JPS6024472B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6024472B2
JPS6024472B2 JP13574579A JP13574579A JPS6024472B2 JP S6024472 B2 JPS6024472 B2 JP S6024472B2 JP 13574579 A JP13574579 A JP 13574579A JP 13574579 A JP13574579 A JP 13574579A JP S6024472 B2 JPS6024472 B2 JP S6024472B2
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晧 中田
栄作 岡本
敏夫 杉浦
清 吉田
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電子楽器の改良に係り、特に演奏技術の独
習をする場合に好適な電子楽器に関する。
従釆、電子楽器、特に電子オルガンの演奏技術を独習す
る練習装置として、例えば磁気テープに演奏情報を記録
し、この記録された演奏情報を再生しつつ電子オルガン
の独習をする装置(特公昭46−36技斑号)、あるい
は不透明なシートに演奏情報を穿孔によって記録し、こ
の記録された演奏情報を再生しつつ独習をする装置(特
開昭52一116327号)等が考案されている。
前者は予め2トラックの磁気テープ上に音声信号(電子
オルガンの演奏音および先生の指導の声)および鍵盤の
押鍵指示信号を記録する一方、電子オルガンの鍵盤部に
押鍵指示装置を設け、練習者が前記磁気テープを再生す
るとスピーカあるいはヘッドホーンから先生の指導の声
等が聞こえると同時に、前記押鍵指示装置が押鍵すべき
鍵盤を順次指示し、これにより練習者が能率よく電子オ
ルガンの独習をし得るようにしたものである。また、後
者は不透明なシートに予め押鍵位置を穿孔によって記録
する一方、電子オルガンの鍵盤部に押鍵指示装置を設け
、練習者が前記シートを再生装置にセットするとシート
に穿孔された押鍵位置情報が光学的読取装置によって順
次藷取られ、この読取られた情報に基づいて押鍵指示装
置が押鍵位置を順次指示するようにしたものである。と
ころで、これらの練習装置にあっては、いずれも押鍵指
示装置が楽曲を通して連続して動作するため練習者が指
示装置の指示に頼りすぎ、楽譜に基づいて演奏を行なう
練習がおろそかになる問題があった。
この発明はこのような事情を考慮し、押鍵位置を指示す
る指示装置の動作/不動作を練習者の誤打鍵の回数に基
づいて制御することにより、練習者が楽譜と対応づけつ
つ、また押鍵指示装置の指示にしたがいつつ楽曲の練習
をし得るようにした電子楽器を提供するもので、予め楽
曲の演奏情報を記憶手段に記憶しておき、この記憶手段
の内容に基づいて練習者に押鍵位置を指示し得るように
する一方、この押鍵位置を指示する指示装置の動作/不
動作を、練習者の誤打鍵の回数に基づいて動作する押鍵
指示制御回路の出力によって制御するように構成したも
のである。
以下、図面を参照しこの発明の実施例について説明する
第1図はこの発明による電子オルガン(電子楽器)の構
成を示すブロック図であり、また第2図は第1図におけ
る制御回路2の詳細を示す回路図である。
この電子オルガンは通常の電子オルガンが有している機
能、すなわち演奏者(練習者)が鍵を押すとこの押され
た鍵に対応する楽音が発生する機能の他に、楽曲を自動
的に演奏する機能(この場合、メロディだけでなく伴奏
音、リズム音も同時に自動演奏することができる)およ
びこの電子オルガンの練習者に押鍵位置を自動的に指示
する機能を有しており、さらにこの押鍵位置を指示する
機能を動作させるかさせないかを練習者の謀打鍵および
正打鍵の回数によって制御できるようになっている。す
なわち、この電子オルガンは誤打鍵回数および正打鍵回
数が予め設定できるようになっており、練習者が予め設
定した誤打鍵回数を越えて謀打鍵した場合に自動的に押
鍵位置の指示がなされ、また練習者が予め設定した正打
鍵回数以上の正打鍵をした場合は、押鍵位置の指示が自
動的に消えるようになっている。以下、この電子オルガ
ンの構成を詳細に説明する。
なお、第1図、第2図において太線はデータの系路を示
し、紬線は信号等の系路を示している。第1図において
、メモリ1(記憶手段)はいわゆるRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)であり、通常半導体メモリが用いら
れる。
このメモリ1は、予め楽曲の演奏情報(メロディ音情報
、コード音情報、押鍵位置情報等)を記憶しておくもの
で、制御回路2の端子TIからアドレス端子にアドレス
信号が供給されると「そのアドレス信号に対応する番地
内のデータが読出され、データ端子から制御回路2の端
子T2に供給されるようになっている。なお、このメモ
リーへのデータの書込みはデータ書込装置(図示略)に
よりなされるもので、このデータ書込装置は、例えばカ
セットテープに記憶されている前記演奏情報を読取って
メモリ1に書き込むものあるいは楽譜の下部等に添着さ
れている磁気テープに記憶されている演奏情報等を読取
ってメモリ1に書込むもの等、種々の方式のものが考え
られる。また、演奏情報には音色制御情報、変調情報(
ビブラート、トレモロ等)を含ませることも可能である
。制御回路2はメモリ1内の演奏情報を順次議出し、適
宜処理し、楽音形成回路(楽音発生手段)等へ供給する
と共に、自動演奏、押鍵指示等に必要な種々の制御を行
なうもので、第2図に示す謙出制御回路3および押鍵指
示制御回路4から構成されている。
