JPH0132643Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132643Y2 JPH0132643Y2 JP14917684U JP14917684U JPH0132643Y2 JP H0132643 Y2 JPH0132643 Y2 JP H0132643Y2 JP 14917684 U JP14917684 U JP 14917684U JP 14917684 U JP14917684 U JP 14917684U JP H0132643 Y2 JPH0132643 Y2 JP H0132643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- outer envelope
- composite cable
- wire elements
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 24
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 19
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は電話器用コード等に使用される複合
ケーブルに関する。
ケーブルに関する。
電話器用コードは端部をピアツシング端子によ
つて接続する場合がある。この場合において接続
を良くするため、出願人は、第3図に示すよう
な、絶縁材料からなる中心糸11に金属箔13を
巻回してなる複数の線素A,A,……と、この複
数の線素A,A,……を束ねるべく金属箔15を
巻回してなる外包体Bとを備えた複合ケーブルC
を開発し、既に出願している(実願昭第54−
119158号)。
つて接続する場合がある。この場合において接続
を良くするため、出願人は、第3図に示すよう
な、絶縁材料からなる中心糸11に金属箔13を
巻回してなる複数の線素A,A,……と、この複
数の線素A,A,……を束ねるべく金属箔15を
巻回してなる外包体Bとを備えた複合ケーブルC
を開発し、既に出願している(実願昭第54−
119158号)。
ところで、かかる複合ケーブルCは導線である
ため、交流が流れた場合インダクタンスが発生す
る。複合ケーブルCにインダクタンスが発生する
と電流が流れにくくなるため、かかるインダクタ
ンスはできるだけ小さくすることが望ましい。
ため、交流が流れた場合インダクタンスが発生す
る。複合ケーブルCにインダクタンスが発生する
と電流が流れにくくなるため、かかるインダクタ
ンスはできるだけ小さくすることが望ましい。
よつて、考案者は、従来における複合ケーブル
において、ケーブル自体のインダクタンスをより
小さくしようと鋭意研究した。
において、ケーブル自体のインダクタンスをより
小さくしようと鋭意研究した。
この考案はこのような状況に基づいてなされた
ものであり、その目的は、ピアツシング端子との
接続性が良好であると共にケーブル自体の持つイ
ンダクタンスを小さくした複合ケーブルを提供す
ることである。
ものであり、その目的は、ピアツシング端子との
接続性が良好であると共にケーブル自体の持つイ
ンダクタンスを小さくした複合ケーブルを提供す
ることである。
そして、この目的は、絶縁材料からなる中心糸
に金属箔を巻回してなる複数の線素と、この複数
の線素を束ねるべく金属箔を巻回してなる外包体
とを備えた複合ケーブルにおいて、前記線素を構
成する金属箔と前記外包体を構成する金属箔との
各々の巻回方向を逆方向にすることにより達成さ
れた。
に金属箔を巻回してなる複数の線素と、この複数
の線素を束ねるべく金属箔を巻回してなる外包体
とを備えた複合ケーブルにおいて、前記線素を構
成する金属箔と前記外包体を構成する金属箔との
各々の巻回方向を逆方向にすることにより達成さ
れた。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明す
る。なお、実施例の説明において、従来例と共通
する部分は同一の符号を使用する。
る。なお、実施例の説明において、従来例と共通
する部分は同一の符号を使用する。
第1図および第2図において、Dは複合ケーブ
ルであり、三本の線素A,A,Aとこれらの線素
A,A,Aを包む外包体Bとから構成される。
ルであり、三本の線素A,A,Aとこれらの線素
A,A,Aを包む外包体Bとから構成される。
線素Aは、絶縁材料、例えば、テトロンからな
る中心糸11の回りにリボン状の金属箔13を少
しづつずらしながら巻回させたものである。又、
外包体Bはこれらの線素A,A,Aを三本束ねる
ためのものであるが、この外包体Bは、この複数
の線素A,A,Aを束ねるべくして巻回されたリ
ボン状の金属箔からなる。
る中心糸11の回りにリボン状の金属箔13を少
しづつずらしながら巻回させたものである。又、
外包体Bはこれらの線素A,A,Aを三本束ねる
ためのものであるが、この外包体Bは、この複数
