JPS60241172A - 取引処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、取引処理システムに関し、特にたとえばＡ
ＴＶ（オートマチック・テラーズ・マシーン）やＣＤ（
キャッシュディスペンサ）や自動振込装置等の取引処理
装置の改良に関する。

先行技術の説明 従来、ＡＴＶやＣＤや自動振込装置等の取引処理装置で
は、顧客が操作する部分と実際に入出金処理する部分と
が同一の筐体内にあるため、顧客の操作時間がそのまま
処理時間の延長となり、高価な取引処理装置を効率良く
利用することができなかった。また、顧客に対しても長
時間待たせることとなり、顧客へのサービスが低下する
という欠点があった。

発明の目的 この発明は、取引処理装置の使用効率を大幅に高めるこ
とができ、これによって顧客へのサービスの向上が図れ
るような取引処理システムを提供することを目的とする
。

発明の構成と効果 この発明は、要約すれば、取引処理装置本体に対してデ
ータ伝送可能に複数の端末機を設け、端末機では取引に
関するデータを入力するとともにこのデータを取引処理
装置本体に伝送し、取引処理装置本体では端末機から伝
送されて′くるデータを記憶し、特定データが入力され
たとき上記記憶したデータの中から対応のデータを検索
してこの検索したデータに基づいて取引処理を実行する
ようにしたものである。

この発明によれば、取引処理装置本体における顧客の操
作時間を大幅に短縮できるため、取引処理装置本体の利
用効率を大幅に高めることができる。したがって、取引
処理装置本体で顧客が持つ時間を大幅に短縮でき、顧客
へのサービスの向上を図ることができる。また、高価な
取引処理装置を増設することな〈従来の欠点が解消でき
るので、非常に経済的である。なお、端末機は取引処理
装置に比べて極めて安価なため、取引処理装置を増設す
るよりも端末機を複数台設ける方がはるかに経済的であ
る。

以下、図面に示す実施例とともにこの発明をより具体的
に説明する。

実施例の説明 第１図はこの発明の一実施例のシステム全体を示すブロ
ック図である。図において、複数台の予約端末機１．１
．・・・は、通信回線２を介して取引処理装置本体の一
例のＡＴＶ３に接続される。こ（７３ＡＴＭ３は、通信
回線４を介して図示しないセンタと接続される。

第２図は第１図に示す予約端末機１の外観斜視図である
。この予約端末機１は、従来ＡＴＶで行なわれていた顧
客の操作の一部を行なわせるためのものである。そのた
めに、予約端末機１には、タッチキー付ＣＲＴディスプ
レイ１１と、ｈ−ドリーダ１２とキーボード１３とが設
りられる。タッチキー付ＣＲＴディスプレイ１１は、Ｃ
ＲＴディスプレイの表示画面にいわゆるタッチパネルを
配置したものである。このタッチパネルは、たとえばマ
トリクス状に分割して、各折目ごとに独立操作するタッ
チススイッチが配置されている。したがって、タッチパ
ネル上を指先などで押圧すると、押圧された折目のスイ
ッチのみがオンする。

上記ＣＲＴディスプレイは、タッチパネルの各折目がど
のような種類のスイッチに割当てられているかを表示す
る。カードリーダ１２はキャッシュカードやクレジット
カードなどの取引カードから記録データを読取るための
ものである。キーボード１３は、取引に関するデータを
入力するために必要な種々のキーを備えている。たとえ
ば、第３図に示すごとく、テンキー１３１や各種ファン
クションキー１３２等が備えられている。

第４図は第１図に示す予約端末機１の概略ブロック図で
ある。図において、ＣＰＵ１４には、前述のタッチキー
付ＣＲＴディスプレイ（以下単にディスプレイと称す）
１１と、カードリーダ１２と、キーボード１３とが接続
される。さらに、ＣＰＵ１４には、メモリ１５と、伝送
ユニット１６とが接続される。メモリ１５は、ＣＰＵ１
４の動作プログラムを格納するとともに、ＣＰＵ１４の
データ処理に必要な種々のデータを記憶する。伝送ユニ
ット１６は、通信回線２を介してＡＴＶ３と接続される
。すなわち、伝送ユニット１６はＣＰＬ１１４とＡＴＭ
３との間のデータ伝送を行なうためのものである。

第５図は第１図に示すΔＴＭ３の外観斜視図である。こ
のＡＴＭ３の前面操作部には、通帳挿入口３１．カード
挿入口３２１紙幣人出口３３．タッチパネル３４等が設
けられる。なお、タッチパネル３４は、前述したタッチ
パネルと同様に、マトリクス状に分割して、各折目ごと
に独立操作するタッチスイッチが配置されている。タッ
チパネル３４の下部には、ＣＲＴディスプレイが配置さ
れている。

第６図はＡＴＭ３の概略ブロック図である。図において
、ＡＴＭ３は接客部３１１と、帳票処理部３１２と、紙
幣処理部３１３と、係員パネル３１４と、制御部３１５
と、電源部３１６とを含む。

接客部３１１は、顧客に対する操作案内を行なったり顧
客が操作を行なうためのものであり、前述のタッチパネ
ル３４のほか、ＣＲＴディスプレイや音声ガイダンス装
置等を含む。帳票処理部３１２は、取引カードおよび通
帳の処理を行なうためのものである。紙幣処理部３１３
は紙幣の出金および入金を処理するためのものである。

係員パネル３１４は故障時やエラー処理時に係員が操作
を行なうためのパネルであり、ＡＴＭ３の内部に設（プ
られている。制御部３１５は、上記の接客部３１１、帳
票処理部３１２１紙幣処理部３１３および係員パネル３
１４の動作を制御するだめのものである。この制御部３
１５は、通信回線２を介して前述の予約端末機１と接続
されるとともに、通信回線４を介してセンタと接続され
る。なお、電源部３１６は上述の各回路ブロックに、動
作電源を与えるためのものである。

第７図は予約端末機１の動作を説明するためのフローチ
ャートである。以下、この第７図を参照して予約端末Ｉ
ａ１の動作を説明する。

まず、ステップＳ１において、第８図に示すような操作
ガイダンスがディスプレイ１１に表示される。この操作
ガイダンスを見て、顧客は取引カードをカードリーダ１
２に挿入するか（ステップＳ２）、あるいはディスプレ
イ１１に表示されたいずれかの取引選択キーを押圧する
。カードリーダ１２にカードが挿入された場合は、すぐ
にステップＳ６でカードの磁気ストライプから記録デー
タが読取られる。一方、取引選択キーのうち支払キー（
第８図の画面の下部の左端に表示されたキー）が押圧さ
れるとくステップＳ３）、ステップ＄４で１カードを入
れて下さい］の操作案内がディスプレイ１１に表示され
る。この′操作案内を見て、顧客は取引カードをカード
リーダ１２に挿入する（ステップ８５）。その後、ステ
ップｓ６で、カードリーダ１２によって取引カードの記
録データが読取られる。

次に、ステップＳ７に進み、ＣＰＵ１４はステップＳ６
で読取られた取引カードの記録データの内容をチェック
し、正常か否かを判断する。もし、正常でないと判断し
た場合、すなわち取引カードの記録データが消えていた
り取引カードが他の金＠１ｌｐＡのカードである場合な
どは、ステップＳ８で取引カードを返却する旨がディス
プレイ１１に表示され、ステップＳ９で取引カードが返
却される。その後動作を終了する。一方、ステップＳ７
で正常であると判断した場合は、ステップ８１０で「暗
証番号を入力せよ」の操作案内がディスプレイ１１に表
示される。、顧客はこの操作案内を見て、キーボード１
３から暗証番号をキー人力する（ステップ５１１）。こ
こで、入力された暗証番号のチェックは、センタに登録
された暗証番号と比較することによって行なわれる場合
と、取引カードに暗証番号が記録されておりその暗証番
号と比較して行なわれる場合とがある。前者の場合は、
予約端末機１では暗証番号のチェックが行なわれず、セ
ンタにおいて暗証番号のチェックが行なわれる。そのた
め、ステップ８１１の後ステップＳ１２では、暗証番号
のチェックをセンタで行なうか否かを判断し、センタで
行なう場合はステップ８１４に進む。一方、暗証番号の
チェックをセンタで行なわない場合は、ステップ８１３
に進み、入力された暗証番号と取引カードから読取られ
た記録データに含まれる暗証番号とが一致するか否かが
判断される。この結果暗証番号が一致しない場合は、前
述のステップＳ８およびＳ９の動作が行なわれる。一方
、暗証番号が一致した場合は、ステップ８１４に進む。

このステップ８１４では、顧客が引出すべき金額をキー
ボード１３から入力する。その後、ステップ８１５で「
取引カードを抜取れ」の操作案内がディスプレイ１１に
表示される。そして、ステップ８１６で取引カードが返
却される。続いて、ステップ８１７に進み、「現金はＡ
ＴＭで支払まず」の案内がディスプレイ１１に表示され
る。

ここで、前述のステップＳ２およびＳ３で選択された取
引種別（支払取引である）と、ステップＳ６で取引カー
ドから読取られた記録情報と、ステップ８１１および８
１４で入力された暗証番号および金額情報は、それぞれ
第９図に示すごとく、予約端末機のメモリ１５に記憶さ
れている。続いて、ステップ８１８では、メモリ１５に
記憶されたデータを第１０図に示すようなフォーマット
に編集し、ＡＴＭ３へ伝送可能な形にする。このように
して編集されたデータは、ステップ８１９でＡＴＭ３へ
送信される。ＡＴＭ３では予約端末機１から送信されて
きたデータを制御部３１５のメモリに記憶する（第１２
図参照）。ステップＳ１９の動作の後予約端末機１は動
作を終了する。

第１１Δ図および第１１Ｂ図はＡＴＭ３の動作を説明す
るためのフローチャー１・である。以下、この第１１Ａ
図および第１１Ｂ図を参照してＡＴＭ３の動作を説明す
る。

まず、ステップ８２０において、［取引カードを挿入せ
よ」の操作案内が接客部３１１に設けられたＣＲＴ−デ
ィスプレイに表示される。この操作案内を見て、顧客は
取引カードをカード挿入口３２に挿入する（ステップ５
２１）。続いて、ステップＳ２２に進み、「通帳または
確認キーを押圧せよ」の操作案内が上記ＣＲＴディスプ
レイに表示される。この操作案内を見て、顧客は通帳を
通帳挿入口３１に挿入するか、タッチパネル３４に表示
された確認キーを押圧する。この確認キーは、予約端末
機１で既に予約済み（すなわち所定の前操作が終了済み
）であることを制御部３１５のＣＰＵに知らしめるため
のキーである。次に、ステップ８２３に進み、通帳が挿
入されたか否かを判断する。もし、通帳が挿入されれば
、ステップＳ２５に進む。一方、通帳が挿入されなけれ
ば、ステップ８２４で確認キーが押圧されたか否かを判
断する。ｆｊｉＩ認キーが押圧されていない場合は、再
びステップ８２３の動作に戻る。一方、確認キーが押圧
された場合は、ステップＳ２５に進む。このステップ８
２５では、挿入された通帳または取引カードに記録され
た口座番号と同じデータを第１２図に示すデータ群の中
から検索する。この第１２図は、制御部３１５における
メモリに記憶されたデータ群を示しており、このデータ
群は各予約端末機１からＡＴＭ３へ送られてくるデータ
である。続いて、ステップ８２６では、上述のステップ
８２５の検索の結果口座番号の一致したデータがあった
か否かを判断する。もし、口座番号の一致したデータが
な【ノれば、ステップ８２７で［予約端末機で先にデー
タを入れて下さい」の操作案内が接客部３１１のＣＲＴ
ディスプレイに表示される。そして、ステッープ８２８
で取引カードまたは通帳が返却され、その後動作を終了
する。

一方、ステップ８２６で口座番号の一致したデータがあ
ると判断した場合は、ステップＳ２９に進み、第１２図
のデータ群から検索したデータを第１３図に示すような
フォーマットに編集し、センタへ伝送可能な形にする。

そして、ステップＳ３０に進み、第１２図に示すデータ
群のうち上記のごとく検索されて編集されたデータがク
リアされる。続いて、ステップ８３１に進み、センタと
の間でデータの送受信が行なわれる。すなわち、ＡＴＭ
３は第１３図に示すような）Ｘ信電文をセンタに送信す
る。センタでは、受取った送信電文に基づき、センタフ
ァイルを検索して取引の可否を判断するとともに、取引
が可能な場合は取引データを記憶したセンタファイルを
更新する。センタでの取引処理が終了すると、センタは
そのときの取引内容をＡＴＭ３へ返送する。ＡＴＭ３で
はセンタから取引内容が返送されてくると、ステップＳ
３２に進み、今回の取引で通帳が挿入されているか否か
を判断する。通帳が挿入されている場合は、ステップ８
３３において、センタから片受されてきた取引内容を通
帳に印字する。一方、通帳が挿入されていない場合は、
ステップ８３４に進みセンタから返送されてきた取引内
容を伝票に印字する。ステップ８３３および８３４の後
、第１１Ｂ図に示すステップ３３５に進み、［取引カー
ド、通帳を抜取れ」の操作案内が接客部３１１のＣＲＴ
ディスプレイに表示される。そして、ステップ８３６に
進み、取引カード、通帳が返却される。その後、ステッ
プ８３７で、「現金、伝票を取れ」の操作案内がＣＲＴ
ディスプレイに表示される。そして、ステップ８３８で
、現金、伝票が放出される。その後動作を終了する。

なお、上述の実施例では、支払処理における動作を説明
したが、たとえば預金や通帳記入や残高照会や振込等の
その仙の取引処理にもこの発明が適用できることはもち
ろんである。なお、この発明は、支払処理や振込処理な
どのように、顧客の操作が複雑なものほどその効果が顕
著となるであろう。

さらに、上述の実施例では、取引処理装置としてＡＴＭ
を用いた場合を説明したが、この発明はその他の取引処
理装置たとえばＣＤや自動振込装置などにも適用できる
ことはもちろんである。

さらに、上述の実施例では、ＡＴＭ３がオンライン処理
する場合を説明したが、ＡＴＭ３はオフライン処理する
ようなものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のシステム全体を示すブロ
ック図である。第２図は第１図、に示ず予約端末機１の
外観斜視図である。第３図は第２図に示すキーボード１
３のキー配置の一例を示す図である。第４図は第１図に
示す予約端末ｅｌ１１の概略ブロック図である。第５図
は第１図に示すＡＴＭ３の外観斜視図である。第６図は
第１図に示すＡＴＭ３のブロック図である。第７図は予
約端末機１の動作を説明するためのフローチャー１−で
ある。第８図は予約端末機１のディスプレイ１１に表示
される操作案内の一例を示ず図である。第９図は予約端
末機１のメモリ１５の記憶領域の一部を示す図解図であ
る。第１０図は予約端末［１からＡＴＭ３へ送信するデ
ータのフォーマットを示す図である。第１１Δ俵および
第１１Ｂ図はＡＴＭ３の動作を説明するためのフローチ
ャートである。第１２図はＡＴＭ３の制御部３１５のメ
モリに記憶されるデータ群を示す図解図であり、このデ
ータ群は各端末機１から送信されてくるデータである。 第１３図はＡＴＭ３からセンタへ送信されるデータのフ
ォーマットを示す図である。 図において、１は予約端末機、２および４は通信回線、
３はＡＴＶ、１１はディスプレイ、１２はカードリーダ
、１３はキーボード、１４はＣＰＵ１１５はメモリ、１
６は伝送ユニット、３１は通帳挿入口、３２はカード挿
入口、３４はタッチパネル、３１１は接客部、３１２は
帳票処理部、３１３は紙幣処理部、３１５は制御部を示
す。 弗１図 第２図　ｆ− 第８団 第９図 第１０図 第１１８図 晃１２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　取引処理装置本体、および 前記取引処理装置本体とデータ伝送可能に設けられた複
   数の端末機を備える、取引処理システムであって、 前記端末機は、 取引に関するデータを入力するためのデータ入力手段と
   、 前記データ入力手段から入力されたデータを前記取引処
   理装置本体に伝送するデータ伝送手段とを含み、 前記取引処理装置本体は、 前記データ伝送手段から伝送されてくるデータを記憶す
   るデータ記憶手段と、 特定データを入力するための特定データ入力手段と、 前記特定データ入力手段からデータが入力されたとき、
   前記データ記憶手段に記憶されているデータの中から特
   定データに対応するデータを検索するデータ検索手段と
   、 前記データ検索手段によって検索されたデータに基づい
   て取引処理を実行する取引処理手段とを含む、取引処理
   システム。
2. （２）　前記取引処理手段は、前記検索手段によって検
   索されたデータをセンタに伝送し、該センタから返送さ
   れてくるデータに基づいて取引処理を実行することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の取引処理システム
   。
3. （３）　前記特定データは予め取引カードに記録されて
   おり、 前記特定データ入力手段は、前記取引カードから前記特
   定データを読取るためのカードリーダを含む特許請求の
   範囲第１項または第２項記載の取引処理システム。