JPS60248551A - コイル材給送装置 - Google Patents

コイル材給送装置

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JPS60248551A
JPS60248551A JP10338284A JP10338284A JPS60248551A JP S60248551 A JPS60248551 A JP S60248551A JP 10338284 A JP10338284 A JP 10338284A JP 10338284 A JP10338284 A JP 10338284A JP S60248551 A JPS60248551 A JP S60248551A
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feeder
leveler
coil material
feeding
drive motor
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Nobuharu Watanabe
渡辺 信靖
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久幸 笠原
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/18Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web
    • B65H23/182Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/02Advancing webs by friction roller
    • B65H20/04Advancing webs by friction roller to effect step-by-step advancement of web

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はプレス装置にコイル材(コイル状の加工材料
)を給送するコイル材給送装置に関し、詳しくは、高速
度動作の可能なプレス装置に給送装置の大型化なくして
コイル材を安定して給送できるようにしたコイル材の給
送装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
従来よりアンコイラに巻着されたコイル材を繰り出した
後に、これを平滑化してプレス装置に給送するコイル材
給送装置が知られている。核種のコイル材給送装置は一
般にアンコイラ巻着されたコイル材をピンチロールによ
って繰り出してレベラに給送し、レベラで平滑化した後
にフィーダに給送し、フィーダはこのようにして給送さ
れたコイル材をプレス装置のマシンサイクルに同期した
タイミングで後段のプレス装置に給送する。
ところで、核種のコイル材給送装置の場合、プレス装置
に最終的に材料を給送するのはフィーダであり、プレス
装置はその駆動機構のクランク角度に応じた間欠的な動
作を行っているので、フィーダとしてもこのプレス装置
のマシンサイクルに同期したタイミングでコイル材を間
欠的に給送することが必要である。一方、レベラは長尺
なコイル材の給送の他に、このコイル材の平滑化も行っ
ているので、レベラにかかる負荷はフィーダにかかる負
荷よりもはるかに大きく、レベラ駆動用のモータを大型
化しても、その応答性はフィーダよりも劣っており、レ
ベラの応答遅延を克服しない限り高速動作には適合でき
ない。その為、高速動作に適合させるため従来の該種給
送装置は、フィーダをプレス装置のマシンサイクルに併
せて間欠走行させる一方でレベラを常時定速(プレス装
置の1マシンサイクルの時間内におけるフィーダの給送
量とレベラの給送量が一致する速度)で走行させること
によって、レベラの応答遅延を解消するとともに、レベ
ラからフィーダに至る給送径路を充分にとることによっ
て、フィーダの間欠動作に伴うコイル材の撓み量の大幅
な増減を吸収している。
しかしながら、上記の様にレベラを常時定速走行させた
場合には、レベラの応答遅延による装置全体の低速化は
防止できるが、レベラからフィーダに至る給送径路にお
けるコイル材の撓み量の増減の幅が極めて太くなるため
に、レベラからフィーダに至るコイル材の給送径路を充
分に大きなものにしなければコイル材の撓み量はその弾
性回復限界を越え工しまい、装置全体の大型化は避けら
れな9いものがあった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的は高速動作に適合させる一方で、レベラからフ
ィーダに至る給送径路を短縮して装置全体を小型化する
ことができるコイル材の給送装置を提供することにある
〔発明の概要〕
要約すれば本発明のコイル材給送装置はアンコイラから
繰り出されたコイル材の巻き癖を除去してこれを平滑化
するレベラと、該レベラによって平滑化されたコイル材
をプレス装置に給送するフィーダとを少なくとも具備す
るコイル材給送装置において、前記レベラと前記フィー
ダとを前記プレス装置と同期駆動するとともに、1給送
サイクルにおける前記レベラの給送量と前記フィーダの
給送量を一致せしめ、1給送サイクルにおける前記レヘ
ラの給送時間を前記フィーダの給送時間よりも長く割り
つけることにより、前記フィーダと前記レベラ間の給送
径路におけるコイル材の撓み量の増減の幅をおさえ、前
記フィーダと前記レベラ間の給送径路の短縮を可能なら
しめることにより、装置全体の小型化を可能としている
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明する
先ず第1図は本発明の1実施例にかかるコイル材給送装
置の概略を示す機構図である。
図中1はフレーム、2はアンコイラ、3はアンコイラ2
に巻着されたコイル材、4はコイル材3をアンコイラ2
から繰り出すピンチロール、5はピンチロール4によっ
て繰り出されたコイル材の巻き癖を除去してこれを平滑
化するレベラ、6はレベラ5によって平滑化されたコイ
ル材3を後段の図示せぬプレス装置のマシンサイクルに
同期したタイミングで間欠的に給送するフィーダを各々
示す・ 次ぎに上記各要素について、その構成を作用とともに詳
述する。
先ず、アンコイラ2はフレーム1に対して回動自在に軸
支されており、このアンコイラ2にはコイル材3が巻着
されている。
又、ピンチロール4は原動ロール41、従動ロール42
、ビンチロール駆動モータ43、動力伝達ベルト44・
45、プーリ46・47を具備しており、原動ロール4
1、従動ロール42、ブーIJ46・47はその回転軸
をアンコイラ2の回転軸と平行にして、フレーム1に回
動自在に軸支され、原動ロール41はブーIJ47に固
着されている。従って、ビンチロール駆動モータ43を
反時計廻りに回転させると、ピンチロール駆動モータ4
3の回転は動力伝達ベルト44・ブー1J46・動力伝
達ベルト45・プーリ47を介して原動ロール41に伝
達されて原動ロール41は反時計廻りに回転する。一方
、従動ロール42はエアシリンダ機構48を介在してフ
レーム1bに軸着されており、エアシリンダ機構48を
伸長させることにより、従動ロール42の外周は原動ロ
ール41の外周に圧せられる。
従って、この状態でピンチロール駆動モータ43の回転
によって原動ロール41を反時計廻りに回転させれば、
従動ロール42は原動ロール41の回転に倣って時計廻
りに回転する。
そこで、先ずエアシリンダ機構48を縮長し、従動ロー
ル42の外周と原動ロール41の外周に一定の間隙を設
けた状態で、アンコイラ2に巻着されたコイル材3の先
端を従動ロール42と原動ロール41との間隙にスレッ
ディングした後に、エアシリンダ機構48を伸長させる
とともに、ピンチロール駆動モータ43を回転させれば
、コイル材3は従動ロール42と原動ロール41の間隙
に挟圧されつつ原動ロール41の回転に伴って、左方向
に繰り出され、ループコントロール室7内に給送される
このようにしてループコントロール室7を通過したコイ
ル材3はレベラ5に送り込まれ、ここで巻き癖を除去さ
れて平滑化される。
このレベラ5は原動ロール51、従動ロール52、レベ
ラ駆動モータ53、動力伝達ベルト54・55、プーリ
56・57、ワークロール58を具備し、原動ロール5
1、従動ロール52、プーリ56・57及びワークロー
ル5Bはその回転軸をアンコイラ2の回転軸と平行にし
て、フレーム1に回動自在に軸支され、原動ロール51
