JPS60243321A - 車両用内燃機関の沸騰冷却装置 - Google Patents

車両用内燃機関の沸騰冷却装置

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JPS60243321A
JPS60243321A JP59100156A JP10015684A JPS60243321A JP S60243321 A JPS60243321 A JP S60243321A JP 59100156 A JP59100156 A JP 59100156A JP 10015684 A JP10015684 A JP 10015684A JP S60243321 A JPS60243321 A JP S60243321A
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water jacket
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    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • F01P7/167Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control by adjusting the pre-set temperature according to engine parameters, e.g. engine load, engine speed

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ウォータジャケット内に液相冷媒を貯留し
ておき、その沸騰気化により内燃機関の冷却を行うとと
もに、発生した冷媒蒸気をコンデンサにより凝縮して再
利用するようにした内燃機関の沸騰冷却装置に関する。
従来技術 内燃機関の温度は、周知のように機関の熱効率や充填効
率あるいは耐ノツク性能などに直接に影響するほか、油
粘性による摩擦損失などに影響し、機関の燃料消費率や
最大出力あるいは騒音の大小などを左右する要因となる
。しかし、従来の一般的な水冷式冷却装置にあっては、
サーモスタットにて流路を切換えることにより暖機時の
過度の冷却を防止している程度に過ぎず、温度制御はな
されていないに等しい。また、電動ファンの0N−OF
Fにより温度制御を行おうとしても、冷却系内に多量の
冷却水が循環しており、その全体の温度変化を待たなけ
ればならないので、負荷や回転速度等運転条件に応じて
可変的に設定した目標温度に応答性良く追従させること
は全く不可能であり、上述した熱効率等を考慮した高精
度な温度制御は到底実現できない。
一方、上記のような冷却水の単純な温度変化を利用した
冷却装置に対し、冷媒(冷却水)の液相−気相の相変化
を利用した冷却装置も種々提案されている(例えば特公
@57−57608号公報。
7′ 特開昭57−62912号公報等)。これは基本的には
、ウオークジャケット内で貯留状態にある液相冷媒を沸
騰させ、その発生蒸気を外部のコンデンサ(ラジェータ
)に導いて放熱液化させた後に、再度ウォータジャケッ
ト内に循環供給する構成であって、ウォータジャケット
内の各部の温度を冷媒沸点に均一に維持できるとともに
、コンデンサにおげろ熱交換効率を飛躍的に向上させ得
る利点が指摘されている。そして、このように相変化を
利用する場合には、ウォータジャケット内の圧力を可変
制御することにより液相冷媒の沸点を任意にかつ速やか
に変化させ得るので、運転条件に応じた応答性の良い温
度制御を実現し得る可能性がある。
しかし、従来この種冷却装置においては、上記のように
系内圧力に応じて温度が直ちに変動するということは、
むしろこの種冷却装置の実用化を困難にする大きな欠点
であると考えられていた。
すなわち、クォータジャケットやコンデンサ等からなる
冷却系内を密閉した構成では、例えば自動車用機関に適
用した場合に、機関発熱量が広範に変化し、しかも効率
の良いコンデンサの放熱能力が車両走行風の大小に殆ど
支配されてしまうことから、両者の平衡が崩れ易いとと
もに、これが直ち(C温度変化として現われてしまい、
コンデンサに対する冷却ファンの送風量を多少変化させ
た程度では到底制御することができないのである。
