JPS6023942Y2 - インダクタンス装置 - Google Patents

インダクタンス装置

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JPS6023942Y2
JPS6023942Y2 JP2035180U JP2035180U JPS6023942Y2 JP S6023942 Y2 JPS6023942 Y2 JP S6023942Y2 JP 2035180 U JP2035180 U JP 2035180U JP 2035180 U JP2035180 U JP 2035180U JP S6023942 Y2 JPS6023942 Y2 JP S6023942Y2
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JP
Japan
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main body
inductance
fixed
substrate
inductance device
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JP2035180U
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JPS56123512U (ja
Inventor
新治 永岡
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機のUHFチューナに適用し
て好適なインダクタンス装置の改良に関するものである
従来テレビジョン受像機のUHFチューナに使用されて
いるインダクタンス装置として実公昭49−3316に
公報に示されている様な構成のものが知られている。
この公報に示されているインダクタンス装置はRFイン
ダクタとミキサーインダクタとを横つなぎエレメントで
一体的に形威し、全体トシてコ字形のインダクタンスユ
ニットを構tしている。
このユニットを枠状ケーシングに設けた2個の孔とこの
孔を連通ずる様にケーシングの側壁に設けた溝中に配置
している。
即ちインダクタを構成する線状のインダクタエレメント
を夫々孔から挿入し、横つなぎエレメントを前記側壁に
設けた溝中に配置させインダクタエレメントの先端をケ
ーシング内の導通金具と半田付してインダクタンス装置
を構成しているものである。
このインダクタンス装置においてもRF及びミキサーの
各インダクタ間の間隔を略一定にしかも平行に保持させ
ることができるがそのインダクタとして線材を使用して
いるためにインダクタエレメントの先端開放端の間隔ま
でも一定にすることは難かしく、特に組立時や製造時に
この間隔をくるわせた場合にはほとんど正確な間隔を再
生させることは難かしく再調整をおこなう必要があった
更にトリマーコンデンサを組み合せて使用する場合には
別個にコンデンサを設け、このコンデンサを独立に設け
て調整する等の組立使用上の問題があった。
又インダクタユニットをケーシングに固定するのが難か
しく、例えばインダクタユニットをケーシングに固定す
るにはケーシングの溝に横つなぎエレメントを挿入して
固定するものであるが完全な固定は望むことができない
のでインダクタエレメントを導通金具に半田付等によっ
て完全に固定化しない限りいつも不安定な状態にあり半
田付までの間にユニットが脱落したりエレメントの方向
がきちんと定まらず製造上においても種々の手間がかか
る等の問題があった。
本考案はこの様な問題点を改良しより使用しやすくした
インダクタンス装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案のインダクタンス装置につい
て詳細に説明すると第1図及び第2図は本考案のインダ
クタンス装置の一実施例を示す斜視図であり、主として
高周波増幅回路用インダクタ11とミキサ回路用インダ
クタ12及び連結部13からなる一体形成されたインダ
クタンス素子14が示されている。
このインダクタンス素子14は板状の金属板から構成さ
れており、このインダクタンス素子1工は印刷配線基板
15に取着される。
この印刷配線基板15は基板15の一面に所定の回路が
銅箔等によって形成された回路パターン部16を有して
いる。
そしてこの基板15の一側面から基板15内方に向けて
端面と直角になる様に2条のスリット17.18が設け
られている。
このスリット17,18は基板15中にコ字状に切欠い
てこの切込みの対向する1対を利用してもよい。
そしてこのスリット17.18の延長線上の基板15の
所定の部分にはこのスリット17.18と一定間隔をお
いて夫々透孔19,20が穿設されている。
そしてこの印刷配線基板15に前述したインダクタンス
素子14が取着される訳であるが次にこのインダクタン
ス素子14について詳細に説明する。
即ちインダクタ11.12は略同形状に形成されるもの
で板状の金属板から形成されており、インダクタ11.
12の一方端にはトリマコンデンサ用の電極を形成する
電極部21.22が設けられている。
この電極部21゜22はインダクタ11.12の本体部
23.24よりも幅広に形成されており、図系の例では
四角形状の板面を呈している。
この電極部21.22から本体部23.24の中間部分
には固定脚25.26が突設され、この固定脚25.2
6には中間に段部27,2Bが形成される。
この段部27.28の位置は前記電極部21,22の端
面よりも図示下方の位置にあるように設ける。
従ってこの固定脚25.26の先端はその幅が狭くなる
様に形成されており、前記印刷配線基板15に設けた透
孔19,20にこの固定脚25.26の先端を挿入した
時に印刷配線基板15の板面に段部27.28が当接し
、且つ固定脚25.26の先端が印刷配線基板15の反
対側に突出する様な関係となっており、この時前記電極
部21,22の端部が基板15板面から離間する様な相
互寸法関係に設定される。
一方本体部23,24の他端部はこの本体部23.24
と直角に前記固定脚25.26と同方向に折曲され、更
に再び本体部23.24と同方向で且つ固定脚25.2
6と反対方向に延長された折曲部29.30を有してい
る。
この折曲部29.30なる表現はその形状を表わしてい
るものであって本体部23.24を折り曲げて形成する
ものとは限らず、図示の場合でも折り曲げて形成しては
いない。
この折曲部29.30の本体部23.24と連接してい
る部分で前記段部27,28とその下端面が一致する様
に本体部23.24と平行で且つ固定脚25,26と対
向する様に係止片31.32が設けられる。
前記折曲部29.30の本体部23.24と連接してい
ない他方端は連結部13に連接している。
この連結部13は両折曲部29,30同志を連結するも
ので本体部23.24の方向とは直角方向に位置してい
る。
この様にしてインダクタンス素子土工が形成されている
次にこのインダクタンス素子14を印刷配線基板15に
取着する場合について説明すると印刷配線基板15のス
リット17,18に折曲部29゜30を連結部13が回
路パターン側に位置する様にして印刷配線基板15の板
面に対し斜めに挿入する。
そして所定の位置まで挿入後にインダクタンス素子土工
の固定脚25.26の先端を透孔19.20中に挿入さ
れる。
そして固定脚25,26の段部27,2Bが基板15の
板面に当接するまで挿入されるがこの時折曲部29.3
0に設けた係止片31.32を支点としてインダクタン
ス素子1(全体が回動する様になる。
この結果固定脚25,26が透孔19,20に挿入され
ると同時に連結部13の側縁も基板15の反対面に当接
する。
換言すれば固定脚25,26の段部27゜28と係止片
31,32とが基板15の非回路パターン側に当接し、
連結部13が基板15の回路パターン側と当接すること
となる。
よってこの連結部13が当接する印刷配線基板15部分
にアース電位等の基準電位点の回路パターン部が位置し
且つ半田接続できる様に構成しておけば回路パターン部
とインダクタンス素子14とを半田接続させることかで
きる。
そして固定脚25,26の基板15を貫通した先端は電
圧制御形可変容量ダイオード(図示せず)と接続される
のに利用される。
更に印刷配線基板15の非回路パターン側には前記電極
部21.22と対向する様に対向電極板33.34が固
定されており、この対向電極板33.34と前記電極部
21,22とでトリマーコンデンサを構成しているもの
である。
以上の様にして構成されたインダクタンス装置によれば
印刷配線基板に設けたスリットにインダクタンス素子の
折曲部を挿入し係止片を支点として回転させることによ
って固定脚を基板の透孔中に挿入し、それと同時に連結
部を基板面と当接させて配置される様にしたので、イン
ダクタンス素子全体を金属板からプレスし曲げ加工によ
って一体的に形成した場合にはインダクタ相互間の間隔
は連結部の長さによって規定され組立誤差によらないの
で非常に正確なものとすることができる。
しかも板材を使用しているので従来の線材を使用したも
のに比較して組立時等の変形も少ないから従来のものに
比較すればその精度はより一層向上しているものである
更にまた固定脚段部と連結部とを夫々基板面に当接させ
る様にしているので組立寸法精度もより一層向上させる
ことができしかも固定脚先端を基板透孔中に挿入してい
るからインダクタンス素子としてはその一端を連結部で
連結し、他端側をこの固定脚と透孔の嵌合によって夫々
固定化されているのでインダクタンス本体間の間隔は確
実に規正化されインダクタンス素子単体の運搬上や組立
時に誤まってインダクタンス本体間の間隔が多少変動し
た場合があったとしても基板と組合せて使用する時は本
体光端間間隔が自動的に修正されることとなるので製品
個々におけるばらつきは極めて少なくなるものである。
更にトリマーコンデンサ用電極部も一体に構成すること
が可能でこの電極部も本体と同方向あるいは直角方向に
と自由に設定することができる利点も発揮させることが
できる。
尚本考案は上記実施例に限定されることなく種々の変形
が可能であり、例えば第3図に示す様に固定脚25,2
6の基板15の透孔19,20中に挿入される先端部分
を若干連結部13方向に傾斜させることによってインダ
クタンス素子土工を基板15に取着させる時により挿入
しゃすくなり、また挿入後には連結部13、折曲部29
,30と固定脚25.26の先端間によって基板15を
保持する様になるので仮固定状態とさせられるので半田
付時や移動時等についてもインダクタンス素子土工が基
板15から脱落することがないので作業性に優れている
ものである。
この仮固定は固定脚25.26と折曲部29.30間の
距離をスリット17.18と透孔19,20間の距離と
略等しく設定することでもなしうる。
又インダクタンス素子土工に設けた固定脚25.26は
本体部23.24と一体的に形成したものでなくても、
例えば第4図に示す様に電圧制御形可変容量ダイオード
40を利用し、このダイオード40のリード線41と本
体部23.24とを半田付して固定し、他方のリード線
42を基板15の透孔19,20中に挿入する様にして
もよい。
この場合でもダイオード40本体が基板15面と当接す
る様にさせれば固定脚25,26の段部27,2Bと同
じ効果を発揮させることができる。
この様に構成させることによって固定脚25.26を本
体部23.24から一体に構成させる必要がなく同調回
路を構成する上で必要な可変容量ダイオード40を固定
脚として利用することができるから使用材料の削減を計
ることができ、しかもインダクタンス素子1(と可変容
量ダイオード40の主同調回路構成部品をユニット化で
きる効果を発生させられる。
その他種々の変形、応用が可能であるが本考案の主旨を
逸脱しない限り本考案の範ちゅうに含まれるものである
以上説明してきた様に本考案によればインダクタンス本
体間の間隔は連結部及び基板に設けた透孔の2点によっ
て完全に規定化且つ固定化されるので非常に正確に設定
することができると共に板体で形成されているから変形
の度合も少なく、しかも組立時においても非常に扱いや
すく簡単な作業で正確な値の、しかも製品個々における
ばらつきが極めて少ないインダクタンス装置を得ること
ができる。
しかもトリマーコンデンサ用の電極部も一体に形成する
ことが可能で、しかもこの電極部の方向は自由に設定で
きるから自由度が大きく取付方向性について制約を受け
ることが少ないインダクタンス装置を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインダクタンス装置の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は第1図に示すインダクタンス
装置を組合せた状態を示す斜視図、第3図は同じく他の
実施例を示す側面図、第4図は同じく更に他の実施例を
示す一部拡大側面図である。 11・・・・・・高周波増幅回路用インダクタ、12・
・・・・・ミキサー回路用インダクタ、13・・・・・
・連結部、土工・・・・・・インダクタンス素子、15
・・・・・・印刷配線基板、17,18・・・・・・ス
リット、19,20・・・・・・透孔、21,22・・
・・・・コンデンサ用電極部、23.24・・・・・・
インダクタ本体、25.26・・・・・・固定脚、29
,30・・・・・・折曲部、40・・・・・・可変容量
ダイオード。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)印刷配線基板に設けた1対のスリットと、このス
    リットと対応する様に前記基板に設けた1対の透孔と、
    この透孔中に挿入される固定脚を1対の本体の夫々の中
    間に有し、この本体一端部側にコンデンサ用電極部を他
    方側に前記スリット中を通り前記基板の本体が位置する
    面と反対側の面側にまたがって位置する折曲部を有しこ
    の折曲部同志を連結する連結部からなるインダクタンス
    素子とから構成され、少なく共電極部9本体、折曲部及
    び連結部を板体にて一体に形威したことを特徴とするイ
    ンダクタンス装置。
  2. (2) 前記固定脚は本体と接続固定された可変容量
    ダイオードで構成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のインダクタンス装置。
JP2035180U 1980-02-21 1980-02-21 インダクタンス装置 Expired JPS6023942Y2 (ja)

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JP2035180U JPS6023942Y2 (ja) 1980-02-21 1980-02-21 インダクタンス装置

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JP2035180U JPS6023942Y2 (ja) 1980-02-21 1980-02-21 インダクタンス装置

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Publication Number Publication Date
JPS56123512U JPS56123512U (ja) 1981-09-19
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ID=29616558

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JP2035180U Expired JPS6023942Y2 (ja) 1980-02-21 1980-02-21 インダクタンス装置

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JPH0540588Y2 (ja) * 1984-11-19 1993-10-14

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JPS56123512U (ja) 1981-09-19

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