JP2014080238A - 給油装置のノズル掛け - Google Patents

給油装置のノズル掛け Download PDF

Info

Publication number
JP2014080238A
JP2014080238A JP2013177523A JP2013177523A JP2014080238A JP 2014080238 A JP2014080238 A JP 2014080238A JP 2013177523 A JP2013177523 A JP 2013177523A JP 2013177523 A JP2013177523 A JP 2013177523A JP 2014080238 A JP2014080238 A JP 2014080238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
switch
oil supply
hook
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013177523A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5831823B2 (ja
Inventor
Shingo Kano
野 慎 吾 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
Priority to JP2013177523A priority Critical patent/JP5831823B2/ja
Publication of JP2014080238A publication Critical patent/JP2014080238A/ja
Priority to KR1020140086589A priority patent/KR101579223B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP5831823B2 publication Critical patent/JP5831823B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

【課題】ノズル掛けのハウジングへの取り付けに高い精度を不要とし、ノズルスイッチが常に正常に作動し、給油装置の制御が正確に確保できる給油装置のノズル掛けの提供。
【解決手段】給油ノズル(31)の吐出管(32)が保持されるノズル掛け本体(2)と、給油ノズル(31)のレバーガード(33)を保持する受け部(3)と、スイッチ作動レバー(7)を有し且つ当該スイッチ作動レバー(7)が前記レバーガード(33)により押圧されると作動するノズルスイッチ(18)を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車へ燃料油を供給する給油装置のノズル掛けに関する。特に、給油ノズルの掛け外しに連動して作動する(オン・オフする)ノズルスイッチが設けられたノズル掛けであって、このノズルスイッチのオン・オフ信号で給油を制御するようにした給油装置におけるノズル掛けに関する。
給油所等に設置された給油装置では、給油ホースの先端に設けられた給油ノズルを給油装置のノズル掛けから外して、給油するべき車両の給油口に給油ノズルを差し込んで、当該車両の燃料タンクに燃料油を供給している。
上述した様に、給油装置のノズル掛けには、給油ノズルが掛け外しされていることを検出するノズルスイッチが設けられており、当該ノズルスイッチは給油ノズルの掛け外しに連動して作動(オン・オフ)して、オン・オフ信号を発生する。
給油装置の制御装置は、ノズルスイッチのオン・オフ信号により、給油ポンプの起動、停止等の制御を行なっている。
その他の従来技術としては、ノズルスイッチは給油装置のハウジング側に設けられ、給油ノズルの掛け外しに連動するスイッチ作動レバーの動きを、リンク機構を介してノズルスイッチに伝えるものが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)では、給油後にノズル掛けに戻された給油ノズルに付着した油が垂れ落ちて、給油ノズルや給油作業を行った者(給油所の作業員、セルフタイプの給油所では顧客)の手や衣服に付着する恐れがある。
また、ノズルスイッチを給油装置のハウジング側に設け、ノズル掛けに設けられたスイッチ作動レバーの動作をリンク機構を介してノズルスイッチに伝達しているので、ノズル掛けの(ハウジングへの)取付位置について高い精度が要求され、取付位置の精度悪いと、ノズルスイッチが正常にオン・オフしない場合があり、給油装置による給油作業に支障を来たす可能性がある。
特開2003−34397号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、ノズル掛けのハウジングへの取り付けに高い精度を不要とし、ノズルスイッチが常に正常に作動し、給油装置の制御が正確に確保できる給油装置のノズル掛けを提供する。
本発明の給油装置のノズル掛け(1)は、給油ノズル(31)の吐出管(32)が保持されるノズル掛け本体(2)と、給油ノズル(31)のレバーガード(33)を保持する受け部(3)と、スイッチ作動レバー(7)を有し且つ当該スイッチ作動レバー(7)が前記レバーガード(33)により押圧されると作動するノズルスイッチ(18、44)を有することを特徴としている。
本発明において、前記スイッチ作動レバー(7)は給油ノズル(31)の掛け外しに連動して回動し且つ被検出片(14)を備えており、前記ノズルスイッチ(18)はスイッチ作動レバー(7)に当接する検出片(18a)を有しているのが好ましい。
そして、前記スイッチ作動レバー(7)に設けられた被検出片(14)は板バネで、前記ノズルスイッチ(18)に設けられた検出片(18a)はアクチュエータで、板バネ(14)がアクチュエータ(18a)に当接するのが好ましい。
あるいは本発明において、前記スイッチ作動レバー(7)は被検出片(42)を備えており、前記ノズルスイッチ(44)は被検出片(42)との距離の変動(被検出片42に対する接近、離隔)により作動するのが好ましい。
本発明の給油装置のノズル掛け(1)において、前記ノズル掛け本体(2)には開口(8)が形成され、当該開口(8)の内側の上方に前記スイッチ作動レバー(7)が軸支され、スイッチ作動レバー(7)は開口(8)から突出付勢されているのが好ましい。
また、前記受け部(3)にはレバーガード(33)を係止する爪片(20)が設けられ、当該爪片(20)は回動自在であるのが好ましい。
本発明の実施に際して、ノズル掛け本体(2)は耐油性の樹脂で一体成形されており、受け部(3)は金属により成形されているのが好ましい。
そして、受け部(3)の金属としては、例えばアルミニューム、アルミ合金、亜鉛合金、マグネシウム合金が好ましい。
上述する構成を具備する本発明によれば、ノズル掛け本体(2)を樹脂で一体成形し、全体を平坦な形状に構成することが可能であり、レバーガード(33)を収容する部分に深い窪み(凹部)を形成する必要がない。そのため、給油ノズル(31)の吐出管に付着した油が垂れ落ちたとしても、油はレバーガード(33)を収容する部分に溜まってしまうことがなく、レバーガード(33)が油で汚れてしまうことがない。
そのため、給油ノズル(31)や給油作業を行った者(給油所の作業員、セルフタイプの給油所では顧客)の手や衣服に油が付着する恐れがなくなり、常に快適な給油作業を行うことが出来る。
ここで、従来技術においては、ノズルスイッチが給油装置のハウジング側に設けられているので、ノズル掛けのハウジングへの取り付けに高い精度が要求され、取り付け精度が悪いと、スイッチ作動レバーの動きがノズルスイッチに旨く伝わらず、ノズルスイッチが動作不良となり、給油装置の制御が不能となってしまう。
これに対して、本発明では、ノズルスイッチ(18、44)をノズル掛け(1、41)に設けられており、ノズルスイッチ(18、44)とノズル掛け(1、41)を一体的に構成することが可能である。そのため、スイッチ作動レバー(7)とノズルスイッチ(18、44)の位置関係が常に一定であり、組立時にスイッチ作動レバー(7)とノズルスイッチ(18、44)の相対位置を調整する必要がないので、取り付け作業が容易となる。
本発明において、前記スイッチ作動レバー(7)に板バネ(14)を取り付け、前記ノズルスイッチ(18)は板バネに当接するアクチュエータ(18a)を有していれば、組み付け時における多少の誤差は板バネ(14)で吸収することが出来る。そのため、ノズル掛け(1)の給油装置ハウジングに対する取り付けが高精度で行われていなくても、給油装置による給油作業に支障を来たすことはない。
また本発明において、給油ノズルの掛け外しに連動して回動する前記スイッチ作動レバー(7)が被検出片(42:例えば磁石)を備えており、前記ノズルスイッチ(44)は被検出片(42)の近接、離隔を検知して作動する非接触タイプ(例えば、磁気センサ型)で構成していれば、ノズル掛け(41)の組み付け時に多少のずれがあっても非接触タイプのノズルスイッチ(44)は確実に作動し、ノズル掛けの組み立てがより容易になる。
上述した様に本発明を構成すれば、ノズル掛け(1、41)の給油装置ハウジングに対する取り付けの精度が低くても、ノズルスイッチ(44)は確実に作動し、給油装置による給油作業が確実に行われる。
また、従来のノズル掛けでは、ノズル掛け本体の開口の上端にスイッチ作動レバーを軸支していたので、寒冷地では、スイッチ作動レバーの軸支されている部分に雪が溜まり、それが凍結するとスイッチ作動レバーの回動が妨げられ、ノズルスイッチが正常に作動しなくなる恐れがある。
それに対して、本発明の給油装置のノズル掛け(1、41)において、ノズル掛け本体(2)の開口(8)の内側(ノズル掛けを収容する位置の裏側)の上方に、前記スイッチ作動レバー(7)を軸支すれば、スイッチ作動レバー(7)の軸支されている部分に雪がかかることが無く、寒冷地においてもスイッチ作動レバー(7)は確実に回動し、ノズルスイッチ(18、44)は給油ノズル(31)がノズル掛け(1、41)から外されたことを正確に検知することが出来る。
ここで、従来のノズル掛けの受け部に設けられている爪片は、当該受け部に固定されているので、当該爪片の存在を知らない者(例えば、セルフタイプの給油所における顧客)が給油ノズルをノズル掛けから外そうとすると、爪片がノズルガードの下部の係止穴に係合しているため、給油ノズルがノズル掛けから外し難いという事態が生じる。
本発明において、前記受け部(3)にはレバーガード(33)を係止する爪片(20)を設け、当該爪片(20)を構成すれば、給油ノズル(31)をノズル掛け(1、41)から引っ張ると爪片(20)が回動して、爪片(20)とレバーガード(33)との係合状態が解除される。従って、給油ノズル(31)をノズル掛け(1、41)から容易に外すことが出来る。
本発明の第1実施形態のノズル掛けの分解斜視図である。 第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態のノズル掛けを給油装置のハウジングへ取り付けた状態を示す断面図である。 第1実施形態のノズル掛けに給油ノズルを掛けた状態を示す断面図である。 ノズル掛けから給油ノズルを外しつつある状態を示す部分拡大断面図である。 実施形態に係るノズル掛けを取り付けた給油装置の模式図である。 第2実施形態の分解斜視図である。 第2実施形態に係るノズル掛けを給油装置に取り付けた状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るノズル掛けに給油ノズルを掛けた状態を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
最初に図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
第1実施形態では、スイッチ作動レバー7に設けられた被検出片は板バネ14であり、ノズルスイッチ18に設けられた検出片はアクチュエータ18aであり、板バネ14がアクチュエータ18aに当接している。
図1において、給油装置のノズル掛け1は、ノズル掛け本体2と受け部3を備えている。
ノズル掛け本体2の上方にはフード4が形成され、図4で示すように、フード4には給油ノズルの吐出管32が保持される。再び図1において、ノズル掛け本体2の下方には穴5と溝6が形成され、穴5と溝6には受け部3が組み込まれる。ノズル掛け本体2の上下方向中間の領域には開口8が形成されており、開口8にはスイッチ作動レバー7が組み込まれている。
このノズル掛け本体2は耐油性の樹脂で作られ、ノズル掛け本体2の表面はフード4から下方の領域が滑らかな(なだらかな)曲面に成形されている。
ノズル掛け本体2の表面が滑らかな曲面に成形されているので、給油ノズルの吐出管32(図4参照)から油が垂れ出たとしても、当該油はノズル掛け本体2の表面に溜まることが無く、そのためノズル掛け本体2の汚れが少なくなり、作業環境を極力良好に保つことができる。
図3で示すように、開口8の内側(給油装置側:図3では右側)の上方には凸片9が形成されており、この凸片9に取り付けられたピン10により、スイッチ作動レバー7は軸支されている。
ピン10にはバネ11が設けられており、バネ11は、スイッチ作動レバー7を開口8から突出させる様に(図3では、ピン10を中心として時計方向に回動する様に)付勢している。
このように、スイッチ作動レバー7を軸支する機構(凸片9、ピン10、バネ11等)は開口8の内側にあり、ノズル掛け本体2の給油装置側(図3では右側)に設けられているので、当該軸支する機構はノズル掛け本体2により風雪から護られている。そのため、当該軸支する機構に雪が溜まり、それが凍結してスイッチ作動レバー7の回動を妨げることが防止される。
図1において、ピン10はワッシャー12で凸片9(図3参照:図1では図示せず)に固定され、ピン10の頭部には化粧カバー13が被せられている。
そしてスイッチ作動レバー7の裏面には、U字状の板バネ14(被検出片)がビス15で取り付けられている。
ノズル掛け本体2の裏面には、ブラケット16がビス17で取り付けられている。このブラケット16には、ビス9によりノズルスイッチ18が取り付けられている。
ノズルスイッチ18のアクチュエータ18a(検出片)と板バネ14は、ノズル掛け1に給油ノズル31が係止された際に(図4参照)、アクチュエータ18aが板バネ14と当接して「オン」の状態となるように位置している。そして、図1〜図3で示すように、ノズル掛け1に給油ノズル31が係止されていない場合には、アクチュエータ18aと板バネ14は当接せず、「オフ」の状態となるように位置している。
上述した様にノズルスイッチ18がノズル掛け本体2に取り付けられているので、ノズル掛け1のハウジングへの取り付け精度にかかわらず、スイッチ作動レバー7はノズルスイッチ18を常に正常に作動(オン・オフ)することができる。
また、板バネ14を介してノズルスイッチ18をオン・オフする(作動する)様に構成されているので、少々の誤差ならば板バネ14が吸収し、ノズル掛けの組み立てが容易となる。
ここで、受け部3は金属、例えばアルミニューム、アルミ合金、亜鉛合金、マグネシウム合金で成形されている。
図1において、受け部3の裏面(図1では下側)には、山型の爪片20がピン21により回動可能に軸支される。そして爪片20は、バネ22により、受け部3の表面(図1では上方)に突出する様に付勢されている。
受け部3には、棒片23と凸片24が設けられている。棒片23はノズル掛け本体2の穴5に挿入され、凸片24は溝6に嵌入する。
ノズル掛け本体2の穴5に受け部3の棒片23を挿入し、さらに溝6に凸片24を嵌入して、組み立てた状態が図2で示されている。
図2で示す状態のノズル掛け本体2及び受け部3は、給油装置のハウジング25の所定位置に配置される。そして図3で示す様に、ノズル掛け本体2と受け部3は、それぞれがボルト26でハウジング25に固定されている。
ノズルスイッチ18の信号線18bは、制御装置39(図6参照:図3では図示せず)へ接続する。
ノズル掛け本体2と受け部3が別個の部材として構成されており、それぞれがボルト26でハウジング25に直接固定されている。すなわち、給油ノズル31(図4)を支持する受け部3がボルト26でハウジングに直接固定されている。
従って、給油ノズル31をノズル掛け1へ係止する際に受け部3に作用する衝撃は、ノズル掛け1を介することなく、直接、ハウジング25に伝達される。換言すれば、給油ノズル31の係止の際に受け部3に作用する衝撃は、ハウジング25へ分散されることになり、ノズル掛け1の損傷が少なくなり、ノズル掛け1の耐久性が向上する。
次にノズル掛け1における動作を説明する。
図4に示すように給油ノズル31をノズル掛け1に掛けた状態では、給油ノズル31の吐出管32はフード4内に挿入され、レバーガード33は受け部3に保持される。
そして図4における状態、すなわち、給油ノズル31をノズル掛け1に掛けた状態では、受け部3の爪片20はバネ22により付勢されて、図4における上方へ突出するので、爪片20はレバーガード33の係止穴33aに嵌入する。
これにより、給油ノズル31はノズル掛け1に保持される。
給油ノズル31はノズル掛け1に保持された状態において、スイッチ作動レバー7はレバーガード33に押圧され、バネ11の反撥力に抵抗する側(図4では反時計方向)に回動し、板バネ14はノズルスイッチ18のアクチュエータ18aを押圧して、ノズルスイッチ18は「オフ」の状態になる。
図4の状態から、給油ノズル31をノズル掛け1から外すため、給油ノズル31を手前側(図4では左側)に引くと、図5で示す様に、レバーガード33のピン33Pにより爪片20が(図5では左側へ)押圧される。そして、バネ22に抗して爪片20が(図5では反時計方向へ)回動し、爪片20はレバーガード33から突出していない状態となり、爪片20は係止穴33aに嵌入した状態ではなくなり、レバーガード33と爪片20との係止が解除される。
すなわち、爪片20が回動することにより、給油ノズル31を手前側(図4では左側)に引くだけで、給油ノズル31を容易にノズル掛け1から外すことができる。
給油ノズル31をノズル掛け1から外すことにより、スイッチ作動レバー7はバネ11により(図4における時計方向へ)回動する。スイッチ作動レバー7の回動により、板バネ14がノズルスイッチ18のアクチュエータ18aから離隔して、アクチュエータ18aを押圧している状態も解除されル。その結果、ノズルスイッチ18は「オン」の状態になる。
次に、図6を参照して、図1〜図5のノズル掛け1を組み込んだ給油装置について説明する。
図6において、給油装置35のハウジング25内には、給油ポンプ36及び流量計37が設けられ、給油ノズル31に接続された給油ホース38は流量計37に接続している。
ノズル掛け1は、ハウジング25に取り付けられ、ノズルスイッチ18の信号線18bが制御装置39に接続されている。
ノズル掛け1から給油ノズル31が掛け外されると、ノズルスイッチ18がオン信号を発信して、当該オン信号が制御装置39に入力されることを条件として給油ポンプ36が駆動する。そして、給油ノズル31から給油が開始されると、その給油量が流量計37で計測され、表示器40に表示される。
給油が終了し、給油ノズル31をノズル掛け1に掛けると、ノズルスイッチ18がオフ信号を発信して、給油ポンプ36が停止する。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、図7〜図9の第2実施形態の説明に際しては、第1実施形態と同様な部材には同様な符号を付して、説明を簡略化或いは省略する。
第2実施形態では、スイッチ作動レバー7の被検出片は磁石42であり、ノズルスイッチ44は非接触型のスイッチ、例えば、磁石42との距離の変動(磁石42への接近或いは離隔)により作動するタイプのスイッチで構成されている。
第2実施形態に係るノズル掛け41は、スイッチ作動レバー7における裏面側(給油装置側:図1では左側)の構造と、ノズルスイッチ44の構造が、図1〜図6で示す第1実施形態とは異なっている。
図7において、スイッチ作動レバー7の裏面側(給油装置側:図1では左側)には磁石42(被検出片)がビス43により固定されている。
ノズル掛け本体2の裏面側(給油装置側:図1では左側)にはブラケット16がビス17で取り付けられ、このブラケット16には非接触型のノズルスイッチ44がビス19で取り付けられている。
上述した様に、非接触式のノズルスイッチ44は磁束密度の変化により作動するタイプの磁束センサ型スイッチであり、非検出片である磁石42が近接したときに「オフ」の状態となり、磁石42が離隔したときに「オン」の状態になる。
第2実施形態では、スイッチ作動レバー7に磁石42を設け、ノズルスイッチ44を磁束密度の変化により作動する(オン・オフする)タイプのスイッチで構成することにより、スイッチ作動レバー7とノズルスイッチ44の相対位置関係を高精度で組み立てなくても、磁石42の近接、離隔による磁束密度の変化によって、ノズルスイッチ44は確実に作動する(オン・オフする)。
そして、スイッチ作動レバー7とノズルスイッチ44の相対位置関係を高精度で組み立てる必要がなくなるため、ノズル掛け41の組立作業が容易になる。
次に、図7〜図9の第2実施形態における動作を説明する。
図9に示すように給油ノズル31をノズル掛け41に掛けた状態では、給油ノズル31の吐出管32はフード4内に挿入され、レバーガード33は受け部3に保持され、受け部3の爪片20はバネ22により(図9の上方へ)突出し、爪片20がレバーガード33の係止穴33aに嵌入する。その結果、給油ノズル31はノズル掛け41に保持されている。
給油ノズル31はノズル掛け41に保持されている状態では、スイッチ作動レバー7はレバーガード33に押圧されるので、バネ11に抗して図9の反時計方向へ回動する。そのため、磁石42はノズルスイッチ44に近接する様に移動する。磁石42がノズルスイッチ44に近接すると、磁束密度が増加した旨をノズルスイッチ44が検知して、ノズルスイッチ44は「オフ」の状態になる。
図8で示す様に、給油ノズル31をノズル掛け41から外すと、スイッチ作動レバー7はバネ11により(図8における時計方向へ)回動し、磁石42はノズルスイッチ44から離隔する。
その結果、ノズルスイッチ44は磁束密度が減少した旨を検知して、「オン」の状態になる。
図6で説明したのと同様に、ノズルスイッチ44の「オン」信号により給油装置は給油可能状態となり、ノズルスイッチ44の「オフ」信号で給油ポンプが停止して、給油も停止される。
図7〜図9の第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図6の第1実施形態と同様である。
図示の実施形態によれば、ノズル掛け本体2を平坦な形状に構成しているので、給油ノズル31の吐出管32に付着した油が垂れ落ちたとしても、油が溜まってしまうことがなく、レバーガード33等に付着することがない。
そのため、給油ノズル31に油が付着せず、給油所の作業員やセルフタイプの給油所における顧客の手や衣服に油が付着することもない。
また、図示の実施形態では、ノズルスイッチ18、44がノズル掛け1、41に設けられており、ノズルスイッチ18、44とノズル掛け1、41を一体的に構成しているので、スイッチ作動レバー7とノズルスイッチ18、44の位置関係が常に一定であり、取り付け作業が容易である。
ここで、図1〜図6の第1実施形態では、組み付け時における多少の誤差は、ノズルスイッチ18の板バネ14で吸収される。
また、図7〜図9の第2実施形態では、磁石42の近接、離隔による磁束密度の変化をノズルスイッチ44が検知することが出来れば、スイッチ作動レバー7とノズルスイッチ44の相対位置関係の精度が低くても、ノズルスイッチ44は確実に作動し、給油装置による給油作業が確実に行われる。
また、図示の実施形態に係るノズル掛け1、41では、ノズル掛け本体2の開口8の内側(ノズル掛けを収容する位置の裏側)の上方に、スイッチ作動レバー7が軸支されており、スイッチ作動レバー7の軸支されている部分はノズル掛け本体2によりカバーされているので、当該軸支されている部分に雪がかかることが無く、寒冷地においてもスイッチ作動レバー7は確実に回動する。
さらに、図示の実施形態では、給油ノズル31をノズル掛け1、41から外す様に引っ張ると、爪片20が回動して、爪片20とレバーガード33の係合状態が解除される。従って、給油ノズル31を単に引張るのみで、ノズル掛け1、41から容易に外すことが出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・ノズル掛け
2・・・ノズル掛け本体
3・・・受け部
