JPS60242461A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents
電子写真感光体の製造方法Info
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- JPS60242461A JPS60242461A JP59097480A JP9748084A JPS60242461A JP S60242461 A JPS60242461 A JP S60242461A JP 59097480 A JP59097480 A JP 59097480A JP 9748084 A JP9748084 A JP 9748084A JP S60242461 A JPS60242461 A JP S60242461A
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- G03G5/02—Charge-receiving layers
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- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真感光体の製造方法に関する。
詳しくは、感光体の塗設方法において、感度のムラが極
めて少い電子写真感光体を得る製造方法に関する。
めて少い電子写真感光体を得る製造方法に関する。
塗布忙よって基体上に樹脂層や感光層をもうけて電子写
真感光体を製造することは、従来より広く行われている
。いくつかの塗布方法のうち、基体を塗布溶液に浸漬さ
せ、次いで基体を引き上げることによシ塗料を塗布する
という浸漬塗布方法は、任意の形状の基体にきれいに塗
布できるため、特に好都合である。
真感光体を製造することは、従来より広く行われている
。いくつかの塗布方法のうち、基体を塗布溶液に浸漬さ
せ、次いで基体を引き上げることによシ塗料を塗布する
という浸漬塗布方法は、任意の形状の基体にきれいに塗
布できるため、特に好都合である。
この場合、塗膜の膜厚は、一つの塗料に対して、その濃
度と引き上げ速度によって定まるもので、濃度、および
引き上げ速度が高い/Itど膜厚は厚くなることが知ら
れている。
度と引き上げ速度によって定まるもので、濃度、および
引き上げ速度が高い/Itど膜厚は厚くなることが知ら
れている。
ところが、引き上げ速度が速い場合qも塗膜が乾燥して
固定されるまでに1だれ現象を生じて、被塗布体の上部
の膜厚は薄く、下部の膜厚は厚くなるという現象が生じ
る。特に、塗布液の濃度が低くて、粘度が高いような場
合には溶剤の量が多いので、だれ現象が非常に発生しや
すい。
固定されるまでに1だれ現象を生じて、被塗布体の上部
の膜厚は薄く、下部の膜厚は厚くなるという現象が生じ
る。特に、塗布液の濃度が低くて、粘度が高いような場
合には溶剤の量が多いので、だれ現象が非常に発生しや
すい。
この傾向は、特に電荷発生層と電荷輸送層とを有する機
能分離型電子写真感光体における電荷輸送層の塗布の場
合には目立つものである。電荷輸送層は、一般に電子供
与性物質、または電子吸引性物質を成膜性樹脂と共に溶
剤に溶解されて塗布されるが、電子供与性物質または電
子吸引性物質は溶解度が低いので溶剤を多量に使用しな
ければならず、このため電荷輸送層の塗布液は濃度が低
く、またある程度の膜厚に塗布するため、粘度を高めで
ある。このような塗布液を浸漬塗布方法で被塗布体に塗
布する場合、その引き上げ過程において、溶剤濃度が大
きい場合には乾燥が遅いため、塗膜が固定化される前に
下方にずり落ちるわけである。このような現象は、例え
ば第1図に示すような膜厚ムラとして現れる。従来では
とのムラを少なくするため、引き上げ速度を最初だけ速
くしたり、直線的におそくする方法が知られていたが、
完全にムラをなくすことはむずかしく、膜厚が不連続状
に異なって現われる不均一塗膜となる欠点を有している
。
能分離型電子写真感光体における電荷輸送層の塗布の場
合には目立つものである。電荷輸送層は、一般に電子供
与性物質、または電子吸引性物質を成膜性樹脂と共に溶
剤に溶解されて塗布されるが、電子供与性物質または電
