JPS60234275A - フロツピ−デイスクジヤケツト - Google Patents
フロツピ−デイスクジヤケツトInfo
- Publication number
- JPS60234275A JPS60234275A JP8928684A JP8928684A JPS60234275A JP S60234275 A JPS60234275 A JP S60234275A JP 8928684 A JP8928684 A JP 8928684A JP 8928684 A JP8928684 A JP 8928684A JP S60234275 A JPS60234275 A JP S60234275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floppy disk
- disk jacket
- jacket
- polycarbonate
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフロッピーディスクジャケットに関し。
詳しくは使用環境温圧70℃に耐えるフロッピーディス
クジャケットに関する。
クジャケットに関する。
従来、フロッピーディスクのジャケットは、塩化ビニル
樹脂(以下、PVOと略記する)にカーボンブラックを
配合した樹脂組成物で作られたものが知られている。
樹脂(以下、PVOと略記する)にカーボンブラックを
配合した樹脂組成物で作られたものが知られている。
しかし近時、フロッピーディスクの情報記録媒体として
の効用が認められ、各種分野で様々な使用環境下で使用
されるようになると、ジャケットの耐熱性が問題となり
、特に長時間に亘る連続使用のために70℃の使用環境
温度下で耐える耐熱性の良好な、ジャケットの出現が望
まれるようになってきた。
の効用が認められ、各種分野で様々な使用環境下で使用
されるようになると、ジャケットの耐熱性が問題となり
、特に長時間に亘る連続使用のために70℃の使用環境
温度下で耐える耐熱性の良好な、ジャケットの出現が望
まれるようになってきた。
他方フロンビーディスクジャケットは形状と寸方がJI
S 0−6290に定められているので、それらを満足
するものでなければならない。
S 0−6290に定められているので、それらを満足
するものでなければならない。
本発明は上記要請を満足するためになされたもので、J
IS規格に合致した形状及び寸法を有し、かつ70℃の
使用環境温度下で耐えると共に電気的特性の良好なフロ
ッピーディスクジャケットを提供することを技術的課題
とする。
IS規格に合致した形状及び寸法を有し、かつ70℃の
使用環境温度下で耐えると共に電気的特性の良好なフロ
ッピーディスクジャケットを提供することを技術的課題
とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、ポリカーボネートが良好な製函加工性(本明細書
において、製函加工性とはシート作製から裁断、ライナ
ー貼り、折り曲げ、穴あけの工程を経てフロッピーディ
スクジャケットを製造する際における各工程の作業性を
意味する−を有することを見い出し、更にこのポリカー
ボネート100重量部にカーボンブラック6〜20重量
部を配合した樹脂組成物を成形してなるフロッピーディ
スクジャケットによシ上記課題を解決し得ることを見い
出し、本発明に到達した。
結果、ポリカーボネートが良好な製函加工性(本明細書
において、製函加工性とはシート作製から裁断、ライナ
ー貼り、折り曲げ、穴あけの工程を経てフロッピーディ
スクジャケットを製造する際における各工程の作業性を
意味する−を有することを見い出し、更にこのポリカー
ボネート100重量部にカーボンブラック6〜20重量
部を配合した樹脂組成物を成形してなるフロッピーディ
スクジャケットによシ上記課題を解決し得ることを見い
出し、本発明に到達した。
即ち、製函加工性の中でも特に折シ曲げ加工性が悪いと
製造されたジャケットに脹れを生じ、フロッピーディス
クの性能を著しく損うことになり。
製造されたジャケットに脹れを生じ、フロッピーディス
クの性能を著しく損うことになり。
JIS 0−6290の規格自体も満足し得なくなるの
で、製函加工性はフロッピーディスクジャケットの性能
上極めて重要な要因であると言える。
で、製函加工性はフロッピーディスクジャケットの性能
上極めて重要な要因であると言える。
しかるに例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリア
ミド、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等
の熱可塑性樹脂を用いた場合には折シ曲げ加工性が悪<
、 JIS 0−6290で定められた形状と寸法のも
のは得られないという難点があり、又、PvCを用いた
場合KuJIS 0−6290で定められた形状と寸法
を有するフロッピーディスクジャケットは得られるが、
反面その使用環境温度は約50℃であり、耐熱性がない
という欠点がある。そこで耐熱PVOを用い、その耐熱
性を改良したとしても、その使用環境温度はせいぜい6
0℃であυ、70℃の使用環境温度に耐えることはでき
ないという難点がある。本発明者らは、かかる難点を克
服し得る樹脂としてポリカーボネートが適していること
を見い出したものでおる。
ミド、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等
の熱可塑性樹脂を用いた場合には折シ曲げ加工性が悪<
、 JIS 0−6290で定められた形状と寸法のも
のは得られないという難点があり、又、PvCを用いた
場合KuJIS 0−6290で定められた形状と寸法
を有するフロッピーディスクジャケットは得られるが、
反面その使用環境温度は約50℃であり、耐熱性がない
という欠点がある。そこで耐熱PVOを用い、その耐熱
性を改良したとしても、その使用環境温度はせいぜい6
0℃であυ、70℃の使用環境温度に耐えることはでき
ないという難点がある。本発明者らは、かかる難点を克
服し得る樹脂としてポリカーボネートが適していること
を見い出したものでおる。
本発明において使用するポリカーボネートは。
ビスフェノールAとホスゲン、あるいはビスフェノール
Aとジフェニールカーボネートを反応させて得られる熱
可塑性樹脂であり、市販品をそのまま使用することも出
来る。
Aとジフェニールカーボネートを反応させて得られる熱
可塑性樹脂であり、市販品をそのまま使用することも出
来る。
又、本発明ではフロッピーディスクの電気的特性を損な
わないよう、ポリカーボネートにカーボンブラックを配
合するが1本発明において使用するカーボンブラックは
、チャンネルブラック、ファーネスブラック、サーマル
ブラック、アセチレンブラック、クソテエンプラ・・/
り等のカーボンブラックであり、その使用量はポリカー
ボネート100重量部に対し、6〜20重量部の範囲で
ある。6重量部未満では電気的特性が不良と々す。
わないよう、ポリカーボネートにカーボンブラックを配
合するが1本発明において使用するカーボンブラックは
、チャンネルブラック、ファーネスブラック、サーマル
ブラック、アセチレンブラック、クソテエンプラ・・/
り等のカーボンブラックであり、その使用量はポリカー
ボネート100重量部に対し、6〜20重量部の範囲で
ある。6重量部未満では電気的特性が不良と々す。
20重量部をこえて使用すると機械的強度が低下し好ま
しくない。
しくない。
本発明のフロッピーディスクジャケットは、前記ポリカ
ーボネートとカーボンブラックから公知の方法でペレッ
トを作シ、このベレットからTダイ法等の公知の方法で
厚さ100〜300μm。
ーボネートとカーボンブラックから公知の方法でペレッ
トを作シ、このベレットからTダイ法等の公知の方法で
厚さ100〜300μm。
よシ好ましくは150〜200μmのシートを作シ、こ
のシートを裁断し、ライナーを貼り、折シ曲げ加工、穴
あけ加工を経て製造する。
のシートを裁断し、ライナーを貼り、折シ曲げ加工、穴
あけ加工を経て製造する。
本発明によれば、 JIS 0−6290に定められた
形状と寸法を保持したフロッピーディスクジャケットが
得られ、tfc耐熱性に優れ、従来の70ツピーデイス
クジヤケソトでは使用できなかった高温環境下でも使用
することができるフロッピーディスクジャケットが得ら
れると共に、更に電気的特性を損うことがないフロッピ
ーディスクジャケットを得ることができる。
形状と寸法を保持したフロッピーディスクジャケットが
得られ、tfc耐熱性に優れ、従来の70ツピーデイス
クジヤケソトでは使用できなかった高温環境下でも使用
することができるフロッピーディスクジャケットが得ら
れると共に、更に電気的特性を損うことがないフロッピ
ーディスクジャケットを得ることができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例−1
市販のボリカーボネー) 1 (10重量部に導電性カ
ーボンブラック「ケッチェンブラック(商標)」10重
量部を配合し、シリンダー径40mmの押出機で押出し
、ベレットを得た。
ーボンブラック「ケッチェンブラック(商標)」10重
量部を配合し、シリンダー径40mmの押出機で押出し
、ベレットを得た。
このペレットを、シリンダー径40m1llのTダイ付
き押出機で押出し、厚さ200μmのシートを得た。
き押出機で押出し、厚さ200μmのシートを得た。
このシートを裁断し、ライナーを貼り、折シ曲げ加工、
穴あけ加工をし、フロッピーディスクジャケットを得た
。
穴あけ加工をし、フロッピーディスクジャケットを得た
。
次に、このフロッピーディスクジャケットの形状と寸法
をJIS 0−6290に従い測定し、所定の形状と寸
法を保持していることを確認した。
をJIS 0−6290に従い測定し、所定の形状と寸
法を保持していることを確認した。
又、このフロッピーディスクジャケットにディスクを挿
入し、駆動機械(通常のフロッピーディスクドライブ)
に組込んで、70℃の環境温度下でテストし、使用環境
温度70℃に耐えることを確認した。
入し、駆動機械(通常のフロッピーディスクドライブ)
に組込んで、70℃の環境温度下でテストし、使用環境
温度70℃に耐えることを確認した。
実施例−2
実施例−Iにおいて、ケッチェンブラックをアセチレン
ブラックに代え、その使用量をポリカーボネート100
重量部に対し、17重量部とした他は、実施例−1と同
様にしてシートを作り、そのシートから70ソピーデイ
スクジヤケツトを作9、実施例−■と同様にして、その
形状と寸法及び耐熱性を評価した。その結果、所定の形
状と寸法を保持し、70℃の使用環境温度に耐えること
を確認した。
ブラックに代え、その使用量をポリカーボネート100
重量部に対し、17重量部とした他は、実施例−1と同
様にしてシートを作り、そのシートから70ソピーデイ
スクジヤケツトを作9、実施例−■と同様にして、その
形状と寸法及び耐熱性を評価した。その結果、所定の形
状と寸法を保持し、70℃の使用環境温度に耐えること
を確認した。
比較例−1
実施例−1において、タッチエンブラックの使用量な、
ポリカーボネー)100重量部に対し4重量部に代えた
他は、実施例−1と同様にしてシートを作シ、そのシー
トからフロッピーディスクジャケットを作り、その性能
を評価したところ、形状と寸法はJIS 0−6290
の規格を満足するが、電気的特性が悪く、フロッピーデ
ィスクのジャケットとしては使えないことが判った。
ポリカーボネー)100重量部に対し4重量部に代えた
他は、実施例−1と同様にしてシートを作シ、そのシー
トからフロッピーディスクジャケットを作り、その性能
を評価したところ、形状と寸法はJIS 0−6290
の規格を満足するが、電気的特性が悪く、フロッピーデ
ィスクのジャケットとしては使えないことが判った。
比較例−2
実施例−Iにおいて、ケッチェンブラックの使用量を、
ポリカーボネー)100重量部に対し22重量部に代え
た他は、実施例−1と同様にしてシー・トな作り、その
シートからフロッピーディスクジャケットを作ろうとし
たが、折り曲げ加工時にシートカ割れ、フロッピーディ
スクジャケットはできなかった。
ポリカーボネー)100重量部に対し22重量部に代え
た他は、実施例−1と同様にしてシー・トな作り、その
シートからフロッピーディスクジャケットを作ろうとし
たが、折り曲げ加工時にシートカ割れ、フロッピーディ
スクジャケットはできなかった。
比較例−3
実施例−2において、ポリカーボネートに代えて、塩化
ビニル樹脂を用いた他は、実施例−1と同様にしてシー
トを作り、フロッピーディスクジャケットを得た。
ビニル樹脂を用いた他は、実施例−1と同様にしてシー
トを作り、フロッピーディスクジャケットを得た。
しかし、このフロッピーディスクジャケットは。
使用環境温度が50℃程度であった。
%針山願人 三井東圧化学株式会社
代 理 人 弁理士 坂 口 個 昭
(ほか1名)
Claims (1)
- ポリカーボネート100重量部にカーボンブラック6〜
20重量部を配合した樹脂組成物からなるフロッピーデ
ィスクジャケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8928684A JPS60234275A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8928684A JPS60234275A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234275A true JPS60234275A (ja) | 1985-11-20 |
JPH0552592B2 JPH0552592B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=13966454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8928684A Granted JPS60234275A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234275A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089881A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | フレキシブルデイスクジヤケツト |
-
1984
- 1984-05-07 JP JP8928684A patent/JPS60234275A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089881A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | フレキシブルデイスクジヤケツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552592B2 (ja) | 1993-08-05 |
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