JPS60240450A - 化粧金属板 - Google Patents
化粧金属板Info
- Publication number
- JPS60240450A JPS60240450A JP9803584A JP9803584A JPS60240450A JP S60240450 A JPS60240450 A JP S60240450A JP 9803584 A JP9803584 A JP 9803584A JP 9803584 A JP9803584 A JP 9803584A JP S60240450 A JPS60240450 A JP S60240450A
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- JP
- Japan
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- layer
- resin
- base coat
- paint
- ultraviolet
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、こたつ板、冷蔵庫や机のトップテーブル等に
使用するための化粧金属板に関する。
使用するための化粧金属板に関する。
く従来技術〉
一般に化粧金属板、例えば金属印刷鋼板は、スズや電解
クロムメッキを施された鋼板に、適当な下地処理を施こ
し、然る後にその表面にプライマー塗布、乾燥、ベース
コート、乾燥、オフセット印刷機による数色の印刷、乾
燥、クリヤーコート、乾燥といった複雑な工程によって
生産されている。
クロムメッキを施された鋼板に、適当な下地処理を施こ
し、然る後にその表面にプライマー塗布、乾燥、ベース
コート、乾燥、オフセット印刷機による数色の印刷、乾
燥、クリヤーコート、乾燥といった複雑な工程によって
生産されている。
よって最終製品ができあがるまで、柄や色数によっても
異なるが5〜15工程が必要であり、各工程毎に熱風乾
燥する必要があり、コストが非常に高くついていた。又
従来の印刷鋼板は、性能的にも、トップコート(通常ア
クリル系もしくはポリエステル系)に熱硬化型塗料を使
用する為に、表面硬度をあまり高くする事ができず、耐
摩耗性能か特に要求される部品(例えは机のトップテー
プ −ル、こたつ板、冷蔵庫のトップテーブル及びドア
ー)には使用できず、これらの部品には、非常にコスト
の高いメラミン化粧板を使用していた。
異なるが5〜15工程が必要であり、各工程毎に熱風乾
燥する必要があり、コストが非常に高くついていた。又
従来の印刷鋼板は、性能的にも、トップコート(通常ア
クリル系もしくはポリエステル系)に熱硬化型塗料を使
用する為に、表面硬度をあまり高くする事ができず、耐
摩耗性能か特に要求される部品(例えは机のトップテー
プ −ル、こたつ板、冷蔵庫のトップテーブル及びドア
ー)には使用できず、これらの部品には、非常にコスト
の高いメラミン化粧板を使用していた。
く 目 的 〉
本発明は、模様層に熱融着性用■旨をまたトップクリヤ
一層に紫外線架橋型樹脂を用いる事により、表面硬度が
高くかつ製造工程が少ない化粧金属板を提供しようとす
るものである。
一層に紫外線架橋型樹脂を用いる事により、表面硬度が
高くかつ製造工程が少ない化粧金属板を提供しようとす
るものである。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を第一図に基づいて説明すると、
本考案金属板は、必要に応じて下地処理された鋼板等の
金属基板1の表面に、ビニル系もしくはポリエステル系
焼付塗料からなるベースフート層2が形成され、該ベー
スコート層2の表面に熱転写によりされた熱融着性樹脂
からなる模様層3(印刷インク層)が形成され、該模様
層3の表面に紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一
層4が形成されたものである。
本考案金属板は、必要に応じて下地処理された鋼板等の
金属基板1の表面に、ビニル系もしくはポリエステル系
焼付塗料からなるベースフート層2が形成され、該ベー
スコート層2の表面に熱転写によりされた熱融着性樹脂
からなる模様層3(印刷インク層)が形成され、該模様
層3の表面に紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一
層4が形成されたものである。
なお、前記紫外線架橋型樹脂塗料は、熱硬化型塗料の上
面に対しては密着性が悪いため、熱融着性樹脂の模様層
3は、デザイン的な向上と、ベースコート層2の熱硬化
型樹脂と紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一層4
との密着を向上させるという二つの役目を果たしている
。
面に対しては密着性が悪いため、熱融着性樹脂の模様層
3は、デザイン的な向上と、ベースコート層2の熱硬化
型樹脂と紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一層4
との密着を向上させるという二つの役目を果たしている
。
次に第2図に基づいて、第1図の化粧金属板の製造工程
を説明する。
を説明する。