それ故、上記の特公昭57−57608号公報や特開昭
57−62912号公報に見られるように、従来装置で
は、冷却系内を大気に一部で連通させて実質的に非密閉
構造とし、大気圧下での冷媒沸点に固定的に維持するよ
うに構成しており、結局、上述したような運転条件に応
じた温度制御は実現されていない。
発明の目的 本発明は上記のような技術的背景の下になされたもので
あって、その目的とするところは、例えば自動車用機関
のように機関発熱量や冷却に供される車両走行風量が広
範に変化するような場合であっでも、機関温度を機関運
転条件に応じて確実にかつ応答性良く制御し得る沸騰冷
却装置を提供することKある。
発明の構成および作用 第1図は第1発明の構成を示す機能ブロック図である。
機関のウォータジャケット1は液相冷媒が貯留される構
造のもので、コンデンサ2とともに外気に対し密閉状態
に保たれている。コンデンサ2は、上記ウォータジャケ
ット1で発生した冷媒蒸気が比較的上部から導入される
よ・うに上記ウォータジャケット1に接続されており、
かつ下部から凝縮された液相冷媒が取り出される構造と
なっている。また、このように密閉されたウォータジャ
ケット1等の外部に、大気開放されたリザーバタンク3
が設けられており、その内部に適宜な量の液相冷媒が貯
留されている。
冷媒供給手段4は、上記コンデンサ2の下部あるいは上
記リザーバタンク3から上記ウォータジャケット1に対
し液相冷媒を供給するものであり、例えば電動ポンプ等
から構成される。
冷媒導入手段5は、コンデンサ2内の液相冷媒の液面を
高めるべくリザーノくタンク3からコンデンサ2内に液
相冷媒を導入するものであり、冷媒排出手段6は、コン
デンサ2内の液相冷媒の液面を下げるべ(逆にコンデン
サ2円からリザーノくタンク3内に液相冷媒を排出する
ものである。
上記冷媒導入手段5および冷媒排出手段6は、例えば電
動ポンプ等から構成することができるが、夫々にポンプ
を設けずに単一のポンプを共用シ、その吸入側および吐
出側の流路を複数の電磁弁にて適宜形成する構成とする
こともできる。更に上記冷媒供給手段4をも含めてポン
プを共用した構成も可能である。
また、制御温度範囲が大気圧下での冷媒沸点よりも全体
として低く、ウォータジャケット1内で常に減圧沸騰が
生じた状態となる場合には、単にリザーバタンク3とコ
ンデンサ2内との間を開閉する電磁弁にて冷媒導入手段
5を構成することができる。
一方、上記ウォータジャケット1に対しては、そこに貯
留されている液相冷媒の液面位置を検出する液面検出手
段7と、液相冷媒温度を検出する温度検出手段8とが夫
々設けられている。尚、温度検出手段8は、液相冷媒を
直接に検出するものn)1.8店、b塊に鱈n)2名g
sす一六シ拍%+tr士21μト六週]室訊bウーー−
タジャケット1上部の気相冷媒領域の圧力などから間接
的に検出するものであっても良い。
ウォータジャケット側液面制御手段9は、上記の液面検
出手段7の検出に基づき上記冷媒供給手段4を制御する
ものであり、この制御の結果、ウォータジャケット1内
で沸騰気化により減少した冷媒がコンデンサ2あるいは
リザーバタンク3からの冷媒供給によって補給され、液
面が常に略一定に保たれる。
目標設定手段10は、負荷9回転速度等の各種運転条件
信号を入力として最適な目標温度を設定するものであり
、コンデンサ側液面制御手段11は、この目標温度と上
記温度検出手段8による検出温度とを比較し、両者を合
致させるべく冷媒導入手段5および冷媒排出手段6とを
制御するものである。
すなわち、コンデンサ2の熱交換効率は、コンデンサ2
内部が液相冷媒である場合と気相冷媒である場合とで著
しく変化し、上方に気相冷媒が、下方に液相冷媒が夫々
共存する状態でG巳−1気相冷媒の領域のみが実質的な
放熱面積となる。従って、その液面の高さを制御するこ
とにより、放熱能力を任意に、かつ広範囲に制御するこ
とができる。
そして、前述したようにウォータシャグツト1等は密閉
状態にあるから、コンデンサ2の放熱能力によって定ま
る冷媒の凝縮量と、ウォータジャケット1側での発熱量
に応じた蒸気発生量との釣り合いが崩れると、直ちに内
部圧力が変動し、冷媒沸点の変化を来たして、ウォータ
ジャケット1内の温度が速やかに上昇あるいは下降する
ことになる。
従って、検出温度と目標温度との比較に基づきコンデン
