JPS6023731Y2 - 放電点火装置 - Google Patents

放電点火装置

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JPS6023731Y2
JPS6023731Y2 JP9496276U JP9496276U JPS6023731Y2 JP S6023731 Y2 JPS6023731 Y2 JP S6023731Y2 JP 9496276 U JP9496276 U JP 9496276U JP 9496276 U JP9496276 U JP 9496276U JP S6023731 Y2 JPS6023731 Y2 JP S6023731Y2
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JP
Japan
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transformer
voltage
light emitting
circuit
emitting diode
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Application number
JP9496276U
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English (en)
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JPS5313172U (ja
Inventor
勝司 村木
彦次郎 馬場
滋夫 青木
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバッテリーチェッカーを備えた放電点火装置に
関腰特に乾電池を直流電源とするコンバータ回路を含む
機器のバッテリーチェッカーに発見光ダイオードを用い
て、この発光ダイオードに流れる電流変動が少ない安定
したものを簡単な回路で安価に提供するものである。
以下、ガス器具等の放電点火装置を例にとって説明する
従来、乾電池を直流電源とし、コンバータ回路を含むガ
ス器具等の放電点火装置では、第1図に示すように発光
ダイオードを用いたバッテリーチェッカーが用いられて
いた。
第1図において、1はコンバータ回路で、トラン2の1
次側巻線にトランジスタ3と抵4とを接続して発振回路
を構成し、また2次側巻線に整流用ダイオード5、平滑
用コンデンサ6を接続することにより構成されている。
7は乾電池等の直流電源で、この直流電源7は正極側を
スイッチ8、トランジスタ3のエミッタ、コレクタを介
してトラス2の1次側巻線に、負極側を前記トランス2
のI次側巻線の中間タップにそれぞれ接続している。
9は発光ダイオードで、この発光ダイオード9はこの電
流制限用抵抗10と直列回路を構成するとともに、前記
直流電源7とスイッチ8との直列回路に並列に接続され
ている。
なお、前記トランス2の1次側巻線の一端と2次側巻線
の一端とは接続され、また2次側巻線には負荷である点
火装置の点火制御回路11が接続されている。
この回路では直流電源7に1.5Vの乾電池銭使用する
場合、コンバータ回路1のみを動作させるのであれば乾
電池が1個あれば充分であるが、発光ダイオード9を発
光させ、バッテリーチェッカーとしての機能も動かせよ
うとすれば、発光ダイオード9の順方向電圧降下だけで
1.2〜2.OVあるため、乾電池を少なくとも2個必
要としていた。
このため、乾電池が余分なスペースを占め、ガス器具が
大型化するばかりか、乾電池を2個収納できるものが必
要となり、価格が高くなるという欠点があった。
また、このバッテリーチェッカーは3.0V以上、すな
わち乾電池を2個以上使用する直流電源にしか使用でき
なかった。
本考案はそのような従来の欠点を解消すべく考案したも
のであり、以下考案の一実施例を示す第2図および第3
図の図面を参照しながら説明する。
第2図において、21はリンギングチョーク形コンバー
タ回路で、このコンバータ回路21はトランス22の1
次側巻線にスイッチング素子であるトランジスタ23と
抵抗24とを接続して発振回路を構成し、またトランス
22の2次側巻線に整流用ダイオード25と平滑用コン
デンサ26とを接続することにより構成されていた。
27は前記コンバータ回路21の直流電源で、この直流
電源27は正極側をスイッチ28、トランジスタ23の
エミッタ、コレクタを介して前記トランス22の1次側
巻線の一端に、負極側を前記トランス22の1次側巻線
の中間タップにそれぞれ接続している。
29は発光ダイオードで、この発光ダイオード29はダ
イオード30と発光ダイオード29の電流制限用抵抗3
1とで直列回路を構成しており、またこの直列回路は前
記直流電源27とスイッチ28との直列回路に前記トラ
ンス22の1次側巻線の一部を介して並列に接続されて
いる。
また、前記発光ダイオード29には逆耐電圧保護用のダ
イオード32が接続されている。
なお、前記トランス22の1次側巻線の一端と2次側巻
線の一端とは接続され、また2次側には負荷である放電
点火装置の高電圧発生回路33が接続されている。
また、前記ダイオード30はバッテリーチェック電圧用
、すなわち発光ダイオード29を点滅させる基準電圧を
作り出すための電圧降下を与えるダイオードで、参考ま
でにその電圧降下はシリコンタイオードで約0.7V、
ゲルマニウム合金接合形ダフイオードで約0.3■であ
る。
第3図は第2図に示す回路の各部の波形を示す波形図で
あり、第3図イ、イ′は第2図のa−b間の電圧Vab
を、口9口′はb −c間の電圧Vbcを、第3図ハ、
へ′はa−c間の電圧Vacを、第3図二、二′は発光
ダイオード29に流れる電流iをそれぞれ示し、また第
3図イル二は直流電源27の電圧Eが1.5■の場合、
第3図イ′〜二′は直流電源27の電圧Eが1.0の場
合である。
第3図において、電圧Vacは電圧Vab、すなわち電
圧Eが1.5Vの場合2.8■であり、電圧Vab、す
なわち電圧Eが1.OVの場合1.9vである。
一方、第2図の回路で、ダイオード30の電圧降下は約
0.7V、発光ダイオード29の電圧降下は約1.4V
であり、合計2.1Vとなる。
従って、電圧Eが1.5Vの場合は、2.8−2.1=
0.7Vの電位差が残り、発光ダイオード29に流れる
電流iは0.7/ Rとなる。
この波形を示すのが第3図二である。
また、電圧Eが1.OVの場合は、1.9−2.1 =
0.2Vとなり、発光ダイオード29には逆バイアスが
かかるので電流iは流れない。
その波形を示すのが第3図二′である。
このように、直流電圧27の電圧Eが1.5■の場合に