4・・・フード
5・・・穴
6・・・溝
7・・・スイッチ作動レバー
8・・・開口
9・・・凸部
10、21・・・ピン
11、22・・・バネ
12・・・ワッシャー
13・・・化粧カバー
14・・・被検出片(板バネ)
15、17、19、26・・・ビス
16・・・ブラケット
18・・・ノズルスイッチ
18a・・・検出片(アクチュエータ)
18b・・・信号線
20・・・爪片
23・・・棒片
24・・・凸片
25・・・ハウジング
31・・・給油ノズル
32・・・吐出管
33・・・レバーガード
33a・・・係止穴
33P・・・レバーガードのピン
35・・・給油装置
36・・・給油ポンプ
37・・・流量計
38・・・給油ホース
39・・・制御装置
40・・・表示器
41・・・ノズル掛け
42・・・被検出片(磁石)
43・・・ビス
44・・・ノズルスイッチ
44b・・・信号線

Claims (6)

  1. 給油ノズルの吐出管が保持されるノズル掛け本体と、給油ノズルのレバーガードを保持する受け部と、スイッチ作動レバーを有し且つ当該スイッチ作動レバーが前記レバーガードにより押圧されると作動するノズルスイッチを有することを特徴とする給油装置のノズル掛け。
  2. 前記スイッチ作動レバーは給油ノズルの掛け外しに連動して回動し且つ被検出片を備えており、前記ノズルスイッチは被検出片に当接する検出片を有している請求項1の給油装置のノズル掛け。
  3. 前記スイッチ作動レバーに設けられた被検出片は板バネで、前記ノズルスイッチに設けられた検出片はアクチュエータで、板バネがアクチュエータに当接する請求項2の給油装置のノズル掛け。
  4. 前記スイッチ作動レバーは被検出片を備えており、前記ノズルスイッチは被検出片との距離の変動により作動する請求項1の給油装置のノズル掛け。
  5. 前記ノズル掛け本体には開口が形成され、当該開口の内側の上方に前記スイッチ作動レバーが軸支され、スイッチ作動レバーは開口から突出付勢されている請求項1〜4の何れか1項の給油装置のノズル掛け。
  6. 前記受け部にはレバーガードを係止する爪片が設けられ、当該爪片は回動自在である請求項1〜5の何れか1項の給油装置のノズル掛け。
JP2013177523A 2012-09-26 2013-08-29 給油装置のノズル掛け Active JP5831823B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177523A JP5831823B2 (ja) 2012-09-26 2013-08-29 給油装置のノズル掛け
KR1020140086589A KR101579223B1 (ko) 2013-08-29 2014-07-10 급유장치의 노즐걸이

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212068 2012-09-26
JP2012212068 2012-09-26
JP2013177523A JP5831823B2 (ja) 2012-09-26 2013-08-29 給油装置のノズル掛け

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014080238A true JP2014080238A (ja) 2014-05-08
JP5831823B2 JP5831823B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=50784824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013177523A Active JP5831823B2 (ja) 2012-09-26 2013-08-29 給油装置のノズル掛け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5831823B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015024846A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け
JP2021024620A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 トキコシステムソリューションズ株式会社 ノズル掛け
JP2022039225A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け
WO2022185685A1 (ja) * 2021-03-04 2022-09-09 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115920A (en) * 1977-03-19 1978-10-09 Tokico Ltd Oil feed nozzle mount for oil feed device
