JPS60246018A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS60246018A JPS60246018A JP10210684A JP10210684A JPS60246018A JP S60246018 A JPS60246018 A JP S60246018A JP 10210684 A JP10210684 A JP 10210684A JP 10210684 A JP10210684 A JP 10210684A JP S60246018 A JPS60246018 A JP S60246018A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- binder
- recording medium
- compd
- magnetic layer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オーディオテープ、ビデオテープ。
磁気ディスク等に用いることができる磁気記録媒体に関
するものである。
するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、特にビデオテープにおいては電磁変換特性の改善
のために磁性層の平滑化が精力的に進められている。磁
性粉の微粒子化、高分散化、平滑なベースフィルムの採
用などが試みられているが、耐久性を考慮したバインダ
ー系の場合力Ｖンダーロールによる表面成形がむずかし
くなり、結果として磁性層の表面粗度が小豆くならず電
磁変換特性が向上しないことが多くみられる。この問題
に対して電子線硬化型の有機化合物を用いた磁性系別が
提案きれているが、磁性粉の分散性が悪く、また硬化後
の塗膜強度も弱く満足すべき状態にあるとげいえない。
のために磁性層の平滑化が精力的に進められている。磁
性粉の微粒子化、高分散化、平滑なベースフィルムの採
用などが試みられているが、耐久性を考慮したバインダ
ー系の場合力Ｖンダーロールによる表面成形がむずかし
くなり、結果として磁性層の表面粗度が小豆くならず電
磁変換特性が向上しないことが多くみられる。この問題
に対して電子線硬化型の有機化合物を用いた磁性系別が
提案きれているが、磁性粉の分散性が悪く、また硬化後
の塗膜強度も弱く満足すべき状態にあるとげいえない。
発明の目的
本発明は耐久性をそこなうことなく表面粗度を小さくす
ることにより電磁変換特性を向」ニさせた磁気記録媒体
を提供することを目的としている。
ることにより電磁変換特性を向」ニさせた磁気記録媒体
を提供することを目的としている。
発明の構成
本発明は下記の構造式を有する有機化合物と以下余白
水酸基及びラジカル重合可能な不飽和基を有する化合物
との反応生成物を結合剤とすることを特徴とする電子線
硬化型磁気記録媒体である。
との反応生成物を結合剤とすることを特徴とする電子線
硬化型磁気記録媒体である。
実施例の説明
磁性層を平滑化するために磁性粉の微粒子化。
高分散化、平滑なベースフィルムの採用などをおこない
ながら、電磁変換特性をそこなうことなく走行性、耐久
性を向上させるために熱硬化型バインダー系を選択する
と結晶性のポリウレタン樹脂を使用せざるを得なくなり
ガラス転移温度が上昇しカレンダーロールによる熱成形
がむずかしくなる。そして、表面粗度が小さくならず電
磁変換特性が向上しなかった。この問題に対して電子線
硬化型樹脂がガラス転移温度が低く且つ電子線照射後の
塗膜が強固であるという点から提案されているが、磁性
粉に対する分散性が悪く、さらに塗膜強度も十分ではな
かった。本発明者は分散性と有機化合物の構造の関係を
鋭意検討した結果、分散性にすぐれ且つ硬化後の塗膜物
性がすぐれた磁気記録媒体を見い出し本発明に至ったも
のである。
ながら、電磁変換特性をそこなうことなく走行性、耐久
性を向上させるために熱硬化型バインダー系を選択する
と結晶性のポリウレタン樹脂を使用せざるを得なくなり
ガラス転移温度が上昇しカレンダーロールによる熱成形
がむずかしくなる。そして、表面粗度が小さくならず電
磁変換特性が向上しなかった。この問題に対して電子線
硬化型樹脂がガラス転移温度が低く且つ電子線照射後の
塗膜が強固であるという点から提案されているが、磁性
粉に対する分散性が悪く、さらに塗膜強度も十分ではな
かった。本発明者は分散性と有機化合物の構造の関係を
鋭意検討した結果、分散性にすぐれ且つ硬化後の塗膜物
性がすぐれた磁気記録媒体を見い出し本発明に至ったも
のである。
本発明に使用される磁性粉末として、酸化鉄。
ＣＯ含有酸化鉄、あるいは金属鉄、 Ｆ ｅ−Ｃｏ 、
Ｆｅ −Ｎｉ、 Ｇｏ−Ｎｉ、 Ｆｅ−Ｇｏ−Ｎｉ、
Ｆｅ−Ｇｏ−Ｂ、 Ｆｅ −ＧＯ−Ｃｒ−Ｂ などが
ある。結合剤としての本発明の化合物は化合物〔Ａ〕と
水酸基及びラジカル重合可能な不飽和基を有する化合物
との反応生成物である。水酸基及びラジカル重合可能な
不飽和基を有する化合物の具体例としては２−ハイドロ
キシ〔メタコアクリレート、１−ヒドロキシ−６−５〔
メタコアクリルオキシヘキサン等の末端に水酸基を有す
る〔メタシアクリレートモノマー’Ｉどがあげられる。
Ｆｅ −Ｎｉ、 Ｇｏ−Ｎｉ、 Ｆｅ−Ｇｏ−Ｎｉ、
Ｆｅ−Ｇｏ−Ｂ、 Ｆｅ −ＧＯ−Ｃｒ−Ｂ などが
ある。結合剤としての本発明の化合物は化合物〔Ａ〕と
水酸基及びラジカル重合可能な不飽和基を有する化合物
との反応生成物である。水酸基及びラジカル重合可能な
不飽和基を有する化合物の具体例としては２−ハイドロ
キシ〔メタコアクリレート、１−ヒドロキシ−６−５〔
メタコアクリルオキシヘキサン等の末端に水酸基を有す
る〔メタシアクリレートモノマー’Ｉどがあげられる。
その合成は公知の方法で容易に達せられる。結合剤とし
て本発明の化合物の他に、ポリウレタン樹脂、ニトロセ
ルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
−マレイン酸共重合体、ポリエステル樹脂、ブチラール
樹脂、フェノキシ樹脂なども必要に応″じて添加するこ
ともできる。
て本発明の化合物の他に、ポリウレタン樹脂、ニトロセ
ルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
−マレイン酸共重合体、ポリエステル樹脂、ブチラール
樹脂、フェノキシ樹脂なども必要に応″じて添加するこ
ともできる。
分散剤としてはレシチンもしくはオレイン酸。
パルミチン酸などのような高級脂肪酸が使用できる。研
摩材としては、α−アルミナ、α−Ｆｅ２０３゜酸化ク
ロム等が用いられる。帯電防止剤としてはケッチンブラ
ックに、Ｃ０のような導電性カーボンを添加することも
できる。
摩材としては、α−アルミナ、α−Ｆｅ２０３゜酸化ク
ロム等が用いられる。帯電防止剤としてはケッチンブラ
ックに、Ｃ０のような導電性カーボンを添加することも
できる。
磁性塗料の混線分散［６たっては、各種の混線機が使用
される。例えば、三本ロールミル、アジテータミル、ボ
ールミル、ペブルミル、サンドグラインダー、高速イン
ペラー分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デ
ィスパー、アトライタニーダ−９高速ミキサーホモジナ
イザー、超音波分散機などが単独もしくは組合せて用い
られる。
される。例えば、三本ロールミル、アジテータミル、ボ
ールミル、ペブルミル、サンドグラインダー、高速イン
ペラー分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デ
ィスパー、アトライタニーダ−９高速ミキサーホモジナ
イザー、超音波分散機などが単独もしくは組合せて用い
られる。
以下さらに本発明を具体的に説明する。
実施例１
強磁性ＣＯ被着酸化鉄
１００重量部
オレイン酸 １重量部
本発明の化合物 １６重量部
Ｖ Ｍ ＣＨ’（Ｕ、 Ｃ，Ｃ，市販〕塩化ヒニル樹脂
）６重量部 α−アルミナ（平均粒径 ０，４μｍｎ）６重量部カー
ボンブラック、Ｓ−１７０（デダサ社商品名） ４重量
部 パルミチン酸 １重量部 ステアリン酸ペンチル １重量部 ＭＥＫ−）ルエンーＭＩＢＫ ２００重量部（２：２：
１ ） 上記の組成物をアトライタとサンドグラインダーを用い
て６時間混合分散して磁性塗料とした。
）６重量部 α−アルミナ（平均粒径 ０，４μｍｎ）６重量部カー
ボンブラック、Ｓ−１７０（デダサ社商品名） ４重量
部 パルミチン酸 １重量部 ステアリン酸ペンチル １重量部 ＭＥＫ−）ルエンーＭＩＢＫ ２００重量部（２：２：
１ ） 上記の組成物をアトライタとサンドグラインダーを用い
て６時間混合分散して磁性塗料とした。
平均孔径１μｍのフィルターで濾過する。１５μｍ厚の
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布、配向、
乾燥、鏡面加工後３ Ｍｒａｄの電子線照射を窒素気流
下で行ない磁性層厚４μｍの磁気テープを得た。
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布、配向、
乾燥、鏡面加工後３ Ｍｒａｄの電子線照射を窒素気流
下で行ない磁性層厚４μｍの磁気テープを得た。
比較例１
実施例１において、本発明の化合物の代りにトリメチロ
ールプロパントリアクリレートを用いる以外は同様にし
て磁気テープを得た。
ールプロパントリアクリレートを用いる以外は同様にし
て磁気テープを得た。
実施例２
− 実施例Ｉにおいて酸化鉄をＦｅ−Ｇｏ−Ｎｉ合金と
する以外は同様にして磁気テープを得た。
する以外は同様にして磁気テープを得た。
比較例２
