JPS6024181B2 - 浸漬式リン酸塩金属表面処理装置 - Google Patents
浸漬式リン酸塩金属表面処理装置Info
- Publication number
- JPS6024181B2 JPS6024181B2 JP55037071A JP3707180A JPS6024181B2 JP S6024181 B2 JPS6024181 B2 JP S6024181B2 JP 55037071 A JP55037071 A JP 55037071A JP 3707180 A JP3707180 A JP 3707180A JP S6024181 B2 JPS6024181 B2 JP S6024181B2
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- Japan
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- tank
- sludge
- recess
- treatment
- treatment liquid
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は浸債式リン酸塩金属表面処理装置、更に詳しく
は、特に自動車車体の処理に好適な装置に関する。
は、特に自動車車体の処理に好適な装置に関する。
浸債式にて金属表面をリン酸塩処理すると、その処理槽
内に不溶性リン酸塩化合物を主成分とする多量のスラッ
ジが創生するので、これを適宜槽外に排出しなければ、
生成スラッジが被処物に付着して処理不良の発生原因と
なり、以後の水洗工程の煩雑化や塗装不良発生を招く。
内に不溶性リン酸塩化合物を主成分とする多量のスラッ
ジが創生するので、これを適宜槽外に排出しなければ、
生成スラッジが被処物に付着して処理不良の発生原因と
なり、以後の水洗工程の煩雑化や塗装不良発生を招く。
例えば、自動車車体の表面処理にあっては、糟内処理液
のスラッジ含有量は約30岬pm以下でなければならな
いとされている。そのためには、処理槽の内外において
処理液を循環させながら、これを利用して全処理液を適
当期間毎に炉過処理に供して、スラッジを炉別すること
が考えられるが、自動車車体処理に使用されているよう
な幅2800側、最大長さ2500仇舷、深さ300仇
奴、容量120の、処理液循環量loo00そ/min
の舟型実装直において、この循環処理液を利用しそのた
めの炉過装置を設けることは、多量の処理液を対象とす
ることによる処理量能力、また微粒子状のスラッジに対
する炉別能力の点で問題点があり、現実的な解決策とは
なり難し、。創生スラッジは一般には処理槽の糟底に沈
降するが、被処理物を連続的に搬送しながら浸債処理す
ると、の搬送に従って沈降スラッジが逐次処理槽の出槽
側に集積せしめられる。
のスラッジ含有量は約30岬pm以下でなければならな
いとされている。そのためには、処理槽の内外において
処理液を循環させながら、これを利用して全処理液を適
当期間毎に炉過処理に供して、スラッジを炉別すること
が考えられるが、自動車車体処理に使用されているよう
な幅2800側、最大長さ2500仇舷、深さ300仇
奴、容量120の、処理液循環量loo00そ/min
の舟型実装直において、この循環処理液を利用しそのた
めの炉過装置を設けることは、多量の処理液を対象とす
ることによる処理量能力、また微粒子状のスラッジに対
する炉別能力の点で問題点があり、現実的な解決策とは
なり難し、。創生スラッジは一般には処理槽の糟底に沈
降するが、被処理物を連続的に搬送しながら浸債処理す
ると、の搬送に従って沈降スラッジが逐次処理槽の出槽
側に集積せしめられる。
その量が多くなると、該スラッジが被処理物に触れ、彼
処理物と共に糟外に持ち出されて、上述と同様に処理不
良の発生原因となる。このような問題点を解消するため
に、処理槽の底部にスラッジ集積用の凹部を形成し、沈
降スラッジに向けて処理液の一部を噴射せしめて、スラ
ッジを該凹部内に移動、集積せしめることによりこれを
集中的に檀外に排出する技術が提供されている(実関昭
54一157918号)、しかし、この技術によれば、
スラッジの微粒子性、被処理物の溶内搬送、集積のため
の処理液噴出等によって沈降スラッジが液中に再分散を
来たし、沈降スラッジを上記凹部内に良好に集積させる
ことが困難となって、スラッジを効率良く炉別するため
に必要であると考えられるスラッジ量100■m以上の
処理液を該凹部から櫓外に取り出すことが難しいことが
判明した。本発明の目的は、かかる開示技術の問題点を
解消し、沈降スラッジを集積用凹部内に満足に移動、集
積させることができるようにした装置を提供することに
ある。
処理物と共に糟外に持ち出されて、上述と同様に処理不
