JP3049845B2 - コンバーゼンス補正信号発生装置 - Google Patents
コンバーゼンス補正信号発生装置Info
- Publication number
- JP3049845B2 JP3049845B2 JP3172540A JP17254091A JP3049845B2 JP 3049845 B2 JP3049845 B2 JP 3049845B2 JP 3172540 A JP3172540 A JP 3172540A JP 17254091 A JP17254091 A JP 17254091A JP 3049845 B2 JP3049845 B2 JP 3049845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- convergence correction
- scanning period
- effective scanning
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビジョン受像
機のコンバーゼンスを補正する装置に関し、補正フレー
ムメモリ容量が少なく、高精度の補正が可能なディジタ
ルコンバーゼンス装置を提供するものである。
機のコンバーゼンスを補正する装置に関し、補正フレー
ムメモリ容量が少なく、高精度の補正が可能なディジタ
ルコンバーゼンス装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に3原色を発光する3本の投写管を
用いてスクリーンに拡大投写する投写形カラーテレビジ
ョン受像機においては、投写管のスクリーンに対する入
射角が各投写管で異なるためスクリーン上で色ずれが生
じる。これらの3原色の重ね合わせ、いわゆるディジタ
ルコンバーゼンスは、水平および垂直走査周期に同期さ
せた調整点を設け、その各調整点ごとのコンバーゼンス
補正量のデータをディジタル的にフレームメモリに書き
込み、このデータを読みだしD/A変換し、コンバーゼ
ンス補正波形信号をつくり、コンバーゼンス補正を行っ
ている。
用いてスクリーンに拡大投写する投写形カラーテレビジ
ョン受像機においては、投写管のスクリーンに対する入
射角が各投写管で異なるためスクリーン上で色ずれが生
じる。これらの3原色の重ね合わせ、いわゆるディジタ
ルコンバーゼンスは、水平および垂直走査周期に同期さ
せた調整点を設け、その各調整点ごとのコンバーゼンス
補正量のデータをディジタル的にフレームメモリに書き
込み、このデータを読みだしD/A変換し、コンバーゼ
ンス補正波形信号をつくり、コンバーゼンス補正を行っ
ている。
【0003】以下に図4及び図5を用いて、従来のコン
バーゼンス補正波形信号発生器について説明する。図4
において2はアドレス発生部、3は補正データ用フレー
ムメモリー、4はD/A変換器、5は補正波形発生部で
ある。この装置では、アドレス発生部2のリセット入力
信号として垂直同期信号6を、クロック入力信号として
水平同期信号7を入力する。これらにより画面上の各調
整点に対応するアドレス信号13を発生する。そのアド
レス信号13により補正データフレームメモリー14よ
り補正データ14を読みだし出力する。補正データ14
はD/A変換器4によりアナログ信号15に変換され、
補正波形発生部5においてコンバーゼンス補正波形信号
16となり出力される。そのコンバーゼンス補正波形信
号16は図5のように垂直同期信号6に同期した補正波
形となり、画面上に何も映出されないブランキング期間
にも出力される。
バーゼンス補正波形信号発生器について説明する。図4
において2はアドレス発生部、3は補正データ用フレー
ムメモリー、4はD/A変換器、5は補正波形発生部で
ある。この装置では、アドレス発生部2のリセット入力
信号として垂直同期信号6を、クロック入力信号として
水平同期信号7を入力する。これらにより画面上の各調
整点に対応するアドレス信号13を発生する。そのアド
レス信号13により補正データフレームメモリー14よ
り補正データ14を読みだし出力する。補正データ14
はD/A変換器4によりアナログ信号15に変換され、
補正波形発生部5においてコンバーゼンス補正波形信号
16となり出力される。そのコンバーゼンス補正波形信
号16は図5のように垂直同期信号6に同期した補正波
形となり、画面上に何も映出されないブランキング期間
にも出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、画面上でのコンバーゼンス調整は精度よ
く調整することができるが、補正データ用フレームメモ
リを大量に使用しなければならないという問題を有して
いた。また、本来不必要であるブランキング期間にもコ
ンバーゼンス補正波形を出力していた。
来の構成では、画面上でのコンバーゼンス調整は精度よ
く調整することができるが、補正データ用フレームメモ
リを大量に使用しなければならないという問題を有して
いた。また、本来不必要であるブランキング期間にもコ
ンバーゼンス補正波形を出力していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ブランキング期間のコンバーゼンス補正データを同
一アドレスのデータを繰り返し読み出して使用すること
により、補正データ用フレームメモリの容量を大幅に削
減し、かつ有効走査期間のコンバーゼンス補正波形には
影響を与えないディジタルコンバーゼンス装置を提供す
ることを目的とする。
で、ブランキング期間のコンバーゼンス補正データを同
一アドレスのデータを繰り返し読み出して使用すること
により、補正データ用フレームメモリの容量を大幅に削
減し、かつ有効走査期間のコンバーゼンス補正波形には
影響を与えないディジタルコンバーゼンス装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、水平同期信号と垂直同期信号によって有効
走査期間信号を発生する有効走査期間信号発生部と、有
効走査期間信号によってリセットされ、入力信号をカウ
ントしてアドレス信号を発生するアドレス発生部と、そ
のアドレス信号によってコンバーゼンス補正波形を出力
する補正データ用フレームメモリーを備え、有効走査期
間にのみ有効なコンバーゼンス補正データを読みだしコ
ンバーゼンス補正波形信号を出力するものである。
に本発明は、水平同期信号と垂直同期信号によって有効
走査期間信号を発生する有効走査期間信号発生部と、有
効走査期間信号によってリセットされ、入力信号をカウ
ントしてアドレス信号を発生するアドレス発生部と、そ
のアドレス信号によってコンバーゼンス補正波形を出力
する補正データ用フレームメモリーを備え、有効走査期
間にのみ有効なコンバーゼンス補正データを読みだしコ
ンバーゼンス補正波形信号を出力するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、有効走査期間は従来通りに有
効なコンバーゼンス補正データを読み出し、ブランキン
グ期間中はコンバーゼンス補正データを、同一のデータ
を繰り返し読み出して使用することにより、コンバーゼ
ンス補正データ用フレームメモリを大幅に削減できる。
効なコンバーゼンス補正データを読み出し、ブランキン
グ期間中はコンバーゼンス補正データを、同一のデータ
を繰り返し読み出して使用することにより、コンバーゼ
ンス補正データ用フレームメモリを大幅に削減できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0009】図1から図3は本発明の一実施例における
コンバーゼンス補正信号発生器のブロック図と表示画面
図及び動作波形図を示すものである。図1において、1
は垂直同期信号6に基いて有効走査期間信号8を出力す
る有効走査期間信号発生部、2は有効走査期間信号8を
リセット信号とし、水平同期信号7をクロックとしてカ
ウントしてアドレス信号を発生するアドレス発生部、3
は補正データ用フレームメモリ、4はD/A変換器、5
は補正波形発生器である。また、図2は動作波形図を示
している。なお図2において、図1に対応するものは同
じ番号で示し説明は省略する。さらに、図3に表示画面
図を示す。
コンバーゼンス補正信号発生器のブロック図と表示画面
図及び動作波形図を示すものである。図1において、1
は垂直同期信号6に基いて有効走査期間信号8を出力す
る有効走査期間信号発生部、2は有効走査期間信号8を
リセット信号とし、水平同期信号7をクロックとしてカ
ウントしてアドレス信号を発生するアドレス発生部、3
は補正データ用フレームメモリ、4はD/A変換器、5
は補正波形発生器である。また、図2は動作波形図を示
している。なお図2において、図1に対応するものは同
じ番号で示し説明は省略する。さらに、図3に表示画面
図を示す。
【0010】以上のように構成されたコンバーゼンス補
正信号発生器について、以下にその動作を説明する。映
像信号において、例えばテレビジョン受像機の画面上に
表示される部分は、図3に示されるように有効走査期間
のみである。そこで、垂直同期信号6及び水平同期信号
7を用いて、有効走査期間信号発生部1により有効走査
期間であることを示す図2に示すような有効走査期間信
号8を発生する。その有効走査期間信号8をリセット信
号とし、水平同期信号7をクロック信号として、アドレ
ス発生部2に入力する。すると、アドレス発生部2は有
効走査期間にのみ有効なアドレスを発生し、画面上に表
示されないブランキング期間は同一アドレスを発生する
ことになる。そのアドレス信号9にしたがって補正デー
タ用フレームメモリー4は、コンバーゼンス補正データ
10を出力する。そのデータをD/A変換器4によって
アナログ信号11に変換し、その信号にしたがって補正
波形発生部5において、コンバーゼンス補正信号12を
出力する。図2において示されるようにコンバーゼンス
補正信号12は、有効走査期間では有効な値を持った補
正波形に、ブランキング期間には一定の値を持った信号
となるため、ブランキング期間中にメモリを消費するこ
とはない。
正信号発生器について、以下にその動作を説明する。映
像信号において、例えばテレビジョン受像機の画面上に
表示される部分は、図3に示されるように有効走査期間
のみである。そこで、垂直同期信号6及び水平同期信号
7を用いて、有効走査期間信号発生部1により有効走査
期間であることを示す図2に示すような有効走査期間信
号8を発生する。その有効走査期間信号8をリセット信
号とし、水平同期信号7をクロック信号として、アドレ
ス発生部2に入力する。すると、アドレス発生部2は有
効走査期間にのみ有効なアドレスを発生し、画面上に表
示されないブランキング期間は同一アドレスを発生する
ことになる。そのアドレス信号9にしたがって補正デー
タ用フレームメモリー4は、コンバーゼンス補正データ
10を出力する。そのデータをD/A変換器4によって
アナログ信号11に変換し、その信号にしたがって補正
波形発生部5において、コンバーゼンス補正信号12を
出力する。図2において示されるようにコンバーゼンス
補正信号12は、有効走査期間では有効な値を持った補
正波形に、ブランキング期間には一定の値を持った信号
となるため、ブランキング期間中にメモリを消費するこ
とはない。
【0011】
【発明の効果】本発明のコンバーゼンス補正信号発生器
によれば、ブランキング期間のコンバーゼンス補正デー
タを同一アドレスのデータを繰り返し読み出して使用す
ることにより、補正データ用フレームメモリの容量を大
幅に削減することができ、高精度の補正が実現できる。
によれば、ブランキング期間のコンバーゼンス補正デー
タを同一アドレスのデータを繰り返し読み出して使用す
ることにより、補正データ用フレームメモリの容量を大
幅に削減することができ、高精度の補正が実現できる。
【図1】本発明の一実施例におけるコンバーゼンス補正
信号発生装置のブロック図
信号発生装置のブロック図
【図2】同実施例の動作を説明するためのコンバーゼン
ス補正信号発生装置における動作波形図
ス補正信号発生装置における動作波形図
