JPS6023830B2 - たばこの香喫味品質改良法 - Google Patents

たばこの香喫味品質改良法

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JPS6023830B2
JPS6023830B2 JP6937181A JP6937181A JPS6023830B2 JP S6023830 B2 JPS6023830 B2 JP S6023830B2 JP 6937181 A JP6937181 A JP 6937181A JP 6937181 A JP6937181 A JP 6937181A JP S6023830 B2 JPS6023830 B2 JP S6023830B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製造用たばこまたはたばこ以外の植物の有機溶
剤抽出物のメチルエーテル化処理品をたばこ製造用原料
たばこまたは材料品に添加してたばこの異臭、異味を抑
制しすぐれた香喫味を付与することを特徴とするたばこ
の香喫味品質改良法である。
たばこの抽出物は青くさいにおし、を伴った樹脂臭があ
り、その成分は樹脂、パラフィン、ワックス、フェノー
ル類、酸類等を多く含むA−フラクションと蛋白質、ア
ミノ酸、ポリフェノール、糖類などを多く含むBーフラ
クションに分けることができ〔日本専売公社中央研究所
研究報告、第88巻、第1〜22頁(1953王)〕、
このA−フラクションについてはェステル化処理を、ま
たBーフラクションについては函硝酸処理したものをた
ばこに添加することにより、たばこのにおし、、味、緩
和性、のみごたえについてかなり有効であることを本発
明者らは先に発見している〔特許第61093y号(昭
和48年6月29日)〕。
特許第610鱗計号の方法でたばこエキスを製造する場
合、たばこのアルコール抽出物を濃縮し、nーヘキサン
と水を加えて猿とうしてn−へキサン可溶部(Aーフラ
クション)と水可溶部(Bーフラクショソ).に分けて
いたが、本発明者らはアルコール等の親水性有機溶剤抽
出の場合、n−へキサンと水で振とうする工程でnーヘ
キサンの代りに極性の高い疎水性有機溶剤例えばクロロ
ホルム、ジクロルメタン、エチルエーテル、酢酸エチル
等で振とうしてA2−フラクションを集め、水可溶部は
B2ーフラクションとした。
B2−フラクションは加水分解を行ったのち、疎水性有
機溶剤で再抽出してんーフラクションを集め、有機溶剤
不落部の水溶液はB3−フラクションとした。ん−およ
びA3−フラクションはそれぞれまたは混合してからメ
チルエーテル化処理を行うことにより、たばこらしい香
味がすっきり出て、青くささ、渋味、辛味が減少してや
わらかいふくらみが増し、Aーフラクションのェステル
化処理品よりすぐれた香喫味になることを発見した。ま
た前述のたばこエキスを製造する際、親水性有機溶剤の
代りに疎水性有機溶剤で直接抽出した有機溶剤可溶部を
ん−フラクションとし、この抽出残澄を加水分解反応を
伴う抽出を行ない、次にこの抽出物を疎水性有機溶剤で
再抽出して得られる有機溶剤可溶部をA5ーフラクショ
ンとし、また有機溶剤不溶部の水溶液をB4ーフラクシ
ョンとした。ん−フラクシヨン、A5ーフラクシヨンに
ついてもそれぞれまたは混合してからメチルエーテル化
処理することにより、A−フラクションのェステル化処
理品よりもすぐれた香喫味効果を有することが認められ
た。また、さらにたばこエキスを製造する際、加水分解
反応を伴う抽出を行ない。この抽出液を疎水性有機溶剤
で再抽出して得られるん−フラクションについてもメチ
ルエーテル化処理することにより、A−フラクションの
ェステル化処理品よりすぐれた香喫味効果を有する事が
認められた。本発明者らは、このような知見に基づいて
たばこ以外の植物の抽出物についてもA2−、ん−、ん
−、ん−、ん−フラクションのメチルェーブル化処理を
行い、無処理品と香喫味を比較したところ、たばこの場
合と同様にメチルエーテル化処理品はいずれも植物個有
の特有な香味が強く出て、青くささ、渋味、ぎらつき、
えぐみがかなり減少してやわらかくふくらむというすぐ
れた香喫味効果を発揮することを見し、出した。
一方、B3−フラクションは水酸化カルシウムで弱アル
カリ性にして水蒸気蒸留を行ってニコチンを除去したの
ち後酸で中和し、析出する結晶をろ則し濃縮して得られ
るB3−フラクションの脱ニコチン処理品と84−フラ
クションをそのまま濃縮して得られたエキスは、特許第
61093叫号に記載されている8−フラクションの亜
硝酸処理品と比較して香喫味において同等の香喫味品質
を有することが管熊検査によって判定され、全てのフラ
クションが有効利用できることから本発明を完成するに