良の発生原因となる。このような問題点を解消するため
に、処理槽の底部にスラッジ集積用の凹部を形成し、沈
降スラッジに向けて処理液の一部を噴射せしめて、スラ
ッジを該凹部内に移動、集積せしめることによりこれを
集中的に檀外に排出する技術が提供されている(実関昭
54一157918号)、しかし、この技術によれば、
スラッジの微粒子性、被処理物の溶内搬送、集積のため
の処理液噴出等によって沈降スラッジが液中に再分散を
来たし、沈降スラッジを上記凹部内に良好に集積させる
ことが困難となって、スラッジを効率良く炉別するため
に必要であると考えられるスラッジ量100■m以上の
処理液を該凹部から櫓外に取り出すことが難しいことが
判明した。本発明の目的は、かかる開示技術の問題点を
解消し、沈降スラッジを集積用凹部内に満足に移動、集
積させることができるようにした装置を提供することに
ある。
即ち、本発明は、(a}少なくとも1つのスラツジ集積
用凹部を糟底に有する処理槽、{b’該凹部内のスラッ
ジ含有処理液を檀外に排出する手段、‘c}談凹部内に
槽底のスラッジを移動、集積させるに充分な処理液流れ
を糟底部分に形成させるための処理液噴出手段、および
{d’上記処理液流れのゾーンの上方位置において槽底
部分に配置され、該処理液流れに対してその流れの向き
と直角または鋭角をなす角度で傾斜する煩斜片でもつて
処理液の通路を形成している手段から成ることを特徴と
する浸債式リン酸塩金属表面処理装置にある。
用凹部を糟底に有する処理槽、{b’該凹部内のスラッ
ジ含有処理液を檀外に排出する手段、‘c}談凹部内に
槽底のスラッジを移動、集積させるに充分な処理液流れ
を糟底部分に形成させるための処理液噴出手段、および
{d’上記処理液流れのゾーンの上方位置において槽底
部分に配置され、該処理液流れに対してその流れの向き
と直角または鋭角をなす角度で傾斜する煩斜片でもつて
処理液の通路を形成している手段から成ることを特徴と
する浸債式リン酸塩金属表面処理装置にある。
次に添付図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図において、1は浸溝処理槽であり、被処理物2を
コンベア3によって連続的に搬送しながら浸溝処理する
のに好適な舟型をしている。
コンベア3によって連続的に搬送しながら浸溝処理する
のに好適な舟型をしている。
本発明では、この舟型以外に箱型をしている処理槽を使
用してもよい。4は処理槽1の入槽側に付設されたオー
バーフロー槽であり、その設置位置は適宜に選定されて
よく、また不必要であれば設置しなくてもよい。
用してもよい。4は処理槽1の入槽側に付設されたオー
バーフロー槽であり、その設置位置は適宜に選定されて
よく、また不必要であれば設置しなくてもよい。
5は処理槽1の槽底に形成されたスラッジ集積用凹部で
あり、通常、水平な櫓底laの一部に設置されている。
あり、通常、水平な櫓底laの一部に設置されている。
該凹部5は、下方に向けて先細になっている逆角錐また
は逆円錐の形状をしていることが好ましく、また処理槽
1の幅方向にはその全体にわたって形成されていること
が好ましい。6は上記凹部5に薮競された、該凹部内の
スラッジ含有処理液を檀外に排出するための弁付き管で
あり、その他端はポンプ7の吸込側に接続されている。
は逆円錐の形状をしていることが好ましく、また処理槽
1の幅方向にはその全体にわたって形成されていること
が好ましい。6は上記凹部5に薮競された、該凹部内の
スラッジ含有処理液を檀外に排出するための弁付き管で
あり、その他端はポンプ7の吸込側に接続されている。
ポンプ7の吐出側には、排出されたスラッジ含有処理液
を炉過器(図示せず)に送るための弁付き管8が接続さ
れている。炉過器によって炉別された処理液は、必要に
応じて処理槽1またはオーバーフロー槽4にもどされて
よい。該管8の弁付設位置より前でこれより分岐し、他
端を上記凹部5内に開放されている弁付き管9が設けら
れている。該管9は管8の処理液の一部を凹部5内に循
環させて、凹部5の側壁にスラッジが堆積することを防
止し、また凹部内の沈降スラッジを流動状態にして該ス
ラッジが槽外に排出されることを効率良く実施できるよ
うにする。1川ま弁付きのドレン管である。
を炉過器(図示せず)に送るための弁付き管8が接続さ
れている。炉過器によって炉別された処理液は、必要に
応じて処理槽1またはオーバーフロー槽4にもどされて
よい。該管8の弁付設位置より前でこれより分岐し、他
端を上記凹部5内に開放されている弁付き管9が設けら
れている。該管9は管8の処理液の一部を凹部5内に循
環させて、凹部5の側壁にスラッジが堆積することを防
止し、また凹部内の沈降スラッジを流動状態にして該ス
ラッジが槽外に排出されることを効率良く実施できるよ
