JPS60228294A - 給油装置のノズル掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業の利用分野］ 本発明は、例えばガソリンスタンドに設けられる給油装
置のノズル掛けに関する。

［従来技術］ ガソリンスタンド等の給油装置は、給油に際して給油ノ
ズルをノズル掛けから外すとスイッチがオンとなり給油
ポンプが作動し、給油ノズルの手元レバーを引くと開閉
弁が開いて給油ノズルからガソリンが吐出するようにな
っている。ぞして給油を終え給油ノズルをノズル掛けに
掛けるとスイッチが給油ノズルに押されてオフとなり給
油ポンプが停止する。

かかる従来構造のノズル掛けは例えば第１図に示されて
おり、図において、１はノズル掛は部、２はスイッチ作
動部、３はスイッチで、ノズル掛は部１とスイッチ作動
部２とが別体となっており、給油ノズルでスイッチ作動
部２を押えないとスイッチ３はオフとならず、給油を終
えたノズルを常にノズル掛け１の正しい位置に掛けねば
ならないという煩しさがあった。またノズル掛は部とス
イッチ作動部とを別体とすることは機構が複雑となり、
かつコスト高ともなる。

［発明の目的］ したがって本発明は、従来のノズル掛けの前記欠点を解
消するため発明されたもので、その目的は給油ノズルを
ノズル掛けから外したり掛けたりすると必ずスイッチが
確実に作動し、かつ機構が比較的簡単であって安価に製
作できる給油装置のノズル掛けを提供することにある。

［発明の構成］ このため本発明によれば、ノズル掛けは給油ノズルを係
止するノズル係止部が設けられていて突出方向に付勢さ
れた回動体を備えており、該回動体のノズル係止部に給
油ノズルを掛けると回動体により作動されるスイッチを
設けである。

［発明の作用効果］ したがって、ノズル掛は部とスイッチ作動部が一体とな
っていて、給油ノズルを掛ければノズル掛は部とスイッ
チ作動部を兼ねた回動体が没入方向に回動してスイッチ
をオフし給油ノズルを外せば回動体が突出方向に回動し
てスイッチがオンとなるので、給油ノズルの掛は具合に
関係なくスイッチは確実に作動する。またノズル掛は部
とスイッチ作動部が別部材であるものに比べ機構が簡単
となってコストの低減を計ることができる。

［実施例］ 以下、第２図ないし第５図を参照して本発明の実施例に
つき説明する。

第２図および第３図において給油ノズル１１は従来のも
のと同様、手許弁と、弁開閉レバー１４を有するノズル
本体１０と給油の際に手で握るグリップ部１２とノズル
管１３とよりなっている。

レバー１４はガード１５で覆われており、ガード１５に
は詳細を後述するノズル掛は部とスイッチ作動部を兼ね
た回動体２３に給油ノズル１１を掛けるためのピン１６
が設けられている。このピン１６は第５図に示すように
ガード１５の両側部から突出している。給油ノズル１１
には図示されていない給油ポンプに至るホース１７が接
続されており、給油ノズル１１を回動体２３から外すと
詳細を後述する態様により給油ポンプが作動し、レバー
１４を引くことにより手許弁が開き、給油を行うことが
できる。逆に給油ノズル１１を回動体２３に掛けると給
油ポンプは停止する。

給油装置のケース１８は第４図に示す支持板１９に合せ
て切欠かれており、支持板１９には給油ノズル１１を回
動体２３に掛けた際にノズル管１３を覆うフード２０お
よび後述の回動部材２４が突出、没入するため２条のス
リット２１が形成されていると共に後述の回動体２３、
スイッチ２８等が設けられていて、第２図および第３図
に示すように給油装置のケース１８に形成した切欠を塞
ぐようにしてケース１８に取付【プられている。また支
持板１９の表面には給油ノズル１１を回動体２３に掛け
た際、ガード１５が支持板１９に当って音を生じないよ
うにするための緩衝部材、例えばプラスチック板２２が
取付けられている。

