JPS60243092A - ジアリ−ルホスフイン酸のアルカリ−及びアルカリ土類−塩の製法 - Google Patents

ジアリ−ルホスフイン酸のアルカリ−及びアルカリ土類−塩の製法

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JPS60243092A
JPS60243092A JP60082700A JP8270085A JPS60243092A JP S60243092 A JPS60243092 A JP S60243092A JP 60082700 A JP60082700 A JP 60082700A JP 8270085 A JP8270085 A JP 8270085A JP S60243092 A JPS60243092 A JP S60243092A
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hydroxide
alkali
oxide
alkaline earth
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JP60082700A
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ハンス―イエルク・クライネル
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/30Phosphinic acids [R2P(=O)(OH)]; Thiophosphinic acids ; [R2P(=X1)(X2H) (X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/304Aromatic acids (P-C aromatic linkage)

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ジアリールホスフィン酸は一般式 (式中Ar及びAr1は、同一の−1たけ相違する芳香
族基である) で示される化合物である;それらはおもに種々の分野例
えば医薬品及び農薬の分野の中間体である。
そのアルカリ−及びアルカリ土類−塩一これから遊離の
ジアリールホスフィン酸を通常の方法で(例えば塩酸を
加えることによって)得ることができる−は、例えばD
B−C1,044,813に記載されている方法で、酸
化トリアリールホスファンまたはジアリール−アルアル
キル−ホスファンオキシドと水酸化−アルカリまたは一
アルカリ土類とを約210〜860℃の範囲の温度で一
緒に融解させることによって製造される。
反応は次の反応式に基いている(この場合、式は水酸化
アルカリのNaOH及び水酸化アルカリ土類のCB(O
H)2を用いて表わされている):式中Ar及びAr/
は再び同一のまたは相違する芳香族基を意味し、Ar“
は芳香族基またはアルアルキル基である。
出発酸化ホスファンの三つの有機基の中でこの場合に優
先的に分離される一つは、アニオンとして最も大きな共
鳴安定性をもつもの、従って例えばフェニル基よシも先
にベンジル基である;前記DE−C特許の第3欄、第2
7ないし80行を参照。
反応式から明らかなように、反応の化学せ論によれば出
発酸化ホスファン1モル当り1モルの水酸化アルカリま
たは半モルの水酸化アルカリ土類が必要である。しかし
前記のDE−C特許には、過剰の水酸化−アルカリまた
は一アルカリ土類を使用するのが「好ましい」と記載さ
れている。一つを除いてDE−Cの全部の例で水酸化−
アルカリまたは−アルカリ土類は過剰に使用され、幾つ
かの場合には著しく過剰に使用された。一つの例(例5
b)でだけ化学量論的な(当モルの)量の水酸化アルカ
リが使用された;しかしこの例の際化ホスファン出発物
質は酸化トリアリールホスファンではなくてジアリール
−アルアルキル−ホスファンオキシド即ち酸化ジフェニ
ルベンジルホスファンであった。ベンジル基は(フェニ
ル基よシも)たやすく分離され得るので、この場合には
水酸化アルカリが過剰でなくても分離は明らかに十分に
起る。しかし他方において、この例で使用される出発物
質(酸化ジフェニルベンジルホスファン)ハ酸化トリア
リールホスファン特に三つの同一のアリール基をもつも
のよりも入手が容易でない。
酸化トリアリールホスファンと(化学量よυも)過剰の
水酸化−アルカリまたは一アルカリ土類との反応につい
ては、このように過剰に水酸化物を使用することが明ら
かに必要なほかに更に、処理によって得られるジアリー
ルホスフィン酸塩が反応条件で固体なので工業的なバッ
チの場合に大きな熱の移動の問題が生じることが欠点で
ある。
他の欠点は、反応混合物の後処理で生じる。
冷却後に融成物は先ず水に溶解される。過剰の水酸化−
アルカリまたは−アルカリ土類のために溶液はその際強
アルカリ性である。この強アルカリ性溶液から純粋なホ
スフィン酸−アルカリまたはアルカリ土類−塩を得るこ
とは、著しく費やしてだけ例えば注意深い分別結晶によ
って可能である。
他方、強アルカリ性溶液からホスフィン酸塩でなく遊離
のジアリールホスフィン酸を得ようとする場合には、多
量の強酸例えば塩酸を中和のために溶液に加えなければ
ならない。その結果、ジアリールホスフィン酸が遊離せ
しめられる;通常の方法で行われる単離の後の収量は、
理論量の80%と100%との間であると言うことであ
る。多量の塩を次に、しばしばかなり費やす処理によっ
て環境汚染の少ないように後処理しなければならない。
独自の実験で明らかになったように、酸化トリアリール
ホスファンと過剰の水酸化−アルカ17 または−アル
カリ土類との融解状態での反応に結びつけられる欠点は
又、反応を化学量の水酸化−アルカIJ tたは−アル
カリ土類とだけ行うことによっては、簡単に除去するこ
とができない。すなわちこの場合(約8時間までの)成
程度理想的な反応時間で、(理論量の約70%までの)
不十分な収率でだけ、相鮨するアルカリ−またはアルカ
リ土類塩が得られるに過ぎない。
ところで、DE−C1,044,818に開示された反
応を、反応に結びついた欠点が現われないように改良し
ようとして、この目的は酸化トリアリールホスファンと
化学量の水酸化−アルカリまたは−アルカリ土類とを水
の存在下で過圧で反応させることによって達成されると
いうことを見い出した。
従って本発明は、酸化トリアリールホスファンと水酸化
アルカV−tたけ水酸化アルカリ土類とを高い温度で反
応させることによってジアリールホスフィン酸のアルカ
リ−及びアルカリ土類−塩を製造する方法にして、約1
:1または0.5の酸化トリアリールホスファンの水酸
化−アルカリまたは−アルカリ土類に対するモル比で、
水の存在下で、過圧で反応を行うことを特徴とする方法
に関する。
この処理方法によって、長過ぎない反応時間で、高い、
一般に定量的なまたは事実上定創的な、相当するホスフ
ィン酸塩の収率が得られる。
水酸化−アルカリまたは一アルカリ土類を過剰にする必
要がないので、DID−CI、044,818の方法に
よる過剰の水酸化物の使用と結びついた欠点がこの場合
には現われない。反応中に水が存在するので反応を比較
的たやすく行うことができる;特に水性の水酸化−アル
カリまたは−アルカリ土類溶液を使用することができる
水酸化−アルカリまたは一アルカリ土類を過剰に使用し
ないので、反応混合物を比較的たやすく後処理すること
もできる;遊離のジアリールホスフィン酸を得たい場合
に、特に DE−C1,044,813の方法の欠点である多量の
塩が生じない。
化学量の水酸化−アルカリマたは一アルカリ土類を使用
して本発明による方法で行う場合に反応がうまく行くと
いうことは非常に驚くべきことであった;なぜなら、独
自の実験によれば、υ 部−CI、044,818の方法による酸化トリアリー
ルボスファンと化学1−[の水酸化−アルカリまたは一
アルカリ土類との融解状態での反応の好ましくない結果
のために、水酸化−アルカリまたは一アルカリ土類の量
を著しく多くし々い場合には、良い結果をほとんど期待
することができなかったからである。それにもかかわら
ず得られる好1し2い結果は明らかに水の存在と反応を
過圧で行うこととに起因する。
本方法に適する出発−酸化トリアリールホスファンは、
同一のまたは相違する了り−ル基をもつ化合物であり、
該アリール基は置換されていることも置換されていない
こともありうる。
アリール基が置換されている場合には、もちろん置換基
は反応媒質中で反応条件で不活性でなければ々らない:
即ち置換基は、望ましくないようには反応してはいけガ
い。アリール基の例はフェニル基及びナフチル基であり
、不活性な置換基の例はアルキル基、アルコキシ基、ア
ミン基、アルキルアミノ基及びジアルキルアミノ基であ
り、好ましいアルキル基は4個までの炭素原子をもつも
のである。好ましい酸化トリアリールホスファンは、3
個の同一のアリール基をもつもの、特に酸化トリフェニ
ルホスファンである。
酸化トリアリールホスファンは既知の方法テ、例えば第
四ホスホニウム塩をアルカリで処理することによってま
たは第三ホスフィンを酸化することによってまたはリン
酸塩化物とグリニア試薬とを反応させることによって得
られ、幾つかの場合は商業製品である。酸化トリフェニ
ルホスファンは又、幾つかの場合に多量に、工業上の合
成例えば「ウイツチヒ反応」(=アルデヒドまたはケト
ンとトリフェニルホスファン−アルキレン、特にトリフ
ェニルホスファン−メチレンとの反応)で副生成物とし
て生じる。
水酸化−アルカリ及び−アルカリ土類としては事実上す
べての、アルカリ金属(Li lNa 1KIRb 1
Cs)及びアルカリ土類金属(Be、Mg、Ca、Sr
、Ba)の水酸化物を使用することができる。NaOH
KOH及びBa(OH)2を使用するのが特に好ましい
水酸化−アルカリ及び−アルカリ土類は、はぼ化学量で
、即ち約1=1の酸化トリアリールホスファンの水酸化
アルカリに対するモル比または約C0,5の酸化トリア
リールホスファンの水酸化アルカリ土類に対するモル比
で、使用される。反応は一般に過剰の水酸化−アルカリ
またけ−アルカリ土類でも進むが、(はぼ化学量論的モ
ル比を使用する)本発明による製造方法の利益はそれに
よって少なくされる。
本発明による反応で存在しなければならない水の量は一
般に広い範囲で変動しうる。しかし、使用される酸化ト
リアリールホスファンの1titに対して約10ないし
100重量%、特に約20ないし60重量%の水の量が
好ましい。このことは、水性の水酸化−アルカリ及びア
ルカリ土類−溶液を使用することを可能にする。
反応は過圧で、殊に閉鎖系で自然発生の(過)圧力で行
われる。
反応温度は、DE−CI、044,818による方法の
ためにも記載された高さの温度である。一般に使用され
る温度範囲は、約160℃と約850 ℃との間、殊に
約200℃と約280℃との間である。
反応を不活性ガスの雰囲気で行うのが有利であり得る:
適当な不活性ガスの例は窒素及びアルゴンである。
反応時間は、比較的広い範囲で、通常約1時間と約30
時間との間で変動しうる;シ、かじ高い収量は既に約5
ないし10時間で得られる。
連続的な運転方法も回分的な運転方法も可能である。
反応を行うには酸化トリアリールホスファン、水酸化−
アルカIJ tたは一アルカリ十類及び適量の水を圧力
容器中で希望した反応温度に加熱し、約1時間またはそ
れよりも長い時間この温度ぐ放置する。反応が終った後
に圧力容器をあけ、場合により更に水を加える。その際
一般に二層が生じる。上層は芳香族炭化水素から−好ま
しい出発物質の酸化トリフェニルホスファンを使用する
場合にはベンゼンから一下層は水性の事実上中性のジア
リールホスフィン酸のアルカリ−またはアルカリ土類−
塩の溶液から成り、該溶液は場合により更に比較的少量
の芳香族炭化水素を含有する。相の分離後に、相当する
ジアリールホスフィン酸のアルカリ−捷たけアルカリ土
類−塩が水相から例えば水の留去または噴霧乾燥の措置
によって最後に大抵事実上定量的な収率及び高い純度で
得られる。望ましい場合にはこの塩を既知の方法で他の
塩にまたは特別の遊離のジアリールホスフィン酸に変え
ることができる。
遊離のジアリールホスフィン酸を得ようとする場合には
、本発明による反応が終了した後に得られる反応混合物
に直ちに−好ましくは、ジアリールホスフィン酸を約1
00 Uで十分に溶解する有機溶剤例えばクロルベンゼ
ンの存在下で−強い無機酸例えば塩酸を加えることもで
きる。その際、生じる遊離のジアリールホスフィン酸は
