JPS60233958A - デ−タ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は通信媒体に複数の伝送装置を接続したネットワ
ークシステムのデータ通信方式に関し、特にトークンパ
ッシング方式のデータ通信における送信権に優先順位を
設定可能なデータ通信方式％式％ ］ バス型のトークンパッシング方式での送信権の優先順位
を決定する優先制御方式は優先制御のためのソフトウェ
ア負荷が大きいためあまり実現されていない。一般的な
トークンパッシング方式での優先制御方式はバス上に送
信されるトークンフレーム中に優先度表示フィールドを
設はトークンフレームを受信した装置は自己の優先度と
優先度表示フィールドで設定された優先度を比較し自己
み送信権を与える方、式がある。

この優先制御方式ではソフトウェアの負荷が大きくさら
にどの時点でトークンフレームの優先度を上げるか又ど
の時点で優先度を下げれば良いか等の問題があった。

［目的］ 本発明は上述の従来技術の欠点を除去することを目的と
し伝送装置に自己アドレスを複数設定可能なアドレス設
定手段を設は受信したトークンフレーム中の宛先アドレ
スとアドレス設定手段のアドレスとをアドレス比較手段
にて比較し、内１つでも合致すれば自己宛トークン受信
と判断することによりソフトウェアの負荷なくより簡単
な優先制御が可能なデータ通信方式を提供するものであ
る。。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明に係る一実施例によるトークンパッシン
グ方式のバス状通信媒体（バス状伝送路）を用いたネッ
トワークシステムに接続される伝送装置のブロック図で
、ｌはフレーム送受信回路、２はフレーム受信回路ｌよ
りの受信フレームを受信する受信部、３はフレームの送
信部、４は受信部２で受信したフレーム中の宛先アドレ
スをアドレス設定部５で設定された自己アドレスとを比
較するアドレス比較部、５は自己アドレスを優先順位に
従って複数設定可能なアドレス設定部、６は全体の制御
を司どる制御部、７は制御部６の動作プログラム等の格
納されているＲＯＭ、８はランダムアクセスメモリＲＡ
Ｍ、９は伝送路である。

第２図は第１図に示すアドレス設定部５の構成を示す図
であり、図示の如く優先順位に従いアドレス１　（５−
１）、アドレス２　（５−，２）、アドレス３　（５−
３）・・・・・・アドレスＮ　（５−Ｎ）　まで設定可
能である。

第３図は本実施例のネットワークシステムで用いられる
送信権委譲命令であるトークンフレームのフォーマット
を示す図であり、トークンフレームは図示の如く開始デ
リミタ１１、トークン制御１２、宛先アドレス１３、送
信元アドレス１４、フレームチェックシーケンス１６、
終了デリミタ１７で構成される。

第４図は本実施例のネットワークシステムで用いられる
情報フレームのフォーマットを示す図であり、第３図と
同一構成には同一番号を附した。

情報フレームは図示の如く、開始デリミタ１１、トーク
ン制御１２、宛先アドレス１３、送信元アドレス１４　
、　ｆｔｔｌｉ１部１５　、フレームチェックシーケン
ス１６、終了デリミタ１７で構成され、送信元アドレス
１４と７レームチエツクシーケンス１６との間に情報部
１５が設けられている。送受信される通信情報はこの情
報部１５に格納される。

以下、第５図のフレーム受信に介するフローチャートも
参照して本実施例のデータ通信制御について説明する。

この制御は予めＲＯＭ７に格納されているプログラムに
従って制御部６にて実行される。フレームが受信部２で
受信されるとこのプログラムが実行される。まずステッ
プＳｌで伝送路１０上のフレームをフレーム送受信回路
ｌを介して受信部２で受信する。そしてステップＳ２で
受信したフレームから宛先アドレスを取り出し、ステッ
プＳ３でアドレス設定部５に予め設定された複数個のア
ドレスを、上述宛先アドレスとをアドレス比較部４にて
比較する。

そしてステップＳ４でアドレス設定部５に予め設定され
た複数個のアドレスと宛先アドレスが一致したか否か調
べ、一致したアドレスが存在しない場合は他装置へのフ
レームを受信したことになり処理を終了し、次のフレー
ムの受信を待つ。

ステップＳ４で受信フレームの宛先アドレスと一致する
アドレスがアドレス設定部５の中に存在する場合はステ
ップＳ５に進み、受信したフレームがトークンフレーム
か情報フレームかヲ調へ、情報フレームを受信した場合
はステップＳｌｌへ進み、情報フレームの受信処理を行
い処理を終了する。

トークンフレームを受信した場合はステップＳ６へ進み
、送信すべきデータが有るか否か調べ、送信すべきデー
タが有る場合には、ステップＳ７へ進み、送信すべき情
報フレームを生成し、ステップＳ８で生成した情報フレ
ームを送信部３、フレーム送受信回路１を介して送信し
処理を終了する。

送信すべきデータが無い場合はステップＳ９へ進み、次
の装置へのトークンフレームを生成し。

ステップＳＩＯで生成し九トークンフレームを送信し処
理を終了する。

［効果］ 以上説明したように本発明によれば、伝送装置上に複数
の自己アドレスが設定可能なアドレス設定手段と、受信
フレーム中の宛先アドレスとを比較するアドレス比較手
段を設けることにより、例えば優先度の高い装置に４個
のアドレスを設定すると最低優先度の装置よりもトーク
ンを受信する機会が４回も多くなり優先制御が容易にで
き、かつ優先度のレベルはアドレス設定手段の個数分可
能となり又いままでソフトウェアで行っていた複雑な優
先制御も不要となる効果がある。又アドレス設定部のア
ドレスは常時変更可能なため必要に応じて優先度を高く
したりあるいは低くすることにより単純な変更でより柔
軟性のある優先制御が可能なデータ通信方式を提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の伝送装置のブロック図
、 第２図は本実施例のアドレス設定部の構成を示す図、 第３図は本実施例のネットワークシステムで用いられる
トークンフレームのフォーマットの構成を示す図、 第４図は本実施例のネットワークシステムで用いられる
情報フレームのフォーマットの構成を示す図、 第５図は本実施例のデータ通信制御を示すフローチャー
トである。 図中、ｌ・・・フレーム送受信回路、２・・・受信部、
３・・・送信部、４・・・アドレス比較部、５アドレス
設定部、６・・・制御部、７・・・ＲＯＭ、８・・・Ｒ
ＡＭ、９・・・伝送路である。 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信媒体に複数の伝送装置を接続しトークンハツ
   シング通信を行うネットワークシステムのデータ通信方
   式において、前記伝送装置に自己アドレスを複数設定で
   きるアドレス設定手段と、通信媒体上の送信権委譲命令
   であるトークンフレームを受信する受信手段と、該受信
   手段により受信された前記トークンフレーム中の宛先ア
   ドレスが前記アドレス設定手段にての設定値か否かを調
   べるアドレス比較手段とを備え、該アドレス比較手段に
   て比較の結果、前記アドレス設定手段にての設定値と一
   致した前記トークンフレームの受信により送信権を獲得
   することを特徴とするデータ通信方式。
2. （２）アドレス設定手段に複数設定できる自己アドレス
   は送信権の優先順位が高くなるに従って増加することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のデータ通信方式
   。