JPS60241163A - 移動型紙幣取扱機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば銀行の各支店等に配置した入出金を自動
的に行う自動入出金機や自動支払機等の複数台の紙幣自
動取扱機を群管理して運用する紙幣処理システムに適用
される移動型紙幣取扱機に関する。

〔発明の技術的背景及びその問題点〕

近年、各銀行では各種自動化が進み、銀行等の本店は勿
論のこと各支店においても機械化コーナーが設置され、
自動入出金機（オートメイテッドテラーズマシン：　Ａ
ＴＭ　）や自動支払機（キャッシュディスペンサー：Ｃ
Ｄ）などが少ない支店でも２〜３台、多い支店では１０
数台が設置され、顧客自身で操作されることによって、
銀行窓口の省力化に貢献している。

従来の自動入出金では顧客によって預は入れられる現金
は入金ユニツ）と呼ばれる装置内に蓄積され、一方、顧
客への紙幣の支出は出金ユニットと呼ばれるユニットに
予め銀行側で詰られた現金により行なわれていた。この
ため、設置台数が多くなると自動入出金機（ＡＴＭ　）
内で蓄積されている現金は巨額に至り、その金利負担の
みでも一支店あたシ３０〜４０万円／日と言われている
。この無駄をなくすためリサイクル方式（循環方式）の
自動入出金機（ＡＴＭ　）が近年開発され実用化されは
じめている。

リサイクル方式とは自動入出金機（ＡＴＭ　）の入金・
出金ユニ２）を一つのユニットに複合化するとともに顧
客によって入金された紙幣をそのまま他のお客への支払
にあてる方式であυ、従来の窓口行員であるテラーはこ
の方式をとることにより手持ちの現金を少なくすること
ができる。

この方式が実用化できるには、技術上の大きな問題を解
決しなければならなかった。

（１）　入金紙幣は原則的にどんなに汚れていても受け
付ける方式であるが、支払紙幣は銀行としての正損判別
をしたものをあてなければならない。このため紙幣鑑査
に精密な正損判別機能をもたせる必要がある。

（２）入金紙幣は顧客によシ表裏不統一かつ、券種も混
合で入金投入されるため、これを計数のうえ、券種別に
収納する集積部および表裏合せをおこなう表裏反転機構
を設ける必要がある。

（３）入金された折れぐせ、しわなどのある紙幣を一度
収納したのち再度一枚づつ出金用として取出す高度な集
積・取込機構が必要となる。

これらを逐次解決してリサイクル式の自動入出金機の実
用化がなされたわけであるが、実際営業店での運用では
次のような問題がでている。

（１）　万円紙幣の出入はほぼバランスしており、リサ
イクルのメリットは大きいが、千円紙幣については支払
の方が圧倒的に多く、補充の機会が多くあり、行員の手
間がかかる。

（２）営業店の利用実態を分析して、入金、出金の利用
頻度↓り自動機械を割りつけると、自動入出金機（ＡＴ
Ｍ　）　２台、自動支払機（ＣＤ）３台が最も効率の良
いシステム構成となり、自動支払機（ＣＤ）は支払専用
なので行員の金をつめる手間がかかる。

従って営業店のシステム構成からみて、個々の自動入出
金機（ＡＴＭ　）にリサイクル機能をもたせたのみでは
資金効率の、向上という点での改善は望めるものの係員
の省力化という面での効果は＃１とんど期待できない。

しかも営業時間終了間近になると、自動支払機（ＣＤ）
、自動入出金機（ＡＴＭ　）よりニアエンド（紙幣の残
量が残り少なくなった警報）情報が入っても係員はほん
のわづかしか補充できず、すなわち出納係より現金を引
き出してしまうと、その現金が自動入出金機（ＡＴＶ　
）、自動支払機（ＣＤ）の中にあろうとお客へ支払われ
ていようと、ともかく、支店のその時間での経理上の資
金は減少してしまうため最少量まで出納よりの引き出し
を押えられるため、わずかしか補充できず、５台〜１０
台もある自動機器の間・全２〜３名の係員がとびまわっ
て、次々とニアエンド警報を発生する機械に少量の補充
をしてまわる実態が現実である。

これらの問題解決のためグループ全体での自動機器を管
理するアイデアが考えられた。しかしながらこの方法は
、 （１）紙幣のつめかえはすべて集中機（コンセントレー
テッドリモートモニタ：　ＣＲＭ　）と呼ばれる別のユ
ニットでおこなうため自動入出金機１台分以上のコスト
が必要なこのユニツｌ’分コストが割高になっている。

（２）　自動入出金機（ＡＴＭ　）　、自動支払機（Ｃ
Ｄ）への紙幣の補充は金庫交換方式でアシ、複数台の自
動支払機（ＣＤ）へ紙幣を補充するのに、１台ごとにＧ
ＲＭ　（グループリサイクルモジュール）と呼ばれる移
動台車は集中機（ＣＲＭ）の所へ帰っては空の金庫カセ
ットに紙幣をつめてもらっては自動支払機（ＣＤ）の金
庫と交換することになり作業の点からみると非常に時間
がかかりその分だけ機械のダウン時間が延びる慮れがあ
り効率が悪い。

