JPS60243086A - ジ−(2−チエニル)・(n−メチル−5−メトキシ−3−ピペリジリデン)メタンメトブロマイドの一水和物結晶の製法 - Google Patents

ジ−(2−チエニル)・(n−メチル−5−メトキシ−3−ピペリジリデン)メタンメトブロマイドの一水和物結晶の製法

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JPS60243086A
JPS60243086A JP9819284A JP9819284A JPS60243086A JP S60243086 A JPS60243086 A JP S60243086A JP 9819284 A JP9819284 A JP 9819284A JP 9819284 A JP9819284 A JP 9819284A JP S60243086 A JPS60243086 A JP S60243086A
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JP
Japan
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water
crystals
compound
methyl
methoxy
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Pending
Application number
JP9819284A
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English (en)
Inventor
Kosuke Yamauchi
孝介 山内
Kaneaki Hattori
服部 兼明
Kentaro Tamaoki
玉置 健太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はジー(2−チェニル)・(N−メチル−5−メ
トキシ−3ニピペリジリデン)メタンメトブロマイド(
以下化合物Iという)の−水和物結晶の製法に関し、該
化合物は鎮圧作用あるいは消化液分泌抑制作用を有し、
医薬として有用である。
従来技術 化合物Iの製法については、特公昭48−31886号
公報に記載されている。化合物Iの無水物は融点197
℃を有し、空気中に放置すると水分を吸収して一水和物
結晶の水分含量に近づくことが知られている。
発明が解゛ しようとする問題点 化合物Iを水を溶媒として、得られる結晶を減圧乾燥し
ても一水和物の含水量で止めることは極めて困難である
空気中の水分に対して安定な化合物■の一水和物結晶を
容易に製造する方法について検討の結果、水あるいは含
水有機溶媒系で化合物■の無水物を再結晶化したとき、
それぞれ得られる結晶にはA型とB型の2種類があり、
性質の異なることが見出された。A型結晶は乾燥時、水
分含量が一水和物結晶の値で一定となり、更に乾燥を続
けてもそれ以上水分が減りにくく、B型結晶では乾燥時
水分含量が一水和物結晶の値で、止まらず、時間ととも
に徐々に乾燥が進み、また、A型結晶か、B型結晶かは
赤外吸収スペクトルの測定により判別できることが見出
された。すなわち、A型結晶は水分含量の多少にかかわ
らず、732Cffl−’付近に吸収をもつが、B型結
晶は715 cm−’〜700 cm−’付近に吸収が
あり、A型結晶は限られた溶媒系でのみ取得することが
可能であることが見出された。
問題を解決するだめの手段 本発明によればその溶媒系は水と■アルコール類 ■ア
セトニトリルあるいは■アミド類との組合せ、またはそ
れらを含有する有機溶媒である。
これらの溶媒中で化合物Iを結晶化することによりA型
結晶を得ることができる。得られた結晶を例えば減圧下
(5mmHg)、50℃で5時間乾燥すれば化合物1の
一永和物の結晶が容易に得られる。得られた結晶の赤外
吸収スペクトルは730 Cm−’に特徴的な吸収をも
つ一水和物結晶であり、水分含量は4.48%(理論値
4.31%)である。
A型結晶の製法について以下に詳細に説明する。
本発明で用いられるアルコール類としては、炭素数1〜
6のアルコール例えばメタノール、エタノール、n−プ
ロパツール、イソプロパツール。
ブタノール、ペンクノール、ヘキサノール等、ヒドロキ
シル基を有するアルコール性化合物(アルコールから誘
導される化合物)、例えば3−タロロブロバノール、2
−クロロプロパツール等のハロゲノプロパツール、グリ
コール類例えばグリセリン、エチレングリコール等、セ
ロソルダ類例えばメチルセロソルブ、エチルセロソルブ
等、エステル類例えば乳酸エステル、エチレングリコー
ルモノアセテート等を例示することができる。
また、必要に応じて使用される有機溶媒としては水を溶
解する溶媒例えばアセトン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等が好ましい。
