JPH1129241A - 原稿読取り搬送装置 - Google Patents

原稿読取り搬送装置

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JPH1129241A
JPH1129241A JP9184101A JP18410197A JPH1129241A JP H1129241 A JPH1129241 A JP H1129241A JP 9184101 A JP9184101 A JP 9184101A JP 18410197 A JP18410197 A JP 18410197A JP H1129241 A JPH1129241 A JP H1129241A
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JP
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roller
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pressing
conveying
conveying roller
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JP9184101A
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Hironori Tanaka
洋典 田中
Michinori Morimune
道典 森宗
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小さい回転トルクでもって原稿を下流
側に確実に送給することができる原稿読取り搬送装置を
提供すること。 【解決手段】 原稿を搬送する搬送経路の読取り域58
に配設された透明プレート62と、この透明プレート6
2に対向して配設され、透明プレート62に向けて押圧
される押圧搬送ローラ64とを具備する原稿読取り搬送
装置。押圧搬送ローラ64のローラ部78の少なくとも
周表面は合成樹脂層によって覆われ、原稿の搬送方向に
みて、押圧搬送ローラ64の下流側には、原稿搬送ロー
ラ66が配設され、原稿搬送ローラ66は、押圧搬送ロ
ーラ64からの駆動力によって回転駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の搬送経路を
通して搬送される原稿を読取るとともに所定方向に送給
する原稿読取り搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、実用新案第3004160号
公報には、原稿読取り搬送装置を備えたファクシミリが
開示されている。この公報に開示された原稿読取り搬送
装置は、図5および図6に示すとおりの構成を有してい
る。図5および図6を参照して、公知の原稿読取り搬送
装置は、原稿搬送経路の読取り域2に配設された透明プ
レート4を有し、この透明プレート4の上方に押圧搬送
ローラ6が配設されている。押圧搬送ローラ6は、回転
軸8と、この回転軸8に設けられたローラ部10を有し
ている。ローラ部10は、通常、ゴムから形成され、こ
のローラ部10が透明プレート4の表面に押圧されてい
る。この回転軸8の両端部は、軸受(図示せず)を介し
て回転自在に支持される。回転軸8の一端部には、たと
えば歯車12が取付けられ、この歯車12が駆動伝達機
構(図示せず)を介して駆動モータ14に駆動連結され
る。また、透明プレート4の下側には、読取り域2を通
して搬送される原稿の画像情報を読取るための読取りユ
ニット16が配設される。
【0003】このような原稿読取り搬送装置において
は、読取るべき原稿は矢印18で示す方向に搬送され
る。そして、かく搬送された原稿は、透明プレート4と
押圧搬送ローラ6との間を通して移動される。原稿が読
取り域2を通して搬送されるときには、押圧搬送ローラ
6のローラ部10がこの原稿を透明プレート4に向けて
押圧するので、読取りユニット16は、ローラ部10に
よって押圧された原稿を透明プレート4を通して読取
る。押圧搬送ローラ6は、また、モータ14の作用によ
って矢印20(図6)で示す方向に回転駆動されるの
で、透明プレート4上の原稿は、押圧搬送ローラ6の回
転によってさらに下流側に送給される。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上述した原稿
読取り搬送装置は、次のとおりの解決すべき問題が存在
する。第1に、充分な搬送力を得るために押圧搬送ロー
ラ6のローラ部10がゴムから形成されており、それ故
に、このことに起因して透明プレート4と押圧搬送ロー