（３）紙幣の少量の補充でも多量の補充と同じ動作を移
動台車（ＧＲＭ　）はするため処理時間が多くかかる。

（４）全部の機械を営業終了後に締め上げて、精査しよ
うとすると自動入出金機（ＡＴＭ　）ではその機械自体
で締め上げ精査できるがこれを集中機（ＣＲＭ　）の所
へ搬送して、再度集中機（ＣＲＭ　）でも精査動作をお
こなって各収納金庫へ振り分は収納するため重複動作が
あシ、無駄である。又自動支払機（ＣＤ）では金庫をは
づしてきて、集中機（ＣＲＭ　）で一度だけ精査するこ
とになるが、システム構成上、自動入出金機（ＡＴＭ　
）、自動支払機（ＣＤ）は同じランクの機器であり、一
つのオ（レーションに２つの異った動作がでてくるのけ
システム構築に矛盾があると言える。

以上のごとく金庫交換方式のグループリサイクルでは多
くの欠陥があるためすつきシした別のグルーグリサイク
ル方式の開発が期待されていた。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづｂてなされたもので紙幣自動
取扱機を群管理し、紙幣の補充、装填、精査などを自動
的におこない、資金効率の向上と省力の２つの点で著し
くシステム効率を向上させる紙幣処理システムに適用さ
れるもので、紙幣自動取扱機との紙幣の受渡しを金庫を
交換することなく確実かつ自動的に行なえるようにし、
しかもこの機械へ紙幣を補充する機械が故障した場合な
どに容易に対処し得るようにし走移動型紙幣取扱機を提
供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発ＢＡ／ｌ′ｉ、上記目的を達成するために複数台の
紙幣自動取扱機の間を移動するとともにそれらの紙幣自
動取扱機に紙幣を送出し、また、それらの紙幣自動取扱
機よシ紙幣を受取り収納する機能を有する移動型紙幣取
扱機であって、紙幣を集積する紙幣集積部処紙幣を手差
し補充する、九めの開口部を有する構成とし、金庫を交
換することなく紙幣の受渡しを行なえるだけでなく、紙
幣の手差し補充を可能としこの機械へ紙幣を補充する機
械が故障した場合々どに容易に対処できるようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を一実施例を図面を参照しながら説明する
。先ず、第１図は銀行の店舗の一例であり、図中１は店
舗の外壁、２はロビー、３はロビーカウンタ、４はキャ
ッシュサービスコーナなどと称されているステップイン
コーナ、５はテラー事務所、６は金庫室を示す。

上述した店舗内に各種の紙幣自動取扱機が設置されてい
る。つまり、上記カウンタ３のテラー事務所５側にテラ
ー用窓口機としてのテラー用人出金機（オンラインテラ
ーズマシン：　ＯＴＭ）７が該カウンタ３ＫＧって複数
台並設されてあり、銀行員が１人１台又は２人で１台を
使用できるようになっている。また上記ステップインコ
ーナ４には自動支払機（ＣＤ）８及び自動入出金機（Ａ
ＴＶ　）　９が数台ずつ並んで設置されている。上記テ
ラー事務所５側には後述する集中形リモートモニタ（Ｃ
ＲＭ　）　Ｊ　ｏ　ｏが設置されている。

また、上記カウンタ３内の各テラー用人出金機（ＯＴＭ
　）　７及びステップインコーナ４の自動支払機８、自
動入出金機９、各紙幣自動取扱機は後述する紙幣搬送路
１０，１０をそれぞれ有しており、またその紙幣自動取
扱機群の紙幣搬送路１０．１０と接続して紙幣の受取シ
、送出全行なう紙幣搬送路１１．１１をもつ２台の移動
型紙幣取扱機（グループリサイクルモジュール；　ＧＲ
Ｍ　）　Ｊ　ｚ　、　Ｊ　２が設けられている。これら
移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２．　Ｊ　２は紙
幣取扱部としての金庫ユニッ）１３と移動台車１４とか
らなり、搬送路を構成するレール１５．１５上を走行移
動できるように設けられている。なお、そのレール１５
．１５は漸次延長、付設可能なもので、上記各紙幣自動
取扱機等７，８゜９の全てのそれぞれの裏面等の近傍を
通るように敷設されている。

次に第２図は上記テラー用人出金機（ＯＴＭ　）７の断
面図で、その機体としての機器本体１８の前面、側に上
中下３段に配して紙幣収納繰出し手段としての紙幣取出
集積機構１９が組込まれた金種別紙幣取出集積部２０．
２１，２．２−１）１、また後面側上部に紙幣装填、精
査補充用の紙幣搬送路１ｏ、ｘｏが設けられ、その各紙
幣取出集積部２０．２１．２２に紙幣収納カセット１６
がそれぞれ抜き差し自由にセットされている。

更に機器本体１８の後側中段部には紙幣ｐ６搬送中に一
枚づつ鑑査する鑑査部２４力；設けられて、紙幣Ｐの重
ね搬送、真偽判別、金種別５３１Ｊ。

損傷紙幣（汚れ、破れ、折れ、チーブ貼り）の判別、搬
送ピッチ、スキュー等を鑑査する。なお、図中２５は機
器本体１８の前面側下部に設けられたりジェクト紙幣収
納部、２６は上部に設けられた入金口、２７は同じく出
金口である。

