
かった。
iset al、 )はジエラルド・クラウス編「レイ
ンフォースメント・オプ・エラストマーズ」インターサ
イエンス・パプリツシャーズ、ニューヨーク(1965
年) (” Reinforcement of El
astoImers”edited by Gerar
d Kraus、 Interscience Pub
lisher;N、Y、(1965))において、ニト
ロソ化合物の発熱性改良作用に関し、ニトロソ化合物が
重合体と反応しこれに結合することにより重合体が結合
したニトロソ化合物を介してカーボンブラックと相互作
用を持つことが可能となり、これによりカーボン分散が
促進され発熱性が改良されると述べている。しかしなが
ら、ニトロソ化合物は単に重合体とカーボンブラックと
の会合に寄与するに止まらす、重合体分子間の橋かけ結
合を形成してゲル化を起こし、配合ゴムの加工性を著し
く低下させると共にカーボン分散を却って阻害する傾向
があった。このためじゅうぶんな発熱性の改良ができな
かった。
この発明の目的は上記問題を解決して低発熱性及び耐熱
疲労性を改良したタイヤゴム組成物を提供することであ
る。すなわち、カーボンブラックとの相互作用を大きく
するとともに重合体分子との反応性も大きくしながら、
しかも重合体分子間の橋かけ結合を結成して重合体のゲ
ル化を起こすことはない発熱性改良剤を含むゴム組成物
を提供することである。
疲労性を改良したタイヤゴム組成物を提供することであ
る。すなわち、カーボンブラックとの相互作用を大きく
するとともに重合体分子との反応性も大きくしながら、
しかも重合体分子間の橋かけ結合を結成して重合体のゲ
ル化を起こすことはない発熱性改良剤を含むゴム組成物
を提供することである。
(発明の開示)
前記目的を達成するため、ジエン系ゴムの不飽和結合部
と反応しこれに結合しうる各1種化合物について鋭意研
究を重ねた結果4又は5の位置にニトロソ、インシアナ
ト、ニトリルオキシド又はメルカプト基を有する特定の
8−ヒドロキシキノリンを含むゴム組成物により前記目
的を達成しうる・ことを確かめ本発明を達成するに到っ
た。
と反応しこれに結合しうる各1種化合物について鋭意研
究を重ねた結果4又は5の位置にニトロソ、インシアナ
ト、ニトリルオキシド又はメルカプト基を有する特定の
8−ヒドロキシキノリンを含むゴム組成物により前記目
的を達成しうる・ことを確かめ本発明を達成するに到っ
た。
この発明は天然ゴム、ジエン系合成ゴム及びこれらの混
合物よりなる群の中から選ばれた1種又は2種以上から
成るゴム成分100重量部に、該ゴム成分の不飽和結合
部と反応しゴム成分に結合しうる一般式 (式中R8およびR6のいずれか一つがニトロソ(−N
o)、イソシアナト(−NCo)、ニトリルオキシド(
−C+NO)及びメルカプト基(−sn)よりなる群の
中から選ばれた基、上記以外のR8又はR2及びR□〜
R6の少なくとも一つはハロゲン原子、アミノ基、アル
キル基;アルコキシ基及び−OH、X基よりなる群の中
から選ばれた基であり、この場合−OH2X基のXはア
ミン基、モルホリノ基、ヒドロキシキノリン残基及びア
リール基よりなる群の中から選ばれた基であり、R,〜
R6のうち上記以外は水素原子である) で表される化合物を5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノ
リンの当量に換算して(以下単に当量換算景という90
.5〜5.0重量部、及び窒素吸着法により測定した比
表面積が65〜170m’/9でDBP値が)80〜1
25i/10(lの範囲内の補強性カーボンブラック8
0〜90重量部を添加してなるタイヤ用ゴム組成物であ
る。
合物よりなる群の中から選ばれた1種又は2種以上から
成るゴム成分100重量部に、該ゴム成分の不飽和結合
部と反応しゴム成分に結合しうる一般式 (式中R8およびR6のいずれか一つがニトロソ(−N
o)、イソシアナト(−NCo)、ニトリルオキシド(
−C+NO)及びメルカプト基(−sn)よりなる群の
中から選ばれた基、上記以外のR8又はR2及びR□〜
R6の少なくとも一つはハロゲン原子、アミノ基、アル
キル基;アルコキシ基及び−OH、X基よりなる群の中
から選ばれた基であり、この場合−OH2X基のXはア
