JPH0879439A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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Publication number
JPH0879439A
JPH0879439A JP6210849A JP21084994A JPH0879439A JP H0879439 A JPH0879439 A JP H0879439A JP 6210849 A JP6210849 A JP 6210849A JP 21084994 A JP21084994 A JP 21084994A JP H0879439 A JPH0879439 A JP H0879439A
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JP
Japan
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roller
document
self
gear
original
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6210849A
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English (en)
Inventor
Hiroki Kamimura
裕樹 上村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0879439A publication Critical patent/JPH0879439A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キックローラを原稿台から離間させるべく駆動
モータを逆回転させた場合に、排出された原稿が搬送路
内に引き込まれることがない原稿搬送装置の提供。 【構成】駆動モータ40の回転を駆動ローラ36に伝達
するギヤ列のうちのギヤ36aには一方向クラッチ60
が設けられており、原稿搬送方向へ駆動ローラ36が回
転する方向への駆動モータ40の回転は駆動ローラ36
へ伝達されるが反対方向への駆動モータ40の回転は駆
動ローラ36へ伝達されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置の送信
部等に用いられる原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のファクシミリ装置における
送信部を示す。この送信部においては、原稿Pを原稿台
2に載置すると、原稿検出センサ3が原稿Pを検知し、
駆動モータ(図示せず)が回転を開始し、この駆動モー
タの回転はギヤ列(図示せず)を介して自給ローラ5、
第1駆動ローラ6及び第2駆動ローラ7に伝達され、こ
れらのローラ5,6,7は原稿Pの搬送方向である矢印
a方向へ回転する。
【0003】また、自給ローラ5にはアーム8を介して
キックローラ9が取り付けられており、図4に示すよう
に、自給ローラ5と一体となって回転するギヤ5aとキ
ックローラ9と一体となって回転するギヤ9aとはアー
ム8に回動自在に設けられたギヤ11にかみ合わされて
いる。従って、キックローラ9は自給ローラ5と同方向
へ自給ローラ5により回転させられる。また、自給ロー
ラ5とアーム8との間には摩擦クラッチ12が設けられ
ており、自給ローラ5が矢印a方向へ回転すると、摩擦
クラッチ12によりアーム8は図3に示す矢印c方向へ
回転させられ、キックローラ9は原稿台2の方向へ上昇
して原稿台2から周縁部が若干突出する一点鎖線に示す
位置となる。従って、キックローラ9は原稿台2に載置
された原稿Pと接触し、原稿Pが自給ローラ5と分離パ
ッド14との間に入り込む方向(矢印e方向)へ原稿1
を搬送する。
【0004】そして、自給ローラ5と分離パッド14と
の間に位置付けられた原稿Pは自給ローラ5により原稿
搬送路16内に搬送され、さらに第1駆動ローラ6で搬
送され、読取部18の読取面181上を通過する間に原
稿Pの読み取りが行なわれる。また、情報の読取りがな
された原稿1は第2駆動ローラ7で搬送路16の外部へ
排出され、第2駆動ローラ7の近傍に配置されたスタッ
カ19に積載される。また、すべての原稿Pが排出され
ると、駆動モータが逆回転することによりキックローラ
9は矢印d方向へ移動して原稿台2から離間し、原稿台
2に原稿Pを載置する際の妨げとならない位置へ位置付
けられる。尚、第1、第2駆動ローラ6,7及び読取部
には、夫々、押えローラ21,22,23が設けられて
おり、ローラ23は第1,第2駆動ローラ6,7と同じ
周速度で回転している。
【0005】しかしながらこの従来の装置によると、図
5に示すように、スタッカ19に多量の原稿Pが積載さ
れている等の理由により排出された原稿Pの後端側1a
が第2駆動ローラ7にかかっているような場合に、駆動
モータが逆回転すると第2駆動ローラも逆回転するの
で、排出された原稿Pが搬送路16内に引き込まれてし
まうという不具合があった。この場合に、駆動モータを
逆回転させないで、他の方法でキックローラ9を下降さ
せるのでは、キックローラ9を下降させるための専用の
機構が必要となるので装置が高価になり、又、大形化す
るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記原稿
搬送装置では、キックローラを原稿台から離間させるべ
く駆動モータが逆回転すると、原稿搬送方向とは反対方
向へ回転する駆動ローラにより一度搬送路外へ排出され
た原稿が搬送路内へ引き込まれてしまう場合があった。
【0007】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、キックローラを原稿台から離
間させるべく駆動モータを逆回転させた場合に、排出さ
れた原稿が搬送路内に引き込まれることがない原稿搬送
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿搬送装置
は、駆動モータの回転が伝達され原稿台に載置された原
稿に接触しながら所定方向へ回転してこの原稿を原稿搬
送路内へ給紙する自給ローラと、この自給ローラの回転
が伝達されると共に前記自給ローラの所定方向への回転
力により前記原稿台に載置された原稿と接触する位置ま
で移動させられてこの原稿を前記自給ローラ方向へ搬送
し、かつ、前記自給ローラの所定方向とは反対方向の回
転力により前記原稿台から離間する位置へ移動させられ
るキックローラと、前記駆動モータの回転がギヤ列を介
して伝達され前記原稿搬送路内の原稿を外部へ排出する
駆動ローラとを具備し、前記ギヤ列には前記原稿搬送路
内の原稿を外部へ排出する方向へ前記駆動ローラを回転
させる方向への前記駆動モータの回転のみを前記駆動ロ
ーラに伝達する一方向クラッチが設けられた構成となっ
ている。
【0009】
【作用】本発明では、駆動モータの回転を駆動ローラに
伝達するギヤ列には一方向クラッチが設けられており、
この一方向クラッチは原稿搬送方向へ駆動ローラが回転
する方向への駆動モータの回転は駆動ローラへ伝達する
が反対方向への駆動モータの回転は駆動ローラへ伝達し
ないので、キックローラを原稿台から離間させるべく駆
動モータが逆回転しても駆動ローラが逆回転することは
ない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して詳述する。ここに、図1は原稿搬送装置の断面
図、図2は原稿搬送装置の要部拡大斜視図である。
【0011】本装置は、図1に示す如く、原稿Pを載置
する原稿台31、この原稿台31の原稿Pを原稿搬送路
32内へ搬送する自給ローラ33、原稿台31上の原稿
Pを自給ローラ33側へ移動させるキックローラ34、
原稿搬送路32内の原稿Pを搬送方向(矢印e方向)へ
搬送するための第1駆動ローラ35、第2駆動ローラ3
6、第1駆動ローラ35と第2駆動ローラ36との間を
通過する原稿Pの情報を読み取る読取部38、第2駆動
ローラ36により原稿搬送路32外へ排出される原稿P
を積載するためのスタッカ39、自給ローラ33及び駆
動ローラ35,36を回転させる駆動モータ40を具備
して構成されている。
【0012】駆動モータ40の回転は多数のギヤを介し
て自給ローラ33及び駆動ローラ35,36へ伝達され
る。すなわち、駆動モータ40の回転はこのモータの軸
に設けられたギヤ40aとかみ合うギヤ42、このギヤ
42と一体となったギヤ43、このギヤ43とかみ合う
ギヤ44、このギヤ44と一体となったギヤ45、この
ギヤ45とかみ合うギヤ35aを経て減速された状態で
第1駆動ローラ35へ伝達される。また、第1駆動ロー
ラ35のギヤ35aとかみ合うギヤ47、このギヤ47
と一体となったギヤ48、このギヤ48とかみ合うギヤ
49、このギヤ49とかみ合うギヤ50を経てさらに減
速されて自給ローラ33へ伝達される。また、駆動モー
タ40の回転はギヤ40aとかみ合うギヤ51、このギ
ヤ51と一体となったギヤ52、ギヤ52とかみ合うギ
ヤ53、このギヤ53と一体となったギヤ54、このギ
ヤ54とかみ合うギヤ36aを経て減速されて第2駆動
ローラ36へ伝達される。
【0013】ここに、各ギヤ列は各ローラ33,35,
36がモータ40の回転で同一方向へ回転する配置とな
っており、駆動ローラ35,36は同じ周速度とされ、
自給ローラ33の周速度はローラ35,36の周速度よ
りも遅くされている。また、図2に示すように、第2駆
動ローラ36の軸36bとギヤ36aとの間には一方向
クラッチ機構60が設けられている。このクラッチ機構
60は、例えば、軸36bの周囲に複数のころ60aが
配設されて構成されており、ギヤ36aが矢印a方向へ
回転する場合はころ60aの移動によりギヤ36aは軸
36bと一体化するが、矢印b方向の回転に対してはギ
ヤ36aは軸36bと固定されずにから回りする構成と
なっている。また、本例では、矢印a方向は原稿Pを搬
送する回転方向、矢印b方向はその反対方向となってい
る。
【0014】一方、キックローラ34はアーム65を介
して自給ローラ33に取り付けられており、キックロー
ラ34に設けられたギヤ34aと自給ローラ33のギヤ
33aとはアーム65に設けられたギヤ66にかみ合わ
され、従って、キックローラ34は自給ローラ33と同
方向へ回転させられる。また、自給ローラ33とアーム
65との間には従来例と同様の摩擦クラッチ(図示せ
ず)が設けられており、自給ローラ33が矢印a方向へ
回転すると摩擦クラッチによりアーム65は矢印c方向
へ回転させられ、従って、キックローラ34は原稿台3
1へ向けて上昇して原稿台31から周縁部が若干突出す
る。また、自給ローラ33が矢印b方向へ回転するとキ
ックローラ34は下降し、原稿台31から離間する。
【0015】次に上記原稿搬送装置の動作につき説明す
る。
【0016】原稿Pを原稿台31に載置すると原稿検出
センサ70が原稿Pを検知し、駆動モータ40が所定方
向へ回転する。このモータ40の回転は前記のギヤ列を
介して各ローラ33,35,36に伝達され各ローラ3
3,35,36は原稿搬送方向である矢印a方向へ回転
するが、自給ローラ33の回転によりキックローラ34
も回転し、かつ、原稿台31方向へ上昇して原稿台31
上の原稿Pと接触する。これにより、原稿Pの先端はキ
ックローラ34により矢印e方向へ搬送されて自給ロー
ラ33と分離パッド72との間に入り込む。そして、自
給ローラ33と分離パッド72との間に入り込んだ原稿
Pは自給ローラ33により原稿搬送路32内に搬送され
て第1駆動ローラ35と押圧ローラ73との間に先端が
入り込む。従って、原稿Pは第1駆動ローラ35により
さらに矢印e方向へ搬送され、読取部38で情報が読み
取られた原稿Pは第2駆動ローラ36と押圧ローラ74
との間に先端が入り込み、第2駆動ローラ36により搬
送路32外へ排出されスタッカ39に積載される。
【0017】一方、原稿台31に載置した原稿Pがすべ
て搬送路32から排出されると、駆動モータ40は所定
時間逆回転しキックローラ34は下降して原位置に位置
付けられる。この場合に、自給ローラ33及び第1駆動
ローラ35は原稿搬送方向とは反対方向である矢印b方
向に回転することになるが、第2駆動ローラ36とギヤ
36aとの間には一方向クラッチ60が設けられている
ので、第2駆動ローラ36が矢印b方向へ回転すること
はない。従って、スタッカ39に多量の原稿Pが積載さ
れており、排出された原稿Pの後端が第2駆動ローラ3
6にかかっていた場合であってもこの原稿Pが搬送路3
2内に引き込まれることはない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の原稿搬送装
置では、駆動モータの回転を駆動ローラに伝達するギヤ
列には一方向クラッチが設けられており、この一方向ク
ラッチにより、キックローラを原稿台から離間させるべ
く駆動モータが逆回転しても駆動ローラが原稿搬送方向
とは反対方向へ回転することはないので、搬送路外へ排
出された原稿が駆動ローラにより搬送路内へ引き込まれ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る原稿搬送装置の断面
図。
【図2】図1の装置の要部斜視図。
【図3】従来の原稿搬送装置の断面図。
【図4】図3の装置のキックローラ部分の拡大図。
【図5】図3の装置のスタッカ部分の拡大図。
【符号の説明】
P 原稿 31 原稿台 32 原稿搬送路 33 自給ローラ 34 キックローラ 36 駆動ローラ 36a ギヤ 40 駆動モータ 60 一方向クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータの回転が伝達され原稿台に載
    置された原稿に接触しながら所定方向へ回転してこの原
    稿を原稿搬送路内へ給紙する自給ローラと、この自給ロ
    ーラの回転が伝達されると共に前記自給ローラの所定方
    向への回転力により前記原稿台に載置された原稿と接触
    する位置まで移動させられてこの原稿を前記自給ローラ
    方向へ搬送し、かつ、前記自給ローラの所定方向とは反
    対方向の回転力により前記原稿台から離間する位置へ移
    動させられるキックローラと、前記駆動モータの回転が
    ギヤ列を介して伝達され前記原稿搬送路内の原稿を外部
    へ排出する駆動ローラとを具備し、前記ギヤ列には前記
    原稿搬送路内の原稿を外部へ排出する方向へ前記駆動ロ
    ーラを回転させる方向への前記駆動モータの回転のみを
    前記駆動ローラに伝達する一方向クラッチが設けられて
    いることを特徴とする原稿搬送装置。
JP6210849A 1994-09-05 1994-09-05 原稿搬送装置 Withdrawn JPH0879439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6210849A JPH0879439A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 原稿搬送装置

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JP6210849A JPH0879439A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 原稿搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0879439A true JPH0879439A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16596131

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6210849A Withdrawn JPH0879439A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 原稿搬送装置

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JP (1) JPH0879439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7355761B2 (en) 2002-06-25 2008-04-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Driving apparatus and method for image scanning and/or forming machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7355761B2 (en) 2002-06-25 2008-04-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Driving apparatus and method for image scanning and/or forming machine

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106