そして上述した各部相互間には振分はダート付き紙幣搬
送路がそれぞれ設けられている。このテラー用人出金機
（ＯＴＭ　）　７における紙幣Ｐの流れを第３図〜第６
図により説明する。

第３図は入金作動時の紙幣Ｐの流れを示したもので、入
金口２６から一枚ずつ分離されて取込まれた紙幣Ｐは、
実線で示す如く鑑査部２４を通って各金種別に区別けさ
れて例えば、千円紙幣をＩＫ、５千円紙幣ｆ：ｓ　Ｋｓ
　１万円紙幣を１０にで示す如く所定の金種別紙幣取出
集積部２０．２１．２２に一時集積保管される。また、
鑑査部２４でリジェクト券と判別された紙幣Ｐは正規の
搬送路から分離されて図示点線の如く出金口２７にリジ
ェクト集積され、そのリジェクト紙幣Ｐは銀行員が上記
出金口２７から入金口２６に移し替えて再入金動作を繰
返す。しかして入金動作終了後オペレータが図示しない
承認♂タンを押すことによ）他桁あるいは支店との間で
オンライン交信により取引が成立し、上記一時保管され
ていた各種紙幣Ｐはそのまま各各の当該金種別紙幣取出
集積部２０．２１．２２の各紙幣収納カセット２６内に
収納される。またオ（レータが図示しない非承認？タン
を押すと上記取引が成立せず一時保管されていた各種の
紙幣Ｐは次に説明する出金経路を通って全て出金口２７
に返却される。

第４図は出金動作時の紙幣Ｐの流れを示すもので、図示
しない金額（金種枚数）指定？タンを押すとオンライン
交信された後裔金種毎の紙幣取出集積部２０，２１．２
２から必要枚数だけ順に取出されて、一枚づつ鑑査部２
４を通過して出金口２７に出金される。また鑑査部２４
で出金不適当等とリジェクト判別された紙幣Ｐは図示点
線の如くリジェクト紙幣収納部２５に排除される。なお
上記リジェクト紙幣Ｐが発生した場合は当然ながらその
分の紙幣Ｐが該当金種別紙幣取出集積部２θ、　２１．
２２から再度取出されて補充され、出金口２７に必要分
だけ集積される。

第５図は自動精査動作時の紙幣Ｐの流れの基本的なもの
を示したもので、その自動精査とは各金種別紙幣取出集
積部２０，２１．２２の紙幣収納カセット１６内に金種
別に収納された紙幣Ｐ″ｆｃ全て取出して計数する事で
ある。まず移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２ｆ移
動させて搬送路１０と１１を対向させてのちその動作は
各金種別紙幣取出集積部２０ｅ　２　Ｊ　ｚ　２２の紙
幣収納カセット１６から出金動作時と同様にして一枚ず
つ取出して鑑査部２４に通して全て計数しながら移動型
紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の紙幣取扱部としての金
庫ユニット１３内に券種に応じて移動集積する。なお上
記鑑査部２４でリジェクト判定された紙幣Ｐは点線の如
く出金口２７に分離集積され、必要により入金口２６か
ら再投入して上記移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２
の金庫ユニット１３内に再精査することも可能である。

第６図は自動装填動作時の紙幣Ｐの流れの基本的なもの
を示したもので、自動装填とは移動型紙幣取扱機（ＧＰ
Ｍ　）　２２の金庫ユニット１３にセットされた紙幣Ｐ
のうちＩＯＫで示される１万円紙幣Ｐ、ＪＫで示される
千円紙幣Ｐを鑑査計数しながら金種別に各金種別紙幣取
出集積部２０．２２の紙幣収納カセット１６内に分配収
納することである。その動作は移動型紙幣取扱機（ＧＲ
Ｍ　）　１２の金庫ユニット１３内から紙幣Ｐを一枚ず
つ取出して鑑査部２４に通して各金種別に区分しながら
当該金種別紙幣数、出集積部２０．２２の紙幣収納′カ
セット１６内に取込む。またその際鑑査部２４でリジェ
クト判別された紙幣Ｐは一度５にで示される５千円紙幣
Ｐの集積部２１に集積したのち、再度とシ出しを行ない
移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　、９の金庫ユニッ
ト１３へ戻す。

なお、前記第２図において図中２８ａは紙幣残量不足検
知器、２８ｂは紙幣満杯検知器で、各々上記金種別紙幣
取出集積部２θ、２１．２２のそれぞれの底部に設けら
れている。また図中２９＃′ｉ上記機器本体１８の後面
部に設けた光通信用の送受信器で、後述する各種指令信
号を移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２との間で送受
信するものである。

次に、第７図を参照し、移動台車Ｊ４とこれに搭載され
た紙幣取扱部としての金庫ユニット１３とからなる移動
型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の構成を説明する。移
動台車１４は下部ユニット３０１Ｌととの下部ユニット
３０ＩＬに対して上下動自在に取付けられた上部ユニッ
トＪｏｂとを有し、下部ユニット３０ｂには駆動輪３ノ
。

３１が走行駆動モータ３２によシ回転駆動されるように
設けられ、従動輪（図示せず）と共に左右レール１５．
１５上を自走するよりになっている。この下部ユニット
３ｏＩＬにはレール１５．１５にＧって導出されるＡＣ
’電源ケーブルが内蔵されて、図示しないリール用駆動
モータによシ巻取り、巻戻しが行い得るようＫなってい
る。また、上部ユニットｓｏｂには累計記憶、演算等を
行なう制御手段としてのリサイクル用制御装置３６が内
蔵されているとともに上部ユニｙ　）　３０　ｂの上部
には紙幣取扱部としての金庫ユニット１３が搭載されて
いる。

紙幣取扱部としての金庫ユニ！！１　）　１３は、内部
を千円紙幣集積部３３，１万円紙幣集積部３４．５千円
紙幣集積部３５に区分けされており、千円紙幣集積部３
３、および１万円紙幣集積部３４は紙幣取出し集積部：
ｌＯ，２１，２２と同じような紙幣収納繰出し機構とし
ての紙幣取出し集積機構１９をもうている。５千円紙幣
集積部３５については支払紙幣とじては使用しないので
取出し機構はもたず集積のみを行なえるようになってい
る。

また上面は上蓋３７に搬送路３８が取シ付けられており
、図示しない鍵にょυ上蓋３７を第７図矢印Ａで示すよ
うにヒンジ２３・・・を同効支点として開くと、上方よ
り各紙幣集積部３３゜３４．３５の上面側開口部３３　
ａ　ｅ　３４　ａ　９３５ｍが開放され紙幣Ｐ・・・の
出入れを行なうことができる。移動型紙幣取扱機（ＧＲ
Ｍ　）　２２の金庫ユニット１３の前部には紙幣搬送路
１１゜１１が形成されておシ、これらの一方は受取り用
の紙幣搬送路、また、他方は、送出用の紙幣搬送路とな
っておりそれぞれの接続部は互いに近傍に位置し、紙幣
自動取扱機１，８．９０機体内に入シ込んだ位置にある
紙幣搬送路１０゜１０（第２図参照）と持続するように
なっている。

紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の移動台車１４の上部ユ
ニット３０ｂは昇降用モータ３９とそれに連動するピン
オンギア４ｏとラックギア４１によシ下部ユニット３０
ｈに対して上下に昇降可能となっている。また、上部ユ
ニット３ｏｂに搭載された金庫ユニット部１３は進退用
駆動モータ４２とこれに連動するビンオンギアとラック
（いずれも図示しない）にょシ前後方向（第７図の状態
において左右方向に移動することができるようになって
いる。

又、移動台車１４の上部ユニット３ｏｂには手動セット
による金種、金額、枚数の指定などができる入力手段と
しての操作キーボード４３、および精査、装填、補充な
どにからんで係員に対して、各紙幣集積部３３．３４．
３５内の残量や収納容量などについての数量表示をする
表示部としての液晶ディスプレー４４が設けられている
。

また、４５．４６は金庫ユニット１３内に設けられた区
分ダートであシ、これら区分ゲート４５．４６は機器側
の搬送路１０および金庫ユニット１３側の搬送路１１ｋ
を経て金庫ユニット１３内の搬送路３８に導かれた紙幣
Ｐの券種に応じて図示しないマグネ、トを介して選択的
に動作され、千円紙幣Ｐを千円紙幣集積部３３へ、また
１万円紙幣Ｐを１万円紙幣集積部３４へ導入するように
なっている。

また、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　７　ｚの移動台
車１４の上部ユニット部３０ｂには光通信用の送受信器
５０が設けられておシ上記各紙幣自動取扱機７．８．９
の送受信器２９との光通信により移動型紙幣取扱機（Ｇ
ＲＭ　）　Ｚ　２の各動作、すなわち、自走、停止、お
よび金庫ユニット１３の昇降、進退の指令信号を送受信
するものである。

また、第８図は第１図におけるステ、ゲインコーナ４に
設置された出金専用の自動支払機（ＣＤ）８の概略的側
断面図であシ、出金ユニット５１の上部にカード読取伝
票発行装置５２が設けられ、また出金ユニット５１下部
に電源制御部５３が設けられ、さらにその上部前面側に
操作案内を行う画面表示装置５４が設けられている。上
記出金ユニット５１は内部後側に上下２段に配して前述
の第２図で示したと同様の千円紙幣用、１万円紙幣用の
金種別紙幣取出集積部２０．２２がそれぞれ紙幣取出機
構１９及び紙幣残量不足検知器２８ａ１紙幣満杯検知器
２８ｂを有して設けられておシ、そこは各々紙幣装填を
兼ねていてそれぞれの裏面側から千円と１万円の紙幣Ｐ
を区分けして収納した紙幣収納カセット１６が挿脱可能
とされている。そしてそれらの紙幣Ｐは各々１枚ずつ紙
幣収納カセット１６から取出されて簡易鑑査部ｊ４Ａに
通されて重ね搬送、形状判別、スキュなどを鑑査されな
がら出金口２７の一時集積部５５に集積された後、所定
の操作手続き（公知）により顧客に渡される。また簡易
鑑査部２４Ａでリジェクト判別された紙幣Ｐはリジェク
ト紙幣収納部２５に集積され、また上記一時集積部５５
において顧客が取忘れた紙幣Ｐは回収庫５６に回収され
る構成である。この自動支払機（ＣＤ）８の後側部にも
光通信用の送受信器２９が設けられている。

