JPS6023837B2 - 非可動化微生物細胞組成物及び微生物細胞の非可動化法 - Google Patents

非可動化微生物細胞組成物及び微生物細胞の非可動化法

Info

Publication number
JPS6023837B2
JPS6023837B2 JP50036670A JP3667075A JPS6023837B2 JP S6023837 B2 JPS6023837 B2 JP S6023837B2 JP 50036670 A JP50036670 A JP 50036670A JP 3667075 A JP3667075 A JP 3667075A JP S6023837 B2 JPS6023837 B2 JP S6023837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
water
hydrogen
immobilized
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50036670A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50132173A (ja
Inventor
ピ−タ− ネルソン ロジヤ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pfizer Inc filed Critical Pfizer Inc
Publication of JPS50132173A publication Critical patent/JPS50132173A/ja
Publication of JPS6023837B2 publication Critical patent/JPS6023837B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P7/00Preparation of oxygen-containing organic compounds
    • C12P7/40Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a carboxyl group including Peroxycarboxylic acids
    • C12P7/58Aldonic, ketoaldonic or saccharic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/02Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
    • C12N11/08Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer
    • C12N11/082Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C12N11/087Acrylic polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/02Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
    • C12N11/08Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer
    • C12N11/089Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C12N11/096Polyesters; Polyamides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/02Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
    • C12N11/08Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer
    • C12N11/098Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer formed in the presence of the enzymes or microbial cells
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
    • C12P13/20Aspartic acid; Asparagine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
    • C12P13/22Tryptophan; Tyrosine; Phenylalanine; 3,4-Dihydroxyphenylalanine
    • C12P13/222Phenylalanine

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重合酵素生成物に関する。
更に特定すれば、非可動化微生物細胞及びその製造に関
する。酵素は、その高特異性により、多くの化学反応に
おいて通常の触媒よりはるかに優れている。
しかし、最近までは、亀隣コストが高い、細胞に含まれ
た状態(wholecellenvlronment)
から除去する時不安定になる傾向がある。溶解状態での
み入手できるなどの要因により、その用途が厳しく制限
されていた。固体支持物質に結合させ、あるいはそれに
取り込むことによる酵素の非可動化が、これら困難点の
解消に、又酵素の使用を更に経済的にするのに役立って
いる。
この非可動化に用いられる様々な物理的、化学的方法は
、0.R.Zaめrekyによる“イ ン モ ビ ラ
イズド エ ン ザーイ ム ズ(lmmobil
izedEnzymes)”(CRC出版、1973)
などの書物で論じられている。酵素の単離と安定性の問
題を克服するための、酵素を含んだ細胞(wholec
ell;以下全細胞と呼ぶ)自体の非可動化も又用いら
れている。
典型例は、活性グルコースイソメラーゼを含むストレプ
トマイセスフェオクロモゲネス菌(s口eptomyc
esphaeMhmmo蟹nes)細胞の還元獣皮コラ
ーゲンへの吸着(Bioにch.&Bioeng.、X