サ2内の液面位置を制御することによって、車両走行風
等の外乱に十分対抗し得る高精度かつ応答性の良い温度
制御を実現でき、しかもその制御可能な温度範囲も、コ
ンデンサ2全体を気相領域とした場合と液相領域とした
場合の放熱能力の差が極めて大きいことから、相当に広
範囲な温度制御を行い得るのである。
次に第2図は第2発明の構成を示す機能ブロック図であ
る。尚、第1発明と共通する主要部には同一符号を付し
である。
この第2発明においては、コンデンサ2の前面あるいは
背面に強制冷却用の冷却ファン12が臨設されており、
これをファン制御手段13が制御している。
目標設定手段10’は、負荷2回転速度等の各種運転条
件信号を入力として、比較的狭い範囲、例えば1〜2℃
程度の範囲で第J上限温度(a)と第1下限温度(b)
とを設定し、かつこれらを含む比較的広い範囲、例えば
5〜6℃程度の範囲で第2上限温度(c)と第2下限温
度(d)とを設定するものである。
尚、これは所定の演算あるいはデータの読み出し等によ
って行われるが、その上下の温度範囲も固定した値とす
る必要はなく、可変的に設定することが可能である。
ファン制御手段13は、温度検出手段8によ、る検出温
度を、上記第1上限温度(a)および第1下限温度(b
+と比較し、第1上限温度(Jl)以上であれば冷却フ
ァン12をONに、第1下限温度(b)以下であればO
FFに、夫々制御するものであり、つまり両温度の範囲
内に維持するべ(強制冷却風をコンデンサ2に供給する
ことになる。
一方、コンデンサ側液面制#す段11′は温度検出手段
8による検出温度を、上記第2上限温度(C)および第
2下限温度(d)と比較し、第2上限温度(C)以上で
あれば冷媒排出手段6を作動させ、第2下限温度(d)
以下であれば冷媒導入手段5を作動させるものであり、
両温度の範囲内に維持するべくコンデンサ2の実質的放
熱面積の制御を行う。
すなわち、この第2発明においては、定常走行時等にお
ける微小な温度変動に対しては冷却ファン12のみが作
動し、強制冷却風の有無により放熱能力を変化させて目
標温度(第1上限温度と第1下限温度の間)に維持しよ
うとし、運転条件の急変あるいは車速の急変により実際
の温度が目標温度から大きく離れた場合に前述したコン
デンサ2の液面制御による温度制御を行うのである。
冷却ファン12に依存する温度制御は、送風量変化がコ
ンデンサ2内の凝縮量変化つまり内部圧力変化に直結す
るため、極めて応答性が良いのであるが、その反面、車
両走行風に比して風量も少な(、制御可能な温度範囲は
狭い。逆に、コンデンサ2の液面制御による温度制御は
、前述したように制御可能な温度範囲が広く得られる反
面、制御応答性としては液相冷媒の導入、排出に要する
機械的な応答遅れに制約されてしまう。
この第2発明においては、上記のようにコンデンサ2の
液面制御によって温度を予め粗く制御し、その範囲内で
更に冷却ファン12による微細な制御が行われるため、
夫々の長所が活かされ、広範な温度範囲に亘って応答性
良く、かつ高精度に温度制御を実現できるのである。
実施例 第3図は本発明に係る沸騰冷却装置の一実施例を示すも
ので、同図において、21はウォータジャケット22を
備えてなる内燃機関、23は気相冷媒を凝縮するための
コンデンサ、24は[動式の冷媒供給ポンプを夫々示し
ている。
上記ウォータジャケット22は、内燃機関21のシリン
ダおよび燃焼室の外周部を包囲するようにシリンダブロ
ック25およびシリンダヘッド26の両者に亘って形成
されたもので、通常気相空間となる上部が各気筒で互い
に連通しているとともに、その上部の適宜な位置に蒸気
出口27が設けられている。この蒸気出口27は、接続
管28および蒸気通路29を介1−でコンデンサ23の
上部入口23aに連通しており、かつ上記接続管28に
は、冷媒循環系の最上部となる排出管取付部28aが上
方に立ち上がった形で形成されているとともに、その上
端開口をキャップ30が密閉している。
上記コンデンサ23は、−上記入口23aを有する了ツ
バタンク31と、上下方向の微細なチューブを主体とし
たコア部32と、このコア部32で凝縮された液化冷媒
を一時貯留するロアタンク33とから構成されたもので
、例えば車両前部など車両走行風を受け得る位置に設置
され、更にその前面あるいは背面に、強制冷却用の電動