子吸引性物質は溶解度が低いので溶剤を多量に使用しな
ければならず、このため電荷輸送層の塗布液は濃度が低
く、またある程度の膜厚に塗布するため、粘度を高めで
ある。このような塗布液を浸漬塗布方法で被塗布体に塗
布する場合、その引き上げ過程において、溶剤濃度が大
きい場合には乾燥が遅いため、塗膜が固定化される前に
下方にずり落ちるわけである。このような現象は、例え
ば第1図に示すような膜厚ムラとして現れる。従来では
とのムラを少なくするため、引き上げ速度を最初だけ速
くしたり、直線的におそくする方法が知られていたが、
完全にムラをなくすことはむずかしく、膜厚が不連続状
に異なって現われる不均一塗膜となる欠点を有している
。
電荷輸送層にこのような膜厚ム2があると、電子写真感
光体の特性としては、帯電電位のムラとなって現れる。
光体の特性としては、帯電電位のムラとなって現れる。
すなわち、電荷輸送層の膜厚が厚い部分は帯電電位が高
く、薄い部分は逆である。
く、薄い部分は逆である。
また、一定の電位(例えば150V)に減衰させるため
の必要露光量を感度として衣わすと、初期の帯電電位が
高いほど、電位の減衰幅を大きくする必要があるので、
感度が悪くなる。そのため、電荷輸送層の膜厚が厚い場
合は、感度が悪くなる傾向を示す。
の必要露光量を感度として衣わすと、初期の帯電電位が
高いほど、電位の減衰幅を大きくする必要があるので、
感度が悪くなる。そのため、電荷輸送層の膜厚が厚い場
合は、感度が悪くなる傾向を示す。
一方、感度は、露光によりて発生する電荷の量によって
も左右されるものであるから、′電荷発生層の膜厚が厚
いtlど、感度は良くなる傾向を示す。
も左右されるものであるから、′電荷発生層の膜厚が厚
いtlど、感度は良くなる傾向を示す。
感光体上圧塗設した塗膜のムラは感光体の特性を著しく
不安定なものとするため均一な塗膜の得られる感光体の
製造方法がめられていた。
不安定なものとするため均一な塗膜の得られる感光体の
製造方法がめられていた。
本発明の目的は、上述の欠点を解消する改良された製造
方法とくに、電子写真感光体の層構成における膜厚ムラ
を防ぎ、電荷輸送層がだれ現象によりて膜厚ムラを生じ
ても、あらかじめ電荷発生層の膜厚に傾斜をつけておき
、感光体の感度が一定となる電子写真感光体の製造方法
を提供することである。
方法とくに、電子写真感光体の層構成における膜厚ムラ
を防ぎ、電荷輸送層がだれ現象によりて膜厚ムラを生じ
ても、あらかじめ電荷発生層の膜厚に傾斜をつけておき
、感光体の感度が一定となる電子写真感光体の製造方法
を提供することである。
本発明のかかる目的は、塗設される塗膜の膜厚は、引き
上げ速度によって変化し、速いほど厚くなるという性質
を応用して、電荷輸送層が膜厚にムラを生じている場合
には、感度を一定にするために、電荷発生層の膜厚を上
部は薄く、下部を厚くするように電荷発生層の塗布の際
の引き上げ速度を最初は遅く、時間と共に加速してゆき
、ある高さく電荷輸送層の膜厚が一定となる高さ)で一
定速度にするという浸漬塗布方法に基づく塗布工程にお
いて、 荷輸送層の膜厚不均一部分に対応することを特徴とする
電子写真感光体の製造方法によって達成される。
上げ速度によって変化し、速いほど厚くなるという性質
を応用して、電荷輸送層が膜厚にムラを生じている場合
には、感度を一定にするために、電荷発生層の膜厚を上
部は薄く、下部を厚くするように電荷発生層の塗布の際
の引き上げ速度を最初は遅く、時間と共に加速してゆき
、ある高さく電荷輸送層の膜厚が一定となる高さ)で一
定速度にするという浸漬塗布方法に基づく塗布工程にお
いて、 荷輸送層の膜厚不均一部分に対応することを特徴とする
電子写真感光体の製造方法によって達成される。
本発明の電子写真感光体の製造方法について、図面を参
照して詳しく説明する。
照して詳しく説明する。
第1図は、電荷輸送層の膜厚ムラを示す図である。
塗膜上部から距離で膜厚にムラが生じている場合を示す
。
。
第2図は、電荷発生層の塗布工程における引き上げ速度
変化を示す図である。
変化を示す図である。
まず、電荷発生層の塗り始めは、非常に薄い膜厚が必要
であるはずであるが、実際には、塗布幅の全てにコピー