V、565頁、1972王)、及び化合物Sをコルチソ
ル(conisol)に変えるためのヒドロキシラーゼ
酵素を含む真菌細砲のゲル内取り込み〔gelent○
pment(Scientific Amencan、
Mar、1971、P.30)〕である。
しかし、これら非可動化方法では、支持媒体から一細胞
を分離する必要がある。結合力の性質により、酵素活性
の損失と恐らくは処理流の汚染を伴なうかかる分離を防
止又は最小にするために反応条件は厳しく限定される。
それゆえ、一層安定な細胞非可動化系が本発明の目的で
ある。今や、微生物細胞を、細胞の水不溶性粒状ポリマ
ーマトリックスへの化学的共有結合により有効に非可動
化できることが発見された。
この化学結合は、前もって形成したポリマーと、あるい
は重合前の反応性モノマーと形成できる。更に、細胞を
結合前、中、後のいずれかに多官能架橋剤で処理すれば
、細胞からの酵素の損失が少なくなる。本発明により、
水不落’性粒状ポリマーマトリックスに共有結合した微
生物細胞からなる組成物が提供される。更に、微生物細
胞をポリマーの結合基と反応させて、水不熔性粒状ポリ
マーマトリックスと共有結合を形成することからなる、
微生物細胞の非可動化方法も提供される。
本発明の実施においては、自然状態の微生物細胞をポリ
マーの反応基を通じて水不溶性粒状ポリマーに化学結合
する。
単離酵素のポリマーへの化学的共有結合は現在の一般法
ではあるが、酵素より大きい全細胞自体も化学的共有結
合により有効に非可動化できるという発見はまさに驚く
べきことである。かかる結合は、多くは細胞アミ/基と
ポリマーの反応性置換基との反応により生ずる。更に、
ヒドロキシル基、スルフヒドリル基などの他の基も細胞
にあり、この結合機構の一役を担うものと思われる。ポ
リマーのアミ/反応性置換基、例えばェポキシド基、ハ
ロカルボニル基及びハロメチルカルボニル基、は細胞に
存在するヒドロキシル基及びスルフヒドリル基に対して
も反応性なのでこれは真実である。上記結合は、ポリマ
ー形成の前か後のいずれの場合に生じてもよい。
前者の場合は、細胞を、反応基を含む重合性エチレン型
不飽和モノマーと接触させ、ついで細胞保持モノマーを
架橋剤モノマーと開始剤系との存在下で重合もしくは共
重合する。後者の場合は、細胞を、反応基を含む粒状ポ
リマーと直蚤に接触させる。この粒状ポリマーには合成
有機ポリマーと天然有機ポリマーとがある。結合前法も
しくは結合後法のいずれかによる本発明の実施に適した
重合性エチレン型不飽和モノマー及びこれから誘導され
るポリマーは式1を有するものである:〔式中R,ごH
、メチル基又はCI: 又は Z; R2はヒドロキシ、ハロゲン原子、アジド基、2・3ー
ヱポキシプロポキシ基、2・3−ェピチオプロポキシ基
、N−(2・3ーェポキシプロピル)アミノ基、N−〔
(pージアゾニウムクロリド)フェニル〕アミ/基、ア
クリルオイルオキシ基、低級アルコキシカルボニルオキ
シ基又はベンゼンスルホニルオキシ基:X=酸素原子又
はNR3(R3はH又はC,〜6アルキル基):Y=C
2〜3アルキレン基: n=整数1又は2: Z=水素、ハロアセチル基、2一(4・6−ジクロル)
−s−トリアジニル基、p−トルェンスルホニル基、p
−(ハロメチル)ペンゾィル基又はシアノ基;そして X′=X(但し、Zがpートルェンスルホニル基である
時には酸素原子である)〕ェポキシド基、ハロカルボニ
ル基及びハロメチルカルボニル基を含むモノマー及びポ
リマーが上託結合に好ましい。
特に望ましいものは、反応性モノモー;メタクリル酸2
・3−ェポキシプロピル(メタクリル酸グリシジル)、
メタクリル酸2・3ーェピチオプロピル、塩化メタクリ
ロィル及びメタクリル酸ブロムアセチルヒドロキシヱチ
ル;を含むポリマーである。非反応性官能基を含むモノ
マー及びポリマー(上記式1でR2がヒドロキシ基であ
るかZが日である時)の場合には、この官能基は当業界
で良く知られた方法により反応性置換に変えることがで
きる。
これには多官能低分子量試薬の使用が必要であることが
多い。例えば、式1でR2がヒドロキシ基である時には
、適当なカルボン酸基活性試薬(例えば、ジシクロヘキ
シルカルボジィミド、エチルモルホリノカルボジイミド
などのカルボジィミド類;N−エチル−5ーフヱニルィ
ソキサゾリウムー3−スルホネート(ウッドワード試薬
K);ペンタメチレンケテンシクロヘキシルイミンなど
のアセチレンエーテル;へキサハロシクロトリホスフア
トリアジン類;Nーヒドロキシフタルイミド、Nーヒド
ロキシスクシンイミド)その他の、ベプチド結合を形成
するために使用される試薬との反応により、モノマー又
はポリマーのカルボキシル基を活性化できる。式1でZ
が日である時には、ハローZ、特に臭化プロムアセチル
、臭化シアン、2ーアミノー4・6−ジクロル−1・3
・5ートリアジンを用いる標準方法によりモノマー又は
ポリマーのヒドロキシル基を同様に活性化できる。本発
明の非可動化法は、バクテリア、イースト、放線菌、真
菌などの微生物細胞に適用できる。
好ましい細胞は、一次酵素系が酸化還元酵素:特に溶解
補助因子を必要としないグルコールオキシターゼ;Q・
8ーアミラーゼ、ベプチダ−ゼ、そして特にペニシリン
アシラーゼなどのハイドロラーゼ;リアーゼ、好ましく
はC−○結合する切断するもの、特に、C−N結合の切
断に関与するフエニルアラニン アンモニア リアーゼ
、アスパルテート アンモニア リアーゼ;そしてラセ
マーゼ、エピメラーゼ、シスートランス イソメラーゼ
、そして特にグルコース ィソメラーゼなどのイソメラ
ーゼ;を含む細胞である。好ましいバクテリア属は、プ
ソイドモナス(PsMudomo脇s 入 キ サ ン
ト モ ナ ス(Xanthomonas 入 ア
セ ト バ ク タ −( Acebbactcr )
、ア ル カ リ ゲ ネ ス(Ncali鞍nes)
、フ ラ ボバクテリウ ム(F1avobacter
ium )、 エ シ エ リ ヒ ア(Escher
ichia)、アエロバクター(Aerobacter
)、エルビニア(EMinia)、セラツチア(Sen
atia)、プロテウス(Proにus)、ミクロコツ
カス(Micr比比cus)、サルチナ(Sarcin
a)、ラクトバチルス(いctobacill船)、バ
チルス(欧cillus)、/力ルジア(Nocard
ia)、ストレプトマイセス(Streptomyce
