JPH10274550A - 圧力計における設定圧範囲表示装置 - Google Patents

圧力計における設定圧範囲表示装置

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JPH10274550A
JPH10274550A JP9485097A JP9485097A JPH10274550A JP H10274550 A JPH10274550 A JP H10274550A JP 9485097 A JP9485097 A JP 9485097A JP 9485097 A JP9485097 A JP 9485097A JP H10274550 A JPH10274550 A JP H10274550A
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JP
Japan
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pressure gauge
pressure range
set pressure
ring member
peripheral surface
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JP9485097A
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Motoyuki Tomita
基之 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定圧範囲表示用の設定針を容易に移動する
ことができるとともに、圧力計が受ける振動や作業者等
の接触によって、設定針が容易に移動しないようにした
圧力計における設定圧範囲表示装置を提供すること。 【解決手段】 設定圧範囲表示用の設定針3を移動可能
に配設した圧力計における設定圧範囲表示装置におい
て、圧力計の器筺1とカバーリング4とによって挟持さ
れる透明板5の外周部の表面側に、内周面に凹凸52を
形成した突縁51を突設し、該突縁51の内周面に沿っ
て弾性を有するC字状のリング部材2を装着し、透明板
5の突縁51の内周面に形成した凹凸52に嵌合する係
止部31を形成した設定針3をリング部材2に沿って移
動可能に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力計における設
定圧範囲表示装置に関し、特に、設定圧範囲表示用の設
定針を移動することにより、設定圧表示範囲を変更する
ことができるようにした圧力計における設定圧範囲表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械、産業機械、その他の機械器具
に、エアー又は作動油等の流体を供給する場合、エアー
又は作動油等の流体の供給源及びこの供給源から供給さ
れる流体の圧力が適正値に維持されているかどうかを視
認するために、圧力計が設置されている。
【0003】ところで、この種の圧力計においては、設
定圧範囲表示用の設定針を移動可能に配設することによ
り、実際の圧力が、適正値に維持されているかどうかを
簡易に視認できるようにしている(例えば、実開昭58
−65522号公報、実公昭51−5325号公報、実
開昭48−21645号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、圧力計に
おいては、実際の圧力が、適正値に維持されているかど
うかを簡易に視認できるようにするために、設定圧範囲
表示用の設定針を配設するようにしているが、従来の圧
力計の場合、設定針を必要に応じて容易に変更すること
ができるようにするために、設定針を圧力計に外付し、
摺動等させて移動できるようにしている。
【0005】このため、従来の圧力計は、圧力計が受け
る振動によって設定針が自然に移動したり、誤って作業
者等が設定針に接触して設定針が移動してしまい、設定
圧範囲が正確に表示されなくなるという問題があった。
【0006】本発明は、設定圧範囲表示用の設定針を容
易に移動することができるとともに、圧力計が受ける振
動や作業者等の接触によって、設定針が容易に移動しな
いようにした圧力計における設定圧範囲表示装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の圧力計における設定圧範囲表示装置は、設
定圧範囲表示用の設定針を移動可能に配設した圧力計に
おける設定圧範囲表示装置において、圧力計の器筺とカ
バーリングとによって挟持される透明板の外周部の表面
側に、内周面に凹凸を形成した突縁を突設し、該突縁の
内周面に沿って弾性を有するC字状のリング部材を装着
し、透明板の突縁の内周面に形成した凹凸に嵌合する係
止部を形成した設定針をリング部材に沿って移動可能に
配設したことを特徴とする。
【0008】この圧力計における設定圧範囲表示装置
は、透明板の突縁の内周面にリング部材を装着し、この
リング部材に配設した設定圧範囲表示用の設定針を、リ
ング部材に沿って摺動することにより、任意の位置に移
動して設定圧範囲を変更することができる。また、弾性
を有するC字状のリング部材に装着した設定圧範囲表示
用の設定針には、透明板の突縁の内周面に形成した凹凸
に嵌合する係止部を形成するようにしているため、リン
グ部材によって外向きに付勢される設定針の係止部が、
透明板の突縁の内周面に形成した凹凸と係止することに
よって、圧力計が振動を受けたり、設定針に作業者等が
接触しても、設定針は容易に移動しない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の圧力計における設
定圧範囲表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0010】この圧力計は、一般に使用されている圧力
計と同じ基本構造を有し、器筺1内には、流体の圧力を
受けて変形するブルドン管、このブルドン管の変形を角
度偏位に変換する変換機構、この変換機構を介して圧力
を表示する指針6、目盛り板8等が配設されるととも
に、この指針6の外側の器筺1の端面に、リング状のパ
ッキン7を介して合成樹脂製の透明板5を配設し、これ
を器筺1に嵌合するカバーリング4によって固定して構
成するようにしている。
【0011】透明板5は、所要の板厚と器筺1とほぼ同
じ外径を備えた円径に形成し、透明板5を通して指針6
及び目盛り板8を確実に視認できるように構成するとと
もに、その外周部の表面側に、内周面に細かい凹凸52