画像を形成せしめるわけではないので、画像が形成され
る部分までは膜厚は適度で良い。電荷発生層の塗布工程
を考えると、引き上げ速度は速い方が好ましいのである
から、塗り始めの引き上げ速度は、変速する手前の速度
と同じvlとする。すなわち、第2図において、Tlの
時間まではvlの速度である。
であるはずであるが、実際には、塗布幅の全てにコピー
画像を形成せしめるわけではないので、画像が形成され
る部分までは膜厚は適度で良い。電荷発生層の塗布工程
を考えると、引き上げ速度は速い方が好ましいのである
から、塗り始めの引き上げ速度は、変速する手前の速度
と同じvlとする。すなわち、第2図において、Tlの
時間まではvlの速度である。
次いで、電荷輸送層の膜厚ムラ(だれ現象を生じて薄く
なっている部分)に対応して、電荷発生層の膜厚を順次
厚くする。すなわち、引き上げ速度を徐々に速めてゆく
。この増速工程は、電荷輸送層の膜厚が一定になる所ま
で続ける。この高さに到る時間をT2とすると、第2図
に示すように、T1からT2まで速度を速める。v2の
速度は、電荷発生層の所定の膜厚が得られる引き上げ速
度である。
なっている部分)に対応して、電荷発生層の膜厚を順次
厚くする。すなわち、引き上げ速度を徐々に速めてゆく
。この増速工程は、電荷輸送層の膜厚が一定になる所ま
で続ける。この高さに到る時間をT2とすると、第2図
に示すように、T1からT2まで速度を速める。v2の
速度は、電荷発生層の所定の膜厚が得られる引き上げ速
度である。
第2図において、増速工程は直線的に示したが、これは
、第3図に示すように曲線的であっても良い。電荷輸送
層の膜厚ムラを最も適切に補正できるように、増速の仕
方を選択する方が好ましい。
、第3図に示すように曲線的であっても良い。電荷輸送
層の膜厚ムラを最も適切に補正できるように、増速の仕
方を選択する方が好ましい。
増速の仕方が直線である場合に拡、
2−vl
v(t)” T 2−T 1 t+ K 1 (K 1
は定数)の関係式で示される。
は定数)の関係式で示される。
曲線である場合には、例えば、2次式の場合には、
V(t)= At +に2 (A t K2t’!定数
)の関係式で示される。
)の関係式で示される。
電荷輸送層の膜厚が塗り始めから一定になる所までの長
さをHとすると、長さは時間に対する速度の積分によっ
てまるから、 の式が成シ立っようにして%T2の時間を算出する。
さをHとすると、長さは時間に対する速度の積分によっ
てまるから、 の式が成シ立っようにして%T2の時間を算出する。
Hの長さ以上では、電荷輸送層の膜厚が一定してくるの
で、電荷発生層も一定の速さv2で塗布すれば良い。
で、電荷発生層も一定の速さv2で塗布すれば良い。
以上のように、電荷発生層は引き上げ開始がらT1の時
間まではvlの速度で、TIからT2の時間まではvl
からv2まで加速し、T2から基体が引き上がる時間ま
ではv2の速度で引き上げるようKして塗布する。電荷
輸送層は、この電荷発生層の上に塗布される。
間まではvlの速度で、TIからT2の時間まではvl
からv2まで加速し、T2から基体が引き上がる時間ま
ではv2の速度で引き上げるようKして塗布する。電荷
輸送層は、この電荷発生層の上に塗布される。
このようにして塗布された電子写真感光体の各層の膜厚
を模式的に示すと、第4図のようKなる。
を模式的に示すと、第4図のようKなる。
基体1上の電荷発生層2は高さ4の位置までは、一定膜
厚で塗布され、そこから徐々に膜厚が厚くなり、高さ5
の位置で所定O膜厚となる。電荷輸送層3は第1図に示
すような膜厚ムラである。
厚で塗布され、そこから徐々に膜厚が厚くなり、高さ5
の位置で所定O膜厚となる。電荷輸送層3は第1図に示
すような膜厚ムラである。
次に本発明による電子写真感光体の製造方法の実施形悲
について説明する。上記のような引き上げ速度を可変す
る製造方法を実行するにあたっては、その増速工程を人
為的に行っていたのでは、非常に不安定である。
について説明する。上記のような引き上げ速度を可変す
る製造方法を実行するにあたっては、その増速工程を人
為的に行っていたのでは、非常に不安定である。
一方、vlおよびv2の速度は、塗料液濃度が一定であ
