JPS6023104A - 製函方法 - Google Patents

製函方法

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JPS6023104A
JPS6023104A JP12655383A JP12655383A JPS6023104A JP S6023104 A JPS6023104 A JP S6023104A JP 12655383 A JP12655383 A JP 12655383A JP 12655383 A JP12655383 A JP 12655383A JP S6023104 A JPS6023104 A JP S6023104A
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box
conveyor
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梅田 宜暉
猪飼 謙二
篤也 余吾
宏信 吉田
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Fuji Corp
Fuji Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Fuji Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は製函方法に関するものであって、一層詳細に
は、複数個の区画中に夫々物品を充填すると共にその全
体を纒めて梱包して、個々の包装箱体に分割可能な集合
包装箱体を製造する方法に関するものである。
物品包装の分野では、多数の物品をカートン等の包装容
器に充填して市場に配送するに際し、販売その催促管上
の取扱いの合理化および輸送等の流通経費削減の要請か
ら、物品を単位毎に収納した包装箱体を複数個幅めて1
梱包とし、必要に応じて個別の包装箱体に分割し得る集
合包装箱体が提案されている。例えば実公昭57−2 
]、 874号公報に記載される連結包装箱は、同公報
の第1図に示すように2個の単位箱の側面を接合して箱
集合体を構成し、この箱集合体の上部開口部を側面フラ
ップを有する共通の連結板で覆って前記側面フラップを
各対応の箱体側面部に貼着し、前記連結板に各単位箱の
側面接合体と対応的に設けた帯状切取部を破断すること
により個々の単位箱に分割し得るようになっている。こ
れは同公報の末尾にも記載されている如く、包材および
包装作業の節約ができ、また小売店等での必要に応じて
任意の単位箱に分割し得る等の優れた利点を有するもの
である。
しかし多数提案されているこの種の連結包装箱は、何れ
も予め製函された箱体をセラ1−アップし。
これに物品を充填・封緘するものであって、製函作業・
箱詰作業に多くの時間を要し完全自動化は達成されてい
ない。すなわち、段ボールや板紙を素材とする展開状態
にあるカートンブzノンクから直接箱を成形し、この際
に集積した物品(被包装物)を包み込むように包装して
製函および物品充填・封緘の連続工程を一挙に達成する
ラップラウンドケーサが最近広く使用されるに至ってい
るが、前記連続包装箱では予め製函を行っておく必要が
あるため、このラップラウンドケーサによる製函箱詰工
程の全自動は従来なし得なかった。例えば集合包装節の
製造法として、特公昭58−8978号公報に記載の技
術が存在するが、これは同公報中の特許請求の範囲およ
び同公報第3図の記載に示す如く、既に製函済みの単位
箱を順次供給する工程で各単位箱の連結接着を行うもの
であって、前記ラップラウンドケーサによる集合包装箱
体の製造技術比関するものでないことは明らかである。
そこで本願の発明者等は、先に述べた従来技術に鑑み、
ラップラウンドケーサを使用して集合包装箱体の全自動
製函・箱詰・封緘を実現するべく試作改良を重ねた結果
、第1図に示すように被包装物品(以下物品という)1
0を併列的に隣接させて供給し、この隣接し合う物品間
に夫々コ字状の画成材12,12(これは後日個別の包
装箱体に分離した際に当該包装箱体の新たな側面となる
)を背中合わせで介挿した状態で展開状態にあるカート
ンブランク14に供給載置するようにすれば、それ以後
は公知のラップラウンドケーサにより好適に折畳み包装
がなされ、しかも前記カートンブランク14には、前記
物品10.10を載置した際にその画成材12,12の
背中合わせの上下当接線に対応する個所に沿ってミシン
目等の破断線16を刻設しておくことにより、複数の包
装箱体がコンパクトに纒められ、しかも必要に応じて個