ミン基、モルホリノ基、ヒドロキシキノリン残基及びア
リール基よりなる群の中から選ばれた基であり、R,〜
R6のうち上記以外は水素原子である) で表される化合物を5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノ
リンの当量に換算して(以下単に当量換算景という90
.5〜5.0重量部、及び窒素吸着法により測定した比
表面積が65〜170m’/9でDBP値が)80〜1
25i/10(lの範囲内の補強性カーボンブラック8
0〜90重量部を添加してなるタイヤ用ゴム組成物であ
る。
この発明においてジエン系合成ゴムとはスチレンブタジ
ェンゴム(SBR) 、イソプレンゴム(IR)、ブタ
ジェンゴム(BR) 、アクリロニトリルブタジェンゴ
ム(NBR) 、クロロブレンゴム(OR) 、ブチル
ゴム(エエR)、ハロゲン化ブチルゴム、不飽和結合を
有スルエチレンプロピレンゴム(EPDM)のことであ
る。
ェンゴム(SBR) 、イソプレンゴム(IR)、ブタ
ジェンゴム(BR) 、アクリロニトリルブタジェンゴ
ム(NBR) 、クロロブレンゴム(OR) 、ブチル
ゴム(エエR)、ハロゲン化ブチルゴム、不飽和結合を
有スルエチレンプロピレンゴム(EPDM)のことであ
る。
ゴム成分の不飽和結合部と反応しゴム成分に結合しうる
一般式(1)で表される化合物(以下単に一般式CI)
の化合物という)を例示すれば次のとおりである: 5−ニトロソ−7−〔ジブチル−アミノメチレンジ−8
−ヒドロキシキノリン H 屓 5−ニトロン−6−〔ジメチル−アミノメチレンジ−8
−ヒドロキシキノリン 5−ニトロソ−7−ジブチルアミノー8−ヒドロキシキ
ノリン H O 5−ニトロン−7−クロロ−8−ヒドロキシキ。
一般式(1)で表される化合物(以下単に一般式CI)
の化合物という)を例示すれば次のとおりである: 5−ニトロソ−7−〔ジブチル−アミノメチレンジ−8
−ヒドロキシキノリン H 屓 5−ニトロン−6−〔ジメチル−アミノメチレンジ−8
−ヒドロキシキノリン 5−ニトロソ−7−ジブチルアミノー8−ヒドロキシキ
ノリン H O 5−ニトロン−7−クロロ−8−ヒドロキシキ。
ノリン
H
5−ニトロ/−6−エトキシー8−ヒ)’oキシキノリ
ン 2−メチル−5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノリン H 八〇 5−ニトロソ−7−モルホリノメチレン−8−ヒドロキ
シキノリン H 五遺り 3−メトキシ−5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノリン 5−インシアナト−7−〔ジブチル−アミノメチレンジ
−8−ヒドロキシキノリン 5−ニトリルオキシド−7−〔ジブチル−アミノメチレ
ンジ−8−ヒドロキシキノリン5−メルカプト−7−〔
ジブチル−アミノメチレンジ−8−ヒドロキシキノリン H f1 5−メルカプト−7−クロロ−8−ヒドロキシキノリン 4−メルカプト−6+ (tert−ブチルアミノ)−
8−ヒドロキシキノリン 前記一般式(1)の化合物として、少なくとも一般式の
R4にニトロソ、イソシアナト、ニトリルオキシド及び
メルカプト基よりなる群の中から選ばれた基を有する化
合物が好ましい。この発明の一般式(I)の化合物の添
加量が当量換算量で0.5重量部未満では発熱性改良剤
としての効果がじゅうぶんでなく、5重量部を超えると
未加硫ゴムが著しく硬くなり作業性が悪化するとともに
カーボン分散不良等による破断時伸び及び引張り強さの
不足を起こす傾向がある。また、該添加量が8重量部を
超えると加硫ゴムのモジュラス及び引張強さくTB)の
低下が顕著となるので0゜5〜3重量部の範囲の添加が
好ましい。
ン 2−メチル−5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノリン H 八〇 5−ニトロソ−7−モルホリノメチレン−8−ヒドロキ
シキノリン H 五遺り 3−メトキシ−5−ニトロソ−8−ヒドロキシキノリン 5−インシアナト−7−〔ジブチル−アミノメチレンジ
−8−ヒドロキシキノリン 5−ニトリルオキシド−7−〔ジブチル−アミノメチレ
ンジ−8−ヒドロキシキノリン5−メルカプト−7−〔
ジブチル−アミノメチレンジ−8−ヒドロキシキノリン H f1 5−メルカプト−7−クロロ−8−ヒドロキシキノリン 4−メルカプト−6+ (tert−ブチルアミノ)−
8−ヒドロキシキノリン 前記一般式(1)の化合物として、少なくとも一般式の
R4にニトロソ、イソシアナト、ニトリルオキシド及び
メルカプト基よりなる群の中から選ばれた基を有する化
合物が好ましい。この発明の一般式(I)の化合物の添
加量が当量換算量で0.5重量部未満では発熱性改良剤
としての効果がじゅうぶんでなく、5重量部を超えると
未加硫ゴムが著しく硬くなり作業性が悪化するとともに
カーボン分散不良等による破断時伸び及び引張り強さの
不足を起こす傾向がある。また、該添加量が8重量部を
超えると加硫ゴムのモジュラス及び引張強さくTB)の
低下が顕著となるので0゜5〜3重量部の範囲の添加が
好ましい。
この発明におい′C1一般式(I)の化合物をゴム成分
と有効に反応させる為にはバンバリーミキサ−又はオー
ブンロール等による混線温度を100〜z00°C1特
に180〜170℃で行うことが好ましい。
と有効に反応させる為にはバンバリーミキサ−又はオー
ブンロール等による混線温度を100〜z00°C1特
に180〜170℃で行うことが好ましい。
この発明のゴム組成物に配合する補強性カーボンブラッ
クは窒素吸着法により測定した比表面積が65〜b 100りの範囲内であることが必要であり、前記比表面
積及びDBP値がそれぞれの下限値より小さい場合は一
般式(I)の化合物の発熱性改良効果は小さく、上限値
を超える場合分散も悪く発熱性が増大する。カーボンブ
ラックとしては比較的平均粒子径が小さく補強性のカー
ボンブラックが好ましい。
クは窒素吸着法により測定した比表面積が65〜b 100りの範囲内であることが必要であり、前記比表面
積及びDBP値がそれぞれの下限値より小さい場合は一
般式(I)の化合物の発熱性改良効果は小さく、上限値
を超える場合分散も悪く発熱性が増大する。カーボンブ
ラックとしては比較的平均粒子径が小さく補強性のカー
ボンブラックが好ましい。
また、カーボンブラックの配合量としてはゴム成分10
0重量部に対し30重滑部未満ではじゅうぶんな補強性
が得られず、90重量部を超えるとカーボン分散不良を
起こし破壊強度が低下する他、精練、押出等の工場作業
性も悪く物性も一定せず実用的でない。
0重量部に対し30重滑部未満ではじゅうぶんな補強性
が得られず、90重量部を超えるとカーボン分散不良を
起こし破壊強度が低下する他、精練、押出等の工場作業
性も悪く物性も一定せず実用的でない。
この発明において窒素吸着法による比表面積の測定はA
S’I’M D 3027によった。
S’I’M D 3027によった。
また、DBP測定はJISK 6221によった。
以下、この発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
(発明の実施例)
以下の実施例において表中に示す特性の測定方法は次の
とおりである: 反発弾性率i JIS K 6801リュプケ式による
。
とおりである: 反発弾性率i JIS K 6801リュプケ式による
。
値が大きい程低発貼が良好なこと
を示す。
tanδ;レオメトリックス社製メカニカルスペクトロ
メーター(動的剪断歪振幅1.0チ、振動数1.OH2
N測定温度80°C)を使用して測定した値である。値
が小 さい程低発熱性が良好なことを示す。
メーター(動的剪断歪振幅1.0チ、振動数1.OH2
N測定温度80°C)を使用して測定した値である。値
が小 さい程低発熱性が良好なことを示す。
強力保持率;老化前に対する熱老化後の引張強さの値を
百分率で示す。
百分率で示す。
300%モジュラス上昇率;老化前に対する熱老化後の
300%モジュラス上昇率。
300%モジュラス上昇率。
実施例1.比較例1,2
表1に示す配合のゴム組成物について、前記特性を測定
した。結果を表1に示す。
した。結果を表1に示す。
表1において、一般式(I)の化合物Aを含むゴム組成
物(配合番号1,2及び3)は無添加(配合番号4)又
は配合番号2の化合物Aの代りに当量の5−ニトロソ−
8−ヒドロキシ八・ノリンH N。
物(配合番号1,2及び3)は無添加(配合番号4)又
は配合番号2の化合物Aの代りに当量の5−ニトロソ−
8−ヒドロキシ八・ノリンH N。
を含む場合(配合番号5)に比較して低発熱性に優れ、
すなわち反発弾性率が高(tanδか小さく、且つ耐熱
老化性(強力保持率)も無添加にくらべ優れ(H)添加
ゴム組成物とくらべ同等以上である。
すなわち反発弾性率が高(tanδか小さく、且つ耐熱
老化性(強力保持率)も無添加にくらべ優れ(H)添加
ゴム組成物とくらべ同等以上である。
実施例2〜4.比較例3〜6
表2に示す配合のゴム組成物について、第1表と同じ特
性を測定した。結果を表2に示す。
性を測定した。結果を表2に示す。
表においてこの発明の一般式(I)の、化合物A及び比
較化合物Hについてそれぞれを添加した場合のSBR(
実施例2と比較例4、なお比較例3は両化合物とも含ま
ない)、NR/SBR(実施例3と比較例5)、工IR
(実施例4と比較例6〕をゴム成分とするゴム組成物の
特性を示す。表により明らかなようにこの発明の化合物
A添加のゴム組成物のみに低発熱性及び耐熱疲労性の両
方の改善が認められる。
較化合物Hについてそれぞれを添加した場合のSBR(
実施例2と比較例4、なお比較例3は両化合物とも含ま
ない)、NR/SBR(実施例3と比較例5)、工IR
(実施例4と比較例6〕をゴム成分とするゴム組成物の
特性を示す。表により明らかなようにこの発明の化合物
A添加のゴム組成物のみに低発熱性及び耐熱疲労性の両
方の改善が認められる。
実施例5〜10.比較例7,8
表3に示す配合のゴム組成物、すなわち、この発明の一
般式(I)の化合物F、G、B、O,D及びEを比較化
合物7−(ジメチルジチオカーバモイルメチル〕−8−
ヒドロキシキノリン、H 2−メチル−5−クロロ−8−ヒドロキシキノリン H t と比較して、配列したそれらを含むゴム組成物について
低発熱性及び耐熱疲労性を同表に示し、これにより前記
路側と同様にこの発明の一般式(I)の化合物を含むゴ
ム組成物のみが前記両特性の改良を同時に達成し得たこ
とを示す。
般式(I)の化合物F、G、B、O,D及びEを比較化
合物7−(ジメチルジチオカーバモイルメチル〕−8−
ヒドロキシキノリン、H 2−メチル−5−クロロ−8−ヒドロキシキノリン H t と比較して、配列したそれらを含むゴム組成物について
低発熱性及び耐熱疲労性を同表に示し、これにより前記
路側と同様にこの発明の一般式(I)の化合物を含むゴ
ム組成物のみが前記両特性の改良を同時に達成し得たこ
とを示す。
(発明の効果)
以上実施例及び比較例について述べたように、この発明
は天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムから成るゴム成
分に対して特定部位にニトロソ、インシアナト、ニトリ
ルオキシド又はメルカプト基のいずれか1個を有し、異
なる部位にハロゲン原子、アミン基、アルキル基、アル
コキシ基及び−OH,X基よりなる群の中から選ばれた
基を有する特定の置換8−ヒドロキシキノリン化合物を
特定の範囲の量で含み、且つ特定の範囲の窒素吸着法に
より測定した比表面積及びDBP値を有する補強性カー
ボンブラックを含むゴム組成物を提供し、これにより従
来達成することのできなかった低発熱性及び耐熱疲労性
の両特性を同時に改良しうるちのである。
は天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムから成るゴム成
分に対して特定部位にニトロソ、インシアナト、ニトリ
ルオキシド又はメルカプト基のいずれか1個を有し、異
なる部位にハロゲン原子、アミン基、アルキル基、アル
コキシ基及び−OH,X基よりなる群の中から選ばれた
基を有する特定の置換8−ヒドロキシキノリン化合物を
特定の範囲の量で含み、且つ特定の範囲の窒素吸着法に
より測定した比表面積及びDBP値を有する補強性カー
ボンブラックを含むゴム組成物を提供し、これにより従
来達成することのできなかった低発熱性及び耐熱疲労性
の両特性を同時に改良しうるちのである。
したがって、この発明のゴム組成物はタイヤトレッドキ
ャップ及びペース部の部材に有利に適用しうる他、各種
タイヤ部材に適用しうる。すなわち、ブレーカ−、カー
カスプライのコーティングゴム、スキージ−ゴム及びク
ッションゴム等のカーカス部材、サイドウオールゴム、
インナーライナーゴム並びにビード部材ゴム等のタイヤ
用諸部材に使用しうる。
ャップ及びペース部の部材に有利に適用しうる他、各種
タイヤ部材に適用しうる。すなわち、ブレーカ−、カー
カスプライのコーティングゴム、スキージ−ゴム及びク
ッションゴム等のカーカス部材、サイドウオールゴム、
インナーライナーゴム並びにビード部材ゴム等のタイヤ
用諸部材に使用しうる。
特許出願人 株式会社 ブリヂストン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 天然ゴム、ジエン系合成ゴム及びこれらの混合物よ
りなる群の中から選ばれた1種又は2種以上から成るゴ
ム成分100重量部に、該ゴム成分の不飽和結合部と反
応しゴム成分に結合しうる一般式 (式中RおよびR1のいずれか一つがニトロン、インシ
アナト、ニトリルオキシド及びメルカプト基よりなる群
の中から選ばれた基、上記以外のR3又はハ及びR□〜
R6の少なくとも一つはハロゲン原子、アミ7基、アル
キル基、アルコキシ基及び−0H2X基よりなる群の中
から選ばれた基であり、この場合−OH,X基のXはア
ミン基、モルホリフ基、ヒドロキシリン残基及びアリー
ル基よりなる群の中から選ばれた基であり、R工〜R6
のうち上記以外は水素原子である) で表わされる化合物を5−ニトロソ−8−ヒドロキシキ
ノリンの当量に換算して0.5〜5.0重量部、及び窒
素吸着法により測定した比表面積が65〜170 rr
?/りでDBP値が80〜125%t//1009の範
囲内の補強性カーボンブラック30〜90重量部を添加
したことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。 入 前記ゴム成分に結合しうる化合物が少なくとも一般
式のR1にニトロソ、イソシアナト、ニトリルオキシド
及びメルカプト基よりなる群の中から選ばれた基を有す
る化合物である特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59102667A JPS60248754A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | タイヤ用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59102667A JPS60248754A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | タイヤ用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60248754A true JPS60248754A (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=14333580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59102667A Pending JPS60248754A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | タイヤ用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60248754A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007070439A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP59102667A patent/JPS60248754A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007070439A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ |
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