JPS60240529A - 農作業機の操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、走行車体の車輪を油圧シリンダー装置で上
下動させて該走行車体に一体に取付けられた農作業機を
昇降動させたり、走行車体にリンク機構を介して取付け
た農作業機を油圧シリンダー装置で上下動させたシする
農作業機の操作装置に関するものであって、詳しくは、
この農作業機の昇降動と走行車体のチェンジ操作との連
動機構に関するものである。

従来技術 従来、農作業機の動力を１人」　・　「切」するクラッ
チ操作レバーと農作業機を昇降させる油圧シリンダー装
置の油圧切替バルブとを連動して、クラッチが１切」の
ときに農作業機が下降しないように連動するものは公知
であったが、走行車体のチェンジ操作レバーと油圧切替
レバーとを連動するものはなかった。そして、少なくて
も走行車体が作業速以外に変速されているとき、例えば
作業速よりも高速の路上走行速やバック速に変速中にお
いて農作業機が下降しないようにしたものは従来技術に
はなかった。

発明が解決しようとする問題点 従来技術では、路上走行中やバックをしている途中に農
作業機が不測に下降する事態が起シ極めて危険であった
。特に、農作業中以外で誤って油圧操作レバーを無意識
に操作したり、農作業機を上昇さそうとして下降側へ切
替えてしまったときに路上走行中でありながら急に農作
業機が下降して大変危険であった。

問題を解決するための手段 この発明は前記の従来技術のもつ欠点を解消するために
次の技術的手段を講じた。

即ち、この発明は、チェンジ操作レバー（イ）によって
作業走行速とその他の走行速とに変速可能な走行車体（
１）に、田植機や播種機等の適宜農作業機（１４）を油
圧シリンダー装置（イ）によって走行車体（１）と一体
あるいは別体で昇降動可能に装着し、油圧タンク■と油
圧ポンプ（ホ）及び前記油圧シリンダー装置（イ）との
間を油圧切替バルブ（イ）を介して配管ならしめた油圧
回路の農作業機α荀が下降するときに作動油が流動する
下降回路中に当該農作業機α→の下降を許す状態と許さ
ない状態とに切替自在なチェックバルブ（イ）を設け、
このチェックバルブ（イ）と前記チェンジ操作レバー（
２）とをチェンジ操作レバー（２）が作業走行速以外の
走行速位置ヘチェンジされているときは農作業機α荀の
下降を許さない切替え状態に保持するよう連動構成して
なる農作業機の操作装置の構成としたものである。

実施例 繁 この発明の一実施例である乗用Φ田植機を図面に基づい
て詳細に説明すると、（１）は走行車体であって、走行
ミソシランケース（２）の前側左右両側にフロントアク
スルを介して左右一対の前車輪（３）・（３）を取付け
、後側左右両側に後方下方へ向う左右一対のチェンケー
ス（４）・（４）を介して後車輪（５）・（５）を取付
け、走行ミッションケース（２）の前側にボンネット（
６）で覆うエンジン（７）を設けζ左右一対のチェンケ
ース（４）・（４）全連結する連結枠（８）にポール（
９）を立設して、これに操縦座席ＯＱを支架ならしめて
いる。ａυは操縦ハンドルを示す。

α功はチェンジ操作レバーで、走行ミッションケース（
２）ヲカバーするパネルα榎にＨ型の案内溝（１１ａ）
を設けて、これに挿通し、（イ）　−（ｃ７）位置に該
レノく−（２）を操作するとき作業速の高・低速になり
、（／３位置では路上走行速になりに）位置ではツク、
ツクに切替わるよう設けられている。

ａ４は農作業機で、図例では田植機であり、苗タンクＱ
！１Ｇと苗植付具０６及び整地フロート０η・（至）・
００等を植付ミノシランケース翰に装着している。

（ハ）は昇降リンクで、前記ボール（９）に基部が枢着
される上、下のリンク（２１ａ）・（２１’ｂ）の先端
部を縦リン、り（２１０）で枢結し、この縦リンクに一
体のピック粋に前記田植機の植付ミッションケース翰を
ローリング自由に装着している。

（イ）は油圧シリンダー装置で、シリンダー（２２ａ）
の基部を走行ミッションケース（２）に枢着し、ピスト
ン（２２１））の先端側を昇降リンクＩ２］）の上リン
ク（２１ａ）に枢着してピストン（２２１１））が突出
するとき田植機０ａが上昇されるよう設けている。

＠は油圧ポンプ、（ハ）は油圧タンクを示す。

に）は油圧切替バルブで、植付ミッションケース翰と中
央部の整地フロートαηとの間に介装され、該フロー）
　Ｑ７）が一定収上上動するとき油圧シリンダー装置（
イ）のピストン（２２ｂ）が突出し、一定収下に下動す
るときピストン（２２ｂ）が引込め得るよう設けられて
いる。

（至）は苗植付クラッチに連動される操作レバーで、ど
のレバー（ホ）は前記油圧切替バルブ（ハ）に鳴連接さ
れ、該レバー翰をクラッチ「入」にするとき田植機を「
下降」となし、「切」位置で中立となり、更に「切」位
置を通過してそれ以上回動するとき田植機が「上昇」す
るよう構成している。

第３図の油圧回路中（社）はチェックバルブで、油圧シ
リンダー装置（イ）のシリンダー（２２ａ）中の作動油
を油圧タンク（ハ）内へ戻す回路中に設けられ、シリン
ダー（２２ａ）と一体的に構成されていて、レバー（ハ
）でバルブ作動ピン−を押して回路を開・閉するよう構
成している。

そして、該レバー（ハ）と前記チェンジ操作レバーαの
とをワイヤー（至）で連結して、該チェンジ操作しバー
αのを路上走行速位置（ハ）あるいはバンク位置に）へ
操作するとき、チェックパルプ（ハ）が閉じて田植機が
下降できないよう構成されている。

上側の構成によれば、チェンジ操作レバーαつを苗植付
速である（イ）あるいは（ロ）位置に操作しであるとき
は、ワイヤー（至）が弛んでいてチェックパルプ（イ）
は第３図のように開いていて、自由にシリンダー　（２
２ａ）内の作動油が油圧タンク（ハ）へ油圧切替バルグ
（ハ）を介して戻れる状態にある。

この状態で耕盤の深さに応じて、整地フロート０７）が
上下動し、これによって油圧切替パルプ（ハ）が切替え
られてピストン（２２ｂ）の出・人を促し田植機α→を
昇降制御しながら苗植付は作業が行われる。

次に、路上走行時あるいはバンクをするときに操作レバ
ー（ハ）を操作して、植付クラッチを「切」にすると共
に田植機α荀を上昇させたのち、チェンジ操作レバーα
のを（イ）あるいは（ロ）位置にすると、ワイヤー（至
）が緊張し、レバー（ハ）を回動させてピン翰を押込み
チェックパルプに）が閉じられる。したがって、油圧シ
リンダー（２２ａ）中の作動油は油圧タンク（財）へは
戻らなくなり、不測に田植機０４）が下降するのを確実
に防止できるのである。

尚、実施例では、乗用型の田植機について説明したが、
歩行型の田植機についても同様であり、このとき、作業
機としての田植機は、油圧シリンダー装置（イ）で走行
車輪を上下動させて昇降する構成にし、このような歩行
型でも同様の構成を採用できるものである。

作用効果 この発明は前記の技術的手段によって、路上走行中やバ
ック中に、上昇位置にある作業機が不測に下降するのを
防止でき、極めて安全な操縦を行える作用効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図は油圧回路図である。 図中記号、（１）は走行車体、（２）はチェンジ操作レ
バー、０４）は農作業機（田植機）、に）は油圧シリン
ダー装置、（ハ）は油圧ポンプ、（ハ）は油圧タンク、
に）は油圧切替パルプ、（財）はチェックパルプを示す
。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　凸　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. チェンジ操作レバー０のによって作業走行速とその他の
   走行速とに変速可能な走行車体（１）に、田植機や播種
   機等の適宜農作業機α荀を油圧シリンダー装置（イ）に
   よって走行車体（１）と一体あるいは別体で昇降動可能
   に装着し、油圧タンク■と油圧ポンプ（ハ）及び前記油
   圧シリンダー装置（イ）との間を油圧切替バルブ（ハ）
   を介して配管ならしめた油圧回路の農作業機０４）が下
   降するときに作動油が流動する下降回路中に当該農作業
   機Ｏａの下降を許す状態と許さない状態とに切替自在な
   チェックパルプ＠を設け、このチェックパルプ（イ）と
   前記チェンジ操作レバー０２とをチェンジ操作レバーα
   のが作業走行速以外の走行速位置ヘチェンシされている
   ときは農作業機０→の下降を許さない切替え状態に保持
   するよう連動構成してなる農作業機の操作装置。