JPS60237772A

JPS60237772A - テレビジヨン受信機

Info

Publication number: JPS60237772A
Application number: JP9495884A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Akimoto; 秋元　克幸
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-05-10
Filing date: 1984-05-10
Publication date: 1985-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、テレビジョン受信機に関し、詳しくは画面
の１部を拡大するグー１１機能を備えたテレビジョン受
信機に関するものである。

［従来技術］従来、テレビジョン受信機において画面の１ｇをズーム
アツプする方法としては、垂直および水平の掃引幅を切
替える方法が知られている。すなわち、水平幅について
は、水平出力回路の水平幅を決めるコンデンサの容量値
を切替えることにより掃引幅を切替え、“−また垂直幅
については、垂直出力回路の抵抗値を切替えることによ
り掃引幅を切替えていた。

しかしながら、上記従来のものでは、ズームを行なう際
に水平掃引幅を切替えるので、高圧が変動するという弊
害があり、このため拡大倍率には限度があり、高圧変動
に対する補償回路が必要であった。

「発明の概要」この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、従来の水平出力回路のコンデンサ
の容量値を切替える方式に代えて、画像の書込みおよび
読出しのためのクロックの周波数の比を切替えることに
よってズーム機能が得られるようにして、高圧変動に対
する補償回路を不要としたテレビジョン受信機を提供す
ることを目的としている。

し発明の実施例］以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図はこの発明によるテレビジョン受信機の実施例を
示すブロック図である。図において、（１）はデジタル
時間軸変換系を示し、（ｌａ）はビデオ信号の入力端子
、（１１）は入力端子（１ａ）に入力されたビデオ信号
をデジタル信号に変換するＡＤ変換器、（１２）はデジ
タル信号に変換されたビデオ信号を記憶する記憶手段で
あるメモリ、（１３）はメモリ（１２）から読出された
ビデオ信号をアナログ信号に変換するＤＡ変換器、（１
００）はアナログ信号に変換されたビデオ信号にもとづ
いて画像を表示する表示手段としての陰極線管である。

（１４）はビデオ信号中からバーストを抜取るバースト
抜取口路で、その出力はＰＬＬクロック発振回路（１５
）へクロック基準信号として与えられる。

クロック発振回路（１５）の発振出力は、ビデオ信号の
書込みのタイミングを決めるための書込みクロックｆｗ
としてメモリ（１２）に与えられる。（１Ｂ）はクロッ
ク発振回路（１５）の発振出力を逓倍する逓倍回路で、
その出力は、ビデオ信号の読出しのタイミングを決める
ための読出しクロックｆｒとしてメモリ（１２）に与え
られる。これらのＰＬＬクロック発振回路（１５）およ
び逓倍回路（１Ｂ）はクロック発生手段を構成している
。

（１７）は水平同期信号を取出すための同期分離回路で
、その出力はリセットパルス発生回路（１８）へ与えら
れ、リセットパルス発生回路（１８）からはメモリ（１
２）の読出しクロックｆｒの発生タイミングを決めるパ
ルスが発生される。

（５１）は書込みクロックｆｗ、読出しクロックｆｒの
周波数比を切替えるための切替手段であるｎ値指示回路
で、「Ｈ」または「Ｌ」レベルの信号が出力される。こ
の出力は逓倍回路（１Ｂ）、リセットパルス発生回路（
１８）、および垂直発振回路（２）のトランジスタ（２
３）にそれぞれ与えられる。垂直発振回路（２）におい
て、（２１）　、　（２２）は垂直幅を決める抵抗であ
り、抵抗（２２）の両端に上記トランジスタ（２３）が
接続されている。

つぎに動作について説明する。ＡＤ変換器（１１）によ
ってデジタル化されたビデオ信号は、書込みクロックｆ
ｗのタイミングによりメモリ（１２）に書込まれ、読出
しクロックｆｒのタイミングによりメモリ（１２）から
読出される０通常、読・出しクロックｆｒは書込みクロ
ックｆｗの２倍の周波数に設定してあり、書込み速度の
２倍の速度で読出している。すなわち、ＤＡ変換器（１
３）を介してアナログ化された信号を陰極線管（１００
）上に結像した際に、水平周波数を通常のＮＴＳＣの１
５．７５ＫＨｚの２倍で掃引したとき、各フィールド上
で５２５本の走査線数で結像できる映像信号となってい
る。

いま、ｎ値指示回路（５１）の出力がｒＬＪ　レベルの
ときには、逓倍回路（１８）の逓倍比ｎがｎ＝２となる
ようにしてあり、したがって上記本来の動作すなわちｌ
フィールド５２５本化の回路動作に対応して系が作動す
る。

つぎに、ｎ値指示回路（５１）の出力が「Ｈ」レベルの
ときには、逓倍回路（１６）の逓倍比ｎがｎ＝１となる
ようにしであるので、読出しクロックｆｒと書込みクロ
ックｆｗは周波数が等しくなる。同時に、リセットパル
ス発生回路（１８）に指令が与えられる結果、リセット
パルスは所望のタイミングとなる。さらに同時に、垂直
発振回路（２）におけ４抵抗（２２）がトランジスタ（
２３）によって短絡される結果、垂直の掃引幅が変えら
れる。このようにして、逓倍比ｎが通常のｎ＝２からｎ
＝１へ切替わることによって、画面の１部が拡大された
ズーム機能を得ることができる。

ここで、上記逓倍比ｎをｎ　＝　１　／　２など任意に
選定することにより、ズーム倍率を自由に変更すること
ができる。

［発明の効果コ以−ヒのように、この発明によれば、ビデオ信号の記憶
手段への書込みおよび記憶手段からの読出しのタイミン
グをそれぞれ決定するための書込みクロックおよび読出
しクロックの周波数比を切替えることによってズーム機
能が得られるようにしたので、従来のように高圧変動等
の制約をうけることがなく、補償回路の不要なテレビジ
ョン受信機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明によるテレビジョン受信機の実施例を示
すブロック回路図である。（１２）・・・メモリ、（１５）・・・クロック発振回
路、（１６）・・・逓倍回路、（５１）・・・ｎ値指示
回路、（１００）・・・陰極線管、ｆｗ・・・書込みク
ロック、ｆｒ・・・読出しクロック。代理人　大岩増雄

Claims

【特許請求の範囲】

（１）デジタル化されたビデオ信号を記憶する記憶手段
と、上記ビデオ信号の記憶手段への書込みおよび記憶手
段からの読出しのタイミングをそれぞれ決定するための
書込みクロックおよび読出しクロックを発生するクロッ
ク発生手段と、上記クロック発生手段から発生される書
込みクロックおよび読出しクロックの周波数比を切替え
る切替手段と、上記記憶手段から読出されたビデオ信号
にもとづいて画像を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とするテレビジョン受信機。
（２）クロック発生手段は、書込みクロックを発生する
クロック発振回路と、このクロック発振回路の出力を逓
倍して読出しクロックを発生する逓倍回路とを有し、逓
倍回路の逓倍比を切替手段によって切替えるようにした
特許請求の範囲第１項記載のテレビジョン受信機。
（３）逓倍回路の逓倍比は通常は２に設定されており、
周波数切替え時に１もしくは整数分の１に設定されるよ
うにした特許請求の範囲第２項記載のテレビジョン受信
機。