JPS6132281A - フロツピ−デイスクジヤケツト - Google Patents
フロツピ−デイスクジヤケツトInfo
- Publication number
- JPS6132281A JPS6132281A JP15197784A JP15197784A JPS6132281A JP S6132281 A JPS6132281 A JP S6132281A JP 15197784 A JP15197784 A JP 15197784A JP 15197784 A JP15197784 A JP 15197784A JP S6132281 A JPS6132281 A JP S6132281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylonitrile
- butadiene
- floppy disk
- jacket
- styrene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はフロッピーディスクシャケ・ントに関し、詳し
くは、60°C乃至80℃の使用環境温度に耐えるフロ
ッピーディスクジャケットに関する。
くは、60°C乃至80℃の使用環境温度に耐えるフロ
ッピーディスクジャケットに関する。
[従来の技術]
近時、フロッピーディスクの情報記録媒体としての効果
が認められ、各種分野で様々な使用環境下で使用され、
又は保存されており、該フロッピーディスクは、塵埃等
による汚染から防ぐために樹脂組成物からなるジャケッ
トに収納され使用されている。
が認められ、各種分野で様々な使用環境下で使用され、
又は保存されており、該フロッピーディスクは、塵埃等
による汚染から防ぐために樹脂組成物からなるジャケッ
トに収納され使用されている。
従来、該ジャケットは、塩化ビニル樹脂(以下、PVC
と略記する)にカーボンブラックを配合した樹脂組成物
で作られたものや、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体か
らなる樹脂組成物により作られたものが知られている。
と略記する)にカーボンブラックを配合した樹脂組成物
で作られたものや、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体か
らなる樹脂組成物により作られたものが知られている。
上記ジャケットはいずれも、長時間におよぶ連続使用に
よる高温環境下、例えば60℃乃至80℃の状態におか
れると、該ジャケットが変形し、収納されたフロッピー
ディスクの回転が不安定になり、出力低下や出力変動等
が起生ずるという事態が生じ、該ジャケットの耐熱性の
点で問題があった。
よる高温環境下、例えば60℃乃至80℃の状態におか
れると、該ジャケットが変形し、収納されたフロッピー
ディスクの回転が不安定になり、出力低下や出力変動等
が起生ずるという事態が生じ、該ジャケットの耐熱性の
点で問題があった。
上記フロッピーディスクジャケットの耐熱性を改良する
方法としては、耐熱PvCを使用する方法、ポリプロピ
レンを使用する方法等が提案されているが、前者におい
ては耐熱性の改良効果が不充分であるという欠点があり
、また後者においては、製函折り曲げ性が悪く、ジャケ
ットに脹れが生じ、JIS規格C−E12130のジャ
ケットの厚さの規格を満足し難いという欠点があり、い
ずれの方法においても実用に耐える耐熱フロッピーディ
スクジャケットを提供するまでには至っていないのが実
情である。
方法としては、耐熱PvCを使用する方法、ポリプロピ
レンを使用する方法等が提案されているが、前者におい
ては耐熱性の改良効果が不充分であるという欠点があり
、また後者においては、製函折り曲げ性が悪く、ジャケ
ットに脹れが生じ、JIS規格C−E12130のジャ
ケットの厚さの規格を満足し難いという欠点があり、い
ずれの方法においても実用に耐える耐熱フロッピーディ
スクジャケットを提供するまでには至っていないのが実
情である。
一方、フロッピーディスクジャケットは形状と寸法がJ
IS C−8290に定められているので、該JIS
規格を満足するものでなければならない。
IS C−8290に定められているので、該JIS
規格を満足するものでなければならない。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上記に鑑み成されたもので、フロッピーディス
クジャケットがJIS規格に合致した形状及び寸法を有
し、且つ長時間におよぶ使用による高温環境下での該ジ
ャケットの使用を可能にし、特に60℃乃至80°Cの
使用環境温度下でも該ジャケットが変形等を起こさず、
十分に耐えられるフロッピーディスクジャケットを提供
することを技術的課題とする。
クジャケットがJIS規格に合致した形状及び寸法を有
し、且つ長時間におよぶ使用による高温環境下での該ジ
ャケットの使用を可能にし、特に60℃乃至80°Cの
使用環境温度下でも該ジャケットが変形等を起こさず、
十分に耐えられるフロッピーディスクジャケットを提供
することを技術的課題とする。
[問題を解決するための手段1
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、ジャケット素材として、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体からなるものが良好な耐熱性を
有することを見出し、本発明を完成するに至った。
果、ジャケット素材として、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体からなるものが良好な耐熱性を
有することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のフロッピーディスクジャケットは、樹脂
組成物の主成分が、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体からなることを特徴とする。
組成物の主成分が、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体からなることを特徴とする。
本発明で使用するアクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体とは、例えば、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体とブタジェン−アクリロニトリルゴムのポリ
マーブレンド体あるいはブタジェン−アクリロニトリル
ゴムへのスチレンのグラフト共重合もしくはアクリロニ
トリル、ブタジェン、及びスチレンの3種の単量体の懸
濁重合等により製造される共重合体等の、溶融加工ある
いは溶液キャスト等によるシート加工が可能なものであ
ればよく、通常の市販品の中から適宜選択できる。
レン共重合体とは、例えば、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体とブタジェン−アクリロニトリルゴムのポリ
マーブレンド体あるいはブタジェン−アクリロニトリル
ゴムへのスチレンのグラフト共重合もしくはアクリロニ
トリル、ブタジェン、及びスチレンの3種の単量体の懸
濁重合等により製造される共重合体等の、溶融加工ある
いは溶液キャスト等によるシート加工が可能なものであ
ればよく、通常の市販品の中から適宜選択できる。
本発明における好ましい共重合体の組成としては、アク
リロニトリル10〜30モル%、ブタジェン20〜30
モル%、スチレン40〜70モル%の組成からなるもの
である。
リロニトリル10〜30モル%、ブタジェン20〜30
モル%、スチレン40〜70モル%の組成からなるもの
である。
本発明に用いる樹脂組成分においては、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体を少なくとも50重
量%含有すればよく、好ましくは80重量%以上、より
好ましくは70重量%以上含有するのがよい。本発明に
用いる樹脂組成物は、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体に加えて、顔料、酸化防止剤、滑剤、
耐候性向上剤、充填剤等の添加剤を含有させることが可
能であり、さらに20重量%以下(好ましくは15重量
%以下)程度で他のポリマーも必要に応じて添加含有さ
せることができる。特に電気的特性を損なわぬよう導電
性カーポンプ9フフ3〜10重量%程度を添加したり、
帯電によって起こる塵埃付着を防止するために帯電防止
剤を1〜3重量%程度を添加することが望ましい。
ル−ブタジエン−スチレン共重合体を少なくとも50重
量%含有すればよく、好ましくは80重量%以上、より
好ましくは70重量%以上含有するのがよい。本発明に
用いる樹脂組成物は、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体に加えて、顔料、酸化防止剤、滑剤、
耐候性向上剤、充填剤等の添加剤を含有させることが可
能であり、さらに20重量%以下(好ましくは15重量
%以下)程度で他のポリマーも必要に応じて添加含有さ
せることができる。特に電気的特性を損なわぬよう導電
性カーポンプ9フフ3〜10重量%程度を添加したり、
帯電によって起こる塵埃付着を防止するために帯電防止
剤を1〜3重量%程度を添加することが望ましい。
本発明のフロッピーディスクジャケットは例えば以下の
方法で製造できる。
方法で製造できる。
即ち、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体と導電性カーボンブラックあるいは帯電防止剤をパン
バリミキサ一または二軸混線機等により混練造粒した後
、樹脂温度約220℃で溶融製膜し、Tダイス押出機等
で厚さ150〜300JLII、より好ましくは200
〜250 IL朧のシートを得る。
体と導電性カーボンブラックあるいは帯電防止剤をパン
バリミキサ一または二軸混線機等により混練造粒した後
、樹脂温度約220℃で溶融製膜し、Tダイス押出機等
で厚さ150〜300JLII、より好ましくは200
〜250 IL朧のシートを得る。
そして該シートを裁断し、これに不織布、例えばポリプ
ロピレン繊維とレイヨン繊維との混抄不織布を部分的な
熱融着により貼りつけ、次に回転駆動用、記録再生用お
よびセクタ標示用の開口を打ち抜いた後、折曲加工並び
に融着加工を行って本発明のフロッピーディスクジャケ
ットが得られる。
ロピレン繊維とレイヨン繊維との混抄不織布を部分的な
熱融着により貼りつけ、次に回転駆動用、記録再生用お
よびセクタ標示用の開口を打ち抜いた後、折曲加工並び
に融着加工を行って本発明のフロッピーディスクジャケ
ットが得られる。
[発明の効果]
本発明によれば、 JIS C−13290に定められ
た形状と寸法を保持したフロッピーディスクジャケット
が得られ、また耐熱性に優れ、従来のフロッピーディス
クジャケットでは使用又は保存できなかった高温環境下
、特に80℃乃至80℃の使用環境温度下でも該ジャケ
ットが変形せず、適正に使用することが可能なフロッピ
ーディスクジャケットを得ることがきる。
た形状と寸法を保持したフロッピーディスクジャケット
が得られ、また耐熱性に優れ、従来のフロッピーディス
クジャケットでは使用又は保存できなかった高温環境下
、特に80℃乃至80℃の使用環境温度下でも該ジャケ
ットが変形せず、適正に使用することが可能なフロッピ
ーディスクジャケットを得ることがきる。
[実施例]
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(三
井東圧化学社製サンタックET−70) 100重量
部およびカーボンブラック5重量部をパンバリミキサー
で混練造粒した後、Tダイス押出機にて厚み250JL
mのシートを形成した。これに厚み200 p、 ra
の不織布(三菱レーヨン社製JB−4F−1)を貼りつ
け、回転駆動用、記録再生用等の開口を打ち抜いた後、
折曲加工並びに融着加工を行ってフロッピーディスクジ
ャケットを得た。これにフロッピーディスクを入れ封口
し、且つ該フロッピーディスクジャケットを70℃の恒
温槽に24時間保存した後、JIS C−8291に準
拠して、巾2.8m/w深さ150+s/■の垂直壁を
有するゲージの間を自由落下させたところ、容易に通過
し、フロッピーディスクジャケットの変形は認められな
かった。
井東圧化学社製サンタックET−70) 100重量
部およびカーボンブラック5重量部をパンバリミキサー
で混練造粒した後、Tダイス押出機にて厚み250JL
mのシートを形成した。これに厚み200 p、 ra
の不織布(三菱レーヨン社製JB−4F−1)を貼りつ
け、回転駆動用、記録再生用等の開口を打ち抜いた後、
折曲加工並びに融着加工を行ってフロッピーディスクジ
ャケットを得た。これにフロッピーディスクを入れ封口
し、且つ該フロッピーディスクジャケットを70℃の恒
温槽に24時間保存した後、JIS C−8291に準
拠して、巾2.8m/w深さ150+s/■の垂直壁を
有するゲージの間を自由落下させたところ、容易に通過
し、フロッピーディスクジャケットの変形は認められな
かった。
なお、別に上記恒温槽の温度を80℃に変えたことのみ
異ならせ、上記と同様の試験測定を行った結果、上記と
同様にフロッピーディスクジャケットの変形は認められ
なかった。
異ならせ、上記と同様の試験測定を行った結果、上記と
同様にフロッピーディスクジャケットの変形は認められ
なかった。
比較例1
実施例1において、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体に代えて、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体を用いたことのみ異ならせ、他は実施例1と同様に
してシートを作り、該シートからフロッピーディスクジ
ャケットを作り、実施例1と同様の方法で試験測定した
ところ、通過せず、該ジャケットの変形が認められた。
チレン共重合体に代えて、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体を用いたことのみ異ならせ、他は実施例1と同様に
してシートを作り、該シートからフロッピーディスクジ
ャケットを作り、実施例1と同様の方法で試験測定した
ところ、通過せず、該ジャケットの変形が認められた。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
代 理 人 弁理士 坂 口 信 昭(ほか1名)
Claims (1)
- 樹脂組成物の主成分が、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体からなることを特徴とするフロッピ
ーディスクジャケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15197784A JPS6132281A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15197784A JPS6132281A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132281A true JPS6132281A (ja) | 1986-02-14 |
Family
ID=15530361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15197784A Pending JPS6132281A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | フロツピ−デイスクジヤケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132281A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170971A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | Teijin Memorex Kk | フロツピ−デイスク用ジヤケツト |
JPS6431574U (ja) * | 1987-08-19 | 1989-02-27 | ||
EP0458558A2 (en) * | 1990-05-21 | 1991-11-27 | Hitachi Maxell Ltd. | A data recording cartridge and a flexible magnetic recording medium and a method of manufacturing the same |
-
1984
- 1984-07-24 JP JP15197784A patent/JPS6132281A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170971A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | Teijin Memorex Kk | フロツピ−デイスク用ジヤケツト |
JPH0524583B2 (ja) * | 1985-01-24 | 1993-04-08 | Teijin Memory Media Kk | |
JPS6431574U (ja) * | 1987-08-19 | 1989-02-27 | ||
JPH0624063Y2 (ja) * | 1987-08-19 | 1994-06-22 | コニカ株式会社 | 磁気ディスクカ−トリッジ |
EP0458558A2 (en) * | 1990-05-21 | 1991-11-27 | Hitachi Maxell Ltd. | A data recording cartridge and a flexible magnetic recording medium and a method of manufacturing the same |
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