至った。たばこエキスのB−フラクション中に含有され
る成分には、ポリフェノール類およびその配糖体〔Ch
emicalReviews、p153(1968)〕
ならびに糖類などがあり、またたばこ以外の植物にも類
似成分が含有されており、これらの成分のうちフェノー
ル類およびポリフェノール類とその配糖体等は加水分解
を行う事により疎水性有機溶剤に溶解し、フェノール類
、酸類等がA3ーフラクションに集まってくる。
また、たばこ以外の植物エキスのA2−、A4−フラク
ションにはたばこ成分と類似する樹脂類、ワックス類、
パラフィン類、フェノール類、醗類等が含有され、A3
一、公一、A6−フラクションにも共通する類似成分が
多い。類似成分のうち、とくにフェノール類は例えばア
ルコール抽出物のAーフラクションのたばこエキス中に
約10〜15%含有されており、このフェノール類がた
ばこ香喫味に及ぼす影響は長所、短所をもち、例えば在
来種たばこエキス中のフェノール類は鰹量感、ふくらみ
をもつ反面、やにくさい薬品臭や渋味、ざらつき、苦味
を有し、バーレ一種たばこエキス中のフェノール類は複
雑なたばこ香味を付与する反面、渋味、苦味、ギらつき
を有してあと味のわるいいやみが出る。また、黄色種た
ばこエキス中のフェノール類は鰹量感をもつ反面、苦味
、えぐみがあってのど越しが悪い。一方、たばこおよび
たばこ以外の植物のB−フラクション中に含有されるポ
リフェノール類は共通して渋味、苦味、えぐみ、後味に
残るいやみが出てたばこ香喫味において悪影響を及ぼす
ことが多い。かかる事実から、たばこに使用するたばこ
エキスを含む各種植物エキスの香喫味品質を向上させる
ため、エキス中に含有されるフェノール類およびポリフ
ェノール類の有効利用に重点をおいて鋭意研究を重ねて
きた結果、フェノール性水酸基をジメチル硫酸やョウ化
メチル等の試薬で化学処理してメチルエーテル化反応を
行うことによって、たばこ香喫味の欠点を抑制して長所
はそのまま活用できる処理方法を開発するに至ったもの
である。本発明の処理方法についてさらに詳細に説明す
れば、たばこおよびたばこ以外の植物の親水性有機溶剤
例えばメチルアルコール、エチルアルコール、ァセトン
等の抽出物に水および疎水性有機溶剤例えばクロロホル
ム、ジクロルメタン、エチルエーテル等を加えて激しく
振とうして疎水性有機溶剤可溶部(A2ーフラクション
)と水可溶部(&ーフラクション)に分ける。B2−フ
ラクションは塩酸等の酸類を用いて常法による加水分解
反応を行うほか、加水分解酵素の8−グルコシターゼ等
を加えて行う方法でもかまわない。さらに、この酵素の
加水分解反応時に同時に蛋白分解酵素(プロテアーゼ)
、でん粉質分解酵素のアミラーゼ等を加えることにより
加水分解することができる。加水分解後、疎水性有機溶
剤例えばクロロホルム、ジクロルメタン、エチルエーテ
ル、酢酸エチル等で抽出し、得られた有機溶剤可溶部(
A3−フラクション)と水可溶部(B3−フラクション
)に分け、ん−フラクションは有機溶剤を蟹去後、ジメ
チル硫酸もしくはョウ化メチルを加えてメチルエーテル
化反応を行ってんーフラクションのメチルエーテル化処
理品を得る。水可溶部のB3−フラクションは酸類を除
去するか、加熱等により酵素を不活性化させ、水酸化カ
ルシウムで弱アルカリ性にし、水蒸気蒸留によって遊離
ニコチンを除去したのち鯵酸で中和し、析出する後酸カ
ルシウムをろ別してB3−フラクションの脱ニコチン処
理品とする。さらに疎水性有機溶剤可溶部のん−フラク
ションについては、溶剤を蟹去後、ジメチル硫酸もしく
はョゥ化メチルを加えて反応させるとん−フラクション
のメチルエーテル化処理品が得られ、メチルエーテル化
する際にA3−フラクションを混合して行なってもよい
たばこまたはたばこ以外の植物を抽出する時、アルコー
ル等の親水性有機溶剤の代りに疎水性有機溶剤例えばク
ロロホルム、ジクロルメタン、エチルエーテル、酢酸エ
チル等で抽出し、有機溶剤可溶部(へ−フラクション)
を得る。また、この抽出残澄に水と多価アルコール例え
ばグリセリン、プロピレングリコール、1・3−ブチレ
ングリコール等を加え加水分解反応を伴う抽出を行う。
この時の加水分解反応には、B2−フラクションの場合
と同じく塩酸等の酸類を用いて行うか加水分解酵素など
を用いる事ができる。得られた抽出物をさらに疎水性有
機溶剤例えばクロロホルム、ジクロルメタン、エチルエ
ーテル、酢酸エチル等で再抽出し、有機溶剤可溶部(ん
ーフラクション)と有機溶剤不溶部(&−フラクション
)を得る。A4一およびん−フラクションはそれぞれ有
機溶剤を留去し、前述同様にジメチル硫酸もしくはョゥ
化メチルを加えて反応させるとん−およびん−フラクシ
ョンのメチルエーテル化処理品を得る事ができる。また
