JP6654062B2 - ストロークセンサ - Google Patents
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Description
この油圧切換弁では、操作によって作動油が流れだしてから負荷が変動し、その変動に応じて油圧ポンプが応答するため、どうしても操作から油圧ポンプの応答までにタイムラグが生じていた。このタイムラグは、フォークリフトの操作性がリニアでないという問題の原因となっていた。
具体的には、スプールの不感帯に相当する部分を他の部分より細い細幅部として加工し、スイッチが不感帯を検出した時点で油圧ポンプを作動させるのである。
なお、前記スイッチにはマイクロスイッチが使用されている。
また、スプールのストローク量を検出するスプールセンサとして差動トランスを内蔵しているものもある。
さらに、スプールのストローク量を検出するために、スプールにワイヤを連結し、このワイヤを巻き取る巻回部の回動状態を検出するようにしたものもある(特開平11−336714号公報参照)。
また、差動トランスをスプールセンサとして使用するタイプのものは、専用の発振回路及び検知回路が必要となり、コスト的な問題があるとともに、後付けに対応するものではない。
さらに、ワイヤを巻き取る巻回部の回動状態を検出するものも構造が複雑で、後付けに対応するものではない。
また、前記変位側ケースはスプールの先端の二股部がそれぞれ入り込む2つの突出部を有しており、この突出部には、スプールの先端に開設されたスプール側貫通孔に対応したカバー側貫通孔が開設されており、カバー側貫通孔とスプール側貫通孔とに連結部材を貫通させることでスプールと変位側ケースとを連結するようになっている。
また、本発明に係るストロークセンサには、ホールIC素子を用いるので、専用の回路等が不要になる。
この油圧切換弁900は、ダイキャスト製のボディ910に1又は複数の切換弁(図示省略)を内蔵しており、それぞれの切換弁を操作するためのスプール920がボディ910からストローク可能に突出している。
このスプール920を手動でストロークさせることにより、ボディ910に内蔵されている切換弁が作動され、作動油の流れる方向や流れる量を制御するようになっている。なお、このスプール920は、自然状態では中間位置にあり、自然状態からは上下両方向(伸縮両方向)にストローク可能になっている。
また、この略円柱形状のスプール920の先端は、操作用のレバー(図示省略)を連結するために、二股部921として形成されているとともに、二股部921のそれぞれには、操作用のレバー(図示省略)を連結するためのスプール側貫通孔921Aが横方向に開設されている。
なお、図6に示す油圧切換弁900は、代表的なものであって、本発明に係るストロークセンサ1000が適用される油圧切換弁がこれに限定されるものでないことはいうまでもない。
この固定側ケース100は、例えば、ガラス繊維強化ナイロン(ポリアミド樹脂)等の合成樹脂から構成されている。
ベース部110には、この筒部120の内側においてスプール920が貫通するスプール用貫通孔112が開設されている。
また、この筒部120の上縁部には、後述する変位側ケース200の抜け止め防止に寄与する固定側爪部121が外側に向かって突出形成されている。
また、このセンサ格納部130の両サイドの外面には、後述するセンサ側爪部212Aに対応した凹溝131が形成されている。
さらに、前記ベース部110には、このセンサ格納部130からのリード線420を外部に導出できるようにリード線用切欠き113が設けられている。
この変位側ケース200は、例えば、ガラス繊維強化ナイロン(ポリアミド樹脂)等の合成樹脂から構成されている。
前記筒用カバー部211の内側には、内側にスプール920が入り込み、前記筒部120の内側に位置することになる内筒部211Aが形成されている。
一方、前記センサ用カバー部212は、センサ格納部130を覆うようになっている。このセンサ用カバー部212と筒用カバー部211との間に磁石格納部213が設けられている。この磁石格納部213は、コイン形の磁石500を固定的に格納する部分であって、前記内筒部211Aよりもセンサ用カバー部212側の壁面213Aとセンサ用カバー部212の一部の壁面213Bとで構成されている。両壁面213A、213Bの間に磁石500を固定的に格納するのである。
また、センサ用カバー部212の下端には、内側に向かって突出したセンサ側爪部212Aが形成されている。このセンサ側爪部212Aは、上述した凹溝131と対応して、変位側ケース200が固定側ケース100から不用意に抜けないようにするためのものである。
すなわち、この圧縮スプリング300は、なんらの外力が加えられていない状態では、変位側ケース200を上方向に弾発付勢していることになる。この圧縮スプリング300が変位側ケース200を上方向に弾発付勢することで、スプール920と変位側ケース200とを連結する連結部材としてのピン960の遊びを解消している。
また、この磁石500は、図2に示すように、変位側変位側ケース200内において、前記センサ400より内側にセットされている。
まず、固定側ケース100のセンサ格納部130にセンサ400をセットする。それとともに、変位側ケース200の磁石格納部213に磁石500をセットする。
センサ400がセットされた固定側ケース100の筒部120内に圧縮スプリング300を配置する。この際、圧縮スプリング300は、スプール用貫通孔112の真上に位置させておく。
次に、磁石500がセットされた変位側ケース200を固定側ケース100に圧縮スプリング300を圧縮させつつ被せる。
なお、このストロークセンサ1000は、固定側ケース100と変位側ケース200とが組み合わせられ、かつ圧縮スプリング300が内蔵された状態で出荷される。
スプール用貫通孔112からスプール920をストロークセンサ1000の内部に挿入する。そして、固定側ケース100の2つのねじ用貫通孔111とボディ910の2つの雌ねじとを一致させ、雄ねじ970でストロークセンサ1000を油圧切換弁900のボディ910に固定する。
これで、ストロークセンサ1000は、既設の油圧切換弁900に後付けで組付けられた。
前記リンク材950には、油圧切換弁900を操作する操作用のレバー(図示省略)が外側に出ているリンク側貫通孔951を介して連結される。従って、図示しない操作用のレバーの操作に応じて、スプール920が上下方向にストロークし、スプール920と連動して変位側ケース200が上下方向にストロークするようになる。
なお、固定側ケース100に変位側ケース200を被せることで、固定側ケース100のセンサ格納部130に格納されているセンサ400は、固定側ケース100のセンサ格納部130のみならず、変位側ケース200のセンサ用カバー部212によっても覆われるようになる。
また、上述した実施の形態では、固定側ケース100と変位側ケース200とが予め組み付けられた状態で出荷され、その状態で油圧切換弁900に後付けされるとしたが、固定側ケース100と変位側ケース200とに分解された状態で出荷され、固定側ケース100を油圧切換弁900のボディ910に取り付けた後、その固定側ケース100に変位側ケース200を組み付けるようにすることも可能である。
200 変位側ケース
400 センサ
500 磁石
900 油圧切換弁
920 スプール
960 ピン(連結部材)
Claims (4)
- 既設の手動式の油空圧切換弁に後付けしてスプールのストローク量を検出するスクロークセンサにおいて、既設の油空圧切換弁のスプールの外周を覆うように設置される固定側ケースと、この固定側ケース内にセットされるセンサと、前記固定側ケースに対してストローク可能に被せられる変位側ケースと、この変位側ケース内に前記センサより内側にセットされ、前記センサに対応する磁石と、スプールと変位側ケースとを連結する連結部材とを具備しており、スプールのストローク量に応じて変位する磁石を前記センサで検知することでスプールのストローク量を検出し、前記固定側ケースは、スプールが貫通する筒部と、この筒部に側面方向に沿うように形成されてセンサが格納されるセンサ格納部とが一体に形成されており、前記変位側ケースは、筒部を覆う筒用カバー部と、センサ格納部を覆うセンサ用カバー部とが一体に形成されており、固定側ケースを変位側ケースに被せると、センサは、センサ格納部とセンサ用カバーとによって覆われることを特徴とするストロークセンサ。
- 前記変位側ケースはスプールの先端の二股部がそれぞれ入り込む2つの突出部を有しており、この突出部には、スプールの先端に開設されたスプール側貫通孔に対応したカバー側貫通孔が開設されており、カバー側貫通孔とスプール側貫通孔とに連結部材を貫通させることでスプールと変位側ケースとを連結することを特徴とする請求項1記載のストロークセンサ。
- 前記固定側ケースと変位側ケースとの間には、圧縮スプリングが介在されていることを特徴とする請求項1又は2記載のストロークセンサ。
- 前記センサは、ホールIC素子であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のストロークセンサ。
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