【図3】同実施例の動作を説明するための表示画面図
【図4】従来の技術によるコンバーゼンス補正信号発生
装置のブロック図
装置のブロック図
【図5】従来の技術によるコンバーゼンス補正信号発生
装置における信号の動作波形図
装置における信号の動作波形図
【符号の説明】 1 有効走査期間信号発生部 2 アドレス発生部 3 補正データ用メモリ 4 D/A変換器 5 補正波形発生部 6 垂直同期信号 7 水平同期信号 8 有効走査期間信号 12 コンバーゼンス補正信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/28
Claims (1)
- 【請求項1】 水平同期信号と垂直同期信号をカウント
してアドレス信号を発生するアドレス発生部と、そのア
ドレス信号によってコンバーゼンス補正データを出力す
る補正データ用フレームメモリーを備えたコンバーゼン
ス補正信号発生装置において、水平同期信号と垂直同期
信号によって有効走査期間信号を発生する有効走査期間
信号発生部を具備し、その有効走査期間信号期間中のみ
にコンバーゼンス補正波形信号を出力し、垂直同期信号
の有効走査期間以外においては有効走査期間の最終デー
タと同じデータを出力するようにしたことを特徴とする
コンバーゼンス補正信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172540A JP3049845B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | コンバーゼンス補正信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172540A JP3049845B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | コンバーゼンス補正信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622326A JPH0622326A (ja) | 1994-01-28 |
JP3049845B2 true JP3049845B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=15943789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3172540A Expired - Fee Related JP3049845B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | コンバーゼンス補正信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049845B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3172540A patent/JP3049845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622326A (ja) | 1994-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2861333B2 (ja) | 画像補正装置 | |
US5382984A (en) | Digital convergence correction apparatus for color television receiver with cursor on screen | |
US6982730B2 (en) | Apparatus and method for correcting keystone distortion | |
KR0132553B1 (ko) | 신호발생장치 | |
JPS59167194A (ja) | カラ−・テレビジヨン・カメラのレジストレ−シヨン補正回路 | |
JP3049845B2 (ja) | コンバーゼンス補正信号発生装置 | |
EP0865198B1 (en) | Method and device for arranging digitized image signals or data in orthogonal rows and columns | |
JP2930299B2 (ja) | デジタルコンバーゼンス補正回路 | |
JP2822469B2 (ja) | テレビ受像機 | |
JP3125903B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH06178202A (ja) | 画像縮小装置 | |
JPH11122562A (ja) | 画像補正装置 | |
KR100192948B1 (ko) | 투사형 화상표시시스템의 수평왜곡보정장치 | |
JPH0750936B2 (ja) | デイジタルコンバ−ゼンス装置 | |
JP3033204B2 (ja) | テレビインターホン | |
JP3449828B2 (ja) | ディジタルコンバーゼンス装置 | |
JP3402788B2 (ja) | ディジタルコンバーゼンス装置 | |
JP2646762B2 (ja) | デイジタルコンバーゼンス装置 | |
JPH0564162A (ja) | 画像信号処理装置 | |
JP2549666Y2 (ja) | 子画面の白バランス補正回路 | |
JP2520414B2 (ja) | デイジタルコンバ−ゼンス回路 | |
JPH06250619A (ja) | ポインタ機能付きマルチスキャン式大画面ディスプレイシステム | |
JPS59149390A (ja) | 映像信号発生装置 | |
JP3273808B2 (ja) | テストパターン発生装置 | |
JPS62135093A (ja) | デイジタルコンバ−ゼンス装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |