JPS6022984Y2 - 水道蛇口浄水器 - Google Patents
水道蛇口浄水器Info
- Publication number
- JPS6022984Y2 JPS6022984Y2 JP13606882U JP13606882U JPS6022984Y2 JP S6022984 Y2 JPS6022984 Y2 JP S6022984Y2 JP 13606882 U JP13606882 U JP 13606882U JP 13606882 U JP13606882 U JP 13606882U JP S6022984 Y2 JPS6022984 Y2 JP S6022984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- chamber
- switching
- faucet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、水道蛇口に取り付けられて、水道水をろ過
する浄水器に関し、特には、コンパクトで、操作性が良
く、かつ浄水と水道水の切替を容易に行なうことができ
る浄水器に関する。
する浄水器に関し、特には、コンパクトで、操作性が良
く、かつ浄水と水道水の切替を容易に行なうことができ
る浄水器に関する。
従来のこの種浄水器は、本体から延ばされた接続パイプ
を水道蛇口に、挿または螺着等により連結し、浄水器本
体の吐出口から浄水を得るのが一般であった。
を水道蛇口に、挿または螺着等により連結し、浄水器本
体の吐出口から浄水を得るのが一般であった。
しかしながら、この従来器具では、まず、狭い台所等に
器具本体を設置しなければならないというスペース上の
制約があり、またこれに関連して浄水の出口が水道蛇口
とは別の器具本体に設けられた吐出口であるという不便
さを有しており、さらに、浄水と通常の水道水との切替
が例えば前記の接続パイプの脱着ないしは水道蛇口に設
けた特別の切替弁の作動によらなければならず、装置な
らびに使用上の問題が残されていた。
器具本体を設置しなければならないというスペース上の
制約があり、またこれに関連して浄水の出口が水道蛇口
とは別の器具本体に設けられた吐出口であるという不便
さを有しており、さらに、浄水と通常の水道水との切替
が例えば前記の接続パイプの脱着ないしは水道蛇口に設
けた特別の切替弁の作動によらなければならず、装置な
らびに使用上の問題が残されていた。
この考案は、このような従来器具が有していた欠点なら
びに問題点を一挙に解決した極めて使い勝手の良い水道
蛇口浄水器を提案するものである。
びに問題点を一挙に解決した極めて使い勝手の良い水道
蛇口浄水器を提案するものである。
すなわち、この考案に係る水道蛇口浄水器は、水道水栓
のバンドルによって開閉される出水口に回動自在に連結
される浄水器であって、 前記出水口と連通ずる給水室と、配給水室と切替開口部
を介して連通された浄水路室と、前記浄水路室と連通さ
れ、ろ過材が装填されたろ室と、前記給水室とる室内に
またがって嵌装され、給水室側に給水孔、ろ室側に浄水
孔が穿設されかつ先端部が吐出口となったパイプ状物の
後端切替部が、前記切替開口部を閉鎖して前記給水孔と
前記給水室を接続する位置と、前記切替開口部を開放し
て前記給水孔を閉鎖する位置との間を移動可能に構成さ
れた切替吐出パイプとからなることを特徴とする。
のバンドルによって開閉される出水口に回動自在に連結
される浄水器であって、 前記出水口と連通ずる給水室と、配給水室と切替開口部
を介して連通された浄水路室と、前記浄水路室と連通さ
れ、ろ過材が装填されたろ室と、前記給水室とる室内に
またがって嵌装され、給水室側に給水孔、ろ室側に浄水
孔が穿設されかつ先端部が吐出口となったパイプ状物の
後端切替部が、前記切替開口部を閉鎖して前記給水孔と
前記給水室を接続する位置と、前記切替開口部を開放し
て前記給水孔を閉鎖する位置との間を移動可能に構成さ
れた切替吐出パイプとからなることを特徴とする。
以下、実施例とともに詳細に説明する。
添付の図面第1図はこの考案の浄水器を水道蛇口に装着
した状態を示す斜視図、第2図は該浄水器の断面図で、
水道水のまま流通する状態を示す図、第3図はこれに対
して水道水をろ過する状態を示す断面図である。
した状態を示す斜視図、第2図は該浄水器の断面図で、
水道水のまま流通する状態を示す図、第3図はこれに対
して水道水をろ過する状態を示す断面図である。
第1図に図示したように、この考案の浄水器20は、水
道水栓10のハンドルによって開閉される出水口12に
回動自在に直接連結される。
道水栓10のハンドルによって開閉される出水口12に
回動自在に直接連結される。
通常、この考案器具10は、既設の水栓に螺着されてい
る吐水パイプを取り外してその代りに螺着することによ
って、回動自在に直結されるように構成されている。
る吐水パイプを取り外してその代りに螺着することによ
って、回動自在に直結されるように構成されている。
符号19は連結ナツトである。浄水器20は、第2図お
よび第3図の断面図からよりよく理解されるように、本
体ボディ21にろ過部材30が交換可能なように螺着に
よって取り付けられおり、該本体ボディ21とろ過部材
30にまたがって切替吐出パイプ40が嵌装されてなる
ものである。
よび第3図の断面図からよりよく理解されるように、本
体ボディ21にろ過部材30が交換可能なように螺着に
よって取り付けられおり、該本体ボディ21とろ過部材
30にまたがって切替吐出パイプ40が嵌装されてなる
ものである。