ラ6との間に比較的大きい摩擦力が作用する。したがっ
て、押圧搬送ローラ6を回転駆動するのに大きな回転ト
ルクが必要となり、出力トルクの大きいモータを用いる
必要がある。
【0005】第2に、押圧搬送ローラが原稿を下流側に
送給する搬送ローラとしても機能するので、静止してい
る透明プレート4と回転駆動される押圧搬送ローラ6に
よって原稿を送給するようになり、それ故に、読取り域
における原稿の排出性能が低くなる。
【0006】本発明の目的は、比較的小さい回転トルク
でもって原稿を下流側に確実に送給することができ、こ
れによって原稿の排出性能の向上を図ることができる原
稿読取り搬送装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を搬送す
る搬送経路の読取り域に配設された透明プレートと、こ
の透明プレートに対向して配設され、前記透明プレート
に向けて押圧される押圧搬送ローラとを具備する原稿読
取り搬送装置において、前記押圧搬送ローラのローラ部
の少なくとも周表面は合成樹脂層によって覆われてお
り、また、前記原稿の搬送方向にみて、前記押圧搬送ロ
ーラの下流側には、原稿搬送ローラが配設され、前記原
稿搬送ローラは、前記押圧搬送ローラからの駆動力によ
って回転駆動されることを特徴とする原稿読取り搬送装
置である。
【0008】本発明に従えば、押圧搬送ローラのローラ
部の少なくとも周表面は合成樹脂層によって覆われてい
るので、押圧搬送ローラの摩擦係数が小さく、したがっ
て、押圧搬送ローラの透明プレートへの押圧力を大きく
しても透明プレートとの間の摩擦力が大きくなることが
なく、これにより、充分な押圧力を確保しながら押圧搬
送ローラの負荷を小さくすることができる。また、押圧
搬送ローラの下流側に設けられる原稿搬送ローラは、押
圧搬送ローラからの駆動力によって回転駆動されるの
で、原稿搬送ローラおよびこれに関連する構成が簡単に
なる。
【0009】また本発明は、前記原稿搬送ローラのロー
ラ部は、前記押圧搬送ローラの前記ローラ部よりも短く
形成されており、前記押圧搬送ローラの前記ローラ部の
一部には、他の部分よりも外径が小さい小径部が設けら
れており、前記小径部と前記原稿搬送ローラとの間に
は、前記原稿搬送ローラに駆動力を伝達するための駆動
力伝達手段が介在されていることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、押圧搬送ローラのローラ
部の一部に小径部が設けられ、この小径部と原稿搬送ロ
ーラとの間に駆動力伝達手段が介在されているので、原
稿搬送ローラを短くかつコンパクトにすることができ、
また駆動力伝達手段の構成も簡単となる。
【0011】さらに本発明は、前記原稿搬送ローラのロ
ーラ部の少なくとも周表面はゴム層によって覆われてい
ることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、原稿搬送ローラのローラ
部の周表面がゴム層によって覆われているので、原稿搬
送ローラによって充分な搬送力が得られ、したがって読
取り域からの原稿の排出能力が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してさらに
詳細に説明する。図1は、本発明に従う原稿読取り搬送
装置の一実施形態を備えたファクシミリの一例を示す簡
略断面図である。
【0014】図1において、図示のファクシミリは、下
部ハウジング32と、この下部ハウジング32に着脱自
在に装着される上部ハウジング34とを備えている。下
部ハウジング32には、図1において右方に延びる記録
紙送給経路36が形成され、また下部ハウジング32と
上部ハウジング34との間には、原稿38を搬送する原
稿搬送経路40が形成されている。記録紙送給経路36
の一端(図1において左端)には、記録紙受け部42が
設けられ、この記録紙受け部42にロール状記録紙44
が回転自在に支持されている。記録紙送給経路36に
は、送給手段46およびカッタ手段48が設けられてい
る。送給手段46は、所定方向に回転駆動される送給ロ
ーラ50から構成され、この送給ローラ50に対向して
記録ヘッド52が設けられている。送給ローラ50は、
ロール状記録紙44から先端部を引出して下流側に送給
する。また、記録ヘッド52は、送給ローラ50との間
に介在される記録紙の表面に記録情報(たとえば、受信
モードのときには受信信号に対応する情報、またコピー
モードのときにはコピーすべき原稿に対応する情報)を
記録する。カッタ手段48は、ロール状記録紙44から
引出された先端部を所定長さに切断する。
【0015】原稿搬送経路40の一端、図1において右
端には、原稿供給ローラ54が配設され、この原稿供給