化合物Iの結晶化時の溶媒中の水の含量は、使用する溶
媒の種類によっても異なるが、化合物■に対して少なく
とも1当量を用いる。またアルコール類、アセトニトリ
ルあるいはアミド類の使用量はその種類により異なるが
、水に対して少なくとも8重量%程度用いる。化合物■
の結晶化等の濃度は溶媒の種類により異なるが、10〜
50%が適当である。結晶化時の温度は溶媒の種類と使
用量により異なるが、通常30〜80℃の温度範囲で加
温、冷却する。
得られた化合物Iの結晶を60℃以下の温度で、減圧下
に乾燥することによって、容易に一水和物の結晶が得ら
れ、結晶の含水量、赤外吸収スペクトルあるいは元素分
析によって化合物■の一水和物結晶であることを確8忍
できる。
一方、前記以外の溶媒、例えば水を溶媒として化合物I
を結晶化して、ついで乾燥し、含水量を一水和物の量に
会わせた結晶は、いずれの結晶化条件においても赤外吸
収スペクトルは無水物の吸収を示す。
化合物lの無水物を水あるいは水〜酢酸系、水〜THF
系、水〜アセトン系、水〜ジオキサン系等の溶媒で結晶
化して得られる結晶はB型結晶で、その赤外吸収スペク
トルは700〜715Cm−’付近に吸収を示す。
これらの比較実験例を参考例(1)と(2)に示す。
参考例1゜ 10gの化合物Iをアセトン2mlおよび水18m1の
混合溶媒中、50℃で加熱溶解した後、攪拌しながら室
温まで冷却した。さらに水浴上、1時間攪拌しJこ後、
析出した結晶を濾取して、9.95gを得た。これを4
等分して、それぞれ以下の条件で乾燥を行った後、水分
および赤外吸収スペクトルを測定した。結果は下表のと
おりである。
いずれの乾燥条件においても得られた結晶は無水物特有
の赤外吸収スペクトルを示す。
参考例2゜ 化合物I各3gを以下の混合溶媒中、50℃で加熱溶解
した後、攪拌しながら室温まで冷却し、さらに水浴上1
時間攪拌した。析出した結晶を濾取して、得られた結晶
の重量、水分および赤外吸収スペクトルの結果は以下の
とおりである。
― いずれの条件においても得られた結晶は無水物特有の赤
外吸収スペクトルを示す。
以下に本発明の態様を実施例によって示す。
実施例1゜ 3.0gの化合物■をメタノール0.6mlおよび水6
1′111の混合溶媒中、50℃で加熱溶解した後、攪
拌しながら室温まで冷却した。さらに水浴よ、1時間攪
拌した後、析出した結晶を濾取した。結晶を50℃で5
時間、lmmHgの減圧下に乾燥を行い、化合物Iの一
水和物結晶2.89gを得た。水分4.68% I Rv、、X、cm−’ ; 1460.1075.
732実施例2゜ インプロパツール5mlおよび水0.3Qmlの混合溶
媒を用いる他は実施例1と同様の操作を行って−水和物
結晶2.95 gを得た。水分4.56%I Rv、a
、Icm−’ ; 1460.1075.732なお、
同結晶2.Ogを同条件下でさらに5時間乾燥を行った
ところ、結晶中の水分は4.31%となった。
I Rvffi、、cm ’ ; 1460.1075
.732元素分析0+J240JSJrとして 理論値 : C48,80,N5.78. N3.35
実測値 : C48,75,N5.8L N3.33実
施例3゜ 結晶化溶媒として、N、N−ジメチルホルムアミド4.
5mlおよび水0.26m1の混合溶媒を用いる他は実
施例と同様の操作を行って、−水和物結晶1、73 g
を得た。水分4.44% r Rv、、、 cm−’ ; 1460.1075.
732実施例4、 結晶化溶媒としてアセトニトリル5mlおよび水0.2
6m1の混合溶媒を用いる他は実施例1と同様の操作を
行って、−水和物結晶1.50gを得た。
水分4.46% I Rv、、、 cm−’ ; 1460.1075.
732実施例5゜ 、溶媒としてエチレングリコール4.5mlおよび水0
.26m1の混合溶媒を用いる他は実施例1と同様の操
作を行って、−水和物結晶2.31 gを得た。
水分4.45% 実施例6゜ 溶媒としてメチルセロソルブ4.5mlおよび水0、2
6−mlの混合溶媒を用いる他は実施例1と同様の操作
を行って、−水和物結晶1.82 gを得た。
水分4.53%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ジー(2−チェニル)・(N−メチル−5−メトキシ−
    3−ピペリジリデン)メタンメトブロマイドを水と■ア
    ルコール類 ■アセトニトリル又は■アミド類の組合せ
    の溶媒もしくはこれらを含有する有機溶媒中で結晶化さ
    せることを特徴とする該化合物の水和物結晶の製法
JP9819284A 1984-05-16 1984-05-16 ジ−(2−チエニル)・(n−メチル−5−メトキシ−3−ピペリジリデン)メタンメトブロマイドの一水和物結晶の製法 Pending JPS60243086A (ja)

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