第９図は第１図におけるステップインコーナ４に設置さ
れた紙幣循環式の自動入出金機（ＡＴＭ　）　９の概略
的側断面図で、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の
金庫ユニット１３が押し込まれた状態を示している。入
出金ユニット６０の上部に通帳の処理を行う通帳印字装
置６ノが設けられている。またその入出金ユニット６０
にはその内部の後側部に上下３段に配して前述の第２図
に示したものと同様の紙幣取出集積部２０．２１．２２
が各々紙幣集積取出機構１９及び紙幣残量不足検知器２
８ａ１紙幣満杯検知器２８ｂを有して設けられ、その各
段の紙幣取出集積部２０，２１．２２内にそれぞれ紙幣
収納カセット１６が挿着されている。また、下側３段の
紙幣取出集積部２０，２１．２２は各々の紙幣収納カセ
ット１６内に紙幣Ｐが下段から５千円、千円、１万円の
金種別に区分してそれぞれ収納される金種別用である。

そしてこの自動入出金機（ＡＴＭ　）　９の入金動作は
、前面側上部に設けた入出金口６２に投入された紙幣Ｐ
が１枚ずつ取込ロー２６３によシ取込まれ、前述の第２
図のものに表裏判別機能を付加した鑑査部２４Ｂを通っ
て各種判別されながら次に表裏反転部６４を通過して、
各金種別にそれぞれの該当する金種別紙幣取出集積部ｚ
　Ｏ、２１，２２の紙幣収納カセット１６内に収納され
る。また出金動作は、各段の金種別紙幣取出集積部２１
゜２２の紙幣収納カセット１６内から各金種毎にそれぞ
れ必要枚数の紙幣Ｐが１枚ずつ取出されて、それぞれ上
記鑑査部２４Ｂを通って入出金口６２に出金されるよう
になる。なおまた自動精査時は、各段の金種別紙幣取出
集積部２０゜２１．２２の紙幣収納カセット１６内の紙
幣Ｐを順に全て取出して、鑑査部２４Ｂに通して紙幣収
納カセット１２の紙幣集積部３３，３４゜３５に券種に
応じて集積されるように々る。その逆の自動装填時は、
上記移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の金庫ユニッ
ト内から紙幣Ｐが１枚ずつ取出されて、それぞれ鑑査部
２４．Ｂを通って各金種別に区分けされて当核段の金種
別紙幣取出集積部２１．２２の紙幣収納カセット１６内
に分配収納されるようになる。なお、これにも上記同様
のりジェクト紙幣収納部２５及び取忘れ紙幣Ｐの回収庫
５６が備えられていゐ。また後側部に上記同様の光通信
用の送受信器２９が設けられている。

また第１０図に示す如く各紙幣自動取扱機は本店等の中
央制御装置５７とそれぞれモデム５８を介して回線接続
（オンライン）して運用されている。また、集中リモー
トモニタ（ＣＲＭ　）１００はテラー用入出金機（ＯＴ
Ｍ　）　７・・・のマスタ機７および自動支払機（ＣＤ
）８・・・および自動入出金機（ＡＴＭ　）　９・・・
のマスタ機９と接続されている。

まだ、第１１図は集中形リモートモニタ（ＣＲＭ）１０
０の構成を示すものであシ、１０１は制御部、１０２は
入力手段としてのキーが−ド、１０３は表示部としての
ＣＲＴディスグレー、１０４は各マスタ機７゜９とデー
タのやシとシを行なう通信制御部である。

また、第１２図は第７図を参照して前述した移動型紙幣
取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の制御構成を示すものであ
り、３６は制御手段としてのリサイクル用制御部、１０
５は移動台車１４０走行機構１４＊を制御する走行制御
部であシ、１０６は金庫ユニット１３の紙幣Ｐの取出し
、集積および昇降、進退機構をもつ金庫機構１３ａを制
御する金庫制御部である。また、１０７は光通信用の送
受信器５０からの信号を処理する通信制御部であシ、４
３は入力手段としての操作キーデート、４４は表示部と
しての液晶ディスプレーである。また、１０８はメモリ
である。

しかして、上述した構成の紙幣処理システムの制御を第
１０図によシ説明する。先ず、移動型紙幣取扱機（ＧＲ
Ｍ　）　７　ｚの走行制御について説明すると、まず、
移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）１２は自動入出金機（Ａ
ＴＭ　）と光通可能な位置にあシ、例えば、第８図で示
した自動支払機（ＣＤ）８の金種別紙幣取出集積部２２
の紙幣収納カセット１６内の１万円紙幣Ｐの残量不足が
検知されると、その自動支払機（ＣＤ）８はステツブイ
ンコーナ４におけるグループのマスク機として設定され
た１台の自動入出金［ＡＴＭ）９の光通信送信器２９を
介して集中形リモートモニタ（ＣＲＭ　）　Ｊ　ｏ　ｏ
に警報信号を送る。この警報信号を集中形リモートモニ
タ１００は、自動入出金機９と光通信している移動型紙
幣取扱機１２に対し、自動支払機（ＣＤ）８に移動する
よう指示するこの信号を受けて移動型紙幣取扱機（ＧＲ
Ｍ　）　７　ｚのグループリサイクル用制御装置３６は
移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の移動台車１４に
組込まれたモータ３２を駆動させ、レール１５．１５上
を１走して、自動支払機（ＣＤ）８の後方で停止する。