本体ボディ21には、給水管路22を介して前記水栓1
0の出水口12を連通ずる給水室23と、該給水室23
と切替開口部24を介して連通された浄水路室25が設
けられている。
0の出水口12を連通ずる給水室23と、該給水室23
と切替開口部24を介して連通された浄水路室25が設
けられている。
そして、ろ過部材30には、その後部側板32の凹凸部
33を介して前記浄水路室25と連通ずるろ室31が設
けられるとともに、該ろ室31内に、外側網状物36お
よび内側網状物37によって保護された円筒形状のろ過
材35が装填されている。
33を介して前記浄水路室25と連通ずるろ室31が設
けられるとともに、該ろ室31内に、外側網状物36お
よび内側網状物37によって保護された円筒形状のろ過
材35が装填されている。
なお、符号34は前部側板、39は袋ナツトである。
次に、切替吐出パイプ40は、図のように、前記本体ボ
ディの給水室23とろ室31内にまたがって嵌装される
。
ディの給水室23とろ室31内にまたがって嵌装される
。
この切替吐出パイプ40は、先端部が吐出口49となっ
たパイプ状物で、給水室23側に給水孔45、ろ室31
側に浄水孔46が穿設されていて、かつその後端部は前
記給水室23と浄水路室24との間に介在する切替開口
部24を開閉する後端切替部42として構成されている
。
たパイプ状物で、給水室23側に給水孔45、ろ室31
側に浄水孔46が穿設されていて、かつその後端部は前
記給水室23と浄水路室24との間に介在する切替開口
部24を開閉する後端切替部42として構成されている
。
そして、切替吐出パイプ40は、第2図に図示のように
、その後端切替部42が、切替開口部24を閉鎖して吐
出パイプ40に設けた給水孔45と本体ボディ21の給
水室23とを接続する位置Aと、第3図に図示のように
、切替開口部24と開放するとともに吐出パイプ40の
給水孔45を給水室23から閉鎖する位置Bとの間を移
動可能なように構成される。
、その後端切替部42が、切替開口部24を閉鎖して吐
出パイプ40に設けた給水孔45と本体ボディ21の給
水室23とを接続する位置Aと、第3図に図示のように
、切替開口部24と開放するとともに吐出パイプ40の
給水孔45を給水室23から閉鎖する位置Bとの間を移
動可能なように構成される。
すなわち、第2図に示した位置Aでは、吐出パイプ40
の後端切替部42が切替開口部24を閉鎖しているので
、水道水は、浄水路室25に流入することができずにパ
イプ40の給水孔45から該パイプ内41を流通して、
水道水をろ過することなく、そめまま吐出口49より流
出する。
の後端切替部42が切替開口部24を閉鎖しているので
、水道水は、浄水路室25に流入することができずにパ
イプ40の給水孔45から該パイプ内41を流通して、
水道水をろ過することなく、そめまま吐出口49より流
出する。
これに対して、第3図に図示した位置Bでは、パイプ4
0が前進して、その後端切替部42が切替開口部24を
開放するとともに吐出パイプ40の給水孔45を給水室
23から閉鎖されるので、給水管路22から流入する水
道水は浄水路室25に導入され、ろ室31内のろ過材3
5によってろ過され、その浄水は吐出パイプ40の浄水
孔46より該パイプ内に入り吐出口49より流出される
。
0が前進して、その後端切替部42が切替開口部24を
開放するとともに吐出パイプ40の給水孔45を給水室
23から閉鎖されるので、給水管路22から流入する水
道水は浄水路室25に導入され、ろ室31内のろ過材3
5によってろ過され、その浄水は吐出パイプ40の浄水
孔46より該パイプ内に入り吐出口49より流出される
。
なお、図中符号48は吐出パイプ40の、上記のような
移動を規制するためのストッパピンである。
移動を規制するためのストッパピンである。
また、後端切替部42において符号47で示すのは、パ
イプ内部41に連通ずる小孔であ−っで、次に述べるよ
うな理由から設けられることが好ましい。
イプ内部41に連通ずる小孔であ−っで、次に述べるよ
うな理由から設けられることが好ましい。
すなわち、前記の浄水位置Bにわいて、水道水全部をろ
室31内に導入してこれを完全にろ過することは、水道
水に混入された殺菌薬までろ過することになり、従って
、吐出パイプ40内やろ室31内に残留するろ過後の水
に対する菌の繁殖率が急激に高くなり、これらの菌は次
の水道使用開始時に多量に排出され、誤って食されてし
まうという、ゆゆしき事態を招く。
室31内に導入してこれを完全にろ過することは、水道
水に混入された殺菌薬までろ過することになり、従って
、吐出パイプ40内やろ室31内に残留するろ過後の水
に対する菌の繁殖率が急激に高くなり、これらの菌は次
の水道使用開始時に多量に排出され、誤って食されてし
まうという、ゆゆしき事態を招く。
また、浄水であっても、すべて無殺菌状態であるという
ことは、必ずしも好ましいとは限らない。
ことは、必ずしも好ましいとは限らない。
このような観点から、後端切替部42にパイプ内部41
に連通ずる小孔47を穿設して、浄水時においてさえも
少量の水道水が吐出パイプ40内に入りこむようにした
のである。
に連通ずる小孔47を穿設して、浄水時においてさえも
少量の水道水が吐出パイプ40内に入りこむようにした
のである。
上記のような構成よりなるこの考案の水道蛇口浄水器に
あっては、水道蛇口に直接取り付けて、水道水栓と同様
な感覚で使用することができる。
あっては、水道蛇口に直接取り付けて、水道水栓と同様
な感覚で使用することができる。
