JPS6024771Y2 - ショベルロ−ダの安全装置 - Google Patents

ショベルロ−ダの安全装置

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Publication number
JPS6024771Y2
JPS6024771Y2 JP6762279U JP6762279U JPS6024771Y2 JP S6024771 Y2 JPS6024771 Y2 JP S6024771Y2 JP 6762279 U JP6762279 U JP 6762279U JP 6762279 U JP6762279 U JP 6762279U JP S6024771 Y2 JPS6024771 Y2 JP S6024771Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
movable lever
operating pedal
operating
stopper
Prior art date
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Expired
Application number
JP6762279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55168562U (ja
Inventor
孝夫 野沢
隆 山口
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
Priority to JP6762279U priority Critical patent/JPS6024771Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はショベルローダの安全装置に関する。
周知のようにショベルローダSは、第1図に示すように
運転席A前方に装備された操作ペダルBをふみ込み操作
することによってリフトシリンダCを介してリフトアー
ムDを昇降回動していたが、作業者がショベルローダか
ら降りる際などに、操作ペダルBを誤ってふみ込むと前
記リフトアームDが下降されて不測の事故をまねく恐れ
があった。
このため、ヘッドガードEの一部にリフトアームDの下
降を止めるためのストッパピンF取付部を設けていたが
、これでは作業者がショベルローダSより降りる際、必
ず前記ストッパピンFを取り付けなければならないとい
う煩わしい欠点があった。
本考案の目的は上記した従来の欠点に鑑み、作業者が操
作ペダルから足を外した時には該操作ペダルが自動的に
ロックされて不測の事故を未然に防止することができる
ショベルローダの安全装置を提供することである。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第6図にしたがって
説明すると、図中、1は運転席のフロア、2は前面フレ
ーム、3はフロア1上面に固定されたブラケット4に対
し可転軸支された操作ペダルであって、その前部には剛
性を有するペダルカバー6が取付けられている。
そして操作ペダル3はリンク機構7を介してコントロー
ルバルブ8のリフトスプール9に連繋すれており、同操
作ペダル3を図中鎖線に示すように前傾あるいは後傾す
るとリフトシリンダーCを介してリフトアームDが上昇
あるいは下降される。
ただし本例の操作ペダル3は図示実線で示す中立位置に
自動的に復帰されるように構成されている。
10は操作ペダル3の前方に近接して車体側に固定され
たストッパプレートであって、操作ペダル3の動きを考
慮してほぼ円弧状に形成されており、その下端はフロア
1上面に締着されかつその上端は前面フレーム2に締着
されている。
11は操作ペダル3の裏面に、前後のガイド部材12a
、12bを介して軸方向の移動を可能にかつ該ペダル3
と並行状態に支持されたストッパピンであって、ばね1
3によってストッパプレート10側へ常に附勢されてお
り、その先端部がストッパプレート10の係止孔10a
に対し係脱可能であり、その係入時には操作ペダル3が
中立位置にロックされる。
また、このストッパピン11の先端には、ストッパプレ
ート10の円弧面に沿って転動しうる可転ローラ14が
可転ピン着されている。
15は可動レバーであって、その中間部は操作ペダル3
の裏面前部側に揺動可能にピン着され、その下部は第6
図に示すようにストッパピン11の軸に跨がる二股状の
連結部15aとなり、その連結部15aに形成された縦
長状の長孔15bにストッパピン11より突設した連結
ピン16が嵌合連繋される。
また、この可動レバー15の上端部は操作ペダル3の上
面に突出されるとともに上方のペダルカバー6にて包囲
されている。
引き続いて本実施例の作用を説明する。
まず、操作ペダル3とペダルカバー6によって形成され
た空間部内に足先を挿入すると、可動レバー15が第4
図のP矢印方向へ強制回動される。
するとストッパピン11が、ばね13の附勢力に抗して
図示Q矢印方向へ後退されてストッパプレート10の係
止孔leaより脱抜されるため、操作ペダル3のロック
が解かれてフリー状態となり、その後は任意に操作する
ことができる。
さて、作業者が作業完了後などに操作ペダル3より足を
外して該ペダル3及び可動レバー15を解放すると、ば
ね13の附勢力にてストッパピン11がストッパプレー
ト10に向けて押出される一方、操作ペダル3が周知の
自動復帰機構(バルブ内にスプールが中立に自動復帰す
るためのスプリングが組込まれている。
)の働きによって中立位置へ復帰回動する。
この時、ストッパピン11の先端は、その可転ローラ1
4がストッパプレート10の円弧面に沿って転勤しうる
ため操作ペダル3の復帰を円滑にする、その後、操作ペ
ダル3が中立位置に復帰すると、ストッパピン11の先
端部はストッパプレート1oの係止孔10aに嵌挿され
て操作ペダル3が車体側に対し自動的にロックされる。
従ってリフトアームDを上昇させた状態のまま作業者が
降車する際、上記した操作ペダル3を誤って踏みつけて
も、剛性を有するペダルカバー6によって可動レバー1
5が包囲されているため、可動レバー15は作動せず操
作ペダル3がロックされたままとなって上昇状態にある
リフトアームDは下降しない。
次に、本考案の他の実施例を第7図〜第9図にしたがっ
て説明すると、リフトアームDに作動するための操作ペ
ダル3′は、その前部に平帯状材よりなるペダルカバー
6′が固着されて図示のようにサンダル形状をなしてい
る。
この操作ペダル3′の前部裏面より突出したブラケット
17には可動レバー15′の上部位が通常時自重又はス
プリングによって鉛直状に垂下するように枢着されてお
り、この時上端部は操作ペダル3′の上面より突出配設
され、下端部に形成された平担なストッパ面15“は後
述するストッパプレート10′上面に当接して可動レバ
ー15′の自由回動を阻止している。
この状態時が操作ペダル3′を中立位置にロックした状
態である。
上端部にて操作ペダル3′を回動可能に支承するブラケ
ット4′の中間部には前方に向って延在するストッパプ
レート10′が水平状に固着されている。
なお、7′は操作ペダル3′とオイルコントロールバル
ブとを!するリンク機構の一部を示す。
このように構成された本別例において、操作ペダル3′
とペダルカバー6′によって形成された空間部内に足先
を挿入して可動レバー15′を第9図のP□矢印方向へ
強制回動すると、ストッパプレー) 10’に対する保
合が解かれて操作ペダル3′がフリー状態となりその後
は任意に操作することができる。
また、操作ペダル3′より足を外して可動レバー15′
を解放すると、該可動レバー15′は自重によって元の
鉛直状態に復帰される一方、操作ペダル3′が中立位置
に復帰されると、可動レバー15′のストッパ面15“
がストッパプレート10′の上面に当接して操作ペダル
3′が中立位置に自動的にロックされる。
なお、可動レバー15′をばねによって積極的に復帰さ
せることもでき、ばねの介装位置は可動レバー15′の
揺動中心に介装してもよく、また可動レバー15′と操
作ペダル3′の間に介装してもよい。
ただし、ばねによって可動レバー5′を附勢する場合に
は、可動レバー15′を係止位置で止めるストッパが操
作ペダル3′の適所に配設される。
すなわちこの考案は、ショベルローダの運転席フロアに
回動可能に軸支されかつ踏込み動作によって回動してリ
ストアームを作動させる操作ペダルにおいて、該操作ペ
ダルの前部には、常に上部をペダル上面より突出させて
可動レバーを進退可能に枢着するとともに、この可動レ
バーの上部を包囲しかつペダル上面との間に足先が挿入
可能の空間部を形成する剛性のペダルカバーを配設し、
さらに、前記可動レバーの下部には、常時は車体側部材
と係合して前記操作ペダルを回動不能にロックするスト
ッパ部材を配設し、しかも、前記操作ペダルとペダルカ
バーとの間の空間部に対する足先の挿入動作によって、
前記可動レバーが退勤して車体側部材に対するストッパ
部材の保合が解除するように、前記可動レバーとストッ
パ部材とを連結せしめたショベルローダの安全装置であ
る。
したがって、この考案によれば、リフトアームを上昇さ
せた状態で作業者がショベルローダより降りる際、操作
ペダルから足を外すと、常時は車体側と係合するストッ
パ部材によって操作ペダルが回動不能にロックされる。
このため、従来と異なり、作業者がその意志によってス
トッパピンを装着するという煩わしさを解除し得、作業
者の意志の有無にかかわることなく、操作ペダルを自動
的にロックしてリフトアームの下降による事故を未然に
防止することができる効果がある。
さらに、剛性のペダルカバーによって可動レバーの上部
を包囲しであるから、操作ペダルから足を外した後、誤
まって操作ペダルを踏みつけたとしても、可動レバーが
不用意に作動されることを防止することができる。
しかも、操作ペダルとペダルカバーとの間の空間部に足
先を挿入することで、可動レバーが退勤して車体側に対
するストッパ部材の保合が解除する構成にしであるから
、操作ペダルを踏込み動作するときには、この操作ペダ
ルのロック解除を必要的になし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のショベルローダの全体を略示する側面図
である。 第2図〜第6図は本考案の一実施例を示すもので、第2
図は操作ペダルを運転席側から見た背面図、第3図は操
作ペダルをロックした状態を示す側面図、第4図は操作
ペダルをフリーにした状態を示す側面図、第5図はスト
ッパプレートを示す斜視図、第6図はストッパピンと可
動レバーの関連状態を示す斜視図、第7図〜第9図は本
考案の他の実施例を示し、第7図は操作ペダルの正面図
、第8図は操作ペダルをロックした状態を示す側面図、
第9図は操作ペダルをフリーにした状態を示す側面図で
ある。 3・・・・・・操作ペダル、6・・・・・・ペダルカバ
ー、10・・・・・・ストッパプレート、11・・・・
・・ストッパピン、13・・・・・・ばね、15・・・
・・・可動レバー S・・・・・・ショベルローダ、C
・・・・・・リフトシリンダ、D・・・・・・リフトア
ーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ショベルローダの運転席フロアに回動可能に軸支されか
    つ踏込み動作によって回動してリストアームを作動させ
    る操作ペダルにおいて、該操作ペダルの前部には、常に
    上部をペダル上面より突出させて可動レバーを進退可能
    に枢着するとともに、この可動レバーの上部を包囲しか
    つペダル上面との間に足先が挿入可能の空間部を形成す
    る剛性のペダルカバーを配設し、さらに、前記可動レバ
    ーの下部には、常時は車体側部材と係合して前記操作ペ
    ダルを回動不能にロックするストッパ部材を配設し、し
    かも、前記操作ペダルとペダルカバーとの間の空間部に
    対する足先の挿入動作によって、前記可動レバーが退勤
    して車体側部材に対するストッパ部材の保合が解除する
    ように、前記可動レバーとストッパ部材とを連結せしめ
    たことを特徴とするショベルローダの安全装置。
JP6762279U 1979-05-18 1979-05-18 ショベルロ−ダの安全装置 Expired JPS6024771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6762279U JPS6024771Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 ショベルロ−ダの安全装置

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JP6762279U JPS6024771Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 ショベルロ−ダの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55168562U JPS55168562U (ja) 1980-12-03
JPS6024771Y2 true JPS6024771Y2 (ja) 1985-07-24

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ID=29301529

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JP6762279U Expired JPS6024771Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 ショベルロ−ダの安全装置

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