を形成した突縁51を突設するようにする。この突縁5
1の突出量は、後述の設定圧範囲表示用の設定針3の厚
みより若干大きく設定し、これにより、設定針3が突縁
51の内周に沿って移動できるようにする。
【0012】突縁51の内周面に沿って、ピアノ線、そ
の他の所要の弾性を有する線材からなる略円形のC字状
のリング部材2を装着する。この場合において、リング
部材2は、突縁51の内径よりも大径となるように形成
して、リング部材2の外径を押し縮めるようにして突縁
51の内側に嵌入することにより、リング部材2の弾性
によってリング部材2が突縁51の内周面に当接して固
定されるようにする。
【0013】リング部材2には、1個又は2個以上の設
定圧範囲表示用の設定針3を、設定針31に形成した貫
通孔32又は溝にリング部材2を挿通又は嵌入すること
により、リング部材2に沿って移動可能に配設するよう
にする。設定針3は、合成樹脂、その他の材質にて、し
かも設定圧範囲の表示が確実に行えるような形状、例え
ば、図示のように先端部を三角形に形成し、さらに、こ
の設定針3の視認性及び識別性を向上するために、設定
針3には赤、緑、青等の所要の着色を施すことができ
る。この設定針3には、透明板5の突縁51の内周面に
形成した凹凸52に嵌合する係止部31、本実施例にお
いては、突条を形成し、リング部材2によって外向きに
付勢される設定針3の係止部31が、透明板5の突縁5
1の内周面に形成した凹凸52と係止することによっ
て、圧力計が振動を受けたり、設定針3に作業者等が接
触しても、設定針3は容易に移動せず、設定圧範囲を常
に正確に表示することができるようにする。なお、係止
部31の形状は、突条に限定されず、例えば、透明板5
の突縁51の内周面に形成した凹凸52に対応する凹凸
とすることもできる。
【0014】器筺1に嵌合することにより透明板5を固
定するカバーリング4は、器筺1に外嵌する短管状の端
部をほぼ直角に折り曲げて断面L字形に形成し、短管部
分41を器筺1の外周に嵌合して固定するとともに、鍔
部42にて透明板5の突縁51の先端面を押圧し、固定
するようにする。また、カバーリング4の鍔部42は、
突縁51の内周面に沿って装着したリング部材2及びこ
のリング部材2に配設した設定針3が離脱するのを防止
する機能を有し、この機能を果たすとともに、設定針3
を容易に移動操作することができるように、その開口径
を定めるようにする。
【0015】この圧力計における設定圧範囲表示装置
は、透明板5の突縁51の内周面にリング部材2を装着
し、このリング部材2に配設した設定圧範囲表示用の設
定針3を、リング部材2に沿って摺動することにより、
任意の位置に移動して設定圧範囲を容易に変更すること
ができる。また、弾性を有するC字状のリング部材2に
装着した設定圧範囲表示用の設定針3には、透明板5の
突縁51の内周面に形成した凹凸52に嵌合する係止部
52を形成するようにしているため、リング部材2によ
って外向きに付勢される設定針3の係止部31が、透明
板5の突縁51の内周面に形成した凹凸52と係止する
ことによって、圧力計が振動を受けたり、設定針3に作
業者等が接触しても、設定針3は容易に移動せず、設定
圧範囲を常に正確に表示することができるものとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明の圧力計における設定圧範囲表示
装置によれば、設定圧範囲表示用の設定針を、リング部
材に沿って摺動することにより、任意の位置に移動して
設定圧範囲を容易に変更することができるとともに、リ
ング部材によって外向きに付勢される設定針の係止部
が、透明板の突縁の内周面に形成した凹凸と係止するこ
とによって、圧力計が振動を受けたり、設定針に作業者
等が接触しても、設定針は容易に移動せず、設定圧範囲
を常に正確に表示することができる。また、この設定圧
範囲表示装置は、設定針を配設したリング部材を、透明
板の突縁の内周面に沿って装着することにより簡易に組
み立てることができ、設定圧範囲表示装置を含む圧力計
の製造コストを低廉にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力計における設定圧範囲表示装置の
一実施例の分解斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同カバーリングを外した状態を示す正面図であ
る。
【図4】設定針を配設した状態を示すリング部材の外観
斜視図である。
【図5】圧力計の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 器筺 2 リング部材 3 設定針 31 係止部 4 カバーリング 5 透明板 51 突縁 52 凹凸 6 指針 7 パッキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定圧範囲表示用の設定針(3)を移動
    可能に配設した圧力計における設定圧範囲表示装置にお
    いて、圧力計の器筺(1)とカバーリング(4)とによ
    って挟持される透明板(5)の外周部の表面側に、内周
    面に凹凸(52)を形成した突縁(51)を突設し、該
    突縁(51)の内周面に沿って弾性を有するC字状のリ
    ング部材(2)を装着し、透明板(5)の突縁(51)
    の内周面に形成した凹凸(52)に嵌合する係止部(3
    1)を形成した設定針(3)をリング部材(2)に沿っ
    て移動可能に配設したことを特徴とする圧力計における
    設定圧範囲表示装置。
JP9485097A 1997-03-28 1997-03-28 圧力計における設定圧範囲表示装置 Pending JPH10274550A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110283932A1 (en) * 2010-05-20 2011-11-24 Li-Chen Chen Alarm mark structure of a micro-differential pressure gauge
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DE102019005370A1 (de) * 2019-07-30 2021-02-04 Anton Forstenhäusler Einrichtung zur Bereichsmarkierung für Anzeigegeräte

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