素材すなわち金属基板1に、必要に応じて適切な下地処
理(通常はリン酸亜鉛系化成被膜処理もしくはクロム酸
処理)を施されたメッキ鋼板を使用し、ベースコート層
2として、後から転写される熱融着性樹脂の密着し易い
ビニル系かポリエステル系の塗料をカーテンフロー等の
塗装機で1()〜20μの膜厚でコーティングしてベー
スコート層2を形成し、これを熱風乾燥炉11で焼付乾
燥する。この時の焼付温度は230℃で90秒程度であ
る。次にコンベヤAの働きにより乾燥炉11から出て外
た金属基板1が100℃以下にさめないうちに、加熱装
置Bにより約200℃に加熱された転写口ル12と受け
ロール12aで、前もって印刷された転写箔13をベー
スフート層2の表面に圧着(圧力は10kg/Cm’以
上ルて印刷模様層3を転写し、冷却送風装置14で冷却
し後にハキ取りロール15で転写箔のベースフィルム1
6のみを剥がす。この時、使用される転写箔13は、通
常は樹脂コーテイング紙をベースフィルムとし、その上
に熱融着性樹脂系(例えば酢酸ビニル・塩化ビニル共重
合系樹脂或いは熱可塑型ポリエステル樹脂等)インクを
所望の色及び柄でグラビア印刷したものである。その後
、トップクリヤ一層4形成のために紫外線架橋型樹脂系
クリヤー塗料をロールコータ−等の塗装置l!ICの塗
装ローラ17と受けローラ17aにより5〜】()μ塗
装し、これに紫外線乾燥炉18の高圧水銀ランプ19か
ら紫外線を照射し、クリヤー塗料を硬化させる。
理(通常はリン酸亜鉛系化成被膜処理もしくはクロム酸
処理)を施されたメッキ鋼板を使用し、ベースコート層
2として、後から転写される熱融着性樹脂の密着し易い
ビニル系かポリエステル系の塗料をカーテンフロー等の
塗装機で1()〜20μの膜厚でコーティングしてベー
スコート層2を形成し、これを熱風乾燥炉11で焼付乾
燥する。この時の焼付温度は230℃で90秒程度であ
る。次にコンベヤAの働きにより乾燥炉11から出て外
た金属基板1が100℃以下にさめないうちに、加熱装
置Bにより約200℃に加熱された転写口ル12と受け
ロール12aで、前もって印刷された転写箔13をベー
スフート層2の表面に圧着(圧力は10kg/Cm’以
上ルて印刷模様層3を転写し、冷却送風装置14で冷却
し後にハキ取りロール15で転写箔のベースフィルム1
6のみを剥がす。この時、使用される転写箔13は、通
常は樹脂コーテイング紙をベースフィルムとし、その上
に熱融着性樹脂系(例えば酢酸ビニル・塩化ビニル共重
合系樹脂或いは熱可塑型ポリエステル樹脂等)インクを
所望の色及び柄でグラビア印刷したものである。その後
、トップクリヤ一層4形成のために紫外線架橋型樹脂系
クリヤー塗料をロールコータ−等の塗装置l!ICの塗
装ローラ17と受けローラ17aにより5〜】()μ塗
装し、これに紫外線乾燥炉18の高圧水銀ランプ19か
ら紫外線を照射し、クリヤー塗料を硬化させる。
クリヤー塗料としては、高硬度タイプはポリエステルア
クリレート系を、加工タイプはウレタンアクリレート系
を使用する。又紫外線は高圧水銀ランプ19から照射す
るが、これは積算エネルギー量で、400〜800+n
Jの照射量が適している。
クリレート系を、加工タイプはウレタンアクリレート系
を使用する。又紫外線は高圧水銀ランプ19から照射す
るが、これは積算エネルギー量で、400〜800+n
Jの照射量が適している。
上記の様にして製造した化粧金属板の特徴は次の通りで
ある。
ある。
(、)模様層3は、熱融着性樹脂がらなり、グラビア印
刷された柄であるため、オフセット印刷を使用していた
従来の金属印刷に比較して、精度が高く多色の模様柄を
一工程で印刷できる。
刷された柄であるため、オフセット印刷を使用していた
従来の金属印刷に比較して、精度が高く多色の模様柄を
一工程で印刷できる。
(b)トップクリヤ一層4にも工程の簡略な紫外線架橋
型樹脂を利用するためコストが安くホーロー並の超硬質
、高耐汚染性の表面物性か可能である。
型樹脂を利用するためコストが安くホーロー並の超硬質
、高耐汚染性の表面物性か可能である。
表1に化粧金属板の高硬度タイプ(トップクリヤ一層4
にポリエステルアクリレート系紫外線架橋型樹脂を用い
たもの)及び化粧金属板の加工タイプ(トップクリヤ一
層4にウレタンアクリレート系紫外線架橋型樹脂を用い
たもの)の性能結果代表例を示す。
にポリエステルアクリレート系紫外線架橋型樹脂を用い
たもの)及び化粧金属板の加工タイプ(トップクリヤ一
層4にウレタンアクリレート系紫外線架橋型樹脂を用い
たもの)の性能結果代表例を示す。
尚、両タイプ共に、金属基板1には0.SL合金化溶融
亜鉛メッキ鋼板を使用し、ベースコートには、ポリエス
テル系焼付塗料を、また転写インクには塩化酢酸ビニル
系熱融着性樹脂を使用している。
亜鉛メッキ鋼板を使用し、ベースコートには、ポリエス
テル系焼付塗料を、また転写インクには塩化酢酸ビニル
系熱融着性樹脂を使用している。
(余白)
〈効果〉
以上の説明から明らかな通り、本発明は、金属基板の表
面に、ビニル系もしくはポリエステル系塗料からなるベ
ースコート層が形成され、該ベースコート層の表面に熱
融着性樹脂からなる模様層が形成され、該模様層の表面
に紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一層が形成さ
