JPS59169851A - ポリ塩化ビニルデイスパ−ジヨン塗料プレコ−ト鋼板 - Google Patents

ポリ塩化ビニルデイスパ−ジヨン塗料プレコ−ト鋼板

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JPS59169851A
JPS59169851A JP4382783A JP4382783A JPS59169851A JP S59169851 A JPS59169851 A JP S59169851A JP 4382783 A JP4382783 A JP 4382783A JP 4382783 A JP4382783 A JP 4382783A JP S59169851 A JPS59169851 A JP S59169851A
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JP
Japan
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paint
polyvinyl chloride
steel sheet
steel plate
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4382783A
Other languages
English (en)
Inventor
橋爪 靖郎
池永 良樹
民雄 飯牟礼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐汚染性、耐傷付性にすぐれたポリ塩化ビニ
ルティスパージョン塗料プレコート鋼板に関する。
内外装建築材料や器物、車輌等に広く使用されているポ
リ塩化ビニルティスパージョン塗料プレコート鋼板は、
亜鉛メッキ鋼板のような鋼板に表面処理全施し、次に塩
化ビニル樹脂塗料の接着剤となる下塗塗料を塗布し加熱
乾燥し、その後上塗塗料として塩化ビニル樹脂塗料を塗
布し加熱乾燥する2コート2ベーク塗装となっている。
上塗に使用される塩化ビニル樹脂塗料は、ポリ塩化ビニ
ルのプラスチゾルまたはオルガノゾルを含むティスパー
ジョン塗料であって可塑剤を比較的多く含むため、乾燥
後塗膜がマジックインク等で汚染され易く、一旦汚染さ
れたよごれは容易に除去できない。また該ポリ塩化ビニ
ルテ゛イスバージョン塗料の塗膜は硬度が十分でなく、
そのためプレコート鋼板の成形加工時や、運搬時および
使用時に塗膜が傷付き易い。
この対策として、ポリ塩化ビニルティスパージョン塗料
中の可塑剤量を減らし、溶剤を配合することや、他種樹
脂、例えばアクリル樹脂をブレンドすることが行なわね
ている。しかしながら溶剤や他種樹脂の使1■は、塗装
後の焼付時にワキ(塗布のふくれ)が発生し易く、均一
な塗膜が得られ難いという問題がある。
特開昭56−155753号は、塩化ビニル樹脂塗料の
塗膜層の上に、アクリル樹脂塗料またはポリエステル樹
脂塗料を塗装し、焼付けることを提案している。しかし
ながら既設のポリ塩化ビニルディスパージョン塗料プレ
コート鋼板の生産ラインは、鋼板のコイルを巻き戻して
連続して搬送しながら、表面処理および前述の2コート
2べ−り塗装を行なうようになっているがら、これを3
コ一ト3ベーク方式へ適合させるためにはライン3− 中へもう一組のコーターおよび焼付はオーブンを設置し
なければならず、設備の大幅な改造を必要とし、またラ
インがそれだけ長大化するからそのスペースがある場合
だけに可能である。また塩化ビニル塗料層全エンボス加
工しても、最後のアクリル樹脂またはポリエステル樹脂
塗膜の焼付時に消えてしまうので、エンボス加工したプ
レコート鋼板は製造不可能である。
本発明はこれらの諸欠点を克服することを目的とする。
本発明のこの目的は、本発明のポリ塩化ビニルデ′イス
バージョン塗料プレコート鋼板によって達成される。該
プレコート鋼板は、そのポリ塩化ビニルデ゛イスバージ
ョン塗膜層の上に、紫外線硬化型クリヤー塗料を塗装し
紫外線硬化してなる塗膜を有することを特徴とする。
該紫外線硬化型塗料の塗膜は、乾燥後一般に2〜300
fiの厚みに設けられる。この紫外線硬化型クリヤー塗
料の塗膜を設けることにより、塩化ビニル樹脂塗料プレ
コート鋼板の長所を生かしっ 4 一 つ、その欠点であった汚染し易さ、傷付き易さが実質上
なくなる。
紫外線硬化は非常に短時間に完了するので、既存の生産
ラインへ追加のコーターおよび紫外線硬化炉を設置する
小幅の改造ですみ、熱硬化炉のように大きなスペースを
必要としない。また紫外線硬化であるため、塩化ビニル
樹脂塗膜層がエンボス加工されていてもそれが熱で壊さ
