JPH0123363B2 - - Google Patents

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JPH0123363B2
JPH0123363B2 JP58126553A JP12655383A JPH0123363B2 JP H0123363 B2 JPH0123363 B2 JP H0123363B2 JP 58126553 A JP58126553 A JP 58126553A JP 12655383 A JP12655383 A JP 12655383A JP H0123363 B2 JPH0123363 B2 JP H0123363B2
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station
conveyor
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JP58126553A
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Nobuteru Umeda
Kenji Igai
Tokuya Yogo
Hironobu Yoshida
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP12655383A priority Critical patent/JPS6023104A/ja
Publication of JPS6023104A publication Critical patent/JPS6023104A/ja
Publication of JPH0123363B2 publication Critical patent/JPH0123363B2/ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は製函方法に関し、一層詳細には、複
数の区画中に夫々物品を位置させると共に、その
全体を纏めて一体的に梱包して、必要に応じ個々
の包装箱体に分割可能な集合包装箱体の製造方法
に関するものである。
従来技術 物品包装の分野では、多数の物品をカートン等
の包装容器に入れて市場に配送するに際し、流通
経費削減の要請その他販売保管時における合理化
のために、物品を単位毎に収納した包装箱体を複
数個纏めて1梱包とし、必要に応じ個別の包装箱
体に分割し得る集合包装箱体が提案されている。
例えば、実公昭57−21874号公報に記載される
連結包装箱は、同公報の第1図に示すように、2
個の単位箱の側面を接合して箱集合体を構成し、
この箱集合体の上部開口部を側面フラツプを有す
る共通の連結板で覆つて、前記側面フラツプを各
対応の箱体側面部に貼着している。前記連結板に
は、各単位箱の側面接合体と対応的に帯状切取部
が設けられているので、該帯状切取部を破断する
ことにより、個々の単位箱に分割することができ
る。これは同公報の末尾にも記載されている如
く、包材および包装作業の節約ができ、また小売
店等での必要に応じて任意の単位箱に分割し得る
等の優れた利点を有するものである。
前述した連結包装箱の製造法としては、例え
ば、特公昭58−8978号公報に記載の発明「集合包
装箱の製造法」が存在する。この製造法では、同
公報中の特許請求の範囲および同公報第3図に開
示される如く、既に製函された複数の単位箱を、
その供給工程で相互に連結接着すると共に、この
連結された複数の単位箱の上部に、共通的に蓋板
を接着することにより集合包装箱体が製造され
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来から提案されている連結包
装箱の製造方法は、何れも予め製函された箱体を
セツトアツプし、これに物品を充填・封緘するこ
とを内容とするものであつて、製函作業・箱詰作
業に多くの時間を要し、完全自動化は達成し得な
かつた。
また、段ボールや板紙を素材とする展開状態に
あるカートンブランクから直接箱を成形し、この
際に集積した物品(被包装物)を包み込むように
包装して、製函および物品充填・封緘の連続工程
を一挙に達成するラツプラウンドケーサが最近広
く使用されるに至つている。しかし、従来の製造
方法では、該ラツプラウンドケーサを使用するに
しても、依然として物品を充填・封緘した単位箱
を予め製函しなければならず、従つて時間短縮お
よび工程数の低減を達成することは困難であつ
た。
発明の目的 そこで本願の発明者等は、先に述べた従来技術
に鑑み、ラツプラウンドケーサを使用して集合包
装箱体の全自動製函・箱詰・封緘を実現するべく
試作改良を重ねた。その結果、第1図に示すよう
に、被包装物品(以下物品という)10を併列的
に隣接させて供給し、この隣接し合う物品間に
夫々コ字状に画成材12,12(これは後日個別
包装箱体に分離した際に当該包装箱体の新たな側
面となる)を背中合わせで介挿した状態で、展開
状態にあるカートンブランク14に供給載置する
ようにすれば、それ以後は公知のラツプラウンド
ケーサにより好適に折畳み包装がなされる。しか
も前記カートンブランク14には、前記物品1
0,10を載置した際に、その画成材12,12
における背中合わせの上下当接線と対応する個所
に沿つて、ミシン目等の破断線16を刻設してお
くことにより、必要に応じて個別に分割可能な集
合包装箱体18が得られることを突き止めた。
すなわち、本発明は、複数の区画中に夫々物品
を収納すると共に、全体を纏めてラツプラウンド
ケーサにより一体的に梱包し得る集合包装箱体の
製函方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため
本発明に係る製函方法は、所要間隔で平行に折線
を設けたシート状画成材を、ホツパーから直立状
態で一枚ずつ取出す工程と、 この画成材を、前記折線の部分で折曲してコ字
状に形成する工程と、 前記画成材の折線の部分でコ字状に折曲され対
向し合う両折曲片間に、物品を供給抱持させる工
程と、 各画成材に抱持された物品を、対応の画成材を
背中合わせに位置させて相互に隣接させる工程
と、 相互に背中合わせに隣接させた物品を、予め所
要位置に分離用の破断線が刻設されたカートンブ
ランク上に、前記画成材の当接線を前記破断線に
一致させた状態で供給する工程と、 前記物品をブランクと一体的に下方に移動させ
て、該ブランクの折曲げ組立てを行なつて、複数
の物品が収納され前記破断線の部分で個別に分割
可能な集合包装箱体を得る工程とからなることを
特徴とする。
実施例 次に本発明に係る製函方法につき、典型的な実
施例を挙げて、これを実施するための好適な装置
との関係において以下詳細に説明する。第2図は
本発明を実施する際の経時的な工程の流れを概略
的に図示したものであつて、4つの工程に大別さ
れる。シート状の画成材12は、第1図に関連し
て説明したように、集合包装箱体18の内部を複
数の区画に画成して個々の包装箱体20に仕切る
と共に、後日個別の包装箱体20に分離された際
に、当該箱体20の新たな側面を構成するもので
ある。なお、該画成材12には、後述する如く、
コ字状に折曲げる際の便宜のために、折線a,a
が所定の平行間隔を保持して画設されている。
すなわち画成材12は、対向的に所定距離離間
させて水平に配設した2基のホツパー22,22
に、多数直立状態で貯留されている。これらの画
成材12は、夫々のホツパー22の開口部に配設
されて適当なタイミングで垂直昇降するキツカー
24により一枚宛てずつ取出され、当該画成材1
2の垂直両端縁部の挿通を許容するガイド部材2
6,26により案内されつつ落下する(符号Aで
示す画成材取出工程)。
落下した画成材12(第2図において右側)
は、落下地点下方に水平に配設した受板28に受
止められ、その背面をプツシヤー30により水平
矢印方向へ押圧される。前記受板28を挟んでそ
の両側には、一対の垂直板32,32が立設され
ており、この両垂直板32,32間の平行間隔寸
法は、画成材12に垂直に施した前記2本の折線
a,aの間隔寸法に略等しく設定してある。従つ
て前記画成材12が両垂直板32,32間をプツ
シヤー30により前方へ押出されるに伴い、図示
の如くコ字状に折曲形成され、前記プツシヤー3
0のストロークエンド前方に立設配置したガイド
支柱34,34に当接して停止する。また、図に
おいて左側に落下した画成材12も、同様にプツ
シヤー30による押圧を受けてコ字状に折曲形成
される(符号Bで示す画成材折曲げ工程)。
このようにコ字状に折曲形成され、かつ背中合
わせで垂直に離間位置した2枚の画成材12,1
2は、垂直上方に昇降自在に配設したプツシヤー
36により共通的に押下げられ、前記ガイド支柱
34,34に案内されつつ落下する。このとき、
落下地点には間欠移動可能なコンベヤ38に適宜
間隔で立設したアタツチメント40が停止位置し
て、前記画成材12,12の落下を待機してい
る。しかもこのアタツチメント40は、コンベヤ
38の各櫛歯状セグメント42に背中合わせで2
個ずつ配置されている。このため画成材12,1
2は、第2図に示すように、2つの櫛歯状セグメ
ント42,42間において、相互に対向している
アタツチメント40,40の間に夫々落着する。
また、コンベヤ38の停止時における前記画成
材12,12の落下地点を挟んで、コンベヤライ
ンに対し直角水平方向には、対向的に一対の物品
供給装置44,44が配設され、適宜の手段によ
り搬送されて到来する物品10を、各アタツチメ
ント40に垂直保持された画成材12に向けて、
適当なタイミングで供給するようになつている
(符号Cで示す物品供給工程)。
前記物品供給装置44は、典型的には空気圧シ
リンダの如きリニアアクチユエータ46を駆動源
とするプツシヤーであつて、物品10をコンベヤ
38上のアタツチメント間の定位置へ円滑に送給
し得るようにするため、前記アクチユエータ46
は、垂直シリンダ48により昇降されて、枢軸5
1を中心として若干傾動可能に構成されている。
従つて物品10に当接している押圧板50につい
て観察すれば、リニアアクチユエータ46により
与えられる水平進退運動および垂直シリンダ48
により与えられる垂直昇降運動の合成により、い
わゆるブロツクモーシヨンを行なう。
このように対向し合うアタツチメント40,4
0間において、背中合わせに位置する2枚の画成
材12,12を介在させた状態で相互に隣接し合
うよう供給された物品10,10は、前記コンベ
ヤ38の間欠駆動により矢印方向へ搬送され、所
定の物品取出しステーシヨンにおいて取出され
る。
すなわち、コンベヤ38の搬送途次に設けた取
出しステーシヨンPSの下方には、当該ステーシ
ヨンPSに位置して隣接し合う櫛歯状アタツチメ
ント42,42の間を、所定ストロークで昇降可
能な押上げプツシヤー52が配置されている。従
つて、前記物品10,10が当該ステーシヨン
PSに到来停止したタイミングに合わせて、前記
プツシヤー52を上昇付勢することにより、アタ
ツチメント40,40からの両物品10,10お
よび物品間に介在している画成材12,12の取
出しが行なわれる(符号Dで示す物品取出工程)。
そして、画成材12,12とドツキングした状
態で取出された物品10,10は、適宜の手段に
より挟圧されて、各コ字状の画成材12は物品1
0とタイトに当接し、次いで公知のラツプラウン
ドケーサに向けて搬送される。
例えば第1図に示す如く、背中合わせの両画成
材12,12に夫々タイトに当接した物品10,
10は、展開状態にあるカートンブランク14上
に供給載置され、これを全体的に押下げることに
より、5に示す如くカートンブランク14による
物品10,10の包み込みが行われ、各フラツプ
に接着剤の自動塗布を行なうことにより集合包装
箱体18が得られる。なお前述した如く、カート
ンブランク14には、予めミシン目等の破断線1
6(いわゆるテイアライン)が刻設されていて、
前記シート画成材12,12の背中合わせの上下
当接線は、この破断線16に沿つて対応的に位置
するように設定されている。これにより完成後の
集合包装箱体18を必要に応じて破断線16で分
離すれば、第1図の8に示すように、複数(本実
施例では2個)の独立した包装箱体20,20に
分割される。この場合、分割面において前記画成
材12は、個々の包装箱体10の新たな側面とな
る。本発明に係る製函方法の好適な一実施例につ
いて、第1図および第3図を参照して概略的に説
明したが、前記A〜Dの各工程を個別に達成する
ための具体的な機構について、更に詳細に説明す
る。なお第1図および第2図において既出の部材
と同一の部材については、説明簡略のため同一の
参照番号を使用するものとする。
(画成材取出工程Aおよび画成材折曲げ工程Bを
実施するための機構) 第3図は、画成材12のホツパー22からの取
出しおよび折曲げを行なう機構を示すものであつ
て、センターラインXを中心として右半分だけが
