JP3821645B2 - 位置検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧シリンダのピストンのように、基部材に対して軸方向に相対的に移動する移動部材の軸方向位置を検出するための位置検出装置に関し、特にその取り付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、流体圧シリンダのピストン位置を検出するために、ピストンに装着された永久磁石の磁界で動作する位置検出器がしばしば用いられる。
【0003】
それらの位置検出器は、シリンダチューブの外周面において、軸方向の位置が調整された後、タイロッドまたはシリンダチューブに対してネジで固定される。また、シリンダチューブに溝が設けられている場合には、位置検出器が溝内に挿入された後、ネジによって固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、位置検出器を長期間にわたり使用していた場合に、接点の溶着や断線などによる故障が生じることがある。その場合には位置検出器を交換する必要がある。
【0005】
しかし、従来の位置検出装置では、シリンダチューブまたは溝などに位置検出器自体をネジで固定しているので、位置検出器を交換する場合に、古い位置検出器を取り外して新しい位置検出器を取り付ける際に、新しく取り付けた位置検出器の位置を調整する必要があった。
【0006】
位置検出装置が設けられた流体圧シリンダは、自動化機械などの狭いスペース内に取り付けられることが多く、そのため位置検出器の位置調整を行うことが困難なことが多い。取り付け位置の調整が不良であった場合には、ピストンが適切な位置で検出されず、それによって誤作動の生じる場合がある。
【0007】
さらに、位置検出器は、通常、所定の距離にわたってオンとなる動作範囲があるので、動作範囲内のどの位置が最も安定した検出位置であるかを決定することは容易ではなく、その位置調整のために多くの時間と労力を要しているのが現状である。
【0008】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、位置検出器の交換時における取り付け位置の調整を不要とすることが可能であり、取り付け位置の調整不良による誤作動をなくすことの可能な位置検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る装置は、基部材に対して軸方向に相対的に移動する移動部材の軸方向位置を検出するための位置検出装置であって、前記基部材の軸方向に設けられた略T字状の溝と、軸方向の少なくとも一方の側に係合部が設けられ、前記溝内に挿入され且つネジを締めることにより前記溝から突出することなく前記溝内に固定される位置決め部材と、前記溝から突出することなく前記溝内に配置され前記溝に対して軸方向にのみ移動可能であり且つ前記係合部に対して軸方向に係合可能な係合爪部を有した位置検出器と、を有し、前記位置決め部材は、その底部にネジ込まれた前記ネジを締めることにより、当該ネジの先端が前記溝の底部に当接し且つその上端部が前記溝の上部の2つの張出部に当接して前記溝内に固定され、前記係合部は、軸方向と直角の方向に挿通する係合溝を有した係合ピンからなり、前記係合爪部は、前記係合溝に挿入されて係合する係合位置と前記係合溝から離脱した非係合位置との間で移動可能である。
【0011】
また、前記係合爪部は、前記係合溝に挿入されて係合する係合位置と前記係合溝から離脱した非係合位置との間で回動可能なように前記位置検出器に取り付けられ、且つ常時は前記係合位置となるようにバネ部材で付勢されてなる。
【0012】
また、前記位置検出器は、位置検出器本体と係合連結部材とからなり、前記係合連結部材に設けられたアーム部が、前記位置検出器本体のケーシングの両側面を挟むことによってそれらが一体化されており、前記係合連結部材に設けられた押圧部材が、前記位置検出器本体の前面をその弾性力によって押し付けるように構成されてなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る位置検出装置3が設けられた流体圧シリンダ1の要部の断面正面図、図2は位置検出装置3の要部の正面図、図3は位置検出装置3の要部の平面図である。
【0014】
これらの図において、流体圧シリンダ1は、シリンダチューブ11、ピストン12、ピストン12に連結されたピストンロッド13、および図示しないシリンダカバーなどから構成される。
【0015】
ピストン12は、シリンダチューブ11の内周面を摺動する。ピストン12には、シリンダチューブ11の内周面との間のシールのためのパッキン21、および磁界を発生する永久磁石22が装着されている。
【0016】