そして、端子T3得られるUK(上鍵盤)楽音のキーコ
ードが楽音形成回路5(楽音発生手段)に供V給され、
端子T4に得られる上記UK楽音のキーコードをデコー
ドしたUK楽音データが押鍵指示装置6(押鍵指示手段
)に供給され、端子T5にはUKキースィツチ7の出力
が供給され、端子T6に得られるLK(下鍵盤)楽音の
楽音データが楽音形成回路9(楽音発生手段)に供給さ
れ、端子T7にはリズム音発生部10(楽音発生手段)
から楽音クロックパルスSIが供聯合され、また端子T
8に得られる稼動信号S2(この電子オルガンが自動演
奏中であることを示す信号)がリズム音発生部10‘こ
供V給されるようになっている。なお、この制御回路2
の詳細は後述する。楽音形成回路5は端子T3から供給
されるUK楽音のキーコードをデコードし、このデコー
ドしたデータに基づいてUK楽音信号(アナ。
グ信号)を発生する回路である。押鍵指示装置6はUK
I Iの押鍵位置を楽曲の進行と共に順次指示するもの
である。すなわち、この押鍵指示装置6はUKI Iの
各鍵に対応するランプ14,14…を有しており、楽曲
の進行と共にUK楽音データが端子T4に順次供V給さ
れると、同UK楽音データに対応するランプ14,14
・・・が順次点灯し、押鍵位置を指示するようになって
いる。なお、この押鍵指示装置6は図示のように鍵盤の
近傍に設けてもよいが、押鍵指示ランプ14,14・・
・を各鍵に埋込むようにしてもよい。UKキースイツチ
7はUKIIの鍵が押された場合、押された鍵に対応す
るキーコードを作り出す回路であり、作り出されたキー
コードは端子T5に供給されると共に楽音形成回路5と
同一構成の楽音形成回路15(楽音発生手段)に供給さ
れるようになっている。楽音形成回路9は端子T6から
供給されるLK楽音データをデコードし、このデコード
したデー外こ基づいてLK楽音信号およびベース音信号
を発生する回路である。
この楽音形成回路9には後述するりズムパターン発生回
路16からリズム信号が供給されるようになっており、
上述したLK楽音信号(例えばコード音信号、アルベジ
オ信号等)およびベース青信号はいずれもこのリズム信
号に基づいて進行するように作られるものである。リズ
ム音発生部1川ま楽音クロツク発生回路25、カウンタ
26、リズムセレクタ27、リズムパターン発生回路1
6、リズム音発生回路29、および切換スイッチ30か
ら構成されている。
楽音クロック発生回路25は楽曲の速さの基となる楽音
クロックパルスSIを発生する回路である。この楽音ク
ロックパルスSIはその周期が1粉ご音符長の1/4(
すなわち、4周期の時間が16分音符長に等しい)であ
るパルスであり、可変抵抗器(図示略)によってその周
期を変化し得るもので、カウン夕26および端子T7に
供聯合されるようになっている。カウンタ26は上記楽
音クロツクパルスSIをカウントし、カウント結果をリ
ズムパターン発生回路16に供g台するもので、そのェ
ネーブル様子に端子T8から稼動信号S2が供給される
と、上記楽音クロックパルスSIのカウントを開始する
ようになっている。リズムパターン発生回路16はリズ
ムセレクタ27によって指定された楽曲のリズム(例え
ば、ワルツ、スイング、マーチ、ジャズロック等)のパ
ターンをカウンタ26から出力される順次パルスに基づ
いてアンドゲート及びオアゲートからなるROM構成の
デコーダにより作り出すもので、この作り出されたりズ
ムパターンがリズム音発生回路29に供聯合されるよう
になっている。リズム音発生回路29はリズム音源(例
えばシンバル、バスドラム、コンガ等)を有しており、
このリズム音娘および供給されたりズムパターンを組合
せ、望みのIJズム音を作り出す回路である。なお、こ
のリズム音発生回路29の出力は切換スイッチ30によ
って開閉制御されるようになっている。そして、上述し
た楽音形成回路5,15,9およびリズム音発生部10
において作り出された各種楽音およびリズム音が増幅器
31においてミキシングされスピーカ12から放音され
る。
なお、上述した構成において同一の楽音形成回路が2個
(符号5で示すものおよび符号i5で示すもの)用いら
れているが、これはメモリーに蓄えられているUK楽音
のキーコードからUK楽音信号を作り出す場合は楽音形
成回路5を用い、UKキースイツチ7から出力されるキ
ーコードに基づいてUK楽音信号を作り出す場合は楽音
形成回路15を用いるためである。
この場合、オア回路を用いることにより1個の楽音形成
回路によって済ませることが可能であるが、このように
2個の楽音形成回路を用いると、練習者が正し〈押鍵し
た場合は楽音形成回路5,15の合成音として大きな音
が放音され、また練習者が叢まって押鍵した場合は、正
しい楽音および誤まった楽音が共に放音されるので、こ
れにより練習者が押鍵の誤りを即座に知ることができる
効果が得られる。次に、第3図〜第5図を参照し、メモ
IJIに記憶される演奏情報のデータフオーマットにつ
いて説明する。第3図は楽曲の冒頭部の一例を示すもの
でこの図において各楽符(音符または休符)の上の番号
は以下の説明の便宜上付した楽符番号である。
第4図は、第3図に示す楽曲がメモリ1に記憶されてい
る状態を示すもので、この図において音符データD,,
D2,…は各々第3図に示す音符あるいは休符■,■,
…に対応している。すなわち、第3図に示す楽曲の各音
符あるいは休符は、第4図に示すように最大3ワード(
この実施例においては、1ワード=8ビット構成である
)からなる楽符データD,,D2…によって記憶されて
おり、またこれらの各ワードは番地の若い順にUKデー
タ(符号W,.等)、LKデータ(符号W,2等)、符
長データ(符号W,3等)となっている。この場合、楽
符データD,,D2…にUKデータあるいはLKデータ
が含まれない場合は、楽符データD,,D2…が2ワー
ド構成となり(例えば、楽符データD2)、また楽曲の
最後は1ワード構成の終了コード(符号Wn)となって
いる。なお、UKデータあるいはLKデータがない場合
とは、UKデータあるいはLKデータが直前のUKデー
タあるいはLKデータと同一の場合である。すなわち、
この電子オルガンはUKデータあるいはLKデータが音
符データに含まれない場合は直前のUKデータあるいは
LKデータを連続してスピーカ32から放音するように
なっている。また、楽符データD,,D2・・・の最後
は必ず符長データ(符号W,3等)となっており、この
電子オルガンはこの符長データを検出することにより楽
符データD,,D2・・・の区切りを検知するようにな
っている。そして、この実施例においては上記各ワード
W,.,W,2,W,3・・・はメモリ1の1番地から
順次記憶されている。第5図は、上述した各データ(U
K,LK,符長)のデータフオーマツトおよび終了コー
ドを示す図である。
この図に示すように各データおよび終了コードはいずれ
も8ビット構成であり、またその第1、第2ビットが識
別コード(各データを識別するためのコード)となって
いる。なお、ビットの呼称を第5図において左から順に
第1、第2・・・第8ビットとする。第5図イは、UK
データを示すもので、識別コードは“1,0”である。
また、第3乃至第8ビットはUKに対応するキーコード
であり、第3、第4ビットはオクターブコード、第5〜
第8ビットはノートコードである。このUKデータは楽
音形成回路5および押鍵指示装置6にそれぞれ供聯合さ
れ、これによりUK楽音の発生および押鍵位置の指示が
なされる。なお、UK楽音が休符の場合(例えば、第3
図休符7)は、第3〜第8ビットがいずれも“0”とな
る。第5図口はLKデータを示すもので、識別コード‘
ま“0,1”である。また、第3、第4ビットは和音の
種類(メジャ、マィナ、九h、マィナhh)を示す和音
コード、第5〜第8ビットはノートコードである。この
LKデータは議出制御回路3において適宜処理された後
楽音形成回路9に供給され、これによりLK楽音および
ベース音の発生がなされる。なお、LK楽音およびベー
ス音を発生しない場合は第3〜第8ビットがいずれも‘
‘0”となる。第5図ハは符長データを示すもので、そ
の講捉りコードは“0,0”であり、また第3〜第8ビ
ットは符長(楽符の長さ)を示す長さデータである。
第5図二は楽曲の終りを示す終了コードであり、識別コ
ードは“1,1”である。この終了コードの第3〜第8
ビットはこの実施例においては使用されていない。すな
わち、楽曲の終りは識別コード“1,1”によって検知
するようになっている。なお、この終了コードの第3〜
第8ビットは他の制御命令に利用することが可能である
。次に、練習者が第3図に示す楽曲の演奏技術を練習す
る場合を例にとり第2図に示す制御回路2の詳細および
第1図に示す電子オルガンの動作について説明する。な
お、第6図は第2図に示す回路各部の出力波形を示すタ
イミングチャートである。また、以下の説明において“
1”信号、“0”信号あるいは“1”レベル、“0”レ
ベルとはいずれも二値論理レベルにおける信号あるいは
レベルを示している。この電子オルガンの動作は大きく
分けるとオートモードによる動作とマニュアルモードに
よる動作とに分けることができる。
オートモ−ド‘こよる動作とは第2図に示す切換スイッ
チ35をa側(オート側)に投入することにより行なわ
れる動作であり、楽曲がメモリ1に蓄えられている演奏
情報に基づいて進行するものである。これに対し、マニ
ュアルモード‘こよる動作とは切換スイッチ35をm側
(マニュアル側)に投入することにより行なわれる動作
であり、楽曲が練習者の練習スピードにしたがって進行
するものである。以下、まずオートモ−ド‘こよる動作
から説明する。練習者が第2図に示すスタート釘36を
押すと正電源端子37に得られる正電圧が微分回路38
に供給され、これにより微分回路38においてスタート
パルスS3が発生する(第6図イ参照)。このスタート
パルスS3はフリツプフロツプ(以下FFと略称する)
39のセット入力端子に供給されると共に、オアゲート
40を介してFF41のセット入力端子に、またオアゲ
ート42を介してアドレスカウンタ43のリセット端子
にそれぞれ供給され、この結果FF39,41がセット
される(第6図ハ参照)一方、アドレスカゥンタ43が
リセットされる。上記FF39はこの電子オルガンが楽
曲の自動演奏中であることを示すFFであり、スタート
パルスS3によってセットされると楽曲の自動演奏が終
了するまで(終了コードが検出されるまで)セット状態
を維持するものである。このFF39のQ出力信号ぐ1
”信号)は、稼動信号S2として端子T8を介して第1
図に示すカゥンタ26のェネーブル端子に供V給され、
これによりカウンタ26が楽音クロックパルスSIのカ
ウントを開始し、またリズム音発生部10がリズム音の
発生を開始する。そして、このリズム音発生部10は稼
動信号S2が“0”信号となるまで(すなわち、楽曲の
自動演奏が終了するまで)自動的にリズム音を発生し続
けるようになつている。一方、前記FF41がスタート
パルスS3によってセットされると、同FF41のQ出
力信号(“1”信号)はアンドゲート44の一方の入力
端に供給され、この結果アンドゲート44が関となる。
アンドゲート44の他方の入力端にはシステムク。ック
発生回路45において発生されるシステムクロックパル
スS4(第6図口参照)が供孫給されており、アンドゲ
ート44が開となると、このシステムクロツクパルスS
4が同アンドゲート44を介してアドレスカウンタ43
のクロック端子に供給される。なお、システムクロツク
パルスS4の周期は前述した楽音クロックパルスSIに
比較しはるかに短かくなっている(例えばlrsec)
。アドレスカウンタ43のクロツク入力端にシステムク
ロックパルスS4の第1パルス(第6図符号PI)が供
鎌倉されると、アドレスカゥンタ43のカウント出力は
「1」となり、このカウント出力「1」が端子TIを介
してメモリ1のアドレス端子に供聯合される。この結果
、メモリーのデータ端子には「1一番地の内容、すなわ
ち第4図において符号W,.にて示すUKデータが読出
され、この謙出されたUKデータが端子T2に供給され
る。この端子T2に供給されたUKデータの識別コード
(‘‘1,0”)はUKマーク検出回路46によって検
出され、検出出力ぐ1”信号)がラツチ47のロード端
子に供孫舎される。上記検出出力がラツチ47のロード
端子に供給されると、ラッチ47が端子T2に得られる
UKデータのキーコード(第3乃至第8ビット)(第5
図参照)を読込み、この読まれたキーコードがゲート回
路48およびデコーダ49の各入力端子に供給される。
ゲート回路48はそのェネーブル端子に接続されている
切換スイッチ50が“オン’’の場合は“開”状態、“
オフ”の場合は“閉”状態となるもので、この場合同切
換スイッチ50が‘‘オン”とすると前記キーコードは
ゲート回路48を通り、端子T3を介して楽音形成回路
5に供給される。そして、この楽音形成回路5において
同キーコード‘こ対応するUK楽音信号が作り出され、
スピーカ32から放音される。一方、デコーダ49の入
力端子に供聯合されたキーコードは、同デコーダ49に
よってデコードされゲート回路51の入力端子に供V給
される。ゲート回路51はそのェネーブル端子に供給さ
れる押鍵指示制御回路4の出力、すなわちオアゲート5
2の出力によって開/閉が制御されるもので、オアゲー
ト52の出力が“1”信号の場合は“開”状態、また“
0”信号の場合は“閉”状態となるものである。ここで
、オアゲート52の出力が“1”信号であるとして説明
を進めると(なお、押鍵指示制御回路4の詳細は後に説
明する)、ゲート回路51の入力端に供聯合されたデコ
ーダ49の出力は同ゲート回路51を通り、端子T4を
介して押鍵指示装置6に供給され、これによりデコーダ
49の入力端子に供給されたキーコードに対応するラン
プ14が点灯し、練習者にUKI Iの押鍵位置を指示
する。次に、システムクロツクパルスS4の第2パルス
(第6図符号P2)がアドレスカウンタ43に供給され
ると、同アドレスカウンタ43のカウント出力が「2」
となり、このカウント出力「2」が端子TIを介してメ
モリ1に供総合される。この結果、メモリ1の「2一番
地の内容、すなわち第4図において符号W,2にて示す
LKデータが謙出され、端子T2に供V給される。そし
て、端子T2に供給されたLKデータの識別コード(‘
‘0,1”)がLKマーク検出回路53により検出され
、検出出力ぐ1”信号)がラッチ54のロード端子に供
給される。ラッチ54のロード端子に“1”信号(上記
検出出力)が供給されると、同ラッチ54は端子T2に
供給されているLKデータのうち、和音コードおよびノ
ートコード(第3乃至第8ビット)(第5図参照)を読
込み、これらのコードを和音メモリ55の入力端に供給
する。和音メモリ55は、ノートコードに対応する楽音
を根音とする和音(この和音の種類は和音コード‘こよ
り決定される)を構成する3個の楽音データを、上記ノ
ートコードおよび和音コードをアドレスとして得るよう
に構成されたROM(リード・オンリィ・メモリ)であ
り、この和音メモリ55の入力端に前記ノートコードお
よび和音コードが供給されると、同和音メモリからこれ
らのコードーこ対応する3個のLK楽音データ(コード
化されている)が読出され、ゲート回路56の入力端子
に供給される。ゲート回路56はそのェネ−ブル端子に
後続されている切換スイッチ57が“オン”の場合は“
開”状態、“オフ”の場合は“閉”状態となるもので、
この場合同切換スイッチ57が“オン”とすると、和音
メモリ55の出力はゲート回路56を通り、端子T6を
介して楽音形成回路9に供給される。これにより、楽音
形成回路9において3個のLK楽音データに対応するL
K楽音信号およびベース音信号が作り出され、スピーカ
32から放音される。次いで、システムクロックパルス
S4の第3パルス(第6図符号P3)がアドレスカウン
タ43に供給されると、アドレスカウンタ43のカウン
ト出力は「3」となり、この結果メモリ1の3番地の内
容、すなわち第4図において符号W,3にて示す符長デ
ータが読出され端子T2に供給される。
そして、この端子T2に僕V給された符長デー夕の識別
コード(“0,0”)が符長マーク検出回路58により
検出され、検出出力(‘‘1”信号)がラツチ69のロ
ード端子および符長カウンタ60のリセット端子にそれ
ぞれ供給されると共に、オアゲート90を介してFF4
1のリセット端子に供給される。なお、オアゲート90
の他方の入力端に供給されているに(イニシャルクリア
)信号は、電源投入時にFF41をクリアするためのも
のである。FF41のリセット端子に上記検出出力(‘
‘1”信号)が供給されると、同FF41がリセットさ
れ(第6図ハ参照)、そのQ出力信号が“0”信号とな
り、これによりアンドゲート44が閉となり、システム
クロツクパルスS4がアドレスカウンタ43に供給され
なくなる。すなわち、アドレスカウンタ43は次にアン
ドゲート44が開となるまで(FF41がセットされる
まで)カウント出力が「3」の状態で留まることになる
。ラッチ59のロード端子に前記検出出力(“1”信号
)が供聯合されると、同ラッチ59は端子T2に得られ
る長さデータ(符長データの第3〜第8ビット)を謙込
み、この結果この長さデータが比較回路61の一方の入
力端に供給される。また、符長カウンタ60のリセット
端子に上記検出出力ぐ1”信号)が供給されると、同符
長カウンタ60がリセットされる。この符長カウンタ6
0は音符の長さ(符長)を計測するためのもので、その
クロック端子には楽音クロツク発生回路25(第1図参
照)の楽音クロックパルスSIが端子T7を介して供給
されており、またその出力は比較回路61の他方の入力
端に供給されている。そして、音符の長さデータ(ラツ
チ59の出力)が比較回路61の一方の入力端に供総合
されると同時にこの符長カウンタ60がリセットされ、
次いで同符長カウンタ60が楽音クロツクパルスSIの
カウントを開始する。そして、符長カゥンタ60のカウ
ント出力が上記長さデータに等しくなった時点(すなわ
ち、長さデータに対応する時間が経過した時点)で比較
回路61がこれを検出し、検出出力を微分回路62に供
V給する。微分回路62はこの検出出力を微分した後(
第6図二参照)、功換スイッチ35の端子aに供給する
。ここで、切換スイッチ35は前述したようにオートモ
ードであることから端子aと共通端子cとが接続されて
おり、したがって端子aに供V給された微分回路62の
出力は共通端子cおよびオアゲート40を介してFF4
1のセット入力端子に供給され、FF41がセットされ
る(第6図′、参照)。かくして、アンドゲート44が
再び“開”状態となり、システムクロツクパルスS4が
同アンドゲ−ト44を介してアドレスカウンタ43に供
給され、このアドレスカウンタ43のカウント出力によ
って第4図に示す音符データD2の論出しが開始される
。以上の過程が、第4図に示す音符データD,が自動的
に楽音として発生され、また同楽音に対応する押鍵位置
が指示される過程である。
すなわち、この電子オルガンは1つの楽音に対応する音
符データを高速で(数一secの間に)議出し、楽音を
発生させ、また音符データの諭出が終了した時点でアド
レスカウンタ43に供給されるシステムクロツクパルス
S4をストップし、発生している楽音の音符の長さだけ
待期する。そして、音符の長さが経過した時点での次の
音符データを議出し、この音符データにもとず〈楽音を
発生させ、更にこの動作を順次繰返すことにより楽曲の
自動演奏を行なうものである。次に、第4図に示す音符
データD2の議出しの場合について説明する。この音符
データD2が音符データD,と異なる点はLKデータが
ないことである。すなわち、符号W幻にて示すUKデー
タがメモリ1から謙出されると、このUKデータに対応
するUK楽音が発生されるが、音符データ○2にLKデ
ータかないことからLK楽音およびベース青はラツチ5
4に読込まれている音符データD,のLKデータに対応
する楽音を引続いて発生することになる。なお、音符デ
ータ中にUKデータが含まれない場合は、ラッチ47に
競込まれている直前のUKデータに対応するUK楽音が
引続いて発生される。さて、楽曲の自動演奏が進行し、
第4図において符号Wnにて示す終了コードがメモリー
から謙出され、端子T2に供給されると、この終了コー
ドは終了コード検出回路7川こよって検出される。
そして、この終了コード検出回路70の検出出力ぐ1”
信号)がFF39のリセット端子に供給され、これによ
りFF39がリセツトされ、そのQ出力信号が“0”信
号に、Q出力信号が“1”信号になる。このQ出力信号
の“1”信号はオアゲート42を介してアドレスカウン
タ43のリセット端子に供給され、これにより同アドレ
スカウンタ43がリセットされ、またQ出力信号(稼動
信号S2)の“0”信号は端子T8を介してカウンタ2
6のヱネーブル端子に供謙合され、これによりカウンタ
26が楽音クロツクパルスSIのカウントを停止し、同
時にリズム音発生部10におけるリズム音の発生が停止
する。こうして、この電子オルガンの自動演奏が終了す
る。このように、この電子オルガンは自動的に楽曲を演
奏する機能および同楽曲を演奏する際の押鍵位置を指示
する機能を共に有している。
そして、さらにこの電子オルガンは押鍵位置を指示する
押鍵指示装置6の動作/不動作を練習者の技術習得の程
度に合わせて自動的に制御する(押鍵指示ランプ14,
14・・・の点灯/消灯を制御する)機能を有している
。次に、押鍵指示装置6の動作/不動作を自動的に制御
する押鍵指示制御回路4(第2図参照)の詳細について
説明する。
この押鍵指示制御回路4はゲート回路51の開閉を制御
することにより押鍵指示装置6の動作/不動作を制御す
るもので、練習者が切換スイッチ71によって予め設定
されている謀打鍵数以上の謀打鍵を行なった場合は、自
動的に押鍵指示装置6が動作状態となり、また練習者が
切換スイッチ72によって予め設定されている正打鍵数
以上の正打鍵を連続して行なった場合は、自動的に押鍵
指示装置6が不動作となるように構成されている。
すなわち、練習者力mKIIを押鍵すると押された鍵に
対応するUKキーコードがUKキースィッチ7から楽音
形成回路15に供給されると共に端子T5を介して比較
回路73の一方の入力端に供給される。
比較回路73は、その他方の入力端に供給されているラ
ッチ47の出力、すなわちメモリーから読出されたUK
データのキーコード(第5図イ参照)と上記端子T5を
介して供給されるUKキーコードとを比較し、両者が一
致した場合(練習者の押鍵位置が正しい場合)は“1”
信号を、一致しない場合(練習者の押鍵位置が誤ってい
る場合)は“0”信号を各々出力するもので、この比較
回路73の出力はアンドゲート74の一方の入力端に供
給されると共に、ィンバータ75を介してアンドゲート
76の一方の入力端に供V給される。一方、端子T5を
介して供給されるUKキーコードの各ビットは各々オア
ゲート77によりオアがとられ、このオアゲート77の
出力がアンドゲート74,76の各他方の入力端に供給
される。すなわち、練習者がUKIIを押鍵した場合、
この押鍵位置が正しい位置の時は押鍵している時間に等
しいパルス幅を有する正打鍵信号S5がアンドゲート7
4の出力端から出力され、また押鍵位置が誤った位置の
時は、押鍵している時間に等しいパルス幅の誤打鍵信号
S6がアンドゲート76の出力端から出力される。そし
て、正打鍵信号S5は切換スイッチ35の端子mに供V
給されると共にカウンタ78(正打鍵計数回路)のクロ
ツク端子に供給され、また誤打鍵信号S6は謀打鍵表示
ランプ79の一方の端子、カウンタ78のリセット端子
、FF80のリセット端子、リングカウンタ81(謀打
鍵計数回路)のクロツク端子にそれぞれ供給される。上
記カウンタ78は連続正打鍵の数をカウントする回路で
ある。すなわち、練習者が例えば連続して2度正打鍵を
行ない、次に誤打鍵を行なったとすると、カウンタ78
のカウント出力は正打鍵信号S5の2個のパルスにより
「2」となった後誤打鍵信号S6のパルスによりリセッ
トされる。また、練習者が例えば3度連続して正打鍵を
行った後謀打鍵を行なった場合は、カウンタ78のカウ
ント出力は「3」となった後リセットされる。そして、
このカウンタ78のカウント出力はデコーダ82に供給
される。このデコーダ82はカウンタ78のカウント出
力をデコードするためのもので、その「1」出力端子(
カウンタ78のカウント出力が「1」の場合に“1”信
号を出力する端子)が切換スイッチ72の端子aに、そ
の「2」出力端子(カウンタ78のカウント出力が「2
」の場合に“1”信号を出力する端子;以下同じ)が切
換スイッチ72の端子bに、その「3」一世力端子が切
換スイッチ72の端子cに、またその「4」出力端子が
切換スイッチ72の端子dに各々接続されている。切換
スイッチ72は連続正打鍵数を設定するためのもので、
その共通端子eがFF80のセット端子に接続されてい
る。この場合、例えば第2図に示されているように切換
スイッチ72の共通端子eと端子cとが接続されている
とすると、練習者が連続3度以上正打鍵を行なった場合
デコ−ダ82の「3」出力端子が“1”信号となり、こ
の“1”信号が切換スイッチ72を介してFF80のセ
ット端子に供給され、これにより同FF80がセットさ
れる。FF80は、上述したように予め切換スイッチ7
2により設定された連続正打鍵数以上の正打鍵を練習者
が連続して行なった場合にセットされ、また練習者が謀
打鍵を行なった場合にリセットされるもので、そのQ出
力信号がリングカウンタ81のリセット端子およびFF
83のリセット端子に供聯合される。リングカウンタ8
1は練習者の譲打鍵数をカウントするための4ビットの
りングカウンタであり、誤打鍵信号S6のパルスがクロ
ツク端子に供V給されるたびにその「1一世力端子、「
2一世力端子、「3」出力端子、「4」出力端子が順次
“1”レベルとなり、またリセット端子に“1”信号が
供V給されると全出力端子が“0”レベルとなるもので
ある。そして、このリングカウンタ81の「1リ「2」
,「3レ「4」出力端子に得られる各出力信号のオアが
オアゲート84によってとちれ、「2」,「3レ「4」
出力端子に得られる各出力信号のオアがオアゲート85
によってとられ、「3」,「4」出力端子に得られる各
出力信号のオアがオアゲート86によってとられ、また
これらオアゲート84〜86の各出力信号が切換スイッ
チ71の端子a〜cに各々供給され、さらにリングカウ
ンタ81の「4」出力端子が切換スイッチ71の端子d
に接続されている。切換スイッチ71は謀打鍵数を設定
するためのもので、その共通端子eがFF83のセット
端子に接続されている。この場合、例えば切換スイッチ
71の共通端子eと端子bとが接続されているとすると
、練習者が切換スイッチ72により設定されている数の
連続正打鍵を行なう前に2度謀打鍵を行なった場合リン
グカウンタ81の「2」出力端子が“1”信号となり、
この“1”信号がオアゲート85および切換スイッチ7
1を介してFF83のセット端子に供給され、これによ
りFF83がセットされる。また、例えば切換スイッチ
71の共通端子eと端子cとが接続されている場合は、
練習者が切換スイッチ72により設定されている数の連
続正打鍵を行なう前に3度誤打鍵を行なった場合にFF
83がセットされる。また、切換スイッチ71の共通端
子eと端子cとかつ接続されている場合において、練習
者が3度誤打鍵を行なう前に功換スィッチ72により設
定される数の連続正打鍵を行なった場合はFF80のQ
出力信号によりリングカウンタ81がリセットされ、し
たがってFF83がセットされることはない。このよう
に、FF83は練習者が切換スイッチ71によって設定
される数の誤打鍵を行なった場合にセットされ、また練
習者が切操スイッチ72によって設定される数の正打鍵
を行なった場合にリセットされるもので、このFF83
のQ出力信号がオアゲート52を介してゲート回路51
のェネーブル端子に供給され、これによりゲート回路5
1の開/閉が制御される。また、オアゲート52の他方
の入力端に接続されている切換スイッチ84は手動によ
ってゲート回路51を“開”状態とするためのものであ
る。すなわち、切換スイッチ84が“オン”状態の場合
は、正電源端子37の正電圧ぐ1”信号)がオアゲート
52を介してゲート回路51のェネーブル端子に供V給
されるので、同ゲート回路51はFF83の出力信号に
関係なく“開”状態となる。逆に切換スイッチ84が“
オフ”状態の場合は、オアゲート52の他方の入力端に
抵抗85を介して接地電位ぐ0”信号)が供給されるの
で、オアゲート52の出力信号はFF83の出力信号と
同一レベルとなり、ゲート回路51の開閉がFF83の
出力信号によって制御される。なお、謀打鍵表示ランプ
79は練習者に謀打鍵を知らせるためのもので、練習者
の謀打鍵によりアンドゲート76の出力信号が“1”信
号となり、この“1”信号が謀打鍵表示ランプ79の一
方の端子に供給されることにより点灯するものである。
また、前述したように正打鍵信号S5が切換スイッチ3
5の端子mに供V給されるが、この場合端子mがオープ
ン端子となっているので動作上の影響はない。
このように、押鍵指示制御回路4はラツチ47を介して
供給される正しいUKキーコードとUKキースィツチ7
から供g給される練習者の押鍵位置に対応したUKキー
コードとを比較回路73によって比較することにより、
練習者の押鍵位置の正/誤を判断し、また練習者が切換
スイッチ71によって設定される数以上の謀打鍵を行な
った場合はゲート回路51を開状態とすることにより押
鍵指示装置6を動作状態とし、また練習者が切換スイッ
チ72によって設定される数以上の連続正打鍵を行なっ
た場合はゲート回路51を閉状態とすることにより押鍵
指示装置6を不動作状態とするように構成したものであ
る。
そして、これにより練習者は押鍵指示装置6の指示にた
よりすぎることなく楽譜と対応させつつ楽曲の演奏技術
の練習をすることが可能となる。次に、この電子オルガ
ンのマニュアルモ−ド‘こおける動作、すなわち切換ス
イッチ35の共通端子cと端子mとが接続された場合の
動作について説明する。
なおこの場合、以下に述べるように楽曲が練習者の練習
スピードに従って進行するので、切換スイッチ30,5
0,57,84をいずれも“オフ”状態としておくこと
が必要であり、以下の説明においてはこれら“オフ”状
態の切換スイッチに関係する部分は省略する。まず、練
習者がスタート鋤36を押すと、微分回路38からスタ
ートパルスS3が発生し、FF41がセットされ、シス
テムクロツクバルスS4がアンドゲート44を介してア
ドレスカウンタ43に供聯合され、これによりメモリ1
から第4図に示す音符データD,が読出され、ラツチ4
7,54,59に各々UKデータのキーコード、LKデ
ータのLK楽音コード、符長データの長さデータが読込
まれ、そして符長マーク検出回路58によってFF41
がリセットされる。
すなわち音符データD,がメモリ1から読み出された状
態でアドレスカウンタ43は停止している。この時、同
時に練習者が楽譜を見ながら練習を開始すると、練習者
の第1の押鍵によってUKキースィッチ7からUKキー
コードが発生し、このUKキーコードが比較回路73に
供孫舎され、この比較回路73においてラツチ47に読
込まれているUKキーコード(音符データD,のUKキ
ーコード)と比較される。そして、上記第1の押鍵が正
打鍵であったとすると、アンドゲート74の出力端から
正打鍵信号S5が発生し、この正打鍵信号S5がカウン
夕78に供給されると共に、切換スイッチ35およびオ
アゲート40を介してFF41のセット端子に供繋台さ
れる。この結果、カウンタ78のカウント出力が「IJ
となる一方、FF41がセットされる。FF41がセッ
トされると、アドレスカウンタ43に再びシステムクロ
ツクパルスS4が供、給され、メモリ1から音符データ
D2(第4図参照)が謙出され、ラツチ47,59に各
々UKキーコード、長さデータが読込まれ、そして符長
マーク検出回路70によってFF41がリセットされ、
アドレスカゥンタ43はメモリ1から音符データD2が
読み出された状態で停止する。次いで、練習者が第2の
押鍵を行なうと、この押鍵によりUKキ−スイッチ7か
ら発生したUKキーコードがラツチ47に譲込まれてい
るUKキーコード(音符デ−タD2のUKキーコード)
と比較される。
この場合、練習者の押鍵位置が誤っていたとすると、ア
ンドゲート76の出力として謀打鍵信号S6が発生し、
これによりカウンタ78がリセツトされ、またリングカ
ウンタ81の「1」出力端子が“1”レベルとなり、さ
らに謀打鍵表示ランプ79が点灯し練習者に謀打鍵を知
らせる。ところで、この場合FF41のセットが行われ
ないので、メモリ1から次の音符データD3の読出しが
行なわれず、ラッチ47には音符データD2のUKキー
コードが謙込まれたままの状態にある。したがって、練
習者は再度楽譜を確認し、正しい押鍵を行なわなければ
ならない。練習者が正しい押鍵を行なうと、正打鍵信号
S5が再び発生し、この正打鍵信号S5によりFF41
がセットされ、メモリ1から音符データD3が読出され
る。このように、マニュアルモードにおいては練習者が
正打鍵を行なうたびにメモリーからの音符データの講出
しが行なわれ、したがって楽曲が練習者の練習スピード
に基づいて進行する。
(このため、伴奏音、リズム音等を自動的に発生させる
ことは無意味となる。)そして、オートモードの場合と
同様に練習者が切換スイッチ71によって設定される数
以rの誤打鍵を行なった場合は自動的に押鍵指示装置6
が動作状態となり、また練習者が切換スイッチ72によ
って設定される数以上の連続正打鍵を行なった場合は、
押鍵指示装置6が自動的に不動作状態となる。次に、上
述した電子オルガンの使用法について説明する。
まず、切襖スイッチ30,50,57,84を“オン”
とし、切換スイッチ35をオート側(a側)に投入し(
以上を第1の状態と称す)、スタート釘35を押す。こ
れにより、練習者は楽曲の模範演奏を聞くことができる
と共に押鍵の仕方を押鍵指示装置6によって確認するこ
とができる。次に、上記第1の状態において再度スター
ト鋤35を押し、押鍵指示装置6の指示に従ってUKI
Iの押鍵練習を行なう。この場合、練習者は自動的に発
生する伴奏音、リズム音を聞きながらUKI Iの押鍵
練習をすることができる。この練習を数度繰返し、ある
程度この押鍵練習に習熟した時点で切換スイッチ84を
“オブ’状態とする(他の切換スイッチ類は第1の状態
のまま:第2の状態と称す)。この第2の状態において
スタート釘35を押し、練習者は楽譜をみながら練習を
行なう。この場合、前述したように押鍵指示装置6は練
習者の誤打鍵数および正打鍵数により制御される。この
練習にもある程度習熟した時は、切換スイッチ30,5
0,57,84を全て“オフ”とすると共に、切換スイ
ッチ35をマニュアル側(m側)に投入する(第3の状
態と称す)。この第3の状態においてスタート釦35を
押し、練習者は楽譜をみながら練習を行なう。このよう
に、練習者の技術上達の程度により練習方法を変え、ま
た楽譜を参照しつつ練習を行なうことにより、能率よく
演奏技術を習得することが可能になる。これで、この発
明の一実施例である電子オルガンの説明を終る。
なお、この実施例においては正打鍵数が任意に設定し得
るようになっているがこれは適当に押した鍵がたまたま
正打鍵となる場合があるので、連続正打鍵を検出し演奏
が流れに乗ったことを確認してから押鍵指示装置6を不
動作とした方がより望ましいからである。また、この実
施例においてはUKIIにのみ押鍵指示装置6を設けた
が、これはLK(下鍵盤)にも同様に設けることができ
、またこの場合押鍵指示制御回路4をLKに設けた押鍵
指示装置に適用することも勿論可能である。
また、この実施例においては回路構成を全てハードウェ
アにて構成したが、これをマイクロコンピュータおよび
ソフトウェアを用いて構成することもできる。
以上詳細に説明したように、この発明によれば、予め楽
曲の演奏情報を記憶手段に記憶しておき、この記憶手段
の内容に基づいて練習者に押鍵位置を指示する一方、こ
の押鍵位置を指示する指示装置の動作/不動作を、練習
者の謀打鍵の回数に基づいて動作する押鍵指示制御回路
の出力によつて制御するようにしたので、練習者が楽譜
と対応づけつつ能率よく演奏技術の習得をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は第1図に示す制御回路2の詳細を示す回路図、
第3図は楽曲の冒頭部の一例を示す図、第4図は第3図
に示す楽曲が第1図に示すメモリー内に記憶されている
状態を示す図、第5図は第1図に示す実施例において用
いられる演奏情報のデータフオーマツトを示す図、第6
図は第2図に示す回路各部の出力波形を示すタイミング
チャートである。 1・・・・・・記憶手段(メモリ)、3・・・・・・読
出制御回路、4..・・・.押鍵指示制御回路、5,9
,15・・・・・・楽音発生手段(楽音形成回路)、6
・・・・・・押鍵指示手段(押鍵指示装置)、10…・
・・楽音発生手段(リズム音発生部)、73・・・・・
・比較回路、78・・・・・・正打鍵計数回路(カウン
タ)、81・・・・・・謀打鍵計数回路(リングカウン
タ)。 第3図 第4図 第6図 図 糠 図 N 蛇 図 ■ 船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の鍵と、これらの鍵名に対応する楽音信号を発
    生する楽音発生手段とを有する電子楽器において、演奏
    情報を記憶する記憶手段と、この電子楽器の練習者に押
    鍵位置を指示する押鍵指示手段と、前記記憶手段に記憶
    されている内容を読出し、この読出された内容に基づい
    て前記楽音発生手段および押鍵指示手段を駆動する読出
    制御回路とを設け、更に練習者の誤打鍵の回数に基づい
    て前記押鍵指示手段の動作/不動作を制御する押鍵指示
    制御回路を設けてなる電子楽器。 2 前記押鍵指示制御回路は、練習者が押鍵した鍵のキ
    ーコードと前記記憶手段から読出されたデータとを比較
    する比較回路を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の電子楽器。 3 前記押鍵指示制御回路は、誤打鍵の回数をカウント
    する誤打鍵計数回路を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の電子楽器。 4 前記押鍵指示制御回路は、練習者の正打鍵数をカウ
    ントする正打鍵計数回路を有し、この正打鍵計数回路の
    出力および前記誤打鍵計数回路の出力に基づいて前記押
    鍵指示手段の動作/不動作を制御することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の電子楽器。 5 前記読出制御回路は、前記記憶手段の内容に基づい
    て、自動的に楽曲を演奏するように前記楽音発生手段を
    駆動する自動演奏機能を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの項記載の電子
    楽器。 6 前記楽音発生手段は楽曲の伴奏音を発生する楽音形
    成回路を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第5項のいずれかの項記載の電子楽器。
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