うにする。1川ま弁付きのドレン管である。
オーバーフロー槽4には、処理液の一部を取出すための
弁付き管11が接続されており、その他端はポンプ12
の吸込側に接続されている。
弁付き管11が接続されており、その他端はポンプ12
の吸込側に接続されている。
オーバーフロー槽4を設置していない場合には、該管1
1は処理槽1にその檀底部分以外の任意の位置に接続さ
れてよい。ポンプ12の吐出側には主管13が接続され
ており、これには弁付き支管14が複数接続されている
。各支管14の先端には、処理槽1の水平槽底laおよ
び入出槽部の前後傾斜槽底lb,lcに配置されたラィ
ザ15にそれぞれ接続されている。各ラィザ!5には、
処理液を図面矢印方向、即ち凹部5に向けて噴出するよ
うにノズル孔(図示せず)が適当数設けられている。こ
れによる処理液の噴出によって、槽底に沈降したスラッ
ジを凹部5内に移動、集積させることができる。各ラィ
ザ15の形態や配置状態は、糟底における凹部5の設置
位置やその頂部平面形態、またノズル孔からの処理液の
噴出状態を考慮し、沈降スラッジを該凹部5内に効率良
く移動、集積させることができる点に基づいて適宜選定
されてよい。図示の場合は、凹部5が処理槽1の全幅に
わたる最辺長さを有する逆四角錐の形状をしている例で
あるが、この場合には、処理槽1の全幅にわたる長さを
有する真直ぐなラィザを適当間隔で平行に配置すればよ
い。その配置間隔は、例えば上述の自動車車体のための
実装贋においては、500〜1000側が好ましく、そ
の際のノズル孔からの処理液の噴出は1個当り20〜5
0夕/mjnの吐出量が好ましい。16は、額斜片でも
つて処理液の通路を形成している手段であって、ラィザ
15からの処理液の噴出によって処理槽1の糟底に生ず
る処理液の流れのゾーンの上方位置において糟底に近接
して配置されている。
1は処理槽1にその檀底部分以外の任意の位置に接続さ
れてよい。ポンプ12の吐出側には主管13が接続され
ており、これには弁付き支管14が複数接続されている
。各支管14の先端には、処理槽1の水平槽底laおよ
び入出槽部の前後傾斜槽底lb,lcに配置されたラィ
ザ15にそれぞれ接続されている。各ラィザ!5には、
処理液を図面矢印方向、即ち凹部5に向けて噴出するよ
うにノズル孔(図示せず)が適当数設けられている。こ
れによる処理液の噴出によって、槽底に沈降したスラッ
ジを凹部5内に移動、集積させることができる。各ラィ
ザ15の形態や配置状態は、糟底における凹部5の設置
位置やその頂部平面形態、またノズル孔からの処理液の
噴出状態を考慮し、沈降スラッジを該凹部5内に効率良
く移動、集積させることができる点に基づいて適宜選定
されてよい。図示の場合は、凹部5が処理槽1の全幅に
わたる最辺長さを有する逆四角錐の形状をしている例で
あるが、この場合には、処理槽1の全幅にわたる長さを
有する真直ぐなラィザを適当間隔で平行に配置すればよ
い。その配置間隔は、例えば上述の自動車車体のための
実装贋においては、500〜1000側が好ましく、そ
の際のノズル孔からの処理液の噴出は1個当り20〜5
0夕/mjnの吐出量が好ましい。16は、額斜片でも
つて処理液の通路を形成している手段であって、ラィザ
15からの処理液の噴出によって処理槽1の糟底に生ず
る処理液の流れのゾーンの上方位置において糟底に近接
して配置されている。
勿論、糟底部分に配置されるのであるから、凹部5の上
方にも配置されることは言うまでもない。該手段16の
一例は第2図に示す通りである。この例では、鏡斜片は
処理槽1の全幅にわたる長さを有する板体17であり、
この複数体を適当間隔を置いて平行に配置することによ
って処理液の通路18が形成されている。19は各傾斜
板17を連結固定するための部材である。
方にも配置されることは言うまでもない。該手段16の
一例は第2図に示す通りである。この例では、鏡斜片は
処理槽1の全幅にわたる長さを有する板体17であり、
この複数体を適当間隔を置いて平行に配置することによ
って処理液の通路18が形成されている。19は各傾斜
板17を連結固定するための部材である。
該傾斜板の懐きは、上記ゾーンにおける処理液の流れに
対してその流れの向きと直角または鋭角、好ましくは2
0〜90度をなす角度であればよい。これによって、当
該手段16と槽底の間を流れる処理液に伴われたスラッ
ジが、当該手段16を越えて上方の液中に再分散するこ
とを抑制され、また沈降してくるスラッジは上記通路1
8を通じて下方の処理液の流れに満足に含まれるように
なる。一般に、傾斜板17の懐きは、水平槽底laおよ
び前後傾斜槽底lb,lcにあっては鋭角であることが
好ましく、凹部5にあっては直角または鋭角、望ましく
は直角であることが好ましい。従って、当該手段16は