、反応混合物中に存在する芳香族炭化水素と一緒に有機
溶剤に約100℃で溶解される。
水層を分離し、必要な場合には有機層を濾過した後に、
有機層から冷却によってジアリールホスフィン酸が晶出
する。
次に本発明を下記の例によって更に詳しく説明する。本
発明による例のあとに比較例を挙げてあシ、比較例から
DE−C1,044,818の方法による酸化トリフェ
ニルホスファンと当モル量の水酸化アルカリとの融解状
態での反応は約8時間後に、不十分な収量(理論量の約
70%)のジンエニルホスフィン酸塩を生じるに過ぎガ
いことがわかる。約8時間の反応の終り項、反応の進行
は既に、必要な場合にわずかに収率をよくするのに更に
不釣合に長い反応時間が必要であるほどゆっくりであっ
た(今やベンゼンの脱離が非常におそいことかられかる
)。
例1 278g(= 1モル)の酸化トリフェニルホスファン
、40g(=1モル)の水酸化ナトリウム及び110g
の水を11の振盪ニッケルオートクレーブの中へ導入し
た。次に窒素で洗った。次いで8時間で285℃に加熱
した。その際圧力が88barに上がった。更に7時間
この温度に保った。次に冷却させた。反応混合物に60
0m1lの水を加えた。上のベンゼン層を分離した。下
の水層は、ジフェニルホスフィン酸のナトリウム塩を含
んでいた。
この溶液を500mAtの濃塩酸と800ynA’の水
との混合物の中へ激しく攪拌しながら流入させると、ジ
フェニルホスフィン酸が析出した。吸引濾取し、乾燥さ
せて、P−NMR−スペクトルから有機リンネ細物を含
んでいないことが示され゛た216gの生成物を得た。
これは理論量の99%の収率に相当する。
例2 278g(= 1モル)の酸化トリフェニルホスファン
、56g(=1モル)の水酸化カリウム及び110gの
水を11の振盪ニッケルオートクレーブの中へ導入した
。次に窒素で洗った。次いで2.5時間で280℃に加
熱した。その際圧力が7Qbarに上がった。更に4時
間285〜290℃に保った。その際圧力が72bar
に上がった。次に冷却させた。
反応混合物の上の(ベンゼン)層を分離した。
生じた中性の、ジフェニルホスフィン酸のカリウム塩の
水溶液を水流ポンプの減圧で蒸発濃縮した。乾燥させて
250gの、ジフェニルホスフィン酸のカリウム塩を得
た。とれは理論量の98%の収率に相当する。
例8 278g(=1モル)の酸化トリフェニルホスファン、
160g(−0,5モル)の水酸化バリウム8水塩及び
100gの水を11の振盪ニッケルオートクレーブの中
へ導入した。次に窒素で洗った。次いで10時間285
℃に保った。その際圧力が最高80barに上がった。
冷却後生じた、ジフェニルホスフィン酸のバリウム塩を
含んでいた、中性の反応混合物を400mlの水、50
0mA’の濃塩酸及び21のクロルベンゼンと混合し、
数時間95℃で攪拌した。次にクロルベンゼン層を熱時
分離シフ、熱時濾過しそして冷却させた。吸引横取し5
、乾燥させて175gのジフェニルホスフィン酸を得た
。これは理論量の80%の収率に相当する。
例4 278(=1モル)の酸化トリフェニルホスファン、4
0g(=1モル)の水酸化ナトリウム及び110gの水
を11の振盪ニッケルオートクレーブの中へ導入した。
次に窒素で洗った。次いで200℃に加熱した。約80
時間後に20barの圧力で反応を終了させた。冷却後
に反応混合物に約800両の水を加えた。次に、45℃
で上のベンゼン層を分離した。下の水層を約11の水で
更に希釈し、次に約0℃で攪拌した。その際86gの酸
化トリフェニルホスファン(= 0.18モル)が沈殿
シた;これを吸引濾取した。次に水層を蒸発濃縮し、5
00m1の濃塩酸の中へ激しく攪拌しながら流入させる
と、ジフェニルホスフィン酸カ析出した。吸引濾取し、
乾燥させて185gの生成物を得た。これは87%の変
換率で理論量の約97.5%の収率に相当する。
比較例 278g(−1モル)の酸化トリフェニルホスファン及
び40g(= 1モル)の細かく粉砕した水酸化ナトリ
ウムを混合し、攪拌しながら加熱した。160℃で混合
物はたやすく攪拌することのできる融成物であった。2
05℃以上でベンゼンが留出し始め、このベンゼンは受