シリンダカバーにはそれぞれポートが設けられており,ポートからそれぞれ圧流体を供給することによってピストン12が駆動され、これと同時にピストンロッド13が伸長駆動されまたは収縮駆動される。
【0017】
シリンダチューブ11には、その軸方向に、断面がT字状の溝31が設けられている。溝31には、永久磁石22の磁界によって動作する位置検出器41、および位置検出器41と係合して軸方向の位置決めを行う位置決め部材45が設けられている。
【0018】
位置検出器41は、位置検出器本体42と、位置検出器本体42に取り付けられた係合連結部材43とからなる。
位置検出器本体42は、リードスイッチ、ホール素子、磁気抵抗素子などの磁気センサー、表示用の発光ダイオードおよび抵抗などの他の必要な部品が合成樹脂からなるケーシングに内蔵され、信号ラインおよび電源ラインがケーシングからコードCDによって引き出されたものである。
【0019】
位置検出器本体42のケーシングは、溝31の断面形状とほぼ同じ形状であり、溝31に自由に挿入しまたは引き出すこと、つまり溝31に対して軸方向にのみ移動することが可能である。位置検出器本体42それ自体の構造および機能は従来より公知のものである。
【0020】
係合連結部材43は、アーム部51、係合爪部52、ガイド部53、およびバネ部材54からなる。
アーム部51は、金属板のプレス加工により形成されたものであり、位置検出器本体42のケーシングの両側面を挟むようにして位置検出器本体42と一体化されている。
【0021】
すなわち、アーム部51の先端部には凸部が設けられており、位置検出器本体42の両側面には、アーム部51およびその先端部の凸部が嵌まり込む程度の凹部が設けられている。
【0022】
また、アーム部51は、位置検出器本体42の前方の部分において、表面が平らな当接面部51aを有しており、当接面部51aに穴51bが設けられている。
【0023】
係合爪部52は、金属板のプレス加工により形成されたものであり、平面部52aの先端に、曲折された2つの爪52b、および真っ直ぐな摘まみ部52cが形成されている。平面部52aには、その下面に、円柱状のガイド部53の端面が当接した状態で、それがネジ55によって固定されている。爪52bは、後述する位置決め部材45に設けられた係合ピン65に対して軸方向に係合可能である。なお、軸方向とは、溝31の長手方向であり、シリンダチューブ11の軸心と平行な方向である。
【0024】
ガイド部53は、穴51bの内径よりも小さい外径を有し、当接面部51aの穴51bを挿通しており、アーム部51からは外れないが、アーム部51に対して上下方向に自由に移動可能であって且つ傾けることが可能な状態に取り付いている。
【0025】
バネ部材54は、当接面部51aの下面とガイド部53の下端のつば部との間に装着されている。
したがって、係合爪部52は、係合溝66に挿入されて係合する係合位置と、係合溝66から離脱した非係合位置との間で回動可能なように取り付けられている。
【0026】
位置決め部材45は、金属板のプレス加工により形成されたものであり、底部61、底部61に対して三方において直角に折り曲げられて形成された壁部62,63,64、およびそのうちの1つの壁部64に取り付けられた係合ピン65からなる。係合ピン65は、直径が3段に異なる円柱状のものであり、先端部が壁部64に設けられた穴に挿入された後でかしめられている。
【0027】
壁部64と係合ピン65との間には、その全周に、軸方向に対して直角の方向に挿通する係合溝66が形成されている。
底部61にはネジ穴が設けられており、そこにネジ67がネジ込まれている。ネジ67を締めつけることにより、ネジ67の先端が底部61に当接し、且つ壁部62,63の上端部が溝31の上部の2つの張出部32に当接し、これによって位置決め部材45が溝31内に固定される。
【0028】
次に、位置検出装置3の作用について説明する。
図2および図3に示す状態では、係合爪部52は、バネ部材54によって係合位置に付勢されており、爪52bは係合溝66に挿入され、係合ピン65と軸方向に係合している。
【0029】
したがって、この状態では、位置検出器41は、位置決め部材45と連結され、位置決め部材45の固定位置に応じた位置に位置決めされている。この状態で位置検出器41の位置を調整するには、位置決め部材45のネジ67を緩め、位置検出器41を適当な位置に移動させる。
【0030】
位置検出器41を取り外すには、摘まみ部52cを指先で持ち上げ、係合連結部材43をバネ部材54に抗して傾けながら上方へ移動させ、爪52bを係合溝66から引き出して係合ピン65との係合を解いた非係合位置とする。この状態では、位置検出器41は溝31内を自由に移動可能であるから、移動させて溝31から取り出す。
【0031】