、槽底の状態に応じて複数ブロックに分けて配置するこ
とが実際的である。勿論、当該手段16は、リン酸塩処
理液による腐食に対して充分に耐性を有する素材(例え
ばステンレススチール)でもつて、被処理物の万一の落
下に対しても充分に耐え得る強度を有していることは言
うまでもない。加えて、処理槽やライザの保守点検時に
は、容易に取外しできる重量や構造を有していることが
実際的である。煩斜片(例えば煩斜板17)の頬斜角度
、配置間隔(処理液通路間隔)、高さ、糟底との間の間
隔等は、処理槽の形状、沈降スラッジの量と性質、上記
ゾーンにおける処理液の流れ状態等に基づいてその機能
を損わない範囲において適宜選定されてよい。
対してその流れの向きと直角または鋭角、好ましくは2
0〜90度をなす角度であればよい。これによって、当
該手段16と槽底の間を流れる処理液に伴われたスラッ
ジが、当該手段16を越えて上方の液中に再分散するこ
とを抑制され、また沈降してくるスラッジは上記通路1
8を通じて下方の処理液の流れに満足に含まれるように
なる。一般に、傾斜板17の懐きは、水平槽底laおよ
び前後傾斜槽底lb,lcにあっては鋭角であることが
好ましく、凹部5にあっては直角または鋭角、望ましく
は直角であることが好ましい。従って、当該手段16は
、槽底の状態に応じて複数ブロックに分けて配置するこ
とが実際的である。勿論、当該手段16は、リン酸塩処
理液による腐食に対して充分に耐性を有する素材(例え
ばステンレススチール)でもつて、被処理物の万一の落
下に対しても充分に耐え得る強度を有していることは言
うまでもない。加えて、処理槽やライザの保守点検時に
は、容易に取外しできる重量や構造を有していることが
実際的である。煩斜片(例えば煩斜板17)の頬斜角度
、配置間隔(処理液通路間隔)、高さ、糟底との間の間
隔等は、処理槽の形状、沈降スラッジの量と性質、上記
ゾーンにおける処理液の流れ状態等に基づいてその機能
を損わない範囲において適宜選定されてよい。
例えば上述の自動車車体のための実装置程度のものにあ
っては、上記額斜角度は20〜90度であればよい。こ
の角度が小さすぎると、沈降してくるスラッジが煩斜片
目体に堆積し、処理液通路を通じての下方の処理液の流
れに満足に合まれなくなる。他方、鈍角になると、該下
方の処理液の流れの一部が処理液通路を通じて上方に流
れるようになり、スラッジの液中への再分散を招くよう
になる。好ましい角度は40〜60度である。上記配置
間隔は10〜12仇■程度であればよい。これが狭すぎ
ると、沈降してくるスラッジによって処理液通路が閉塞
されることが多くなり、他方、広すぎると、この頃斜片
設置の目的が達成され難くなり、いずれも望ましくない
。好ましい配置間隔は50〜9比帆である。上記高さは
少なくとも5仇舷あればよく、あまり低すぎると、沈降
スラッジの当該手段上方の液中への再分散を抑制する効
果が満足に発揮されなくなるが、逆に高すぎると、浸糟
処理中の被処理物と当該手段の接触を防止するために処
理槽容量を大きくしなければならず、実用的でなくなる
。好ましい高さは100〜20仇舷である。上記槽底と
の間の間隔は少なくとも5比廠あればよく、あまり狭す
ぎると、下方の処理液の流れゾーンのためのスペースを
確保できず該流れの乱流化を招き、沈降スラッジの液中
への再分散をきたすことになる。逆に広すぎると、被処
理物と当該手段との接触防止という点で処理槽の容量を
大きくする必要を生じ、実用的でなくなる。好ましい間
隔は100〜20仇帆である。第3図に示す装置は、本
発明の他の具体例であって、処理槽1の水平槽底全体に
わたって凹部5を平行に複数形成し、それぞれに該凹部
内のスラッジ含有処理液を外部に排出する手段を設ける
と共に、水平槽底部分に配置する手段16全体の煩斜片
の角度を90度にしている点で、第1図の装置とは異な
るのみである。
っては、上記額斜角度は20〜90度であればよい。こ
の角度が小さすぎると、沈降してくるスラッジが煩斜片
目体に堆積し、処理液通路を通じての下方の処理液の流
れに満足に合まれなくなる。他方、鈍角になると、該下
方の処理液の流れの一部が処理液通路を通じて上方に流
れるようになり、スラッジの液中への再分散を招くよう
になる。好ましい角度は40〜60度である。上記配置
間隔は10〜12仇■程度であればよい。これが狭すぎ
ると、沈降してくるスラッジによって処理液通路が閉塞
されることが多くなり、他方、広すぎると、この頃斜片
設置の目的が達成され難くなり、いずれも望ましくない
。好ましい配置間隔は50〜9比帆である。上記高さは
少なくとも5仇舷あればよく、あまり低すぎると、沈降
スラッジの当該手段上方の液中への再分散を抑制する効
果が満足に発揮されなくなるが、逆に高すぎると、浸糟
処理中の被処理物と当該手段の接触を防止するために処
理槽容量を大きくしなければならず、実用的でなくなる
。好ましい高さは100〜20仇舷である。上記槽底と
の間の間隔は少なくとも5比廠あればよく、あまり狭す
ぎると、下方の処理液の流れゾーンのためのスペースを
確保できず該流れの乱流化を招き、沈降スラッジの液中
への再分散をきたすことになる。逆に広すぎると、被処
理物と当該手段との接触防止という点で処理槽の容量を
大きくする必要を生じ、実用的でなくなる。好ましい間
隔は100〜20仇帆である。第3図に示す装置は、本
発明の他の具体例であって、処理槽1の水平槽底全体に
わたって凹部5を平行に複数形成し、それぞれに該凹部
内のスラッジ含有処理液を外部に排出する手段を設ける
と共に、水平槽底部分に配置する手段16全体の煩斜片
の角度を90度にしている点で、第1図の装置とは異な
るのみである。
次に第1図に示す装置の模型を使用しての浸簿処理例を
示す。
示す。
幅50仇舷、最大長さ2000肌、深さ1000脚、容
量1000その舟型処理槽を使用する。
量1000その舟型処理槽を使用する。
該処理槽において、50■血のスラッジを含有するリン
酸亜鉛処理液(日本ペイント社製「グラノヂンSD20
00」)を使用し、処理液循環量70〆/min、槽底
における処理液の流れ0.8h/secとし、2時間連
続処理(処理量60〆)した時点における第1図a,b
点におけるスラツジ量を測定。その結果を手段16の各
種態様との関係において第1表に示す。第1表実験番号
1〜6は図面に示す具体例に相当し、同7〜12はそれ
に対応する比較のための例であつて、上記結果から明ら
かな如く、被処理物を浸贋処理する位置における処理液
中のスラツジ量は充分に低く、他方、凹部内のスラッジ
量は炉別に有利な如く充分に高められている。
酸亜鉛処理液(日本ペイント社製「グラノヂンSD20
00」)を使用し、処理液循環量70〆/min、槽底
における処理液の流れ0.8h/secとし、2時間連
続処理(処理量60〆)した時点における第1図a,b
点におけるスラツジ量を測定。その結果を手段16の各
種態様との関係において第1表に示す。第1表実験番号
1〜6は図面に示す具体例に相当し、同7〜12はそれ
に対応する比較のための例であつて、上記結果から明ら
かな如く、被処理物を浸贋処理する位置における処理液
中のスラツジ量は充分に低く、他方、凹部内のスラッジ
量は炉別に有利な如く充分に高められている。
処理液中のスラツジ量の測定は、JIS−KOI02−
10.沙藤濁物質の方法に基づく。実験番号2では、煩
斜板上に若干のスラツジの堆積が認められる。
10.沙藤濁物質の方法に基づく。実験番号2では、煩
斜板上に若干のスラツジの堆積が認められる。
同5では、処理液通路のスラッジによる若干の閉塞が認
められる。同11では、浸薄処理開始時は良好であった
が、時間の経過に従いほとんどの処理液通路の閉塞が認
められる。
められる。同11では、浸薄処理開始時は良好であった
が、時間の経過に従いほとんどの処理液通路の閉塞が認
められる。
第1図は本発明の一具体例を示す簡略断面図、第2図は
鎖斜片の一具体例を示す部分斜視図、第3図は本発明の
他の具体例を示す簡略断面図であって、1は処理槽、4
はオーバ−フo一糟、5はスラッジ集積用凹部、6はス
ラッジ含有処理液排出手段、15は処理液噴出手段、1
6は煩斜片を示す。 第1図 第2図 第3図
鎖斜片の一具体例を示す部分斜視図、第3図は本発明の
他の具体例を示す簡略断面図であって、1は処理槽、4
はオーバ−フo一糟、5はスラッジ集積用凹部、6はス
ラッジ含有処理液排出手段、15は処理液噴出手段、1
6は煩斜片を示す。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)少なくとも1つのスラツジ集積用凹部を槽底
に有する処理槽、(b)該凹部内のスラツジ含有処理液
を槽外に排出する手段、(c)該凹部内に槽底のスラツ
ジを移動、集積させるに充分な処理液流れを槽底部分に
形成させるための処理液噴出手段、および(d)上記処
理液流れのゾーンの上方位置において槽底部分に配置さ
れ、該処理液流れに対してその流れの向きと直角または
鋭角をなす角度で傾斜する傾斜片でもつて処理液の通路
を形成している手段から成ることを特徴とする浸漬式リ
ン酸塩金属表面処理装置。 2 処理槽(a)が舟型をしており、その水平槽底部に
スラツジ集積用凹部が形成され、且つその前後傾斜槽底
部にも手段cおよびdが配置されている上記第1項の装
置。 3 被処理物を連続的に搬送しながら浸漬処理する上記
第1項または第2項の装置。 4 処理槽全幅の長さを有する板体を所定間隔を置いて
処理槽長さ方向に傾斜配置することによつて、手段(d
)が構成されている上記第1〜3項のいずれか一の装置
。 5 処理槽全幅において長辺を有する逆四角錐状にスラ
ツジ集積用凹部が形成されている上記第1〜4項のいず
れか一の装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037071A JPS6024181B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 浸漬式リン酸塩金属表面処理装置 |
BE0/205819A BE890153A (fr) | 1980-03-24 | 1981-08-31 | Appareil du type a plongee pour phosphater une surface metallique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037071A JPS6024181B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 浸漬式リン酸塩金属表面処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56133467A JPS56133467A (en) | 1981-10-19 |
JPS6024181B2 true JPS6024181B2 (ja) | 1985-06-11 |
Family
ID=12487311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55037071A Expired JPS6024181B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 浸漬式リン酸塩金属表面処理装置 |
Country Status (2)
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JP (1) | JPS6024181B2 (ja) |
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Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6089270U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-19 | マツダ株式会社 | 化成処理槽 |
JP5291943B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2013-09-18 | 株式会社industria | 処理槽 |
CN106399985B (zh) * | 2016-11-25 | 2018-08-31 | 威海银兴预应力线材有限公司 | 一种金属线材动态磷化装置及方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5212767A (en) * | 1975-07-22 | 1977-01-31 | Baakaa Sangyo Kk | Method for continuous removal of sludge in chemical treating liquor |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6031083Y2 (ja) * | 1978-04-24 | 1985-09-18 | 日本ペイント株式会社 | 浸漬式燐酸塩金属表面処理装置 |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP55037071A patent/JPS6024181B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-08-31 BE BE0/205819A patent/BE890153A/fr not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212767A (en) * | 1975-07-22 | 1977-01-31 | Baakaa Sangyo Kk | Method for continuous removal of sludge in chemical treating liquor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56133467A (en) | 1981-10-19 |
BE890153A (fr) | 1981-12-16 |
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