器の中に集められた。
コールドトラップも受器の下流にあった。次に、更に絶
えず攪拌しながら、同時にベンゼンを更に留出させなが
ら温度を上げた。80分後に内温か250℃に達した。
この時点で反応混合物は既に一部分が結晶質の固体にな
っていて、特に反応フラスコの壁では攪拌することがで
きなかつだ。更に2時間後に内温か290℃に達した。
フラスコの中味は固体になっていて攪拌することができ
なかった。従って、攪拌機の破損を避けるために攪拌機
のスイッチを切った。全部で6.5時間の後に52gの
ベンゼンが受器にたまった。更に1時間後にまだ290
℃の内温でもう1gだけ受器にたまった。下流のコール
ドトラップは空であった。7時間(このうちの5時間は
290℃であった)の後に全部で58gのベンゼンが生
じた。これは理論量の68%の収率に相当する。次に冷
却させ、400m1の水を加えた。
50℃で攪拌し続けると、透明な水溶液が生じた;この
水溶液を500mlの濃塩酸と500mA!の水との混
合物の中へ激しい攪拌のもとで冷却しながら流入させた
。数時間攪拌した後に吸引濾取し、水で洗浄した。乾燥
仮に、P−NMR−スペクトルでは28%の酸化トリフ
ェニルホスファンと72%のジフェニルホスフィン酸と
から成っていた280gの生成物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸化トリアリールホスファンと水酸化アルカリまた
    は水酸化アルカリ土類とを高い温度で反応させることに
    よってジアリールホスフィン酸のアルカリ−及びアルカ
    リ土類−塩を製造する方法にして、約1:1または04
    5の酸化トリアリールホスファンの水酸化−アルカIJ
     tたは−アルカリ土類のモル比で、水の存在下で、過
    圧で反応を行うことを特徴とする方法。 2、酸化)リアリールホスファンとして酸化トリフェニ
    ルホスファンを特徴する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、水酸化アルカリとして水酸化ナトリウムまたは水酸
    化カリウムを使用し、水酸化アルカリ土類として水酸化
    バリウムを特徴する特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の方法。 4、 出発酸化トリアリールホスファンの重−mに対し
    て約10ないし100重量%、殊に約20彦いし60重
    甘せの量の水の存在のもとて反 □応を行う、特許請求
    の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載の方法。 5、反応を自然発生の圧力で行う、特許請求の範囲第1
    項から第4項までのいずれかに記載の方法。 6、 約160℃と約850℃との間、殊に約200℃
    と約280℃との間の温度で反応を行う、特許請求の範
    囲第1項から第5項までのいずれかに記載の方法。
JP60082700A 1984-04-21 1985-04-19 ジアリ−ルホスフイン酸のアルカリ−及びアルカリ土類−塩の製法 Pending JPS60243092A (ja)

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EP (1) EP0159656B1 (ja)
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516959A (ja) * 2003-11-17 2007-06-28 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング ビス(パーフルオロアルキル)ホスフィン酸アニオンを含む有機塩の製造方法

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DE3564114D1 (en) 1988-09-08
EP0159656A3 (en) 1986-03-26
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