JPS6023180Y2 - 細管式筆記具 - Google Patents
細管式筆記具Info
- Publication number
- JPS6023180Y2 JPS6023180Y2 JP15361678U JP15361678U JPS6023180Y2 JP S6023180 Y2 JPS6023180 Y2 JP S6023180Y2 JP 15361678 U JP15361678 U JP 15361678U JP 15361678 U JP15361678 U JP 15361678U JP S6023180 Y2 JPS6023180 Y2 JP S6023180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- holding cylinder
- ink
- needle rod
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、実開昭52 136736号公報にみるよう
に、筆記先端部を形成する細管体の内側に針杆もしくは
針杆相当品を遊嵌し、針杆後端が当接する多孔質弾性体
の反撥弾性によって、針杆細管体から出没可能とした形
式の細管状筆記具の改良に係る。
に、筆記先端部を形成する細管体の内側に針杆もしくは
針杆相当品を遊嵌し、針杆後端が当接する多孔質弾性体
の反撥弾性によって、針杆細管体から出没可能とした形
式の細管状筆記具の改良に係る。
上記した筆記具構造では、多孔質弾性体の反撥弾性で針
杆は押されれば引っ込み、押圧を解除すれば突出し、こ
の点で錘りのついた針杆使用の従来の針ペン構造とは相
異する。
杆は押されれば引っ込み、押圧を解除すれば突出し、こ
の点で錘りのついた針杆使用の従来の針ペン構造とは相
異する。
然し乍ら、細管体と針杆の間にあるインクが長時間放置
のままでおくと固結し勝ちた七、筆記により生ずる紙面
の小繊維屑等で細管体は詰り勝ちであるという点では従
来と同じといえる。
のままでおくと固結し勝ちた七、筆記により生ずる紙面
の小繊維屑等で細管体は詰り勝ちであるという点では従
来と同じといえる。
従って時々は分解掃除をすることが良好な筆記を維持す
るうえで必要なことになる。
るうえで必要なことになる。
分解に当って表面にべっとりとインキが耐着した部品に
解れなければ行なえないような構造だと、手等を汚して
しまう。
解れなければ行なえないような構造だと、手等を汚して
しまう。
本考案の目的は、そこで、先端に針杆を誘導する細管体
を取付けた先金を取外したときに、表面がインクによっ
て汚れていない部分を顕出させるように工夫した細管式
筆記具を提供することにある。
を取付けた先金を取外したときに、表面がインクによっ
て汚れていない部分を顕出させるように工夫した細管式
筆記具を提供することにある。
本考案を図面に示す実施例により説明すると、第1−B
図の芯材ユニット1が第1−C図の軸筒10に取付き、
芯材ユニット1と軸筒10が第1−A図の先金15によ
って結合されたとき、芯材ユニット1を構成する部品の
一つである保持筒3の前後は液封手段により確実に液封
されるようにしたものである。
図の芯材ユニット1が第1−C図の軸筒10に取付き、
芯材ユニット1と軸筒10が第1−A図の先金15によ
って結合されたとき、芯材ユニット1を構成する部品の
一つである保持筒3の前後は液封手段により確実に液封
されるようにしたものである。
以下に詳述すると、芯材ユニット1は中心に針杆2の挿
通孔5を穿設した頭部4を有する保持筒3と、後端部2
aをほぼ直角に折り曲げて例えば釘頭状り型状、渦巻状
といった形状に形成して保持筒3の内孔端面に係合係止
され、その先端は挿通孔5から長くのびる針杆2と、針
杆2を保持筒3内に装填後、順番に納められる多孔質弾
性体6、およびとインキ導出部材7とから戒り、図示の
例では外周にOリングといった環状バッキング9の受座
となる鍔部8か形成されている。
通孔5を穿設した頭部4を有する保持筒3と、後端部2
aをほぼ直角に折り曲げて例えば釘頭状り型状、渦巻状
といった形状に形成して保持筒3の内孔端面に係合係止
され、その先端は挿通孔5から長くのびる針杆2と、針
杆2を保持筒3内に装填後、順番に納められる多孔質弾
性体6、およびとインキ導出部材7とから戒り、図示の
例では外周にOリングといった環状バッキング9の受座
となる鍔部8か形成されている。
多孔質弾性体6としては、海綿、合成樹脂製発泡体或い
は繊維状物質の集約体といったものが、またとインキ導
出部材7としては繊維集束体や合戒樹脂製多孔杆状体が
使用できる。
は繊維状物質の集約体といったものが、またとインキ導
出部材7としては繊維集束体や合戒樹脂製多孔杆状体が
使用できる。
針杆2の後端部2aを上記の如き釘頭状等に形成する理
由は、多孔質弾性体6との接触面積を増腰従って筆記時
に針杆2が後退しても突きささることがなく、確実に該
弾性体6を圧縮変形して反撥弾性を発揮させるためであ
るが、第3図に示すように、針杆2の後端部2aを折曲
げずに真直ぐの状態と腰該部に接着剤を塗布後、これを
多孔質弾性体6に突きさして結合させるようにしても、
同様の効果は得ることができる。
由は、多孔質弾性体6との接触面積を増腰従って筆記時
に針杆2が後退しても突きささることがなく、確実に該
弾性体6を圧縮変形して反撥弾性を発揮させるためであ
るが、第3図に示すように、針杆2の後端部2aを折曲
げずに真直ぐの状態と腰該部に接着剤を塗布後、これを
多孔質弾性体6に突きさして結合させるようにしても、
同様の効果は得ることができる。
前軸10a、公知の蛇腹体10bおよび後軸10cより
戊り、インキ貯蔵体11が取付く軸筒10は、保持筒3
が嵌まる孔12、とインキ導出部材7が嵌まる孔13、
および先金15が螺着するネジ14が形成される。
戊り、インキ貯蔵体11が取付く軸筒10は、保持筒3
が嵌まる孔12、とインキ導出部材7が嵌まる孔13、
および先金15が螺着するネジ14が形成される。
インキ貯蔵体11は繊維集束体等よりなる所謂インキ吸
蔵体構造であってもよい腰蛇腹体10cはこれを省略す
ることもできる。
蔵体構造であってもよい腰蛇腹体10cはこれを省略す
ることもできる。
芯材ユニット1と軸筒10を結合させる先金15には針
杆2を遊嵌する細管体16を先端に突設し、長期の使用
に耐える筆記ポイントを構成するため、細管体16の内
側に超硬物質製の環状体16aが先端部を細管体16の
先端から突出するように取付いているほか、針杆2の挿
通孔17に連続して保持筒3の頭部4のテーパー面と一
部又は全部を密着するテーパー状端面18を有する孔1
9、鍔部8を嵌挿する孔20および軸筒10のネジ14
と螺合するネジ21を階段状に形成している。
杆2を遊嵌する細管体16を先端に突設し、長期の使用
に耐える筆記ポイントを構成するため、細管体16の内
側に超硬物質製の環状体16aが先端部を細管体16の
先端から突出するように取付いているほか、針杆2の挿
通孔17に連続して保持筒3の頭部4のテーパー面と一
部又は全部を密着するテーパー状端面18を有する孔1
9、鍔部8を嵌挿する孔20および軸筒10のネジ14
と螺合するネジ21を階段状に形成している。
上記した保持筒3の頭部4と一部又は全部を密着する先
金15のテーパー状端面18構造および環状バッキング
9はそれぞれ保持筒3前後の液封手段22.23を構成
するものである。
金15のテーパー状端面18構造および環状バッキング
9はそれぞれ保持筒3前後の液封手段22.23を構成
するものである。
いま第2図の如く、軸筒10の孔12に保持筒3を嵌め
てとインキ導出部材7とインキ貯蔵体11内のインキと
を連絡し、つぎに針杆2を細管体16に通すように先金
15をかぶせて軸筒10に取付けるときには、先金15
のテーパー状端面18は保持筒3の頭部4とその一部又
は全部を密着して液封する腰一方、先金15の前進によ
り押される保持筒3はその鍔部8を介して環状バッキン
グ9を軸筒10端面に押しつけるから液封する。
てとインキ導出部材7とインキ貯蔵体11内のインキと
を連絡し、つぎに針杆2を細管体16に通すように先金
15をかぶせて軸筒10に取付けるときには、先金15
のテーパー状端面18は保持筒3の頭部4とその一部又
は全部を密着して液封する腰一方、先金15の前進によ
り押される保持筒3はその鍔部8を介して環状バッキン
グ9を軸筒10端面に押しつけるから液封する。
この為、とインキ導出部材7を経て送られるインキが軸
筒10と保持筒3との嵌合部をったつて外方へ漏出する
ことがないし、また挿通孔17を経て送られるインキが
先金15と保持筒3との嵌合部をったって外方へ漏出す
ることがない。
筒10と保持筒3との嵌合部をったつて外方へ漏出する
ことがないし、また挿通孔17を経て送られるインキが
先金15と保持筒3との嵌合部をったって外方へ漏出す
ることがない。
上記の液封手段23では、先金15のテーパー状端面1
8で保持筒3の頭部4を押圧し、以って鍔部8と軸筒1
0の両端面間で環状バッキング9を挟圧するようにした
けれども、第4図の如く、鍔部8を省略し、その代りに
先金15と軸筒10の端面とで挾みつけるようにしても
よい。
8で保持筒3の頭部4を押圧し、以って鍔部8と軸筒1
0の両端面間で環状バッキング9を挟圧するようにした
けれども、第4図の如く、鍔部8を省略し、その代りに
先金15と軸筒10の端面とで挾みつけるようにしても
よい。
また、第2図の例では液封手段23は環状バッキング9
により液封手段22は先金15のテーパー状端面18と
保持筒3の頭部4との一部又は全部の密着により遠戚し
たが、この関係は、第5図の如く逆であってもよい。
により液封手段22は先金15のテーパー状端面18と
保持筒3の頭部4との一部又は全部の密着により遠戚し
たが、この関係は、第5図の如く逆であってもよい。
即ち本例では保持筒3の頭部4に環状バッキング9が嵌
着してテーパー状端面18に密着腰保持筒3の後方はテ
ーパー状をなして軸筒10側のテーパ一部に密着してい
る。
着してテーパー状端面18に密着腰保持筒3の後方はテ
ーパー状をなして軸筒10側のテーパ一部に密着してい
る。
本考案は上記したように、分解掃除したいときには簡単
に先金15を取り外して、最も詰り易い細管体16を洗
滌し、きれいにすることができる。
に先金15を取り外して、最も詰り易い細管体16を洗
滌し、きれいにすることができる。
先金15を取り外すと顕出する保持筒3表面は、前述し
た保持筒3の前後に設けた液封手段22.23によって
インキが廻るということがないので該部に触れても汚れ
ることがない。
た保持筒3の前後に設けた液封手段22.23によって
インキが廻るということがないので該部に触れても汚れ
ることがない。
きれいになった先金15を再装着するにも、針杆2は先
金15内部に形成したテーパー状端面18に案内されて
円嬶に細管体16中へ導かれるから、針杆2を不用意に
折曲げてしまうといったことがない。
金15内部に形成したテーパー状端面18に案内されて
円嬶に細管体16中へ導かれるから、針杆2を不用意に
折曲げてしまうといったことがない。
また保持筒3の頭部4に穿設される挿通孔5は比較的長
さが長くなるから、針杆2基部の長い範囲を保持し、正
しい姿勢とするため、筆圧を受けて針杆2が細管体16
内で円滑に動くようにするのに好都合である。
さが長くなるから、針杆2基部の長い範囲を保持し、正
しい姿勢とするため、筆圧を受けて針杆2が細管体16
内で円滑に動くようにするのに好都合である。
図は本考案に係る細管式筆記具の一実施例を示すもので
、第1−A図は先金部分の半断面図、第1−B図は芯材
ユニットの半断面図、第1−C図は軸筒部分の半断面図
、第2図は組み立てた状態の半断面図、第3図は針杆と
多孔質弾性体の他の実施例、第4図と第5図は本考案の
他の実施例の要部を示す半裁断面図である。 1・・・・・・芯材ユニット、2・・・・・・針杆、2
a・・・・・・針杆の後端部、3・・・・・・保持筒、
4・・・・・・保持筒の頭部、5・・・・・・挿通孔、
6・・・・・・多孔質弾性体、7・・・・・・インキ導
出部材、9・・・・・・環状バッキング、10・・・・
・・軸筒、11・・・・・・インキ貯蔵体、15・・・
・・・先金、16・・・・・・細管体、18・・・・・
・テーパー状端面、2.23・・・・・・液封手段。
、第1−A図は先金部分の半断面図、第1−B図は芯材
ユニットの半断面図、第1−C図は軸筒部分の半断面図
、第2図は組み立てた状態の半断面図、第3図は針杆と
多孔質弾性体の他の実施例、第4図と第5図は本考案の
他の実施例の要部を示す半裁断面図である。 1・・・・・・芯材ユニット、2・・・・・・針杆、2
a・・・・・・針杆の後端部、3・・・・・・保持筒、
4・・・・・・保持筒の頭部、5・・・・・・挿通孔、
6・・・・・・多孔質弾性体、7・・・・・・インキ導
出部材、9・・・・・・環状バッキング、10・・・・
・・軸筒、11・・・・・・インキ貯蔵体、15・・・
・・・先金、16・・・・・・細管体、18・・・・・
・テーパー状端面、2.23・・・・・・液封手段。
Claims (1)
- 保持筒3の頭部4に設けた挿通孔5から針杆2が突設し
且つ保持筒3内に多孔質弾性体6とインキ導出部材7と
を順番に装着してなる芯材ユニット1を、細管体16付
き先金15を軸筒10端に取付けることにより、針杆2
先端は細管体16からやや突出し、軸筒10側のインキ
貯蔵体11内インキはインキ導出部材7を経て流れるよ
うなすと共に、先金15内部に形成したテーパー状端面
18と保持筒3の頭部4間、並びに保持筒3の後部と軸
筒10の端面間はそれぞれ液封手段22゜23によって
液密としてなる細管式筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15361678U JPS6023180Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 細管式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15361678U JPS6023180Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 細管式筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570282U JPS5570282U (ja) | 1980-05-14 |
JPS6023180Y2 true JPS6023180Y2 (ja) | 1985-07-10 |
Family
ID=29140967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15361678U Expired JPS6023180Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | 細管式筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023180Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2514862Y2 (ja) * | 1989-08-10 | 1996-10-23 | パイロットプレシジョン株式会社 | 小管式筆記具 |
-
1978
- 1978-11-08 JP JP15361678U patent/JPS6023180Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570282U (ja) | 1980-05-14 |
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