れば変わることはないが実際には、塗料液濃度が変化す
るので、所定の膜厚に塗布すべき引き上げ速度は変化す
るものでおる。従って、増速工程においても、増速過程
にある速度は変化するものである。
れば変わることはないが実際には、塗料液濃度が変化す
るので、所定の膜厚に塗布すべき引き上げ速度は変化す
るものでおる。従って、増速工程においても、増速過程
にある速度は変化するものである。
従って、本発明の製造方法の実施にあたっては、塗料液
濃度を入力すれば、速度は人為的によらず、自動的に計
算され、自動制御されることが望ましい。ここで、塗料
液濃度は、自動的に測定するものでも良いし、又は、こ
れだけは人為的に行って、指示するものでも良い。塗料
液濃度を自動的に測定するには、塗料液の粘性を測定す
る方法、光の透過率を測定する方法、塗料液の比重を測
定する方法、等が挙げられる。
濃度を入力すれば、速度は人為的によらず、自動的に計
算され、自動制御されることが望ましい。ここで、塗料
液濃度は、自動的に測定するものでも良いし、又は、こ
れだけは人為的に行って、指示するものでも良い。塗料
液濃度を自動的に測定するには、塗料液の粘性を測定す
る方法、光の透過率を測定する方法、塗料液の比重を測
定する方法、等が挙げられる。
塗料液濃度に対する引き上げ速度と塗布膜厚の関係はあ
らかじめ実験によってめておく必要がある請求められた
関係を元にして、塗料液濃度に対しての、引き上げ速度
が計算され、制御される。
らかじめ実験によってめておく必要がある請求められた
関係を元にして、塗料液濃度に対しての、引き上げ速度
が計算され、制御される。
このような製造装置の概略構成を第5図に例示し、工程
の流れ図を第6図に示した。第5図においては、塗料液
濃度は粘度計41にて測定する例を示した。測定データ
はインターフェイス46を介して中央処理装置42で計
算され、引き上げ速度が計算され、制御される。速度は
、インターフェイス及ヒモータ制御回路44によって、
モーター25の回転速度を変化させることにより制御さ
れる。塗布機は、モーターの回転がスクリューねじ26
に伝わり、支持部材27が上下し、基体1が上下するよ
5になってお9、一方、塗料液23は塗布槽22の上部
16からオーツぐ一70−しておシ、塗料槽18、ポン
ダ17を通シ、循環している。
の流れ図を第6図に示した。第5図においては、塗料液
濃度は粘度計41にて測定する例を示した。測定データ
はインターフェイス46を介して中央処理装置42で計
算され、引き上げ速度が計算され、制御される。速度は
、インターフェイス及ヒモータ制御回路44によって、
モーター25の回転速度を変化させることにより制御さ
れる。塗布機は、モーターの回転がスクリューねじ26
に伝わり、支持部材27が上下し、基体1が上下するよ
5になってお9、一方、塗料液23は塗布槽22の上部
16からオーツぐ一70−しておシ、塗料槽18、ポン
ダ17を通シ、循環している。
なお、本図における基体1の引き上げ形態、塗料液23
の循環形態は塗布工程を最適に行うための形態であり、
本発明の製造方法は例示された実施例に限定されるもの
ではない。
の循環形態は塗布工程を最適に行うための形態であり、
本発明の製造方法は例示された実施例に限定されるもの
ではない。
第6図は、基体1の引き上げ工程において、速度を自動
制御するための作業流れ図を示し、中央処理装置の作業
のプログラムである。
制御するための作業流れ図を示し、中央処理装置の作業
のプログラムである。
以上のような装置により、引き上げ速度は自動制御され
、効率良く、精度の高い塗布作業を行うことができ、膜
厚が最適値に常に管理されるので、帯電電位が均一とな
りコピー濃度のムラのない電子写真感光体を得ることが
できる。
、効率良く、精度の高い塗布作業を行うことができ、膜
厚が最適値に常に管理されるので、帯電電位が均一とな
りコピー濃度のムラのない電子写真感光体を得ることが
できる。
(実施例1)
基体として、60φX260mのアルミニウムシリング
−を用意した。下引き層塗料液としてIリアミド樹脂(
商品名:アミランCM8000.東し製)2部(重量部
、以下同様)及び8ナイロン樹脂(商品名: EF30
T 、帝国化学製)2部をメタノール50部及びn〜!