全体を２３で示すのはノズル掛は部とスイッチ作動部を
兼ねた回動体で、この回動体２３は大別して側方から見
て扇形、上方から見て口字状の゛回動部材２４と、この
回動部材２４に溶接等により一体とされた断面口字状の
支持部材２５とよりなっており、回動体２３は第５図に
示すように支持板１９に形成した折曲げ部１９ａに軸２
６により回動自在に軸支されている。回動部材２４は支
持板１９に形成した前記スリット２１を通って突出、没
入し、回動体２３の支持軸２６に設けたバネ２７により
常時突出方向に付勢されている。また回動部材２４には
給油ノズル１１のガード１５に設けたピン１６が係合し
て給油ノズル１１を係止するノズル係止部である凹部２
４ａおよび閉店時に給油ノズル１１をガード１５とで施
錠するための鍵挿入穴２４ｂが形成されている。

廓持板１９には図示されていない給油ポンプを作動、非
作動とするスイッチ２８が支持されており、その作動子
２９はリンク３０を介して回動体２３の支持部材２５に
連結されている。回動体２３の回動範囲を規制するスト
ッパ３１およびストッパ３２が設けられており、これ等
ストッパ３１．３２は支持部材２５が当ったとき音がし
ないように弾性体で形成されている。

本発明の実施例に係るノズル掛けは前述のような構成と
なっているので、給油ノズル１１をノズル掛けである回
動体２３から外すと第２図に示すように、回動体２３は
バネ２７により支持部材２５がストッパ３１に当接する
まで回動し、突出位置になる。この時リンク３０を介し
て作動子２９が引張られ、スイッチ２８はオンする。ス
イッチ２８がオンすることにより図示されてない給油ポ
ンプが作動し、給油ノズル１１を自動車等の燃料タンク
に挿入してレバー１４を引くことにより手許弁が開いて
給油を行うことができる。

給油を終えれば給油ノズル１１を回動部材２４．２４の
間に入れて、ノズル１１のピン１６を凹部２４ａに係合
させてノズル掛けである回動体２３に掛ける。すると回
動体２３は給油ノズル１１の自重によりバネ２７に抗し
て第３図に示すように没入方向に回動し、支持部材２５
がストッパ３２に当接して止まる。この時リンク３０を
介して作動子２９が押されてスイッチ２８はオフする。

スイッチ２８がオフすることにより図示されていない給
油ポンプが停止する。

［まとめ１ 以上説明したように本発明に係る給油ノズルは、ノズル
掛は部とスイッチ作動部が一体となっていて、給油ノズ
ルを掛ければノズル掛は部とスイッチ作動部を兼ねた回
動体が没入方向に回動してスイッチをオフし、給油ノズ
ルを外せば回動体が突出方向に回動してスイッチがオン
となるものであるので、給油ノズルの掛【ブ具合等に関
係なくスイッチは確実に作動する。またノズル掛は部と
スイッチ作動部を回動体で兼ねているものであるので、
機構が簡単となり安価に製作できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のノズル掛けの一部を平面で示す縦断面図
である。第２図ないし第５図は本発明の実施例を示し、
第２図は給油ノズルをノズル掛けから外した状態のノズ
ル掛けの一部を平面で示す縦断面図、第３図は給油ノズ
ルをノズル掛けに掛けた状態のノズル掛けの一部を平面
で示す縦断面図、第４図はノズル掛けやスイッチを設け
た支持板の平面図、第５図は給油ノズルおよびノズル掛
けの一部を平面で示す横断面図である。 １１・・・ノズル　１２・・・グリップ部１３・・・ノ
ズル管　１４・・・レバー１５・・・ガード　１６・・
・ピン　１７・・・ホース　１８・・・給油装置のケー
ス１９・・・支持板　２０・・・フード　２１・・・ス
リット　２２・・・緩衝部材　２３・・・回動体　２４
・・・回動部材　２４ａ・・・ノズル係止部である凹部
　２４ｂ・・・鍵挿入穴　２５・・・支持部材　２６・
・・ピン　２７・・・バネ　２８・・・スイッチ２９・
・・作動子　３０・・・レバー ３１・・・ストッパ　３２・・・ストッパ第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給油ノズルを掛けるとスイッチが作動して給油ポンプが
   停止し、給油ノズルを外すと給油ポンプが駆動する給油
   ノズルのノズル掛けにおいて、該ノズル掛けは給油ノズ
   ルを係止するノズル係止部が設けられていて突出方向に
   付勢された回動体を備えており、該回動体のノズル係止
   部に給油ノズルを掛けると回動体により作動される′ス
   イッチを設けたことを特徴とする給油装置のノズル掛け
   。