JPH0534182Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534182Y2 JPH0534182Y2 JP1984098598U JP9859884U JPH0534182Y2 JP H0534182 Y2 JPH0534182 Y2 JP H0534182Y2 JP 1984098598 U JP1984098598 U JP 1984098598U JP 9859884 U JP9859884 U JP 9859884U JP H0534182 Y2 JPH0534182 Y2 JP H0534182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- terminal
- spiral
- spiral rod
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は架空送電線の外周に巻き付けて風騒音
を低減するスパイラルロツドの改良に関する。
を低減するスパイラルロツドの改良に関する。
[従来の技術]
第3図に示すように、電線10の周上にスパイ
ラルロツド1を巻回し、電線の外周における空気
流体の定周期化を乱し、電線の発する騒音を低減
した低騒音電線はすでによく知られている。
ラルロツド1を巻回し、電線の外周における空気
流体の定周期化を乱し、電線の発する騒音を低減
した低騒音電線はすでによく知られている。
[考案が解決しようとする問題点]
このようなスパイラルロツド1は、巻き付けの
際の施工あるいは金車通過などにより端末が不安
定になりやすいという問題があり、第4図に示す
ように、巻き付けたあと、端末1aが電線外周か
ら浮上する現象がみられることがある。このよう
に端末1aが浮き上ると、スパイラルロツドの把
持特性を悪くするばかりでなく、コロナ発生の原
因ともなり、電気的特性を著しく悪くする。特
に、所定長のスパイラルロツドを複数本継ぎ足し
て連続した一連のスパイラルロツドを巻き付け施
工する際、スパイラルロツドの端末先端部を突き
合わせつつ継ぎ足してゆくことにより、コロナ発
生の原因となる突起を見かけ上少なくすることが
あるが、上述した端末の浮き上り現象を起こすと
コロナ特性を著しく悪化させるおそれがある。
際の施工あるいは金車通過などにより端末が不安
定になりやすいという問題があり、第4図に示す
ように、巻き付けたあと、端末1aが電線外周か
ら浮上する現象がみられることがある。このよう
に端末1aが浮き上ると、スパイラルロツドの把
持特性を悪くするばかりでなく、コロナ発生の原
因ともなり、電気的特性を著しく悪くする。特
に、所定長のスパイラルロツドを複数本継ぎ足し
て連続した一連のスパイラルロツドを巻き付け施
工する際、スパイラルロツドの端末先端部を突き
合わせつつ継ぎ足してゆくことにより、コロナ発
生の原因となる突起を見かけ上少なくすることが
あるが、上述した端末の浮き上り現象を起こすと
コロナ特性を著しく悪化させるおそれがある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は上記の問題点を解決すべくなされたも
のであり、その要旨とするところは、螺旋の内径
が電線外径と同等以下に成形されていて電線外周
面と密着して巻きつけられ、端末が電線の長手方
向にほぼ直角な外周面に沿つてほぼ180°の円弧角
を有するように折り曲げられてなるスパイラルロ
ツドにある。
のであり、その要旨とするところは、螺旋の内径
が電線外径と同等以下に成形されていて電線外周
面と密着して巻きつけられ、端末が電線の長手方
向にほぼ直角な外周面に沿つてほぼ180°の円弧角
を有するように折り曲げられてなるスパイラルロ
ツドにある。
[作用]
本考案にかかるスパイラルロツドは、上記のよ
うに構成したから、端末がしつかりと電線を把持
し、浮き上り現象を起すようなことはなくなる。
特に、スパイラルロツドを複数本継ぎ足して一連
のスパイラルロツドを施工したときの突き合わせ
設置した端末の浮き上りがなく、コロナ特性を悪
化させることがない。
うに構成したから、端末がしつかりと電線を把持
し、浮き上り現象を起すようなことはなくなる。
特に、スパイラルロツドを複数本継ぎ足して一連
のスパイラルロツドを施工したときの突き合わせ
設置した端末の浮き上りがなく、コロナ特性を悪
化させることがない。
[実施例]
以下に実施例に基づいて説明する。
第1図は、電線10に本考案にかかるスパイラ
ルロツド1を巻回した状態を示す部分斜視図であ
る。スパイラルロツド1自体の巻き付け状況は、
従来の第3図の場合と同じであるが、端末2が電
線10の長手方向に直角な外周面に沿つて折り曲
げられている。第2図は、その端末2の様子を電
線10の断面とともに示したものであつて、端末
2は電線10の外周面に沿つてしつかりと電線を
把持して折り曲げられている。
ルロツド1を巻回した状態を示す部分斜視図であ
る。スパイラルロツド1自体の巻き付け状況は、
従来の第3図の場合と同じであるが、端末2が電
線10の長手方向に直角な外周面に沿つて折り曲
げられている。第2図は、その端末2の様子を電
線10の断面とともに示したものであつて、端末
2は電線10の外周面に沿つてしつかりと電線を
把持して折り曲げられている。
このように端末2を構成すれば、施工の際に端
末2をしつかりと電線に固定しつつ巻き付け得る
から、端末が浮き上つたりするおそれがなく、施
工後においても、端末の把持力が十分であるた
め、金車などの通過によつて端末の浮き上ること
もない。従来のスパイラルロツドでは端末先端部
を突き合わせつつ複数本継ぎ足して連続した一連
のスパイラルロツドを施工しても、突き合わせた
端末の浮き上りによりコロナ特性の悪化のおそれ
があつたが、本実施例の端末構成であれば、端末
先端部を突き合わせつつ連続した一連のスパイラ
ルロツドを施工できるにもかかわらず、突き合わ
せ設置した端末の浮き上りが起こらないので、コ
ロナ対策上極めて有効な手段となる。
末2をしつかりと電線に固定しつつ巻き付け得る
から、端末が浮き上つたりするおそれがなく、施
工後においても、端末の把持力が十分であるた
め、金車などの通過によつて端末の浮き上ること
もない。従来のスパイラルロツドでは端末先端部
を突き合わせつつ複数本継ぎ足して連続した一連
のスパイラルロツドを施工しても、突き合わせた
端末の浮き上りによりコロナ特性の悪化のおそれ
があつたが、本実施例の端末構成であれば、端末
先端部を突き合わせつつ連続した一連のスパイラ
ルロツドを施工できるにもかかわらず、突き合わ
せ設置した端末の浮き上りが起こらないので、コ
