JPS60243115A - 共重合ポリカ−ボネ−ト - Google Patents

共重合ポリカ−ボネ−ト

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JPS60243115A
JPS60243115A JP9751784A JP9751784A JPS60243115A JP S60243115 A JPS60243115 A JP S60243115A JP 9751784 A JP9751784 A JP 9751784A JP 9751784 A JP9751784 A JP 9751784A JP S60243115 A JPS60243115 A JP S60243115A
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JP
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polycarbonate
bisphenol
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average molecular
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JP9751784A
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Masayoshi Takamatsu
高松 正義
Koji Hashimoto
幸司 橋本
Akiyoshi Manabe
昭良 真鍋
Hideyuki Ichihana
一花 英行
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Teijin Ltd
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Teijin Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン(以下、ビスフェノールAと称する)と1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン(以下、ビスフ
ェノールEと称する)とを二価フェノール成分とする優
れた透明性と高い衝撃強度を有する共重合ポリカーボネ
ートに関する。
[従来技術] 従来、エンジニアリングプラスチックとして広く使用さ
れているビスフェノールへのポリカーボネート(以下、
ポリカーボネートAと称する〉成形品のノツチ付きアイ
ゾツト衝撃強度は、ノツチ幅が約3.5IIR以下では
約80K of−an / crrr以上であるが、ノ
ツチ幅がそれ以上では約15Kgf−cm/cmに低下
するため、例えば構造材料や機械部品を製造する場合な
どに問題とされていた。これを解決するために、種々の
ポリマー、例えばオレフィン系ポリマー(例、特公昭4
0− 13663号公報、特公昭42−18823号公
報)、グラフトポリマーのようなゴム成分を含有するポ
リマー(例、特公昭38−15225号公報、特公昭3
9−71号公報)などを配合することが行なわれている
が、屈折率の相違に起因して、不透明になり、また、極
めて近い屈折率のポリマーを配合づること(例、特開昭
51−1556号公報、特開昭53−18661号公報
、特開昭57−147539号公報)によって透明性を
保持する方法も提案されているが、それらも、温度が変
化すると屈折率も変化するために、透明性が損われると
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明は、高い衝撃強麿と、優れた透明性を有するポリ
カーボネートを提供することを目的とする。
[発明の構成1 本発明は、下記式(A>及び(B)で表わされるくり返
し単位を有し、(A)なるくり返し単位と(B)なるく
り返し単位との比率が1:99〜90:10であり、且
つ粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)が12,
000〜ioo、oooである共重合ポリカーボネート
である。
CH30 1」 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記(A)なるく
り返し単位と(B)なるくり返し単位とを有し、それら
の構成比率が1=99〜90:10である。
本発明の共重合ポリカーボネートは、(A)なるくり返
し単位と(B)なるくり返し単位との比率が1〜50:
99〜50の範囲では、ポリカーボネートA換算粘度平
均分子量に関係なく、ノツチ幅約6.35.0アイゾツ
ト衝撃試験において60〜90KOf−tyrr/an
と非常に高い値を示し、(A)なるくり返し単位と(B
)なるくり返し単位との比率が50〜90:50〜10
の範囲では、20〜60KQf−cm/crnとやや低
い値となるものの、ポリカーボネートAの15K L;
Jf−cm/ cmよりは可成り高い値を示す。
′(A)なるくり返し単位と(B)なるくり返し単位と
の比率が90:10を越える範囲では、ポリカーボネー
トAとほぼ同じ15Kgf−cm/Cm近辺の値を示し
、本発明の効果は得られない。
また、本発明の共重合ポリカーボネートは、12.00
0〜100,000、好ましくは15,000〜40,
000の粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)を
有し、両ビスフェノールの混合比に関係なく、優れた透
明性を有する。
粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)とは、塩化
メチレンを溶剤として20℃でめた共重合ポリカーボネ
ートの極限粘度[η]から次式によって算出したときの
Mをいう。
[η] = 1.23 X10→M 本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフェノールA
とビスフエノールEとを2価フェノール成分とし゛C合
成される。ビスフエノールAは、アセトンとフェノール
から製造される2価フェノールであり、市販品をそのま
ま使用することができる。
他方、ビスフェノールEは、例えばアセトアルデヒドと
フェノールの反応によって容易に製造することができる
本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフェノール八
とビスフェノールEの混合物から従来公知の方法で、容
易に製造することができる。
即ち、ホスゲン法では、該混合ビスフェノールを適当な
溶剤(例えば、塩化メチレン)と、酸受容体(例えば、
苛性ソーダ水溶液、水酸化カルシウム)の存在下に約3
0℃以下でホスゲンと反応させる。その際、分子量調節
剤(例えば、−価フエノール)や触媒(例えば第三級ア
ミン、第四級アンモニウム)を使用することができる。
生成したポリマーは適当な溶剤の溶液として水や副生物
から分離されるが、ポリカーボネートAと相違して、結
晶化傾向を有しないため、その溶液からポリマーを分離
するためには、公知のゲル化法を使用することができず
、例えば、粉砕機構を有するニーダ−で溶剤を除去しつ
つ、粉砕する方法、噴霧乾燥法、多段ベント付押出機で
処理する方法などを使用することが必要である。また、
エステル交換法では、該混合ヒスフェノールと、ジフェ
ニルカーボネートを減圧下で約250℃以上に加熱し、
副生ずるフェノールを除去する。得られる固体の共重合
ポリカーボネートは、従来公知のポリカーボネートAと
同様に射出成形、押出成形、圧縮成形。
粉末成形などの手段によって成形品にすることができる
本発明の共重合ポリカーボネートは、その特徴である透
明性と、衝撃強度を損わない範囲内で、他の二価フェノ
ール、例えばハイドロキノン、ジオキシジフェニル、ビ
ス(ヒドロキシフェニル)アルカン、ビス(ヒドロキシ
フェニル)シクロアルカン、ビス(ヒドロキシフェニル
)エーテル。
ビス(ヒドロキシフェニル)ザルファイド、ビス(ヒド
ロキシフエニル)スルホン、それらのハロゲン或は低級
アルキル基による核置換体、或は、有機ジカルボン酸と
共重合されていてもよく、また、ボリスヂレン、ポリエ
ステルなどの伯のポリマーを配合してもよい。また、一
般的に使用される各種の添加剤、例えば熱安定剤、酸化
防止剤。
紫外線吸収剤、離型剤、染料、N燃剤を配合することが
できる。
[発明の効果] 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記の如く、優れ
た透明性と、従来のポリカーボネートAよりも一段と勝
る耐衝撃性を有し、また、約120℃以上の熱変形温度
を有するので、透明性と耐衝撃性を要求される構造材料
1機械部品等に極めて有用である。
[実施例] 以下に実施例を挙げて、本発明を詳述する。
平均分子量は、全てがポリカーボネートへであるとした
ときのポリカーボネートA Mkfiの粘度平均分子量
であり、部は重量部を表わず。
なお、衝撃強さは予め乾燥したペレットを射出成形機を
用いて、64x 12,7x 6.35 mmの衝撃試
験片を成形し、0.25mRのノツチを付けたのち温度
23℃、湿痩50%で24時間処理したのちアイゾッ1
−1ii撃試験Ia(東洋精機■製)にて測定した。
実施例=−1 水酸化ナトリウム805部を8,140部の水に溶解し
、ついで1,355部のビスフェノールEと160部の
ビスフェノールA及び3,890部のメチレンクロライ
ドとを撹拌しながら加え、この溶液に975部のホスゲ
ンを激しく撹拌しながら2時間で吹き込んだ。この間水
相のpl−1を12以上に30%水酸化ナトリウム水溶
液で調節した。ついで2,8部のトリエチルアミンを加
え、3時間撹拌した。これらの反応は、20〜30℃で
窒素雰囲気下で行なった。反応終了後有機相をメチレン
クロライドで希釈し、5%塩酸水で2回洗浄し、その後
電解質がなくなるまで水で洗浄した。ついで有機相と分
離しメチレンクロライドを留去して粉末ポリカーボネー
トを得た。このポリカーボネートの平均分子量は26.