式冷却ファン34を備えている。また、上記ロアタンク
33は、その比較的、下部に冷媒循環通路35の一端が
接続されているとともに、これより上部に補助冷媒通路
36の一端が接続されている。上記冷媒循環通路35は
、その他端が上記ウォータジャケット22の下部の冷媒
入口22aに接続されたもので、その通路中に三方型の
第2電磁弁38.第3電磁弁39を備えているとともに
、両電磁弁38゜39間に上記冷媒供給ポンプ24が介
装されている。そして、上記補助冷媒通路36は、その
他端が上記第3電磁弁39を介して上記冷媒循環通路3
5に接続されており、かつ通路中に常開屋の第5電磁弁
40が介装されている。
41は、上記ウォータジャケット22やコンデンサ23
を主体とした密閉系の外部に設けられたリザーバタンク
であって、これは通気機能を有する・キャップ42を・
介して大気KM放されているとともに、上記ウォータジ
ャケット22の最上部付近の高さ位置に設置され、かつ
その底部に、冷媒導入用通路43と冷媒排出用通路44
とが接続されている。上記冷媒導入用通路43は、その
先端が上記第2を磁弁3Bを介して冷媒循環通路35に
接続されており、上記冷媒排出用通路44は、先端が上
記補助冷媒通路36の第3電磁弁39−第5電磁弁40
間に接続され、かつ通路中に常開型の縞4電磁弁45を
備えている。
上記の第2〜第5電磁弁38,39,45.40は、冷
媒供給ポンプ24の吸入側および吐出側の流路を適宜切
換えて、前述した冷媒供給手段、冷媒導入手段および冷
媒排出手段としての流路を夫々構成するものである。具
体的には、第2電磁弁38を「流路B」とし、かつ第3
電磁弁39を「流路C」とすることによりロアタンク3
3からウォータジャケット22へ冷媒を循環供給する経
路が形成され、また第2電磁弁38を「流路A」とし、
かつ第3電磁弁39f:r流路C」とすることによりリ
ザーバタンク41からウォータジャケット22へ冷媒を
供給する経路が形成される。更に、第2電磁弁38を「
流路A」、第3電磁弁39を「流路D」、第5電磁弁4
oを「開」、第4電磁弁45tl−r閉」とすることに
より、リザーバタンク41から冷媒供給ポンプ24を介
してロアタンク33側へ冷媒を導入する経路が形成され
、第2電磁弁38を「流路B」、第3電磁弁39を「流
路D」、第5電磁弁40を「閉」、第4電磁弁45を「
開」とすることにより、ロアタンク33から冷媒供給ポ
ンプ24を介してリザーバタンク41へ冷媒を排出する
経路が形成される。
一方、上述した密閉系の最上部となる排出管取付部28
aには、系内の空気を排出するための空気排出通路46
が接続されており、かつ空気排出時に同時に溢れ出た液
相冷媒を回収するために、上記空気排出通路46の先端
部がリザーバタンク41内に挿入され、その比較的上部
に開口している。そして、上記空気排出通路46には、
常閉型の第1電磁弁47が介装されている。
次にセンサ類を説明すると、ウォータジャケット22に
対しては、液面検出手段を構成する第、1液面センサ5
1と、温度検出手段を構成する温度センサ52とが設け
られており、他方コンデンサロアタンク33−に対して
は第2液面センサ53が設けられている。尚、その他機
関運転条件を検出するための各種センサについては図示
していない。
上記第1.第2液面センサ51,53は例えばリードス
イッチを利用したフロート式センサ等が用いられ、冷媒
液面が設定レベルに達しているか否かをON・OFF的
に検出するものであって、第1液面センサ51はその検
出レベルがシリンダヘッド26の略中間程度の高さ位置
に設定され、かつ第2液面センサ53はその検出7ペル
が補助冷媒通路36の開口よりも僅かに上方の高さ位置
に設定されている。温度センサ52は例えばサーミスタ
等からなり、上記第1液面センサ51の若干下方位置つ
まり通常液相冷媒内に没入する位置に設けられて、ウォ
ータジャケット22内の液相冷媒の温度を直接検出して
いる。
54は、゛所謂マイクロコンピュータシステムを用いた
制御装置を示し、上記のセンサ類の各検出信号に基づい
て後述する制御を行っている。
第4図〜第11図は、上記制御装置54において実行さ
れる制御の内容を示すフローチャートであって、以下、
機関の始動から停止までの流れに沿ってこれを説明する
。尚、図中第1〜第5電磁弁47,38,39,45.
.40を夫々「電磁弁■」、「電磁弁■」・・・・・・
のように略記しである。
第4図は制御の概要を示すフローチャートであって、機
関の始動(イグニッションキーON)[より制御が開始
すると、所定のイニシャライズ処理(ステップ1)を行
った後に、先ずその始動が初期始動であるか再始動であ
るか、具体的には温度センサ52による検出温度が所定
温度(例えば45°C)より高いか否かを判断する(ス
テップ2)。
所定温度以下つまり未暖機状態の初期始動であればステ
ップ3の空気排出制御を経てからステップ4の暖機制御
へ進み、以後は通常運転制御(ステップ5)をキーOF
F時まで繰り返し行う。一方、ステップ2で所定温度以
上の場合、つまり再始動時には経時的な空気の侵入が考
えられないので空気排出制御(ステップ3)は省略する
また、その制御中にキーOFFの信号が入力されると、
第5図に示す割込み制御ルーチンが実行され、キーOF
F制御(ステップ6)による一定の処理を経た後に電源
がOFFとなって一連の制御が終了する。
第6図はステップ3の空気排出制御のフローチャートを
示すものである。尚、この機関始動の際に、通常系内は
液相冷媒(例えば水と不凍液の混合液)で殆ど満たされ
た状態にあり、リザーバタンク41には系内を完全に満
たし得る以上の液相冷媒が貯留されている。空気排出制
御は、この状態から更に系内を完全に満水状態とするこ
とによって空気を排出するものであり、先ずステップ1
1〜ステツプ13で、空気排出通路46の第1電磁弁4
7を開くとともに、冷媒供給ポンプ24によりリザーバ
タンク41からウォータジャケット22側へ一定時間液
相冷媒を送り込み、更にステップ14、ステップ15で
流路を切換えてリザーバタンク41からロアタンク33
側へ一定時間液相冷媒を送り込む。従って、系内に残存
していた空気は、系上部に集められた後、空気排出通路
46を介して系外のりザーパタンク41側に強制的に排
出される。尚、ウォータジャケット22側およびコンデ
ンサ23側の双方から液相冷媒を送り込むことによって
、コンデンサ23内部に付着していたような空気や配管
内の空気をも効果的に排出できる。また、ステップ16
では、空気排出通路46を閉じるとともに、第4電磁弁
45.第5電磁弁40を介してロアタンク33とリザー
バタンク41とを連通状態とし、この状態で冷媒供給ポ
ンプ24を停止(ステップ17)させた後第7図に示す
暖機制御(ステップ4アヘ進む。
暖機制御に進んで来た時点では、コンデンサ23内は当
然液相冷媒で満たされた状態にあるから、コンデンサ2
3の放熱能力は極めて低く抑制され、その結果、ウォー
タジャケット22内の冷媒温度が速やかに上昇して、や
がて沸騰が始まる。暖機制御は、基本的にはそのウォー
タジャケット22内の温度が目標温度に一ヒ昇するまで
ロアタンク33とリザーバタンク41とを連通状態に保
ったまま(ステップ21)待機するものであり、ステッ
プ23で、実際の検出温度と設定温度との比較を行い、
検出温度が「設定温度+1.5℃(α3)」となったと
きに、系内を密閉状態(ステップ25)として、この制
御を終了する。上記の設定温度は、機関の負荷や回転速
度等の運転条件に応じて随時最適に設定されるもので、
例えば80〜1106C程度の範囲内で定められる(ス
テップ22,34゜46)。
一方、この暖機制御の間、系内は大気圧下に開放されて
いるため、設定温度が略100℃を越える場合などでは
、発生蒸気圧によって系内の液相冷媒がリザーバタンク
41に押し出される結果、温度が設定温度に達する前に
、ウォータジャケット22内の液面(フローチャート中
ではc7H液面と略記する)やロアタンク33内の液面
が過度に低下する。これに対処するため、何れか一方の
液面が第1液面センサ51あるいは第2液面センサ53
の設定レベルを下廻ったとき(ステップ24でNOのと
き)には、直ちに系内t−密閉(ステップ25)して、
この制御を終了する。
・第8図〜第10図は、キーOFF時まで継続される通
常運転制御の70−チャートであって、冷却ファン34
による温度制御、冷媒排出によるコンデンサ液面下降制
御、冷媒導入によるコンデンサ液面上昇制御が、夫々第
8図、兜9図、第10図に主に示されている。
先ず、前述したように、暖機制御(licI図〕におい
て検出温度が[設定温度+1.5℃(α3)」となった
状態でこの通常運転制御に進んで来た場合について説明
すると、第8図のステップ35.ステップ36で冷却7
アン34をONとするとともに、既にステップ38の第
2上限温度〔設定温度+1.5℃(α3)〕を越えてい
るので、直ちに第9図のステップ39以降のコンデンサ
液面下降制御に入る。
このコンデンサ液面下降制御は、コンデンサ23内の液
相冷媒を冷媒供給ポンプ24によりリザーバタンク41