移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　７　、？が停止して待
機したことを光通信送受信器２９．５０を介して自動支
払機（ＣＤ）Ｊｌに送ると、その信号が集中リモートモ
ニタ（ＣＲＭ　）　７　ｏ　ｏに送られ、折シ返し補充
処理開始の信号が自動支払機（ＣＤ）８に送られる。自
動支払機（ＣＤ）８は使用中止状態となシ取引停止とな
る。勿論との状態は轟該取引の取引中に割シ込むことは
なく、所定一連の手続を終了後に使用中止とさせる。

この後、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の進退用
モータ４２を駆動させて金庫ユニット１３を前進させ、
金庫ユニット１３の搬送路１１と自動支払機（ＣＤ）Ｊ
の搬送路１０とを搬送受渡し可能に接合する。この後、
金庫ユニット１３０図示し表い搬送取込み用モータが駆
動されるとともに自動支払機（ＣＤ）８の搬送モータも
駆動されて、１万円紙幣集積部３４よシあらかじめ定め
られた枚数の１万円紙幣Ｐを取ル込み鑑査部２４にで券
種、２枚数シなどをチェックする。もし券種２枚取シな
どでリジェクト排除すべき紙幣Ｐがくればこれは千円紙
幣集積部２１の一時集積部の方へ一時保管する。そして
、所定の枚数のセット完了後、リジェクト紙幣Ｐが発生
していればこの紙幣Ｐを吸いあげて移動型紙幣取扱機１
２側に戻し、金庫ユニット１３のうち、出金された元の
紙幣集積部すなわち１万円紙幣集積部３４へ戻し、再使
用可能とする。

自動支払機（ＣＤ）Ｊ？以外の自動入出金機（ＡＴＭ　
）　９、テラー用入出金機（ＯＴＭ　）　７についても
紙幣Ｐの補充については同じ動作をおこなう。もちろん
、補充すべき紙幣Ｐが千円紙幣の場合は、千円紙幣集積
部３４にリジェクト紙幣Ｐを戻し、再使用可能とする。

次にあふれについて述べる。あぶれの可能性のあるもの
は第１０図において、テラー用入出金機（ＯＴＭ　）　
７と自動入出金機（ＡＴＭ　）　９の１万円紙幣収納カ
セット１６と５千円紙幣収納カセット１６である。

この場合は第５図に示すようにテラー用人出金機（ＯＴ
Ｍ　）　７で示すと各あぶれの警報を出す、たとえばテ
ラー用入出金機（ＯＴＭ　）　７よりの信号をうけた移
動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　７２がその機械の後方で
停止し、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　ｘが待機
していることを光通信送受信器２９と５０を介してテラ
ー用入出金機（ＯＴＭ　）　７に送ると、テラー用人出
金機（ＯＴＭ）７は使用中止となる。

このあと、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の進退
用駆動モータ４２を駆動させて、金庫ユニット１３を前
進させ、この搬送路Ｊ　１．Ｊ　１とテラー用入出金機
（ＯＴＭ　）　７の搬送路１０．１０とを搬送受渡し可
能状態に接合する。この後、金庫ユニット１３の図示し
ない搬送取込み用モータが駆動されるとともにテラー人
出金機（ＯＴＭ　）　７の搬送モータも駆動されて、１
万円紙幣取出集積部２２よシ所定量の１万円紙幣Ｐを取
り込み搬送路１０．１１を通して、金庫ユニット部Ｊ３
の１万円紙幣集積部３４へと紙幣Ｐを移し替える。

もし、鑑査部２４で重ね取りなどリジェクトと判別され
た場合は、リジェクト紙幣収納部２５ヘリジェクト紙幣
Ｐを排除し、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２側に
は計数の整わない紙幣Ｐの受渡しけしない。

以上のようにして補充、あふれ収納について移動型紙幣
取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２と各自動紙幣取扱機８，９
との紙幣Ｐの分配は橙されるが、システムとしては必ず
移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）１２の千円紙幣Ｐが不足
してくる。

移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の金庫カセット１
３にも各金種ごとに、満杯検知２８ｂ１残量不足検知２
８ａがとシつけられている。

そこで、金庫カセット１３の千円紙幣集積部３３の残量
不足検知２８１Ｌが作動した場合について述べる。

第１図と第１０図を参照し係員の使用する端末機である
テラー用人出金機（ＯＴＭ　）　７のマスター機により
、紙幣Ｐの補充をする場合について説明する。移動型紙
幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の千円紙幣Ｐの残量が不
足してきたとの残量不足検知２８ａが作動すると移動型
紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　７２の光通信用送受器５０全
通して集中リモートモニタ（ＣＲＭ　）　Ｊ　ｏ　ｏに
対して警報が発せられ、テラー用人出金機（ＯＴＭ）７
．自動入出金機（ＡＴＭ　）　９に対して、規定量をオ
ーバーしているかどうかの問い合せがなされる。

これは、各機械の満杯検知２８ｂｉでの集積容量が各紙
幣収納部でたとえば２０００枚とすると、残量不足検知
２８ｍは最大支払枚数を１００枚として、これに若干の
余裕を加えて、１２０枚ぐらいにしているのでソフトウ
ェアとして、例えば７００枚をオーバーしている機械が
あるかどうかを問い合せ、もしこれに該当するものがあ
ればその機械の所にいって既に記述した補充動作で移動
型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の金庫ユニット１３
に紙幣Ｐを補充する。