別に分割可能な集合包装箱体18が得られることを突き
止めた。
従って本発明は、複数の区画中に夫々物品を充填すると
共に全体を纒めてラップラウンドケーサにより梱包し得
る集合包装箱体の製造方法を提供することを目的とする
前記目的を達成するため本発明に係る製函方法は、画成
材をホッパから取出す工程と、画成材を折曲げる工程と
、画成材に物品を供給する工程と、画成材と合体した物
品を取出す工程とからなることを特徴とする。
次に本発明に係る製函方法につき、典型的な実施例を挙
げて、これを実施するための好適な装置との関係におい
て以下詳細に説明する。第2図は本発明を実施する際の
経時的な工程の流れを概略的に図示したものであって、
シート状の画成材12を加工する4つの工程に大別され
る。なおこの画成材12は、第1図に関連して説明した
ように集合包装箱体18の内部を複数の区画に画成して
個々の包装箱体20に仕切ると共に、後日個別の包装箱
体20に分離された際に当該箱体20の新たな側面を構
成するものであって、後述する如くコ字状に折曲げる際
の便宜のために、折線a、aが所定の平行間隔を保持し
て両説されている。
すなわち画成材12は、対向的に所定距離離間させて水
平に配設した2基のホッパー22.22に多数直立状態
で貯留されており、夫々のホッパー、22の開口部に配
設されて適当なタイミングで垂直昇降するキツカー24
により一枚宛てずつ取出され、当該画成材J2の垂直両
端縁部の挿通を許容するガイド部材26.26により案
内されつつ落下する(符号Aで示す画成材取出工程)。
落下した画成材12(図において右側)は、落下地点下
方に水平に配設した受板28により受止められ、背面よ
りプッシャー30により水平矢印方向へ抑圧される。し
かるに前記受板28を挾んでその両側には一対の垂直板
32.32が立設されていて、しかもこの両垂直板32
.32間の平行間隔寸法は画成材12に垂直に施した前
記2本の折線a、aの間隔寸法に略等しく設定しである
ため、前記画成材12が両垂直板32.32間をブツシ
ャ−30により前方へ押圧されるに伴い、図示の如くコ
字状に折曲形成され、前記プッシャー30のストローク
エンド前方に立設配置したガイド支柱34.34に当接
して停止する。同様に図において左側に落下した画成材
12も同様にプッシャー30による抑圧を受けてコ字状
に折曲形成さ1+、る(符号Bで示す画成材折曲げ工程
)。
このようにコ字状に折曲形成され、かつ背中合わせで垂
直に離間位置した2枚の画成材12゜12は、垂直上方
に昇降自在に配設したプッシャー36により共通的に押
下げられ、前記ガイド支柱34により案内されつつ落下
する。このとき、落下地点には間欠移動可能なコンベヤ
38に適宜間隔で立設したアタッチメント40が停止位
置して前記画成材12,12の落下を待機し、しかも前
記アタッチメント40はコンベヤ38の各櫛歯状セグメ
ント42に背中合わせで2個ずつ配置されている。この
ため画成材12,12は、第2図に示すように2つの櫛
歯状セグメント42.42間において相互に対向してい
るアタッチメント40.40の間に夫々落着する。コン
ベヤ38の停止時における前記画成材12,12の落下
地点を挾んで、コンベヤラインに対し直角水平方向には
対向的に一対の物品供給装置44.44が配設され、適
宜の手段により搬送されて到来する物品10を各アタッ
チメント40に垂直保持された画成材12に向けて適当
なタイミングで供給するようになっている(符号Cで示
す物品供給工程)。前記物品供給装置44は、典型的に
は空気圧シリンダの如きリニアアクチュエータ46を駆
動源とするプッシャーであって、物品10をコンベヤ3
8上のアタッチメント間の定位置へ円滑に送給し得るよ
うにするため、前記アクチュエータ46は垂直シリンダ
48により昇降されて、枢軸51を中心として若干傾動
可能になっている。従って物品10に当接している抑圧
板50について観察すれば、リニアアクチュエータ46
により、与えられる水平進退運動および垂直シリンダ4
8により与えられる垂直昇降運動の合成により1図示の
如きいわゆるブロックモーションを行うことが諒解され
よう。
このようにして対向し合うアタッチメント40゜40間
において、背中合わせに位置する2枚の画成材12,1
2を介在させた状態で相互に隣接し合うよう供給された
物品10.toは、前記コンベヤ38の間欠駆動により
矢印方向へ搬送され、所定の物品取出しステーションに
おいて取出される。すなわちコンベヤ38の搬送途次に
は取出しステーションPSが設けられ、当該ステーショ
ンPSにおける隣接し合う櫛歯状アタッチメント42.
42の間を所定ストロークで昇降可能な押上げプッシャ
ー52が下方配置されていて、前記物品10.10が当
該ステージ目ンPSに到来停止したタイミングに合わせ
て前記プッシャー52が上昇し、アタッチメント40.
40からの両物品10.10および物品間に介在してい
る画成材12.12の取出しを行う(符号りで示す物品
取出工程)。画成材12.12とドツキングした状態で
取出された物品to、12は適宜の手段により挟圧され
て、各コ字状の画成材12は物品10とタイトに当接し
、次いで公知のラップラウンドケーサに向りて搬送され
る。
例えば第1図に戻って、背中合わせの両画成材12に夫
々タイトに当接した物品10.10は、展開状態にある
カートンブランク14上に供給載置され、これを全体的
に押下げることにより■に示す如くカートンブランク1
4による物品10゜10の包み込みが行われ、各フラッ
プに接着剤の自動塗布を行うことにより集合包装箱体I
8が得られるものである。なお前述した如くカートンブ
ランク14には予めミシン目等の破断線16(いわゆる
ティアライン)が刻設されていて、前記シート画成材1
2,12の背中合わせの上下当接線は。
この破断線工6に沿って対応的に位置するように設定さ
れているから、完成後の集合包装箱体18を必要に応じ
て破断線16で分離すれば、第1図の■に示すように複
数(本実施例では2個)の独立した包装箱体20,20
に分割されることになる。
この場合分割面において前記画成材12は個々の包装箱
体20の新たな側面となる。
本発明に係る製函方法の好適な一実施例について、第2
図および第3図を参照して概略的に説明したが、前記A
−Dの各工程を個別に達成するための具体的な機構につ
いて、更に詳細に説明する。
なお第1図および第2図において既出の部材と同一の部
材については、説明簡略のため同一の参照符号を使用す
るものとする。
(画成材取出工程Aおよび画成材折曲げコニ程Bを実施
するための機構) 第3図は画成材12のホッパー22からの取出しおよび
折曲げを行う機構を示すものであって、センターライン
Xを中心として右半分だけが図示されているが、実際に
は全く同じ機構が左側にも配設されているものである。
符号22で示すホッパーは、垂直支柱54に水平に配設
した枠体56上に位置し、このホッパー22中に前記画
成材12が多数垂直状態で貯留され、水平ベルトコンベ
ヤ58および押圧杆60により搬送押圧されてキツカー
24に向けて押出されるようになっている。ホッパー2
2の開口部前方に配置されたキツカー24は、水平スパ
ン64の中央に立設した空気圧シリンダ66のピストン
ロッド68に接続され、該シリンダ66の付勢により所
定ストロークだけ昇降するようになっており、キツカー
24が上昇限界位置にある際にキツカー下端部がホッパ
ー22中に貯留されかつ最前方にある画成材12の上端
縁を捕捉し、該キツカー24の下降により前記画成材1
2を下方へ送り出すものである。前記キツカー24の昇
降径路を挾んでその両側にはガイド部材26.26が対
向配置されていて、当該キツカー24により送り出さ九
る画成材12の垂直両端縁部をこの両ガイド部材26.
26によって下方へ案内するようになっている。
画成材12が所定距離落下した位置には、水平方向に延
在する2枚の受板28.28が離間的に配設され、この
受板上に画成材12が落着するようになっている。また
前記ガイド部材26.26の間にはプッシャー30が垂
直に臨んでおり、このプッシャー30は前記枠体56に
水平配置した空気圧シリンダ70のピストンロッド72
に直角固定されて、所定ストロークだけ水平進退移動可
能となっている。前記受板28.28の上方には一対の
垂直板32.32が対向的に離間配置されており、この
垂直板32.32間の間隔寸法は、第2図に関連して説
明したように画成材I2に施した2本の折線a、aの間
隔寸法に略等しく設定されており、かつ前記プッシャー
30は両垂直板間に侵入してここで画成材12をコ字状
に折曲形成するものである。なおプッシャー30は、そ
の最大延伸時において、前記垂直なセンターラインXに
最も近接する位置まで到達するようになっている。また
プッシャー30により押圧されて前記垂直板間に侵入到
来する画成材12は、垂直板32゜32の前方に位置す
る一対の垂直なガイド支柱34.34に当接して位置規
制がなされ、これ以上は前進し得ないよう構成しである
(物品供給工程Cを実施するための機構)第3図および
第5図に示す如く、前記ガイド支柱34.34間には、
これと非接触で所定ストローク垂直に昇降し得る押下げ
プッシャー36が配設されており、このプッシャー36
は基枠上に列置配置した空気圧シリンダ74により付勢
されて、両ガイド支柱34.34に沿ってコ字状折曲済
みの画成材12をコンベヤ38に立設したアタッチメン
ト40.40間に供給するようになっている。
そこでこのコンベヤ38およびアタッチメント40につ
き、第6図および第7図を参照して説明すると、コンベ
ヤ38は両端部に突片76を櫛歯状に形成したセグメ、
ント42を所定間隔ずつ離間サセて無端チェノ78に多
数連設して構成され、各セグメント42上に2つのアタ
ッチメント40が背中合わせで直立固定されている。こ
のアタッチメント40は第2図および第7図がら判るよ
うに、中央部に突条を有すると共にその左右に傾斜面を
有し、隣接し合うセグメント4’2.42に夫々直立固
定されて相互に対向する2つのアタッチメント40,4
0間にコ字状に折曲した画成材12が供給されるように
なっている。すなわち第3図において、一対のガイド支
柱34.34の下方をコンベヤ38が間欠走行するよう
になっていると共に、この位置が画成材12の落下並び
に物品10の供給ステーションwSとなっている。この
ステーションを、第6図および第7図でも符号WSで指
示する。またコンベヤ38は、第6図においてモータ8
0からの出力を減速機82およびカップリング84を介
してローラギャードインデックス86に伝達し、更に歯
車列88およびチェンスプロケッI・90を経て無端チ
ェノ78に伝達することにより所望の間欠駆動がなされ
るものである。
第3図に戻って、コンベヤ38が間欠走行する前記物品
供給ステーションWSを挾んでその左右には、物品供給
装置44が水平に対向配置されている(但し、前述した
ように左側の物品供給装[44は図示を省略しである)
。この物品供給装置44は、空気圧シリンダ46とこれ
により押圧付勢される抑圧板50およびフォーク92と
から基本的に構成され、かつ前記シリンダ46は軸51
を中心として弧状に傾動し得るようになっている。すな
わち支柱94に横架した水平基台96上に一対の軸受9
8,98が配設され(第4図)、両軸受に回転自在に挿
通支持した軸51にレール100が軸着され、当該レー
ル100の前端部は垂直シリンダ102のピストンコン
ド104先端にクレビス接続されている。前記レール1
00にはその頂部長手方向に溝が穿設され、この溝中に
車輪106を介して自在に走行する台車108が収納さ
れると共に、該台車108の先端には水平にフォーク9
2が取付けられている。そして台車108に直立配置し
た支柱110に前記押圧板50を固定すると共に、前記
空気圧シリンダ46のピストンロッド112を支柱11
0の基部にクレビス接続している。そして空気圧シリン
ダ46を付勢して抑圧板50を前進させるタイミングに
合わせて垂直シリンダ102の上昇付勢を行い、またシ
リンダ46の逆付勢により抑圧板50を後退させるに際
し垂直シリンダ102の下降付勢を行うことにより、抑
圧板50およびフォーク92はいわゆるブロックモーシ
ョンを行うことが諒解されよう。
そしてコ字状に折曲形成された画成材12は前記シリン
ダ74により付勢されて下降するプッシャー36により
ガイド支柱54.54間を案内されつつ落下するが、そ
の落下地点に位置する物品供給ステーションWSにはコ
ンベヤ38に立設したアタッチメント40.40が停止
位置して前記画成材12の落下を待機し、アタッチメン
ト間の定位置で受止めるようになっている。この画成材
12の落下供給にタイミングを合わせて、物品供給装置
44のシリンダ46を付勢し、別途供給される物品10
を抑圧板50で押圧すると共に垂直シリンダ102を付
勢して、フォーク92によるすくい上げを行い、物品1
0をアタッチメント40.40間に位置しているコ字状
画成材12に強制供給することによりそのサイクルを終
了する。
(物品取出工程りを実施するための機構)本実施例では
、この機構は物品を押上げてアタッチメントから取出す
機構および取出された物品をタイトに圧締しつつ次工程
へ向けて搬出する機構とに大別される。すなわち第7図
に示す物品供給ステーションWSにおいて、コンベヤ3
8の対向し合うアタッチメント40.40間に定位置供
給された物品10.10およびコ字状画成材12゜12
は、当該コンベヤ38の間欠駆動により矢印方向へ搬送
され、物品取出しステーションPsに到来停止する。こ
のステーションPSの搬送レベル下方には、第6図に示
す如く押上げプッシャー52が配設されている。すなわ
ちステーションPSの側方(第7図)に対向的に離間さ
せて直立配置したガイドレール114,114間にフレ
ーム台車116が位置し、このフレーム台車116はそ
の四隅に各対で回転自在に軸支した車輪118(合計8
個)により前記ガイドレール114を挾持すると共に、
垂直に立設した空気圧シリンダ120のピストンロッド
122に連結固定されて、所定ストロークで昇降し得る
よう構成されている。前記フレーム台車116は、ステ
ージ9ンPSの直下に向けて水平に延在するアーム12
4をその側部に有し、このアーム124に第7図に示す
水平な押上板126が支柱128を介して直立支持され
ている。この押上板126は、前記櫛歯状のセグメント
42.42の対向し合う所定間隙中を昇降通過するもの
であって、各セグメントの櫛歯状の突片76に干渉しな
いような櫛歯形状に形成されている。従って空気圧シリ
ンダ120を圧力伺勢すれば、フレーム台車116はガ
イドレール114.114に沿って上昇するので、前記
アーム124に直立支持された押上板126はステーシ
ョンPSにおいて停止している両セグメント42゜42
の間から上昇し、ここに位置する物品10゜10(コ字
状画成材12.12を介して隣接している)を搬送レベ
ルより上方へ押上げることになる。
第7図に示すコンベヤラインにおける物品取出しステー
ションPSの上方には、第8図および第9図に示す物品
搬出機構130が配設され、この機構により物品10は
前記コンベヤラインに対し直角水平方向に搬出されるよ
うになっている。すなわち前記物品取出しステーション
PSの上方には矩形状枠体132が直立支柱134によ
り水平に支持されており、この枠体132の内部にはレ
ール136,136が配設されている。このレール13
6,136上には、第8図に示す如く車輪138を介し
て台車140が走行自在に載架されており、この台車1
40の両側部には、第8図および第10図に示すように
アーム142が揺動自在に軸支されると共に、当該台車
140を挾んで対向し合う各アーム142は共通軸14
4で接続されている。そして台車140の一側部に配設
したシリンダ146のピストンロンド148は、台車か
ら垂下させた支持板150に設けたローラ群152によ
り垂直昇降自在に挾持されたスライダ154の頂部に接
続され、また前記スライダ154の下部はリンクロッド
156を介して前記アーム142の下部に連着されてい
る。なおアーム142の下端部には、物品把持用の爪1
58が設けられている。そして常時はシリンダ146の
付勢作用下にピストンロンド148をシリンダチューブ
から延伸させ、第1O図に一点鎖線で示す如くアーム1
42および爪158を斜め」三方へスイングさせた状態
で物品の押上げを待機している。
そして第6図および第7図に関連して詳述した物品取出
機構の櫛歯状押上板126により、ステーションPSに
おいて物品10が搬送コンベヤより上方のレベルへ持上
げられると、シリンダ146が逆付勢されて対をなすア
ーム142を閉成し、アーム先端の爪158により物品
10を確実に把持するものである。
なお台車140の下方には、下部が開放したボックス状
のケーシング160(この内部容積は、収納すべき物品
10の数・形状に依存している)が配設され、前記ケー
シング160は第9図に示す倒立シリンダ166のピス
トンロンド168に接続して、所定ストロークの昇降動
作が与えられるものであって、ラップラウンドケーサに
おけるカートンブランク14の折込みステーションFS
において作動するようになっている。すなわち台車14
0の中央部において直立固定した垂直支持板170には
所定数の車軸172が軸支され、前記ケーシング160
の頂部に直立配置したガイドレール174を前記車軸1
72により挾持して、ケーシング160を円滑に昇降さ
せるよう構成されている。なお符号162はケーシング
16oの上昇限界を規制する部材を示す。第8図および
第9図に明確に示す如く長尺の空気圧シリンダ176が
枠体132内に水平に配設され、そのピストンロッド1
78の先端は台車140にピン180を介して軸着され
ている。そして前記シリンダ176を付勢することによ
って、台車140はレール136.136上を水平に所
定ストロークだけ走行して、前記物品取出しステーショ
ンPSとラップラウンドケーサにおけるカートンブラン
ク折込みステーションFSとの間を往復する。なお図中
符号182は1台車140の走行限界を規制すると共に
、停止時の衝撃を吸収するバッファーシリンダを示す。
また第6図において符号184は、コンベヤ38上を搬
送される物品10の有無を確認するための物品検知装置
を示す。
このように構成した第3図〜第10図に示す実施例に係
る各機構を順次所定のシーケンスで作動させれば、第1
図および第2図に関連して既に示した製函工程が好適に
達成される。なお各機構の作動形態については、必要に
応じてその構成との関連において既に説明したので、概
略的に再度その流れを述べれば、第3図においてホッパ
ー22に多数垂直状態で貯留されている画成材12はキ
ツカー24により1枚ずつ下方へ繰り落され、ブツシャ
−30により水平に押圧されて口字状に折曲形成された
後、プッシャー36により垂直方向に押下げられてコン
ベヤ38に向けて落下供給される。物品供給ステーショ
ンWSに停止待機しているコンベヤ38において、上方
に開口している一対のアタッチメント40の定位置にコ
字状成形済みの画成材12が落下し、次いで物品供給装
置44の押圧板50およびフォーク92が軸51を中心
としてブロックモーシミンを行いつつ前進して、物品1
0を前記アタッチメント40,40中の画成材12に向
けて水平に供給する。これは第3図に関連して右側の機
構についてのみ述べたが。
第2図からも明らかなように左側の機構においても同様
の動作が行われ、従ってコンベヤ38上のアタッチメン
ト40.40間には、コ字状の画成材12,12を背中
合わせに介在させて2つの物品io、ioが隣接し合っ
ているものである。
次いで第6図および第7図においてコンベヤ38が間欠
駆動されて、物品供給ステーションWS上の物品10.
10は物品取出しステーションPSに間欠搬送され、こ
こにおいてシリンダ120が付勢されてフレーム台車1
16を上昇させる。このためアーム124に支持した櫛
歯状の押上板126はコンベヤ38のセグメント42゜
42の間隔中から上昇して、ここに載置されている物品
10.10およびコ字状画成材12,1.2を搬送レベ
ルより上方へ持上げる。すると第8図および第9図に示
す如く、ステーションPS上方に位置している台車14
0に懸吊されて下方に開口しているボックス状のケーシ
ング160中に物品群が上昇侵入してそっくり収納され
、第10図に示す常時開放のアーム142が閉成するこ
とによりその爪158が前記物品群を確実に把持する。
次いで長尺のシリンダ176が作動して1台車140を
ステーションPSからラップラウンドケーサ上方のカー
トンブランク折込みステーションFSに向けて走行させ
、当該ステーションF Sに一枚ずつ供給されている展
開状態にあるカー1〜ンブランク14に物品群を位置さ
せた後、シリンダ166が作動してケーシング160ご
と垂直に押下げ(このときアーム142は再度開放して
いる)、第1図に示す如くラップラ1クンドケーサにお
いてカートンブランク14の折込み■およびフラップへ
の接着剤塗布による結句け■を行って、集合包装箱体1
8を得る。このときカートンブランク14には予め破断
線16が刻設されていて、物品10.10間に背中合わ
せで介在している2枚の画成材12,12の上下の当接
線に、前記破断線I6が位置するよう設定されているか
ら、製函後の集合包装箱体18を必要に応じて破断線1
6において分離すれば、個別の包装箱体20,20が独
立して得られるものである。
なお、第2図に関連して説明した画成材12の供給形態
はこれに限定されるものではなく、種々の態様が好適に
採用される。例えば、物品10゜10およびこれに背中
合わせで介在させた画成材12.1.2は、そのドツキ
ング状態において物品供給ステーションWSから物品取
出しステーションPSまで必ずしも搬送する必要はなく
、第11図に示すように、前記ステーションWSの下方
にアタッチメント40.40間を昇降する押上板126
および昇降機構を配設し、前記押上板126により物品
群をそのまま上方へ押上げた後、搬出するようにしても
よい。またコ字状に折曲形成された画成材12をアタッ
チメン1〜40.40間に供給した後、物品】0を供給
する場合に限ることはなく、第12図に示すように物品
1oを先に供給した後、可動式ガイド186を上昇させ
て画成材12の供給を行い、次いでガイド186を下降
させると共にプッシャー(図示せず)により物品の幅寄
せを行って、物品10.10および背中合わせで介在す
る画成材12,12をタイトに当接させてもよい。
画成材I2の供給は、第3図に示すキツカ一方式による
以外に、第13図に示すように真空吸引カップ188に
よる吸着移送手段、1対の対向ベルトによる挟圧繰出し
方式その他ガイドローラによる同じく挟圧繰出し等の各
種方式が、実際の要求仕様に応じて好適に採用されるも
のであり、またホッパーから垂直に落下供給する以外に
、第14図に示すように水平横方向へ繰出すようにして
もよい。また前記ホッパーは必ずしも左右に対向的に一
対あって、夫々のホッパーから同期的に各画成材12を
供給するものとする必要はない。単体のホッパーを備え
、左右に振り分は供給するようにしてもよい。例えば第
15図に示すように、画成材12が垂直に落下する供給
経路に松葉状のダンパ1 g □を軸192を中心とし
て左右に若干の回動角度で揺動し得るよう取付け、落下
到来する画成材12をこのダンパ190により偏向させ
て、斜め右下方または斜左下方に順次振り分けるように
構成するのが好適である。このとき左右の斜め落下経路
に一対の爪部材194,194を軸196を中心にして
回動自在に配設し、この爪部材により前記落下してくる
画成材12を適宜一時的に受け止め、必要に応じて前記
爪部材にょる係止を解除して、当該画成材12を所望の
落下地点へ放出させるよう構成するのが望ましい。
第16図は本発明に係る方法の別の実施例を示すもので
あって、一方の画成材12aは垂直姿勢を保持したまま
水平横方向に1枚ずつ繰出し、コ字状に適宜成形した後
、物品10aとドツキングさせ、また他方の画成材12
bは垂直に落下供給した物品10bに当接させた後、コ
字状に折曲成形し、次いで両物品10a、10bおよび
画成材12a、]、2bを合体させる工程をとっている
。このように合体された物品群は、適宜の反転機構によ
り図示の如く左右に振り分けて、所定のステーションに
向けて搬出される。また第17図は本発明に係る方法の
更に別の実施例を示すものであって、各画成材]2はそ
の折線aに沿って内方へ鋭角に折畳んだ後鈍角に拡開さ
せ、供給さ乳た物品lOとドツキングさせた状態で両物
品10.10を最終的に合体し、適宜の反転機構により
左右に振り分けて搬出するようにしたものである。
また第18図は更に別の実施例を示し、一方の画成材1
2aを水平横方向に供給すると共に必要に応じて折線a
に沿って折曲し、物品10aを水平に供給して前記画成
材12aとドツキングさせる。また他方の画成材12b
を水平横方向に供給すると共に物品10bを上昇させて
該画成材12bとドツキングさせ、コ字状に画成材12
bを折曲形成した後、両物品10a、 10bを合体さ
せて搬出するものである。
なお本実施例では、何れも2つの物品を集合して1つの
包装箱体に区画充填する構成について述べたが、第19
図に示すように3つの物品を集合して3分割できるよう
にしてもよく、またそれ以上の複数個の物品を区画充填
することも勿論可能である。また本発明方法の実施に際
し好適に使用される破断線16入りのカートンブランク
14の形態を、第20図〜第24図に概略的に示す。
以上詳細に説明したように、従来は集合包装箱体をラッ
プラウンドケーサにより一全自動テ′簾函および充填を
行うのが困難であったが、本発明に係る製函方法によれ
ば、画成材を折曲形成してこれを物品間に介在させ、そ
の全体をラップラウンドケーサにより纒めて梱包する工
程の全自動化を達成したので1作業効率の向上および省
力化に多大の貢献をするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明方法を実施する工程後全体
的に概略図示した説明図、第3図〜第1O図は本発明方
法を好適に実施するためのl実施例とし工の好適な機構
を示すものであって、第3図は画成材取出しおよび画成
材折曲げ機構の詳細を示す左半休省略図の正面図、第4
図は第3図のIV −IV線断面図、第5図は第3図の
センターラインXより左方向から観察した側面図、第6
図は物品供給ステーションWSおよび物品取出しステー
ションPSにおよぶコンベヤラインの側面図、第7図は
第6図の一部省略平面図、第8図は物品取出しステーシ
ョンPSからカートンブランク折込みステーションFS
におよぶ台車走行ラインの平面図、第9図は第10図の
長手方向縦断面図。 第10図は第9図を矢印Y方向からamした概略図、第
11図〜第19図は本発明方法を実施するに必要な各工
程または機構の変形実施例を示す概略図、第20図〜第
24図は本発明方法に好適に使用されるカートンブラン
クの各種変形例を示す概略図である。 FIG、12 FIG、13 FIG、14 9 一 1 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和58年特許願第126553号 2、発明の名称 製函方法 3、補正をする者 名称 株式会社富士機4戒製作所 代表者生国武士 4、代理人〒460 38

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画成材をホッパから取出す工程と1画成材を折曲げる工
    程と、画成材に物品を供給する工程と、画成材と合体し
    た物品を取出す工程とからなる製函方法。
JP12655383A 1983-07-11 1983-07-11 製函方法 Granted JPS6023104A (ja)

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JPH0123363B2 JPH0123363B2 (ja) 1989-05-02

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61217302A (ja) * 1985-03-15 1986-09-26 株式会社 オ−エム製作所 分割可能なケ−スの包装方法およびその装置
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