へ強制的に排出しくステップ40゜ステップ41)、コ
ンデンサ23内の液面を低下させて放熱能力を高めるも
のであり、その排出は検出温度が「設定温度+0.5℃
(α5)」の温度(低下するまで継続され(ステップ4
6.ステップ47)−曇得に系内を常開Cステップl穢
口で終了する。上記の終了温度は、冷却ファン34のみ
に依存する第2上限温度〔設定温度+1.5℃(α3)
〕と第2下限温度〔設定温度−4,0℃(α4)〕の範
囲(ステップ38参照)内で、かつ設定温度より若干高
温側に設定しであるが、これは液面の下降に対する温度
変化の応答性を考慮したものである。また、上記冷媒排
出中にも、クォータジャケット22内では冷媒が沸騰し
続けるので、徐々にその液面が低下して行くが、このウ
ォータジャケット側液面が設定レベル以下となった場合
には、JI3電磁弁39を一時「流路CJK切換えてコ
ンデンサ23からウォータジャケット22へ液相冷媒の
補給を行い(ステップ42〜44)、第1液面センサ5
1の設定レベルに維持する。尚、万一コンデンサ23内
の液面を最大限忙低下させても放熱能力不足が回避でき
ずに、第2液面センサ53による設定レベルにまで液面
が下降してしまった場合には、蒸気の流出を防止するた
めに、直ちにこの制御を終了する(ステップ39.ステ
ップ45)。
一方、上記のようにコンデンサ23内の液面が適宜に制
御されて機関発熱量とコンデンーリ−23の放熱量とが
、その沸点の下で略平衡し、系内が密閉された後は、第
8図のステップ35〜ステツプ37において、系内温度
を第1上限温度〔設定温度+0.5℃(α1)〕と第第
1下限温〔設定温度−〇、5℃(α2)〕との間に維持
するように冷却ファン34のみを制御する。また、ウォ
ータジャケット22内の液面が設定レベル以下となった
場合にはコンデンサ23側からウォータジャケット22
へ液相冷媒を補給する(ステップ31〜33)。
また車両走行風の増大などの外乱や、運転条件の変化に
伴う設定温度自体の変化によって、系内温度が第2下限
温度〔設定温度−4,0’C(α4)〕を下廻った場合
には、ステラ1380判別により第10図に示すコンデ
ンサ液面上昇制御を開始する。これはリザーバタンク4
1内の液相冷媒を冷媒供給ポンプ24によりコンデンサ
23側へ強制的に導入しくステップ49.ステップ50
)、コンデンサ23内の液面を上昇させて放熱能力を抑
制するものであり、その導入は検出温度が「設定温度−
2,0°C(α6)」の温度に上昇するまで継続(ステ
ップ55)され、最後に系内金密閉(ステップ4B)し
て終了する。上記の終了温度は、やはり液面の上昇に対
する温度変化の応答性を考慮したものである。また、こ
の冷媒導入中にウォータジャケット22内の液相冷媒が
不足した場合には、第3電磁弁39を一時「流路C」に
切換えてリザーバタンク41からウォータジャケット2
2へ液相冷媒を補給しくステップ51〜53)、第1液
面センサ51の設定レベルに維持する。
上記のコンデンサ液面上昇制御の結果、系内温度が第2
上限温度〜第2下限温度の範囲内(ステップ38)に導
かれた後は、やはり前述した冷却ファン34のみによる
温度制御(ステップ35〜37)が行われる。
このように、コンデンサ23内の液面制御は、系内温度
を常に$22上限温(設定温度+1.5℃)と第2下限
温度(設定温度−4,0℃)の、範囲内に導くように行
われる本のであり、倒置−ば運転条件の急変により設定
温度が大きく変化し、た場合にも、コンデンサ23の放
熱能力を広範囲に、かつ速やかに変化させ得るとともに
、これによる凝縮量変化が直ちにウォータジャケット2
2側冷媒の沸騰の抑制、促進として影響を及ぼすので、
極めて良好に設定温度に追従させることができる。そし
て、冷却ファン34の制御は、系内温度を更に第1上限
温度(設定温度+0.5℃)と第1下限温度(設定温度
−0,5℃)の範囲内に導くように行われ、これによっ
て一層高精度でかつ応答性の良い温度制御が達成される
のである。
次に第11図は、機関のイグニッションキーがOFF操
作された場合に割込処理されるキーOFF制御(ステッ
プ6)を示している。
これは、先ず設定温度を80℃にセット(ステツブ63
)することによって、前述したコンデンサ液面下降制御
を行わせ、コンデンサ23の放熱能力を最大限に利用す
るようにした後に、最大10秒程度冷却ファン34を駆
動して強制冷却(ステップ64〜ステツプ66)し、系
内が適当な温度(例えば85℃)以下となる(ステップ
68)か、あるいは一定時間(例えば1分)経過したこ
と(ステップ67)を条件として電源をOFF (ステ
ップ69)とす″る。この電源OFFにより常閉型電磁
弁である第1電磁弁47は「閉」に、常開型電磁弁であ
る第4電磁弁45および第5電磁弁40は「開」となる