、メチルエーテル化する際にへ−フラクションとA5ー
フラクションを混合してもよい。さらに、たばこまたは
たばこ以外の植物に水と多価アルコール例えばグリセリ
ン、プロピレングリコール、1・3ーブチレングリコー
ル等を加え加水分解反応を伴う抽出を行う。この時の加
水分解反応はA5−フラクションの場合と同様に行う事
ができ、得られた抽出液に疎水性有機溶剤例えばクロロ
ホルム、ジクロルメタン、エチルエーテル、酢酸エチル
等で再抽出し、有機溶剤可溶部(んーフラクション)を
得る。A6−フラクションは有機溶剤を函去し、同様に
ジメチル硫酸もしくはョゥ化メチルを加えて反応させる
とんーフラクションのメチルエーテル化処理品を得るこ
とができる。メチルエーテル化反応を行うには、ジアゾ
メタンを用いる方法など種々の方法があるが、植物エキ
ス類を反応させる場合、エキス中には非常に多くの成分
が含有されているので、急激な反応を行うとエキス中の
反応目的物以外の成分が変化して香気が悪くなる事があ
るので、ジアゾメタンより緩和な条件で反応させること
が望ましく、よって本発明ではジメチル硫酸またはョウ
化メチルを用いて反応を行なった。
ジメチル硫酸で反応を行なう場合には、A2一、A3一
、A4一、A5−またはA6ーフラクションにジメチル
硫酸と希水酸化ナトリゥム水溶液を交互に滴下し、反応
液を弱アルカリ性にしてエタノール溶液中で反応させる
方法で、それぞれん−、ん−、ん−、ん−、A6−フラ
クション中のフェノール類や酸類は反応によってフェノ
ール類のメチルエーテル化物と酸のメチルェステルおよ
びエチルェステル化物が同時に生成される。また、ョゥ
化メチルで反応を行う場合には、ん−、A3−、A4−
、A5一またはA6−フラクションを無水条件下でョウ
化メチルと無水炭酸カリウムを無水アセトン溶液中で反
応させる方法で、この反応によってフェノール類のメチ
ルエーテル化物と酸のメチルェステル化物が同時に生成
される。酸のメチルェステルとエチルェステル化物が共
存しないようにするには、特許第61093叫号に記載
されている方法でエチルェステル化処理を行なってから
メチルエーテル化する方法が望ましい。このように本発
明によるメチルエーテル化処理品にはメチルエーテル類
とェステル類が生成しているので、特許第61093y
号‘こ記載されているA−フラクションのェステル化処
理も同時に行なわれるという特徴があるため、メチルエ
ーテル化処理品とA−フラクションのェステル化処理品
を比較すると、香気と香喫味において大きな差異がある
例えば屑たばこを用いて抽出した場合のメチルエーテル
化処理品の香気はたばこらしい香気が強く、甘い糖臭を
伴って青くさし、におし・がなくなり、A−フラクショ
ンのェステル化処理品よりたばこらしい香気が強く、甘
い糖臭を伴うのが特徴である。また、メチルエーテル化
処理品をたばこに添加したときの香喫味はたばこらしい
香味、甘味、うまみ、鰹量感、ボデー感、やわらかいふ
くらみが付与されてなじみがよく、たばこ生地のもつ渋
味、苦心、辛味、いやみ、せんし、質な刺激を抑制する
効果があり、A−フラクションのェステル化処理品に比
べ蛭量感、ボデー感の付与効果が多く、渋味、辛味の抑
制効果もあり、箸るしい差異がある。このような差異は
他の製品用たばこの場合でも顕著に表われる。本発明で
用いる製造用たばことは葉たばこの黄色種、バーレー種
、オリエント種その他の香喫味原料用葉たばこの他、再
生たばこ、中骨等も含み、またそれらの葉〈ず、細粉等
である屑たばこを挙げることができる。さらに、たばこ
以外の植物エキスをメチルエーテル化処理すると、植物
エキス自身の特有の香りが強くなり、劣質たばこに添加
した場合の香喫味はたばこ生地のもつ青くさみ、生ぐさ
み、渋味、苦味、辛味、セルロース分解臭、蛋白分解臭
などがかなり抑制されて甘い香味が付与されて、やわら
かくふくらむようになる特徴を有している。このような
特徴が顕著に表われる植物としては、レモン、オレンジ
、みかん、グレープフルーツ、マンダリン、まるめろ、
タマリンド等のフルーツ類の果肉または果皮および葵、
バニラ、キャログ、トンカ、ココア、コーヒー等のナッ
ツ・ビーンズ類、タラゴン、セージ、ホップ「フェヌグ
リーク、クローブ、ヤシカ、アンゲリカ等のスパイス類
の種子、花、樹皮または葉および根、チェリーリーフ、
バレリアン根、チコリー根および葉、カモミールフラワ
ー、緑茶、紅茶、マテ茶、甘茶等を挙げることができる
が、特に限定されるものでなく、これらの植物を単独も
しくは互いに組み合せて使用することができる。また、
これらの植物からエキスを得るには果実、果皮、花、種
子、葉、狼等を乾燥したのちおよび/またはその植物の
特性に応じて発酵、ローストなどの処理を加えてもよい