位置検出器41を取り付けるには、取り外す場合と逆の操作を行う。つまり、位置検出器41を溝31内に挿入し、位置決め部材45に近づけた後、摘まみ部52cを指先で持ち上げ、爪52bを係合溝66に挿入して係合ピン65と係合させる。これによって、位置検出器41は位置決め部材45と連結され、位置決めが行われたことになる。
【0032】
このように、位置検出器41の取り付け取り外しに当たって、位置決め部材45を取り外したり位置を変更したりする必要がない。したがって、位置検出器41を交換した場合に、新しく取り付けた位置検出器41は元の位置に位置決めがなされることとなり、位置の調整を改めて行う必要がない。
【0033】
したがって、位置検出器41の取り付け位置の調整不良による誤作動をなくすことが可能となる。
しかも、位置検出器41の取り付け取り外しに当たっては、摘まみ部52cを指先で持ち上げることによって容易に位置決め部材45と係合させまたは係合を解除することができ、工具を用いることなく作業を容易に迅速に行うことができる。
【0034】
次に、他の実施形態の位置検出器41Bについて説明する。
図4は他の実施形態の位置検出器41Bの正面図、図5は位置検出器41Bの平面図である。
【0035】
上に述べた位置検出器41では、係合連結部材43は、アーム部51の弾性力によって、または弾性力によらずに位置検出器本体42のケーシングの両側面を挟むことにより、位置検出器本体42と一体化されている。
【0036】
しかし、通常、アーム部51の凸部とケーシングの両側面の凹部との間には僅かながらガタツキがあるため、位置検出器本体42の取り付け精度がそのガタツキの分だけ低下する。
【0037】
そこで、次に説明する位置検出器41Bでは、そのようなガタツキを無くすために、係合連結部材43Bに押圧部材56を設け、位置検出器本体42の前面を押圧部材56の弾性力によって押し付け、ガタツキの無い状態とする。
【0038】
すなわち、図4および図5に示すように、位置検出器41Bは、位置検出器本体42と、位置検出器本体42に取り付けられた係合連結部材43Bとからなる。
【0039】
係合連結部材43Bには、係合爪部52の下面とアーム部51の当接面部51aの上面との間に、押圧部材56が挟み込まれている。
押圧部材56は、ステンレス鋼材、バネ鋼材などの金属材料、または合成樹脂など、弾性力を有する材料からなる。押圧部材56は、板状に形成され、且つ、一方の端部で2箇所において折り曲げられた形状である。端部の折り曲げられた形状の部分は、アーム部51の当接面部51aに位置検出器本体42が取り付けられたときの位置検出器本体42の前面の位置よりも突出している。押圧部材56の中央部に穴が設けられ、その穴をネジ55が貫通することにより、係合連結部材43Bに一体に取り付けられている。他の構成については図2および図3に示したものと同様である。
【0040】
したがって、係合連結部材43Bに位置検出器本体42が取り付けられると、押圧部材56は位置検出器本体42の前面によって若干押されて弾性的に変形する。これによって、位置検出器本体42のガタツキが無くなり、精度よく取り付けられる。したがって、位置検出器本体42がギリギリの状態で動作するように取り付けられていた場合であっても、振動などによって位置ずれが起こらないので、動作が不安定になることがない。
【0041】
押圧部材56の端部の折り曲げ形状として、折り曲げるのでなく円弧状に曲げられた形状、その他の種々の形状としてよい。押圧部材56として、板状のものではなく、線状のもの、コイル状のものなどを用いてもよい。
【0042】
また、アーム部51の凸部が位置検出器本体42のケーシングの両側面の凹部に嵌まり込んでいるが、アーム部51の凸部およびケーシングの凹部の形状は、上に述べた以外に種々のものとしてよい。例えば、凸部が円錐台形状ではなく、半球状、V字形状、または直線状のものなど、種々の形状としてよい。
【0043】
上の実施形態において、位置決め部材45の一方の側の壁部64に係合ピン65を設けたが、位置決め部材45の両側に壁部64および係合ピン65を設け、両側のいずれにも位置検出器41,41Bを連結可能なようにしてもよい。
【0044】
上の実施形態において、溝31をシリンダチューブ11に設けたが、溝を有するレールをシリンダチューブ11の表面に沿って配置してもよい。その他、位置検出器本体42、係合連結部材43,43B、位置決め部材45、位置検出器41,41B、および位置検出装置3の全体または各部の構造、形状、寸法、材質、個数などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0045】
本発明は、流体圧シリンダ以外の種々の装置に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、位置検出器の交換時における取り付け位置の調整を不要とすることが可能であり、取り付け位置の調整不良による誤作動をなくすことが可能となる。