ため、系内の温度低下つまり圧力低下に伴ってリザーバ
タンク41から冷媒排出用通路44を介して液相冷媒が
自然に導入され、最終的には系全体が液相冷媒で満たさ
れた状態となって次の始動に備えることになる。また上
記の液相冷媒の導入の際には、コンデンサ23を経由し
て系内に流入するので、運転中に何らかの原因で僅かに
空気が侵入して微細なコンデンサチューブ内に付着した
場合でも、系上方へ確実な排出が行える。
一方、上記のキーOFF制御中に再度イグニッションキ
ーがON操作される場合もあるが、この場合にはステッ
プ62の判断によりステップ70へ進み、予め退避させ
た(ステップ61)情報に基づいて冷却ファン34を復
帰させ、かつキーOFF前に進行していた制御状態に戻
るのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、細部の具
体的な構成を必要に応じて変更し得ることは言うまでも
ない。
第12区に示す実施例は、冷媒導入手段を大気圧の利用
により実質的に電磁弁のみから構成して、機械的構成の
簡素化を図ったものである。
すなわち、冷媒供給ポンプ24を備えた冷媒循環通路3
5によってロアタンク33とウォータジャケット22と
が接続されているとともに、該通路35の冷媒供給ポン
プ24下流側に三方型電磁弁61が設けられており、こ
の三方電磁弁61を介して上記冷媒循環通路35が冷媒
排出用通路44に接続されている。そして、冷媒導入通
路43は、常開型電磁弁62のみを介してロアタンク3
3に接続されている。
この構成は、制御温度範囲を例えば80〜100℃のよ
うに冷媒の減圧沸騰領域内のみに設定した場合に好適な
ものであり、リザーバタンク41からコンデンサ23へ
の冷媒導入は、常開型電磁弁62を開弁することにより
、リザーバタンク41側の大気圧と系内の負圧との差圧
を利用1−て行われる。また冷媒のリザーバタンク41
への排出は三方型電磁弁61を「流%A」とし、ウオー
クジャケット22への供給は「流路B」として、夫々冷
媒供給ポンプ24(jl−jl用して行われる。系内が
実際に負圧であるか否かの判断は、系内温度からも可能
であるが、この実施例ではウォータジャケット22最上
部にダイヤフラム型の差圧スイッチ63を設けである。
尚、正逆両方向に駆動し得る型式の冷媒供給ポンプ24
を用いれば、三方型電磁:9P61を「流路A」として
逆方向に冷媒の導入を行うことも可能であり、この場合
には系内が正圧となる温度範囲まで制御可能となる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、コンデンサ内の液面制御
により冷媒の沸点温度を可変制御するようにした本発明
によれば、車両走行風等の外乱に影響されることなく系
内温度を目標温度に速やかに追従させることが可能とな
り、燃料消費率や機関出力等を考慮した高精度な温度制
御を実現することができる。
そして、このコンデンサ内の液面制御とファン制御とを
組み合せた第2発明によれば、更に高精度でかつ過渡時
の応答遅れが少ない温度制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
は第2発明の構成を示す機能ブロック図、第3図は本発
明の一実施例を示す構成説E!A図、第4図、第5図、
第6図、第7図、第8図、第9図。 第10図および第11図はこの実施例における制御の内
容を示すフローチャート、第12図は本発明の異なる実
施例を示す構成説明図である。 1・・・ウォータジャケット、2・・・コンデンサ、3
・・・リザーバタンク、4・・・冷媒供給手段、5・・
・冷媒導入手段、6・・・冷媒排出手段、7・・・液面
検出手段、8・・・温度検出手段、9・・・ウォータジ
ャケット側液面制御手段、10.10’・・・目標設定
手段、11゜11′・・・コンデンサ側液面制御手段、
12・・・冷却ファン、13・・・ファン制御手段、2
1・・・内燃機関、22・・・クォータジャケット、2
3・・・コンデンサ、24・・・冷媒供給ポンプ、33
・・・ロアタンク、34・・・冷却ファン、38・・・
第2電磁弁、39・・・第3電磁弁、40・・第5電磁
弁、41・・・リザーバタンク、45・・・第4電磁弁
、46・・・空気排出通路、47・・・第1電磁弁、5
1・・・第1液面センサ、52・・・温度センサ、53
・・第2液面センサ、54・・・制御装置。 外2名 第7図 第8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液相冷媒が貯留されるウォータジャケットと、こ
    のウォータジャケットで発生した冷媒蒸気が導入され、
    かつ下部から凝縮された液相冷媒が取り出されるコンデ
