JPS60234086A

JPS60234086A - 自動二輪車等車両のハンドル

Info

Publication number: JPS60234086A
Application number: JP8888184A
Authority: JP
Inventors: 北田　三男; 谷崎　仁博
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1984-05-01
Filing date: 1984-05-01
Publication date: 1985-11-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ｉｌ業１−の利用分野）この発明は自動二輪車や自動三輪車のハンドルに関する
。

（従来接衝）自動−輪車や自動三輪車のハンドルは、一般にフロント
フォークの１一端に支持されるハンドル／＜−と、この
ハンドルパーの両端部にそれぞれ外嵌めされるグリップ
とを有している（例えば特開昭５５−７６７７６号公報
）。

１−記構酸において、左右グリップのうち右側のグリッ
プはエンジンに取り付けられた気化器に連結され、この
グリップの操作によって気化器のスロットル弁が開閉動
作せしめられる。

即ち、右側のグリップは断面円形とされたハンドルパー
の右端部外周面に摺接するようこの右端部に回動自在に
外嵌めされ、このグリップとスロットル弁とがワイヤー
を介して連結されている。そして、この場合グリップの
回動操作がハンドルパーとの摺接で重くならないように
この両者間にグリースが塗布されている。

ところで、」二記構成ではグリップの回動部においてグ
リースをシールすることが要求されるが、これはハンド
ルの構成を複雑化させることとなる。また、グリースの
塗布状態を適切に保つために保守点検も要求されるが、
これは極めて煩雑である。

（発明の目的）この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、ｌ＼ンドルの構成やグリップの回動部に対する保守
点検を簡素化することを目的とする。

（発明の構成）に記］］的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、グリアブを摺接させて回動自在に支承するハンド
ルパーが炭素繊維強化合成樹脂で形成された点にある。

（実施例）以ｔ、この発明の実施例を図面により説明する。

■は自動二輪車で、その車体フレーム２前部の操向軸管
３にはフロントフォーク４が支承される。そして、この
フロントフォーク４の下端には前輪６が支持され、その
上端にはノーンドル７が設けられる。

上記フロントフォーク４は前輪６を左右から挟むように
支承する左右一対のフォークツくイブ８゜８を有し、ま
た、上記操向軸管３内でこの操向軸管３の軸心回りに回
動自在とされる枢支軸９を有している。そして、この枢
支軸９の上、下端と上記フォークパイプ８，８とがアツ
パブラケ・ント１１とロアブラケッ）１２とで連結され
ている。

以下、」二足ハンドル７について説明する。

上記ハンドル７は左右一対のノーンドルバー１４．１４
’を有している。これら各ノーンドルバー１４．１４’
の車幅方向内端部はそれぞれノーンドルブラケット１５
．１５を介して前記アッパブラケッ）１１上に支持され
る。一方、各ｌ＼ンドルパー１４．１４’の車幅方向外
端部にはそれぞれグリ、ンプ１６．１６′が取り付けら
れる。

」−記の場合両ハンドルパー１４．１４’は′炭素繊維
強化合成樹脂で形成され、ノーンドル７は枢支軸９から
遠い部分で軽量化が図られている。このため、ハンドル
７の枢支軸９回りの慣性モーメントが低減され、ハンド
ル７の操作性が良好とされている。

上記ハンドルバー１４．１４’のうち右側のノーンドル
バー１４には前記前輪６を制動するブレーキ操作装置１
８が設けられる。即ち、上記ハンドルパー１４には油圧
シリンダ１９がシリンダブラケット２０を介して支持さ
れ、また、この油圧シリンダ１９を加圧操作するブレー
キレバー２１が支持される。そして、図示しないが上記
油圧シリンダ１９と前輪６に設けられるブレーキ本体と
が圧油管で連結される。

前記右側のハンドルパー１４とハンドルパーケ−／　）
　１５の連結部の構成を説明すると、ハンドルブラケッ
ト１５はアルミニウム類とされて車幅方向外方に突出す
る支持ピン２３を有している。

また、上記ハンドルパー１４は長尺パイプ材から切り出
された面内形のパイプとされ、その一端がに記支持ピン
２３に外嵌めされている。

前記シリンダブラケット２０は油圧シリンダ１９偏に一
体成形されたブラケット本体２０ａと、このブラケット
本体２０ａと共にハンドルパ−１４を挟む押え部材２０
ｂを有している。そして、ハンドルパー１４の一端と支
持ピン２３とが嵌り合った位置で、これら両者はブラケ
ット本体２０ａと押え部材２０ｂとにより支持ボルト２
４を介して挟み付けられている。

また、上記の場合、ハンドルパー１４、支持ピン２３お
よび押え部材２０ｂに連通ずる連結ピン２５が設けられ
、これら王者が相尾に強固に連結されている。

前記グリップ１６．１６’のうち、右側のグリップ１６
は図示しないエンジンに取り付けられた気化器に連結さ
れる。

即ち、上記グリップ１６は円筒状のナイロン等からなる
樹脂パイプ２７と、この樹脂パイプ２７に外嵌めされる
ゴムパイプ２８とで構成され、このグリップ１６はハン
ドルパー１４の端部外周面に摺接するようこのハンドル
バ一端部に回動自在に外嵌めされる。

上記樹脂パイプ２７の一端にはプーリー２９が形成され
、このプーリー２９に巻き付けられたワイヤー３０を介
しグリップ１６と気化器のスロットル弁とが連結される
。そして、このグリ−２プ１６の回動操作でスロー２ト
ル弁が開閉操作される。

また、上記プーリー２９やこれに巻き付けられるワイヤ
ー３０はケース部材３１で覆われている。

一方、前記ハンドルパー１４．１４＝のうち左側のハン
ドルパー１４’には図示しないクラッチを接続もしくは
切断動作させるクラッチレバ−３２がレバーブラケット
３３を介して支持される。

１−記レバーブラケツト３３は図示しないが前記シリン
ダブラケット２０と同構成とされ、そして、に記ハンド
ルパー１４’とハンドルパーヶ・ント１５′の連結部は
前記右側のハンドルパー１４とハンドルブラケット１５
の連結部と同構成とされる。

前記グリップ１６．１６’のうち、左側のグリ−、プ１
６”はゴムパイプとされ、左側のハントルバー１４′端
部に外嵌めされると共に接着材を介して固着されている
。

Ｌ記者ハンドルパー１４．１４’端にはこれらハンドル
パー１４．１４’を保護する保護部材３５．３５が設け
られる。これら保護部材３５．３５はそれぞれ次のよう
に構成される。即ち、各ハンドルパー１４．１４’端に
座金３６を介して取り外し可能に嵌め合わされるグリッ
プエンド３７が設けられる。また、このハンドルパー１
４．１４′端に抜き出し可能に嵌め込まれる円柱状ゴム
部材３８が設けられる。更に、グリップエンド３７とゴ
ム部材３８とを挟みつけるようにポルト３９とナラ）４
０とが設けられ、このポルト３９のねじ込みでゴム部材
３８が座金３６とナツト４０に挟まれて径方向外方に膨
張可能とされる。そして、このポルト３９のねじ込みで
、ゴム部材３８の外周面がハンドルパー１４．１４′の
内周面に圧接し、このゴム部材３８外周面とハントルバ
ー１４．１４’内周面とが摩擦力で接合されて各グリッ
プエンド３７がハンドルパー１４．１４’端に支持され
る。

（発明の効果）この発明によれば、ハンドルパーが炭素繊維強化合成樹
脂で形成されたため、このハンドルパーの端部外周面に
摺接するようこの端部に回動自在に嵌め合わされたグリ
ップは、ハンドルパーの有する炭素成分によって円滑に
回動し得ることとなる。従って、グリップの回動部にお
いてグリースをシールするための構成は不要であり、よ
って、ハンドルの構成が簡素化される。また、ハンドル
／へ一自体がその炭素成分によって潤滑性を有している
ため、グリップの円滑な回動状態が永続的に得られるの
であり、よって、この回動部に対する保守点検が簡素化
される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は自動二輪車前部
の側面図、第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線矢視図、第
３図は第２図の部分拡大断面図、第４図は第３図の１’
Ｖ−■線矢視断面図である。 ■・・自動二輪車、７・・ハンドル、１４−・ハンドル
パー、１６−・グリップ。

Claims

【特許請求の範囲】

１、ハンドルパーの端部外周面に摺接するようこのハン
ドルパーの端部にグリップが回動自在に外嵌めされた自
動二輪車等車両のハンドルであって、上記ハンドルパー
が炭素繊維強化合成樹脂で形成されたことを特徴とする
自動二輪車等車両のハンドル。