JPS583327B2 - 絶縁被覆を有する電気導体の製造方法 - Google Patents

絶縁被覆を有する電気導体の製造方法

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JPS583327B2
JPS583327B2 JP50123892A JP12389275A JPS583327B2 JP S583327 B2 JPS583327 B2 JP S583327B2 JP 50123892 A JP50123892 A JP 50123892A JP 12389275 A JP12389275 A JP 12389275A JP S583327 B2 JPS583327 B2 JP S583327B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気絶縁組成物で電気導体を被覆する方法に
関する。
特に、本発明は、電気導体のための耐摩耗性の絶縁性被
覆物及び、絶縁物.導体の再現性のよい接着力を有する
電気絶縁物導体の製法に関する。
技術的な考察と先行技術の説明は次の通りである。
電話用の如き絶縁電気導体は、よ《、屋外用或は、日光
、気候及び摩耗の有害な影響下にさらされる条件によ《
かけられる。
電話引込線、即ち、家庭に電話線を引込むよ《知られる
黒色架空線の場合、保護の目的でタイヤ面のような性質
のネオプレン配合物で被われた綿布により被われた押し
出しゴム絶縁体を用いることが普通であった。
このような保護被覆物は多年にわたり広く用いられて、
ほとんどの場合満足すべきものであったが、長い間、違
った、より安価な絶縁体が望まれてきた。
勿論、代替の被覆体は、この型の電線の要求を満たす特
定な性質をもつものでなければならない。
例えばプラスチック被覆引込線は、該要素に耐える充分
な性質をもち同時に充分な低温柔軟性、衝撃耐性及び耐
摩耗性をもつ絶縁材で被覆されることが重要である。
用いる環境において、電線の各々の端部は金属クランプ
に挿入される。
クランプの1つは、加入者装置に付され、他は、各々、
加入者家屋及び架空分配ケーブルの内側の配線へ引込線
を電気結合する前に電柱に付される。
引込線の加入者及び電柱の両方で、電線をクランプに止
めることは、絶縁物のクランプにかげられた力によって
行なわれる。
これが、絶縁物と導体との間の摩耗によってその間に伝
わらない場合、絶縁物は導体から引きさかれ、引込線の
全重量は、端子結合にかかることとなる。
これにより、回路の断線が生じうる。他方、絶縁組成物
と導体との間の接着力が大きすぎる場合、導体から被覆
物をむ《ときに問題が生じる。
接着力が大きすぎる場合、過剰なむ《力を要し、導体の
表面部分より、少し金属導体を取り去り、それにより、
電気抵抗を増し、伝導度を変えることとなる。
またのこの過剰のむき方は、当然、電線の断面積を減少
し、それを切りとり、その為に、電線の強度を減らし、
その重量保持力の損傷となる。
引込線がここに説明した3層被覆物以外の被覆物を用い
て製造された。
それは、最適な接着力などの必要な性質を持っている。
これらは、一般的に、接着剤で導体を予め被い、次に、
最終プラスチック絶縁材を押し出しするものであった。
この欠点は、余分な製造工程を含み、1つの層の被覆物
を導体に附することによって得ることのできるものであ
るからその製造速度に制限があることである。
導体への予めの被覆の必要のないプラスチック被覆引込
線の製造用の組成物は、米国特許第3579608号に
開示、特許請求されている。
この公報では、耐摩耗性の絶縁被覆物が示され、それは
、加熱された導体表面に直接に接着された臭素化エポキ
シ樹脂と結合した可塑化のポリ塩化ビニルを有するもの
である。
プラスチック材の附着した導体は、押出機のクロスヘッ
ドダイスに入ル前に200〜250℃の範囲に予熱され
る。
前記の米国特許第3579608号特許では、臭素化エ
ポキシ樹脂を含むPVC組成物では、比較的に高価な成
分を有し、18〜48%の臭化を含んでいる樹脂を含ん
でい、それを接着速進剤として用いている。
臭素は、エポキシ樹脂の官能性部分であり、必要な接着
を行うに本質的なものであると考えられる。
組成物を予熱された導体上に押出し成形する間、臭化水
素は遊離され導体を腐蝕し、導体とプラスチック組成物
との間の接着を容易にすると考えられる。
この文献の教示では、充分な導体一絶縁物接着力の値を
有する引込線試品が作られたとしているが、上記特許の
