JPS6023937Y2 - インダクタンス素子 - Google Patents
インダクタンス素子Info
- Publication number
- JPS6023937Y2 JPS6023937Y2 JP5010080U JP5010080U JPS6023937Y2 JP S6023937 Y2 JPS6023937 Y2 JP S6023937Y2 JP 5010080 U JP5010080 U JP 5010080U JP 5010080 U JP5010080 U JP 5010080U JP S6023937 Y2 JPS6023937 Y2 JP S6023937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- winding
- flange
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は比較的太いワイヤを使用するインダクタンス素
子に関する。
子に関する。
従来、自動車のワイパーモータの雑音防止用チョークコ
イルあるいはその他の各種電子機器に使用されるチョー
クコイルは例えば第１図に示すように構成されている。
イルあるいはその他の各種電子機器に使用されるチョー
クコイルは例えば第１図に示すように構成されている。
図において、１はコイルが巻装される巻心部と該巻心部
の両端にそれぞれ形成された鍔部２，２とよりなるドラ
ム型コアを示す。
の両端にそれぞれ形成された鍔部２，２とよりなるドラ
ム型コアを示す。
両鍔部２，２の外周縁部にはそれぞれ切込溝３．３が形
成されており、コア巻心部に巻装されたコイル４の巻始
め端末５および巻終り端子６がこれら切込溝３，３を介
して引出されている。
成されており、コア巻心部に巻装されたコイル４の巻始
め端末５および巻終り端子６がこれら切込溝３，３を介
して引出されている。
７はコイル巻終り端末６を固定する適当な固定剤、通常
は接着剤、を示す。
は接着剤、を示す。
このようなチョークコイルを製造する際には、まず、コ
イル４の巻始め端末５を一方の鍔部２の切込溝３より外
側に引出し、適当な端末固定剤、通常は接着剤、にてコ
アに固定した後、コア巻心部にコイル４を巻装し、その
巻終り端末６を他方の鍔部２の切込溝３より外側へ引出
し、接着剤７にてこの巻終り端末６を固定している。
イル４の巻始め端末５を一方の鍔部２の切込溝３より外
側に引出し、適当な端末固定剤、通常は接着剤、にてコ
アに固定した後、コア巻心部にコイル４を巻装し、その
巻終り端末６を他方の鍔部２の切込溝３より外側へ引出
し、接着剤７にてこの巻終り端末６を固定している。
しかしながら、チョークコイル製造時または電子機器へ
の取付時には、巻始め端末５あるいは巻終り端末６に図
示矢印８で示すような力が連続的に加えられることが多
く、このため接着剤が剥離して前記端末がほどけ、コイ
ルの機能低下をまねき、甚だしいときには機能を失なう
欠点があった。
の取付時には、巻始め端末５あるいは巻終り端末６に図
示矢印８で示すような力が連続的に加えられることが多
く、このため接着剤が剥離して前記端末がほどけ、コイ
ルの機能低下をまねき、甚だしいときには機能を失なう
欠点があった。
かかる欠点はチョークコイルに限らずこの種のインダク
タンス素子全般に見られる。
タンス素子全般に見られる。
本考案は上記欠点の除去するためになされたもので、そ
の目的とするところはコイル巻始め端末が任意方向の力
が加えられてもほどけないインダクタンス素子を提供す
ることにある。
の目的とするところはコイル巻始め端末が任意方向の力
が加えられてもほどけないインダクタンス素子を提供す
ることにある。
以下、本考案を自動車のワイパーモータの雑音防止用チ
ョークコイルに適用した一実施例につき、第２図および
第３図を参照して詳細に説明する。
ョークコイルに適用した一実施例につき、第２図および
第３図を参照して詳細に説明する。
第２図は本考案の一実施例を示す斜視図で、１は巻心部
と該巻心部の両端にそれぞれ鍔部２，２を有するドラム
型コア、３は巻心部に巻装されたコイル４の巻終り側の
鍔部２の外周縁部に設けられた切込溝、５はコイル４の
巻始め端末、６はコイル４の巻終り端末、７はこの巻終
り端末６を固定する端末固定剤、通常は接着剤、を示す
。
と該巻心部の両端にそれぞれ鍔部２，２を有するドラム
型コア、３は巻心部に巻装されたコイル４の巻終り側の
鍔部２の外周縁部に設けられた切込溝、５はコイル４の
巻始め端末、６はコイル４の巻終り端末、７はこの巻終
り端末６を固定する端末固定剤、通常は接着剤、を示す
。
本考案においては、コイル巻始め側の鍔部２に、コア巻
心部外周面からこの鍔部の外側面に通じる貫通孔９を設
け、コイル４の巻始め端末５をこの貫通孔９より引出す
ように構成したものである。
心部外周面からこの鍔部の外側面に通じる貫通孔９を設
け、コイル４の巻始め端末５をこの貫通孔９より引出す
ように構成したものである。
このように構成すると、コイル４の巻始め端末５をコア
鍔部２の貫通孔９から引出した後、コイル４をコア巻心
部に巻装し、コイル巻終り端末６をコア鍔部２の切込溝
３より外側へコア軸方向に引出し、端末固定剤７でこの
巻終り端末を固定するだけで所望のインダクタンス素子
、本実施例ではチョークコイルを得ることができる。
鍔部２の貫通孔９から引出した後、コイル４をコア巻心
部に巻装し、コイル巻終り端末６をコア鍔部２の切込溝
３より外側へコア軸方向に引出し、端末固定剤７でこの
巻終り端末を固定するだけで所望のインダクタンス素子
、本実施例ではチョークコイルを得ることができる。
従って、本考案ではコイル巻始め端末５をコアに固定す
る必要が°？い。