タノール40部に溶解して塗料液とした。浸漬塗布方法
にて、200m5/分の一定速度で引き上げて、0.5
μ厚の下引き層を形成した。
−を用意した。下引き層塗料液としてIリアミド樹脂(
商品名:アミランCM8000.東し製)2部(重量部
、以下同様)及び8ナイロン樹脂(商品名: EF30
T 、帝国化学製)2部をメタノール50部及びn〜!
タノール40部に溶解して塗料液とした。浸漬塗布方法
にて、200m5/分の一定速度で引き上げて、0.5
μ厚の下引き層を形成した。
次に、電荷発生層の塗料液として、下記構造式のジスア
ゾ顔料を10部 酢酸酪酸セルロース樹脂(商品名: CAB −381
:イーストマン化学(株)製)6部およびシクロヘキサ
ノン60部を1φがラスピーズを用いたサンドミル装置
で20時間分散した。この分散液にメチルエチルケトン
100部を加えて調整し、第5図に示す装置に投入した
。
ゾ顔料を10部 酢酸酪酸セルロース樹脂(商品名: CAB −381
:イーストマン化学(株)製)6部およびシクロヘキサ
ノン60部を1φがラスピーズを用いたサンドミル装置
で20時間分散した。この分散液にメチルエチルケトン
100部を加えて調整し、第5図に示す装置に投入した
。
あらかじめめておいた関係式により、TI=3(秒)、
T2=36C秒)、V1=1.5(m7秒)、v 2
= 3 (桐/沙)とし、vlからvlへの増速工程は
第2図に示すような直線的なものとした。V 1 =
1.5 (m/e)の時、電荷発生層の膜厚は0.07
μに塗布され、V2=3(m、4秒)の時は、0.11
μである。 −塗布時における引き上げ速度は、0〜3
秒の間は1.5咽/秒で、3〜36秒まではv(t)=
o、o+5st+1.36の関係式によシ増速し、36
秒以後は3■/秒の一定速度とした。このようKして塗
布することにより、0.07μから0.11μまで膜厚
の傾斜をつけた電荷発生層が得られた◎ 次に、電荷輸送層の塗料液として、下記構造式のヒドラ
ゾン化合物を10部 およびスチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂(商品
名:MS200:新日鉄化学(株)製)15部をトルエ
ン80部に溶解して調整し、第5図に示す装置に投入し
た。
T2=36C秒)、V1=1.5(m7秒)、v 2
= 3 (桐/沙)とし、vlからvlへの増速工程は
第2図に示すような直線的なものとした。V 1 =
1.5 (m/e)の時、電荷発生層の膜厚は0.07
μに塗布され、V2=3(m、4秒)の時は、0.11
μである。 −塗布時における引き上げ速度は、0〜3
秒の間は1.5咽/秒で、3〜36秒まではv(t)=
o、o+5st+1.36の関係式によシ増速し、36
秒以後は3■/秒の一定速度とした。このようKして塗
布することにより、0.07μから0.11μまで膜厚
の傾斜をつけた電荷発生層が得られた◎ 次に、電荷輸送層の塗料液として、下記構造式のヒドラ
ゾン化合物を10部 およびスチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂(商品
名:MS200:新日鉄化学(株)製)15部をトルエ
ン80部に溶解して調整し、第5図に示す装置に投入し
た。
電荷輸送層の塗料液として、電荷発生層上に浸漬塗布方
法にて、2m/秒の速度で引き上げて、15μ厚の電荷
輸送層を形成した。塗り始めから、膜厚が一定になるま
での高さは80mであり、第1図に例示するような膜厚
分布であった。
法にて、2m/秒の速度で引き上げて、15μ厚の電荷
輸送層を形成した。塗り始めから、膜厚が一定になるま
での高さは80mであり、第1図に例示するような膜厚
分布であった。
このようにして製造した電子写真感光体を複写機に取り
付けて、コピー画像を調べたところ、画像濃度は一様で
あった。
付けて、コピー画像を調べたところ、画像濃度は一様で
あった。
(比較例1)
本発明の製造方法によらず、電荷発生層の塗布の際に、
3m+/秒の一定速度で引き上げて、一定膜厚とした電
子写真感光体を製造した。このコピー画像を見ると、電
荷輸送層の膜厚が薄くなっている部分は、画像濃度が低
下していた。
3m+/秒の一定速度で引き上げて、一定膜厚とした電
子写真感光体を製造した。このコピー画像を見ると、電
荷輸送層の膜厚が薄くなっている部分は、画像濃度が低
下していた。
第1図は電荷輸送層の膜厚ムラを示す図である。
第2図は電荷発生層の塗□布工程における引き上げ速度
変化を示す図である。 第3図は電荷発生層の塗布工程における引き上げ速度変
化を示す図である。 第4図は本発明の電子写真感光体の製造方法によって製
造された電子写真感光体の層構成の膜厚を模式的に示す
断面図である。 第5図は、本発明の電子写真感光体の製造方法に用いる
塗布装置の概略説明図。 第6図は第5図に例示した装置の引き上げ工程を自動制
御する流れ図である。 1・・・基体、2・・・電荷発生層、3・・・電荷輸送
層、4・・・電荷発生層の膜厚が厚くなる高さ、5・・
・電荷発生層の膜厚が一定になる高さ、10,11゜2
7・・・基体の支持部材、12・・・ベルト、14・・
・グー!j−115・・・塗膜、16・・・塗料受け、
17・・・ポンプ、18・・・塗料槽、19・・・ロー
ター、24゜29・・・チャック部材、22・・・塗布
槽、23・・・塗料、26・・・スクリューねじ、25
・・・モーター、41・・・粘度計、42・・・中央処
理装置、43・・・キーボード、44・・・インターフ
ェイス及びモーター制御回路、46・・・インターフェ
