JPS62143307A - 絶縁電線 - Google Patents
絶縁電線Info
- Publication number
- JPS62143307A JPS62143307A JP28382285A JP28382285A JPS62143307A JP S62143307 A JPS62143307 A JP S62143307A JP 28382285 A JP28382285 A JP 28382285A JP 28382285 A JP28382285 A JP 28382285A JP S62143307 A JPS62143307 A JP S62143307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated wire
- pps
- resin
- melt index
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、絶縁電線詳しくは、ポリフェニレンサルファ
イド樹脂組成物を絶縁層とする絶縁電線に関するもので
ある。
イド樹脂組成物を絶縁層とする絶縁電線に関するもので
ある。
（従来技術）
コンピューター、Ｖ’ｌ’Ｒ１０Ａ機器および通信機器
等に使用されている電線において、機器の軽量化、コン
パクト化に伴い電線強度は保持したままでより径の細い
電線が要求されるようになった。
等に使用されている電線において、機器の軽量化、コン
パクト化に伴い電線強度は保持したままでより径の細い
電線が要求されるようになった。
しかもより厳しい安全性の要求から絶縁層に対しても高
い難燃性が要求されており、例えばＵＬ（Ｕｎｄｅｒ
Ｗｒｉｔｅｒｅｓ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ ）規格
の垂直燃焼テスト（ＶＷ−１）に合格する必要がある。
い難燃性が要求されており、例えばＵＬ（Ｕｎｄｅｒ
Ｗｒｉｔｅｒｅｓ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ ）規格
の垂直燃焼テスト（ＶＷ−１）に合格する必要がある。
（発明が解決しようとする問題点）
この為、これらの電線の細線化には、耐摩耗性や抗張力
等の物理的特性に優れ、しかも高い難燃性を有する材料
を絶縁層に使用することが必要となる。このような材料
としては特殊エンジニアリングプラスチックの一つであ
るポリフェニレンサルファイド（Ｐｏ１ｙｐｈｅｎｙｌ
ｅｎｅ ５ｕｌｆｉｄｅ；ＰＰ５）をあげることができ
るか、一般に知られているＰＰＳ樹脂は融点（Ｔｍ；２
８０℃）以上の温度で急激に粘度が低下するために押出
成形に向かないという問題があり、今壕ではｐｐｓ樹脂
組成物を導体上に押出して絶縁電線を作ることは実質上
不可能であった。
等の物理的特性に優れ、しかも高い難燃性を有する材料
を絶縁層に使用することが必要となる。このような材料
としては特殊エンジニアリングプラスチックの一つであ
るポリフェニレンサルファイド（Ｐｏ１ｙｐｈｅｎｙｌ
ｅｎｅ ５ｕｌｆｉｄｅ；ＰＰ５）をあげることができ
るか、一般に知られているＰＰＳ樹脂は融点（Ｔｍ；２
８０℃）以上の温度で急激に粘度が低下するために押出
成形に向かないという問題があり、今壕ではｐｐｓ樹脂
組成物を導体上に押出して絶縁電線を作ることは実質上
不可能であった。
上記に鑑み本発明は、この様な問題点を解決し、耐摩耗
性や抗張力等の物理的特性に優れた難燃性絶縁層を有す
るＰＰＳ絶縁電線を提供するものである。
性や抗張力等の物理的特性に優れた難燃性絶縁層を有す
るＰＰＳ絶縁電線を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
即ち本発明の絶縁電線は、第１図に示す様に絶縁層（２
）としてメルトインデックスが０．５ ？／ Ｉ Ｄ
ｍｉ ｎ以上１００ ｆ７１０ｍｉｎ以下、好ましくは
５ｐ／１Ｑｍｉｎ以上３０ｆ／１０ｍｉｎ以下の範囲に
あるポリフェニレンサルファイド樹脂組成物を導体（１
）上に押出して成形したことを特徴とするものである。
）としてメルトインデックスが０．５ ？／ Ｉ Ｄ
ｍｉ ｎ以上１００ ｆ７１０ｍｉｎ以下、好ましくは
５ｐ／１Ｑｍｉｎ以上３０ｆ／１０ｍｉｎ以下の範囲に
あるポリフェニレンサルファイド樹脂組成物を導体（１
）上に押出して成形したことを特徴とするものである。
以下上記を実施例をも用いて詳細に説明する。
本発明ておいて、ＰＰＳ樹脂を用いたのは、ＰＰＳ樹脂
が抗張力や耐摩耗性等の機械特性、電気特性に優れた樹
脂であり、しかもＰＰＳ樹脂自身が高い難燃性を示すと
共に、耐熱性、耐薬品性においてもポリテトラフルオロ
エチレン樹脂に次ぐ優秀さを有しているためである。
が抗張力や耐摩耗性等の機械特性、電気特性に優れた樹
脂であり、しかもＰＰＳ樹脂自身が高い難燃性を示すと
共に、耐熱性、耐薬品性においてもポリテトラフルオロ
エチレン樹脂に次ぐ優秀さを有しているためである。
しかし一般には、ＰＰＳ樹脂は比較的低分子量のものし
か得られなかったために融点（Ｔｒｎ；２ｓｏ℃）以上
における溶融粘度が非常に低く押出加工が実質上できな
いとされていた。
か得られなかったために融点（Ｔｒｎ；２ｓｏ℃）以上
における溶融粘度が非常に低く押出加工が実質上できな
いとされていた。
ところがこの従来の技術的常識に反し、融点以上の温度
域における粘度が比較的高いＰＰＳ樹脂を使用すること
により、ＰＩ’Ｓ樹脂組成物を導体上に押出し成形して
ＰＰＳ絶縁電線を作成することに成功した。こ！に本発
明の発明たる由縁がある。
域における粘度が比較的高いＰＰＳ樹脂を使用すること
により、ＰＩ’Ｓ樹脂組成物を導体上に押出し成形して
ＰＰＳ絶縁電線を作成することに成功した。こ！に本発
明の発明たる由縁がある。
このＰＰＳ樹脂組成物の粘度はメルトインデックス（Ａ
ＳＴＭ−Ｄ１２３８準拠；温度３００℃、 荷重２１３
０Ｋｇ）によって規定することができ、具体的にはこの
ＰＰＳ樹脂は０．５５’／ １０ｍｉｎ以上１００ｒ／
１０ｍｉｎ以下、好ましくは５ｙ／ｉＱｍｉｎ以上、−
＃Ｍ／ＩＱｍｉｎ 以下のメルトインデックスを有して
いる。
ＳＴＭ−Ｄ１２３８準拠；温度３００℃、 荷重２１３
０Ｋｇ）によって規定することができ、具体的にはこの
ＰＰＳ樹脂は０．５５’／ １０ｍｉｎ以上１００ｒ／
１０ｍｉｎ以下、好ましくは５ｙ／ｉＱｍｉｎ以上、−
＃Ｍ／ＩＱｍｉｎ 以下のメルトインデックスを有して
いる。
０．５ ？７１０ｍｉｎ以下のメルトインデックスを有
するＰＰＳ樹脂は溶融粘度が高すぎて、また１ ００９
／１（］ｍｉｎ以上のＰＰＳ樹脂では溶融粘度か低すき
でＰＰＳ樹脂を押出し加工することはできなかった。
するＰＰＳ樹脂は溶融粘度が高すぎて、また１ ００９
／１（］ｍｉｎ以上のＰＰＳ樹脂では溶融粘度か低すき
でＰＰＳ樹脂を押出し加工することはできなかった。
（作用）
この様に、本発明は限られたメルトインデックスを有す
るＰＰＳ樹脂を使用することにより、ＰＰＳ樹脂を導体
上に押出しＰＰＳ絶縁電線とじて成形しうろことを見い
出したものであり、又そのような機能を有する。
るＰＰＳ樹脂を使用することにより、ＰＰＳ樹脂を導体
上に押出しＰＰＳ絶縁電線とじて成形しうろことを見い
出したものであり、又そのような機能を有する。
（実施例）
以下に実施例をもって本発明について説明を行う。
実施例
導体外径０．８１５ ｍｍの銅線にメルトインデックス
が５．４５Ｆ／ １０ｍｉｎのｐｐｓ樹脂ヲ押出シ被覆
し、厚さ０．２＋＋１Ｉ１１．外径１．２ｍの絶縁電線
を作成した。
が５．４５Ｆ／ １０ｍｉｎのｐｐｓ樹脂ヲ押出シ被覆
し、厚さ０．２＋＋１Ｉ１１．外径１．２ｍの絶縁電線
を作成した。
比較例−１
メルトインテックスが５００ｆ／１０１？のＰＰＳ樹脂
を導体外径０．８１３ｍｍの銅線に押出したが、導体上
を樹脂が流れ充分な被覆層が形成されなかった。
を導体外径０．８１３ｍｍの銅線に押出したが、導体上
を樹脂が流れ充分な被覆層が形成されなかった。
比較例−２
メルトインデックスが０．３５’／１０ｍｉｎ （７）
Ｐ ＰＳ樹脂を導体外径０．８１３調の銅線に押出し
たが、被覆層の厚さを均一に副脚することができなかっ
た。
Ｐ ＰＳ樹脂を導体外径０．８１３調の銅線に押出し
たが、被覆層の厚さを均一に副脚することができなかっ
た。
（発明の効果）
以上の様に本発明によれば、耐摩耗性や抗張力等の物理
的特性に優れた難燃性絶縁のｐｐｓ絶縁電線が得られる
。
的特性に優れた難燃性絶縁のｐｐｓ絶縁電線が得られる
。
第１図は本発明の絶縁電線の断面図を例示している。
（１）・・・導体、
（２）・・・ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物の
押出成形の絶縁層
押出成形の絶縁層
Claims (2)
- （１）絶縁層としてメルトインデックスが０．５ｇ／１
０ｍｉｎ以上１００ｇ／１０ｍｉｎ以上の範囲にあるポ
リフェニレンサルファイド樹脂組成物を導体上に押出し
て成形したことを特徴とする絶縁電線。 - （２）メルトインデックスが５ｇ／１０ｍｉｎ以上３０
ｇ／１０ｍｉｎの範囲にある特許請求の範囲第（１）項
記載の絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28382285A JPS62143307A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28382285A JPS62143307A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143307A true JPS62143307A (ja) | 1987-06-26 |
Family
ID=17670596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28382285A Pending JPS62143307A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62143307A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0261022U (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | ||
| US5300362A (en) * | 1990-11-20 | 1994-04-05 | Hoechst Celanese Corporation | Polyarylene sulfide coated wire |
| EP0765895A3 (en) * | 1995-09-21 | 1998-11-11 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Metal coating resin and coated metal member |
| JP2010055964A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 絶縁ワイヤ |
| DE102014105782A1 (de) | 2013-04-24 | 2014-10-30 | Yazaki Corporation | Elektrisch isolierter draht |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP28382285A patent/JPS62143307A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0261022U (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | ||
| US5300362A (en) * | 1990-11-20 | 1994-04-05 | Hoechst Celanese Corporation | Polyarylene sulfide coated wire |
| EP0765895A3 (en) * | 1995-09-21 | 1998-11-11 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Metal coating resin and coated metal member |
| JP2010055964A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 絶縁ワイヤ |
| DE102014105782A1 (de) | 2013-04-24 | 2014-10-30 | Yazaki Corporation | Elektrisch isolierter draht |
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