。そして、本発明の特筆すべき筆は、これらたばこおよ
びたばこ以外の植物エキスのメチルェーブル化処理物は
、例えばたばこの場合、特許第610933号のたばこ
エキス・ェステル化処理品よりたばこに対する添加量が
はるかに少ない量、すなわち重量比で1/100の室度
で香喫味品質に十分効果を発揮し、同様にたばこ以外の
植物の場合でも、従来の植物エキスの添加量で重量比で
1/100の里度という極く少量の添加で十分効果を発
揮することである。
要するに、たばこまたはたばこ以外の植物エキスの各フ
ラクションの処理を行い得られたメチルエーテル化品を
本発明者らが始めてたばこ製造中にたばこソース及びト
ップフレ−バ一の配合材料として添加したところ、各種
たばこ葉の香喫味は青くさみ、生ぐさみ、薬品臭等のく
さみ、セルロース分解臭、蛋白分解臭等の異臭、渋味、
苦味、辛味、いやみなどの異味および鼻・喉・口などに
対する刺激、えぐみ、のどごし、煙りのさめの粗さが抑
えられ、たばこらしい本来の香味がすなおに出て香喫味
がやわらかくふくらみ、鰹量感が増すなど多くのすぐれ
た効果をきたすことが官能検査の結果より明らかに認め
られたのである。この事実はたばこ香喫味品質の改善の
目的によく一致し常用家の噂好を十分に満足させるもの
である。また、このメチル工−テル化処理品をフィルタ
ー等たばこ製造用材料品に添加することにより、たばこ
の主流煙の異臭、異味、刺激を抑制し、たばこらしい香
味が増強されてスムーズでふくらみが増しやわらかさが
出る。
さらに中骨、再生た!まこ、人工たばこ等にメチルエー
テル化処理品を原料素材として混入または添加すること
により、上記と同様の効果が出て鰹量感豊かな香喫味に
改善されたたばこ製品が得られた。本発明におけるメチ
ルエーテル化処理品の添加方法、時期ならびに手段につ
いては特に限定はなく、適当な時期に適宜の手段によっ
て添加することができるが、通常のたばこ香料と同様に
溶剤例えばエチルアルコール、プロピレングリコール、
水等に溶解して麓霧等の方法により製造工程中のたばこ
刻などに添加するのが好ましい。
本発明法によって香喫味改善が可能なたばことしては、
天然の葉たばこを原料として製造される葉巻たばこ、級
巻たばこ、パイプたばこ等のほか、肩たばこ等から再生
したシートたばこ、葉たばこ以外の物質を原料として製
造される人工たばこ等が挙げられるが、特に限定される
ものではない。
また、巻紙、フィルター等たばこ製造用材料に添加する
場合は、本発明品を巻紙の燃焼調節剤もしくは巻紙用の
りに配合してもよく、フィルターの場合は可塑剤のトリ
アセチンに配合するかもしくはフィルター用バインダー
に配合してフィルターを巻き上げてもよい。本発明にお
けるメチルエーテル化処理品の添加量は特に限定される
ものでないが、原料たばこまたはフィルター等に対して
重量比で0.00001〜0.001%の範囲で効果が
顕著に現われ、0.0005%前後が最も望ましい量で
ある。以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例 1 粉砕された葉たばこlkgに5倍量(重量;以下同じ)
のメタノールを加え、1時間、5ぴ0で抽出を行い遠心
分離器で抽出液を集める。
この操作を3回繰返し、抽出液は濃縮してメタノールは
回収・する。得られたメタノール抽出物300夕に1.
3音量の酢酸エチルと水の混合液を加えて激しく振とう
したのち、静遣して酢酸エチル層(A2ーフラクション
)と水層(B2−フラクション)に分ける。A2−フラ
クションは酢酸エチルを蟹出回収して45夕のエキスを
得る。このA2ーフラクションェキス45のこ2倍量の
n−へキサン、1.2倍量のメタノール、1.2倍量の
5%水酸化カリウム水を加え、3時間加熱還流したのち
、静遣してn‐へキサン層と含水メタノール溶液に分け
る。n−へキサン層は塩酸で中和後、nーヘキサンを留
出回収して33.5夕の中性部たばこエキスを得る。含
水メタノール層は塩酸酸性にしてから、さらに酢酸エチ
ルと水を加え振とうしたのち、静遣して酢酸エチル層と
水層に分け、水層は廃棄する。酢酸エチル層は酢酸エチ
ルを留出回収して7夕のフェノール部および酸性部たば
こエキスを得る。このフェノール・酸性部たばこエキス
7のこ4倍量のエタノールと0.16倍量のパラトルェ
ンスルホン酸を加え、5時間加熱還流下でエチルェステ
ル化させたのち、エタノールを留出回収し、さらに濃縮
物に酢酸エチルを加え溶解させたのち、メタノール性炭
酸ナトリウム水を加え洗浄してパラトルェンスルホン酸
を除去し、酢酸エチル溶液は無水E硝で脱水後、酢酸エ
チルを蟹去回収し、エチルェステル化処理物5.5夕を
得る。このエチルェステル化処理物5夕を7.8倍量の
無水アセトンに溶解させてさらに無水炭酸カリウム1.
3夕を加えたのち、反応系をチッ素置換して無水状態下
でョゥ化メチル1.9夕を加え、6時間加熱還流下でメ
チルエーテル化反応を行い、ろ過により未反応の炭酸カ
リウムをろ則し、ろ液のァセトンを蟹去回収し、さらに
この濃縮物に酢酸エチルを加え溶解させたのち、塩酸酸
性にしてから酢酸エチル層を集め、溶剤を留去回収して
4夕のメチルエーテル化処理物を得、前述の中性部エキ
ス33.5夕と合わせて本発明のA2−フラクションの
メチルエーテル化処理品とした。さらに水層(&ーフラ
クション)760のこは76夕の塩酸を加え8時間加熱
還流下で加水分解反応を行ったのち、酢酸エチルを加え
て振とうし、酢酸エチル層(ん−フラクション)と水層
(馬−フラクション)に分ける。
A3−フラクションの酢酸エチル溶液は飽和食塩水で洗
浄したのち無水葦硝で脱水し、酢酸エチルを蟹去回収し
て10.5夕のエキスを得る。このエキス5夕を前記同
様の方法でそのままメチルエーテル化反応すると本発明
のA8ーフラクションのメチルエーテル化処理品3.5
夕を得る。B3−フラクションの水溶液は空気を通気し
ながら溶存している塩酸、酢酸エチルと水を留去回収し
て液量を1/2に濃縮し、水酸化カルシウムを加えて弱
アルカリ性にしたのち、常法により水蒸気蒸留を行なっ
て遊離ニコチンを蟹出除去し、残留液に後酸水溶液を加
えて中和し、析出した惨酸カルシウムをろ別したのち、
濃縮して固形分斑%に調整して本発明のB3ーフラクシ
ョンの脱ニコチン処理品216夕を得た。実施例 2 粉砕された葉たばこ200のこ1の音量のジクロルメタ
ンを加え、加熱還流下で抽出を行ない、遠心分離器で抽
出液を集め、この操作を3回繰返して柚由液を合わせ、
濃縮してジクロルメタンを回収すると12夕のジクロル
メタン抽出物(へ−フラクション)が得られ、これをフ
ェノール・酸性部に分画したり、エチルェステル化反応
を行なわず、ョゥ化メチルを用いて同様にメチルエーテ
ル化反応を行なって本発明のA4−フラクションのメチ
ルエーテル化処理品9夕を得た。
また、ジクロルメタン抽出後の葉たばこの抽出残澄に8
倍量の水、0.1倍量のプロピレングリコール、0.0
5倍量のクエン酸、0.01倍量のPーグルコシダーゼ
活性を有する繊維素分解酵素「セルラーゼAP−3」(
商品名、天野製薬■製)、0.005倍量の澱粉質分解
酵素「アミラーゼABI」(商品名、天野製薬■製)、
0.003音量の蛋白質分解酵素「プロテアーゼ」(天
野製薬■製)、0.003音量のペクチン分解酵素「ベ
クチナーゼ」(田辺製薬■製)を加え、45q0、72
時間酵素反応を伴う抽出を行い、遠心分離器で抽出液を
集める。
この抽出液を80℃、30分間加熱して酵素を不活性化
させたのち、ろ過して抽出液を集め、その固形分30%
まで濃縮して414夕の濃縮液を得る。この濃縮液に同
量の酢酸エチルを加えて激しく振とうしたのち、静贋し
て酢酸エチル層(ん−フラクション)と水層(Bーフラ
クション)に分け、A5−フラクションは溶剤を蟹去回
収して6.5夕の公一フラクション・エキスを得る。こ
のん−フラクション・エキス6夕に4.8倍量のェタ/
ールを加え溶解させたのち、ジメチル硫酸と10%水酸
化ナトリウム水を交互に滴下し「反応溶液を弱アルカリ
性にして3時間加熱還流する。反応終了後、さらに10
%炭酸ナトIJウム水を加え、1時間加熱還流を行って
未反応のジメチル硫酸を分解する。この反応液を塩酸で
微酸性にし、さらに酢酸エチルと水を加えて激し〈振と
うしたのち、静贋して酢酸エチル層と水層に分ける。酢
酸エチル層は飽和食塩水で洗浄し、無水葦硝で脱水した
のち、酢酸エチルを留去回収して4夕の本発明のん−フ
ラクションのメチルェーチル化処理品を得た。一方、水
層(B4ーフラクション)はそのまま濃縮して固形分解
%に調整し、本発明の&ーフラクション濃縮物176夕
を得た。実施例 3 醗酵・乾燥・ロースト等が処理済の粉砕したカカオビー
ンズ(ガーナ産)lk9にn−へキサンを加え、1時間
加熱還流下で抽出を行ない、ココアバターを除去する。
この脱脂された抽出残燈に2倍量のメタノールを加え、
1時間、5030で抽出を行い、遠心分離器で抽出液を
集める。この操作を2回線返し行い、得られた抽出液を
低温下に放置してさらに析出してくるココアバター、そ
の他の不溶解物を除去し、メタノールを留出回収する。
得られた濃縮物22のこ1.5音量のクロロホルムと水
の混合液を加えて激し〈振とうしたのち「静遣してクロ
ロホルム層(A2ーフラクション)と水層に分ける。ん
−フラクションはクロロホルムを蟹出回収して4.3夕
のんーフラクション・エキスを得る。このA2ーフラク
ション・エキス4夕に4.8倍量のエタノールを加え溶
解させたのち、ジメチル硫酸と10%水酸化ナトリウム
水を交互に滴下し、反応溶液を弱アルカリ性にして3時
間加熱還流する。反応終了後、さらに10%炭酸ナトリ
ウム水を加え1時間加熱還流を行なって未反応のジメチ
ル硫酸を分解する。この反応液を塩酸で微酸性にし、さ
らにクロ。ホルムと水を加え、激し〈振とうしたのち瀞
暦してクロロホルム層と水層に分ける。クロロホルム層
は飽和食塩水で洗浄し、無水苧硝で脱水したのち、クロ
ホルムを留出回収して2.8夕の本発明のA2ーフラク
ションのメチルエーテル化処理品を得た。実施例 4 乾燥・粉砕したカモミールフラワ−(ハンガリア産)5
00のこ1M音量の水、0.2倍量のグリセリン、0.
008倍量の「セルラーゼAP一3」(商品名、天野製
薬■製)、0.002倍量の植物組織崩壊酵素rマセロ
チームS」(商品名、ヤクルト生化学■製)を加え、4
5oo、5q時間酵素反応を伴う抽出を行う。
酵素反応終了後、さらに6倍量のエタノールを加え、5
0℃、1時間抽出を行い、遠心分離器で抽出液を集める
。この抽出液のェノタールを蟹去回収し、さらに固形分
30%まで濃縮して840夕の濃縮液を得る。この濃縮
液に同量のエチルエーテルを加えて激し〈振とうしたの
ち、静畳してエチルエーテル層(A6ーフラクション)
と水層に分け、A6−フラクションは溶剤を留去回収し
てA6ーフラクション・エキス斑夕を得、水層はそのま
ま濃縮し固形分を65%に調整して350夕の水可溶エ
キスを得た。A6ーフラクシヨン・エキス38夕にnー
ヘキサンを加え溶解させ、メタノール、水酸化カリウム
水を加え、鹸化・加水分解反応を行ない、常法によって
中性部25夕とフェノール・酸性部10.5夕を得た。
フェノール・酸性部エキスは実施例1と同様な方法でそ
のままョウ化メチルでメチルェーブル化反応を行い、7
.5夕のメチルエーテル化処理物を得、前述の中性部エ
キス25夕、水可溶エキス(固形分65%)350夕と
合わせて乳化させたものを本発明のA6ーフラクション
のメチルエーテル化処理品とした。実施例 5 実施例1に準じて、国内産黄色種たばこB本葉3等のメ
タノール抽出物からA2ーフラクションのメチルエーテ
ル化処理品を調製し、この処理品を国内産黄色種たばこ
C下葉3等の刻上品に0.0003重量%添加になるよ
うにエチルアルコールに溶解して噴露し、シガレットに
巻き上げて本発明品とした。
1方、メチルエーテル化無処理のん−フラクションをエ
タノールに溶解して上記刻上品に同量噂霧添加し、シガ
レットに巻き上げたものを対照品とした。
これらのシガレットについて検査員20名よりなる尊間
パネルによる官能検査により香喫味を比較した結果、本
発明品の香奥味はやせた感じのせんし、臭、辛味、渋味
、苦味、青くささ、生ぐささが著しく減少して、たばこ
らしい香味、鰹量感、ボデー感がかなり増加することが
認められ、第1表に示すように香り、味、くせにおいて
本発明品は著しく改善されることが判定された。特に国
内産黄色種たばこC下葉3等に本発明品を添加すると、
米国産黄色種たばこのような香味になり、熟成感が付与
されてやわらかいふくらみも多くなることから、原料葉
たばこの香喫味品質向上に効果があった。第1表 (註) 数値は20名のパネルのうち良いとした人数を
示す。
★★印は1%、★印は5%有意差があることを示す(以
下の実 施例でも同じ)。
実施例 6 実施例5で使用した国内産黄色種たばこB本葉3等のメ
タノール抽出物から特許第61093び号に記載されて
いるA−フラクションのェステル化処理品を調製し、こ
の処理品を国内黄色種たばこC下葉3等の刻上品に0.
3重量%添加になるようにエチルアルコールに溶解して
噴露し、シガレットに巻き上げて参考品とした。
これと実施例5で調製した本発明品とについて実施例5
と同様な官能検査により香喫味を比較した結果、本発明
品は少量添加にもかかわらず、たばこらしい香味が強く
出て、甘味、うまみ、鰹量感、ボデー感、やわらかさが
参考品より多く、ざらつく渋味が減少することが認めら
れ、第2表に示すように香り、味、くせにおいて本発明
品は著しく改善されることが判定された。ただしこの参
考品の香喫味は実施例5の対照品に比べれば、渋味、苦
味、えぐみがかなり少く、たばこらしい香味が増加する
ことが認められた。第2表 実施例 7 たばこ製造工程で生出する暦たばこを実施例1と同様の
方法でメタノール抽出し、この濃縮物に酢酸エチルと水
を加えて酢酸エチル層のA2ーフラクションと水層のB
2ーフラクションに分け、んーフラクシヨンはョウ化メ
チルを用いてメチルエーテル化処理を行い、B2−フラ
クションは塩酸で加水分解したのち、酢酸エチル可溶部
のん−フラクションと水層(&ーフラクション)に分け
、酢酸エチル層(ん−フラクション)はョウ化メチルを
用いてメチルエーテル化処理を行い、塩酸酸性液は実施
例8に供試した。
さらに、上記屑たばこを実施例2と同様の方法でジクロ
ルメタン抽出し、ジクロルメタン抽出物を調製してA,
−フラクションとし、これをョウ化メチルを用いてメチ
ルエーテル化処理を行った。
一方、抽出残澄は酵素を伴った抽出を行ったのち、酢酸
エチル可溶部のA5ーフラクションを集め、ジメチル硫
酸を用いてメチルエーテル化処理を行ない、水可溶部B
4ーフラクションは実施例8に供試した。ん−、ん−、
へ−およびA5ーフラクションの各メチルエーテル化処
理品を、市販たばこ「Hime」(商標名、日本専売公
社製)用の乾冷刻上品にそれぞれ0.001重量%添加
になるようにエチルアルコールに溶解して噴露し、シガ
レットに巻き上げて4種の本発明品を作った(れぞれ本
発明品、1、0、m、Wという)。
一方、上記のメチルエーテル化処理品を無添加でェタタ
ノールのみを頃霧してシガレットに巻き上げたものを対
照品とした。これらのシガレットについて実施例5と同
様の官能検査により香喫味を比較した結果、本発明品4
種はいずれもたばこらしい香味が増加し鰹量感、うまみ
が付与されてて、青くささ、渋味、苦味、辛味が減少し
、やわらかいふくらみが出ることが認められ、第3表に
示すように香り、味、くせにおいて本発明は著しく改善
されることが判定された。とくに本発明品1およびmは
塵量感が多くなるのに対し、本発明品0およびWは渋味
、ざらつきが減少してやわらかくなる特徴を有しており
、その他の香喫味特性においては同等の効果があった。
第3表 実施例 8 実施例7で得られたB3ーフラクションの塩酸酸性液を
実施例1と同様の方法で通気しながら濃縮し、水酸化カ
ルシウムを加えて弱アルカリ性にし、水蒸気蒸留を行っ
てB3−フラクションの脱ニコチン処理品を調製し、一
方、B4−フラクションはそのまま濃縮して固形分を調
製し、これらをそれぞれ再生たばこに0.5重量%添加
してシガレットに巻き上げて本発明品を作った(それぞ
れ本発明品V、のという)。
一方、特許第610939号に記載されているB−フラ
クションの趣硝酸処理品を同量添加してシガレットに巻
き上げたものを参考品とし、さらに無添加でシガレット
に巻き上げたものを対照品とした。これらのシガレット
について官能検査により香喫味を比較した結果、本発明
品VおよびWはたばこらしい味が濃くなって渋味、辛味
、せんし、的刺激が著しく抑制され、ボデー感が付与さ
れることが認められ、第4表に示すように香り、味、く
せにおいて本発明品は著しく改善されることが判定され
た。また、本発明品と参考品とはほぼ同等の香喫味特性
を有していて両者間に有意な差は認められなかった。第
4表 実施例 9 実施例3に示すココアエキスA2ーフラクション(対照
品)と、このエキスをメチルエーテル化したA2−フラ
クションのメチルエーテル化処理品(本発明品)とを、
国内産バーレー種たばこBの中葉2等の刻上品にそれぞ
れ0.00001重量%添加になるようにエチルアルコ
ール溶液で贋霧してシガレットに巻き上げた。
これらについて官能険査により香喫味を比較した結果、
本発明品はココアらしい香味が強くなって、やわらかい
ふくらみが付与され、生地のもつ渋味、苦味、リナきが
抑制されて煙のキメがこまかく、軽快になることが認め
られ、第5表に示すように香り、味、くせにおいて本発
明品は著しく改善されることが判定された。第5表 実施例 10 実施例4に示すカモミールフラワ−エキスの濃縮液(固
形分30%)をさらに濃縮して固形分65%に調整した
対照品と、本発明におけるん−フラクションのメチルエ
ーテル化処理品とを、それぞれ市販たばこ「Hilit
e」(商標名、日本専売公社製)用の乾冷刻上品に0.
0005重量%添加してシガレットに巻き上げた。
これらについて官能検査により香喫味を比較した結果、
本発明品はやわらかいふくらみが付与されて渋味、ざら
つき、青くごさが減少してたばこのなじみが良化し、軽
い喫味になって喫し、易くなることが認められ、第6表
に示すように香り、味、くせにおいて本発明品は著しく
改善されることが判定された。第6表 実施例 11 みかんの彰皮を粉砕してクロロホルムで抽出したみかん
ヱキス(実施例2に示すん−フラクション相当)と、こ
の抽出残隆をさらに酵素加水分解反応を伴う抽出を行な
ったのちクロロホルムで再抽出したみかんエキス(実施
例2に示すんーフラクション相当)とを混合したものを
対照品とし、一方、この混合したエキスにジメチル硫酸
を作用させて得たA4−フラクションとん−フラクショ
ン混合物のメチルエーテル化処理品を本発明品とし、こ
れらを市販たばこ「JUST」(商標名、日本専売公社
製)用の乾袷刻上品にそれぞれ0.001重量%添加に
なるようにエチルアルコール溶液で燈稜してシガレット
に巻き上げた。
これらのシガレットについて官能検査により香喫味を比
較した結果、本発明品は渋味、ざらつき、辛味が減少し
てたばこ本来の香味、しっとりとしたやわらかいふくら
みが付与され、たばことなじみが良くなって喫い易くな
ることが認められ、第7表に示すように香り、味、くせ
において本発明品は著しく改善されることが判定された
。とくに本発明品は対照品に比べてあと口に残る苦味が
なくなり味の改善効果が大きい。第7表 実施例 12 ポップとバレリアンルートの等量混合物をクロロホルム
で抽出したエキス(実施例2に示すA4ーフラクション
相当)を対照品とし、このエキスにョウ化メチルを作用
させて得たへ−フラクションのメチルエーテル化処理品
を本発明品とし、これらを市販たばこ「HOPE」(商
標名、日本専売公社製)用の乾冷刻上品にそれぞれ0.
0001重量%添加になるようにエチルアルコール溶液
で贋露して、シガレットに巻き上げた。
これらのシガレットについて官能検査により香喫味を比
較した結果、本発明品は青くごさ、生ぐささが少く、オ
リエント種たばこ様の香味が付与され、煙量感、ボデー
感、うまみが増加してやわらかくふくらむことが認めら
れ、第8表に示すように香り、味、くせにおいて本発明
は著しく改善されることが判定された。第8表 実施例 13 チェリーリーフのエタノール抽出物を実施例1と同様の
方法でA3ーフラクションを集めて対照品とし、これに
ョウ化メチルを作用させて得たメチルエーテル化処理品
を本発明品とし、それぞれをフィルター用可塑剤である
トリアセチンに溶解した0.01%濃度のトリアセチン
溶液をアセテート・トゥに対して6重量%添加して巻き
上げたアセテートフィルターを、市販たばこ「PART
NER」(商標名、日本専売公社製)の刻巻部にそれぞ
れとりつけた。
これらのフィルター付シガレットについて官能検査によ
り香喫味を比較した結果、本発明品は軽ろやかでやわら
かいふくらみが付与されてボデー感が増し、低ニコチン
、低タール製品にありがちなやせた感じが減少して製品
イメージが変わらないことが認められ、第9表に示すよ
うに香り、味、くせにおいて本発明品は著しく改善され
ることが判定された。第9表実施例 14セージクラリ
ーと紅茶を重量比で7:3に混合して粉砕し、実施例1
に準じてェタ/ール抽出してからA2ーフラクションを
集めて対照品とし、これにョウ化メチルを作用させて得
たメチルエーテル化処理品を本発明品とし、それぞれを
紙フィルター用バインダーに混合して(フィルターに対
して0.00001重量%の添加量)からフィルターに
巻き上げ、これを市販たばこ「ECHO」(商標名、日
本専売公社製)の刻巻部にとりつけた。
これらのフィルター付シガレットを官能検査により香喫
味を比較した結果、本発明品は在来種およびバーレー種
たばこ様の香味が付与されて、粉っぽいざらつき、渋味
、辛味が抑制されて、しっとりとしたやわらかいふくら
みが出てスムースになることが認められ、第1頃表1こ
示すように香り、味、〈せにおいて本発明品は著しく改
善されることが判定された。尚、対照品は青くここ、渋
味を伴って「ECHO」の喫味イメージに合わないが、
本発明品はなじみがよく製品イメージを変えない特長が
ある。第10表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製造用たばこまたはたばこ以外の植物の抽出処理に
    よつて得られる抽出成分をメチルエーテル化処理を行い
    、得られたメチルエーテル化処理品をたばこ製造用原料
    たばこまたは材料品に添加することを特徴とするたばこ
    の香喫味品質改良法。 2 製造用たばこまたはたばこ以外の植物の抽出処理が
    親水性有機溶剤抽出で、この抽出液の濃縮物に疎水性有
    機溶剤と水の混合物を加えて振とうし、疎水性有機溶剤
    可溶部はそのままメチルエーテル化処理し、水溶部は加
    水分解したのち疎水性有機溶剤で抽出してからメチルエ
    ーテル化処理を行うことからなる特許請求の範囲1記載
    の方法。 3 製造用たばこまたはたばこ以外の植物の抽出処理が
    疎水性有機溶剤抽出であることからなる特許請求の範囲
    1記載の方法。 4 製造用たばこまたはたばこ以外の植物の抽出処理が
    疎水性有機溶剤抽出で、この時得られる抽出残渣を加水
    分解反応を伴なう抽出を行い、次に本抽出物を疎水性有
    機溶剤にて抽出することからなる特許請求の範囲1記載
    の方法。 5 製造用たばこまたはたばこ以外の植物の抽出処理が
    加水分解反応を伴う抽出で、得られた抽出物を次に疎水
    性有機溶剤にて抽出することからなる特許請求の範囲1
    記載の方法。
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