s)、コリネバクテリウム(Coび肥bacteriu
m)である。
好ましい真菌及びイーストの属は、ロドトルラ(Rho
dotor山a)、ロドスポリジウム(Rhodosp
oridium)、スポロボロ マイセ ス(Spor
obolomyces )、ム コ(Mucor)、フ
サリウム(F瓜ari山m)、ベニシリウム(Peni
cillium )、ア ス ベ ルギル ス(松pe
rgill雌)、グロメレラ(GIomerella)
、リゾプス(Rhizop船)、サツカロマイセス(S
acc舷romyces )、 コ ニ ジ オ ポ
ル ス(Conidio瓜lus )、ビ ス ソ ク
ラ マ イ ス(Byssochlam$)、力ンジ
ダ(Candi船)、ケトミウ ム(Chaetomi
肌入 トリ コ デル マ(Trichodenna)
、セブトリア(Septoria)、コプリヌス(Co
pnnus)、ニューロ スポ ラ(Ne山。spcて
a)、フラコラ(Humuc。la)、トリコスポ。ン
(Trichosporon)である。好ましい放線菌
の属は、ミクロポリスポラ(Micropolyspo
ta)である。
特に好ましい種は、E.コリ(Escherichia
coil)、バクテリウム カダベリス(Bacter
iumca船verjs)、プロテウスレツトゲリ(P
roteusrett袋ri)、ロドトルラグラチリス
(Rhodotomla餌acms)、ベニシリウム
ク リ ソ ゲ ヌ ム ( Penicilli皿
chr$ogenum)、アスベルギルス ニガー(
船per蟹11usni繋r)である。細胞の反応性ポ
リマーへの共有結合、反応性モノマーへの結合及びこれ
に続くホモ重合又は共重合は水性嬢質中で行なう。
ポリマー又はモノマーへの結合、モノマーへ結合した後
の重合の際の温度は広範囲に変えることができるが、好
ましい範囲は5〜50qo、特に10〜3ぴ○である。
結合に要する時間は、系及び結合温度に左右されるが、
通常0.5〜35時間であり、ポリマーに結合するのに
好ましい時間は15〜3餌時間、モノマーに結合するの
に好ましい時間は1〜5時間である。重合は通常1〜6
時間で完了する。ポリマー対細胞(乾燥ベース)の重量
比はかなり変えることができるが、好ましい比は0.1
〜25特に0.5〜4である。細胞を反応性モノマーに
結合する時には、その後の水性添加重合は、二官能架橋
剤モノマー及び開始剤系の存在下で(1以上のコーモノ
マ−を用いて、あるいは用いずに)行なう。この種の重
合で普通使用され、又細胞の酵素活性を破壊することの
ないコーモノマー、架橋剤モノマー、開始剤系ならいず
れをも容易に使用できる。適当なコーモノマーは例えば
アクリル酸、Q−クロルアクリル酸、メタクリル酸及び
それらのグリシジルェステル、低級アルキルェステル、
N・N−(ジ置換)アミノアルキルェステル、アミド、
低級アルキル置換アミド、メチロール置換アミド、N一
層襖アミノアルキルアミド、及びN・N一二置換アミノ
アルキルアミド、スチレン、フタジェン、イソブレンで
ある。
好ましいコーモノマーはスチレン、アクリル酸、メタク
リル酸2ーヒドロキシ−3一(1一〔4ーメチルピベラ
ジニル)〕−プロピル、特にメタクリル酸メチルである
。最終ポリマーに三次元縫目特性と水不瀞性とを与える
広範囲の架橋剤モ/マー、例えばアクリルモノマー、オ
レフイン化合物その他当業界で知られているものを使用
できる。
かかるモノマーの代表例は、ジアクリル酸1・3ープチ
レン、ジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタクリ
ル酸1・3−ブチレン、ジアクリル酸1・6ーヘキサメ
チレン、ジアクリル酸エチレン、ジメタクリル酸ジェチ
レングリコール、N・N′−メチレンビスアクリルアミ
ド、ジメタクリル酸ネオベンチルグJコール、トリメタ
クリル酸1・1・1−トリメチロールェタン、ジビニル
ベンゼンである。好ましい架橋剤モノマーは、N・N′
ーメチレンビスアクリルアミドである。本発明の重合・
共重合反応は、フリーラジカルにより開始される。
通等なフリーラジカル開始剤系は、細胞の酵素部分の熱
感受性により余儀なくされる緩和な条牛下で重合又は共
重合に適当な速度でフリーラジカルを発生させるもので
ある。この理由により、レドツクス開始剤系が好ましい
。かかる系の代表例は、チオ硫酸ナトリウム、メタ重亜
硫酸ナトリウム、硫酸第二鉄アンモニウム、六水和物、
ジメチルアミノプロピオニトリル、リボフラビンなどの
還元剤と組み合わせた過酸化合物、例えばアンモニア、
ナトリウム、カリウムの過硫酸塩、過酸化ペンゾィル、
パーオキシジ炭酸ジ(secーブチル)である。好まし
い開始剤系は、ジメチルアミノプロピオニトリル一過硫
酸アンモニウムである。本発明のポリマー組成物の組成
はかなり変えることができるが、好ましい組成物は、モ
ノマー全モルに対して15〜90%の細胞反応性モノマ
ー、0〜60のコーモノマー、10〜40%の架橋剤モ
/マ−を含む物である。
これらの割合が、細胞をモノマ−に結合するにしても前
もって形成したポリマーに結合するにしても好ましい。
特定の場合、細胞を多官能架橋剤で処理して、細胞から
の酵素損失を少なくする。正確な機構は十分にはわかっ
ていないが、一群の多官能試薬が細胞膜のアミノ基と反
応し、これにより架橋し、かくて膜の多孔性を有効に低
下させ、他庚羊の試薬は、膜中に存在するカルボキシル
基を活性化させ、ついでアミド結合形成により膜のアミ
ノ基と反応させることによりこの結果を得ると考えられ
る。最初の群の代表例はピルビンアルデヒド、グリオキ
サール、ヒドロキシアジポアルデヒド、塩化シアヌ−ル
、四アザ化o−ジアニシジン、ビス−ニアザ化ペンジジ
ン、1・3−ジフルオル−4・6ージニトロベンゼン、
トルエン2・4ージィソシアネート、そして特にグルタ
ルアルデヒドなどの試薬であり、二番目の群の例は、ク
ロルギ酸エチル、水溶性カルボジイミド〔例えば1ーェ
チル−3一(3ージメチルアミノプロピル)カルボジィ
ミド塩酸塩〕などの試薬である。細胞は反応性モノマー
又はポリマーへ結合する前でも、中でも、後でも処理で
きる。
細胞結合の場合には、この処理は水性煤質中で行なう。
細胞は広い温度範囲にわたって有効に処理できるが、好
ましい範囲は5〜50qo、特に10〜30午○である
。用いる温度と試薬に左右されるが、処理には通常0.
5〜1斑時間、好ましくは2〜4時間を要する。必要な
試薬の量はかなり変えることができるが、普通には細胞
(乾燥ベース)の1〜5の重量%、好ましくは5〜25
重量%である。本発明の、化学的共有結合(所望により
、細胞からの酵素の漏れを最小にする処理を行なう)に
よる細胞の水不溶性モノマーへの固定により、目的酵素
を軍雛する必要なく安定な非可動化酵素系が得られる。
その安定性及び容易に炉過できる粒状形により、この製
品は、再循環バッチが連結操作かを必要とする水性触媒
化学方法で有効に使用できる。本発明の具体例を以下の
実施例に示す。
実施例 1 80夕のメタクリル酸グリシジルと1.0その水との混
合物に、燈拝しながら30夕のN・N′−メチレンビス
アクリルアミドを加えた。
室温で15分蝿拝した後に10夕のメタクリル酸メチル
を加え、約5℃にまで冷却し、得た袷混合物に窒素ガス
を15分通気した。ついで20のとのジメチルアミノプ
ロピオニトリルと2夕の過硫酸アンモニウムとを加えた
。窒素下の混合物を重合開始まで10℃で渡洋し、つい
で周囲温度で更に1時間網拝し、最後に2時間放置した
。得られた固体に約750叫の水を加え、激しく蝿拝し
てポリマーを分解した。固体を炉取し、水で洗い、風乾
して120夕の白色粒状ポリマーを得た。グルコース基
質で3300、pH5.8〜7.0の液内好気条件下で
発育させたアルベルギルス ニガー(Aニガー)菌(N
RRL−3;ファイザー培養菌FD2454)発酵肉汁
を炉過し、得た細胞を水で洗い、ついで水を絞り半乾燥
ペーストにした。
この細胞(250夕;乾燥ベースで55夕)を、l00
0の‘の水に22夕の25重量%グルタルアルデヒド水
溶液を含めて得た溶液に入れた。得た細胞浮遊液をpH
6‐比調整し、室温で・拳醐拝した。固体を炉取し、水
で洗って、最初のグルコ山スオキシターゼ活性の76%
を有する104夕の湿潤細胞を得た。240の‘の水に
32夕の湿潤細胞と16夕のメタクリル酸グリシジルポ
リマーとを含めて得た浮遊液を室温で3■ふ燈拝し、つ
いで炉遇した。
得た固体を水で洗い、初めの未処理細胞のグリコースオ
キシターゼ活性の歌%を有する126夕の非可動化湿潤
細胞を得た。実施例 2 実施例1で製造したA.ニガー菌湿潤細胞(グルコース
オキシターゼ活性=23単位/100の9)の600の
oを20泌のアセトニトリルに含めて得たスラリーに、
600の9の塩化メタクリルオイルと400moのトリ
ェチルアミンとを同時に加えた。
室温で2時間凝拝し、ついで20のこの水に入れた(冊
は6.03になった)。窒素下これに1.3夕のN・N
′−メチレンビスアクリルアミド、750雌のメタクリ
ル酸メチル及び300雌のアクリル酸を加えた。PHを
67に調整し、0.5泌のジメチルアミノプロピオニト
リルと250の9の過硫酸アンモニウムとで処理した。
2時間後に更に150の9の過硫酸アンモニウムで処理
し、1時間縄拝した。
等体積の水を加え、遠心分離した。残澄を炉取し、水で
洗って、最初の未処理細胞のグルコースオキシターゼ活
性の78%を有する32.25夕の非可動化湿潤細胞を
得た。実施例 3実施例1の非可動化湿潤細胞(47.
3夕)を、10夕のグルコースを含む100私の水溶液
に入れ、室温で通気しながら21時間渡洋した。
グルコン酸とデルターグルコノラクトンとの混合物に9
9%が変えられ、又最初の酵素活性の75%が回収され
た。この酸化を、実施例2の非可動化湿潤細胞の30夕
を、2夕のグルコースを含む20の【の水溶液中で使用
して繰り返し、上記に匹敵する転化率と酵素活性回収率
とを得ることができた。実施例 4乳酸カゼイン基質で
28℃、pH6.8〜7.0の液内好気条件下で発育さ
せたプロテウス レツトゲリ菌(ATCC9250:フ
ァイザー培養菌FD(8470−76一60)発酵肉汁
を遠心分離し、細胞を水で再スラリー化し、ついで絞り
半乾燥ペーストにした。
この湿潤細胞(乾燥重量7.5多)を100地の水に入
れてスラリ−を得、これに4夕の25重量%グルタルア
ルデヒド水溶液を加えた。PH7.0で3時間鷹拝し、
ついで遠心分離した。処理細胞を100似の水に再浮遊
させ、濃伴しながら実施例1のメタクリル酸グリシジル
ポリマ−の7.5夕を加えた。斑7.0、室温で30時
間蝿拝した。得た固体を炉取し、水で洗い、使用するま
で湿潤ケーキとして貯蔵した。この非可動化細胞は、ペ
ニシリンGの6ーアミ/べニシラン酸への転化率により
測定して最初の未処理細胞の活性の65%を有していた
。実施例 5実施例4の非可動化プロテウス レットゲ
リ菌細胞の20夕(乾燥ベースで5.0多)を500の
‘の水に入れて得た軸8.0、37℃のスラリーに、5
夕のペニシリンGカリウムを加えた。
INNaOHをモニターしながら添加してpHを8.0
に維持し、加水分解を3時間後に完了した。得た非可動
化細胞を炉取し、水で洗い、使用するまで湿潤ケーキと
して貯蔵した。炉液を州HCIでPH2に調整し、酢酸
エチルで抽出した。得た水層をがNaOHでPH4.3
に調整し、濃縮し、冷却して白色結晶固体を得た。この
結晶固体を炉取し、水で洗い、嵐乾して2.17夕(収
率75%)の精製6−アミノベニシラン酸を得た。20
回加水分解した後も非可動化細胞は最初の非可動化細胞
(実施例4)のペニシリンアシラーゼ活性の約50%を
保持していた。
実施例 6 3.6夕のメタクリル酸ブロムアセチルヒドロキシェチ
ルを15私の水に入れ、窒素下蝉拝したものに375の
9のN・N′−メチレンビスアクリルアミドを加えた。
5℃にまで冷却し、0.25のジメチルアミノプロピオ
ニトリルと滋倣の過硫酸アンモニウムとで処理した。重
合が始まるまで室温でゆっくりと燈拝した。ついで蝿梓
装置を停止し、反応混合物を室温で2時間放置した。得
られたスラリーを25私の水で希釈し、炉過した。得た
ケーキを水で洗い、風乾して3.7夕の粒状ポリマーを
得た。実施例4で発育・軍離し、水を絞った湿潤プロテ
ウス レットゲリ菌細胞を、50の‘の水に0‘8夕の
25重量%グルタルアルデヒド水溶液を含めて得た溶液
に入れた。得た浮遊液をpH7.0に調整し、室温で3
時間欄辞し、遠心分離した。この処理細胞を50泌の水
に再スラリーし、半乾燥ペーストに圧した。この処理細
胞の10夕と209のメタクリル酸ブ。
ムアセチルヒドロキシエチルポリマーを120地の水に
浮遊させ、室温、pH7.0で3斑時間燭拝した。炉過
し、得たケーキを水で洗って、最初の未処理細胞のペニ
シリンアシラーゼ活性の75%を有する36.8夕の非
可動化湿潤細胞を得た。実施例 7 実施例6の非可動化湿潤細胞の46夕をPH8.0、3
70の500の【の水を含めた得たスラリ一に5夕のペ
ニシリンGカリウムを加えた。
INNaOHをモニターしながら添加してpHを8.0
に維持し、加水分解を3時間後に完了した。非可動化細
胞を炉取し、水で洗い、使用するまで湿潤ケーキとして
貯蔵した。州HCIで炉液をpH2に調整し、酢酸エチ
ルで抽出した。得た水層を州NaOHでPH4.3に調
整し、濃縮し、冷却して結晶6−アミ/べニシラン酸を
得た。実施例 8 実施例1の処理済のA.ニガー細胞の25夕と2夕のメ
タクリル酸グリシジルとを60の‘の水に浮遊させ、7
℃で17時間理拝した。
ついでこの浮遊液を、40の‘の水に2.2夕のN・N
−メチレンビスアクリルアミド、2泌のスチレン、45
0の3のメタクリル酸メチル、0.5の‘のジメチルア
ミノプロピオニトリル及び1.5夕のメタクリル酸2−
ヒドロキシ−3−〔1一(4ーメチルピベラジニル)〕
−プロピルを含めて得たpH6.8の混合物に加えた。
窒素下20倣oの過硫酸アンモニウムで処理し、室温で
3時間損拝した。反応団体を炉駁し、水で洗い、最初の
未処理細胞のグルコースオキシターゼ活性の75%を有
する43.6夕の非可動化湿潤細胞を得た。実施例 9 20夕のグルコースを含む200のとの水溶液に実施例
8の非可動化湿潤細胞(28.3のを入れ、通気しなが
ら室温で21時間縄拝した。
グルコン酸とデルターグルコノラクトンとの混合物が収
率80%で得られた。反応スラリ−を炉過し、得た固体
を水で洗って、最初の酵素活性の82%を有する28夕
のきE可動化繊酒細胞を得た。実施例 10 実施例4と同機に発育・軍離し、水を絞った5夕の湿潤
プロテウス レットゲリ菌細胞と実施例1のメタクリル
酸グリシジルポリマーの10夕とを65机‘の水に浮遊
させ、室温で24時間燈拝した。
炉過し、炉過ケーキを水で洗って、最初のペニシリンア
シラーゼ活性の62%を有する26.9夕の非可動化湿
潤細胞を得た。この非可動化細胞(25夕:乾燥細胞の
重量は1夕)を、0.4夕の25重量%グルタルアルデ
ヒドを50の【の水に含めて得た溶液に入れた。
得た浮遊液をpH7.0に調整し、室温で3時間額拝し
た。得たスラリーを炉過し、炉過ケーキを水で洗って、
未処理非可動化細胞のペニシリンアシラーゼ活性の79
%を有する23.2夕の非可動化湿潤細胞を得た。実施
例 11実施例10の処理済の非可動化湿潤細胞の12
夕をPH8.リ370の100の‘の水に含めて得たス
ラリーに1夕にペニシリンGカリウムを加えた。
INNaOHをモニターしながら添加してpHを8.0
に維持し、反応を3時間後に完了した。得た非可動化細
胞物質を炉取し、水で洗い、使用するまで湿潤ケーキと
して貯蔵した。炉液を州HCIで斑2に調整し、酢酸エ
チルで抽出した。得た水層を州NaOHで柑4.3に調
整し、濃縮し、冷却して、結晶6一APAを得た。0実
施例 12 実施例1と同様に発育・軍離したAニガ−菌細砲(20
夕;乾燥重量4夕)と8夕のメタクリル酸グリシジルと
を100の‘の水に浮遊させ、pH7.5に調整し、室
温で18時間振とうした。
N・N′−メタチレンビスアクリルアミド(1.5夕)
を加え、得たスラリ−を窒素化18分蝿拝し、ついで5
℃にまで冷却し、150のoの過硫酸アンモニウムと1
の‘のジメチルアミ/プロピオニトリルとで処理し、周
囲温度で3時間蝿拝した。生じた反応固体を炉取し、水
で洗って、最初のグルコースオキシターゼ活性の62%
を有する71夕の非可動化湿潤細胞を得た。この非可動
化細胞(18夕;乾燥細胞重量1夕)を、0.4夕の2
5重量%グルタルアルデヒド水溶液を100の‘の水に
含めて得た水溶液に入れた。
pHを7.0に調整し、室温で3時間蝿拝した。生じた
固体を炉取し、水で洗って、グルタルアルデヒド処理前
の非可動化細胞のグルコースオキシターゼ活性の75%
を有する17.3夕の非可動化湿潤細胞を得た。実施例
13 実施例12の処理済の非可動化湿潤細胞(14夕)を、
1.5夕のグルコースを含む15の‘の水溶液に入れ、
通気しながら室温で21時間蝿拝し、実施例3に匹敵す
るグルコン酸転化率と酵素活性回収率とを得た。
実施例 14 グルコース基質で28qo、pH6.8〜7.0の液内
好気条件で発育させた発酵肉汁からロドトルラグラチリ
ス菌(NRRLYIO91;フアィザ−培養菌FD65
21)細胞を遠心分離により軍離した。
50夕の洗浄細胞を250地の水に入れ、実施例1の5
夕のメタクリル酸グリシジルポリマーで処理した。
室温で2畑時間縄拝した。生じた浮遊液を炉遇し、炉過
ケーキを水で洗って、最初のフェニルアラニン アンモ
ニアーリアーゼ活性の49%を有する63夕の非可動化
湿潤細胞を得た。実施例 15 2.25夕のトランス桂皮酸、652のoの塩化アンモ
ニウム及び3.3の‘の濃水酸化アンモニウムを含む3
0私の水に実施例14の14.74夕の非可動化湿潤細
胞を浮遊させ、pH9.5に調整した。
370で1朝時間振とうし、回収桂皮酸に基づき約90
%の収率でL−フェニルアラニンを得た。
反応固体を炉取し、水で洗って、最初のフェニルアラニ
ン アンモニアーリアーゼ活性の77%を有する14夕
の非可動化湿潤細胞を得た。標準方法を使って炉液から
L−フェニルアラニンを単離した。実施例 16 実施例14と同機に発育・軍離した40夕の洗浄ロドト
ルラ グラチリス菌細胞と8夕のメタクリル酸グリシジ
ルとを80の‘の水に浮遊させ、pHを7.2に調整し
、室温で1.虫時間渡洋した。
N・N′ーメチレンビスアクリルアミド(1.5夕)を
加え、生じたスラリーを窒素下で1び分雌拝し、ついで
5℃にまで冷却し、150級の過硫酸アンモニウムと1
私のジメチルアミノプoピオニトリルとで処理し、室温
で3時間燈拝した。この最終反応スラリーを水で希釈し
、炉過した。得たポリマーケーキを水で洗い、最初のフ
ェニルアラニンアンモニアーリアーゼ活性の44%を有
する62.3夕の非可動化湿潤細胞を得た。実施例 1
7 実施例16の15夕の非可動化湿潤細胞を、1.12夕
のトランス−桂皮酸、320の9の塩化アンモニウム及
び1.6叫の濃水酸化アンモニウムを含む30の‘の水
に浮遊させ、pHを9.5に調整した。
37℃で18時間振とうして、実施例15に匹敵するL
ーフェニルアラニンを形成した。
実施例 18 実施例4と同様に発育・軍離し、水が絞った15夕のプ
ロテウス レットゲリ菌湿潤細胞と、実施例1の30夕
のメタクリル酸グリシジルポリマ−とを100の‘の水
に浮遊させ、室温、pH7で1糊時間櫨拝した。
この浮遊液をついで遠心分離し、固体を水で洗って、最
初のペニシリンアシラーゼ活性の100%を有する10
0夕の非可動化湿潤細胞を得た。この非可動化湿潤細胞
の25夕をPH8.0、370の70舷の水に入れてス
ラリーとし、これに1夕のペニシリンGカリウムを加え
た。INNaOHをモニターしながら添加して餌を8.