すべての機械について余裕のあるものがない場合は、移
動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　ｊ　２はテラー用入出金
機（ＯＴＭ　）　７のマスター機の後方へ走行して停止
する。テラー用人出金機（ＯＴＭ　）７０図示しない操
作パネルには移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の
どの金種が不足しているかを表示する・母ネルディスプ
レーがあり、係員はこのディスグレー金兄て、出納係に
現金の引き出しを依頼する。

出納係より引き出した現金を係員がテラー用人出金機（
ＯＴＭ　）　Ｊ　４の入金口２６にセットすると、紙幣
ｐｌｉ鑑査部２４を通って、正しくカウントされたもの
のみが金庫ユニット１３の集積部３３．３４へと収納さ
れる。又、リジェクトされた紙幣Ｐは出金口２７にもど
り再度係員により入金口２６よシセットされる。

そして、この係員により装填された紙幣Ｐの金種、枚数
は光通信送受信器２９と５０を通して、移動型紙幣取扱
機（ＧＲＭ　）　ｌ　２側の制御手段としてのリサイク
ル用制御装置３６のメモリー罠記憶される。

ここで移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２の金庫ユニ
ット１３はテラー用人出金機（ＯＴＭ　）　７の場合で
も前後方向に移動して、搬送路１ノと１０を接合するの
であるが高さ方向についても、テラー用人出金機（ＯＴ
Ｍ　）　７、自動支払機（ＣＤ）９、自動入出金機（Ａ
ＴＭ　）　８でそれぞれ異なっているため、昇降用モー
タ３９を駆動させて、ビニオン４０によシラツク４１ｆ
動かすことによシ上下合わせを行なうことになる。

紙幣Ｐを営業終了後などで精査する場合には移動型紙幣
取扱機（ＧＲＭ　）λ２が複数台の紙幣自動取扱機７．
８．９のマスター機に対するスレーブ端末の１つとして
制御され、マスター機による精査指令によって各機械を
一台一台まわって順次受取って行けば全ての機械の現金
のカウントがなされ、その合計カウントを移動型紙幣取
扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の表示部としての液晶ディス
プレー４４で知ることによって機械一台一台を係員が締
め上げてまわらなくてもすみ省力化に役立つ＠ ただしこの場合、各機械での重ね取シなどにょ−るリジ
ェクトは各機械のりジェクト紙幣収納部２５の中に入っ
ているのでその分については係員は手で集めて廻らなけ
ればならないが、大多数が移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　
）　Ｊ　２の中へ収納されてしまうので、非常に短期間
で精査することができる。

又朝一番などで全部の機械に紙幣Ｐを詰めるいわゆる自
動装填時にもテラー用人出金機（ＯＴＭ　）　７の入金
口２６より次々と紙幣Ｐを投入して移動型紙幣取扱機（
ＧＲＭ　）　Ｊ　２に紙幣Ｐを収納させてのち、各機械
に紙幣Ｐを補充の動作で分配してゆけば良く、係員の処
理の短縮化がはかれる。

このため釦は各機械への１万円紙幣Ｐ１千円紙幣Ｐのセ
ットする枚数を約７００枚とすると、もし、各機械５台
につき１台の移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　、？
を配置するのであれば３５０・０枚の大容量をもつ移動
型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２が望ましいことＫなる
。

又、各機械よりの紙幣Ｐのすいあげ時（受入れ時）にリ
ジェクト紙幣Ｐはリジェクト紙幣収納部２５へと収納し
たが、これを移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　２の
５千円紙幣収納部３５へ収納してもよく、こうすればさ
らに手間はへらすことができる。

この場合、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２よりの
補充時の１万円紙幣Ｐ１千円紙幣Ｐのリジェクト紙幣Ｐ
も移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　：ｚの出金され
た元の集積部３３．３４に戻さずに５千円紙幣収納部へ
収納した場合には、５千円紙幣収納部については手鑑査
が必要となる。ただし現実的には自動入出金機（ＡＴＭ
　）　７での５千円紙幣Ｐの投入率は１％レベルであり
、又出金動作、精査動作、補充動作による重ね取りの発
生率もほぼ０．１％台であるので全部合わせても一日で
せいぜい１００枚程度にしかならず７〜８台構成であれ
ば手でカウントしてもその省力効果におよぼす影響力は
ほとんどない。

又、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　Ｊ　、？のレール
１５．１５の延長線上に出納室を設け、移動型紙幣取扱
機（ＧＲＭ　）　Ｊ　、？の紙幣Ｐの取り扱いを直接出
納係員がみる場合もあり、また補充動作を機械的に行な
うテラー用人出金機（ＯＴＭ　）　７が故障した場合に
おける手差し補充する場合もある。この場合紙幣Ｐのセ
ンナは不要であるので移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　
Ｊ　２への紙幣Ｐの装填は帯封を切って１００枚単位で
手でおこなった方が便利となる。その時は鍵により紙幣
取扱部としての金庫ユニｙ　ト１３の上蓋３７を開放し
、千円紙幣ｐ’１千円紙幣集積部３３に、１万円紙幣Ｐ
を１万円紙幣集積部３４にセットする。

