JPH0820592A - 2−ジフェニルホスフィノピリジンの製造方法 - Google Patents
2−ジフェニルホスフィノピリジンの製造方法Info
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Abstract
ジンを高純度かつ高収率で製造する方法を提供する。 【構成】 有機溶媒の存在下、一般式(2)のジフェニ
ルホスフィンハライド 【化1】 (式中、X1はハロゲン原子を表す。)とアルカリ金属
(M)とを反応させて一般式(3) 【化2】 (式中、Mは、ナトリウム、カリウムを表す。)で表さ
れるジフェニルホスフィンアルカリ金属塩を得て、これ
に一般式(4) 【化3】 (式中、X2は、塩素、臭素、ヨウ素を表す。)で表さ
れる2−ハロピリジンとを反応させることを特徴とす
る、式(1) 【化4】 で表される2−ジフェニルホスフィノピリジンの製造方
法。
Description
ィノピリジンの改良製造方法に関する。
フィノピリジンは、アルキン、アルケンのカルボニル化
や、その他アミドなどの有機化合物を合成するための触
媒成分として有用である。
法としては次のものが知られている。
ミストリー 第13巻 第502頁(1948) ピリジルマグネシウムブロマイドとジフェニルホスフィ
ンクロライドとのグリニヤール反応により、ジフェニル
ホスフィノピリジン(収率20%)を得る方法。
ミストリー 第43巻 第947頁(1948) リチウムジフェニルホスフィドと2−ブロモピリジンを
テトラヒドロフラン中で反応させてジフェニルホスフィ
ノピリジン(収率55%)を得る方法。
ネイツァー フォーシング テイルビー アンオーガニ
ッシュ ケミー オーガニッシュケミー バイオケミー
バイオフィジック バイオロギー(Zeitschr
ift fuer Naturforschung、T
eil B、Anorganische Chemi
e、Organishe Chemie、Bioche
mie、Biophysik、Biologie)第3
5巻(B)第1329頁(1980) 次の反応式で示されるフェニルホスフィンクロライドと
2−ピリジルリチウムの反応により、2−フェニルホス
フィンピリジン(収率20〜44%)を得る方法。
ケミカル ソサイエティー 第106巻第1323頁
(1984) ジフェニルホスフィンクロライドとリチウムをテトラヒ
ドロフラン中で反応させる。それを12時間撹拌後に−
5℃に冷却して、2−ブロモピリジンを反応させる。テ
トラヒドロフランを留去し、エーテル抽出後、エーテル
を留去し、乾燥する。次いでテトラヒドロフランを留去
し、エーテル抽出後、エーテルを留去し、乾燥する。そ
の後、熱メタノールで再結晶化して2−ジフェニルホス
フィノピリジン(収率84%)を得る方法。
の溶媒中で、約2当量のアルカリ金属と反応させてアル
カリジアリールホスフィドとアルカリアリールとを生成
させ、(b)生成したアルカリアリールを選択的に除去
し、(c)アルカリジアリールホスフィドをハロゲン基
1個当たり約1当量の適宜置換されたハロゲン化ピリジ
ルと反応させ、(d)生成したジアリールホスフィノピ
リジンを分離することを特徴とする、ジアリールホスフ
ィノピリジンの製造方法。
は、ジフェニルホスフィンの収率は20−60%程度と
低い。また、上記の方法は、高収率(84%)で得ら
れるが、ジフェニルホスフィンクロライドとリチウムの
反応に12時間を要し、次の2−ブロモピリジンとの反
応は−5℃という低温を必要とする。また高価なリチウ
ムを使用するなど、技術的にも経済的にも有利な方法と
はいいがたい。
あったり、反応を短時間で終わらせるためには高価なリ
チウムを使用するなど、工業的製法としては好ましくな
い。
で、かつ目的物を高収率で得ることができる、2−ジフ
ェニルホスフィノピリジンの工業的な製造方法の開発が
望まれている。
ジフェニルホスフィンピリジンの製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
を達成すべく種々検討した。その結果、下記の反応式に
示したように、ジフェニルホスフィンハライド(2)を
出発原料として用い、これと不活性有機溶媒の存在下
に、溶融アルカリ金属(M)とを反応させてジフェニル
ホスフィンアルカリ金属塩(3)とし、引き続き2−ハ
ロピリジン(4)と反応させることにより、高収率(9