300であった。該ポリカーボネートを乾燥後30mm
φ押出機〈中央機械■製 VSK−30)を用いてペレ
ット化し前記方法で衝撃強さを評価した。
その結果を表1に示す。
実施例2 水酸化ナトリウム122部、水6.500部、メチレン
クロライド3,560部、ビスフェノール上966部。
ビスフェノールA440部及びp−tert−ブチルフ
ェノール34部の混合溶解溶液に激しく撹拌しながらホ
スゲン830部を1.75時間かけて吹き込lυだ。
この間水相のpHを12以上に保つよう30%水酸化ナ
トリウム水溶液を加え調整した。その後2.6部のトリ
エチルアミンを加え2,5時間撹拌した。この全ての反
応を窒素雰囲気下20〜30℃で行なった。
反応終了後の処理は実施例1ど同様に行なった。
得られたポリカーボネートの平均分子量は23,400
であった。衝撃強さは表1に示す。
実施例3 蒸留水6,520部に水酸化ナトリウム724部、メチ
レンクロライド4,000部、ビスフェノールE774
部及びビスフェノールA825部を溶解し窒素を通じな
がら強く撹拌し、ついで910部のホスゲンを1.5時
間で吹き込み、その間水相の1)l−1を12以上に保
つ様30%水酸化ナトリウム水溶液で調整した。しかる
接トリエチルアミン2.9部を加え、20〜30℃で2
時間反応を続けた。反応終了後の処理は実施例1と同様
に行なった。得られたポリカーボネートの平均分子量は
24,700であった。衝撃強さは表1に示す。
実施例4 ビスフェノールF530部、ビスフェノールA1,32
0部およびp−tert−ブチルフェノール40部をメ
チレンクロライド4,580部と共に9.8%水酸化ナ
トリウム水溶液9,470部に溶解させ激しく攪拌を続
けながら1.8時間で1,050部のホスゲンを、pH
12以上となる様30%水酸化ナトリウムで調節しなが
ら吹き込んだ。ついで、3.4部のトリエチルアミンを
加え3時間反応を続けた。これらの反応は全て20〜3
0℃、窒素雰囲気下で行なった。得られたポリカーボネ
ートの平均分子量は25,100であった。該ポリカー
ボネートの衝撃強さを表1に示す。
実施例5 蒸留水8,060部に水酸化ナトリウム800部を溶解
させた侵、メチレンクロライド4,080部、p−te
rt−ブチルフェノール35部、ビスフェノールA1.
514部及びビスフェノール1158部を加え溶解させ
た。ついでこの溶液に激しく撹拌しながら950部のホ
スゲンをEIH12以上を保って2時間で吹き込んだ。
ホスゲンの吹ぎ込み終了後、3部のトリエチルアミンを
加え更に3時間撹拌した。これらの反応は全て20〜3
0℃、窒素雰囲気下で行なった。反応終了後実施例1と
同様に処理した。このポリカーボネートの平均分子量は
24,900であり衝撃強さは表1に示す。
比較例1 蒸留水8,060部、水酸化ナトリウム800部、メチ
レンクロライド4,080部、p−te+’t−ブチル
フェノール35部、ビスフェノールF111部及びビス
フェノールA 1,565部の溶液を激しく撹拌しなが
ら950部のホスゲンを、EIH12以上のちとに、1
.8時間かけて吹き込んだ。ついで、3部のトリエチル
アミンを加え3時間反応を続けた。これらの反応は窒素
雰囲気下で行ない温度は20〜30℃に調節した。後処
理は実施例1と同様に行ない平均分子124,700の
ポリカーボネートを得た。衝撃強さは表1に示す様であ
った。
比較例2 二価フェノールとしてビスフェノールAのみ1.683
部を用いた以外は実施例5と同様にしてポリカーボネー
トAを得た。得られた平均分子量は24.600であっ
た。衝撃強さの結果は表1に示す。
(以下余白) 表 1 手続補正書 昭和59年 9月6日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 59−97517 号 2、発明の名称 共重合ポリカーボネート 代表者 山 崎 芳 樹 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書の第5頁第13行目に[[ηコー 1.2
3×10−向」とあるを「[η] −1,23,X10
″M 」に訂正する。
(2)同第6頁第12行目に「ンモニウム」とあるを「
ンモニウム塩)」に訂正する。。
以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式(Δ〉及び(B)で表わされるくり返し単位を有
    し、(A)なるくり返し単位と(Bンなるくり返し単位
    どの比率が1:99〜90:10であり、且つ粘度平均
    分子量(ポリカーボネートA換算)が12,000〜1
    00,000である共重合ポリカーボネート。 ■
JP9751784A 1984-05-17 1984-05-17 共重合ポリカ−ボネ−ト Granted JPS60243115A (ja)

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JP9751784A JPS60243115A (ja) 1984-05-17 1984-05-17 共重合ポリカ−ボネ−ト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641290A (ja) * 1991-08-09 1994-02-15 Sumitomo Dow Ltd ポリカーボネート共縮合体の製造法及び該共縮合体とガラス繊維とからなるポリカーボネート組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641290A (ja) * 1991-08-09 1994-02-15 Sumitomo Dow Ltd ポリカーボネート共縮合体の製造法及び該共縮合体とガラス繊維とからなるポリカーボネート組成物

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