0に維持して加水分解を3時間で完了した。ついで炉過
し、炉取した非可動化細胞を水で洗い、使用するまで湿
潤ケーキとして貯蔵した。しかし、わずか2回加水分解
に使用した後、この細胞は最初の細胞のペニシリンアシ
ラーゼ活性の15%を有するにすぎなかったので、6−
アミノベニシラン酸製造に対する有効性は実施例4の非
可動化細胞ほどではなかった。実施例 1925夕のメ
タクリル酸2−ヒドロキシェチルを100の‘の水に入
れ、これに臭化シアン(12.5夕)の水(100机上
)溶液を加えた。
印NaOHで直ちにpHilに調整して反応温度を4が
0に上げ、もはや塩基が必要なくなるまで斑をその値に
維持した。ついで室温にまで冷却し、pH6.5に調整
し、これを、凍結乾燥前に前もって実施例4と同様に発
育・単離した50夕のプロテウス レットゲ1」菌凍結
乾燥細胞を500の【の水に入れて得たスラリ−で処理
した。得た浮遊液を4粉ご損梓した。ついで25夕のア
クリルアミドと2.5夕のN・N′ーメチレンビスアク
リルアミドとを加え、15分間燭拝し、4℃にまで冷却
し、4の上のジメチルアミノプロピオニトリルと425
の9の過硫酸アンモニウムとで処理した。放置して室温
にまで温ため、更に1時間放置した。ついでワーリング
ブレンダーでブレンドし、遠心分離した。得たゲル状遠
心分離固体を水に再浮遊させ、再遠心分離し、水で洗い
、凍結乾燥して、最初のべニシIJンァシラーゼ活性の
19%を有する112夕の非可動化乾燥細胞を得た。実
施例 20実施例4と同様に発育・単離し、水を絞った
プロテウス レツトゲリ菌湿潤細胞の20夕を80Mの
水に浮遊させ、これに1夕の25重量%グルタルアルデ
ヒド水溶液と10夕のメタクリル酸グリシジルとを加え
た。
柵6.8に調整し、室温で2時間櫨拝した。ついで窒素
下1.9夕のN・N′ーメチレンビスアクリルアミドと
2の【のジメチルアミノプロピオニトリルとで処理し、
pH7に調整し、200の9の過硫酸アンモニウムで処
理した。このように処理比織機歩鰯糊、小で室温‘こ・
歩間放置した。
固体を炉取し、水で洗って、未処理細胞の最初のペニシ
リンアシラ−ゼ活性の54%を有する81.3夕の非可
動化湿潤細胞を得た。この非可動化湿潤細胞は実施例7
に記載した様に、ペニシリンGカリウムを6−アミノベ
ニシラン酸に変えるのに役立ち、また実施例7に匹敵す
る結果を与えた。実施例 21 蛋白水解物基質で28oo、pH6〜8の液内好気条件
下で発育させたバクテリゥム カバベリス菌(ATCC
9760:ファイザー培養菌FD24016)発酵肉汁
を遠D分離し、ついで菌細砲を水に再スラリー化し、水
を絞って半乾燥ペーストとした。
この湿潤細胞で乾燥重量7.5夕)を100の‘の水に
入れてスラリーを得、これに4夕の25重量%グルタル
アルデヒド水溶液を加えた。pH7で約2時間凝拝し、
ついで遠心分離した。この処理細胞を100柵の水に再
浮遊させ、実施例1の7.5のメタクリル酸グリシジル
ポリマーを婿拝しながら加えた。約pH7.止 室温で
3び分煙拝した。固体を炉取し、水で洗い、使用するま
で湿潤ケーキとして貯蔵した。実施例 22 フマール酸(1209)を140の‘の濃水酸化アンモ
ニウムに加えた。
水酸化アンモニウムによりpH8.5に調整し、水で6
00の【の量とした。7000仏のァスパルテートアン
モニアーリパーゼ活性を有する実施例21の非可動化細
胞を加え、370で4時間壇拝した。
生じたスラリーを炉過し、炉液を硫酸でpH2.8に調
整したらアスパルギン酸が沈殿した。本発明の好適具体
例は次のように要約できる。‘1} 上記細胞はグルコ
ースオキシターゼ、ペニシリンアシラーゼ、フエニルア
ラニンアンモニアリアーゼおよびアスパルテートアンモ
ニアリアーゼのうちの1つの酵素を有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の組成物。【2} 上記
細砲にはグルコースオキシターゼ、ペニシリンアシラー
ゼ、フエニルアラニンアンモニアリアーゼおよびアスパ
ルテートアンモニアリアーゼのうちの1つの酵素を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非可動化微生物細胞からなる組成物であつて:該細
    胞は式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1は水素、メチルまたはクロル;Wは▲数式
    、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR_2はヒドロキシ、ハロ、アジド、2・3−
    エポキシプロポキシ、2・3−エピチオプロポキシ、N
    −(2・3−エポキシプロピル)アミノ、N−〔p−(
    ジアゾニウムクロリド)フエニル〕アミノ、アクリロイ
    ルオキシ、低級アルコキシカルボニルオキシまたはベン
    ゼンスルホニルオキシ; Xは酸素またはNR_3(R
    _3は水素または炭素数1〜6のアルキル); Yは炭
    素数2〜3のアルキレン; nは1ないし2の整数; Zは水素、ハロアセチル、2−(4・6−ジクロル)
    −s−トリアジニル、p−トルエンスルホニル、p−(
    ハロメチル)ベンゾイルまたはシアノ; X′は酸素ま
    たはNR_3(ここでR_3は上記定義のとおりである
    )であるが、Zがp−トルエンスルホニルであるときX
    ′は酸素である〕のモノマーから誘導される水不溶性粒
    状ポリマーに共有結合されていることを特徴とする組成
    物。 2 微生物細胞を非可動化する方法であつて:該細胞を
    水性培地中で式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1は水素、メチルまたはクロル;Wは▲数式
    、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR_2はヒドロキシ、ハロ、アジド、2・3−
    エポキシプロポキシ、2・3−エピチオプロポキシ、N
    −(2・3−エポキシプロピル)アミノ、N−〔p−(
    ジアゾニウムクロリド)フエニル〕アミノ、アクリロイ
    ルオキシ、低級アルコキシカルボニルオキシまたはベン
    ゼンスルホニルオキシ; Xは酸素またはNR_3(R
    _3は水素または炭素数1〜6のアルキル); Yは炭
    素数2〜3のアルキレン; nは1ないし2の整数; Zは水素、ハロアセチル、2−(4・6−ジクロル)
    −s−トリアジニル、p−トルエンスルホニル、p−(
    ハロメチル)ベンゾイルまたはシアノ; X′は酸素ま
    たはNR_3(ここでR_3は上記定義のとおりである
    )であるが、Zがp−トルエンスルホニルであるときは
    X′は酸素である)のモノマーあるいはその粒状付加重
    合体と接触させて上記モノマーまたは重合体のアミノ反
    応体基と共有結合を形成させ、モノマーが使用された場
    合は続いて該モノマーを交叉結合モノマーおよび重合開
    始剤の存在下に重合化させ、R_2がヒドロキシである
    かまたはZが水素である場合該モノマーまたはポリマー
    は上記細胞との反応の前にカルボン酸活性化試薬または
    式ハロゲン−Z(Zは水素以外の上記定義のもの)の化
    合物との反応により活性化されることを特徴とする方法
