JPH0219936Y2 - - Google Patents

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JPH0219936Y2
JPH0219936Y2 JP3834284U JP3834284U JPH0219936Y2 JP H0219936 Y2 JPH0219936 Y2 JP H0219936Y2 JP 3834284 U JP3834284 U JP 3834284U JP 3834284 U JP3834284 U JP 3834284U JP H0219936 Y2 JPH0219936 Y2 JP H0219936Y2
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JP
Japan
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insertion guide
core insertion
terminal
coil
cylindrical portion
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JP3834284U
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JPS60151108U (ja
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  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機に用いられるフラ
イバツクトランスのコイルボビンに関する。
(ロ) 従来技術 フライバツクトランスの低圧端子は例えば実開
昭52−137024号公報記載の如く、複数本円環状に
配されており、通常、この低圧端子はコイルボビ
ンに一体成型された端子取付部に固定されてい
る。そして、この端子取付部はコイルが巻かれる
円筒部の中心を中心としてコイルボビン外周から
放射状に延出している。更に前記端子取付部の円
筒部側端部には少なくとも1個の突起が設けられ
おり、この突起に巻線が引つかけられて、円筒部
に巻回される。
ここで、前記コイルボビンには円筒部に連結し
てコア挿通ガイドが設けられており、前記端子取
付部のうち、前記コア挿通ガイドに近い側の端子
取付部は第1図に示す如く、円筒部から突出せず
に前記コア挿通ガイド側壁から突出することにな
る。
一方、コイルの巻き方は、通常、3次コイルを
円筒部の軸線上の中間に巻回した後、1次コイル
を円筒部全域にわたつて巻回する様にしている。
従つて、第1図に示す如く前記コア挿通ガイド
に近い端子取付部の端子から3次コイル1を引出
す場合、この3次コイルの巻き始めの巻線がコア
挿通ガイド2の側壁に当たるため円筒部3周面か
ら少し浮いた状態となる。よつて、後に巻かれる
1次コイル4が真円とならないため特性劣化の原
因となつてしまう。
また、1次コイルのテンシヨンにより、前記3
次コイルの巻き始め部分と1次コイルとの接触部
分が損傷し、シヨートのおそれがある。
尚、第1図において、5は端子取付部、6は突
起、7は端子である。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
コア挿通ガイドに近接する端子から3次コイルを
導出する様にしても、コイルの巻始めが円筒部表
面に密着して巻付けられることにより、信頼性の
高いフライバツクトランスのコイルボビンを提供
するものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は中空円筒部と、該中空円筒部に連続す
るコア挿通ガイドと、前記中空円筒部外周から延
出する複数の端子取付部と、該各端子取付部に少
なくとも1つに設けられ巻線を係止する突起とを
一体成型してなるフライバツクトランスのコイル
ボビンにおいて、前記複数の端子取付部のうち、
前記コア挿通ガイドに近接する端子取付部を、そ
の延長線が前記中空円筒部の中心点に対して前記
コア挿通ガイドとは反対側を通過する様に配して
なるフライバツクトランスのコイルボビンであ
る。
(ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第2図は本考案の一実施例におけるコイルボビ
ンの平面図である。
図中、10はコイルボビンであり、コイルが巻
付けられる円筒部11及びコア挿通ガイド12が
一体成型されている。更に、前記円筒部外方に
は、先端に端子7,7…を備える第1〜第10端子
取付部13a〜13jが突出している。尚14,
14…は各端子取付部側壁に突出する突起であ
る。上述の各端子取付部は左右対称に配されてお
り、左右対称な左右一対の端子取付部の延長線が
交わる点は、夫々、少なくとも円筒部11の中心
点Oよりも図中、上方、すなわちコア挿通ガイド
12側とは反対側に位置する。
よつて、少なくとも前記第1及び第10端子取付
部13a,13jの延長線は、前記中心点Oに対
して、コア挿通ガイド12側とは反対側を通過す
る。
このため、前記第1及び第10端子取付部の少な
くとも突起14,14が配された側部はコア挿通
ガイド12側壁からではなく、前記円筒部11外
側から延出する構成となつている。
第3図は本考案の他の実施例を示し、コイルボ
ビン20に配された第1〜第10端子取付部21a
〜21jはコア挿通ガイド22に近いものに従つ
て曲率半径が小さくなるような円弧状となつてい
る。
そして、少なくとも前記第1及び第10端子取付
部21a,21jの延長線は中心点Oに対して、
コア挿通ガイド22側とは反対側を通過するた
め、前記第1及び第10端子取付部の少なくとも突
起24,24が配された側弊は円筒部23外側か
ら延出す構成となつている。
(ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば、コア挿通ガイドに
近い端子取付部の端子から3次コイルを引出して
も、この3次コイルの巻始めの巻線が前記コア挿
通ガイドの側壁に当接することなく、直接円筒部
に当接するため、後に巻かれる1次コイルが真円
に近くなり特性劣化を招来することがない。
また1次コイルと3次コイルとの接触部分が損
傷することもなく、その効果は大でである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイルボビンにおける1次コイ
ルと3次コイルとの関係を示す図、第2図は本考
案の一実施例におけるコイルボビンの平面図、第
3図は本考案の他の実施例におけるコイルボビン
の平面図である。 主な図番の説明、1020……コイルボビ
ン、11,23……円筒部、12,22……コア
挿通ガイド、13a〜13j,21a〜21j…
…端子取付部、14,24……突起、7……端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空円筒部と、該中空円筒部に連結するコア挿
    通ガイドと、前記中空円筒部外周から延出する複
    数の端子取付部と、該各端子取付部に少なくとも
    1つ設けられ巻線を係止する突起とを一体成型し
    てなるフライバツクトランスのコイルボビンにお
    いて、前記複数の端子取付部のうち、前記コア挿
    通ガイドに近接する端子取付部を、その延長線が
    前記中空円筒部の中心点に対して前記コア挿通ガ
    イドとは反対側を通過する様に配してなるフライ
    バツクトランスのコイルボビン。
JP3834284U 1984-03-16 1984-03-16 フライバツクトランスのコイルボビン Granted JPS60151108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3834284U JPS60151108U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 フライバツクトランスのコイルボビン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3834284U JPS60151108U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 フライバツクトランスのコイルボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151108U JPS60151108U (ja) 1985-10-07
JPH0219936Y2 true JPH0219936Y2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=30545258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3834284U Granted JPS60151108U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 フライバツクトランスのコイルボビン

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JP (1) JPS60151108U (ja)

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JPS60151108U (ja) 1985-10-07

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