JPH044855Y2 - - Google Patents
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- JPH044855Y2 JPH044855Y2 JP19915887U JP19915887U JPH044855Y2 JP H044855 Y2 JPH044855 Y2 JP H044855Y2 JP 19915887 U JP19915887 U JP 19915887U JP 19915887 U JP19915887 U JP 19915887U JP H044855 Y2 JPH044855 Y2 JP H044855Y2
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- mangoku
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- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 27
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 27
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 27
- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 description 10
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、籾摺機の選別装置に関するもの
で、特に、三重万石方式の選別装置の改良に関す
る。
で、特に、三重万石方式の選別装置の改良に関す
る。
(従来の技術)
上網、中網、下網を構成する従前の三重万石に
おいては、下網を漏下したものを仕上米として機
外に取り出し、上網を漏下しないものを直接脱部
へ返り籾として全て還元していた。
おいては、下網を漏下したものを仕上米として機
外に取り出し、上網を漏下しないものを直接脱部
へ返り籾として全て還元していた。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の上網は上側7分を穀粒流下域とし、
下側3分を穀粒淀み域とし、前記流下域で漏下し
たものは中網、下網の選別を受け玄米とり出せる
が、淀み域を漏下したものは、中、下網の選別を
受けず脱粒移送装置により上網上部に還元され
る。その為、淀み域の網目はその域に達した漏下
しない玄米を脱部へ返すと損傷するので、できる
だけ玄米を漏下させるべく大きくしてある。しか
し、この為本来脱部へ還元すべき籾も相当漏下し
ており、脱ロールによる脱率よりも上網上部の万
石漏斗へ還元される。混合米の脱率が悪くなり選
別を困難にさせたり、或は脱ロールでより高い脱
率を得ようとロールの締めすぎによる損傷につな
がり品質の低下、ひいては高馬力を要する欠点が
あつた。
下側3分を穀粒淀み域とし、前記流下域で漏下し
たものは中網、下網の選別を受け玄米とり出せる
が、淀み域を漏下したものは、中、下網の選別を
受けず脱粒移送装置により上網上部に還元され
る。その為、淀み域の網目はその域に達した漏下
しない玄米を脱部へ返すと損傷するので、できる
だけ玄米を漏下させるべく大きくしてある。しか
し、この為本来脱部へ還元すべき籾も相当漏下し
ており、脱ロールによる脱率よりも上網上部の万
石漏斗へ還元される。混合米の脱率が悪くなり選
別を困難にさせたり、或は脱ロールでより高い脱
率を得ようとロールの締めすぎによる損傷につな
がり品質の低下、ひいては高馬力を要する欠点が
あつた。
(問題点を解決する為の手段)
本考案の選別装置は万石漏斗の下方に、上、
中、下三段網構成の三重万石を配設せる籾摺機に
おいて、該三重万石の上網下端を開放し淀み部を
除去させると共に上網の流下部先方に搬送装置を
設け、該搬送装置の搬出口には摺動選別網体を設
置し、該揺動選別網体の流下部先方は脱漏斗に連
通させると共に該網体の落下受口は前記三重万石
の上網上部に連通すべく構成してなるものであ
る。
中、下三段網構成の三重万石を配設せる籾摺機に
おいて、該三重万石の上網下端を開放し淀み部を
除去させると共に上網の流下部先方に搬送装置を
設け、該搬送装置の搬出口には摺動選別網体を設
置し、該揺動選別網体の流下部先方は脱漏斗に連
通させると共に該網体の落下受口は前記三重万石
の上網上部に連通すべく構成してなるものであ
る。
(作用)
脱装置より落下した玄米と籾の混合米は混合ス
ロワー4により万石漏斗5へ送られる。この万石
漏斗5内の混合米は上網6、中網7、下網8の三
重万石aを通して玄米と籾と再選別される混合米
とに分離される。本考案においては、上網6の淀
み部をなくし流下域の部分のみにしてあるので、
上網6の網面上を流下する際に漏下しなかつた籾
と玄米との混合米は搬送装置9により揺動選別網
体10へ送られる。該揺動選別網体10に至つた
混合米は揺動されながら玄米を漏下させ、漏下し
ない籾は脱漏斗2へ還元される。該揺動選別網体
10を漏下した玄米は混合米スロワー4を経て万
石漏斗5へ還元し再選別される。次に上網6を漏
下したものは中網7に至り粒大選別され、さらに
籾を除去する。この中網7を漏下しなかつたもの
は混合米スロワー4を経由し万石漏斗5へ還元さ
れる。中網7を漏下したものは下網8に至りさら
に粒大選別される。下網8を漏下しなかつたもの
は前記中網7の場合と同様に混合米スロワー4を
経由し万石漏斗5へ還元される。下網8を漏下し
たものは、籾を殆ど含まず仕上玄米として仕上玄
米スロワー15で跳ね上げられて仕上米出口より
機外へ回収される。
ロワー4により万石漏斗5へ送られる。この万石
漏斗5内の混合米は上網6、中網7、下網8の三
重万石aを通して玄米と籾と再選別される混合米
とに分離される。本考案においては、上網6の淀
み部をなくし流下域の部分のみにしてあるので、
上網6の網面上を流下する際に漏下しなかつた籾
と玄米との混合米は搬送装置9により揺動選別網
体10へ送られる。該揺動選別網体10に至つた
混合米は揺動されながら玄米を漏下させ、漏下し
ない籾は脱漏斗2へ還元される。該揺動選別網体
10を漏下した玄米は混合米スロワー4を経て万
石漏斗5へ還元し再選別される。次に上網6を漏
下したものは中網7に至り粒大選別され、さらに
籾を除去する。この中網7を漏下しなかつたもの
は混合米スロワー4を経由し万石漏斗5へ還元さ
れる。中網7を漏下したものは下網8に至りさら
に粒大選別される。下網8を漏下しなかつたもの
は前記中網7の場合と同様に混合米スロワー4を
経由し万石漏斗5へ還元される。下網8を漏下し
たものは、籾を殆ど含まず仕上玄米として仕上玄
米スロワー15で跳ね上げられて仕上米出口より
機外へ回収される。
(実施例)
図面は本考案を実施せる籾摺機Aで、該籾摺機
Aの脱部1は複式ロールによる摩擦脱方式のもの
で、該脱部1の上部には脱漏斗2を設ける。該脱
部1の下方には風選部3を配設すると共にその下
方には混合米スロワー4の受け入れ部を臨ませ、
該スロワー4の吐出口は万石漏斗5に臨ませる。
該万石漏斗5の下方には、万石通aを構成する。
該万石通aは三重万石構造のもので、上網6、中
網7、下網8の三段網体にて構成する。
Aの脱部1は複式ロールによる摩擦脱方式のもの
で、該脱部1の上部には脱漏斗2を設ける。該脱
部1の下方には風選部3を配設すると共にその下
方には混合米スロワー4の受け入れ部を臨ませ、
該スロワー4の吐出口は万石漏斗5に臨ませる。
該万石漏斗5の下方には、万石通aを構成する。
該万石通aは三重万石構造のもので、上網6、中
網7、下網8の三段網体にて構成する。
従来の三重万石の場合と異なるのは、上網6下
端を開放して淀み部を無くし、流下域部分のみと
し、そして、係る上網6の網目終端には前記淀み
部に相当する網目部分を平板状の流下板6aに代
え、これを連設していることである。さらに本考
案においては、この流下板6aの下端には搬送装
置9の受入口を臨ませる。該搬送装置9の搬出口
には揺動選別網体10を設置する。該揺動選別網
体10は前記脱漏斗2の側方上部に位置させる。
又、該網体10の上方には断面ノコ歯形のラック
11を装架する。そして、該揺動選別網体10の
流下部先方は前記脱漏斗2の上面に連通すべくな
す。又、該網体10の下方の落下受口10aは前
記脱部1の下方に設けた混合米スロワー4の受入
部に連通させ、該スロワー4を介して前記三重万
石aの上網6上部と連通させる。尚、図面の実施
例において、12は排塵ブロワー、13は仕上唐
箕、14は主選別網、15は仕上米スロワー、1
6は二番スクリユー、17はモーターである。
端を開放して淀み部を無くし、流下域部分のみと
し、そして、係る上網6の網目終端には前記淀み
部に相当する網目部分を平板状の流下板6aに代
え、これを連設していることである。さらに本考
案においては、この流下板6aの下端には搬送装
置9の受入口を臨ませる。該搬送装置9の搬出口
には揺動選別網体10を設置する。該揺動選別網
体10は前記脱漏斗2の側方上部に位置させる。
又、該網体10の上方には断面ノコ歯形のラック
11を装架する。そして、該揺動選別網体10の
流下部先方は前記脱漏斗2の上面に連通すべくな
す。又、該網体10の下方の落下受口10aは前
記脱部1の下方に設けた混合米スロワー4の受入
部に連通させ、該スロワー4を介して前記三重万
石aの上網6上部と連通させる。尚、図面の実施
例において、12は排塵ブロワー、13は仕上唐
箕、14は主選別網、15は仕上米スロワー、1
6は二番スクリユー、17はモーターである。
(考案の効果)
本考案においては、上網を流下域のみとして上
網を漏下しなかつたものを一旦揺動選別網体にて
選別させるようにしたことにより混合米中の籾の
回収率を高くできるし、他方仕上玄米の回収率も
高くでき、小形でも連続して高能率の籾摺選別性
能を発揮できる。
網を漏下しなかつたものを一旦揺動選別網体にて
選別させるようにしたことにより混合米中の籾の
回収率を高くできるし、他方仕上玄米の回収率も
高くでき、小形でも連続して高能率の籾摺選別性
能を発揮できる。
図面は本考案を実施せる籾摺機の切断側面図で
ある。 図面の主な符号の説明、A……籾摺機、a……
三重万石、2……脱漏斗、5……万石漏斗、6…
…上網、7……中網、8……下網、9……搬送装
置、10……揺動選別網体。
ある。 図面の主な符号の説明、A……籾摺機、a……
三重万石、2……脱漏斗、5……万石漏斗、6…
…上網、7……中網、8……下網、9……搬送装
置、10……揺動選別網体。
Claims (1)
- 万石漏斗の下方に、上、中、下三段網構成の三
重万石を配設せる籾摺機において、該三重万石の
上網下端を開放し、淀み部を除去させると共に上
網の流下部先方に搬送装置を設け、該搬送装置の
搬出口には揺動選別網体を設置し、該揺動選別網
体の流下部先方は脱漏斗に連通させると共に該網
体落下受口は前記三重万石の上網上部に連通すべ
く構成してなる籾摺機における選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19915887U JPH044855Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19915887U JPH044855Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101675U JPH01101675U (ja) | 1989-07-07 |
JPH044855Y2 true JPH044855Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31489627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19915887U Expired JPH044855Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044855Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP19915887U patent/JPH044855Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01101675U (ja) | 1989-07-07 |
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