JP50036670A 1974-03-27 1975-03-26 非可動化微生物細胞組成物及び微生物細胞の非可動化法 Expired JPS6023837B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/455,143 US3957580A (en) 1974-03-27 1974-03-27 Immobilized microbial cells
US455143 1999-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50132173A JPS50132173A (ja) 1975-10-20
JPS6023837B2 true JPS6023837B2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=23807583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50036670A Expired JPS6023837B2 (ja) 1974-03-27 1975-03-26 非可動化微生物細胞組成物及び微生物細胞の非可動化法

Country Status (31)

Country Link
US (1) US3957580A (ja)
JP (1) JPS6023837B2 (ja)
AR (1) AR207971A1 (ja)
AT (1) AT342541B (ja)
BE (1) BE827033A (ja)
BG (1) BG27095A3 (ja)
CA (1) CA1036087A (ja)
CH (1) CH610908A5 (ja)
CS (1) CS194220B2 (ja)
DD (1) DD119598A5 (ja)
DE (1) DE2513929C2 (ja)
DK (1) DK140640B (ja)
ES (1) ES435992A1 (ja)
FI (1) FI54608C (ja)
FR (1) FR2265758B1 (ja)
GB (1) GB1478272A (ja)
HU (1) HU173101B (ja)
IE (1) IE40705B1 (ja)
IN (1) IN140732B (ja)
IT (1) IT1032467B (ja)
LU (1) LU72150A1 (ja)
NL (1) NL183098B (ja)
NO (1) NO144220C (ja)
PH (1) PH12137A (ja)
PL (1) PL94936B1 (ja)
RO (1) RO76216A (ja)
SE (1) SE431346B (ja)
SU (1) SU608479A3 (ja)
TR (1) TR19298A (ja)
YU (1) YU70975A (ja)
ZA (1) ZA751481B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244285A (en) * 1975-10-02 1977-04-07 Norin Suisansyo Shokuhin Sogo Kenkyusho Method of treating microbial cells containing glucose isomerase
JPS5296791A (en) * 1976-02-09 1977-08-13 Japan Atom Energy Res Inst Preparation of composition including enzymes or microorganisms
US4078971A (en) * 1976-03-31 1978-03-14 Temple University Bound, active cellular organelles and method of producing same
US4287305A (en) * 1976-06-30 1981-09-01 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Microorganism immobilization
DK146942C (da) * 1978-04-19 1984-07-30 Novo Industri As Fremgangsmaade til fremstilling af et immobiliseret enzymprodukt
US4246346A (en) * 1978-09-05 1981-01-20 Aktiebolaget Fermenta Antibiotic and steroid transformation process
EP0010243B1 (de) * 1978-10-13 1981-09-30 Bayer Ag Verfahren zur Aufarbeitung von Biomassen; modifizierte Biomassen und deren Verwendung
US4241185A (en) * 1979-02-23 1980-12-23 The Great Western Sugar Company Method of stabilizing α-galactosidase
EP0015473A1 (de) * 1979-02-28 1980-09-17 F. HOFFMANN-LA ROCHE & CO. Aktiengesellschaft Verfahren zum Immobilisieren von Zellen
IT1141249B (it) * 1980-02-28 1986-10-01 Italfarmaco Spa Procedimento per la preparazione di copolimeri di polisaccaridi supprotanti attivita' enzimatica,e copolimeri cosi' ottenuti
US4600692A (en) * 1983-02-10 1986-07-15 Purification Engineering, Inc. Immobilized cells for preparing phenylalanine
US4578354A (en) * 1983-05-09 1986-03-25 Pfizer Inc. Immobilization of catalytically active microorganisms in agar gel fibers
US4636466A (en) * 1983-10-31 1987-01-13 Genex Corporation Phenylalanine ammonia lyase-producing microbial cells
US4584273A (en) * 1983-10-31 1986-04-22 Genex Corporation Method for the production of phenylalanine ammonia-lyase by fermentation
IL74259A0 (en) * 1984-02-06 1985-05-31 Surface Concepts Pty Ltd Improved method for cell culture
GB8526743D0 (en) * 1985-10-30 1985-12-04 Shell Int Research Sour gas treatment process
CH666131A5 (fr) * 1985-10-31 1988-06-30 Battelle Memorial Institute Support a phase solide muni d'un composant destine a participer a une reaction dans une phase liquide.
US4869826A (en) * 1987-09-01 1989-09-26 Process Biotechnology, Inc. Cellular adsorbents for removal of viral contaminants from blood and complex protein solutions
US4954440A (en) * 1988-06-16 1990-09-04 The Standard Oil Company Production of polysaccharides from filamentous fungi
US5413916A (en) * 1993-12-29 1995-05-09 Hach Company Colorimetric toxicity test
AU2001231155A1 (en) * 2000-01-25 2001-08-07 Hugh Mctavish Microbes and methods for remediation

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3282702A (en) * 1963-07-16 1966-11-01 Union Carbide Corp Process for removing hydrogen peroxide from liquids
GB1174854A (en) * 1967-07-07 1969-12-17 Miles Lab New Biologically Active Conjugates
US3779869A (en) * 1971-05-13 1973-12-18 Miles Lab Enzyme stabilization
AT317424B (de) * 1971-06-09 1974-08-26 Boehringer Mannheim Gmbh Verfahren zur Herstellung von trägergebundenen Proteinen
JPS5617073B2 (ja) * 1971-10-28 1981-04-20
US3841970A (en) * 1972-12-19 1974-10-15 Gulf Research Development Co Immobilized enzymes

Also Published As

Publication number Publication date
ES435992A1 (es) 1976-12-16
PL94936B1 (ja) 1977-09-30
DE2513929A1 (de) 1975-10-09
FI750890A (ja) 1975-09-28
BE827033A (fr) 1975-09-22
CH610908A5 (ja) 1979-05-15
NO750867L (ja) 1975-09-30
US3957580A (en) 1976-05-18
AU7900275A (en) 1976-09-16
ZA751481B (en) 1976-02-25
IT1032467B (it) 1979-05-30
SE431346B (sv) 1984-01-30
NO144220B (no) 1981-04-06
DK140640C (ja) 1980-03-31
CS194220B2 (en) 1979-11-30
IN140732B (ja) 1976-12-18
ATA232875A (de) 1977-08-15
AR207971A1 (es) 1976-11-22
FR2265758B1 (ja) 1979-01-05
DD119598A5 (ja) 1976-05-05
FR2265758A1 (ja) 1975-10-24
RO76216A (ro) 1981-06-21
FI54608C (fi) 1979-01-10
DK130175A (ja) 1975-09-28
IE40705L (en) 1975-09-27
HU173101B (hu) 1979-02-28
CA1036087A (en) 1978-08-08
SE7502470L (ja) 1975-09-28
SU608479A3 (ru) 1978-05-25
JPS50132173A (ja) 1975-10-20
FI54608B (fi) 1978-09-29
IE40705B1 (en) 1979-08-01
NO144220C (no) 1981-07-29
GB1478272A (en) 1977-06-29
DK140640B (da) 1979-10-15
AT342541B (de) 1978-04-10
BG27095A3 (ja) 1979-08-15
NL7503319A (nl) 1975-09-30
DE2513929C2 (de) 1985-07-18
PH12137A (en) 1978-11-07
NL183098B (nl) 1988-02-16
TR19298A (tr) 1978-11-01
YU70975A (en) 1983-02-28
LU72150A1 (ja) 1976-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6023837B2 (ja) 非可動化微生物細胞組成物及び微生物細胞の非可動化法
US4486549A (en) Process for preparing an amino group-containing polyacrylonitrile polymer
US4478976A (en) Water-insoluble protein material, its preparation and its use
Chibata et al. Use of immobilized cells
RU2188864C2 (ru) Нитрилаза, штамм rhodococcus rhodochrous - продуцент нитрилазы (варианты), способ получения акрилата аммония, способ детектирования нитрила, способ очистки полимера
CA1153965A (en) Immobilization of biocatalysts
Chibata et al. [50] Production of l-aspartic acid by microbial cells entrapped in polyacrylamide gels
US4061867A (en) Acrylate ester derivatives
Bahulekar et al. Immobilization of penicillin G acylase on functionalized macroporous polymer beads
US4066505A (en) Process for extracting a polypeptide from an aqueous solution
Švec et al. Immobilization of amyloglucosidase on poly [(glycidyl methacrylate) co (ethylene dimethacrylate)] carrier and its derivatives
FI103806B (fi) Menetelmä kefalosporiinijohdannaisten saattamiseksi jatkuvatoimisesti reagoimaan glutaryyli-7-aminokefalosporiinihappojohdannaisiksi
CA1215336A (en) Immobilization of catalytically active microorganisms in agar gel fibers
US4113566A (en) Process for preparing 6-aminopenicillanic acid
KR800000587B1 (ko) 미생물세포의 비이동화 방법
JPH034575B2 (ja)
JPH08154691A (ja) アミド化合物の製造方法
EP0195304A2 (en) Stabilization of intracellular enzymes
US3536587A (en) Enzyme resin and a process for the preparation thereof
Chibata et al. Applications of immobilized enzymes and immobilized microbial cells for L-amino acid production
JPS5948079A (ja) 固定化酵素及びその製造方法
KR830001446B1 (ko) 고정화효소법에 의한 6-아미노 페니실란산의 제법
JPS58152486A (ja) 酵素反応方法
JPS6022920B2 (ja) 固定化酵素法による6―アミノペニシラン酸の製法
JPS59154988A (ja) 固定化酵素