JP2007236858A - 輸液装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の構造では、シリンジ交換等に伴う押子鍔の厚さの違いにより、確実な押子装着検知をするためには、可動ストロークの長い押子検知素子を必要としていた。また、押子装着時に送液方向のガタがあり送液精度に悪影響を及ぼしていた。
【解決手段】 本発明の構造では、シリンジ交換等に伴う押子鍔の厚さに関わらず、押子とスライダーを密着させ、可動ストロークの短い押子検知素子でも確実に押子装着の検知できるようにし、尚且つ送液精度の向上も可能となった。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の構造では、シリンジ交換等に伴う押子鍔の厚さに関わらず、押子とスライダーを密着させ、可動ストロークの短い押子検知素子でも確実に押子装着の検知できるようにし、尚且つ送液精度の向上も可能となった。
【選択図】 図2
Description
本発明は、輸液装置、特に輸液装置を形成するシリンジの押子保持部の改良に関する。
輸液装置の全体像は、周知のものであるので図示を省略するが、従来から原動機で駆動される送りネジを有し、該送りネジに係合する直線運動可能なスライダー1によりシリンジ2の押子2−1を押圧し液体を送出する構成の輸液装置では、多くの改良技術が提案されている。引用する特許文献もその一例で、詳細も夫々の公報に譲り省略することとし、図3は、実用に供されている押子検知手段3が搭載されていない例の斜視図である。押子2−1の先端部に位置する鍔2−11が、スライダー1の押子保持部の隙間1−12に収まるように、上方から挿入・装着される。
図4は、押子検知手段3が搭載されている押子保持部1−1の構成の一例を示す斜視図(a)
と断面図(b)である。押子の鍔2−11がスライダー1の押子保持部の隙間1−12に収まるように上方から挿入・装着され、鍔2−11を押子検出手段3に当接することで押子2−1の装着が検知されるが、構造体で形成されていることから、押子保持部の隙間1−12は固定で、押子保持部の隙間1−12と押子の鍔2−11の厚みが異なるケースでは、両者の間のギャップを回避すべくもなかった。
と断面図(b)である。押子の鍔2−11がスライダー1の押子保持部の隙間1−12に収まるように上方から挿入・装着され、鍔2−11を押子検出手段3に当接することで押子2−1の装着が検知されるが、構造体で形成されていることから、押子保持部の隙間1−12は固定で、押子保持部の隙間1−12と押子の鍔2−11の厚みが異なるケースでは、両者の間のギャップを回避すべくもなかった。
上述の如く従来の構成では、スライダー1に押子検知手段3を付設する場合、押子保持部の隙間1−12が固定であるため、例えば、使用されるシリンジ2のサイズを変更する際に、押子の鍔2−11の厚みが変わるため、確実な押子2−1の装着検知のためには、可動ストロークの大きな押子検知手段3を必要とし、スライダー1の大型化に繋がっていた。
また、押子保持部の隙間1−12と、押子の鍔2−11の厚みとの差によるギャップの存在が、液体の送出精度に大きく影響を及ぼしていた。
本発明においては、スライダーの押子装着面1−11に、スライダー1の移動方向に偏移可能な押子検知手段3が付加併設されると共に、前記スライダーの押子装着面1−11に対向して、装着される押子の鍔2−11を挟持するための押子抑え4が配置され、好ましくは、前記押子抑え4は、押子検知手段3との常時圧接を維持するため、弾性体で形成されて可撓性を備えるように構成されている。
本発明は、ストロークの短い押子検知手段の採用が可能であり、スライダーの大型化を回避できるばかりでなく、押子保持部の隙間と押子の鍔とのギャップ排除により、シリンジ内部の、陰圧及び陽圧発生時の液体送出精度確保にも大きな効果を発揮できる。
以下図によって本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明に成るスライダー1での、押子検知手段3と押子抑え4に係る構造の分解斜視図である。図2は図1の例の断面図で、押子2−1の挿入前の状態(a)と挿入した状態(b)を示す。スライダー1にスイッチ3−4が基板を介して配置され、該スイッチ3−4の作動に係るドグ3−3は、ボタン3−1に拡張ばね3−2を介し連係し、押子抑え4はスライダー1に、例えば固定ネジ5で固定される。
押子2−1の端部をスライダー1と押子抑え4の間に上方から挿入・装着すると、押子検知手段3の、押子2−1との当接面となるボタン3−1は、押子2−1の挿入により、拡張ばね3−2を圧縮しながらスライダー1の押子装着面1−11に接近するよう移動し、ボタン3−1に連結されているドグ3−3も移動し、スイッチ3−4を作動する。押子抑え4は、十分な弾性力により押子2−1をスライダーの押子装着面1−11に押圧することで、押子2−1とスライダー1とを密着状態に保持することになる。
本発明に成る輸液装置は、シリンジのサイズ変更に確実に対応可能なストロークの小さな押子検知手段の採用による小型化を実現するだけでなく、押子とスライダーとの密着状態を確実に維持することでの輸液の送出精度向上に有効で、利用範囲の拡充を実現できる。
1 スライダー
1−1 押子を装着する保持部
1−11 押子装着面
1−12 押子保持部の隙間
2 シリンジ
2−1 押子
2−11 押子の鍔
3 押子検知手段
3−1 ボタン
3−2 拡張ばね
3−3 ドグ
3−4 スイッチ
4 押子抑え
5 固定ネジ
1−1 押子を装着する保持部
1−11 押子装着面
1−12 押子保持部の隙間
2 シリンジ
2−1 押子
2−11 押子の鍔
3 押子検知手段
3−1 ボタン
3−2 拡張ばね
3−3 ドグ
3−4 スイッチ
4 押子抑え
5 固定ネジ
Claims (2)
- 移動自在の押子を有し筐体に保持されるシリンジと、原動機で駆動される送りネジと、該送りネジに係合して直動可能なスライダーと、を備え、該スライダーにより前記押子を押圧することで薬液等を送出するように構成される輸液装置において、スライダーの押子装着面に、スライダーの移動方向に偏移可能な押子検知手段が付加併設されると共に、前記スライダーの押子装着面に対向して、装着される押子の鍔を挟持・押圧するための押子抑え部材が配置されていること、を特徴とする輸液装置。
- 前記押子抑え部材は、弾性体で形成され可撓性を備えることで、押子の鍔と押子検知手段とを常時圧接して該押子検知手段を偏移せしめ、押子の鍔とスライダーの押子装着面との当接を維持可能なように構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の輸液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006067315A JP2007236858A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 輸液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006067315A JP2007236858A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 輸液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007236858A true JP2007236858A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38582973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006067315A Pending JP2007236858A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 輸液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007236858A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014515622A (ja) * | 2011-01-31 | 2014-07-03 | フレゼニウス ムディカル カーレ ドイチェランド ゲーエムベーハー | 投与装置のシリンジ用のクランプマウント、投与装置及び血液処理装置 |
CN103977474A (zh) * | 2014-02-19 | 2014-08-13 | 苏州泽德医疗器械有限公司 | 一种注射泵及其管路脱落检测装置 |
JP2019130025A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | ミネベアミツミ株式会社 | シリンジポンプ |
WO2021177389A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ニプロ株式会社 | シリンジポンプ |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006067315A patent/JP2007236858A/ja active Pending
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CN103977474A (zh) * | 2014-02-19 | 2014-08-13 | 苏州泽德医疗器械有限公司 | 一种注射泵及其管路脱落检测装置 |
JP2019130025A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | ミネベアミツミ株式会社 | シリンジポンプ |
WO2021177389A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ニプロ株式会社 | シリンジポンプ |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081218 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |