JPS60233163A - 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法 - Google Patents

耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法

Info

Publication number
JPS60233163A
JPS60233163A JP8836084A JP8836084A JPS60233163A JP S60233163 A JPS60233163 A JP S60233163A JP 8836084 A JP8836084 A JP 8836084A JP 8836084 A JP8836084 A JP 8836084A JP S60233163 A JPS60233163 A JP S60233163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
weight
steel plate
parts
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8836084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0510154B2 (ja
Inventor
Keimei Mori
啓明 森
Kenichi Masuhara
憲一 増原
Kazuo Yamayoshi
山吉 和雄
Hisao Takamura
高村 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP8836084A priority Critical patent/JPS60233163A/ja
Publication of JPS60233163A publication Critical patent/JPS60233163A/ja
Publication of JPH0510154B2 publication Critical patent/JPH0510154B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、特定のめつき鋼板に防錆顔料と雲母状酸化鉄
とを含有せしめた下塗り塗料を塗布・焼付し、次いでア
クリロニトリル系微粒子を含有せし、めた上塗り塗料を
塗布・焼付する耐久性に慢ねた塗装鋼板の製造方法に関
するものである。
【従来の技術】
従来、住宅、倉庫などの外装建材としては着色亜鉛鉄板
が主流をなして来たが、この着色亜鉛鉄板は安価な反面
、耐久性は低く、I業地帯、海岸地区、都市の郊外、山
間部などの立地条件にもよるが、耐用年数として数年程
度が限度である。 近年、省資y9的見地から長期に、口って使用すること
のできる耐久性の高い各種外装建材が要望されるように
なり、種々な塗装鋼板が市場に出回っている。例えば耐
久性に優れた性能を示すシリコンポリエステル系塗料や
フッ素樹脂系塗料で塗装し。 た塗装鋼板や、亜鉛鉄板の代わりにアルミニウムめつぎ
鋼板やIn−Al合金めっき鋼板を塗装原板に用いた塗
装鋼板などが見られ、これらのものでは成る程度耐久性
の向上が計られている。し、がし、なから、これらの塗
装鋼板における耐久性の向上は塗装鋼板の平坦部すなわ
ち折曲などの加工を受11でいない部分についてのもの
であり、外装建材として使用されて加工されると、加工
部や端面部に塗膜割れが発生し、その部分から雨水等が
浸入して錆が発生してしまうのである。従つT、このよ
うに平坦部では耐久性の向上した塗装鋼板であっても加
工部や端面部での錆の発生により耐用年数は数年程度が
限度となる点は変らず、結局実質的な耐久性は向」ニジ
た口とにならないのである。又、外装建材としても使用
される塗装金属板としてアクリロニトリル系重合体微粒
子と雲母状酸化鉄粒子とを均一に含有せし、められてい
る塗料で塗装されている塗装金属板が本発明者らの一部
他により先に発明され開示されている(特開昭!i8−
:1867号参照)。しかしながらこの塗装金属板は艶
消し効果が第1に配慮されたもので併せて塗膜の諸物性
にも優れたものではあるが、加工部や端面部での3− 錆発生防止効果については必ずしも満足すべきものでは
なかった。このような状況下に、実際に外装建材と1.
、て使用された場合において平坦部は勿論、加工部や端
面部での錆の発生のない耐久性の優れた塗装鋼板の出現
が要望されていた。 1発明が解決しようとする問題点】 そこで本発明者らは上記要望に応えるため鋭意検討した
結果、次のようなことが判明した。すなわち、アルミニ
ウムめっき鋼板やIn−Al合金、めっき鋼板を塗装し
たものは、着色亜鉛鉄板に比べて塩水環境下では白錆や
赤錆及び塗膜7S・<れの発生が少なく耐食性は良い反
面、湿潤環境下では特に加工部、11!面部、その他塗
膜の傷付部など(以下、加工部等と言うことがある)の
塗装原板の鉄地が露出した部分における耐食性が劣って
いるのは、湿潤環境下で外気に暴霞された原板表面にア
ルミニウムの酸化皮膜が生じ、鉄部に対するアルミニウ
ムの犠牲防食効果が保たれなくなるためと判断された。 又、上記光の発明では加工部等における錆の発生を必ず
しも満足に防止できないのは雲母4− 状酸化鉄が塗膜の表面部にも存在するためであると判断
ざねたので、塗膜を下塗り塗膜−と上塗り塗l#層との
2−に分け、雲母状酸化鉄を下塗り塗膜−にのみ存在せ
しめたがそれでもなお充分に満足できる結果は得られな
かった。 以上のような、知見を得た後も加工部等における錆の発
生を防止された耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法を提
供することを目的に検討を続(プた結果、III板とし
てアルミニウムめっき鋼板やIn−Al合金めつぎ鋼板
の如き少なくともアルミニ「クムをめっき成分に含むめ
っき鋼板を使用すると共に、雲母状酸化鉄と防錆顔料と
を塗膜の下塗り塗膜−にのみ存在せしめ且つ上塗り塗膜
−にはアクリロニトリル系重合体微粒子を存在1iシめ
ることによって、初めて加工部等における錆の発生を充
分に満足し、で防止することのできる塗装鋼板を製造し
。 得ることを究明して本発明を完成した。 【問題点を解決するための手段1 すなわち本発明は、少なくともアルミニウムをめっき成
分に含むめっき鋼板を化成処理した後に、塗膜構成樹脂
100重量部に対して防錆顔料5・〜30重量部と雲母
状酸化鉄粒子5〜5()重量部とを含有せしめた下塗り
塗料を塗布・焼付17、次いでポリアクリロ二]・リル
系重合体微粒子以外の不揮発分100重量部に対してポ
リアクリロ二i・リル系重合体微粒子を5・〜50重量
部含有せしめた上塗り塗料を塗布・焼付することを特徴
とする耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法に関するもの
である。 以下に本発明を図を参照し、て詳細に説明する。 図は本発明により得られた塗装鋼板の1例を模式的に示
した断面図である。 本発明において塗装原板とし、て使用する少なくともア
ルミニウムをめっき成分に含むめっき鋼板と17で例え
ばアルミニウムめっき鋼&、7n−AI合金めっき鋼&
、Al−8i合金めつきtl&等が示される。 これらは通常、上記めっき鋼板に溶融めっきを施して得
られるが、例えばアルミニウムめっき鋼板は電気めっき
や蒸着めっきによっても得られる。 このようなめつき鋼板を塗装するに先立って一般に行な
われている方法に従って化成処理を施す。 上記めっき鋼板を化成処理した後に、これに次に説明す
る下塗り塗料を塗布・焼付する。下塗り塗料は塗膜構成
樹脂H1t1重量部に対して防錆顔料5〜3()重量部
と雲母状酸化鉄粒子5・〜5()重量部とを含有せしめ
たものである。防錆顔料としてはクロム酸亜鉛、クロム
酸ストロンチューム、クロム酸カルシウム等のクロム酸
塩が最も良い効果を示すが、リン酸塩、ポリリン酸塩、
モリブデン酸塩などでも良い効果を得ることができる。 これらの防錆顔料は1種を中独で、又は2種以上を混合
し下用いることができる。雲母状酸化鉄粒子(以下、M
IOと略記することがある)の形状は鱗片状を成してお
り、後記説明する上塗り塗膜を通過して浸入してくる雨
水や紫外線等の腐食促進要因の遮蔽作用をするものであ
る。MfOの含有量が塗膜構成樹脂H1(1重量部に対
し5()重量部を超えると塗膜の表面外観を損ねると共
に塗料中での分散性に欠【プて塗装作業性が低下17、
又臂られる塗装鋼板の加工性も劣るものとなる。MIO
の含有量が51重量部未満のときは上記遮蔽作用が不充
分である。 1− Mloの大きさについては下塗り塗膜中にだけ防錆顔料
と共に存在せしめる本発明においては広節囲にQる大き
さのものを使用しても差し支えなく特に限定する必要は
ないが、余り大き過ぎると塗膜表面に凹凸を形成させて
美観を損ねる恐れがあり、又余り小さ過ぎても上記遮蔽
作用が低下するから、すべてに非常に好ましいのは10
μ〜50μ程度であり、最も好まし、いのは111ft
〜2tltzである。 塗膜構成樹脂とは、例えば、アクリル系塗料にお(プる
アクリル酸エステル、アルキッド系塗料におけるオイル
変性したアルキッド、Tポキシ系塗料におけるエポキシ
樹脂、フェノール系塗料にお(Tlる、ノボラック等の
ように塗料を塗布・焼付後において塗膜を構成するもの
を指す。このような塗膜構成樹脂100重量部に対して
防錆顔料!1〜30重鏝部とMIO!1〜5()重量部
とを含有せしめた下塗り塗料は、塗料の各原料を用いて
初めから調製しても良く、或は利用可能な既製の塗料に
防錆顔料及び・″又はMIO及び・′又は塗膜構成樹脂
を所定の車量部割合となるように添加量を調節しても、
更に8− 必要に応じて溶剤等と共に添加混合(−2で調製しても
良い。この場合、既製の塗料の成分千吊比が不明なもの
については、防錆顔料及びM I Oが含まねていない
ものであればその不揮発分は塗IIi!構成樹脂の量に
相当すると考えて良い。このようにして調製した下塗り
塗料を化成処理された前記めっき鋼板に下塗り塗料を塗
布・焼付71″るには一般に行なわれている方法に従え
ば良い。 下塗り塗料を塗布・焼付l、た後は、次いでfの−[に
次に説明する−[塗り塗料を塗布・焼付する。上塗り塗
料はポリアクリロ二]・リル系重合体以外の不揮発分1
(10重量部に対してポリアクリロニトリル系重合体微
粒子を5・〜5()重量部含有せしめた塗料である。又
、顔料とは下地の隠蔽及び着色のために使用されるもの
であって前記防錆顔料とは区別される。上塗り塗料に使
用されるポリアクリロ二]・リル系重合体(以下、PA
Nと略記することがある)微粒子は、実質的に内部に空
隙を有し5ない球状のPAN微粒子であり、好ましくは
アクリロニトリル含量210重量%以−[のPANがら
成り、平均粒径が好ましくは2・〜200μの範囲にあ
るものである。このJ:うなPAN微粒子を得るには、
例えば特開昭!i2−809i1号で開示されている方
法、すなわち、アクリロニトリルを主成分とし残部ガス
ルホン醒又はその塩を結合含有するエチレン系不飽和化
合物から成るψ量体混合物を水中で重合せ(、めること
により生成重合体中にスルホン酸基又はその塩を導入せ
しめると共に、重合体の微粒子が実質的に溶融状態にあ
る重合体滴の水性分散体を形成させ、次いでこの重合体
滴が合体しないように撹拌しながら冷N1シ、得られる
実質的に球状の固化したl−’AN微粒子を含有する水
分散液を噴霧乾燥・造粒して所望の粒子径範囲のPAN
微粒子とする方法によることができる。このようなPA
N微粒子は硬質であって且つ上塗り塗料に多量を均一に
分散含有せし、めることが可能であり、従って塗布・焼
付により形成される上塗り塗膜は、その中にl−’AN
微粒子が均一に分散存在せしめられており、そし、て口
のPAN微粒子が塗膜構成樹脂との密着性に優れている
と共にそれ自体非常に耐候性が良いことがら、上塗り塗
膜は耐候性と耐摩耗性との優れた塗膜となるのである。 PAN微粒子の含有量が不揮発分(主に塗膜構成樹脂と
顔料との合計量N1)(1重量部に対して5(1重量部
を超えると、耐候性を史に向上させる効果はある反面、
塗料中へ均一に分散せしめることが困暉であり、又塗料
粘度が上昇することにより塗装作業性が低下1−ると共
に形成される塗膜が不均質で目つ硬くなるため得られる
塗装鋼板の加工性が著1. (低下する。又PAN微粒
子の含有量が5重量部未満のときは塗膜の耐候性は不充
分なものとなり、本発明の目的が達成されない。l’A
N微粒子の含有量が不揮発分(王に塗膜構成樹脂と顔料
との合計量)を基準と15で定められているのは、塗膜
の耐候性は塗膜のマ]・リツクスである塗膜構成樹脂の
劣化ばかりでなく塗膜中の顔料の変色をも第の内容とす
るものであるからである。」二塗り検車1を調事1する
には塗料の各原料を用いて初めから調製し、でも良く、
或は利用可能な既製の塗料にPANl*粒子及び/′又
は顔料及び/又は塗膜構成樹脂を所定の11− 重量部割合となるように添加量を調節しても、更に必要
に応じて溶剤等と共に添加混合して調製し。 でも良い。下塗り塗膜の上に上塗り塗料を塗布・焼付す
るには一般に行なわれている方法に従えば良い。 【作用及び効果1 本発明により以上のようにして製造された塗装鋼板は、
図に模式的に示すように、少なくともアルミニウムをめ
っき成分に含むめっき鋼板1の表向が化成被膜2で被覆
されており、その上に防錆顔料4と雲母状酸化鉄粒子(
〜j[o+5とを混合して含有する下塗り塗膜@3が形
成されており、更にその上にPAN微粒子7を均一に含
有する上塗り塗膜−〇が形成されている断面構成を有し
ていることにより、次のような種々な利点を有する。 すなわち、M I (、) !iは下塗り塗膜層3にの
み含有されていることによりJIII工時等において上
塗り塗膜を損傷する危険は極めて少ない。上塗り塗膜層
6にはPAN微粒子7が多量に均一に存在していること
により、外界環境の影響を直接受(プても上12− 塗り塗膜−〇の耐候性は非常に優れている。もし上塗り
塗膜層6が損傷を受りても外観環境にJ、る塗膜劣化の
進行を防止する作用が強いから深部への影響が及び難い
。何らかの原因で水、イオン等の腐食促進要因が上塗り
塗膜層6を経て下塗り塗lI[3に達しても、下塗り塗
膜層3には防錆顔料4と〜1■05とが共存せしめられ
ていることにより、防錆顔料4による化学的作用とM2
O3による物即的遮蔽作用とが互に補足し合って作用す
ることにより非常に強い防錆作用が働く。そしてめっき
鋼板10表面は外気に暴露されることがないから湿潤環
境下でもめつき金属のアルミニウムに酸化皮膜が生じる
ことがなく、鉄部に対する犠牲防食効果を保つことがで
きる。従って、本発明によって製造される塗装鋼板は、
上記の如き種々な利点を有することにより外装建材とし
て加工され使用されても加工部等から浸入する水、イオ
ン等による腐食を殆んど完全に防止づることのできる耐
久性に儂れた塗装鋼板である。 以下、本発明を実施例、比較例にJ、り史に具体的に説
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 なお実施例、比較例に記載する配合割合を示す数値は断
わりない限りすべて重量部である。 【実施例1 実施例1〜16.比較例1〜21 塗膜構成樹脂分が4()重量%の熱硬化型エポキシ糸溶
剤系塗料に上記樹脂100重吊重量対してクロム酸亜鉛
を2()重量部と平均粒径15flのMIOを表に示す
。−h 5重量部に旦る各種の重量部との割合でそわぞ
れ添加混合して下塗り塗料を調製した。 又、ヘンカラ及びカーボンブラック顔料を含有する茶系
の熱硬化型ポリエステル糸塗料と同じ顔料を含有する同
色の熱硬化型アクリル樹脂系塗料とを各別に用いてそれ
ぞれにその不揮発分H1(1重量部に対し平均粒径15
ftのPAN微粒子く日本Tクスラン工業にに製、商品
名タフチック)を表に示す0・−S!′1重量部に旦る
各種の重量部の割合(0重量部はポリエス塗料系塗利を
用いた場合のみ)で添加混合して均一に分散せしめて2
種の上塗り塗料を調製した。塗装原椴としてアルミニウ
ムめっき鋼板と7n−5!i%八1(7n4h重量%、
 Al55重量%)合金めつき鋼板及び7n−4%AI
(ln9(i重量%、A14重量%)合金めっき鋼板と
の3秤類を使用し、大きさけ共に200mm X 30
+1mm X 11.3!i m1ll t & Ji
F! lであった。 これらのめつき鋼板を塗装する前に、アルミニウムめつ
き鋼板にはリン酸りロメート系処即液(日本ペイントに
に製、商品名アロジン40?−47,θロム付着量25
m1J/mJを、又Zn−Al合金めっき鋼板にはリン
酸塩系処理液(日本バーカーラインングにに製、商品名
ボンデライ1−1310.クロム付着量111m g 
/ m’ )をぞれぞわ用いて化成処理し、た。 化成処理しためつき鋼板に上記下塗り塗料を乾燥後の塗
膜厚が711となるように塗布し1、到達板温200±
10“′C,30秒間の焼付乾燥を行い、次いで上記2
種の上塗り塗料のいずれが1種を乾燥後の塗膜厚が2(
)μとなるように塗布し、下塗りの場合と同様に焼付乾
燥を行なって塗装鋼板を得た。上塗り塗料と下塗り塗料
との組み合わせは表に示す通 :りであり、1種の塗料
だ11使用した比較例21以外1h− の各比較例においては上塗り塗料及び下塗り塗料のいず
わが一方又は両方が本発明において使用するものの節回
外の組成のものである。 比較例21は、上記熱硬化型ポリエステル系塗料の不揮
発分1()0重量部に対しMIOを20重量部とPAN
微粒子を1()重量部とを添加混合してMIOとPAN
とを同じ塗料中に含有せしめた−[塗り塗料を調製し、
又上記熱硬化型Jポキシ系溶剤系塗料の塗膜構成用樹脂
10 t1重量部に対しクロム酸亜鉛のみを20重量部
を添加した下塗り塗料を調製し、この下塗り塗料と上塗
り塗料とを用いて塗膜厚さがイれぞわ上記実施例と同じ
岸さとなるように同様に塗布・焼付した場合である。 このJ:うにして得た各塗装鋼板を下記に説明する一定
条件で加工した上側食性試験(塩水噴霧試験及び亜硫酸
ガス試験)と耐候性試験とを行ない性能を評価した。 塗装鋼板の加工は、塗装面を外側にして直径約2mmの
棒の回りに約1秒間で約180度折り曲げ、折り曲げ部
の内側に塗装鋼板と同じ厚さの板を3枚16− 挟み込み、万力で急速tこ締め付ける方法によった。 このJ:うに加工された塗装鋼板を供試片として下記に
従い各試験を行い。塗膜状態と錆発生状態を観察し、評
価1.た。 薗)耐食試験 塩水#4霧試験 、lIS 12:R1に準拠した。 試験時間: :(OiH1時間 亜硫酸ガス試験 Its D 0201に準拠し1’ニー I 1v!j
 Mカス試験装置を用いて試験を行った。 試験時間:!1ll11時間、5ll2組1j : 1
tlflpHlll。 湿度:411℃、 湿度111 + 90%以上試験後
の各試験片は平坦部、喘面部、及び加工部につい了10
倍のルーペを用いて観察し1、次の基準により評1曲し
た。 ◎:塗躾に膨れの全くないもの ○:塗膜にわずかに膨れのあるもの Δ:塗膜に膨れのあるもの ×:塗膜に膨れ、錆の発生したもの (1−)耐候性試験 、IIS K 224ft (サンシャインウェザ−メ
ータ使用)に準拠して2 (1+111時間試験し、試
験後の各試験片の色差(△F)を日立製作所製カラーア
ナライザー3()7型で測定した。 上記をまとめて次表に示す。 以下余白 19− !J8開昭GO−233163(8) 酎 嘘 @ − ′@− @ − 便 便 @ 佃 表から判るように、塗装原板としてアルミニウムめっき
鋼板を用いた場合、本発明にJ二つて得られた実施例1
・〜8の塗装鋼板の耐良性は、塩水噴霧試験はもとにす
、苛酷な試験と言わわる曲線酸ガス試験においても平坦
部は勿論、端面部、加工部においても塗膜の膨41や錆
の発生は全くなく、極めて優れた性能を示している。こ
れに反し、下塗り塗料及び上塗り塗料にそわぞわN11
10及びPAN微粒子が含有されてはいても本発明で使
用するものの範囲外の含有量である比較例1−9では、
塗膜の膨れが塩水噴霧試験においては端面部や加工部に
少なくとも僅かに児られ、4I!硫酸ガス試験において
は平1■部にも同様に見られたものが大部分であった。 又、塗装原板として7n−AI台金めつき鋼板を用いた
場合は、全体とり、てアルミニウムめっき#ji&を用
いた場合に比べて僅かに性能が劣る傾向が見られるが、
それでも実施例9・−16から判るように本発明による
塗装鋼板は充分に優れた性能を有しているに比べ、比較
例10及び11では性能が劣っている。 一方、耐候性については実施例1・〜16がら判るよう
に本発明によって得られた塗装鋼板はいずれも△Fが0
.h〜0.8の範囲にあって優れた性能を示しているが
、l’AN微粒子を少なく使用した比較例3,5.9で
はΔFが2.0を示して耐候性の劣っていることが判る
。比較例12・〜20は下塗り塗料中にM(Oを全く含
まないが、上塗り塗11中にl−’AN微粒子を全く含
まないが、又はその何れでもあるものであり、このよう
な塗料を使用した塗装鋼板では表から判るJ:うに耐食
性、耐候性のいずれが一方又はその両方が極めて不良で
ある。 又、MIO及びl−’AN微粒子を塗膜中に混在ゼし、
めた場合は比較例21に見られるようにその耐食性は不
充分である。 以上、詳)ホ1.た如く、本発明によれば、下塗り塗料
中に防錆@利とMtOとを含有せしめ、−1−塗り塗料
中にPAN微粒子を含有せしめて、少なくともアルミニ
ウムをめっき成分に含むめっき鋼板に塗布・焼付して2
層の塗膜を形成せしめることににす、耐食性と耐候性に
帰れた塗装m根を得る22− ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明により得られた塗装鋼板の1例を模式的に示
し、た断面図である。 1・・・・めっき鋼板 2・・・・化成被膜 3・・・・下塗り塗膜層 4・・・・防錆顔料 b・・・・雲母状酸化鉄(MIO) 6・・・・−ト塗り塗膜層 7・・・・PAN微粒子  23− 手 続 補 正 書 昭和59年5月25日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 特 願 昭 59−88360 号 2、発明の名称 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法 6、補正をする者 事件との関係 特許出願人 性 所 東京都千代田区丸の白玉丁目4番1号名称 (
4583日新製鋼株式会社 代表取締役 阿 部 譲 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内1−4−55、自発釘止 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 Z 補正の内容 明細書中の下記の点を補正致し筐す。 (1)第11頁第4行〜第5行目 「残部ガスルホン酸」とあるを 「残部がスルホン酸」と補正致します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともアルミニウムをめっき成分に含□ むめ
    っきm&を化成処理した後に、塗膜構成樹脂1i+ o
    重量部に対し2て防錆賄料5〜30重量部と雲母状酸化
    鉄粒子5・〜5(1重量部とを含有せしめた下塗り塗料
    を塗布・焼付し、次いでポリアクリロニトリル系重合体
    微粒子以外の不揮発分100重量部に対してポリアクリ
    ロニI・リル系重合体微粒子を5〜50重拳部含有せし
    5めた上塗り塗料を塗布・焼付することを特徴とする耐
    久性に優れた塗装鋼板の製造方法。 2 少なくともアルミニウムをめっき成分に含むめっき
    鋼板がアルミニウムめっき鋼板である特許請求の範囲第
    1項に記載の耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法。 3 少なくともアルミニウムをめっき成分に含むめっき
    鋼板がlr+−AI金合金つぎ鋼板である特許請求の範
    囲第1項に記載の耐久Hに優れた塗装鋼板の製造方法。 4 少なくともアルミニウムをめっき成分に含むめっき
    鋼板がAl−8r合金めつき鋼板である特許請求の範囲
    第110に記載の耐久性に儂れた塗装鋼板の製造方法。 5 防錆顔料としてクロム酸塩を使用する特許請求の範
    囲第1項から第4項までのいずれが1項に記載の耐久性
    に優れた塗装鋼板の製造方法。 6 雲母状酸化鉄粒子として鱗片状を成し且つ10〜5
    0/7の大きさのものを使用する特許請求の範囲第1項
    から第5Inまでのいずれが1項に記”載の耐久性に優
    れた塗装鋼板の製造方法。 7 ポリアクリロニ]・リル系重合体微粒子とCで実質
    的に内部に空隙を有し、ない球状でアクリロニトリル含
    量80重量%以上で平均粒径が2〜200μのものを使
    用する特許請求の範囲第1項から第6エロまでのいずれ
    が11Aに記載の耐久性に侵れた塗装鋼板の製造方法。
JP8836084A 1984-05-04 1984-05-04 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法 Granted JPS60233163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8836084A JPS60233163A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8836084A JPS60233163A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60233163A true JPS60233163A (ja) 1985-11-19
JPH0510154B2 JPH0510154B2 (ja) 1993-02-08

Family

ID=13940641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8836084A Granted JPS60233163A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60233163A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7678465B2 (en) * 2002-07-24 2010-03-16 Applied Thin Films, Inc. Aluminum phosphate compounds, compositions, materials and related metal coatings
CN108728746A (zh) * 2018-08-07 2018-11-02 重庆维富金属制品有限公司 一种新型镀锌钢板及其加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7678465B2 (en) * 2002-07-24 2010-03-16 Applied Thin Films, Inc. Aluminum phosphate compounds, compositions, materials and related metal coatings
US8124184B2 (en) 2002-07-24 2012-02-28 Applied Thin Films, Inc. Aluminum phosphate compounds, compositions, materials and related metal coatings
CN108728746A (zh) * 2018-08-07 2018-11-02 重庆维富金属制品有限公司 一种新型镀锌钢板及其加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0510154B2 (ja) 1993-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111788335B (zh) 表面处理钢板
RU2665518C1 (ru) Металлический лист с покрытием, способ его производства, а также наружный строительный материал
JP5103111B2 (ja) 塗装鋼板
JP3293870B2 (ja) 傷部耐食性・加工性を兼ね備えた高耐久性塗装鋼板及びその製造方法
JPS60233163A (ja) 耐久性に優れた塗装鋼板の製造方法
CN111683811B (zh) 表面处理钢板
JP2010247347A (ja) プレコート冷延鋼板およびこの製造方法
RU2660877C2 (ru) Покрытый металлический лист, способ производства, а также конструкционный материал для наружного использования
JP4246689B2 (ja) 耐食性に優れるプレコート金属板
JPH11279488A (ja) 耐熱塗料組成物
JP2003071980A (ja) 外装用塗装鋼板
JP6772943B2 (ja) 塗装鋼板
JPH0411672A (ja) 金属板用塗料、およびそれを用いた塗装金属板、ならびに塗装金属板の製造方法
JP2002144474A (ja) 白色系メタリック調塗装金属板
JPS61101565A (ja) 無機質塗料
JPS5933371A (ja) アルミニウムペ−スト組成物並びに該組成物を含有する耐熱塗料および防錆塗料
JPH02279773A (ja) 無公害型カチオン電着塗料
JP3503194B2 (ja) 有機複合被覆鋼板
JPS6187878A (ja) 親水性耐食皮膜を形成する方法
JP2023540306A (ja) 三元系溶融亜鉛合金めっき鋼板用表面処理組成物、これを用いて表面処理された三元系溶融亜鉛合金めっき鋼板及びこの製造方法
JPS61136685A (ja) 親水性耐食皮膜を形成する方法
JPH0467502B2 (ja)
JPS59159336A (ja) 塗装Al−Zn合金メツキ鋼板
JPH083759A (ja) 樹脂クロメート浴及び表面処理鋼板
JPH01159382A (ja) 化成処理鋼板