【0047】
請求項3および5の発明によると、位置検出器を位置検出器本体と係合連結部材とに分けて製作することができるとともに、位置検出器のガタツキがなくなって精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置検出装置が設けられた流体圧シリンダの要部の断面正面図である。
【図2】位置検出装置の要部の正面図である。
【図3】位置検出装置の要部の平面図である。
【図4】他の実施形態の位置検出器の正面図である。
【図5】他の実施形態の位置検出器の平面図である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ
3 位置検出装置
11 シリンダチューブ(基部材)
12 ピストン(移動部材)
31 溝
41,41B 位置検出器
42 位置検出器本体
43,43B 係合連結部材
45 位置決め部材
52 係合爪部
54 バネ部材
56 押圧部材
65 係合ピン(係合部)
66 係合溝
67 ネジ
Claims (5)
- 基部材に対して軸方向に相対的に移動する移動部材の軸方向位置を検出するための位置検出装置であって、
前記基部材の軸方向に設けられた略T字状の溝と、
軸方向の少なくとも一方の側に係合部が設けられ、前記溝内に挿入され且つネジを締めることにより前記溝から突出することなく前記溝内に固定される位置決め部材と、
前記溝から突出することなく前記溝内に配置され前記溝に対して軸方向にのみ移動可能であり且つ前記係合部に対して軸方向に係合可能な係合爪部を有した位置検出器と、を有し、
前記位置決め部材は、その底部にネジ込まれた前記ネジを締めることにより、当該ネジの先端が前記溝の底部に当接し且つその上端部が前記溝の上部の2つの張出部に当接して前記溝内に固定され、
前記係合部は、軸方向と直角の方向に挿通する係合溝を有した係合ピンからなり、
前記係合爪部は、前記係合溝に挿入されて係合する係合位置と前記係合溝から離脱した非係合位置との間で移動可能である、
ことを特徴とする位置検出装置。 - 前記係合爪部は、前記係合溝に挿入されて係合する係合位置と前記係合溝から離脱した非係合位置との間で回動可能なように前記位置検出器に取り付けられ、且つ常時は前記係合位置となるようにバネ部材で付勢されてなる、
請求項1記載の位置検出装置。 - 前記位置検出器は、位置検出器本体と係合連結部材とからなり、
前記係合連結部材に設けられたアーム部が、前記位置検出器本体のケーシングの両側面を挟むことによってそれらが一体化されており、
前記係合連結部材に設けられた押圧部材が、前記位置検出器本体の前面をその弾性力によって押し付けるように構成されてなる、
請求項1または請求項2に記載の位置検出装置。 - 基部材に対して軸方向に相対的に移動する移動部材の軸方向位置を検出するための位置検出装置であって、
前記基部材の軸方向に設けられた略T字状の溝と、
軸方向の少なくとも一方の側に係合部が設けられ、前記溝内に挿入され且つネジを締めることにより前記溝内に固定される位置決め部材と、
前記溝に対して軸方向にのみ移動可能であり且つ前記係合部に対して軸方向に係合可能な係合爪部を有した位置検出器と、を有し、
前記位置決め部材は、その底部にネジ込まれた前記ネジを締めることにより、当該ネジの先端が前記溝の底部に当接し且つその上端部が前記溝の上部の2つの張出部に当接して前記溝内に固定され、
前記係合部は、軸方向と直角の方向に挿通する係合溝を有した係合ピンからなり、
前記係合爪部は、前記係合溝に挿入されて係合する係合位置と前記係合溝から離脱した非係合位置との間で回動可能なように前記位置検出器に取り付けられ、且つ常時は前記係合位置となるようにバネ部材で付勢されてなる、
ことを特徴とする位置検出装置。 - 基部材に対して軸方向に相対的に移動する移動部材の軸方向位置を検出するための位置検出装置であって、
前記基部材の軸方向に設けられた略T字状の溝と、
係合部が設けられ前記溝内に固定される位置決め部材と、
前記係合部に対して軸方向に係合可能な係合爪部を有した位置検出器と、を有し、
前記位置決め部材は、その底部にネジ込まれたネジを締めることにより、当該ネジの先端が前記溝の底部に当接し且つその上端部が前記溝の上部の2つの張出部に当接して前記溝内に固定され、
前記位置検出器は、位置検出器本体と係合連結部材とからなり、
前記係合連結部材に設けられたアーム部が、前記位置検出器本体のケーシングの両側面を挟むことによってそれらが一体化されており、
前記係合連結部材に設けられた押圧部材が、前記位置検出器本体の前面をその弾性力によって押し付けるように構成されてなる、
ことを特徴とする位置検出装置。
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