    ンサと、密閉状態に保たれた上記ウォータジャケットお
    よび上記コンデンサに対し、その外部に股げられたリザ
    ーバタンクと、上記コンデンサあるいは上記リザーバタ
    ンクから上記ウォータジャケット内に液相冷媒を供給す
    る冷媒供給手段と、上記ウォータジャケット内の液相冷
    媒の液面位置を検出する液面検出手段と、この検出に基
    づき上記液面を略一定に保つように上記冷媒供給手段を
    制御するウォータジャケット側液面制御手段と、上記リ
    ザーバタンクから上記コンデンサ内に液相冷媒を導入す
    る冷媒導入手段と、上記コンデンサ内から上記リザーバ
    タンクに液相冷媒を排出する冷媒排出手段と、上記ウォ
    ータジャケット内の液相冷媒温度を直接あるいは間接に
    検出する温度検出手段と、機関運転条件に応じて目標温
    度を設定する目標設定手段と、上記の検出温度と目標温
    度との比較に基づき上記冷媒導入手段および上記冷媒排
    出手段を制御するコンデンサ側液面制御手段とを備えて
    なる内燃機関の沸騰冷却装置。
  2. (2)上記冷媒導入手段および上記冷媒排出手段が、夫
    々に共用されるポンプと、その吸入側および吐出側の流
    路を適宜形成する複数の電磁弁から構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の沸
    騰冷却装置。
  3. (3)上記冷媒供給手段、上記冷媒導入手段および上記
    冷媒排出手段が、夫々に共用されるポンプと、その吸入
    側および吐出側の流路を適宜形成する複数の電磁弁から
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の内燃機関の沸騰冷却装置。
  4. (4)上記冷媒導入手段が、上記コンデンサ内と上記リ
    ザーバタンクとの間を開閉する電磁弁からなり、リザー
    バタンク側の大気圧を利用して液相冷媒を導入するもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    燃機関の沸騰冷却装置。
  5. (5)液相冷媒が貯留されるウォータジャケットと、こ
    のウォータジャケットで発生した冷媒蒸気が導入され、
    かつ下部から凝縮された液相冷媒が取り出されるコンデ
    ンサと、このコンデンサに臨設された冷却ファンと、密
    閉状態に保たれた上記ウォータジャケットおよび上記コ
    ンデンサに対し、その外部に設げられたリザーバタンク
    と、上記コンデンサあるいは上記リザーバタンクから上
    記ウォータジャケット内に液相冷媒を供給する冷媒供給
    手段と、上記ウォータジャケット内の液相冷媒の液面位
    置を検出する液面検出手段と、この検出に基づき上記液
    面を略一定に保つように上記冷媒供給手段を制御するウ
    ォータジャケット側液面制御手段と、上記リザーバタン
    クから上記コンデンサ内に液相冷媒を導入する冷媒導入
    手段と、上記コンデンサ内から上記リザーバタンクに液
    相冷媒を排出する冷媒排出手段と、上記ウォータジャケ
    ット内の液相冷媒温度を直接あるいは間接に検出する温
    度検出手段と、機関運転条件に応じて、比較的狭い範囲
    に第1上限温度と第1下限温度とを設定し、かつこれら
    を含む比較的広い範囲に第2上限温度と第2下限温度と
    を設定する目標設定手段と、上記の検出温度を上記第1
    −上限温度および第1下限温度と比較し、上記冷却ファ
    ンを0N−OFF制御するファン制御手段と、上記の検
    出温度を上記第2上限温度および第2下限温度と比較し
    、上記冷媒導入手段および上記冷媒排出手段を制御する
    コンデンサ側液面制御手段とを備えてなる内燃機関の沸
    騰冷却装置。
  6. (6)上記冷媒導入手段および上記冷媒排出手段が、夫
    々に共用されるポンプと、その吸入側および吐出側の流
    路を適宜形成する複数の電磁弁から構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の内燃機関の沸
    騰冷却装置。
  7. (7)上記冷媒供給手段、上記冷媒導入手段および上記
    冷媒排出手段が、夫々に共用されるポンプと、その吸入
    側および吐出側の流路を適宜形成する複数の電磁弁から
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載の内燃機関の沸騰冷却装置。
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