はプーリ57に固着されている。従って、レベラ駆動モ
ータ53を時計廻りに回転させると、レベラ駆動モータ
53の回転は動力伝達ベルト54・プーリ56・動力伝
達ヘルド55・プーリ57を介して原動ロール51に伝
達されて原動ロール51は時計廻りに回転する。
従って、ループコントロール室7を通過したコイル材3
を原動ロール51と従動ロール52の間隙にスレッディ
ングした後にレベラ駆動モータ53を時計廻りに回転す
ると、このコイル材3は原動ロール51と従動ロール5
2の間隙に挟圧されながら原動ロール51の回転に倣っ
て右方向に給送される。
そして、コイル材3の給送方向の上下にば、ワークロー
ル58が交互に軸支されており、原動ロール51と従動
ロール52の間隙を給送されたコイル材3は上下のワー
クロール58の間を通過する過程で平滑化されてループ
コントローラ8に給送される。
このループコントローラ8はレベラ5からフィーダ6に
至るコイル材3の給送径路におけるコイル1fJf 3
のループ状の撓み量をコントロールするためのものであ
り、S字状の径路矯正レバー81とこの径路矯正レバー
81を揺動するためのエアシリンダ機構82を具備する
径路矯正レバー81は緩いS字状のカーブを描いた一対
の側辺8Laをガイドロール81b・81Cで梯子状に
連結した形態であり、フレーム1に対して固定された軸
81dに回動自在に支持されている。そして、このガイ
ドロール81b・8ICの軸心及び軸81dはアンコイ
ラ2と平行な状態に置かれる。
尚、図面では軸81dとコイル材3とが相互に干渉して
いるように見えるが、軸81dは一対の側辺81aの外
側を支持しており、一対の側辺81aの内側には貫通し
ていないので、軸81dとコイル材3が相互に干渉する
ことはない。
又、エアシリンダ機構82はフレームICに対してその
一端を軸支されるとともに、他の一端を径路矯正レバー
81の右端に軸支されており、レヘラ5から給送された
コイル材3はカイトロール81bの上端及びガイドロー
ル81Cの下端を経由してフィーダ6に給送される。従
って、エアシリンダ機構82を伸縮させれば、エアシリ
ンダ機構82の伸縮動作はレベラ5からフィーダ6に至
るコイル材3の撓み量をみかけ上吸収し、コイル材3は
ガイドロール81bの上端及びガイドロール81cの下
端に沿いながらフィーダ6に給送される。
そしてこのフィーダ6は上記のようにしてレベラ5で平
滑化されて、ループコントローラ8を介して給送された
コイル材3を後段のプレス装置のマシンサイクルに同期
して間欠的にプレス装置に給送する。
具体的にはフィーダ6は、原動ロール61、従動ロール
62、フィーダ駆動モータ63、動力伝達ベルト64・
65、ブー1J66・67を具備しており、原動ロール
61、従動ロール62、プーリ66・67の回転軸はア
ンコイラ2の回転軸と平行にベース1に回動自在に軸支
され、原動ロール61はプーリ67に固着されている。
従って、フィーダ駆動モータ63を時計廻りに回転させ
ると、フィーダ駆動モータ63の回転は動力伝達ヘルド
64・プーリ66・動力伝達ベルト65・プーリ67を
介して原動ロール61に伝達されて原動ロール61は時
計廻りに回転する。
従って、ループコントローラ8を通過したコイル材3を
原動ロール61と従動ロール62の間隙にスレッディン
グした後にフィーダ駆動モータ63を時計廻りに回転す
ると、このコイル材3は原動ロール61と従動ロール6
2の間隙に挟圧されながら原動ロール61の回転に倣っ
て右方向、即ち後段の図示せぬプレス装置に給送される
ところで、後段のプレス装置はその図示せぬクランク駆
動機構の回転位置に対応して、クランク駆動機構の角度
が27o°〜360’(0”)〜90”の間にある時に
コイル材3の給送を受け付け、クランク駆動機構の角度
が180°の近傍にある時はコイル材3に対してプレス
加工を行う。
従って、フィーダ6は後段のプレス装置のマシンサイク
ルに同期して間欠的なコイル材3の給送を行うとともに
、プレス装置がコイル材3の給送を受け付ける時(WJ
ち、そのクランク駆動機構の角度が270°〜360°
 (0°)〜90”の間にある時に1回のプレス加工付
のコイル材3の給送を完了していなければならない。
従って、フィーダ6は後段のプレス装置のマシンサイク
ルに対応して給送・停止を繰り返すことになり、フィー