また、浄水と水道水の切替は、吐出パイプの前後動のみ
でワンタッチで簡便に行なうことができるのみならず、
浄水と水道水は同じ吐出口から吐出されるので、コンパ
クトで使い勝手が良い。
でワンタッチで簡便に行なうことができるのみならず、
浄水と水道水は同じ吐出口から吐出されるので、コンパ
クトで使い勝手が良い。
さらに、この考案にあっては、実施例で説明したように
、ろ退部材の交換を容易になすことができ、また菌の繁
殖を防止する構造も容易に実現される等、実際上多大な
実用的効果を有するものである。
、ろ退部材の交換を容易になすことができ、また菌の繁
殖を防止する構造も容易に実現される等、実際上多大な
実用的効果を有するものである。
第1図はこの考案の浄水器を水道蛇口に装着した状態を
示す斜視図、第2図は該浄水器の断面図で、水道水のま
ま流通する状態を示す図、第3図はこれに対して水道水
をろ過する状態を示す断面図である。 10・・・・・・水道水栓、11・・・・・・バンドル
、12・・・・・・出水口、20・・・・・・浄水器、
23・・・・・・給水室、24・・・・・・切替開口部
、25・・・・・・浄水路室、3o・・曲ろ退部材、3
1・・・・・・ろ室、35・・・・・・ろ過材、4゜・
・・・・・切替吐出パイプ、42・・・・・・後端切替
部、45・・・・・・給水孔、46・・・・・・浄水孔
、49・・・・・・吐出口。
示す斜視図、第2図は該浄水器の断面図で、水道水のま
ま流通する状態を示す図、第3図はこれに対して水道水
をろ過する状態を示す断面図である。 10・・・・・・水道水栓、11・・・・・・バンドル
、12・・・・・・出水口、20・・・・・・浄水器、
23・・・・・・給水室、24・・・・・・切替開口部
、25・・・・・・浄水路室、3o・・曲ろ退部材、3
1・・・・・・ろ室、35・・・・・・ろ過材、4゜・
・・・・・切替吐出パイプ、42・・・・・・後端切替
部、45・・・・・・給水孔、46・・・・・・浄水孔
、49・・・・・・吐出口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 水道水栓10とバンドル11によって開閉される出
水口12に回動自在に連結される浄水器20であって、 前記出水口12と連通ずる給水室23と、前記給水室と
切替開口部24を介して連通された浄水路室25と、 前記浄水路室と連通され、ろ過材35が装填されたろ室
31と、 前記給水室とる室内にまたがって嵌装され、給水室側に
給水孔45、ろ室側に浄水孔46が穿設されかつ先端部
が吐出口49となったパイプ状物の後端切替部42が、
前記切替開口部を閉鎖して前記給水孔と前記給水室を接
続する位置と、前記切替開口部を開放して前記給水孔を
閉鎖する位置との間を移動可能に構成された切替吐出パ
イプ40 とからなることを特徴とする水道蛇口浄水器。 2 後端切替部42にパイプ内部41に連通ずる小孔4
7が穿設された実用新案登録請求の範囲第1項記載の水
道蛇口浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13606882U JPS6022984Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 水道蛇口浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13606882U JPS6022984Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 水道蛇口浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948716U JPS5948716U (ja) | 1984-03-31 |
JPS6022984Y2 true JPS6022984Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=30306054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13606882U Expired JPS6022984Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 水道蛇口浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022984Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2825364B2 (ja) * | 1991-05-20 | 1998-11-18 | 株式会社日立製作所 | 浄水器 |
JP7162444B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-10-28 | 株式会社Lixil | 吐水装置 |
JP7093677B2 (ja) * | 2018-05-31 | 2022-06-30 | 株式会社Lixil | 原水改質装置 |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP13606882U patent/JPS6022984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5948716U (ja) | 1984-03-31 |
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