図示されているが、実際には全く同じ機構が左側
にも配設されている。符号22で示すホツパー
は、垂直支柱54に水平に配設した枠体56上に
位置し、このホツパー22中に前記画成材12が
多数垂直状態で貯留され、水平ベルトコンベヤ5
8および押圧杆60により搬送押圧されてキツカ
ー24に向けて押出されるよう構成されている。
ホツパー22の開口部前方に配置されたキツカ
ー24は、水平スパン64の中央に立設した空気
圧シリンダ66のピストンロツド68に接続さ
れ、該シリンダ66の付勢により所定ストローク
だけ昇降するようになつている。すなわち、キツ
カー24が上昇限界位置にある際に、キツカー下
端部がホツパー22中に貯留され、かつ最前方に
ある画成材12の上端縁を補促し、該キツカー2
4の下降により前記画成材12を下方へ送り出す
ものである。前記キツカー24の昇降径路を挟ん
でその両側には、第5図に示す如く、ガイド部材
26,26が対向配置されており、当該キツカー
24により送り出される画成材12は、その垂直
両端縁部が両ガイド部材26,26に案内されつ
つ下降する。
前記画成材12が所定距離落下した位置には、
第5図に示すように、水平方向に延在する2枚の
受板28,28が離間的に配設され、この受板上
に画成材12が落着するようになつている。ま
た、前記ガイド部材26,26の間にはプツシヤ
ー30が垂直に臨んでおり、このプツシヤー30
は前記枠体56に水平配置した空気圧シリンダ7
0のピストンロツド72に直角固定されて、所定
ストロークだけ水平進退移動可能に構成されてい
る。前記受板28,28の上方には、一対の垂直
板32,32が対向的に離間配置されており(第
4図参照)、この垂直板32,32間の間隔寸法
は、第2図に関連して説明したように、画成材1
2に施した2本の折線a,aの間隔寸法に略等し
く設定されている。
すなわち、受板28,28に落着した画成材1
2を、プツシヤー30により押圧すれば、該受板
12が両垂直板32,32間を強制的に通過する
際に、前記折線a,aが折曲してコ字状に形成さ
れる。なおプツシヤー30は、その最大延伸時に
おいて、前記垂直なセンターラインXに最も近接
する位置まで到達するように設定されている。ま
たプツシヤー30により押圧されて前記垂直板3
2,32間に侵入到来する画成材12は、垂直板
32,32の前方に位置する一対の垂直なガイド
支柱34,34に当接して位置規制がなされ、こ
れ以上は前進し得ないよう構成してある。
(物品供給工程Cを実施するための機構) 第3図および第5図に示す如く、前記ガイド支
柱34,34間には、これと非接触で所定ストロ
ーク垂直に昇降し得る押下げプツシヤー36が配
設されており、このプツシヤー36は、基枠上に
到立配置した空気圧シリンダ74により付勢され
て、両ガイド支柱34,34に沿つてコ字状折曲
済みの画成材12を、コンベヤ38に立設したア
タツチメント40,40間に供給するようになつ
ている。
そこで、このコンベヤ38およびアタツチメン
ト40につき、第6図および第7図を参照して説
明する。コンベヤ38は、両端部に突片76を櫛
歯状に形成したセグメント42を、所定間隔ずつ
離間させて無端チエン78に多数連設して構成さ
れ、各セグメント42上に2つのアタツチメント
40が背中合わせで直立固定されている。このア
タツチメント40は、第2図および第7図から判
明するように、中央部に突条を有すると共にその
左右に傾斜面を有し、隣接し合うセグメント4
2,42に夫々直立固定されて相互に対向する2
つのアタツチメント40,40間に、前記コ字状
に折曲した画成材12が供給される。
すなわち第3図において、一対のガイド支柱3
4,34の下方をコンベヤ38が間欠走行すると
共に、この位置が画成材12の落下並びに物品1
0の供給ステーシヨンWSとなつている。このス
テーシヨンを、第6図および第7図でも符号WS
で指示する。またコンベヤ38は、第6図に示す
如く、モータ80からの出力を、減速機82およ
びカツプリング84を介してローラギヤードイン
デツクス86に伝達し、更に歯車列88およびチ
エンスプロケツト90を経て無端チエン78に伝
達することにより、所望の間欠駆動がなされるも
のである。
第3図に戻つて、コンベヤ38が間欠走行する
前記物品供給ステーシヨンWSを挟んでその左右
には、物品供給装置44が水平に対向配置されて
いる(但し、前述したように左側の物品供給装置
44は図示を省略してある)。この物品供給装置
44は、空気圧シリンダ46とこれにより押圧付
勢される押圧板50およびフオーク92とから基
本的に構成され、かつ前記シリンダ46は軸51
を中心として弧状に傾動し得るように構成されて
いる。すなわち、支柱94に横架した水平基台9
6上に一対の軸受98,98が配設され(第4図
参照)、両軸受98,98に回転自在に挿通支持
した軸51にレール100が軸着され、当該レー
ル100の前端部は垂直シリンダ102のピスト
ンロツド104先端にクレビス接続されている。
また、前記レール100には、その頂部長手方
向に溝が穿設され、この溝中に車輪106を介し
て自在に走行する台車108が収納されると共
に、該台車108の先端には水平にフオーク92
が取付けられている。そして台車108に直立配
置した支柱110に前記押圧板50が固定される
と共に、前記空気圧シリンダ46のピストンロツ
ド112は、支柱110の基部にクレビス接続さ
れている。従つて、空気圧シリンダ46を付勢し
て押圧板50を前進させるタイミングに合わせ
て、垂直シリンダ102の上昇付勢を行ない、ま
たシリンダ46の逆付勢により押圧板50を後退
させるに際し、垂直シリンダ102の下降付勢を
行なうことにより、押圧板50およびフオーク9
2は、いわゆるブロツクモーシヨンを行なうこと
が諒解されよう。
すなわち、前記コ字状に折曲形成された画成材
12は、前記シリンダ74により付勢されて下降
するプツシヤー36によりガイド支柱54,54
間を案内されつつ物品供給ステーシヨンWSに落
下する。この物品供給ステーシヨンWSには、コ
ンベヤ38に立設したアタツチメント40,40
が停止位置して前記画成材12の落下を待機して
いるので、該画成材12はアタツチメント40,
40間の定位置で受止められる。そして、画成材
12の落下供給にタイミングを合わせて、物品供
給装置44のシリンダ46を付勢し、別途供給さ
れる物品10を押圧板50で押圧すると共に、垂
直シリンダ102を付勢してフオーク92による
すくい上げを行なう。これにより物品10は、ア
タツチメント40,40間に位置しているコ字状
画成材12に強制供給されて、そのサイクルを終
了する。
(物品取出工程Dを実施するための機構) 本実施例では、この機構は物品を押上げてアタ
ツチメントから取出す機構、および取出された物
品をタイトに圧締しつつ次工程へ向けて搬出する
機構とに大別される。すなわち、第7図に示す物
品供給ステーシヨンWSにおいて、コンベヤ38
の対向し合うアタツチメント40,40間に、定
位置供給された物品10,10およびコ字状画成
材12,12は、当該コンベヤ38の間欠駆動に
より矢印方向へ搬送され、物品取出しステーシヨ
ンPSに到来停止する。このステーシヨンPSの搬
送レベル下方には、第6図に示す如く、押上げプ
ツシヤー52が配設されている。
ステーシヨンPSの側方(第7図参照)におい
て、対向的に離間させて直立配置したガイドレー
ル114,114間にはフレーム台車116が位
置し、このフレーム台車116は、その四隅に各
対で回転自在に軸支した車輪118(合計8個)
により前記ガイドレール114を挟持して走行自
在に配設されている。また、このフレーム台車1
16には、垂直に立設した空気圧シリンダ120
のピストンロツド122が連結固定されて、所定
ストロークで昇降し得るよう構成されている。
前記フレーム台車116は、第7図に示す如
く、ステーシヨンPSの直下に向けて水平に延在
在するアーム124をその側部に有し、このアー
ム124に水平な押上板126が支柱128を介
して直立支持されている。この押上板126は、
前記櫛歯状のセグメント42,42の対向し合う
所定間隙中を昇降通過するものであつて、各セグ
メント42の櫛歯状の突片76に干渉しないよう
な櫛歯形状に形成されている。従つて空気圧シリ
ンダ120を圧力付勢すれば、フレーム台車11
6は、ガイドレール114,114に沿つて上昇
するので、前記アーム124に直立支持された押
上板126は、ステーシヨンPSにおいて停止し
ている両セグメント42,42の間から上昇し、
ここに位置する物品10,10(コ字状画成材1
2,12を介して隣接している)を搬送レベルよ
り上方へ押上げる。
第7図に示すコンベヤラインにおける物品取出
しステーシヨンPSの上方には、第8図および第
9図に示す物品搬出機出構130が配設され、こ
の機構により物品10は前記コンベヤラインに対
し直角水平方向に搬出されるようになつている。
すなわち、前記物品取出しステーシヨンPSの上
方には、矩形状枠体132が直立支柱134によ
り水平に支持されており、この枠体132の内部
にはレール136,136が配設されている。こ
のレール136,136上には、第8図に示す如
く、車輪138を介して台車140が走行自在に
載架されている。また、この台車140の両側部
には、第8図および第10図に示すように、アー
ム142が揺動自在に軸支されると共に、当該台
車140を挟んで対向し合う各アーム142は共
通軸144で接続されている。
更に、台車140の一側部に配設したシリンダ
146のピストンロツド148は、第9図に示す
如く、台車から垂下させた支持板150に設けた
ローラ群152により垂直昇降自在に挟持された
スライダ154の頂部に接続されている。また、
前記スライダ154の下部は、リンクロツド15
6を介して前記アーム142の下部に連着されて
いる。なおアーム142の下端部には、物品把持
用の爪158が設けられている。そして常時は、
シリンダ146の付勢作用下にピストンロツド1
48をシリンダチユーブから延伸させ、第10図
に一点鎖線で示す如く、アーム142および爪1
58を、斜め上方へスイングさせた状態で物品1
0の押上げを待機している。そして第6図および
第7図に関連して詳述した物品取出機構の櫛歯状
押上板126により、ステーシヨンPSにおいて
物品10が搬送コンベヤより上方のレベルへ持上
げられると、シリンダ146が逆付勢されて対を
なすアーム142が閉成し、アーム先端の爪15
8により物品10を確実に把持するものである。
なお台車140の下方には、下部が開放したボ
ツクス状のケーシング160(この内部容積は、
収納すべき物品10の数・形状に依存している)
が配設され、このケーシング160に、第9図に
示す如く、倒立シリンダ166のピストンロツド
168が接続されて、所定ストロークの昇降動作
が与えられる。そして、該ケーシング160は、
ラツプラウンドケーサにおけるカートンブランク
14の折込みステーシヨンFSにおいて作動する。
すなわち、台車140の中央部において直立固定
した垂直支持板170には、所定数の車輪172
が軸支され、前記ケーシング160の頂部に直立
配置したガイドレール174を前記車輪172に
より挟持して、ケーシング160を円滑に昇降さ
せるよう構成されている。なお、符号162は、
ケーシング160の上昇限界を規制する部材を示
す。
第8図および第9図に明確に示す如く、長尺の
空気圧シリンダ176が枠体132内に水平に配
設され、そのピストンロツド178の先端は、台
車140にピン180を介して軸着されている。
従つて、前記シリンダ146を付勢することによ
つて、台車140はレール136,136上を水
平に所定ストロークだけ走行して、前記物品取出
しステーシヨンPSとラツプラウンドケーサにお
けるカートンブランク折込みステーシヨンFSと
の間を往復する。なお図中符号182は、台車1
40の走行限界を規制すると共に、停止時の衝撃
を吸収するバツフアーシリンダを示す。また第6
図において符号184は、コンベヤ38上を搬送
される物品10の有無を確認するための物品検知
装置を示す。
このように構成した第3図〜第10図に示す実
施例に係る各機構を順次所定のシーケンスで作動
させれば、第1図および第2図に関連して既に示
した製函工程が好適に達成される。なお各機構の
作動形態については、必要に応じてその構成との
関連において既に説明したので、概略的に再度そ
の流れを述べれば、第3図においてホツパー22
に多数垂直状態で貯留されている画成材12は、
キツカー24により一枚ずつ下方へ繰り落され、
プツシヤー30により水平に押圧されてコ字状に
折曲形成される。このコ字状に形成された画成材
12は、更にプツシヤー36により垂直方向に押
下げられて、コンベヤ38に向けて落下供給され
る。
該コ字状成形済みの画成材12は、物品供給ス
テーシヨンWSに停止待機しているコンベヤ38
において、上方に開口している1対のアタツチメ
ント40の定位置に落下する。次いで物品供給装
置44の押圧板50およびフオーク92が、軸5
1を中心としてブロツクモーシヨンを行ないつつ
前進して、物品10を前記アタツチメント40,
40中の画成材12に向けて水平に供給する。こ
れは、第3図に関連して右側の機構についてのみ
述べたが、第2図から明らかなように、左側の機
構においても同様の動作が行なわれ、従つてコン
ベヤ38上のアタツチメント40,40間には、
コ字状の画成材12,12を背中合わせに介在さ
せて、2つの物品10,10が隣接し合つて位置
する。
次いで、第6図および第7図に示すコンベヤ3
8が間欠駆動され、ここにおいてシリンダ120
が付勢されてフレーム台車124に支持した櫛歯
状の押上板126は、コンベヤ38のセグメント
42,42の間隔中から上昇して、ここに載置さ
れている物品10,10およびコ字状画成材1
2,12を搬送レベルより上方へ持上げる。する
と第8図および第9図に示す如く、ステーシヨン
PS上方に位置している台車140に懸吊されて
下方に開口しているボツクス状のケーシング16
0中に物品群が上昇侵入してそつくり収納され、
第10図に示す常時開放のアーム142が閉成す
るこにより、その爪158が前記物品群を確実に
把持する。
次いで長尺のシリンダ176が作動して、台車
140をステーシヨンPSからラツプラウンドケ
ーサ上方のカートンブランク折込みステーシヨン
FSに向けて走行させる。そして、当該ステーシ
ヨンFSに1枚ずつ供給されている展開状態にあ
るカートンブランク14に、前記物品群を位置さ
せた後、シリンダ166が作動してケーシング1
60ごとに垂直に押下げ(このときアーム142
は再度開放している)る。これにより第1図に示
す如く、ラツプラウンドケーサにおいて、カート
ンブランク14の折込み5およびフラツプへの接
着剤塗布による貼付け7を行なつて、集合包装箱
体18を得る。このときカートンブランク14に
は予め破断線16が刻設されていて、物品10,
10間に背中合わせで介在している2枚の画成材
12,12の上下の当接線に、前記破断線16が
位置するよう設定されている。その結果、製函数
の集合包装箱体18を必要に応じて破断線16に
おいて分離すれば、個別の包装箱体20,20が
独立して得られるものである。
なお、第2図に関連して説明した画成材12の
供給形態はこれに限定されるものではなく、種々
の態様が好適に採用される。例えば、物品10,
10およびこれに背中合わせで介在させた画成材
12,12は、そのドツキング状態において物品
供給ステーシヨンWSから物品取出しステーシヨ
ンPSまで必ずしも搬送する必要はなく、第11
図に示すように、前記ステーシヨンWSの下方に
アタツチメント40,40間を昇降する押上板1
26および昇降機構を配設し、前記押上板126
により物品群をそのまま上方へ押上げた後、搬出
するようにしてもよい。またコ字状に折曲形成さ
れた画成材12をアタツチメント40,40間に
供給した後、物品10を供給する場合に限ること
なく、第12図に示すように、物品10を先に供
給した後、可動式ガイド186を上昇させて画成
材12の供給を行ない、次いでガイド186を下
降させると共にプツシヤー(図示せず)により物
品の幅寄せを行なつて、物品10,10および背
中合わせで介在する画成材12,12をタイトに
当接させてもよい。
画成材12の供給は、第3図に示すキツカー方
式による以外に、第13図に示すように真空吸引
カツプ188による吸着移送手段、1対の対向ベ
ルトによる挟圧繰出し方式その他ガイドローラに
よる同じく挟圧繰出し等の各種方式が、実際の要
求仕様に応じて好適に採用される。また、ホツパ
ーから垂直に落下供給する以外に、第14図に示
すように水平横方向へ繰出すようにしてもよい。
更に、前記ホツパーは必ずしも左右に対向的に
1対あつて、夫々のホツパーから同期的に各画成
材12を供給するものとする必要はなく、単体の
ホツパーを備え、左右に振り分け供給するように
してもよい。例えば第15図に示すように、画成
材12が垂直に落下する供給経路に松葉状のダン
パ190を軸192を中心として左右に若干の回
動角度で揺動し得るうに取付け、落下到来する画
成材12をこのダンパ190により偏向させて、
斜め右下方または斜左下方に順次振り分けるよう
に構成するのが好適である。このとき左右の斜め
落下経路に1対の爪部材194,194を軸19
6を中心にして回動自在に配設し、この爪部材に
より前記落下してくる画成材12を適宜一時的に
受け止め、必要に応じて前記爪部材による係由を
解除して、当該画成材12を所望の落下地点へ放
出させるよう構成するのが望ましい。
第16図は本発明に係る方法の別の実施例を示
すものであつて、各画成材12はその折線aに沿
つて内方へ鋭角に折畳んだ後鈍角に拡開させ、供
給された物品10とドツキングさせた状態で両物
品10,10を最終的に合体し、適宜の反転機構
により左右に振り分けで搬出するようにしたもの
である。
なお本実施例では、何れも2つの物品を集合し
て1つの包装箱体に区画充填する構成について述
べたが、第17図に示すように、3つの物品を集
合して3分割できるようにしてもよく、またそれ
以上の複数個の物品を区画充填することも勿論可
能である。また本発明方法の実施に際し好適に使
用させる破断線16入りのカートンブランク14
の形態を、第18図〜第22図を概略的に示す。
発明の効果 以上詳細に説明したように、従来は集合包装箱
体をラツプラウンドケーサにより全自動で製函お
よび充填を行なうのが困難であつたが、本発明に
係る製函方法によれば、画成材を折曲形成してこ
れを物品間に介在させ、その全体をラツプラウン
ドケーサにより纏めて梱包する工程の全自動化を
達成したので、作業効率の向上および省力化に多
大の貢献をするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明方法を実施する工
程を全体的に概略図示した説明図、第3図〜第1
0図は本発明方法を好適に実施するための1実施
例としての好適な機構を示すものであつて、第3
図は画成材取出しおよび画成材折曲げ機構の詳細
を示す左半体省略図の正面図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第3図のセンターライ
ンより左方向から観察した側面図、第6図は物
品供給ステーシヨンWSおよび物品取出しステー
シヨンPSにおよぶコンベヤラインの側面図、第
7図は第6図の一部省略平面図、第8図は物品取
出しステーシヨンPSからカートンブランク折込
みステーシヨンFSにおよぶ台車走行ラインの平
面図、第9図は第10図の長手方向縦断面図、第
10図は第9図を矢印Y方向から観察した概略
図、第11図、第12図、第13図、第14図、
第15図、第16図および第17図は本発明方法
を実施するに必要な各工程または機構の変形実施
例を示す概略図、第18図、第19図、第20
図、第21図および第22図は本発明方法に好適
に使用されるカートンブランクの各種変形例を示
す概略図である。 10……物品、12……画成材、14……カー
トンブランク、16……破断線、18……集合包
装箱体、22……ホツパー、a……折線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所要間隔で平行に折線a,aを設けたシート
    状画成材12を、ホツパー22から直立状態で一
    枚ずつ取出す工程と、 この画成材12を、前記折線a,aの部分で折
    曲してコ字状に形成する工程と、 前記画成材12の折線a,aの部分でコ字状に
    折曲され対向し合う両折曲片間に、物品10を供
    給抱持させる工程と、 各画成材12に抱持された物品10を、対応の
    画成材12を背中合わせに位置させて相互に隣接
    させる工程と、 相互に背中合わせに隣接させた物品10,10
    を、予め所要位置に分離用の破断線16が刻設さ
    れたカートンブランク14上に、前記画成材1
    2,12の当接線を前記破断線16に一致させた
    状態で供給する工程と、 前記物品10,10をブランク14と一体的に
    下方に移動させて、該ブランク14の折曲げ組立
    てを行なつて、複数の物品10,10が収納され
    前記破断線16の部分で個別に分割可能な集合包
    装箱体18を得る工程と からなることを特徴とする製函方法。
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