実施例２において本発明の化合物の代りに、ヘキサンジ
オールジアクリレートを用いる以外は同様にして磁気テ
ープを得た。
オールジアクリレートを用いる以外は同様にして磁気テ
ープを得た。
実施例３
強磁性金属鉄粉末
１００重量部
シリコーンオイル １重量部
レシチン １重量部
ニトロセルロース ６重量部
本発明の化合物 １６重量部
α−Ｆｅ２０３５重量部
ケッチンブラックＩＣ０Ｃ，２重量部
ミリスチン酸 １重量部
ステアリン酸ブチル １重量部
上記組成物を加圧ニーダ−とアジテータミルを用いて５
時間混合分散して磁性塗料とした。
時間混合分散して磁性塗料とした。
平均孔径１μｍのフィルターで濾過をする。１６μｎｔ
Ｊｑのポリエチレンテレフタレート上に塗布。
Ｊｑのポリエチレンテレフタレート上に塗布。
配向、乾燥、鏡面加工後５Ｍｒａｄの電子線照射を窒素
気流下で行ない磁性層厚４１１ｍの磁気テープを得た。
気流下で行ない磁性層厚４１１ｍの磁気テープを得た。
比較例３
実施例３において、本発明の化合物に代ってペンタエリ
スリトールテトラアクリレートを用いる以外は同様にし
て磁気テープを得た。
スリトールテトラアクリレートを用いる以外は同様にし
て磁気テープを得た。
得られた各磁気テープを棒インチに裁断し、カセットハ
ーフに巻きこんで５ＭＨｚにおけるＣ／Ｎを測定した。
ーフに巻きこんで５ＭＨｚにおけるＣ／Ｎを測定した。
Ｃ／Ｎ測定用ビデオテープ１ｊＶＨｓビデオチーフツコ
ーダー（松下電器産業（株）製ＮＶ−ｓｓｏｏ）で鉄も
しくは合金磁性体の場合Ｋｉｄ記録再生ヘッドはセンダ
スト合金に改めた。
ーダー（松下電器産業（株）製ＮＶ−ｓｓｏｏ）で鉄も
しくは合金磁性体の場合Ｋｉｄ記録再生ヘッドはセンダ
スト合金に改めた。
標準テープとしてはナショナルビデオテープ、スーパー
ＨＧ１２０（ＮＹ−ＴＩ ２０Ｈ，）松下電器産業（株
）製を用いそのＣ／ＮをＯｄＢとした。
ＨＧ１２０（ＮＹ−ＴＩ ２０Ｈ，）松下電器産業（株
）製を用いそのＣ／ＮをＯｄＢとした。
耐久性はテープを’Ｏ’Ｃ９８０％ＲＨの環境のもとて
２００パス走行させた後の状態を観察した。
２００パス走行させた後の状態を観察した。
表面粗度はランクテーラーボブソン社のタリサーフで測
定し、Ｒａで表示した。Ｒａとは表面粗度の中心線より
の偏差の算術平均を意味するものである。
定し、Ｒａで表示した。Ｒａとは表面粗度の中心線より
の偏差の算術平均を意味するものである。
発明の効果
実施例と対応する比較例から明らかなように、表面粗度
において分散性が改良されているため実施例の方が小び
くな−っているためにＣ／Ｎとして改善されている。耐
久性についてみても比較例でに１０〜４０バスで磁性層
より粉落ちが生じ、特に比較例２，３では１００パス後
で磁気ヘッドの目づまりをおこし再生不能となった。
において分散性が改良されているため実施例の方が小び
くな−っているためにＣ／Ｎとして改善されている。耐
久性についてみても比較例でに１０〜４０バスで磁性層
より粉落ちが生じ、特に比較例２，３では１００パス後
で磁気ヘッドの目づまりをおこし再生不能となった。
以−１−より本発明は表面粗度、Ｃ／Ｎ、耐久性におい
て効果が顕著である。
て効果が顕著である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記の構造式を有する有機化合物と 水酸基及びラジカル重合可能な不飽和基を有する化合物
との反応生成物を結合剤とすることを特徴とする磁気記
録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10210684A JPS60246018A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10210684A JPS60246018A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60246018A true JPS60246018A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14318546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10210684A Pending JPS60246018A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60246018A (ja) |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10210684A patent/JPS60246018A/ja active Pending
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