JPS60110699A (ja) * 1983-11-08 1985-06-17 株式会社タツノ・メカトロニクス 定量給油装置
JPS60228294A (ja) * 1984-04-19 1985-11-13 株式会社 東京タツノ 給油装置のノズル掛け
JP2001097496A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Tokico Ltd 給油装置
JP2008018965A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115920A (en) * 1977-03-19 1978-10-09 Tokico Ltd Oil feed nozzle mount for oil feed device
JPS60110699A (ja) * 1983-11-08 1985-06-17 株式会社タツノ・メカトロニクス 定量給油装置
JPS60228294A (ja) * 1984-04-19 1985-11-13 株式会社 東京タツノ 給油装置のノズル掛け
JP2001097496A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Tokico Ltd 給油装置
JP2008018965A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015024846A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け
JP2021024620A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 トキコシステムソリューションズ株式会社 ノズル掛け
JP2022039225A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け
JP7256966B2 (ja) 2020-08-28 2023-04-13 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け
WO2022185685A1 (ja) * 2021-03-04 2022-09-09 株式会社タツノ 給油装置のノズル掛け

Also Published As

Publication number Publication date
JP5831823B2 (ja) 2015-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5831823B2 (ja) 給油装置のノズル掛け
US20080011918A1 (en) Vacuum-operated vehicle glass handling system
JP6864269B2 (ja) 給油装置
JP5679231B2 (ja) 給油装置のノズル掛け
AU2013224682C1 (en) Knife
US20180080156A1 (en) Sewing machine
US9796360B2 (en) Wiper device and wiper arm for cleaning a vehicle window
TW201606157A (zh) 附鎖針板交換裝置
KR101579223B1 (ko) 급유장치의 노즐걸이
JP2014240740A (ja) 着脱構造およびレンジフード
JP5798476B2 (ja) フィードバック機構
JP3786186B2 (ja) 給油装置
JP7256966B2 (ja) 給油装置のノズル掛け
US8806706B2 (en) Filter bag indicator and lock-out safety system
JP5700308B2 (ja) 給油装置のノズル掛け
US6307466B1 (en) Two stage gauge with electrical signal output
JP4101007B2 (ja) 計量機のパネル取付構造
JPS5852098A (ja) 給油ノズルの保持装置
JP2592870Y2 (ja) 給油装置
WO2022185685A1 (ja) 給油装置のノズル掛け
US2089681A (en) Dispensing stand
US2147126A (en) Switch handle control mechanism for dispensing pumps
JPH0236477B2 (ja)
KR20090015677A (ko) 도어 스테이 체결확인장치
JP3821645B2 (ja) 位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5831823

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150