れたものである。
面に、ビニル系もしくはポリエステル系塗料からなるベ
ースコート層が形成され、該ベースコート層の表面に熱
融着性樹脂からなる模様層が形成され、該模様層の表面
に紫外線架橋型樹脂からなるトップクリヤ一層が形成さ
れたものである。
したがって、本発明によると、模様層に熱融着性樹脂を
またトップクリヤ一層に紫外線架橋型U(脂を用いる事
により、表面硬度が高くかつ製造工程が少ない化粧金属
板を提供でトる優れた効果がある。
またトップクリヤ一層に紫外線架橋型U(脂を用いる事
により、表面硬度が高くかつ製造工程が少ない化粧金属
板を提供でトる優れた効果がある。
第1図は本発明実施例の断面図、第2図はその製造工程
説明図である。 1:金属基板、2:ベースコート層、3:模様層、4ニ
ドツブクリヤ一層。 出 願 人 シャープ株式会社 代理人 中村恒久
説明図である。 1:金属基板、2:ベースコート層、3:模様層、4ニ
ドツブクリヤ一層。 出 願 人 シャープ株式会社 代理人 中村恒久
Claims (1)
- 金属基板の表面に、ビニル系もしくはポリエステル系塗
料からなるベースコート層が形成され、該ベースコート
層の表面に熱融着性樹脂からなる模様層が形成され、該
模様層の表面1こ紫外線架橋型樹脂からなるトップクリ
ヤ一層が形成されたことを特徴とする化粧金属板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803584A JPS60240450A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 化粧金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803584A JPS60240450A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 化粧金属板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60240450A true JPS60240450A (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=14208787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9803584A Pending JPS60240450A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 化粧金属板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60240450A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108727U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-24 | ||
JPH0247059A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Hideki Hayashi | 硬質積層板及びその製造方法 |
JPH04366632A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Yodogawa Steel Works Ltd | 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法 |
JPH04366633A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Yodogawa Steel Works Ltd | 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9803584A patent/JPS60240450A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108727U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-24 | ||
JPH0247059A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Hideki Hayashi | 硬質積層板及びその製造方法 |
JPH04366632A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Yodogawa Steel Works Ltd | 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法 |
JPH04366633A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-18 | Yodogawa Steel Works Ltd | 塩化ビニル化粧金属板とその製造方法 |
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