JPH0766753B2 - 偏向コイル - Google Patents

偏向コイル

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JPH0766753B2
JPH0766753B2 JP60209209A JP20920985A JPH0766753B2 JP H0766753 B2 JPH0766753 B2 JP H0766753B2 JP 60209209 A JP60209209 A JP 60209209A JP 20920985 A JP20920985 A JP 20920985A JP H0766753 B2 JPH0766753 B2 JP H0766753B2
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JP
Japan
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core
winding
guide
guide member
parallel
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保修 桑原
茂 丸山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機等に用いられる偏向コイル
に関するものである。
従来の技術 偏向コイルは非点収差を小さくし、歪み特性を改良する
ためコアの開口端に巻線のガイド爪を有するガイド部材
を設けこのコアにトロイダル巻線をしたものが開発され
てきた。
以下このような従来の偏向コイルについて説明を行う。
第4図は従来の偏向コイルのコアの側面図であり、フェ
ライトよりなるコア1の小径側の開口端に合成樹脂より
なるガイド部材2が取り付けられこのガイド部材2には
開口端の方向に向かって複数の突起3が設けられ、この
突起3の間には溝4が形成される。
またコア1の大径側の開口端に合成樹脂よりなるガイド
部材5が取り付けられこのガイド部材5には開口端の方
向に向かって複数の突起6が設けられ、この突起6の間
には溝7が形成される。
以上のような複数の溝4、7の間に線を通しながらコア
1のまわりに巻線を施す。つまり一番端の溝4、7から
他端側の溝4、7へ向かって順番に各溝に巻線を施す。
そして最後の溝4、7へ巻線が終了した時、第6図に示
すように再び一番端の溝4、7へ線を戻し再度巻線を施
していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上のような従来の偏向コイルは巻線を施
す際、第6図に示すように突起6の上部まで巻線がされ
ている場合、線を最後の溝から最初の溝へもどすと線が
突起6を乗り越えることがあるという不都合があった。
問題点を解決するための手段 本発明は以上のような問題点を解決するためコアの両開
口端それぞれにガイド部材を設け、コアの小径側に設け
られたガイド部材にコアの一端部より外方向に突出した
突起を設け、コアの大径側に設けられたガイド部材にコ
アの軸と平行でコアの他端部より外方向へ突出したガイ
ド突起と、前記ガイド突起と前記コアの周方向同位置に
前記コアの軸と平行でコアの内側方向へ突出した係止突
起を設けたものである。
作用 前記構成により、本発明は両ガイド部材の突起の間に巻
線を施してコアの一方の端より他方の端まで巻線をした
後、線を斜めに引き出して一方の端へ線をもどして再び
巻線をする際、線はコアの大径側に取り付けられたガイ
ド部材の係止突起に引っ掛かり、線がずれることがな
い。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図ないし第3図を
参照しながら詳細に説明をする。
8はフェライト等の磁性材料よりなるコアで、コア8が
一対組み合わされてテーパー状の円筒コアが形成され
る。
9はコア8の小径側へ取り付けられたガイド部材であ
り、このガイド部材9にはコア8軸と平行でコア8の小
径側端部より外側へ突出した突起10が複数設けられてい
る。
11は突起10の間に形成された溝である。
12はコア8の大径側へ取り付けられたガイド部材であ
り、コア8の軸と平行でコア8の他端部よりコア8の内
側方向に突出した複数の係止突起部13を有し、係止突起
部13とコア8の周方向で同位置に、コア8の軸と平行で
コア8の他端方向へ突出した複数のガイド突起14を設け
たものである。つまり係止部突起13とガイド突起14はガ
イド部材12の円周に沿ったコア8の周方向の位置が同じ
で突出方向がコア8の軸方向と平行でコア8の内側方向
と外側方向の逆方向の関係になっている。また15はガイ
ド突起14とガイド突起14の間に形成される溝である。
以上のような複数の突起10の間の溝11と、複数のガイド
突起14の間の溝15の間に線を通しながらコア8のまわり
に巻線を施す。すなわち一番端の溝11、15から他端側の
溝11、15へ向かって順番に各溝に巻線を施す。そして最
後の溝11、15へ巻線が終了した時、第2図に示すように
最終端の溝15から再び巻き始めの溝11へ線を戻し、再度
巻線を施す。
この時巻き始めの溝11に戻すために斜めに引き出された
線16はガイド部材12の係止突起13に引っ掛かり、線がず
れることはない。
また、係止突起13はガイド突起14とコア8の周方向で同
位置に設けられているので、巻線を行なうじゃまにはな
らずに容易に巻線を行なうことができる。
つまりコア8はテーパー状になっており、係止突起13は
コア8の軸と平行に形成されているため、係止突起13の
先端は常にコア8に巻かれた巻き線の外に突出すること
になり、斜めに引き出された線16は係止突起13の先端に
係止される。
発明の効果 以上の説明で明らかなように本発明はコアの両開口端そ
れぞれにガイド部材を設け、コアの小径側に設けられた
ガイド部材にコアの一端部より外方向に突出したガイド
突起を設け、コアの大径側に設けられたガイド部材にコ
アの軸と平行でコアの他端部より外方向へ突出したガイ
ド突起と、ガイド突起とコアの周方向で同じ位置にコア
の軸と平行でコアの内側方向へ突出した係止突起を設け
たため、コアの巻線の線崩れを防ぎ巻線が容易に行える
と共に、コアに巻いた巻線の終端より斜めに引き出した
線が常に係止突起に係止され斜めに引き出した線がずれ
ることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の偏向コイルの一実施例における要部側
面図、第2図は同要部拡大側面図、第3図は同要部拡大
断面図、第4図は従来例の要部側面図、第5図は同要部
平面図、第6図は同要部拡大側面図である。 8……コア、9、12……ガイド部材、10……突起 11、15……溝、13……係止突起 14……ガイド突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアの両開口端それぞれにガイド部材を設
    け、前記コアの小径側に設けられたガイド部材に前記コ
    アの軸と平行で前記コアの一端部より外方向に突出した
    突起を設け、前記コアの大径側に設けられたガイド部材
    に前記コアの軸と平行で前記コアの他端部より外方向へ
    突出するガイド突起と、前記ガイド突起と前記コアの周
    方向同位置に前記コアの軸と平行で前記コアの内側方向
    へ突出した係止突起を設けたことを特徴とする偏向コイ
    ル。
JP60209209A 1985-09-20 1985-09-20 偏向コイル Expired - Fee Related JPH0766753B2 (ja)

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JPS6269446A JPS6269446A (ja) 1987-03-30
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JPS557272U (ja) * 1978-06-29 1980-01-18

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