4.5%)で2−ジフェニルホスフィノピリジン(1)
を製造できることを見いだし、本発明を完成させた。
ロゲン原子、X2は塩素、臭素、ヨウ素を示す。)
法について説明する。
ら式(3)のジフェニルホスフィンアルカリ金属塩を製
造するには次の方法による。
トを付けた反応容器に、有機溶剤を入れ、ここにアルカ
リ金属(M)を入れて加熱撹拌しながら、溶融する。こ
の場合、アルカリ金属を加えるまえにあらかじめ反応容
器内を窒素置換しておくと反応を円滑に進めることがで
きるので、好ましい。これに、有機溶剤に溶解した式
(2)のジフェニルホスフィンハライド溶液を滴下す
る。このときには、式(2)のジフェニルホスフィンハ
ライド溶液をはじめに少量加えてしばらくすると反応液
が黄色に変化し、反応が開始する。このことを確かめた
後、残りの式(2)のジフェニルホスフィンハライド溶
液を徐々に滴下する。その後、加熱還流下に約2時間反
応させると反応が完結する。このまま次のプロセスに進
めばよい。
(M)としては、金属ナトリウム、金属カリウムが使用
される。アルカリ金属(M)の使用量は、原料となるジ
フェニルホスフィンハライド(2)1モルに対し、少な
くとも2モルは必要である。もし、これ以下の量では、
ジフェニルピリジルホスフィンオキシドなどの副生物が
増加する傾向を示す。一方、アルカリ金属(M)の使用
量の上限については、反応上は過剰でも特に支障はない
が、未反応アルカリ金属の後処理上の危険性や経済性を
考えると、多くとも3モル程度で十分である。従ってア
ルカリ金属(M)の使用量は、ジフェニルホスフィンハ
ライド1モルに対して2〜3モル、好ましくは2.2〜
2.8モルである。
ライドは、そのハロゲン原子が塩素、臭素、ヨウ素のい
ずれでもよいが、入手容易な塩素であるジフェニルホス
フィンクロライドの使用が好ましい。
点がアルカリ金属(M)の融点より高いものである。そ
して反応終了時の後処理の容易性を考えると、水と不混
和性であるものが好ましい。このような有機溶媒は極性
または非極性のいずれでもよい。このような例として
は、ジ−n−ブチルエーテル、ベンゼン、トルエン、テ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどが有用であ
るが、そのなかでも特に、1,4−ジオキサンの使用が
好ましい。
からの継続プロセス) プロセス1で得たジフェニルホスフィンアルカリ金属塩
から目的とする2−ジフェニルホスフィノピリジンを得
るには次の方法による。
ルホスフィンアルカリ金属塩(3)を含む反応液中に、
2−ハロピリジン(4)を滴下して反応させればよい。
この場合のジフェニルホスフィンアルカリ金属塩(3)
と2−ハロピリジンとの反応モル比は、前者を1モルに
対して、後者を0.7〜1.2モル、好ましくは0.9
〜1.0モルの割合で反応させればよい。
ゲンとしては塩素、臭素またはヨウ素であり、いずれも
有効に使用できるが、特に塩素または臭素の使用が好ま
しい。
塩(3)と2−ハロピリジン(4)との反応温度は、低
いと反応速度が遅くなり、高いと不純物の生成が増え
る。これらのことより、反応温度は0〜100℃の範
囲、好ましくは20〜50℃の範囲が適当である。この
ような温度条件下でジフェニルホスフィンアルカリ金属
塩(3)と2−ハロピリジン(4)とを撹拌し続けると
1〜2時間で反応が終了する。
し、それを精製することができる。
この中に水をゆっくり加えて未反応のアルカリ金属
(M)や副生する塩(MX1、MX2)を溶解する。水の
量はこれらのアルカリ金属(M)や副生する塩を十分に
溶解できる量がよい。通常は、使用したアルカリ金属1
モルに対し、約800mlがよい。
ン、トルエン、ジ−n−ブチルエーテルを加えて有機層
を分取し、これを水洗、乾燥した後、有機溶媒を留去す
ると、目的とする2−ジフェニルホスフィノピリジン
(1)が得られる。
サンの混合溶媒(比率は1:2〜2:1)により再結晶
するなどの方法により純化することができる。
施例により、更に詳細に説明するが、本発明は実施例に
限定されるものではない。
フィンクロライドに代えてジフェニルホスフィンブロマ
イド、ジフェニルホスフィンアイオダイドに代えても、
また、2−クロロピリジンに代えて2−ブロモピリジ
ン、2−ヨードピリジンを使用して実施例1に準じて反
応を行っても、実施例1と同様に高収率で2−ジフェニ
ルホスフィノピリジンを得ることができる。このなかで
も(2)式のジフェニルホスフィンハライドとしては、
特にジフェニルホスフィンクロライドまたはジフェニル
ホスフィンブロマイドが、2−ハロピリジンとしては、
特に2−クロロピリジンまたは2−ブロモピリジンの使
用が好適である。
ンの製造方法 (1)プロセス1 ジムロート還流器、温度計、滴下ロートおよび撹拌機を
取り付け、窒素置換した2リットル容量の大きさの4径
丸底フラスコに1,4−ジオキサン 400mlおよび
金属ナトリウム 22.3g(0.968モル)を入
れ、撹拌しながら加熱し、還流した。金属ナトリウムが
溶融した後、1,4−ジオキサン 90mlに溶かした
ジフェニルホスフィンクロライド 88.3g(0.4
モル)を反応熱で還流を保つようにしながら3〜5ml
加える。約20分後に反応液が黄色くなるので、これを
反応の開始とする。反応が開始されるまではジフェニル
ホスフィンクロライド溶液は滴下しない。その後残りの
ジフェニルホスフィンクロライド溶液を約1.5時間か
けてゆっくりと滴下する。
態で2時間反応させた。こうしてジフェニルホスフィン
アルカリ金属塩を得る。
ピリジン 45.4g(0.40モル)を反応温度30
〜40℃に保ちながら約40分で滴下した。
反応させた。2時間後の2−クロロピリジンの2−ジフ
ェニルホスフィンピリジンへの変換率は100%(ガス
クロマトグラフィーによる分析値)であった。
くりと水 800mlを滴下し、未反応の金属ナトリウ
ムおよび副生する塩を溶解した。さらにベンゼン 60
0mlを加えて20分間撹拌後、静置し、分液して有機
層を分取し、残った水層は再度ベンゼン 200mlで
抽出した。そして両方の有機層を合わせて水 200m
lで洗浄した。
℃、減圧後1〜2mmHgにして蒸留し、粗製の2−ジ
フェニルホスフィノピリジン 116.2g(0.38
モル)を得た。
85.6%、収率は94.5%であった。
を180ml使用して再結晶化すると、純度100%の
2−ジフェニルホスフィノピリジン 92.0g(収率
87.4%、融点83.5〜84.5℃)を白色粉末と
して得た。
(例えば前記の方法)に比べて、次の点で有利であ
る。すなわち、反応時間は約1/3以下でよい。また高
価なリチウムを用いることなく、簡単な操作で目的とす
る2−ジフェニルホスフィノピリジンを高純度かつ高収
率で得ることができる。したがって、工業的規模での実
施に有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 有機溶媒の存在下、一般式(2)のジフ
ェニルホスフィンハライド 【化1】 (式中、X1はハロゲン原子を表す。)とアルカリ金属
(M)とを反応させて一般式(3) 【化2】 (式中、Mは、ナトリウム、カリウムを表す。)で表さ
れるジフェニルホスフィンアルカリ金属塩を得て、これ
に一般式(4) 【化3】 (式中、X2は、塩素、臭素、ヨウ素を表す。)で表さ
れる2−ハロピリジンとを反応させることを特徴とす
る、式(1) 【化4】 で表される2−ジフェニルホスフィノピリジンの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17312194A JP3440141B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 2−ジフェニルホスフィノピリジンの製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0820592A true JPH0820592A (ja) | 1996-01-23 |
JP3440141B2 JP3440141B2 (ja) | 2003-08-25 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120660A1 (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | 新規ホスフィンおよびその製造方法と用途 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP17312194A patent/JP3440141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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