イス。 211図 12図 0 丁1 1? 時間(1) ilK3 図 I!4 図 第6図
変化を示す図である。 第3図は電荷発生層の塗布工程における引き上げ速度変
化を示す図である。 第4図は本発明の電子写真感光体の製造方法によって製
造された電子写真感光体の層構成の膜厚を模式的に示す
断面図である。 第5図は、本発明の電子写真感光体の製造方法に用いる
塗布装置の概略説明図。 第6図は第5図に例示した装置の引き上げ工程を自動制
御する流れ図である。 1・・・基体、2・・・電荷発生層、3・・・電荷輸送
層、4・・・電荷発生層の膜厚が厚くなる高さ、5・・
・電荷発生層の膜厚が一定になる高さ、10,11゜2
7・・・基体の支持部材、12・・・ベルト、14・・
・グー!j−115・・・塗膜、16・・・塗料受け、
17・・・ポンプ、18・・・塗料槽、19・・・ロー
ター、24゜29・・・チャック部材、22・・・塗布
槽、23・・・塗料、26・・・スクリューねじ、25
・・・モーター、41・・・粘度計、42・・・中央処
理装置、43・・・キーボード、44・・・インターフ
ェイス及びモーター制御回路、46・・・インターフェ
イス。 211図 12図 0 丁1 1? 時間(1) ilK3 図 I!4 図 第6図
Claims (1)
- (1)塗料液中に基体を浸漬し、次いで基体を引き上げ
る浸漬塗布方法によって、塗設される電荷発生層及び電
荷輸送層から成る電子写真感光体における該電荷発生層
の塗布工程において、の式で示される長さが、前記電荷
輸送層の膜厚不均一部分に対応することを特徴とする電
子写真感光体の製造方法。 (ただし、V(t)はvlからv2まで加速する関係式
を示し、基体を引き上げる速度が、引き上げ開始(1=
0)からt=T1の時間まではvlの速度で、次いで、
t=T1からt=T2の時間まではvlからv2まで加
速し、T2の時間から塗布終了まではv2の速度で引き
上げる工程をとる。)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59097480A JPS60242461A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電子写真感光体の製造方法 |
US06/733,766 US4618559A (en) | 1984-05-17 | 1985-05-14 | Process of making electrophotographic photosensitive member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59097480A JPS60242461A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電子写真感光体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS60242461A true JPS60242461A (ja) | 1985-12-02 |
JPH0236936B2 JPH0236936B2 (ja) | 1990-08-21 |
Family
ID=14193444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59097480A Granted JPS60242461A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電子写真感光体の製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS60242461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031517A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
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US4383020A (en) * | 1980-01-11 | 1983-05-10 | Sheldahl, Inc. | Preparation of photoconductive film using radiation curable resin |
-
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- 1984-05-17 JP JP59097480A patent/JPS60242461A/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-14 US US06/733,766 patent/US4618559A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031517A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
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---|---|
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JPH0236936B2 (ja) | 1990-08-21 |
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