示す温度以上の導体予熱範囲でも、まだ、より高《、よ
り一貫性のある接着力の値が得られることが分った。
日本特許出願昭49−125581号(Georgel
−1−3−1)参照。
本発明の概略は次の通りである。
本発明の原理により混合された組成物は、ポリ塩化ビニ
ル100重量部のポリ塩化ビニル当り3〜10重量部の
非臭素化、非変性のエポキシ樹脂、100重量部のポリ
塩化ビニル肖り55〜66実量部のフタレート可塑剤、
100重量部のポリ塩化ビニル当り3〜7重量部の金属
安定化剤、100重量部のポリ塩化ビニル当り3〜5重
量部の三酸化アンチモニー、100重量部のポリ塩化ビ
ニル当り1〜3重量部のカーボンプラック成分及び、5
〜35M量部の充填剤を含む。
ストランド材は、本発明原理によると、伝導性部材を進
行せしめ、その部材を、適当な温度に保持しながら、押
出成形反応混合物と接せしめ(その混合物は、ポリ塩化
ビニル、エポキシ当量邑りの分子量が約170〜800
の範囲である非臭素化非変性エポキシ樹脂のポリ塩化ビ
ニル3〜10重量部を含んでいる)電導性部材上に接着
被覆物を形成せしめ(それは反応混合物の反応物よりな
る)ことによって製造される。
本願により開示される組成物によって絶縁されるべき導
体10の形のストランド材は、電気成形の銅クラドの鋼
伝導部材例えば、約1mmの直径を有している。
前記構造の2本の導体10,10は絶縁物11を形成す
る組成物で被覆されている(第1図参照)。
絶縁物11は間隔をおいた1対の導体10,10に同時
に押出されて第1図に示す形状を形成されるが、これは
普通、総括的に符号12で示す引込線と称されるもので
ある。
絶縁物11で被傑された電鋳導体10,10がら成る引
込線12は、一般的には16で表わされる(第2図に示
す)、従来の3層引込線に代るものである。
第2図に示す如《、導体はまずゴム被覆物11によって
囲まれ、次に繊維の層18及びネオプレンで作られた外
被体19で囲まれている。
前記の特願昭49−125581号で示した如く、プラ
スチック被覆引込線12は、第2図に示す従来の引込線
16よりも作業が容易で有利に製造できる。
さらにまた、ネオプレンの加硫と繊維の使用を伴う遅い
工程を排除したので、製造ライン速度が増大する。
電話用電柱22,22間に張った架空空中分配ケーブル
21,21から加入者構内へ電話線を引くために引込線
12を用いる。
(第3図参照)。引込線12の一端は、電柱22に取り
付けた《さび状クランプ23に支持され、ケーブル21
に接続され、他端は加入者家屋に取り付けた同様なクラ
ングに支持される。
(第4図参照。)線は端子接続点のみにより支持される
という不都合になり絶縁層の一体性は破壊されうる。
導体10,10に施こされる組成物は引込線12に少な
くとも引込線対絶縁物の必要充分の最小接着力を付与す
るものでなげればならない。
引込線12が附される使用法により、臨界最低限界と同
じの接着力の値に実際上の上限がある。
たとえば接着力が太きすぎると、接着作業中絶縁物を除
去するため接着力に打ち勝って引込線の皮むきがきわめ
て困難となり、作業者は導体10,10を傷つけてしま
う。
このことは、導体10,10の電気的性質に悪影響を及
ほすとともに、銅被覆に進入し、そのため鋼心を露出し
て腐食されてしまうことになる。
最後に、導体io,ioに施こす組成物は、必要な物理
的性質と電気的性質を有せねばならす、またその工程中
劣化してはならない。
本発明組成物に用いる基本的なポリマーはポリ塩化ビニ
ル樹脂材料、ホモポリマー(以下PVCと称する)であ
る。
PVC樹脂はホモポリマーに関連する特性をすべて有し
、それは摩耗耐性を含み、そして処理問題それ自身を生
じる熱不安定も含む。
しかし、組成物への添加剤を加えるに可能な工程中、P
VC樹脂が軟化すると、摩耗耐性は減少する。
さらにPVCは適轟な電気的品位のPVCホモポリマー
でなければならない。
PVC樹脂は、電気絶縁に使用される公知の多数のPV
C樹脂のいずれであってもよい。
1966年ASTM(米国材料検査協会America
n Society of Testing Mete
rials)基準によれば、いくつかのpvc樹脂はG
P4−00003からGP6−00003までの範囲内
に分類される。
これら特性の定義はASTM基準D1755−66に規
定されている。
簡単に言えば、GPとは一般的目的の、基本的に、カレ
ンダー化、押出或は鋳込法の目的の樹脂を指す。
最初の数字(導入部5〜6)は希釈溶液粘度による重合
体分子量を表わし、最後の数字3は6マイクロモー(m
icro mho)Cm/gより小さい導電率の普通選
択数を表わす。
もちろん、この電気的特性は本発明から見て基本的条件
ではない。
数字以下または以上のバールは、それぞれ、その数字の
セル分類より小さいかまたは大きい値を表わす。
4つの零記号は、粒子径、見掛け単位容積密度、可塑剤
吸収および乾燥流れの諸性質がASTMのセル分類が用
いられうる顧客の分類であることを示している。
濃度を説明するためには、重合材料100部に基づく重
量部によることが都合がよい。
重合材料なる語はPVCまたは全混合PVCを表わす。
従って、このように指定された濃度は100部以上の組
成物となる。
PVCと結合し、組成物の押出成形などの処理を容易に
せしめるものはモノマーの可塑剤である。
選択されたモノマー可塑剤は、低温用可塑剤でなければ
ならない。
低温用可塑剤は、樹脂分子の間に挿入される混合工程の
間にPVC樹脂と結合されるものである。
この方法で、−18℃以下の低温において、低温可塑剤
なPvC樹脂分子間でベアリング或はローラーの役をし
て、材料を柔軟な条件に保持するのである。
他の問題は、用いるモノマー可塑剤の範囲を最適化する
ときに生じる。
典型的に用いる可塑剤は、エステル族のものであり、直
鎖或は分枝鎖をもつエステルを含む。
直鎖エステル材は一般的に分枝鎖材(即ち少なくとも3
5%の分枝鎖をもつエステル)よりも低温で柔軟性を保
持するにより効果的である。
多《の市販のモノマー可塑剤があるが、低温柔軟性、電
気的性質及び可塑剤の探発性は変わる。
モノマー可塑剤は、組成物の他の成分と協調して、引込
線の全ての要件及び長い寿命を与えるものでなければな
らない。
適当な可塑剤は、適当な低温柔軟性及び電気的性質をも
つものである。
好適な可塑剤は、フタレート可塑剤を含んでいる。
PVCに添加されるモノマー可塑剤の好適な濃度は、1
00重量部のpvc当り55〜66重量部のフタレート
可塑剤である。
55部以下では低温柔軟性に悪いものとなり、66部以
上では、耐炎性を減少し、貧弱な電気的性質をもつ、望
ましい圧縮耐性のない組成物が得られる。
これによりクランプ23内に引込線12の端の運動を可
能にできるのである。
本発明組成物に用いられる代表的なフタレート可塑剤は
、例えば、N−オクテルーn−デシルフタレー}(81
0Pで示される)、N−へキシルーn−オクチルーn−
テシルフタレート(610P)或は、モンサンド社の商
標”Santiciger”711で示される分枝鎖フ
タレート製品の如き混合ノルマルアルキルフタレート或
はそれらのモノマー可塑剤の混合物である。
PX−318で示されるU,S.スチール化学社による
市販されるNODPは、適邑なフタレート可塑剤である
ことが分った。
ポリ塩化ビニルベース及びフタレート可塑剤に添加され
るものは、エピクロロヒドリン及びビスフェノールAの
縮合に基つく非臭素化の非変性液体エポキシ樹脂である
エポキシ樹脂は、組成物中で重要な成分であり、絶縁物
と導体10−10の接着力を得るための根本の賦形剤で
ある。
エポキシ樹脂は、ASTMD−1763、タイグI、グ
レードIによって作られ、特性をもつようなタイプのも
のであり、そのASTMはエピクロ口ヒドリン及びビス
フェノールから処方される純粋な非変性のエポキシに関
するものである。
構造と有用性を示すものとして用いられうるエポキシ樹
脂の特性の1つは、エポキシ当量当りの分子量(通常W
PEと称される)或はエポキシド当りの分子量である。
エポキシ当量当りの分子量は、エポキシド基の全数によ
って割られた全分子量である。
ASTMD1652は、エポキシ当量当りの分子量を測
定する方法を示している。
エポキシ当量当りの分子量が高い程、エポキシ樹脂の分
子は大きい。
また、エポキシ当量当りの分子量が増す程、軟化薇が増
加する。
勿論、軟化点が増すにつれ、エポキシ樹脂へ組成物への
混入はより困難になり、約90℃後では望ましくなくな
る。
上記のASTM、タイプI、グレード■のエポキシ樹脂
は更に4つのクラスに分かれる。
クラス■は、170〜200のエポキシ当量当り分子量
をもつ液体エポキシ樹脂である。
クラス■は、より粘性がある液体であるが、クラス■は
半固体である。
クラス■は、280〜800のエポキシ当量当り分子量
をもち、テユランズの軟化点40〜90℃である固体で
ある。
非臭素化エポキシ樹脂は、100重量部のPVC当り3
〜10重量部で存在することが望ましいことが分った。
3部以下のエポキシ樹脂を用いる場合、プラスチック組
成物と導体との間の接着力は減少する。
他方、10重量部以上のエポキシ樹脂を用いると、接着
力のそれ以上の改良は得られない。
適当な非臭素化、非変性のエポキシ樹脂は、シェルケミ
カル社(Shell chemical compan
y)による″EPON”828の名の製品である。
この成分は、175〜210のエポキシ当量と350〜
400の平均分子量をもつ非硬化エポキシ(液体)であ
る。
この組成物で絶縁された引込線は、加入者装置に張され
ることが注意される。
三酸化アンチモニーを、本発明組成物を耐炎性にするた
めに用いなげればならない。
26%の最小限度酸素率(ASTMD−2s63に従っ
て決められた)を達することが、加入者施設に必要と認
められる要件によって作られる引込線にとって望ましい
三酸化アンチモニーは、26%の最小限度酸素率を達成
するに、本組成物の本質的な部分である。
PvCに添加される三酸化アンテモニーの好適な濃度は
、100M量部のPVCに対して3〜5重量部の三酸化
アンテモーである。
他の組成物成分との関係で三酸化アンテモニーの量を微
妙にバランスをとることは必要である。
3部以下を用いると、限度酸素率の要件にあわな《なる
他方、三酸化アンチモニーの量を大きくすると、限度酸
素率は高くなる。
しかし乍ら、3部以上の三酸化アンチモニーを用いると
、更に耐炎性を改良することはない。
この材料は、充填材としても働《。
三酸化アンテモニーは、数種の市販品がある。
本組成物の目的に適する1つの二酸化アンチモニーは、
レギュラーグレード(普通級)三酸化アンチモニーで示
されるN,L.インダストリーのものである。
PVC、フタレート可塑剤、エポキシ樹脂及び三酸化ア
ンチモニーに添加するものは金属安定化剤である。
金属安定化剤は、押出し工程中の熱劣化より組成物を保
護し、組成物の電気的抵抗率を改良するためにPVCに
添加される。
金属安定化剤の好適な濃度は、100重量部のPVCに
対して3〜7重量部である。
3部以下で用いると、熱安定性が害され、処理に困難が
生じる。
更に、絶縁物の電気的性質が不良となる。7部以上で用
いられるが、電気的性質の改良も熱安定性の改良も、更
には得られない。
金属安定化剤は固体形でも或はフタレート可塑剤の如き
担体中へ分散されても存在しうる。
液体金属安定剤は他の液体成分と料に混合物に添加しえ
、製造工程の初期によいことが分った。
”Tribase”E−XLと称されるNLインダスト
リー社による適する金属安定化剤が、本組成物の目的を
満たすことが分った。
Tribase E−XLは、商標で、塩基性鉛シリケ
ート、サルフエートを含み、4.0の比重で、酸化鉛含
有率64.3%の製品である。
PVC、フタレート可塑剤、金属安定化剤、エポキシ樹
脂及び三酸化アンチモニーに添加されるものは充填材で
ある。
この材料は一般的に粉末状であり、組成物導体io−i
oの接着力を増すに助けとなる。
充填材の好適な濃度は、100重量部のPVCに対して
5〜35重量部である。
5部以下で用いると、組成物は高い%の可塑剤となるの
で電気的性質が悪化する。
35部以上で用いると、衝撃耐性、及び低温柔軟性が害
される。
Cabot社による”Cab−o−Sil”の商標の製
品が、本組成物に用いられうろことが分った。
焼成粘土及び炭酸カルシウムも、適する充填材分であり
、またそれらの成分のいくつかの組合せ及び/或は、準
組合せも充填材の準系として十分である。
本発明組成物に充分な光安定性を与えるために、紫外線
吸収剤をPvC、可塑剤及び金属安定化剤に組合せる。
紫外線吸収剤の添加は、導体を被覆する本組成物をもつ
引込線の紫外線劣化を避ける上で、助けとなる。
例えば、非保護PVCを日光にさらしたときに生じうる
ものである。
PvCに添加する好適な濃度は、100重量部のPvC
ホモポリマーに対して1.0〜3.0重量部の紫外線吸
収剤である。
1.0部以下で用いると、紫外線及び周囲に対する保護
性が減少し、電線の耐用寿命を短かくする。
しかし乍ら、上記範囲内の量で充分な保護がなされるの
で3.0部以上は不必要である。
紫外線吸収剤は、組成物中に均一に分散され、望ましい
天候耐性を与えなげればならない。
利用でき、用いられうると分った紫外線吸収剤の1群は
、”Super ba”999の商標のシティサービス
社による製品として市販されるカーポンブラック群であ
る。
”Surper ba”999は、0,05重量%の灰
分の中等のカラーチャネルタイプのブラックで、探撥分
は最大10%で、根本の粒径20ミリミクロンである。
この材料も、充填材として働き、絶縁物と導体10−1
0の接着力を増す機能をしている。
上記の組成物は引込線施設の要求を満足していることが
分った。
実際の押出試験による熱安定性の実験により、本発明組
成物は、すぐれた導体接着力及び長期の熱安定性がある
ことが示された。
特に、本組成物は(1)耐炎性(2)耐候性(3)押出
成形性及びすぐれた低温衝撃特性をもっている。
米国特許3579608号に示される組成物で、特願昭
49−125581号に示される方法を用いて導体被覆
物が用いられうる製品を作る。
しがし乍ら、ここに示す非臭素化エポキシ樹脂を含む反
応混合物を用いると、基本的に価格を低《し、同時に、
再現性よい、平均の導体一絶縁物接着力値を望ましい範
囲内に得るのである。
最適の接着力値を与える好適な組成物は、100重量部
のポリ塩化ビニル(pvc)、100重量部のPvC当
り7重量部の非臭素化エポキシ樹脂(約190のエポキ
シ当量当りの分子量を有す)、66重量部のフタレート
可塑剤、5重量部の金属安定化剤、3重量部の三酸化ア
ンチモニー、2.5重量部のカーボン.ブラック成分、
5重量部の溶融シリカ及び5重量部の焼成粘土よりなっ
ていることに注目すべきである。
本組成物の製造及び適用の方法は次の通りである。
本発明方法の原理は、銅一鋼導体10−10の如きスト
ランド材に対して導体と組成物の間に最適な接着力があ
るように絶縁物を施すために用いられる。
夫々の導体と紹成物との接着力は約7−12kgが好適
であり、2つの導体の平均接着力は最小5.5kgとし
て許される3.5〜14.5kgの限界である。
特願昭49−125581号の教示の如く、導体予熱温
度の使用により、絶縁物と金属の永久接着特性が望まし
い絶縁導体が得られる。
これは、導体を274〜357℃の範囲に予熱した結果
として生じたものであり、次に、米国特許第35796
00号に示される如き組成物をその上に押出し成形され
る。
本発明組成物は、接着力を含む等しく優れた性質をもつ
引込線12を与えるために押出し成形されうる。
本発明原理を具体化する方法の実際では、2つの銅被覆
鋼導体io−ioは、反応混合物で囲まれるべきもので
あり、製造ラインに沿って進み、間隔をとって一般的に
平行関係にあるもので、一般的には31(第5図参照)
で示されている。
組成物を、押出機32の二重チャネルコア管を通して進
行させながら導体10−10に施す。
電線10−10を押出機32に入れる前に、電線を約3
00〜330℃の範囲の温度に、好適には302−32
9℃の範囲に予熱する。
電線10一10の予加熱は、誘導抵抗加熱を含む、数多
くの通常の予加熱設備(一般的には33で示される)に
よって行なわれうる。
導体io−ioの過剰加熱を防止し、対流及び放射熱損
失を最小にするために、導体を予加熱設備33と押出機
32の間に置かれた絶縁室34を通して進行せしめる。
本発明原理により電線io−ioに適用するために組成
物をつ《る方法において、PvCを非臭素化非変性エポ
キシ柄脂及び上記の他の配合物成分と配合したものを、
押出機32を通して供給する。
押出機32の詳細については、当業界で周知であり、例
えば前記の特願昭49−125581号明細書に説明さ
れている。
材料はダイス36に向って流れ、究極的には、ダイスを
通り、導体io−ioに把持される。
クロスヘッドダイス36を通して連続的に移動している
導体に対して正確に予加熱を与えることが注目されるだ
ろう。
この方法で組成物は、ダイス36を通して連続的に移動
し、内部形成心棒の役をしている予熱された導体の上に
押出される。
以前に、エポキシ樹脂は、絶縁物の導体10一10への
必要な平均接着力を得るために根本的に基礎をおく成分
とした。
しかし乍も、エポキシ類を用いる場合、2つの部分前、
樹脂と硬化剤を用い、使用時に互に混合し、硬化剤が樹
脂を硬化することが一般的である。
本発明原理を行うと驚《べきことに硬化剤を用いないで
再現性のよ《、用いられ得る平均接着力の値が得られる
特定された範囲内に予熱された導体10−10に組成物
を把持すると、混合物内で反応が生じ予期以上に、エポ
キシ樹脂が硬化され、反応生成物と電線との間の接着力
が増加する。
予熱された導体10−10によりポリ塩化ビニルは、銅
被覆鋼導体と被覆組成物との界面を劣化する。
塩化水素酸がそのPVCの劣化の副生成物の1つとして
遊離される。
塩化水素酸は、導体10−10の表面を腐蝕すると考え
られ、エポキシ樹脂の触媒的な硬化剤として働き、導体
と組成物の界面で瞬間結合を与え、一貫性のある、用い
られうる接着力の値が得られると考えられる。
潤滑剤の存在により、組成物の導体10−10への接着
力が影響されるのである。
その中及びそれ自身の潤滑剤は組成物の要素ではないが
、用いる金属安定化剤は、潤滑剤で表面被覆されうるも
のである。
しかし乍ら、本発明の実施で特定された温度において、
PvCの劣化は、充分な塩化水素酸が作られ、エポキシ
樹脂と反応して、硬化せしめ、それにより、存在しうる
潤滑剤の効果を最小にしている。
潤滑剤を含まない安定化剤を使用しているにもかかわら
ず、特定した温度範囲以下では、組成物の導体10−1
0への接着力の値が一貫して再現性よく得られないこと
が分った。
上記の米国特許第3579608号で示す温度範囲(2
00〜250℃)の上限を用いて、35〜5.5kgの
範囲に境する組成物接着力の値が得られたが、結果は、
改良されたものであり、ライン製造の制御に対して再現
性のよいものとなりうる。
少な《とも5.5kgの再現性のよい、平均の導体一紹
成物接着力を得るために、好適な温度範囲は、575〜
625°F(302〜329℃)であり、これを用いる
一般的に用いうる平均の組成物一導体の接着力の値は、
232〜343℃の範囲の導体予熱温度を用いるときに
得られていた。
この範囲の下端は、前記の特願昭49−125581号
に示されるものよりもい《らか小さい。
この特願昭49〜125581号では、組成物は100
重量部のPvC当り3〜10N量部好適には7重量部の
臭素化エポキシ樹脂を含んでいる。
この成分は、48%の臭素を含んでいるため、存在する
エポキシ基はより少ないものであった。
非臭素化エポキシ樹脂では、同数の量に対してより多く
のエポキシ基がある。
従って、同じ量のエポキシ樹脂を混合した場合より低い
予熱温度を用いることができる。
或はより高い予熱温度範囲でより少ない量で用いること
ができる。
テストにより、接着力は導体予熱温度に関して変化する
ことが示された。
臨界の下限があり、それ以下では接着力は一般的に、急
速に降下し、再現性がなくなる。
例えば一般的に232℃以下に予熱された導体io−i
o上に押出された絶縁物は、導体から手で引きはがすこ
とができることが分った。
また、温度の上限があり、それ以上では、接着力値は、
絶縁物の熱劣化により悪影響を受ける。
約343℃以上の導体予熱温度では、絶縁物一導体の接
着力が減少することが分った。
明らかに、343℃以上の導体予熱温度では、上記の結
合方法が効果的でなくなる。
エポキシ樹脂成分を、導体10を保持してこの過剰の加
熱にかげると、導体と絶縁物の間の結合を劣化せしめる
ことができる。
組成物一導体10−10の接着力をテストするために、
グラスチック被覆引込線12をスリップオフ(Slip
−off)テストと称するものにかける。
このテストは、前記の特願昭49−125581号明細
書に詳細に説明されている。
このテストは、kgで、導体10−10の軸に平行にか
かる力を測定し、即ち、導体の一端から絶縁物が約10
mm引きはがされるに必要なこの力を測定する。
絶縁物が導体から引きはがされる点のかげられた力を記
録し、組成物導体の接着力の大きさとする。
引込線12も、圧縮テスト、伸延テスト、低温柔軟性、
クランプ保持及び衝撃テストにかける。
その方法は前記の特願昭49−125581号に示され
る。
次の例は、本発明によって作られる種々の柔軟なPvC
絶縁組成物を示すものである。
例は、表の形で示され第■表にまとめられる。
比較のため、提示の全ての例は、前記のホモポリマーを
用いて行った。
更に、全ての量は重量部による。例Aに示す組成物は、
最も好適な特性をもつ引込線12を与えることが分った
例A 好適な組成物において、7.0部の非臭素化、非変性エ
ポキシ樹脂(エポキシド当量は代表的には19)(市販
から得、エビクロロヒドリンとビスフェノールの縮合生
成物として作られる)、100重量部のポリ塩化ビニル
、(GP5−00003−ASTM−D1755)、6
6.0重量部の混合N一オクチル、n−テシルフタレー
ト、5.0重量部の鉛シリケートサルフエート安定化剤
、5重量部の溶融シリカ及び5重量部の焼成粘土、3.
0重量部の三酸化アンチモニー及び2.5重量部のカー
ボンプラックを混合し、315℃に予熱された導体上に
押し出し成形された。
例B 7重量部の非臭素化非変性エボキシ樹脂、60部の可塑
剤、3部の金属安定化剤、5部の三酸化アンチモニー、
3部のカーボンプラック、15部の炭酸カルシウム、5
部の溶融シリカ及び10部の焼成粘土を用いて、例Aの
処理を行った。
反応混合物を約315℃に予熱された導体10−10上
に押出し成形した。
反応生成物と導体の接着性値は例Aのものと同様であっ
た。
例C 10部のエポキシ樹脂、55部のフタレート可塑剤、7
部の金属安定化剤、4部の三酸化アンチモニー,1部の
カーボンブラック、10部の夫々、充填剤としての炭酸
カルシウム及び焼成粘土を用いて例Aの処理を行った。
例D 4重量部の(100部のPVC当り)のエポキシ樹脂を
用いる以外は例Aの処理を行った。
好適な例は代表的には190のエポキシ当量をもつエポ
キシ樹脂を用いたが、固体の群■のエポキシ樹脂が許用
できる結果となることが分った。
例えば、セラニーズカンパ=−(Celanese C
ompany)の商標製品で″Epi−Rez”522
Cと示されるエポキシ樹脂を反応混合物を用いた。
テスト プラスチック引込線絶縁組成物は特定な性質を持たなけ
ればならない。
それは、上記に説明した。次の表は第1表の例Aの組成
物をもつ組成の性質を示す。
比較例 (1)ポリ塩化ビニル樹脂100重量部、臭素化エポキ
シ樹脂7重量部、フタレート可塑剤64.5重要部、金
属安定化剤5重量部、三酸化アンテモニ−3重量部、カ
ーボンブラック2.5重量部、溶融シリカ5重量部、焼
成粘土5重量部からなる絶縁組成物を使用し、次に示す
温度で絶縁物−導体の接着試験を行い、次の結果を得た
(2)前述の第I表の例Dに示す組成(非臭素化エポキ
シ樹脂は4重量部)を有する絶縁組成物(本発明)を用
いて次の温度で絶縁物一導体の接着試験を行い、次の結
果を得た。
上記(1)、(2)の結果から、本発明の優れた効果、
特に接着力の向上が埋解される。
本発明の実施態様は次のとおりである。
(1)100重量部のポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル
100重量部当り3〜10重量部の非臭素化エポキシ樹
脂(エポキシ当量当りの重量は約170〜800の範囲
である)55〜66重量部のフタレート可塑剤、3〜7
M量部の金属安定化剤、3〜5重量部の三酸化アンテモ
ニー、1〜3重量部のカーボンブラック成分および5〜
35重量部の充填剤を含む混合物を有して押出成形でき
る組成物。
(2)エボキシ樹脂は液体であり、エポキシ当量当りの
重量が170〜200の範囲である第(1)項の組成物
(3)エポキシ樹脂は固体で、280〜800の範囲の
エポキシ当量当りの重量である第(1)項の組成物。
(4)充填剤は、100重量部のポリ塩化ビニル当り5
〜10重量部の焼成粘土である第(1)項の組成物。
(5)充填剤は、100重量部のポリ塩化ビニル当り1
5重量部の炭酸カルシウム、5重量部の溶融シリカおよ
び10重量部の焼成粘土である第(1)項の組成物。
(6)充填剤は、100重量部のポリ塩化ビニル当り、
5重量部の溶融シリカ及び5重量部の焼成粘土である第
(1)項の組成物。
(7)充填剤は、100重量部のポリ塩化ビニル当り1
0重量部の炭酸カルシウム及び10重量部の焼成粘土で
ある第(1)項の組成物。
(8)100重量部のポリ塩化ビニル、100重量部の
ポリ塩化ビニル当り、7重量部の非臭素化エポキシ樹脂
(190のエポキシ当量当りの分子量を有する)、66
重量部のフタレート可塑剤、5重量部の金属安定化剤、
3重量部の三酸化アンチモニー、2.5重量部のカーボ
ンブラック成分、5重量部の溶融シリカ、及び5重量部
の焼成粘土よりなる混合物を含む押出成形可能の組成物
(9)第(1)項の組成物に被覆された。
少なくとも1つの導体を有する細長部材。
(10)エボキシ樹脂が液体形で、エポキシ当量が17
0〜200である第(9)項の細長部材。
(11)エポキシ樹脂が固体形であり、エポキシ当量2
80〜800の第(9)項の部材。
(12)充填材分は5〜10重量部の焼成粘土を含む第
(9)項の部材。
(13)充填材が15重量部の炭酸カルシウム、5重量
部の溶融シリカ、10重量部の焼成粘土を含む第(9)
項の部材。
(14充填材が5重量部の溶融シリカ及び5重量部の焼
成粘土を含む第(9)項の部材。
(15)充填材が10重量部の炭酸カルシウム及び10
重量部の焼成粘土を含む第(9)項の部材。
(16)第(8)項の絶縁組成物で被覆された、少なく
とも1つの導体を有する細長伝送部材。
(17)電導部材を通路にそい移動せしめ、部材が適当
な温度に保持される間に、反応混合物と接せしめ、その
反応混合物の反応生成物よりなる接着被覆物を電導部材
上に形する工程を有し、その反応混合物は、可塑化ポリ
塩化ビニル、100部のPVC当り3〜10重量部の非
臭素化非変性エポキシ樹脂(エポキシ者量当り分子量が
約170〜800の範囲である)を含んでいることを特
徴とする電導部材の被覆方法。
(18)第(17)項において、更に、電導部材を適当
な温度範囲内に予加熱し、部材接触が、第(1)項の反
応混合物を電導部材上に押出し成形することによる方法
(19)適当な温度範囲が575°F〜625°F(3
02〜329℃)であり、反応混合物が第(8)項の組
成物である第08頓の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明原理による絶縁性組成物による被覆さ
れた引込線の断面図である。 第2図は、3層被覆物をもつ導体の断面図であり、従来
の引込線を示している。 第3図は、支柱より加入者装置への引込線の代表的な設
備を示す斜視図である。 第4図は、第3図で示す加入者装置の丸で囲んだ部分の
拡大図であり、加入者装置に接する引込線の支持端を詳
細に明らかに示すためのものである。 第5図は、本発明原理による電線組成物をかげる装置の
図である。 〔主要な符号の説明〕、10・・・・・・導体、11・
・・・・・絶縁物、12,16・・・・・・引込線、1
γ・・・・・・ゴム被懐物、18・・・・・・繊維層、
19・・・・・・外被、21・・・・・・分配ケーブル
、22・・・・・・電柱、23・・・・・・クランプ、
31・・・・・・製造ライン、32・・・・・・押出機
、34・・・・・・絶縁物室、36・・・・・・ダイス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気導体を通路に沿って進行せしめ、そして電気導
    体を押出しコーティングする工程からなる絶縁被覆を有
    する電気導体を製造する方法において、該電気導体を約
    300〜330℃の範囲の適当な温度に維持している間
    に、100重量部のポリ塩化ビニル: 100重量部のポリ塩化ビニル当り3〜10重量部のエ
    ポキシ当量当り分子量が170〜800の範囲である非
    臭素化エポキシ樹脂;100重量部のポリ塩化ビニル当
    り55〜66重量部のフタレート可塑剤:100重量部
    のポリ塩化ビニル当り3〜7重量部の金属安定化剤:1
    00重量部のポリ塩化ビニル当り3〜5重量部の三酸化
    アンチモニー;100重量部のポリ塩化ビニル当り1〜
    3重量部のカーボンブラック成分および100重量部の
    ポリ塩化ビニル当り5〜35重量部の充填剤からなる反
    応混合物で該電気導体を被覆し、押出された反応混合物
    と適当な温度に維持された電気導体との密着によって反
    応混合物が電気導体との界面で反応を起し、被覆物対電
    気導体の接着値が制御された値の範囲内にある電気導体
    に対する再現可能な接着性を有する反応生成物を生じる
    ことを特徴とする方法。
JP50123892A 1974-10-16 1975-10-16 絶縁被覆を有する電気導体の製造方法 Expired JPS583327B2 (ja)

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