ダ6が給送・停止を繰り返すことに伴いレベラ5からフ
ィーダ6に至るコイル材3の給送径路(即ち、ループコ
ントローラ8)におけるコイル材3の撓み量は増減する
。そこで本実施例ではエアシリンダ機構8を伸縮させる
ことにより径路矯正レバー81を揺動させ、コイル材3
の給送径路を増減して、コイル材3の撓み量の増減を吸
収するが、径路矯正レバー81の揺動量を無制限に大き
くするとコイル材3の曲率が大きくなりすぎ、コイル材
30弾性回復力の限界を越えてしまい、その平面性を回
復できな(なる。
勿論、径路矯正レバー81の全長を伸ばせば、径路矯正
レバー81をわずかに揺動させることによって、コイル
材3の撓み量の大幅な増減に対応することができるが、
この場合は装置の大型化は避けられない。そこで本発明
ではレベラ5からフィーダ6に至るコイル材3の給送径
路におけるコイル材3の撓み量の増減の幅をおさえるこ
とにより、装置の小型化を可能としている。
即ち、本発明では前記レベラ5をフィーダ6と同様に図
示せぬプレス装置と同期駆動し、1給送サイクルにおけ
るレベラ5の給送量とフィーダ6の給送量を一致せしめ
るとともに、l給送サイクルにおけるレベラ5の給送時
間をフィーダ6の給送時間よりも長く設定することによ
り、レベラ5からフィーダ6に至るコイル材の給送径路
におけるコイル材の撓み量の増減の幅をより少なく押さ
え、レベラ5がらフィーダ6に至るコイル材の給送径路
を短縮できるようにしている。
そこで次ぎにこのようなfilJ御動作を行う制御系の
ブロックを第2図に示すとともに、その制御タイミング
を第3図を参照して説明しよう。
第2図において、101はピンチロール駆動モーフ43
の励磁相を決定し、これを制御するだめノヒンチロール
駆動モータ制御部、102はレヘラ駆動モータ53の励
磁相を決定し、これを制御するためのレベラ駆動モータ
制御部、1o3はフィーダ駆動モータ63の励磁相を決
定し、これを制御するためのフィーダ駆動モータ制御部
を各々示す。又、PGI〜PG3は位置フィードバンク
のための公知のパルスジェネレーク、TGI〜TG3は
速度フィードバンクのための公知のタコジエネレータを
各々示す。
又、104は各種の演算処理や、システム監視を行う主
制御装置、105は手動入力をする制御盤、106はプ
ログラムやデータをファイルする補助記憶装置、107
はCRTディスプレイ、200はコイル材3を給送する
対象となるプレス装置を各々示す。
又、第3図において、+alはプレス装置のクランク駆
動機構のクランク角度を示し、制御動作の時間基準にな
る。又、(bl、(C1、(d)は各々フィーダ駆動モ
ータ63、レヘラ駆動モータ53、ピンチロール駆動モ
ーフ43の給送速度を、又、(elは山)、(C)、(
dlに示す曲線の交叉点を各々示している。
次ぎに、上記事項を参照して本実施例の動作を説明しよ
う。
先ず、プレス作業に先立って、アンコイラ2から繰り出
されたコイル材3の先端がピンチロール4、レベラ5、
フィーダ6に順次スレッディングされる。
又、電源を投入すると、補助記憶装置106から主制御
装置104に初期プログラムがロードされ、主制御装置
104はCRTディスプレイ1゜7に初期メニュー画面
を表示させる。オペレータが初期メニュー画面から所望
の処理を選択して実行させると、CRTディスプレイ1
0’7にはデータ設定手順が表示され、オペレータはこ
のデータ設定手順に従って、(1)送り長さく1回プレ
ス加工でフィーダ6が給送すべきコイル材3の長さ)、
(2)送り角度(フィーダ6の給送動作開始時のプレス
装置のクランク角度及び、フィーダ6の給送動作完了時
の上記クランク角度)、(3)コイル材3の材質・板厚
・板幅等のデータを制御盤105から入力する。
このようにして設定されたデータはCRTディスプレイ
107に表示されるとともに、主制御装置104はこれ
ら設定データをもとに制御データ(1プレスサイクル毎
の給送量、給送速度の上昇特性、最高速度、給送速度の
下降特性等)を算出して、これをピンチロール駆動モー
タ制御部10トレベラ駆動モータ制御部102、フィー
ダ駆動モータ制御部103に対して与える。
先ず、フィーダ駆動モータ制御部103に対して与えら
れる制御データに関して説明しよう。
既に述べたように、フィーダ6はプレス装置200がコ
イル材3の給送を受け付けうる時間内にコイル材3の給
送を完了していなければならないので、例えば、プレス
装置が、その駆動機構のクランク角度で、270°〜9
0’の間にコイル材3の給送の受け付けが可能であると
すると、フィーダ6は上記クランク角度が270°の時
に給送を開始して、上記クランク角度が90°の時には
給送を完了していなければならない。
そしてこの間に上記のデータ設定手順によって設定され
た量のコイル材3を給送するためには、例えば、第3図
fblに示す様に、プレス装置200のクランク角度が
270°〜360°の間に直線的に最高速度(毎分90
m)に立ち上がり、又、36o。
〜90°の間に直線的に速度0まで立ち下がる必要があ
るとすれば、その旨の制御データがフィーダ駆動モータ
制御部103に対して与えられる。
次ぎに、レベラ駆動モータ制御部102に対して与えら
れる制御データに関して説明しよう。
先ず、レヘラ5に要求される条件を列挙する。
第1にループコントローラ8におけるコイル材3のルー
プ状の撓み量が一方的に上昇したり、−友釣に減少した
りしないためには、プレス装置200が1プレスサイク
ルを終了する時間内(そのクランクが360°回転する
時間内)のレヘラ5の給送量はフィーダ6の給送量と等
しいことが必要である。
第2に、ループコントローラ8におけるコイル材3の撓
み量の増減の幅を最少にするためには、レベラ駆動モー
タ53のトルクやコイル材3の材質・板厚・板幅等を勘
案して、レヘラ5が追従できる範囲で、レヘラ駆動モー
タ53の時間−速度特性をフィーダ駆動モークロ3の時
間−速度特性に近づけることが望ましい。(例えば、レ
ベラ駆動モータ53の時間−速度特性とフィーダ駆動モ
ータ63の時間−速度特性とが完全に一致した場合、ル
ープコントローラ8におけるコイル材3の撓み量の増減
の幅は0になる。) そして主制御装置104はコイル材3の材質・板厚・板
幅等の設定された負荷に関する条件や1マシンサイクル
時間内の給送量から判断してレベラ5の最適駆動特性(
即ち、レベラ5が追従できる範囲内でフィーダ6の駆動
特性に最も近似した走行特性)を決定し、この特性を得
られるデータを制御データとしてレベラ駆動モータ制御
部102に与える。
そしてここでは、例えば、プレス装置のクランク角度で
270°〜180°の時間(フィーダ6の駆動時間の1
.5倍の時間)内で給送を完了すれば、応答遅延を起こ
すことなく、設定された量のコイル材3を給送すること
ができるとすれば、第3図(C1に示す様に、プレス装
置200のクランク角度が270°〜45°の間に直線
的に最高速度(毎分60m)に立ち上がり、クランク角
度が45°〜180゜の間に直線的に速度Oまで下降す
る制御データがレベラ駆動モータ制御部102に対して
与えられる。
次ぎに、ビンチロール駆動モータ制御部101に対して
与えられる制御データに関して説明しよう。
本実施例ではピンチロール4からレベラ5に至るループ
コントロール室7内の給送径路が充分に長いこと、又、
ピンチロール4はアンコイラ2に巻着されたコイル材3
全体を駆動するので、そのトルクを最少限におさえるた
めには、負荷変動を極力低減させる必要があること等の
理由で、起動後はピンチロール4を定速走行させている
。従って、ピンチロール駆動モータ制御部101に対し
てはその平均速度を示す制御データを与えればよく、主
制御装置104は設定された1マシンサイクルにおける
コイル材3の給送量を示すデータからピンチロール駆動
モータ43の平均速度を算出し、具体的には第3図(d
lに示すように毎分22.5mという制御データをピン
チロール駆動モータ制御部101に与える。
このようにして各種の制御データを与えた後に主制御袋
N104は、ピンチロール駆動モータ制御部10トレベ
ラ駆動モータ制御部102・フィーダ駆動モータ制御部
103及びプレス装置200を作動可能状態にする。
先ず、ビンチロール駆動モータ制御部101はプレス装
置200のクランク角度にかかわらず、回転を開始し、
ビンチロール駆動モータ43の回転は上記した伝達機構
を介して原動ロール41に伝達され、アンコイラ2に巻
着されたコイル材3は原動ロール41と従動ロール42
の間隙に挟圧されて、ループコント西−ル室7内を通過
してレベラ5に給送される。そして、ビンチロール駆動
モータ43は、第3図fdlに示す様に設定速度になっ
た時点で定速走行する。そして、この時点でレベラ5が
給送を開始していない場合はループコントロール室7に
おけるループ量が増加する。
その後クランク角度が270゛になるとプレス装置20
0はその旨を主制御装置104に伝え、主制御装置10
4はレベラ駆動モータ制御部102及びフィーダ駆動モ
ータ103に起動指示を与えて、レベラ駆動モータ制御
部102及びフィーダ駆動モータ制御部103は既に設
定された制御データに従ってレベラ駆動モータ53及び
フィーダ駆動モータ63の励磁相を決定する。
応じて、レベラ駆動モータ53及びフィーダ駆動モータ
63は回転を開始し、その回転は既述の伝達機構を介し
て、原動ロール51及び原動ロール61に伝達され、こ
れらも回転を開始する。
先ず、原動ロール51が回転することにより、レベラ5
に給送されたコイル材3は原動ロール51と従動ロール
52とに挟圧されながら、その右方向に給送され、上下
のワークロール58の間隙を通過する過程で平滑化され
て、フィーダ6に給送される。又、原動ロール61が回
転することによって、フィーダ6に給送されたコイル材
3は原動ロール61と従動ロール62とに挟圧されなが
ら右方向に給送され、プレスマシン200に与えられる
。そして、レベラ5はt4のタイミング(即ち、クラン
ク角度で45°のタイミング)で最高速度(毎分60m
)に達し、t7のタイミング(クランク角度で180°
のタイミング)で停止して1プレスサイクルについての
給送を完了する。
又、フィーダ6はt2のタイミング(クランク角度で3
60゛のタイミング)で最高速(毎分90m)に達し、
t5のタイミング(クランク角度で90°のタイミング
)で停止して、1プレスサイクルについての給送を完了
する ところで、既に述べた様に、本実施例ではピンチロール
4・レベラ5・フィーダ6の時間−速度特性は各々異な
るので、これに伴ってループコントロール室7及びルー
プコントローラ8におけるコイル材3の撓み量は増減す
る。
先ず、ループコントロール室7における撓み量の増減を
考察すると、既述の通り、ピンチロール4が給送を開始
した後、暫の間は撓み量は増加する。その後レベラ5が
給送動作を開始して、tlのタイミングでレベラ5の給
送速度とピンチロール4の給送速度が反転すると、撓み
量は減少していく。その後t4のタイミング(クランク
角度が45゜のタイミング)でレヘラ5が減速態勢にな
り、t6のタイミングでレベラ5の給送速度とピンチロ
ール4の給送速度が再度反転すると、撓み量は次ぎのt
lのタイミング迄再度増加する。以下、同様にしてルー
プコントロール室7内におけるコイル材3の撓み量は増
減するが、この撓み量の増減はループコントロール室7
内で充分に吸収される。
次ぎに、ループコントローラ8におけるコイル材3の撓
み量の増減について考察すると、既述の通り、フィーダ
6はレヘラ5よりも急速に立ち上がるので、クランク角
度が270′になったタイミングでレベラ5及びフィー
ダ6が給送動作を開始するのと同時に、撓み量は減少し
ていく。その後t2のタイミング(クランク角度が36
0°のタイミング)でフィーダ6は減速態勢になるが、
この時点ではレベラ5は加速状態にある。そして、t3
のタイミングで、レベラ5とフィーダ6の速度は反転し
て撓み量は増加していく。そして、tlのタイミング(
クランク角度で180°のタイミング)でレベラ5が給
送を停止するとループコントローラ8における撓み量は
初期量になる。
ところで、ループコントローラ8におけるコイ′ル材3
の撓み量の変動を算出すると、この撓み量はフィーダ6
の速度特性ラインとレベラ5の速度特性ラインとの差を
時間で積分したものと定義され、これをクランク角度が
270°のタイミングを原点として視覚的に示すと、第
3図telにおいて点A・点B・点Cを連結して形成さ
れる三角形の面積がループコントローラ8における撓み
量の最大値になる。
一方、従来のようにレベラ5を定速走行させた場合はレ
ベラ5の速度特性はピンチロール4の速度特性と同様の
ものになるので、この場合の撓み量を視覚的に示すと、
第3図telにおいて点A点B・点C゛を連結して形成
される三角形の面積がループコントローラ8における撓
み量の最大値になる。そしてこのことからも明らかなよ
うに、本発明によれば、ループコントローラ8における
コイル材3の撓み量の増減の幅がいかに低減されるかが
理解できよう。
尚、第2図に示すパルスジェネレータPGI〜PG3に
よる位置フィードバンクやタコジェネレータTG1〜’
rG3による速度フィードバンク自体は従来よりも公知
のものであるので、冗長な説明は省略する。
又、上記ではピンチロール4は定速走行するものとして
説明をしたが、ピンチロール駆動モータ43のトルクに
充分余裕がある場合はピンチロール4もプレス装置の動
作サイクルに同期させてもよく、この場合はループコン
トロール室7におけるループ長を短縮することができ、
装置の小型化に更に貢献することができる。
更に上記では、フィーダ6に対しては1プレスサイクル
の半分の時間(クランク角度で270°〜90°の時間
)を給送時間として割りつけるとともに、レベラ5には
フィーダ6の給送時間の1.5倍の時間(クランク角度
で270°〜90°の時間)を給送時間として割りつけ
た例を示したが、給送時間の割りつけは、初期時に設定
される条件(例えば、1プレスサイクル毎の給送量やコ
イル材3の材質特性等)が異なれば、これに応じて異な
ることはいうまでもなく、レベラ駆動モータ53のトル
クが負荷に対して余裕がある限り、レベラ5に割りつけ
られる給送時間をフィーダ6に割りつけた給送時間に近
づける程ループコントローラ8におけるコイル材3の撓
み量が減少し、コイル材3の平面性がより向上する。
又、上記ではレベラ駆動モータ53とフィーダ駆動モー
タ63の回転開始時点を一致させる例を示したが、レベ
ラ駆動モータ53とフィーダ駆動モータ63の回転完了
時点や速度ピーク点を一致させても、同様の効果が期待
され、又、若干量であれば、前後に多少のずれがあって
もさしつがえない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、必要な給送量や
モータにかかる負荷量に応じてレベラの速度特性をフィ
ーダの速度特性に可能な限り近イ以させることができる
ので、レベラからフィーダに至る給送径路におけるコイ
ル材の撓み量の増減の幅が低減され、従って、レベラか
らフィーダに至る給送径路の短縮が可能になり、装置全
体の小型化に大きく貢献できる。
更に、レベラ駆動モータのトルクが負荷に対して充分余
裕がある場合は、レベラの速度特性をよりフィーダの速
度特性により近似させることができるので、レベラから
フィーダに至る給送径路におけるコイル材の撓み量の幅
を大幅に低減でき、コイル材の平面性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるコイル材給送装置の機構図、第
2図は本発明にコイル材給送装置の制御系のブロック図
、第3図は本発明の装置の速度特性例を示す図。 5・・・レベラ 53・・・レヘラ駆動モータ6・・・
フィーダ 63・・・フィーダ駆動モータ102・・・
レベラ駆動モータ制御部 103・・・フィーダ駆動モータ制御部特許出願人 ア
イダエンジニアリング株式会社代 理 人 弁理士 村
上光司 第2図 第β図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)、アンコイラから繰り出されたコイル材の巻き癖
    を除去してこれを平滑化するレベラと、該レベラによっ
    て平滑化されたコイル材をプレス装置に給送するフィー
    ダとを具備するコイル材給送装置において、 (1))、前記レベラと前記フィーダ間において前記コ
    イル材にループ状の撓みを形成させ、 (C)、前記レベラと前記フィーダとを前記プレス装置
    と同期駆動するとともに、1プレスサイクルにおける前
    記レベラの給送量と前記フィーダの給送量を一致せしめ
    、 (dl、1プレスサイクルにおける前記レベラの給送時
    間を前記フィーダの給送時間よりも長く設定したことを
    特徴とするコイル材給送装置。
JP10338284A 1984-05-22 1984-05-22 コイル材給送装置 Granted JPS60248551A (ja)

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