このあとの各機械とのやり取りや移動型紙幣取扱機（Ｇ
ＲＭ　）　Ｊ　２の計数上、出納係員がどの金種をどれ
だけ枚数セットしたかを移動型紙前取ｆｆ１ｍ（ＧＲＭ
　）　Ｊ　、？のりサイクル用制御装置３６にインプッ
トするため移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ）Ｊ２の入力手段
としての操作キービード４３より係員管理用キーを用い
てイングツトする。こうしておけば通常のテラー用人出
金機（ＯＴＭ　）７より機械計数して装填したのと同じ
信頼度で以降の機械の出入管理をすることができる。

又、移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　１２と紙幣自動取
扱機７，８．９の間の位置合わせは通常非常に厳しい精
度が要求されるため困難で高価となりがちである。これ
を助けるため移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）　７　ｘの
金庫ユニット１３を柔軟支持することにより多少の位置
の狂いは吸収することができる。この柔軟支持の方法は
金庫ユニット１３ｆ水平・垂直両方向に回転可能な軸受
でうけ、この軸受機構にラックをとりつければ可能とな
る。また、第８図および第９図に示すように、内部に紙
幣収納繰出し手段としての紙幣取出集積部２０　ｐ　２
１　＋　２２に有する紙幣自動取扱機８，９は機体外部
への紙幣の送出および機体外部からの紙幣Ｐの受取りを
行なう紙幣搬送路Ｊ（７，ＪＯ’ｌｉ：機体側端部よシ
機体内側に入シ込んだ所に設けるとともに上記紙幣取出
集積部２０，２１．２２を覆うべく鍵付防護扉４７が設
けられていて、外部から紙幣Ｐに触れることができない
ようになっている。

しかして、上記実施例によれば、複数台の紙幣取扱機を
群として管理するために移動型紙幣取扱機を１台〜２台
用意すれば、紙幣の補充の省力化単体リサイクル方式の
自動入出金装置の資金効率の向上、装填、精査の省力化
が効果的圧実現可能となり、かつ、金庫交換方式と比較
して、集中機（ＣＲＭ　）が不要をなる。金庫を多数用
意することが不要となる。作業性が良くなる。など数々
の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば複数台の紙幣自動取
扱機の間を移動するとともにそれらの紙幣自動取扱機に
紙幣を送出し、また、それらの紙幣自動取扱機より紙幣
を受取り収納する機能を有する移動型紙幣取扱機であっ
て、紙幣を集積する紙幣集積部に紙幣を手差し補充する
ための開口部を有する構成としたものであるＯしたがっ
て、紙幣自動取扱機との紙幣の受渡しを金庫を交換する
ことなく確実かつ自動的に行なえるようにし、しかも手
差し補充が可能なため、この機械へ紙幣を補充する機械
が故障した場合など容易に対処し得るといった効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を採用した紙幣処理システム
によるグルーグリサイクル方式を採用した銀行の店舗内
の各種紙幣自動取扱機等の配置図、第２図はテラー用入
出金機の側断面図、第３図は第２図のテラー用人出金機
の入金動作時の紙幣の流れを示す入金動作説明図、第４
図は同じく出金動作説明図、第５図は同じく自動精査動
作説明図、第６図は同じく自動装填動作説明図、第７図
は本発明の移動型紙幣取扱機の一実施例を示す外観斜視
図、第８図は自動支払機の側断面図、第９図は自動入出
金機の側断面図、第１０図は紙幣処理システムの制御を
示すブロック図、第１１図は集中形リモートモニタの構
成を示すプロ、り図、第１２図は移動型紙幣取扱機の制
御構成を示す図である。 １・・・テラー用入出金機（ＯＴＭ）、８・・・自動支
払機（ＣＤ）、９・・・自動入出金機（ＡＴＭ　）、１
２・・・移動型紙幣取扱機（ＧＲＭ　）、１３・・・紙
幣取扱部としての金庫ユニット、Ｊ９・・・紙幣収納繰
出し機構（紙幣取出集積機構）、Ｐ・・・紙幣、３３．
３４，３５・・・紙幣集積部、３６・・・制御手段（リ
サイクル用制御装置）、３７・・・上蓋、３８・・・搬
送路、４３・・・入力手段としての（操作キーボード）
、３３　ＩＬ−ｅ　３４　ａ　ｅ　３５　ｍ　”＊開口
部。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第７図 １２ ］ｂ１５ 第８図 嬰　１５１５ 第９図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数台の紙幣自動取扱機の間を移動するとともに
   それらの紙幣自動取扱機に紙幣を送出し、また、それら
   の紙幣自動取扱機よシ紙幣を受取り収納する機能を有す
   る移動型紙幣取扱機であって、紙幣を集積する紙幣集積
   部に紙幣を手差し補充するための開口部を有することを
   特徴とする移動型紙幣取扱機。
2. （２）紙幣を紙幣集積部に手差し補充するための開口部
   は紙幣自動取扱機に紙幣を送出あるいは受取る搬送路の
   一方の搬送路を変位させることにより形成することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の移動型紙幣取扱機
   。
3. （３）紙幣を手差し補充するための開口部の近傍に手動
   装填された紙幣の券種、枚数等を入力する入力手段およ
   び累計記憶、演算等を行なう制御手段が設けられている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記
   載の移動型紙幣取扱機。