れることがない。ただしその場合紫外線硬化型塗料の塗
膜は膜厚が約20/l以下でないと膜厚効果でエンボス
した凹凸パターンが隠されることになる。
従来の塩化ビニル樹脂塗料プレコート鋼板では艶消しプ
レコート鋼板とすることは不可能であったが、本発明で
は紫外線硬化型クリヤー塗料に艶消剤を配合することに
より、艶消しプレコート鋼板とすることができる。
このように本発明によれば、耐汚染性、耐傷付き性にす
ぐれ、エンボス加工や艶消が可能なプレコート鋼板が提
供され、そのため該プレコート鋼板は特に内装加工材お
よび器物加工などに適している。
木発明のプレコート鋼板の製造は、常法により亜鉛メッ
キ鋼板等の鋼板を表面処理した後、下塗塗料を塗布、加
熱乾燥し、次にポリ塩化ビニルディスパージョン塗料を
塗布、加熱乾燥する工程を含む。使用する下塗塗料およ
びポリ塩化ビニルディスパージョン塗料は慣用のもので
よい。塩化ビニル樹脂塗膜層の加熱乾燥後、要すれば該
塗膜をエンボス加工した後冷却し、該塩化ビニル樹脂デ
ィスパージョン塗料の塗膜層の上に紫外線硬化型クリヤ
ー塗料を塗布し、直ちにライン上で紫外線炉を通過させ
る。コーターはフローコーターまiはロールコータ−を
使用し得る。スプレー塗装モ可能である。
木発明で使用する紫外線硬化型クリヤー塗料は一般に良
く知られたものでよい。即ち通常の一個以上の重合性二
重結合を有する化合物および/または一個以上のエポキ
シ基を有する化合物、通常の光増感剤を含み、その他に
溶剤と艶消し仕上げを望む場合には微粉末シリカのよう
な艶消剤を、また着色クリヤーを希望する場合には着色
剤を含むことができる。
これらの紫外線硬化型クリヤー塗料の硬化に当っては、
主波長が200ないし500 nmの範囲にある光ビー
ムが使用され、その光源としては通常用いられる炭素ア
ーク灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等が用いら
れる。
以下に実施例および比較例を示して本発明を具体的に説
明する。これらにおいて「部」は重量基準による。
実施例 グラノジン46(日本ペイント社製のリン酸亜鉛処理剤
)によって塗装前処理を施した亜鉛メッキ鋼板(板厚0
.27mm)に塩ビゾル用下塗塗料(エポキシ変性アク
リル樹脂系)を、乾燥膜厚3〜5ノlになるようナチュ
ラルロールコータ−で塗装し、素材の到達温度が200
°Cになるよう60秒間焼付ける。次に、ビニゾール1
0000X−20■ブラウン色(日本ペイント社製外装
用プラスチゾル)を乾燥膜厚200.liになるようリ
バースコー 7− ターで塗装し、素材の温度が200°Cになるよう90
秒間焼付けし、塩化ビニル樹脂デ′イスバージョン塗料
塗装プレコート鋼板を得る。得られた塗装鋼板に、その
1およびその2のように紫外線硬化塗料を塗装し、第1
表に示す塗膜性能結果を得た。比較に、クリヤー塗装を
施していない2コート2ベーク塩化ビニル塗装鋼板とそ
の上に熱硬化クリヤー塗料を塗付したものを比較例とし
て示す。
その1 エポキシエステルl 600A(共栄社油脂製、1.6
−ヘキサンシオールジグリシジルエーテルのジアクリレ
ート)65部、ビスコ−)700(大阪有機製、ビスフ
ェノールAのエチレンオキシド4モル付加物のジアクリ
レー))20部、ネオペンチルグリコールモノベンゾエ
ートモノアクリレート15部、ベンゾフェノン3部、1
−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2
−メチルプロパン−1−オン3g、)ジェタノールアミ
23部、酢酸ブチル30部よりなる光硬化性樹脂組成物
(第1表中塗料の種類A)を前出の塩化ビニル樹脂ディ
スパージョン塗料塗装板にロールコータ−またはフロー
コーターにより第1表に示す塗布指に塗装する。
セツティングにより溶剤をとばした後、日本電池製、高
圧水銀灯H1−4ON(80W/礪)1灯を、照射灯具
下端をコンベア面より80麿の高さで、ランプ長方向を
コンベア進行方向と直角におき、コンベアスピード5 
m /分で照射させ硬化塗膜を得る。得られた塗膜物性
を第1表に示す。
その2 アロニツクスM1200(束亜合成製、ウレタン変性ポ
リエステルアクリレート)4 am、 ビスコ−ドア0
0(前出)40部、カーピトールアクリレート20部、
ベンゾフェノン3部、■−(4−イソプロビルフェニル
)−2−ヒドロキシ−2=メチルプロパン−1−オン3
部、)ジェタノールアミン3部、サイロイド244(富
士ティビソン社製、艶消剤)5部、酢酸ブチル30部よ
りなる光硬化性被覆組成物(第1表中塗料の種類B)?