ローラ54の下方には、これと協働して原稿38を一枚
毎供給するための分離部材56が設けられている。原稿
搬送経路40の搬送方向中間部には、原稿読取り域58
が存在し、この原稿読取り域58に原稿読取り搬送装置
60が設けられている。図示の原稿読取り搬送装置60
は、透明プレート62と、この透明プレート62と協働
する押圧搬送ローラ64と、透明プレート62の下方に
配設された原稿読取りユニット65と、原稿搬送ローラ
66と、搬送従動ローラ68とを備えている。この原稿
読取り搬送装置60については、後に詳述する。
【0016】原稿38は、原稿供給ローラ54と分離部
材56との間を通して原稿搬送経路40に送給され、原
稿読取り域58を通して搬送された後、矢印70で示す
とおりに原稿搬送経路40から排出される。原稿38が
原稿読取り域58を通して搬送される間に、読取りユニ
ット65は、原稿38の画像情報を読取る。
【0017】このファクシミリにおいては、各種モード
時には、次のとおりに作動する。送信モードにおいて
は、送信すべき原稿38の先端部が分離部材56上に載
置され、原稿供給ローラ54の作用によって原稿38が
一枚毎原稿搬送経路40に供給される。原稿搬送経路4
0に供給された原稿38は、原稿読取り域58を通して
搬送され、この原稿読取り域58を通過する際に、読取
りユニット65によって原稿38の画像情報が読取ら
れ、読取られた画像情報が所要のとおりに送信される。
【0018】受信モードにおいては、送給ローラ50が
所定方向に回転駆動され、これによってロール状記録紙
44が記録紙送給経路36を通して送給される。記録紙
送給経路36を通して送給される記録紙には、受信した
情報が記録ヘッド52によって記録され、情報が記録さ
れた記録紙がさらに下流側に送給される。そして、記録
紙送給経路36を通して送給された記録紙は、カッタ手
段48によって所定長さに切断され、切断された記録紙
が矢印72で示すとおりに記録紙送給経路36から排出
される。
【0019】またコピーモードにおいては、複写すべき
原稿38の先端部が分離部材56に載置され、上述した
とおりにして原稿38が一枚毎原稿搬送経路40に供給
され、原稿38が原稿読取り域58を通過する際に、原
稿38の画像情報が読取りユニット65によって読取ら
れる。一方、送給ローラ50の作用によってロール状記
録紙44の先端部が引出されて記録紙送給経路36に送
給され、記録紙が記録ヘッド52を通過する際に、読取
りユニット65によって読取られた画像情報が、記録ヘ
ッド52の作用によって記録紙に記録され、画像情報が
記録された記録紙がカッタ手段48によって切断された
後、記録紙送給経路36から排出される。
【0020】次に、図2〜図4を参照して、図示の原稿
読取り搬送装置60について説明する。図2は原稿読取
り搬送装置を示す平面図であり、図3は図2におけるI
II−III線による断面図であり、図4は図2におけ
るIV−IV線による断面図である。
【0021】図2および図3において、図示の原稿読取
り搬送装置60の透明プレート62は、原稿読取り域5
8に設けられている。この透明プレート62はガラスか
ら形成される。押圧搬送ローラ64は、この透明プレー
ト62に対向してその上方に配設されている。押圧搬送
ローラ64は、回転軸76とこの回転軸76に設けられ
たローラ部78を有し、このローラ部78が透明プレー
ト62の表面に向けて押圧され、したがって押圧搬送ロ
ーラ64と透明プレート62との間を通して搬送される
原稿38(図1)は、読取り域58の読取りライン上に
て透明プレート62に押圧される。ローラ部78は、こ
の実施形態では、全体が合成樹脂材料、たとえばシリコ
ンゴムから形成されているが、少なくともその周表面が
合成樹脂材料から形成されていることが重要である。こ
のように押圧搬送ローラ64のローラ部78の少なくと
周表面に合成樹脂材料から形成された層を設けることに
よって、押圧搬送ローラ64の押圧力が大きくてもロー
ラ部78と透明プレート62との摩擦力を小さくするこ
とができ、したがって押圧搬送ローラ64の負荷を小さ
くすることができる。
【0022】原稿読取りユニット65は、たとえば、原
稿38の画像情報を読取る密着センサから構成される。
この読取りユニット65に代えて、原稿読取り光学系を
用いることもできる。
【0023】原稿搬送ローラ66は、矢印80で示す原
稿38の搬送方向にみて押圧搬送ローラ64の下流側に
配設され、搬送従動ローラ68はこの原稿搬送ローラ6
6の下方に設けられている。このようにローラ66,6
8を設けることによって、押圧搬送ローラ64および原
稿搬送ローラ66が原稿搬送経路40の片側、すなわち
上側を規定し、透明プレート62および従動搬送ローラ
68が原稿搬送経路40の他側、すなわち下側を規定す
る。
【0024】原稿搬送ローラ66および搬送従動ローラ
68は、それぞれ、回転軸82,84を有し、回転軸8
2,84にローラ部86,88が一体的に設けられてい
る。この実施形態では、原稿搬送ローラ66および従動
搬送ローラ68のローラ部86,88は、全体がゴム材
料から形成されているが、少なくともその周表面がゴム
材料から形成されていることが望ましい。このようにロ
ーラ部86,88の少なくとも周表面にゴム材料から形
成された層を設けることによって、原稿搬送ローラ66
および従動搬送ローラ68の摩擦力が大きくなり、原稿
38の搬送能力を大きくすることができる。従動搬送ロ
ーラ68には、さらに、一対の押圧ばね90(図3にお
いて片方のみ示す)が設けられている。押圧ばね90は
コイルばねから構成され、従動搬送ローラ68の回転軸
84の両端部に配設されている。押圧ばね90は、従動
搬送ローラ68を原稿搬送ローラ66に向けて上方に弾
性的に偏倚し、これによって原稿搬送ローラ66と従動
搬送ローラ68とがニップ状態に保持され、これによっ
て充分な搬送力が得られる。
【0025】この実施形態では、原稿搬送ローラ66お
よび従動搬送ローラ68のローラ部86,88の軸線方
向(図2において上下方向、図3において紙面に垂直な
方向)の長さは、押圧搬送ローラ64のローラ部78の
軸線方向の長さより短く設定され、このことに関連して
押圧搬送ローラ64からの回転駆動力が駆動力伝達手段
90を介して原稿搬送ローラ66に伝達されるように構
成されている。図4をも参照して、図示の駆動力伝達手
段92は、押圧搬送ローラ64のローラ部78に設けら
れた歯車部94と、原稿搬送ローラ66の回転軸82の
一端部に設けられた歯車96と、歯車部94と歯車96
との間に介在された中間歯車98とから構成されてい
る。押圧搬送ローラ64のローラ部78の一部には、他
の部分よりも外径が小さい小径部が形成されており、こ
の小径部に歯車部94が設けられている。このように歯
車部94の部位の外径を小径にすることによって、歯車
部94が搬送される原稿38に作用することがない。こ
のように駆動力伝達手段92を設けることによって、押
圧搬送ローラ64が所定方向に回転駆動されると、この
回転駆動力が中間歯車98および歯車96を介して原稿
搬送ローラ66に伝達され、この原稿搬送ローラ66が
上記押圧搬送ローラ64と同一方向に回転され、さらに
従動搬送ローラ68が原稿搬送ローラ66と反対方向に
従動される。なお、駆動力伝達手段92の歯車96を原
稿搬送ローラ66の回転軸82に設けているが、これに
代えて、押圧搬送ローラ64と同様に、そのローラ部8
6に小径部を形成し、この小径部に歯車部として設ける
ようにすることもできる。このように押圧搬送ローラ6
4からの回転駆動力をそのローラ部78から原稿搬送ロ
ーラ66に伝達するようにしたので、原稿搬送ローラ6
6の長さを短くすることができ、さらには従動搬送ロー
ラ68の長さも短くすることができ、原稿読取り搬送装
置60のコンパクト化を図ることができる。
【0026】再び図2を参照して、押圧搬送ローラ64
の回転軸76の一端部には歯付きプーリ100が装着さ
れ、この歯付きプーリ100が、たとえばチェーン(図
示せず)を介して駆動モータ102に駆動連結されてい
る。したがって、駆動モータ102が付勢されると、上
記押圧搬送ローラ64は上記所定方向に回転駆動され
る。
【0027】次に、主として図2および図3を参照し
て、上述した原稿読取り搬送装置60の作用を説明する
と、次のとおりである。原稿搬送経路40を通して読取
るべき原稿38(図1)を搬送するときには、駆動モー
タ102が付勢され、押圧搬送ローラ64が所定方向に
回転駆動される。読取るべき原稿38が原稿読取り域5
8に搬送されると、この原稿38は押圧搬送ローラ64
と透明プレート62との間に挿入される。かくすると、
挿入された原稿38は、押圧搬送ローラ64の押圧作用
を受けて透明プレート62に向けて押圧され、読取りラ
イン上(押圧搬送ローラ64のローラ部78と透明プレ
ート62のニップ部がこのライン上に相当する)の原稿
38の画像情報が、透明プレート62を通して読取りユ
ニット65によって読取られる。押圧搬送ローラ64の
ローラ部78は合成樹脂材料から形成されているので、
原稿38への押圧力を大きくしても回転に対する負荷が
大きくならず、このことに関連して適切な押圧力を確保
して原稿を正確に読取ることが可能となる。
【0028】画像情報が読取られた原稿は、押圧搬送ロ
ーラ64の搬送作用を受けて原稿搬送ローラ66に向け
て搬送される。そして、この原稿38の先端部が原稿搬
送ローラ66と従動搬送ローラ68と間に挿入される
と、これらローラ66,68の作用を受けてさらに下流