ロナ対策上極めて有効な手段となる。
他方、電線に巻き付けられるスパイラルロツド
は、長手方向に1本巻きするものに限るものでは
なく、その風騒音防止効果を大きくするために、
電線10の対角位置(電線の外周面上対抗する位
置)に2本巻き付ける場合がある。この場合、一
方のスパイラルロツドに対して他方のスパイラル
ロツドを円周角にして180°ずれた位置にうまく巻
き付けることはかなり至難であり、対角位置から
ずれてしまつて、施工性や風音特性を悪くする結
果となる場合が多い。しかし、このような場合で
も、第2図に示すように、スパイラルロツドの端
末2の折り曲げ部の長さを円周角にしてほぼ180°
となる長さにし、端末2の先端部2aにもう1本
のスパイラルロツド1′が位置するようにして巻
き付ければ、施工上きわめて簡単に対角位置に
夫々のスパイラルロツドを巻き付けることができ
る。
は、長手方向に1本巻きするものに限るものでは
なく、その風騒音防止効果を大きくするために、
電線10の対角位置(電線の外周面上対抗する位
置)に2本巻き付ける場合がある。この場合、一
方のスパイラルロツドに対して他方のスパイラル
ロツドを円周角にして180°ずれた位置にうまく巻
き付けることはかなり至難であり、対角位置から
ずれてしまつて、施工性や風音特性を悪くする結
果となる場合が多い。しかし、このような場合で
も、第2図に示すように、スパイラルロツドの端
末2の折り曲げ部の長さを円周角にしてほぼ180°
となる長さにし、端末2の先端部2aにもう1本
のスパイラルロツド1′が位置するようにして巻
き付ければ、施工上きわめて簡単に対角位置に
夫々のスパイラルロツドを巻き付けることができ
る。
さらに、このような折り曲げ部を有するスパイ
ラルロツドは難着雪効果をも大きくするものであ
る。
ラルロツドは難着雪効果をも大きくするものであ
る。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案にかかるスパイラ
ルロツドは、巻き付け施工性をいちだんと向上せ
しめるとともに、使用中においても端末の浮き上
りを防止して、安定した低風音効果、コロナ特性
を発揮するものであつて、その有用性は高く評価
さるべきものがある。
ルロツドは、巻き付け施工性をいちだんと向上せ
しめるとともに、使用中においても端末の浮き上
りを防止して、安定した低風音効果、コロナ特性
を発揮するものであつて、その有用性は高く評価
さるべきものがある。
第1図は本考案にかかるスパイラルロツドを巻
き付けた状態を示す部分斜視図、第2図は本考案
にかかるスパイラルロツドの端末の様子を示す一
部断面を有する説明図、第3図は従来の低騒音電
線の説明図、第4図は従来のスパイラルロツドに
おける端末の浮き上り現象を示す説明図である。 1……スパイラルロツド、2……端末部、10
……電線。
き付けた状態を示す部分斜視図、第2図は本考案
にかかるスパイラルロツドの端末の様子を示す一
部断面を有する説明図、第3図は従来の低騒音電
線の説明図、第4図は従来のスパイラルロツドに
おける端末の浮き上り現象を示す説明図である。 1……スパイラルロツド、2……端末部、10
……電線。
Claims (1)
- 螺旋の内径が電線外径と同等以下に成形されて
いて電線外周面と密着して巻き付けられ、端末が
電線の長手方向にほぼ直角な電線外周面に沿つて
ほぼ180°の円弧角を有するように折り曲げられて
なるスパイラルロツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9859884U JPS6114825U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | スパイラルロツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9859884U JPS6114825U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | スパイラルロツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114825U JPS6114825U (ja) | 1986-01-28 |
JPH0534182Y2 true JPH0534182Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=30658125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9859884U Granted JPS6114825U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | スパイラルロツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114825U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4312924Y1 (ja) * | 1965-12-20 | 1968-06-03 | ||
JPS5124103A (en) * | 1974-08-22 | 1976-02-26 | Yokogawa Electric Works Ltd | Shingosenoyobi denryokukyokyusenomotanai denshisochi |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511033Y2 (ja) * | 1972-05-29 | 1976-01-13 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9859884U patent/JPS6114825U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4312924Y1 (ja) * | 1965-12-20 | 1968-06-03 | ||
JPS5124103A (en) * | 1974-08-22 | 1976-02-26 | Yokogawa Electric Works Ltd | Shingosenoyobi denryokukyokyusenomotanai denshisochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114825U (ja) | 1986-01-28 |
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