得る。
8− その1と同様にして塩化ビニル樹脂ディスパージョン塗
料塗装板に塗装し硬化させる。得られた塗膜物性を第1
表に示す。
(以下余白) ■ − ■)密着性二 カッターにて、■朋間隔に11木の塩ビ
塗膜に達する傷を入れ、ゴ パン目にする。その後ニチバンセ ロテープにてテープ剥離を行なう。
ゴバン目の剥離状態で評価 ○:良好、△:50%剥離 2)衝撃性: デュポン式衝撃試験にて、1/2イイチ
φ×IKgで評価。素材の裏に 落下させ、衝撃部をニチバンセロ テープにて剥離する。
○:剥離なし、△:50%剥離。
X:100%剥離 3)マジック汚染性:  山田洋行マジックインキを塗
膜上に塗った後、30分後に エタノール/ベンジン=l/1を 浸ませたガーゼで拭きとる。
○:良好、△:や\跡残り。
×:跡が残る 4)傷付性: 塗膜表面を指の爪でひつかき、傷付具合
を判定する。
○:ひつかき跡なし、△:や〈傷が付く×:ひつかき跡
が残る 5)エンボス塗膜上への塗装性 表面エンボスされた塩化ビニル樹 脂塗装鋼板の上に紫外線硬化塗料 を塗装し、乾燥した場合、エンボ ス模様の凹凸が、外観として損な われるかどうかを評価。膜厚が厚 いと、凹凸の度合は当然減る。
O:良好、△:や\凹凸が目立たなく なる。×:全く目立たなくなる 特許出願人  日木ペイント株式会社 代理人 弁理士赤岡辿夫。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ポリ塩化ビニルティスパージョン塗料プレコ
    ート鋼板のポリ塩化ビニルディスパージョン塗膜層の上
    に、紫外線硬化型クリヤー塗料を塗装、紫外線硬化して
    なる塗膜を設けたことを特徴とするポリ塩化ビニルティ
    スパージョン塗料プレコート鋼板。
  2. (2)紫外線硬化型クリヤー塗料の塗膜の厚みが、乾燥
    後2〜300μである特許請求の範囲第1項のプレコー
    ト鋼板。
  3. (3)ポリ塩化ビニルティスパージョン塗膜層がエンボ
    ス加工されている特許請求の範囲第1項または第2項の
    プレコート鋼板。
  4. (4)紫外線硬化型クリヤー塗料の塗膜の厚みが3〜2
    0/7である特許請求の範囲第3項のプレコート鋼板。
  5. (5)紫外線硬化型塗料の塗膜が艶消剤を含んでいる特
    許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかのプレコー
    ト鋼板。
JP4382783A 1983-03-15 1983-03-15 ポリ塩化ビニルデイスパ−ジヨン塗料プレコ−ト鋼板 Pending JPS59169851A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206640A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 シャープ株式会社 化粧鋼板
JPS61189931A (ja) * 1985-02-19 1986-08-23 日本ペイント株式会社 着色塗料プレコ−ト鋼板
JPS61248734A (ja) * 1985-04-27 1986-11-06 新日本製鐵株式会社 塗装金属材料
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155753A (en) * 1980-05-07 1981-12-02 Nisshin Steel Co Ltd Polyvinyl chloride metallic laminated plate having excellent durability

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