は発光ダイオード29に電流iが流れ、発光ダイオード
29が発光し、バッテリ電圧の正常を知らせる。
なお、第3図二の電流iの波形かられかるように発光ダ
イオード29は高周波で点滅をするが、その周波数は]
OK Hz前後であるため、使用者が見ると連続した
光として見えるので問題はない。
また、直流電源27の電圧Eは使用時間に応じて低下す
るが、この場合1.OVよりわずかに高い電圧で発光ダ
イオード29に電流iが流れなくなり、バッテリ電圧の
異常を知らせる。
以下に上記構成における効果を列記する。
1 直流電源27は1.5■でよく、従来のように乾電
池を2個以上必要としないため、小形にすることができ
る。
2 コンバータ回路21が故障した場合は、たとえば直
流電源27の電圧Eが充分に高くても発光ダイオード2
9が発光しなく、コンバーク回路21の故障を知らせる
機能も備えている。
3 回路構成が非常に簡単であるため、安価とすること
ができる。
4 発光ダイオード29を1.5■の直流電源27で発
光させるために、トランス22の1次側巻線の電圧Vb
cの正極側のパルスを利用しているため、高電圧発生回
路33のように放電状態で使用され負荷インピーダンス
が全負荷から無負荷近くまで変動する場合でも支障なく
使用することができる。
これは、電圧Vbcの負荷側は負荷の変動に対して大き
く変動するが、正極側は直流電源27に比例した電圧で
あるめ負荷の影響を殆んど受けないからである。
5 発光ダイオード29に流れる電流iはi=VF I 3 exp KTとなる。
なお、hは飽和電流、Kはボルツマン定数、Tは絶対温
度、qは電子の電荷量、■2は発光ダイオード29の順
方向電圧である。
すなわち、■1の指数関数となる。
また、輝度は電流iに比例する。
したがって検知電圧付近で電源電圧Eの変化が輝度の大
きな変化になるように任意に設定することがトランスに
よる昇圧と電流制限用抵抗31の調整で容易に行なえる
ことになる。
このように本考案による放電点火装置は優れた効果を有
する。
第4図および第5図は本考案の他の実施例による回路を
示すものである。
第4図に示すものはトランス22の1次側巻線からタッ
プを引出味このタップと直流電源27との間に発光ダイ
オード29とこの電流制限用抵抗31との直列回路を挿
入接続したものである。
この場合は、トランス22の1次側巻線の電圧の一部を
発光ダイオード29を発光させる基準電圧に利用し、た
もので、ダイオード30を全く不要とすることができる
第5図に示すものは第2図の抵抗24の代りに可変抵抗
34を用に、この可変抵抗34の摺動端子と直流電源2
7との間に発光ダイオード29とダイオード30との直
列回路を挿入接続したものである。
この場合は、可変抵抗34の摺動端子を移動させて抵抗
を変化させることにより、発光ダイオード29、ダイオ
ード30の電圧降下のばらつきを吸収することができ、
バッテリーチェック電圧を一定とすることができる。
また、発光ダイオード29の明るさも調整することがで
き、さらには電流制限用抵抗31をなくすことができる
以上のように本考案によれば、簡単な回路構成で、しか
も1.5Vの乾電池1個で動作させることができ、これ
によって安価で小形なものとすることができ、さらには
コンバータ回路の故障を知らせる機能も備えている等、
非常に実用的価値の高い放電点火装置を提供することが
できる。
また、コンバータ回路はリンギングチョーク形に限定さ
れなく、ブロッキングオシレータ形やロイヤー形等他の
方式のものに同様に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバッテリーチェッカーを使用したガス器
具等の放電点火装置の回路図、第2図は本考案の一実施
例によるバッテリーチェッカーを使用したガス器具等の
放電点火装置の回路図、第3図イル二およびイ′〜二′
は同回路の要部における電圧および電流波形を示す波形
図、第4図および第5図は本考案の他の実施例によるバ
ッテリーチェッカーを使用したガス器具等の放電点火装
置の回路図である。 21・・・・・・コンバータ回路、22・・・・・・ト
ランス、23・・・・・・トランジスタ(スイッチング
素子)、24・・・・・・抵抗、27・・・・・・直流
電源、29・・・・・・発光ダイオード、31・・・・
・・電流制限用抵抗、34・・・・・・可変抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチング素子と抵抗とともに発振回路を構成すると
    ともに、二次側に高電圧を発生するトランスおよびその
    トランスの高電圧出力部からダイオードを介して生ずる
    直流出力により高電圧発生回路を駆動する回路と、その
    トランスの一次巻線に接続されトランスに直流入力電圧
    を印加する直流電源とを有する放電点火装置において、
    直流出力はトランスの二次巻線のフライバック出力パル
    スを取出せるようにダイオードを接続するとともに、直
    流電源に前記トランスの一次巻線を介して発光ダイオー
    ドと電流制限用抵抗の直列回路を接続したことを特徴と
    する放電点火装置。
JP9496276U 1976-07-15 1976-07-15 放電点火装置 Expired JPS6023731Y2 (ja)

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JP9496276U JPS6023731Y2 (ja) 1976-07-15 1976-07-15 放電点火装置

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JP9496276U JPS6023731Y2 (ja) 1976-07-15 1976-07-15 放電点火装置

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Publication Number Publication Date
JPS5313172U JPS5313172U (ja) 1978-02-03
JPS6023731Y2 true JPS6023731Y2 (ja) 1985-07-15

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ID=28705457

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JPS5313172U (ja) 1978-02-03

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