JPS6022992B2 - 籾米と玄米の分離装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は籾米と玄米の分離装置に係るものである。

従釆公知の籾米と玄米の分離装置は、通風または無通風
の突起を全面に形成した伸鰍形状長四角の選別板の前後
側一側を供給側に他側を排出側に左右側の一側を橋上側
に他側を孫下側に夫々形成し、該選別板には左右側に斜
上下往復動させる装置を取付け、該選別板の前記排出側
は幅方向に全幅関口するとともに仕切枠により仕切られ
た玄米取出口と混合米取出口と籾米取出口とを形成した
もので、前記玄米取出口より流出した玄米を誘導する誘
導樋及び混合米取出口より流出した混合米を誘導する誘
導樋及び籾米取出口より流出した籾米を誘導する誘導樋
には夫々選別網を揺動自在に設けた構造であった。

即ち、従来のものは、揺動で、Ａ玄米、Ｂ籾米、Ｃ混合
米の三者に分離するものであり、その為、甚だしく低能
率であり、設計基準として、ィンチ当り１枚の選別板を
必要とし、５インチの籾摺機を設計するときは、５枚の
選別板を取付けることが必要だった。

この発明は、要するに例えばィンチ当り０．５枚の選別
板で済ませられるようにするというものである。

本発明は、通風または無通風の突起７を全面に形成した
俺轍状長四角の選別板１の前後側の一側を供給側４に他
側を排出側５に左右側の−側を橋上側２に池側を揺下側
３に夫々形成し、該選別板１には左右側に斜上下往復動
させる装置を取付け、該選別板１の前記排出側５は幅方
向に全幅関口するとともに辻切枠１１，１２により仕切
られた玄米取出口８と混合米取出口９と籾米取出口１０
とを形成したものに於て、前記排出側５の外部には、玄
米取出口８より流出した玄米を誘導する無孔の誘導樋１
４と、混合米取出口９と籾米取出口１０より流出した混
合米と籾米を鶴合して一緒に誘導しながら節別する選別
網１５，１６を揺動自在に設けた籾米と玄米の分離装置
の構成として前記目的を達成したものである。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は選別板で
その板面には全面に突起７が形成される。

突起７は通風でも無通鼠でもよい。選別板１は伸轍形状
長四角で前後側の一方が餅聯合側４、他方が排出側５と
なり、供給側４は排出側５より高く形成される。選別板
１は、穀物流動方向Ｔに対して、これと交差する左右方
向に斜上下動Ｗする。したがって、２は掻上側、３は揺
下側となる。６は選別板１を取付ける台で、前記突起７
を通風孔に形成するときは、内部に風車を内蔵させる。
前記揺上側２は橋下側３より高く形成する。１１，１２
は、排出側５に取付けた仕切枠（１２は取付けない場合
もある）で、８は玄米取出口、９は混合粒取出口、１０
は籾米取出口である。

混合粒取出口９と籾米取出口１０の外方には揺動選別装
置１３が設けられる。

該選別装置１３は台枠２−１に斜村１８，１８を介して
揺動自在に取付けられ、選別板１と同一方向Ｗに揺動す
る礎造である。１９は偏心輪、２０はロッドである。

前記選別装置１３には、玄米取出口８より敬出される玄
米ａを受けて側方に誘導する無孔の玄米誘導樋１４と、
混合粒取出口９と籾米取出口１０より流出する籾米ｂお
よび玄米ａの混合粒を、夫々ではなく一緒に混合して受
けて節う選別網１５，１６が設けられる。選別網１５は
前記混合粒取出口９とと籾米取出口１０より流出する少
量の玄米ａと大量の籾米ｂの混合粒を受けて、籾米ｂと
玄米ａの夫々に分離する目に形成される。選別網１６は
砂等の小粒子を分離する目に形成される。図中、１７は
底板、２は籾米取出口、２３は玄米取出口、２４は小粒
子取出口である。

