JPS6024030Y2 - 受信記録用紙の切断装置 - Google Patents

受信記録用紙の切断装置

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Publication number
JPS6024030Y2
JPS6024030Y2 JP7237581U JP7237581U JPS6024030Y2 JP S6024030 Y2 JPS6024030 Y2 JP S6024030Y2 JP 7237581 U JP7237581 U JP 7237581U JP 7237581 U JP7237581 U JP 7237581U JP S6024030 Y2 JPS6024030 Y2 JP S6024030Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
transmission system
drive source
cutter blade
movable cutter
motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP7237581U
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English (en)
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JPS57186296U (ja
Inventor
正宣 馬場
正典 矢口
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7237581U priority Critical patent/JPS6024030Y2/ja
Publication of JPS57186296U publication Critical patent/JPS57186296U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ファクシミリ装置のように情報の送信機能と
、受信機能の記録用紙への記録機能とを有する装置にお
ける、受信記録用紙の切断装置に関し、送信系の駆動源
を受信記録用紙のカッタ駆動に兼用可能にするものであ
る。
いわゆる半二重型と称され、送信機能と受信機能を備え
ているが送信と受信を同時に行なうことはできないファ
クシミリ装置においては、駆動源として、送信系の駆動
用モータと受信系の駆動用モータの他に、受信記録用紙
の切断用モータを備えている。
ところが装置のコストダウン及び小形軽量化の点では、
可能な限り部品の共用化を図ることが肝要であり、特に
大重量で価額の高いモータ等は節減することが望ましい
本考案はこのような要望に応えるために、モータを兼用
可能とすることを目的とし、受信時には使用されない送
信系の駆動用モータを受信時の記録用紙の切断に兼用可
能にするものである。
この号的を達成するために本考案は、送信系用駆動源と
受信系用駆動源とを備え、送信系と受信系とが同時駆動
されない半二重型の記録装置において、受信記録用紙の
切断用可動カッタ刃と前記送信系駆動源との間に、クラ
ッチ手段が介在しており、このクラッチ手段は、送信系
駆動源が正回転して送信系を駆動する方向に対してはフ
リーとなり、送信系駆動源が逆回転すると該送信系駆動
源と可動カッタ刃とが連結され、可動カッタ刃が動作で
きるように構成されている。
次に本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、本考案を実施したファクシミリ装置の内部構
成を示す側面図である。
1は記録ヘッドであり、記録装置2を介してキャプスタ
ンローラ3に押圧されている。
Mrは受信系駆動源のモータ、このモータMrによって
キャプスタンローラ3が矢印a1方向に回転され、ロー
ル紙4を繰り出して記録ヘッド1とキャプスタンローラ
3間に移送し、この記録用紙2に記録ヘッド1でファク
シミリ情報が記録される。
記録された用紙は、固定力5と可動カッタ刃6から威る
カッタ部へ移送され、可動カッタ刃6の矢印両方向回転
によって切断される。
切断された用紙は、スタッカ7上にスタックされる。
可動カッタ刃6は、後述するように送信系用のモータM
tで駆動される。
一方装置上方には、原稿ホッパ8を備えていて、その中
に送信系の原稿が重ねられる。
そして送信時は、送信系の駆動用モータMEによって、
原稿ホッパ下部の引込みローラ9と排出ローラ10が矢
印a3方向へ回転され、原稿ホッパ8中の原稿が1枚ず
つ引込みローラ9とゴムパッド11間に引込まれ、原稿
12で示されるように更に排出ローラ10とピンチロー
ラ13間に移送され、原稿スタッカ14中にスタックさ
れる。
原稿12は、引込みローラ9と排出ローラ10との間に
配設された螢光燈15によって照射され、その反射光が
、右端のレンズ16を介して光電素子17で読み取られ
送信される。
これらの内モータMr、 Mtとそれらによる被駆動系
を示すと、第2図と第3図の通りである。
第2図は一部破断平面図、第3図は側面図であり、第1
図と同一部分には同じ符号が付されている。
これらの駆動系は、第1図の装置の側壁18の内面に配
設されている。
これらの図からも明らかなように、モータMrはキャプ
スタンローラ3の駆動専用、即ち受信系駆動専用である
ので、モータMrで駆動される受信系は、第2図は平面
図では省略されている。
送信系用のモータMtと原稿送り用の引き込みローラ9
及び排出ローラ10との間には、中間軸19が介在して
おり、この中間軸19に大径プーリ20と小径プーリ2
1が設けられている。
そしてモータMtのプーリと大径プーリ20間がベルト
22で連結され、小径プーリ21と引き込みローラ9及
び排出ローラ10の大径プーリ9p、10pとがベルト
23で連結されている。
また中間軸19には、ワンウェイクラッチ24を介して
クランク用の円盤25が取り付けられている。
このワンウェイクラッチ24は、中間軸19が正転即ち
反時計方向回転したときはフリーとなって、円盤25に
回転力を伝達しないが、中間軸19が逆転して時計方向
へ回転するとクラッチが連結され、円盤25を時計方向
へ回転させる。
円盤25には、偏心位置に植設した軸26を介してリン
ク27が取り付けられ、このリンク27の他端は、可動
カッタ刃6の回動軸28に固定された揺動レバー29に
、軸30で連結されている。
モータMtは正転と逆転を行なうが、反時計方向回転を
正転、時計方向回転を逆転とすると、送信時はモータM
tが正転し、ベルト22.23を介して引き込みローラ
9及び排出ローラ10が反時計方向へ回転されて、原稿
12が下方へ紙送りされる。
ワンウェイクラッチ24は、このように正転により中間
軸19は正転するときはフリーとなるので、中間軸19
の回転力は円盤25には伝達されない。
従ってモータMtの正転により原稿送りする際は、リン
ク27を介して可動カッタ刃6が駆動されることはない
ところが受信時に、受信記録された用紙を切断するとき
は、モータMtが逆転される。
モータMtの逆転により中間軸19が時計方向へ回転す
ると、ワンウェイクラッチ24を介して円盤25が回転
するため、円盤25のクランク作用でリンク27を介し
て揺動レバー29が矢印方向へ往復揺動する。
その結果可動カッタ刃6は、回動輪28を中心にして揺
動し、刃先が固定刃5の先端に対し上下動する。
この上下動作は受信動作と同期して行なわれ、1枚分の
受信終了信号が発生する度に円盤25が1回転し、可動
カッタ刃6が下降した後上昇し元に戻ることによって、
固定刃5と可動カッタ刃6間に送入されて来た記録用紙
2が切断される。
図示例の構成では、モータMtの逆転時に送信系も逆転
するが、プーリ21にもワンウェイクラッチを装備して
、モータMtの正転時のみクラッチが連結されて送信系
が駆動されるようにしてもよく、またワンウェイクラッ
チに代えて電磁クラッチ等を用いてもよく、図示例では
揺動型カッターを使用し、リンクで動力伝達しているが
、回転型カッターを利用してベルト等で動力伝達するこ
とも可能である。
以上の図示例からも明らかなように、本考案によれば、
引き込みローラ9や排出ローラ10等の送信系の駆動源
となるモータMtと受信記録用紙の切断用の可動カッタ
刃6との間に、ワンウェイクラッチ等のクラッチ手段が
介在し、該クラッチ手段は、モータMtの送信系駆動方
向回転に対してはフリーとなり、その逆方向に回転した
ときにクラッチが連結される構成に戊っている。
そのため、送信動作が行なわれない時のみ、即ち受信動
作時のみ送信系駆動用のモータを利用して受信動作時の
記録用紙の切断を行なうことができ、受信時には使用さ
れない送信系の駆動用モータを可動カッタ刃に駆動に兼
用することによって、高価で且つ大形重量品のモータが
節減され、コストダウン及び小形軽量化が遠戚される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したファクシミリ装置の内部構成
を示す側面図、第2図及び第3図は機械的な駆動系の一
部断面平面図と側面図である。 図において、Mrは受信系駆動用のモータ、Mtは送信
系駆動用のモータ、1は記録ヘッド、2は記録用紙、3
はキャプスタンローラ、5は固定刃、6は可動カッタ刃
、9は引き込みローラ、10は排出ローラ、12は原稿
、19は中間軸、24はワンウェイクラッチ、25はク
ランク用円盤、29は揺動レバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信原稿を読取部へ搬送する搬送手段を駆動する送信系
    用駆動源と、受信情報を受信記録用紙に記録する記録部
    に前記受信記録用紙を搬送する搬送手段を駆動する受信
    系用駆動源と、前記受信記録用紙を所定の大きさに切断
    するための切断用可動カッタ刃とを備え、送信系と受信
    系とが同時駆動されない半二重型の記録装置において、
    前記の切断用可動カッタ刃と前記送信系駆動源との間に
    、クラッチ手段が介在しており、このクラッチ手段は、
    送信系駆動源が正回転して送信系を駆動する方向に対し
    てはフリーとなり、送信系駆動源が逆回転すると該送信
    系駆動源と可動カッタ刃とが連結され、可動カッタ刃が
    動作できるように構成されている受信記録用紙の切断装
    置。
JP7237581U 1981-05-19 1981-05-19 受信記録用紙の切断装置 Expired JPS6024030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237581U JPS6024030Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19 受信記録用紙の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237581U JPS6024030Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19 受信記録用紙の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186296U JPS57186296U (ja) 1982-11-26
JPS6024030Y2 true JPS6024030Y2 (ja) 1985-07-17

Family

ID=29868161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7237581U Expired JPS6024030Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19 受信記録用紙の切断装置

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JP (1) JPS6024030Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032469A (ja) * 1983-08-02 1985-02-19 Murata Giken Kk フアクシミリにおける受信紙排出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57186296U (ja) 1982-11-26

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