の線素A,A,Aを束ねるべくして巻回されたリ
ボン状の金属箔からなる。
以上の構成は従来の複合ケーブルCと同じであ
る。
る。
この考案に係る複合ケーブルDの特徴は、線素
Aを構成する金属箔13と、外包体Bを構成する
金属箔15とは、その巻回方向が逆方向であると
いう点である。
Aを構成する金属箔13と、外包体Bを構成する
金属箔15とは、その巻回方向が逆方向であると
いう点である。
この考案に係る複合ケーブルは、絶縁材料から
なる中心糸に金属箔を巻回してなる複数の線素
と、この複数の線素を束ねるべく金属箔を巻回し
てなる外包体とを備えた複合ケーブルにおいて、
前記線素を構成する金属箔と前記外包体を構成す
る金属箔とは、その巻回方向が逆方向に構成され
ている。
なる中心糸に金属箔を巻回してなる複数の線素
と、この複数の線素を束ねるべく金属箔を巻回し
てなる外包体とを備えた複合ケーブルにおいて、
前記線素を構成する金属箔と前記外包体を構成す
る金属箔とは、その巻回方向が逆方向に構成され
ている。
このため、線素を構成する金属箔から発生する
インダクタンスと、外包体を構成する金属箔から
発生するインダクタンスとが互いに打ち消しあ
い、よつて、複合ケーブル全体のインダクタンス
は、前記各々の金属箔が同方向に巻回されていた
従来のもの(第3図参照)よりも減少する。
インダクタンスと、外包体を構成する金属箔から
発生するインダクタンスとが互いに打ち消しあ
い、よつて、複合ケーブル全体のインダクタンス
は、前記各々の金属箔が同方向に巻回されていた
従来のもの(第3図参照)よりも減少する。
又、この複合ケーブルは、絶縁材料からなる中
心糸に金属箔を巻回してなる複数の線素と、この
複数の線素を束ねるべく金属箔を巻回してなる外
包体とを備えているため、従来のものと同様に、
ピアツシング端子との接続性は良好状態に保持で
きる。
心糸に金属箔を巻回してなる複数の線素と、この
複数の線素を束ねるべく金属箔を巻回してなる外
包体とを備えているため、従来のものと同様に、
ピアツシング端子との接続性は良好状態に保持で
きる。
第1図はこの考案に係る複合ケーブルの側面
図、第2図は第1図における−線拡大断面
図、第3図は従来における複合ケーブルの側面図
である。 11……中心糸、13……金属箔(線素の)、
15……金属箔(外包体の)、A……線素、B…
…外包体、C……複合ケーブル(従来のもの)、
D……複合ケーブル(この考案に係るもの)。
図、第2図は第1図における−線拡大断面
図、第3図は従来における複合ケーブルの側面図
である。 11……中心糸、13……金属箔(線素の)、
15……金属箔(外包体の)、A……線素、B…
…外包体、C……複合ケーブル(従来のもの)、
D……複合ケーブル(この考案に係るもの)。
Claims (1)
- 絶縁材料からなる中心糸に金属箔を巻回してな
る複数の線素と、この複数の線素を束ねるべく金
属箔を巻回してなる外包体とを備えた複合ケーブ
ルにおいて、前記線素を構成する金属箔と前記外
包体を構成する金属箔とは、その巻回方向が逆方
向であることを特徴とする複合ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917684U JPH0132643Y2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917684U JPH0132643Y2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163726U JPS6163726U (ja) | 1986-04-30 |
JPH0132643Y2 true JPH0132643Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30707364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14917684U Expired JPH0132643Y2 (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0132643Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210186A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Pioneer Electronic Corp | 導線、導電線、および電気機器 |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP14917684U patent/JPH0132643Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6163726U (ja) | 1986-04-30 |
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