次に作用を述べる。

供給側４に籾米と玄米の混合粒を供給し、選別板１をＷ
方向に揺動させると、周知の理論に基づき、玄米ａは播
上側２方向に偏流して、その玄米取出口８に至り、籾米
ｂは橋下側３方向に偏流してその籾米取出口１０‘こ至
り、中間には分離されない混合米が分布して混合粒救出
口９に至るが、上記の分離が完全であるためには相当の
時間を必要とするが、しかしながら、本発明の選別板１
の分離は、Ａ…・・・玄米ａ Ｂ・・・・・・玄米ａ十籾米ｂ に分離すればよく、籾米ｂに関しては完全分離を選別板
１で期待しない。

したがって、玄米取出口８より排出される玄米中に、籾
米が混入しないようにさえ注意すればよい。

しかして、籾米取出口１０および混合粒取出口９の双方
より排出された少量の玄米を含む籾米は（辻切枠１２は
敬付けても、取外してもよいものである）前記選別網１
５および選別網１６により夫々に選別されて、完全な玄
米と籾米に分かれるものである。本発明は、通風または
無通風の突起７を全面に形成した伸轍形状長四角の選別
板１の前後側の一側を供Ｖ給側４に池側を排出側５に左
右側の一側を橋上側２に他を橘下側３に夫々形成し、該
選別板１には左右側に斜上下往復動させる装置を取付け
、該選別板１の前記排出側５は幅方向に全幅開□すると
ともに仕切枠１１，１２により仕切られた玄米取出口８
と混合米取出口９と籾米取出口１０とを形成したものに
於て、前記排出側５の外部には、玄米取出口８より流出
した玄米を誘導する無孔の譲導樋１４と、混合米取出口
９と籾米取出口１０より流出した混合米と籾米を混合し
て一緒に誘導しながら節別する選別網１５，１６を揺動
自在に設けた籾米と玄米の分離装置の構成としたから、
選別板１による分離を、Ａ・・・・・・玄米ａ Ｂ・・…・玄米ａと籾米ｂ としたので、選別板１上を流れる穀物は、従来ののに比
較して、相当に早くすることができ、したがって、相当
に高能率である揺動式比重選別機による分離を能率的に
行なえ、もって、該選別機を小型にすることもでき、併
せて、節目による分離も、少量の玄米ａを取出す分離で
あるから、容易に行なえ、装置をづ・型にする目的を達
成できる特徴を有する。

図面の簡単な説暁 第１図は側面斜視図、第２図は選別装置の縦断面図であ
る。

符号の説明、１・・・・・・選別板、２・・・・・・揺
上側、３・・・・・・孫下側、４・・・・・・供給側、
５・・・・・・排出側、６・・・・・・台、７・…・・
突起、８・・・…玄米取出口、９・・・・・・混合粒取
出口、１０・・・・・・籾米取出口、１１……仕切枠、
１２・・・・・・仕切枠、１３…・・・選別装置、１４
・・・…玄米誘導樋、１５……選別網、１６・・…・選
別網、１７・・・・・・底板、１８…・・・斜杵、１９
・・・・・・偏心論、２０・・・…ロッド、２１・・・
…台枠、２２・・・・・・籾米取出口、２３・・・・・
・玄米取出口、２４・・・・・・小粒子取出口、ａ・・
・・・・玄米、ｂ・・・・・・籾米。

努′蜜努２蜜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 通風または無通風の突起７を全面に形成した俯瞰形
   状長四角の選別板１の前後側の一側を供給側４に他側を
   排出側５に左右側の一側を揺上側２に他側を揺下側３に
   夫々形成し、該選別板１には左右側の斜上下往復動させ
   る装置を取付け、該選別板１に前記排出側５は幅方向に
   全幅開口するとともに仕切枠１１，１２により仕切られ
   た玄米取出口８と混合米取出口９と籾米取出口１０とを
   形成したものに於て、前記排出側５の外部には、玄米取
   出口８より流出した玄米を誘導する無孔の誘導樋１４と
   、混合米取出口９と籾米取出口１０より流出した混合米
   と籾米を混合して一緒に誘導しながら篩別する選別網１
   ５，１６を揺動自在に設けた籾米と玄米の分離装置。