側に搬送される。原稿搬送ロータ66および従動搬送ロ
ーラ68のローラ部86,88はゴム材料から形成され
ているので、充分な搬送力が得られ、読取られた原稿3
8は、これらローラ66,68によって確実に下流側に
搬送され、原稿読取り域58から確実に排出される。
【0029】以上、本発明に従う原稿読取り搬送装置の
一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形、修正が可能である。
【0030】たとえば、図示の実施形態では、駆動力伝
達手段として歯車列構造を用いているが、この歯車列構
造に代えて、プーリとベルトの組合せからなるベルト伝
達構造を用いることもできる。
【0031】また、図示の実施形態では、本発明に従う
原稿読取り搬送装置をファクシミリに適用して説明した
が、スキャナ装置、複写装置などにも同様に適用するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1の原稿読取り搬送装置
によれば、押圧搬送ローラのローラ部の少なくとも周表
面は合成樹脂層によって覆われているので、押圧搬送ロ
ーラの摩擦係数が小さく、したがって、押圧搬送ローラ
の透明プレートへの押圧力を大きくしても透明プレート
との間の摩擦力が大きくなることがなく、これにより、
充分な押圧力を確保しながら押圧搬送ローラの負荷を小
さくすることができる。また、押圧搬送ローラの下流側
に設けられる原稿搬送ローラは、押圧搬送ローラからの
駆動力によって回転駆動されるので、原稿搬送ローラお
よびこれに関連する構成が簡単になる。
【0033】また本発明の請求項2の原稿読取り搬送装
置によれば、押圧搬送ローラのローラ部の一部に小径部
が設けられ、この小径部と原稿搬送ローラとの間に駆動
力伝達手段が介在されているので、原稿搬送ローラを短
くかつコンパクトにすることができ、また駆動力伝達手
段の構成も簡単となる。
【0034】さらに、本発明の請求項3の原稿読取り搬
送装置によれば、原稿搬送ローラのローラ部の周表面が
ゴム層によって覆われているので、原稿搬送ローラによ
って充分な搬送力が得られ、したがって読取り域からの
原稿の排出能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う原稿読取り搬送装置の一実施形態
を備えたファクシミリの一例を示す簡略断面図である。
【図2】図1のファクシミリにおける原稿読取り搬送装
置を示す平面図である。
【図3】図2におけるIII−III線による断面図で
ある。
【図4】図2におけるIV−IV線による断面図であ
る。
【図5】従来の原稿読取り搬送装置を示す平面図であ
る。
【図6】図5におけるIV−IV線による断面図であ
る。
【符号の説明】
2,58 原稿読取り域 4,62 透明プレート 6,64 押圧搬送ローラ 16,65 原稿読取りユニット 60 原稿読取り搬送装置 66 原稿搬送ローラ 68 従動搬送ローラ 78,86,88 ローラ部 92 駆動力伝達手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送する搬送経路の読取り域に配
    設された透明プレートと、この透明プレートに対向して
    配設され、前記透明プレートに向けて押圧される押圧搬
    送ローラとを具備する原稿読取り搬送装置において、 前記押圧搬送ローラのローラ部の少なくとも周表面は合
    成樹脂層によって覆われており、 また、前記原稿の搬送方向にみて、前記押圧搬送ローラ
    の下流側には、原稿搬送ローラが配設され、前記原稿搬
    送ローラは、前記押圧搬送ローラからの駆動力によって
    回転駆動されることを特徴とする原稿読取り搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿搬送ローラのローラ部は、前記
    押圧搬送ローラの前記ローラ部よりも短く形成されてお
    り、前記押圧搬送ローラの前記ローラ部の一部には、他
    の部分よりも外径が小さい小径部が設けられており、前
    記小径部と前記原稿搬送ローラとの間には、前記原稿搬
    送ローラに駆動力を伝達するための駆動力伝達手段が介
    在されていることを特徴とする請求項1記載の原稿読取
    り搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿搬送ローラのローラ部の少なく
    とも周表面はゴム層によって覆われていることを特徴と
    する請求項1または2記載の原稿読取り搬送装置。
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