る必要が°？い。
すなわち、端末固定剤を必要としない。
従って、端末固定剤の性能が劣化しても従来のようにコ
イル巻始め端末がほぐれる欠点がない。
イル巻始め端末がほぐれる欠点がない。
また、第３図に示すように、コイル巻始め端末５に任意
の方向から力が加えられても、この外部から加えられた
力は貫通孔９において図示矢印１０に示す一定方向の力
に変換されてしまうので、巻始め端末がほぐれることが
ない。
の方向から力が加えられても、この外部から加えられた
力は貫通孔９において図示矢印１０に示す一定方向の力
に変換されてしまうので、巻始め端末がほぐれることが
ない。
従って、リード線的役割を果すコイル巻始め端末の強度
が上昇する。
が上昇する。
さらに、コイル巻始め端末を貫通孔９から引出すだけで
、端末固定剤で固定する必要がないから、作業性も向上
する等のすぐれた利点がある。
、端末固定剤で固定する必要がないから、作業性も向上
する等のすぐれた利点がある。
一実施例として、長さ約１３ＴｒｒＩｎ、鍔部の厚さ約
１．８ｒＩｒ！ｎ、巻心部直径約３７ＩｒＩｎ、鍔部直
径約５７７１７７１の寸法のフェライトよりなる円形ド
ラム型コアに０．６φのワイヤを１３タ一ン巻回した自
動車のワイパーモータの雑音防止用チョークコイルに本
考案を適用したところ、上記した所期の作用効果が得ら
れた。
１．８ｒＩｒ！ｎ、巻心部直径約３７ＩｒＩｎ、鍔部直
径約５７７１７７１の寸法のフェライトよりなる円形ド
ラム型コアに０．６φのワイヤを１３タ一ン巻回した自
動車のワイパーモータの雑音防止用チョークコイルに本
考案を適用したところ、上記した所期の作用効果が得ら
れた。
なお、本考案は、チョークコイルに限らず、比較的太い
ワイヤを使用するこの種のインダクタンス素子に等しく
適用でき、同等の作用効果が得られることはいうまでも
ない。
ワイヤを使用するこの種のインダクタンス素子に等しく
適用でき、同等の作用効果が得られることはいうまでも
ない。
上述したように、本考案によれば、ドラム型コアの鍔部
の構造を僅かに変更するだけで、端末固定剤を必要とす
ることなしにコイル巻始め端末がほぐれない性能の安定
したインダクタンス素子が得られ、その実用的価値は大
なるものがある。
の構造を僅かに変更するだけで、端末固定剤を必要とす
ることなしにコイル巻始め端末がほぐれない性能の安定
したインダクタンス素子が得られ、その実用的価値は大
なるものがある。
第１図は従来の自動車のワイパーモータの雑音防止用チ
ョークコイルの一例を示す斜視図、第２図は本考案を適
用した自動車のワイパーモータの雑音防止用チョークコ
イルの一実施例を示す斜視図、第３図は本考案の作用効
果を説明するための第２図のチョークコイルの一部分の
側面図である。 １ニドラム型コア、２：コア鍔部、３：切込溝、４：コ
イル、５：コイル巻始め端末、６：コイル巻終り端末、
７：端末固定剤、９：貫通孔。
ョークコイルの一例を示す斜視図、第２図は本考案を適
用した自動車のワイパーモータの雑音防止用チョークコ
イルの一実施例を示す斜視図、第３図は本考案の作用効
果を説明するための第２図のチョークコイルの一部分の
側面図である。 １ニドラム型コア、２：コア鍔部、３：切込溝、４：コ
イル、５：コイル巻始め端末、６：コイル巻終り端末、
７：端末固定剤、９：貫通孔。
Claims (1)
- 巻心部と該巻心部の両端にそれぞれ鍔部を有するドラム
型コアの一方の鍔部に少なくとも１つの切込溝を設け、
他方の鍔部には前記巻心部外周面から該鍔部の外側面に
通じる貫通孔を設け、前記巻心部に巻装されるコイルの
巻始め端末を前記貫通孔から引出し、該コイルの巻終り
端末を前記切込溝から引出してなるインダクタンス素子
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010080U JPS6023937Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | インダクタンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010080U JPS6023937Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | インダクタンス素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56154123U JPS56154123U (ja) | 1981-11-18 |
| JPS6023937Y2 true JPS6023937Y2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=29645052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5010080U Expired JPS6023937Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | インダクタンス素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023937Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP5010080U patent/JPS6023937Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56154123U (ja) | 1981-11-18 |
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